JP2009202672A - 操作量通知式スイッチ装置 - Google Patents

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【課題】操作ノブの操作量の認知性を向上することができる操作量通知式スイッチ装置を提供する。
【解決手段】車内の操作パネル5に、エアーコンディショナーシステムの操作スイッチ6を設ける。また、スイッチノブ8と通路形成部14との間に、スイッチノブ8が引出操作された際に隙間の発生状態をとる隙間部17を形成する。この隙間部17は、操作スイッチ6の内部に形成された流通路13を介して、エアーコンディショナーシステムのダクトに接続され、このダクトが車内の吹出口に送り出すエアの一部を取り込む。隙間部17は、スイッチノブ8の突出量に応じて開口面積が変化し、その開口面積に応じた風量の風を吹き出し可能となっている。即ち、スイッチノブ8の操作量に応じて隙間部17から噴き出される風の風量が切り換わる。
【選択図】図5

Description

本発明は、スイッチ操作量を例えば風、音、光等で体感的に操作者に通知する操作量通知式スイッチ装置に関する。
従来、車両には、車内の空気状態を調整して車内環境の快適性を確保する車両用空調システム(エアーコンディショナーシステム)が設けられている。この種の車両用空調システムにおいては、例えば車内のセンタークラスタに、車両用空調システムの入力系として操作スイッチが設けられている。この操作スイッチとしては、例えばスイッチノブを機械的に操作することにより入力操作を行う機械操作式スイッチが広く使用されている。車両用空調システムの入力系が機械操作式スイッチの場合、同スイッチの操作パネルには、風量調整ダイヤル、温度調節ダイヤル、吹出口切換調整ダイヤルが設けられ、これらダイヤルを調整することにより車内の空気状態が調整される。なお、この種の車両用空調システムの操作スイッチは、例えば特許文献1,2等に開示されている。
特開平9−115377号公報 特開2003−54245号公報
しかし、入力系が機械操作式スイッチの車両空調システムにおいては、車内空気状態を調整すべくダイヤル操作を行った際、その時々のダイヤルの操作量(操作位置)を目視により確認する必要がある。即ち、ダイヤル操作を行った際には、ダイヤルがどの目盛りに操作されたのかを、その都度確認する必要がある。ところで、ダイヤル操作位置と目盛り位置とを目視で確認する作業は、各々の配置位置を認識しつつこれらが合致しているのかを確認する作業であるので、非常に面倒さを感じる作業であることは否めない。よって、機械操作式スイッチの車両空調システムは、ダイヤル操作量の認知性がそれほど高くなく、このダイヤル位置確認作業を煩わしく感じてしまう問題があった。特に、車両においては、この種のダイヤル位置確認作業に手間取ってしまうと、これが運転に支障を来す要因にもなるので、ダイヤル操作量の認知性を向上する技術が強く要望されている。
本発明の目的は、操作ノブの操作量の認知性を向上することができる操作量通知式スイッチ装置を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明では、操作者による操作箇所として操作部が設けられ、当該操作部における操作ノブの操作量を検出手段で検出することにより、前記操作部の操作検出を行う操作量通知式スイッチ装置において、前記操作ノブの操作量に応じて開口面積が切り換わる開口部を前記操作部に設け、人の五感に感覚的に訴える体感系出力を前記開口部から外部に出力可能とし、前記開口部の開口面積に応じた量で前記体感系出力を外部に出力することにより、前記操作ノブの操作量を操作者に通知することを要旨とする。
この構成によれば、操作ノブが操作されると、操作量通知式スイッチ装置の搭載先である機器又は装置の動作状態が操作ノブの操作量に応じた状態に切り換えられる。このとき、操作部に設けられた開口部の開口面積が操作ノブの操作量に応じた面積に変化し、その開口部から出力される体感系出力は操作ノブの操作量に応じた量で出力される。このとき、操作ノブの操作者はこの体感系出力の出力量を感覚的に感じ、これをその出力量に応じた度合いで認識する。このため、操作者は操作ノブを操作した際、操作ノブの操作位置をわざわざ目視により確認しなくとも、開口部から出力される体感系出力の感覚的な感じ方で以て操作ノブの操作量を把握することが可能となる。よって、操作ノブの操作量の認知性をより高いものとすることが可能となる。
本発明では、前記体感系出力は、風であることを要旨とする。
この構成によれば、操作ノブの操作量を風で操作者に通知するので、風を人体の肌に吹き当てるという微妙な変化量を人に通知可能な方式で、操作ノブの操作量を操作者に通知することが可能となる。よって、操作ノブの操作量の認知性をより一層高いものとすることが可能となる。
本発明では、前記操作部は、前記操作ノブを可動状態で支持する支持部に対して当該操作ノブの突出量を切り換えることにより、操作量の切り換え操作が行われることを要旨とする。
この構成によれば、操作ノブを操作した際、操作ノブはその時の操作量に応じた突出量だけ支持部に対して飛び出した位置状態をとる。このため、操作ノブの突出量を見れば、その時の操作ノブの操作量が把握可能であるので、操作ノブの突出量を見るという直感的な行為によっても、操作ノブの操作量を確認することが可能となる。よって、操作ノブの操作量の認知性をