JP2009202876A - 窓付き紙容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】輪郭線で囲まれた部分を取り除き予定窓を開ける際に、輪郭線によって形成される切断糸口端部を包材の表面から容易に立ち上げられるようにした窓付き紙容器を得る。
【解決手段】板紙を基材とする包材2によって角筒状の胴部5とその上下を閉塞する底部6及び頂部7とを形成し、そのいずれかの部分の板紙基材に予定窓12の輪郭線13を切り込み14により形成し、包材2の裏面には予定窓12を塞ぐフィルム16を輪郭線13の外側に設け、包材2を輪郭線13に沿って切断して取り除くことにより、窓を形成する構造とした窓付き紙容器であって、輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを切断し取り除く糸口となる切断糸口端部17を頂部横罫線10、胴部縦罫線4、又は底部横罫線11の少なくともいずれかに隣接して形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、板紙を基材とする包材によって形成された紙容器において、フィルムで塞がれた窓を設けた窓付き紙容器に関するものである。
従来、フィルムで塞がれた窓を設けた窓付き紙容器として、板紙を基材とする包材によって角筒状の胴部とその上下を閉塞する底部及び頂部とが形成され、胴部、頂部のいずれかの部分の板紙基材に予定窓の輪郭線がミシン目によって形成され、包材の裏面には予定窓を塞ぐ透明又は半透明のフィルムが輪郭線の外側に接着又は融着して設けられ、包材を板紙基材に形成された輪郭線に沿って切断して輪郭線で囲まれた部分を取り除くことにより、透明又は半透明のフィルムを通して内部を目視可能な窓が形成される構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このような窓付き紙容器は、包材を切断し取り除く糸口となる輪郭線によって形成される切断糸口端部を包材の表面から立ち上げ、切断糸口端部を摘んで引っ張って包材を輪郭線に沿って切断し輪郭線で囲まれた部分を取り除くことにより、透明又は半透明のフィルムを通して内部の収容物を目視する窓を形成することができる。
特開平7−315367号公報
しかしながら、従来の構造の窓付き紙容器では、包材を切断し取り除く糸口となる輪郭線によって形成される切断糸口端部を包材の表面から立ち上げる際、輪郭線における切断糸口端部に爪が掛かり難く、切断糸口端部を立ち上げるのに苦労するといった問題があった。この問題を解決するものとして、予定窓の輪郭線を形成するミシン目の未切断部分を少なくし、切断糸口端部を立ち上り易くすることが考えられるが、このようにすると、輸送時に他の容器と衝突する等して衝撃を受けたとき、ミシン目が切断して輪郭線で囲まれた部分の包材が捲れてしまうおそれがある。
本発明の目的は、予定窓を開ける輪郭線で囲まれた部分の包材が容易に捲れず、且つ包材を予定窓の輪郭線に沿って切断して輪郭線で囲まれた部分を取り除き予定窓を開ける際に、輪郭線によって形成される切断糸口端部を包材の表面から容易に立ち上げられるようにした窓付き紙容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために請求項1に記載の発明は、板紙を基材とする包材によって角筒状の胴部とその上下を閉塞する底部及び頂部とが形成され、そのいずれかの部分の前記板紙基材に予定窓の輪郭線が切り込みにより形成され、前記包材の裏面には前記予定窓を塞ぐフィルムが前記輪郭線の外側に接着又は融着して設けられ、前記包材を前記板紙基材に形成された輪郭線に沿って切断して前記輪郭線で囲まれた部分を取り除くことにより、前記フィルムにより塞がれた窓が形成される構造になっている窓付き紙容器であって、前記輪郭線で囲まれた部分の前記包材を切断し取り除く糸口となる前記輪郭線又はその延長部分によって形成される切断糸口端部は、前記胴部と前記頂部との境界の頂部横罫線、角筒状の前記胴部の胴部縦罫線、又は前記胴部と前記底部との境界の底部横罫線の少なくともいずれかに隣接して形成され、前記切断糸口端部が存在している前記胴部、前記頂部又は前記底部のいずれかの面には、前記切断糸口端部の左右又はその近傍からそれぞれ延びて、隣接している前記罫線のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる2本の補助折線が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、板紙を基材とする包材によって角筒状の胴部とその上下を閉塞する底部及び頂部とが形成され、そのいずれかの部分の前記板紙基材に予定窓の輪郭線が切り込みにより形成され、前記包材の裏面には前記予定窓を塞ぐフィルムが前記輪郭線の外側に接着又は融着して設けられ、前記包材を前記板紙基材に形成された輪郭線に沿って切断して前記輪郭線で囲まれた部分を取り除くことにより、前記フィルムにより塞がれた窓が形成される構造になっている窓付き紙容器であって、前記輪郭線で囲まれた部分の前記包材を切断し取り除く糸口となる前記輪郭線又はその延長部分によって形成される切断糸口端部は、前記胴部と前記頂部との境界の頂部横罫線、角筒状の前記胴部の胴部縦罫線、又は前記胴部と前記底部との境界の底部横罫線の少なくともいずれかに隣接して形成され、前記切断糸口端部が存在している前記胴部、前記頂部又は前記底部のいずれかの面には、前記切断糸口端部を横切り或いは前記切断糸口端部の先端と一致し且つ隣接する前記頂部横罫線、前記胴部縦罫線、前記底部横罫線のいずれかの罫線の両端又はその近傍に繋がる補助折線が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の、前記予定窓は透明又は半透明のフィルムで塞がれ、前記包材を前記板紙基材に形成された輪郭線に沿って切断して前記輪郭線で囲まれた部分を取り除くことにより、前記透明又は半透明のフィルムを通して内部を目視可能な窓が形成されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1,2又は3に記載の、前記包材は、前記板紙基材の表裏面に熱可塑性樹脂層が積層され、また、前記包材の裏面に設けられた前記予定窓を塞ぐフィルムは、前記輪郭線の外側で液密に接着又は融着されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1,2,3又は4に記載の、前記予定窓の前記輪郭線は、ミシン目で形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1,2,3又は4に記載の、前記予定窓の前記輪郭線は、前記包材の裏面から前記板紙基材に達し、且つ該板紙基材を貫通しないように形成された第1ハーフカットと、該第1ハーフカットを囲んで、前記包材の表面から前記板紙基材に達し、且つ該板紙基材を貫通しないように形成された第2ハーフカットとで形成され、前記輪郭線又はその延長部分によって形成されている切断糸口端部は前記第2ハーフカットで形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の窓付き紙容器によれば、輪郭線で囲まれた部分の包材を切断し取り除く糸口となる輪郭線又はその延長部分によって形成される切断糸口端部の先端は、胴部と頂部との境界の頂部横罫線、角筒状の胴部の胴部縦罫線、又は胴部と底部との境界の底部横罫線の少なくともいずれかに隣接して形成され、切断糸口端部の先端が存在している胴部、頂部又は底部のいずれかの面には、切断糸口端部の左右又はその近傍からそれぞれ延びて、隣接している罫線のそれぞれに対応する両端又はその近傍に繋がる2本の補助折線が設けられているので、窓の形成に際し、切断糸口端部の先端に隣接し、その両端又は近傍に補助折線が繋がる罫線を押し込むことにより、山折り状態にあった罫線が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部が存在する包材の面が補助折線で山折り状態となって突出して切断糸口端部の先端が浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部を包材の表面から容易に立ち上げることができ、この立ち上げた切断糸口端部を摘み引っ張って包材を板紙基材に形成された輪郭線に沿って切断し輪郭線で囲まれた部分を取り除くことにより、フィルムで塞がれた窓を形成することができる。
また、切断糸口端部の先端に隣接する前記罫線を押し込んで、罫線を凹ませることにより切断糸口端部の先端を浮き上がらせ、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部を包材の表面から容易に立ち上げることができるので、切断糸口端部を包材の表面から立ち上げ易くするものとして、輪郭線を形成する切り込みを切断し易くする必要はなく、しかも、切断糸口端部の先端に隣接する前記罫線を押し込んで凹ませるまでは、切断糸口端部の先端が包材から浮き上がることがないので、輸送時に他の容器と衝突する等して衝撃を受けたとき、切り込みが切断して輪郭線で囲まれた部分の包材が捲れてしまうといったおそれを防ぐこともできる。
請求項2に記載の窓付き紙容器によれば、輪郭線で囲まれた部分の包材を切断し取り除く糸口となる輪郭線又はその延長部分によって形成される切断糸口端部の先端は、胴部と頂部との境界の頂部横罫線、角筒状の胴部の胴部縦罫線、又は胴部と底部との境界の底部横罫線の少なくともいずれかに隣接して形成され、切断糸口端部の先端が存在している胴部、頂部又は底部のいずれかの面には、切断糸口端部の先端を横切り或いは切断糸口端部の先端と一致し且つ隣接する頂部横罫線、胴部縦罫線、底部横罫線のいずれかの罫線の両端又はその近傍に繋がる補助折線が設けられているので、窓の形成に際し、切断糸口端部の先端に隣接し、その両端又は近傍に補助折線が繋がる罫線を押し込むことにより、山折り状態にあった罫線が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部が存在する包材の面が補助折線で山折り状態となって突出して切断糸口端部の先端が浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部を包材の表面から容易に立ち上げることができ、この立ち上げた切断糸口端部を摘み引っ張って包材を板紙基材に形成された輪郭線に沿って切断し輪郭線で囲まれた部分を取り除くことにより、フィルムで塞がれた窓を形成することができる。
また、切断糸口端部の先端に隣接する罫線を押し込んで、前記罫線を凹ませることにより切断糸口端部の先端を浮き上がらせ、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部を包材の表面から容易に立ち上げることができるので、切断糸口端部を包材の表面から立ち上げ易くするものとして、輪郭線を形成する切り込みを切断し易くする必要はなく、しかも、切断糸口端部の先端に隣接する前記罫線を押し込んで凹ませるまでは、切断糸口端部の先端が包材から浮き上がることもないので、輸送時に他の容器と衝突する等して衝撃を受けたとき、切り込みが切断して輪郭線で囲まれた部分の包材が捲れてしまうといったおそれを防ぐこともできる。
請求項3に記載の窓付き紙容器によれば、請求項1又は2に記載の、前記予定窓は透明又は半透明のフィルムで塞がれ、前記包材を前記板紙基材に形成された輪郭線に沿って切断して前記輪郭線で囲まれた部分を取り除くことにより、前記透明又は半透明のフィルムを通して内部を目視可能な窓が形成されるので、紙容器頂部を開けて内部を覗き込んだりせずとも、紙容器に収容された製品の量や状態をこの窓から簡単に確認できる。
請求項4に記載の窓付き紙容器によれば、請求項1,2又は3に記載の、包材は、板紙基材の表裏面に熱可塑性樹脂層が積層され、また、包材の裏面に設けられた前記予定窓を塞ぐフィルムは、輪郭線の外側で液密に接着又は融着されているので、牛乳、ジュース、スープ類、酒等の液体を収容することができる。
請求項5に記載の窓付き紙容器によれば、請求項1,2,3又は4に記載の、予定窓の輪郭線は、ミシン目で形成されているので、窓の形成に際し、立ち上げた切断糸口端部を摘み引っ張ることにより、包材を板紙基材に形成された輪郭線に沿って容易に切断することができ、輪郭線で囲まれた部分の包材を取り除くことができる。
請求項6に記載の窓付き紙容器によれば、請求項1,2,3又は4に記載の、予定窓の輪郭線は、包材の裏面から板紙基材に達し、且つ該板紙基材を貫通しないように形成された第1ハーフカットと、該第1ハーフカットを囲んで、包材の表面から板紙基材に達し、且つ該板紙基材を貫通しないように形成された第2ハーフカットとで形成され、輪郭線又はその延長部分によって形成されている切断糸口端部は第2ハーフカットで形成されているので、窓の形成に際し、切断糸口端部の先端に隣接し、その両端又は近傍に補助折線が繋がる罫線を押し込むことにより、山折り状態にあった罫線が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部が存在する包材の面が補助折線で山折り状態となって突出して、切断糸口端部の先端が板紙基材の層間で剥離した状態で、又はこの層間剥離が第1ハーフカットに達して板紙基材が切断された状態で浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部を包材の表面から容易に立ち上げることができ、立ち上げた切断糸口端部を摘み引っ張ることにより、切断糸口端部の板紙基材が層間剥離の状態で浮き上がっている場合には、板紙基材の層間剥離が更に進んで第1ハーフカットに達したとき板紙基材が切断されて、第1ハーフカットで囲まれた部分の包材を取り除くことができ、また、切断糸口端部の板紙基材が切断状態で浮き上がっている場合には、そのまま板紙基材の切断が進んで第1ハーフカットで囲まれた部分の包材を取り除くことができる。また、予定窓を形成する輪郭線は第1ハーフカットと第2ハーフカットとで形成され、切断糸口端部は第2ハーフカットで形成されているので、輪郭線は板紙基材をその厚み方向に貫通しておらず、予定窓を塞ぐフィルムとして透明又は半透明のものを用いた場合でも、輪郭線を通して外部の光が紙容器内部に差し込むことを防止でき、紙容器が光により劣化する性質の製品を収容するものである場合、劣化の防止を図ることができる。
以下、本発明に係る窓付き紙容器を実施するための最良の形態を、図面に示す実施例にて詳細に説明する。
図1乃至図6は本発明に係る窓付き紙容器の第1実施例を示したもので、図1は本実施例の窓付き紙容器を示す斜視図、図2は図1に示す切断糸口端部の箇所の拡大図、図3は図1に示す予定窓の箇所の縦断拡大図、図4は本実施例の頂部横罫線を押し下げて凹ませた状態を示す縦断拡大図、図5は本実施例の窓付き紙容器に窓を形成する状態を示す斜視図、図6は本実施例の窓付き紙容器に形成した窓を示す縦断拡大図である。なお、図3、図4及び図6においては、板紙基材の表裏面に積層された熱可塑性樹脂の層は省略して示した。
図1に示すように本例は、本発明をゲーブルトップ型の窓付き紙容器1Aに実施した実施例であり、本例では、板紙基材の表裏面に熱可塑性樹脂層を積層した包材2によって形成されたものであって、4つの平面部3がそれぞれ胴部縦罫線4で直角に繋がった構造の四角筒状の胴部5と、その上下を閉塞する底部6及び頂部7とで形成されている。底部6は平に形成され、頂部7は切妻屋根型に形成されている。切妻屋根型の頂部7は、切妻屋根面8とその両端の妻壁9とによって形成されている。胴部5と頂部7との境界には頂部横罫線10が設けられ、胴部5と底部6との境界には底部横罫線11が設けられている。
本例では、図1及び図2に示すように、胴部5を構成する1つの平面部3aには、板紙基材及びこの板紙基材の表裏面に積層した熱可塑性樹脂層に、予定窓12の輪郭線13が切り込み14により形成されている。本例では、予定窓12は縦長となっており、予定窓12の輪郭線13はミシン目15により形成されている。また、平面部3aの裏面には予定窓12を塞ぐ透明又は半透明のフィルム16が輪郭線13の外側で液密に接着又は融着して設けられている。本例では、フィルム16は透明ポリエチレンフィルムが用いられている。
平面部3aには、輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを切断し取り除く糸口となる切断糸口端部17が、輪郭線13によって形成されている。この切断糸口端部17は、胴部5を構成する1つの平面部3aと頂部7との境界の頂部横罫線10に隣接して形成されており、そして、切断糸口端部17が存在している平面部3aには、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられている。切断糸口端部17の先端17aが補助折線18a,18bを繋ぐ仮想線を越える長さLは、0mm〜20mmが好ましい(図2)。
このような構造の窓付き紙容器1Aによれば、切断糸口端部17が存在している胴部5を構成する1つの平面部3aに、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられているので、窓19の形成に際し、頂部横罫線10を押し込むことにより、山折り状態にあった頂部横罫線10が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部17が存在する胴部5を構成する1つの平面部3aが補助折線18a,18bで山折り状態となって突出して切断糸口端部17の先端17aが平面部3aから浮き上がることから(図4)、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部17を平面部3aから容易に立ち上げることができる。
そして、この立ち上げた切断糸口端部17を摘み引っ張って平面部3aを輪郭線13に沿って切断し輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを取り除くことにより、フィルム16を通して内部の収容物を目視する窓19を形成することができる(図5、図6)。
図7、図8は本発明に係る窓付き紙容器の第2実施例を示したもので、図7は本実施例の窓付き紙容器を示す斜視図、図8は図7に示す切断糸口端部の箇所の拡大図である。なお、前述した第1実施例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のゲーブルトップ型の窓付き紙容器1Aでは、切断糸口端部17が存在している平面部3aに、切断糸口端部17を横切り或いは切断糸口端部17の先端17aと一致し且つ頂部横罫線10の両端又はその近傍に繋がる補助折線18が設けられている。切断糸口端部17の先端17aが補助折線18を越える長さLは、0mm〜20mmが好ましい(図8)。また、補助折線18にあっては、本例では円弧状となっている。
その他の構成は第1実施例と同様であるので、第1実施例の説明を援用する。
このように構成された第2実施例からも第1実施例と同様の効果を得ることができる。
図9は本発明に係る窓付き紙容器の第3実施例を示した斜視図である。なお、前述した第1実施例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のゲーブルトップ型の窓付き紙容器1Aでは、胴部5を構成する1つの平面部3aに、2個の縦長の予定窓12a,12bが上下方向に間隔をあけて2個設けられており、各予定窓12a,12bの輪郭線13a,13bは第1実施例と同様にミシン目15により形成されている。また、平面部3aの裏面には予定窓12a,12bを塞ぐ透明又は半透明のフィルム16が輪郭線13a,13bの外側で液密に接着又は融着して設けられている。
2個の縦長の予定窓12a,12bのうち、上側にある予定窓12aの輪郭線13aで囲まれた部分の包材2aを切断し取り除く糸口となる切断糸口端部17は輪郭線13aによって形成されている。この切断糸口端部17は、胴部5を構成する1つの平面部3aと頂部7との境界の頂部横罫線10に隣接して形成されており、そして、切断糸口端部17が存在している平面部3aには、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられている。
また、下側にある予定窓12bの輪郭線13bで囲まれた部分の包材2aを切断し取り除く糸口となる切断糸口端部17は輪郭線13bによって形成されている。この切断糸口端部17は、胴部5を構成する1つの平面部3aと底部6との境界の底部横罫線11に隣接して形成されており、そして、切断糸口端部17が存在している平面部3aには、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて底部横罫線11のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18c,18dが設けられている。その他の構成は第1実施例と同様であるので、第1実施例の説明を援用する。
このような構造の窓付き紙容器1Aによれば、上側の予定窓12aを開けて窓19aを形成する際に、第1実施例と同様に、頂部横罫線10を押し込むことにより、山折り状態にあった頂部横罫線10が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部17が存在する胴部5を構成する1つの平面部3aが補助折線18a,18bで山折り状態となって突出し、切断糸口端部17の先端17aが平面部3aから浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部17を平面部3aから容易に立ち上げることができる。そして、この立ち上げた切断糸口端部17を摘み引っ張って平面部3aを輪郭線13aに沿って切断し輪郭線13aで囲まれた部分の包材2aを取り除くことにより、フィルム16を通して内部の収容物を目視する窓19aを形成することができる。
また、下側の予定窓12bを開けて窓19bを形成する際は、底部横罫線11を押し込むことにより、山折り状態にあった底部横罫線11が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部17が存在する胴部5を構成する1つの平面部3aが補助折線18c,18dで山折り状態となって突出し、切断糸口端部17の先端17aが平面部3aから浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部17を平面部3aから容易に立ち上げることができる。そして、この立ち上げた切断糸口端部17を摘み引っ張って平面部3aを輪郭線13bに沿って切断し輪郭線13bで囲まれた部分の包材2bを取り除くことにより、フィルム16を通して内部の収容物を目視する窓19bを形成することができる。
図10は本発明に係る窓付き紙容器の第4実施例を示した斜視図である。なお、前述した第1実施例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のゲーブルトップ型の窓付き紙容器1Aでは、頂部7を構成する切妻屋根面8となる包材2(以下、切妻屋根面8という。)に、予定窓12の輪郭線13がミシン目15により形成されている。また、切妻屋根面8の裏面には予定窓12を塞ぐ透明又は半透明のフィルム16が輪郭線13の外側に液密に接着又は融着して設けられている。
切妻屋根面8には、輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを切断し取り除く糸口となる切断糸口端部17が、輪郭線13の延長部分13’によって形成されている。この切断糸口端部17は、胴部5と頂部7との境界の頂部横罫線10に隣接して形成されており、そして、切断糸口端部17が存在している切妻屋根面8には、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられている。その他の構成は第1実施例と同様であるので、第1実施例の説明を援用する。
このような構造の窓付き紙容器1Aによれば、窓19を形成する際に、第1実施例と同様に、頂部横罫線10を押し込むことにより、山折り状態にあった頂部横罫線10が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部17が存在する切妻屋根面8が補助折線18a,18bで山折り状態となって突出し、切断糸口端部17の先端17aが切妻屋根面8から浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部17を切妻屋根面8から容易に立ち上げることができる。そして、この立ち上げた切断糸口端部17を摘み引っ張って切妻屋根面8を輪郭線13に沿って切断し輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを取り除くことにより、フィルム16を通して内部の収容物を目視する窓19を形成することができる。
図11は本発明に係る窓付き紙容器の第5実施例を示した斜視図である。なお、前述した第1実施例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のゲーブルトップ型の窓付き紙容器1Aでは、胴部5を構成する1つの平面部3aに予定窓12の輪郭線13がミシン目15により形成されている。この輪郭線13の一部が胴部縦罫線4を横切って隣の平面部3bまで延長し、この延長部分13’によって切断糸口端部17が形成されている。平面部3bまで延長した切断糸口端部17は、その先端17aが胴部縦罫線4の近接位置にある。即ち、この切断糸口端部17は平面部3bに、平面部3aと平面部3bとの境界の胴部縦罫線4に隣接して形成されている。
そして、切断糸口端部17が存在している平面部3bには、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられている。また、平面部3a、平面部3bの裏面には予定窓12を塞ぐ透明又は半透明のフィルム16が輪郭線13の外側で液密に接着又は融着して設けられている。その他の構成は第1実施例と同様であるので、第1実施例の説明を援用する。
このような構造の窓付き紙容器1Aによれば、窓19を形成する際に、胴部縦罫線4を押し込むことにより、山折り状態にあった胴部縦罫線4が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部17が存在する平面部3bが補助折線18a,18bで山折り状態となって突出し、切断糸口端部17の先端17aが平面部3bから浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部17を平面部3bから容易に立ち上げることができる。そして、この立ち上げた切断糸口端部17を摘み引っ張って平面部3b、平面部3aを輪郭線13に沿って切断し輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを取り除くことにより、フィルム16を通して内部の収容物を目視する窓19を形成することができる。
図12は本発明に係る窓付き紙容器の第6実施例を示した斜視図である。なお、前述した第1実施例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例は、本発明を平らな屋根をもつフラットトップ型の窓付き紙容器1Bに実施した実施例であり、図示のように、板紙基材の表裏面に熱可塑性樹脂層を積層した包材2によって形成されたものであって、4つの平面部3がそれぞれ胴部縦罫線4で直角に繋がっている構造の四角筒状の胴部5と、その上下を閉塞する底部6及び頂部7とで形成されている。底部6は平に形成され、頂部7もまた平らに形成されている。胴部5と頂部7との境界には頂部横罫線10が設けられ、胴部5と底部6との境界には底部横罫線11が設けられている。
本例では、胴部5を構成する1つの平面部3aに、予定窓12の輪郭線13がミシン目15により形成されている。また、平面部3aの裏面には予定窓12を塞ぐ透明又は半透明のフィルム16が輪郭線13の外側で液密に接着又は融着して設けられている。
平面部3aには、輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを切断し取り除く糸口となる切断糸口端部17が、輪郭線13によって形成されている。この切断糸口端部17は、胴部5を構成する1つの平面部3aと頂部7との境界の頂部横罫線10に隣接して形成されており、そして、切断糸口端部17が存在している平面部3aには、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられている。その他の構成は第1実施例と同様であるので、第1実施例の説明を援用する。
このような構造の窓付き紙容器1Bによれば、窓19を形成する際に、頂部横罫線10を押し込むことにより、山折り状態にあった頂部横罫線10が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部17が存在する平面部3aが補助折線18a,18bで山折り状態となって突出し、切断糸口端部17の先端17aが平面部3aから浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部17を平面部3aから容易に立ち上げることができる。そして、この立ち上げた切断糸口端部17を摘み引っ張って平面部3aを輪郭線13に沿って切断し輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを取り除くことにより、フィルム16を通して内部の収容物を目視する窓19を形成することができる。
図13乃至図16は本発明に係る窓付き紙容器の第7実施例を示したもので、図13は本実施例の窓付き紙容器を示す斜視図、図14は図13に示す予定窓の箇所の縦断拡大図、図15は本実施例の頂部横罫線を押し下げて凹ませた状態を示す縦断拡大図、図16は本実施例の窓付き紙容器に形成した窓を示す縦断拡大図である。なお、図14、図15及び図16においては、板紙基材の表裏面に積層された熱可塑性樹脂の層は省略して示した。
図13に示すように本例は、前述した第1実施例と同様に、本発明をゲーブルトップ型の窓付き紙容器1Aに実施した実施例であり、第1実施例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のゲーブルトップ型の窓付き紙容器1Aでは、予定窓12は第1実施例と同様に縦長となっており、その予定窓12の輪郭線13は、胴部5を構成する一つの平面部3aの裏面から板紙基材に達し、且つ板紙基材を貫通しないように形成された第1ハーフカット20と、第1ハーフカット20を囲んで、平面部3aの表面から板紙基材に達し、且つ板紙基材を貫通しないように形成された第2ハーフカット21とで形成されている。また、平面部3aの裏面には予定窓12を塞ぐ透明又は半透明のフィルム16が輪郭線13の外側で液密に接着又は融着して設けられている。
また、第1ハーフカット20と第2ハーフカット21とで形成される輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを切断し取り除く糸口となる切断糸口端部17は、本例では第2ハーフカット21で形成されている。この切断糸口端部17は第1実施例と同様に、頂部横罫線10に隣接して形成されており、そして、切断糸口端部17が存在している平面部3aには、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられている。その他の構成は第1実施例と同様であるので、第1実施例の説明を援用する。
このような構造の窓付き紙容器1Aによれば、切断糸口端部17が存在している胴部5を構成する1つの平面部3aに、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられているので、窓19の形成に際し、頂部横罫線10を押し込むことにより、山折り状態にあった頂部横罫線10が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部17が存在する胴部5を構成する1つの平面部3aが補助折線18a,18bで山折り状態となって突出して第2ハーフカット21で形成されている切断糸口端部17の先端17aが板紙基材の層間で剥離し、次いでこの層間剥離が第1ハーフカット20に達して包材2が切断されて平面部3aから浮き上がることから(図15)、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部17を平面部3aから容易に立ち上げることができる。
そして、この立ち上げた切断糸口端部17を摘み引っ張ると、そのまま包材2の切断が進んで第1ハーフカット20で囲まれた部分の包材2aが取り除かれ、フィルム16を通して内部の収容物を目視する窓19が形成される(図16)。
また、本例の窓付き紙容器1Aによれば、予定窓12を形成する輪郭線13は第1ハーフカット20と第2ハーフカット21とで形成され、切断糸口端部17は第2ハーフカット21で形成されているので、輪郭線13は板紙基材2をその厚み方向に貫通しておらず、輪郭線13を通して外部の光が紙容器1Aの内部に差し込むことを防止でき、紙容器1Aが光により劣化する性質の製品を収容するものである場合、劣化の防止を図ることができる。
図17は本発明に係る窓付き紙容器の第8実施例を示した斜視図である。なお、前述した第7実施例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のゲーブルトップ型の窓付き紙容器1Aでは、胴部5を構成する1つの平面部3aに、2個の縦長の予定窓12a,12bが上下方向に間隔をあけて2個設けられており、予定窓12a,12bの輪郭線13は第7実施例と同様に、胴部5を構成する一つの平面部3aの裏面から板紙基材に達し、且つ板紙基材を貫通しないように形成された第1ハーフカット20a,2bと、第1ハーフカット20a,20bの両方を囲んで、平面部3aの表面から板紙基材に達し、且つ板紙基材を貫通しないように形成された第2ハーフカット21とで形成されている。また、平面部3aの裏面には予定窓12a,12bを塞ぐ透明又は半透明のフィルム16が輪郭線13の外側で液密に接着又は融着して設けられている。
2個の縦長の予定窓12a,12bの輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを切断し取り除く糸口となる切断糸口端部17は第2ハーフカット21によって形成されている。この切断糸口端部17は、胴部5を構成する1つの平面部3aと頂部7との境界の頂部横罫線10に隣接して形成されており、そして、切断糸口端部17が存在している平面部3aには、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられている。その他の構成は第7実施例と同様であるので、第7実施例の説明を援用する。
このような構造の窓付き紙容器1Aによれば、予定窓12a,12bを開けて窓19a,19bを形成する際に、第7実施例と同様に、頂部横罫線10を押し込むことにより、山折り状態にあった頂部横罫線10が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部17が存在する胴部5を構成する1つの平面部3aが補助折線18a,18bで山折り状態となって突出して第2ハーフカット21で形成されている切断糸口端部17の先端17aが板紙基材の層間で剥離し、次いでこの層間剥離が第1ハーフカット20aに達して包材2が切断されて平面部3aから浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部17を平面部3aから容易に立ち上げることができる。
そして、この立ち上げた切断糸口端部17を摘み引っ張ると、そのまま包材2の切断が進んで第1ハーフカット20aで囲まれた部分の包材2aが取り除かれ、その後、第1ハーフカット20aの下端部から第1ハーフカット20bの上端部に達するまでの間は板紙基材の層間剥離が、この層間剥離が第1ハーフカット20bの上端部に達してからは包材2の切断が進み、第1ハーフカット20bで囲まれた部分の包材2bが取り除かれる。こうして、フィルム16を通して内部の収容物を目視する二つの窓19a,19bが、1回の操作で形成される。
図18は本発明に係る窓付き紙容器の第9実施例を示した斜視図である。なお、前述した第7実施例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のゲーブルトップ型の窓付き紙容器1Aでは、頂部7を構成する切妻屋根面8に、予定窓12の輪郭線13が切妻屋根面8の裏面から板紙基材に達し、且つ板紙基材を貫通しないように形成された第1ハーフカット20と、第1ハーフカット20を囲んで、切妻屋根面8の表面から板紙基材に達し、且つ板紙基材を貫通しないように形成された第2ハーフカット21とで形成されている。また、切妻屋根面8の裏面には予定窓12を塞ぐ透明又は半透明のフィルム16が輪郭線13の外側で液密に接着又は融着して設けられている。
切妻屋根面8には、輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを切断し取り除く糸口となる切断糸口端部17が、第2ハーフカット21の延長部分21’によって形成されている。この切断糸口端部17は、胴部5と頂部7との境界の頂部横罫線10に隣接して形成されており、そして、切断糸口端部17が存在している切妻屋根面8には、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられている。その他の構成は第7実施例と同様であるので、第7実施例の説明を援用する。
このような構造の窓付き紙容器1Aによれば、窓19を形成する際に、第7実施例と同様に、頂部横罫線10を押し込むことにより、山折り状態にあった頂部横罫線10が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部17が存在する切妻屋根面8が補助折線18a,18bで山折り状態となって突出して第2ハーフカット21で形成されている切断糸口端部17の先端17aが板紙基材の層間で剥離して切妻屋根面8から浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部17を切妻屋根面8から容易に立ち上げることができる。
そして、この立ち上げた切断糸口端部17を摘み引っ張ると、切妻屋根面8において第2ハーフカット21内側の板紙基材の層間剥離が進み、この層間剥離が第1ハーフカット20に達したとき包材2が切断されて、第1ハーフカット20で囲まれた部分の包材2aが取り除かれ、フィルム16を通して内部の収容物を目視する窓19が形成される。
図19は本発明に係る窓付き紙容器の第10実施例を示した斜視図である。なお、前述した第7実施例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のゲーブルトップ型の窓付き紙容器1Aでは、予定窓12の輪郭線13が胴部5を構成する一つの平面部3aの裏面から板紙基材に達し、且つ板紙基材を貫通しないように形成された第1ハーフカット20と、第1ハーフカット20を囲んで、平面部3aの表面から板紙基材に達し、且つ板紙基材を貫通しないように形成された第2ハーフカット21とで形成されており、この第2ハーフカット21の一部が胴部縦罫線4を横切って隣の平面部3bまで延長して形成されている。そして、この延長部分21’によって切断糸口端部17が形成されている。平面部3bまで延長した切断糸口端部17は、その先端17aが胴部縦罫線4の近接位置にある。即ち、この切断糸口端部17は平面部3bに、平面部3aと平面部3bとの境界の胴部縦罫線4に隣接して形成されている。
そして、切断糸口端部17が存在している平面部3bには、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられている。また、平面部3a、平面部3bの裏面には予定窓12を塞ぐ透明又は半透明のフィルム16が輪郭線13の外側で液密に接着又は融着して設けられている。その他の構成は第7実施例と同様であるので、第7実施例の説明を援用する。
このような構造の窓付き紙容器1Aによれば、窓19を形成する際に、胴部縦罫線4を押し込むことにより、山折り状態にあった胴部縦罫線4が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部17が存在する平面部3bが補助折線18a,18bで山折り状態となって突出して第2ハーフカット21で形成されている切断糸口端部17の先端17aが板紙基材の層間で剥離して平面部3bから浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部17を平面部3bから容易に立ち上げることができる。
そして、この立ち上げた切断糸口端部17を摘み引っ張ると、平面部3b、次いで平面部3aにおいて第2ハーフカット21内側の板紙基材の層間剥離が進み、この層間剥離が第1ハーフカット20に達したとき包材2が切断されて、第1ハーフカット20で囲まれた部分の包材2aが取り除かれ、フィルム16を通して内部の収容物を目視する窓19が形成される。
図20は本発明に係る窓付き紙容器の第11実施例を示した斜視図である。図20に示すように本例は、前述した第6実施例と同様に、本発明を平らな屋根をもつフラットトップ型の窓付き紙容器1Bに実施した実施例であり、第6実施例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例のフラットトップ型の窓付き紙容器1Bでは、予定窓12は第7実施例と同様に縦長となっており、その予定窓12の輪郭線13は、胴部5を構成する一つの平面部3aの裏面から板紙基材に達し、且つ板紙基材を貫通しないように形成された第1ハーフカット20と、第1ハーフカット20を囲んで、平面部3aの表面から板紙基材に達し、且つ板紙基材を貫通しないように形成された第2ハーフカット21とで形成されている。また、平面部3aの裏面には予定窓12を塞ぐ透明又は半透明のフィルム16が輪郭線13の外側で液密に接着又は融着して設けられている。
また、第1ハーフカット20と第2ハーフカット21とで形成される輪郭線13で囲まれた部分の包材2aを切断し取り除く糸口となる切断糸口端部17は第2ハーフカット21で形成されている。この切断糸口端部17は第7実施例と同様に、頂部横罫線10に隣接して形成されており、そして、切断糸口端部17が存在している平面部3aには、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられている。その他の構成は第7実施例と同様であるので、第7実施例の説明を援用する。
このような構造の窓付き紙容器1Bによれば、切断糸口端部17が存在している胴部5を構成する1つの平面部3aに、切断糸口端部17の左右又はその近傍からそれぞれ延びて頂部横罫線10のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる補助折線18a,18bが設けられているので、窓19の形成に際し、頂部横罫線10を押し込むことにより、山折り状態にあった頂部横罫線10が谷折り状態となって凹み、切断糸口端部17が存在する胴部5を構成する1つの平面部3aが補助折線18a,18bで山折り状態となって突出して第2ハーフカット21で形成されている切断糸口端部17の先端17aが板紙基材の層間で剥離し、次いでこの層間剥離が第1ハーフカット20に達して包材2が切断されて平面部3bから浮き上がることから、この浮き上がったところを糸口として切断糸口端部17を平面部3bから容易に立ち上げることができる。
そして、この立ち上げた切断糸口端部17を摘み引っ張ると、そのまま包材2の切断が進んで第1ハーフカット20で囲まれた部分の包材2aが取り除かれ、フィルム16を通して内部の収容物を目視する窓19が形成される。
なお、以上の第1〜11実施例では、予定窓12を塞ぐフィルム16として透明又は半透明のものを用いたが、本発明においてフィルム16は、予定窓12の輪郭線13の外側で包材2の裏面に液密に接着又は融着できるものであれば、不透明のものを用いても構わない。たとえば、フィルム16としてキャラクターなどの図柄や文字を印刷等によって表したものを用い、輪郭線13で囲まれた包材2aを取り除くと、フィルムに表された図柄や文字が表れるようにすることもできる。
また、フィルム16は、予定窓12の輪郭線13の外側で包材2の裏面に液密に接着又は融着されてさえいれば、その積層される範囲は問わない。すなわちフィルム16は、上記第1〜11実施例で図示したように、予定窓12を輪郭線13の外側の範囲で部分的に被覆するように包材2の裏面に積層するだけではなく、たとえば、包材2の裏面全面に積層することもできる。
さらに、本発明においては、輪郭線13で囲まれた包材2aとその裏面を被覆するフィルム16との間の空間を利用して、たとえば、砂糖、シロップ、ジャム等を入れた小型ピローもしくはポーションパック、又はストロー等の収容部とし、輪郭線13で囲まれた包材2aを取り除くと、これらの小型ピローもしくはポーションパック、又はストロー等が取り出せるようにすることもできる。
本発明に係る窓付き紙容器の第1実施例を示した斜視図である。 図1に示す切断糸口端部の箇所の拡大図である。 図1に示す予定窓の箇所の縦断拡大図である。 第1実施例の頂部横罫線を押し下げて凹ませた状態を示す縦断拡大図である。 第1実施例の窓付き紙容器に窓を形成する状態を示す斜視図である。 第1実施例の窓付き紙容器に形成した窓を示す縦断拡大図である。 本発明に係る窓付き紙容器の第2実施例を示した斜視図である。 図7に示す切断糸口端部の箇所の拡大図である 本発明に係る窓付き紙容器の第3実施例を示した斜視図である。 本発明に係る窓付き紙容器の第4実施例を示した斜視図である。 本発明に係る窓付き紙容器の第5実施例を示した斜視図である。 本発明に係る窓付き紙容器の第6実施例を示した斜視図である。 本発明に係る窓付き紙容器の第7実施例を示した斜視図である。 図13に示す予定窓の箇所の縦断拡大図である。 第7実施例の頂部横罫線を押し下げて凹ませた状態を示す縦断拡大図である。 第7実施例の窓付き紙容器に形成した窓を示す縦断拡大図である。 本発明に係る窓付き紙容器の第8実施例を示した斜視図である。 本発明に係る窓付き紙容器の第9実施例を示した斜視図である。 本発明に係る窓付き紙容器の第10実施例を示した斜視図である。 本発明に係る窓付き紙容器の第11実施例を示した斜視図である。
符号の説明
1A、1B 窓付き紙容器
2 包材
2a、2b 輪郭線で囲まれた部分の包材
3、3a、3b 平面部
4 胴部縦罫線
5 胴部
6 底部
7 頂部
8 切妻屋根面
9 妻壁
10 頂部横罫線
11 底部横罫線
12、12a,12b 予定窓
13、13a、13b 輪郭線
13’ 輪郭線の延長部分
14 切り込み
15 ミシン目
16 フィルム
17 切断糸口端部
17a 切断糸口端部の先端
18、18a、18b、18c、18d 補助折線
19、19a、19b 窓
20、20a、20b 第1ハーフカット
21 第2ハーフカット
21’ 第2ハーフカットの延長部分

Claims (6)

  1. 板紙を基材とする包材によって角筒状の胴部とその上下を閉塞する底部及び頂部とが形成され、そのいずれかの部分の前記板紙基材に予定窓の輪郭線が切り込みにより形成され、前記包材の裏面には前記予定窓を塞ぐフィルムが前記輪郭線の外側に接着又は融着して設けられ、前記包材を前記板紙基材に形成された輪郭線に沿って切断して前記輪郭線で囲まれた部分を取り除くことにより、前記フィルムにより塞がれた窓が形成される構造になっている窓付き紙容器であって、
    前記輪郭線で囲まれた部分の前記包材を切断し取り除く糸口となる前記輪郭線又はその延長部分によって形成される切断糸口端部は、前記胴部と前記頂部との境界の頂部横罫線、角筒状の前記胴部の胴部縦罫線、又は前記胴部と前記底部との境界の底部横罫線の少なくともいずれかに隣接して形成され、前記切断糸口端部が存在している前記胴部、前記頂部又は前記底部のいずれかの面には、前記切断糸口端部の左右又はその近傍からそれぞれ延びて、隣接している前記罫線のそれぞれ対応する両端又はその近傍に繋がる2本の補助折線が設けられていることを特徴とする窓付き紙容器。
  2. 板紙を基材とする包材によって角筒状の胴部とその上下を閉塞する底部及び頂部とが形成され、そのいずれかの部分の前記板紙基材に予定窓の輪郭線が切り込みにより形成され、前記包材の裏面には前記予定窓を塞ぐフィルムが前記輪郭線の外側に接着又は融着して設けられ、前記包材を前記板紙基材に形成された輪郭線に沿って切断して前記輪郭線で囲まれた部分を取り除くことにより、前記フィルムにより塞がれた窓が形成される構造になっている窓付き紙容器であって、
    前記輪郭線で囲まれた部分の前記包材を切断し取り除く糸口となる前記輪郭線又はその延長部分によって形成される切断糸口端部は、前記胴部と前記頂部との境界の頂部横罫線、角筒状の前記胴部の胴部縦罫線、又は前記胴部と前記底部との境界の底部横罫線の少なくともいずれかに隣接して形成され、前記切断糸口端部が存在している前記胴部、前記頂部又は前記底部のいずれかの面には、前記切断糸口端部を横切り或いは前記切断糸口端部の先端と一致し且つ隣接する前記頂部横罫線、前記胴部縦罫線、前記底部横罫線のいずれかの罫線の両端又はその近傍に繋がる補助折線が設けられていることを特徴とする窓付き紙容器。
  3. 前記予定窓は透明又は半透明のフィルムで塞がれ、前記包材を前記板紙基材に形成された輪郭線に沿って切断して前記輪郭線で囲まれた部分を取り除くことにより、前記透明又は半透明のフィルムを通して内部を目視可能な窓が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の窓付き紙容器。
  4. 前記包材は、前記板紙基材の表裏面に熱可塑性樹脂層が積層され、また、前記包材の裏面に設けられた前記予定窓を塞ぐフィルムは、前記輪郭線の外側で液密に接着又は融着されていることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の窓付き紙容器。
  5. 前記予定窓の前記輪郭線は、ミシン目で形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の窓付き紙容器。
  6. 前記予定窓の前記輪郭線は、前記包材の裏面から前記板紙基材に達し、且つ該板紙基材を貫通しないように形成された第1ハーフカットと、該第1ハーフカットを囲んで、前記包材の表面から前記板紙基材に達し、且つ該板紙基材を貫通しないように形成された第2ハーフカットとで形成され、前記輪郭線又はその延長部分によって形成されている切断糸口端部は前記第2ハーフカットで形成されていることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の窓付き紙容器。
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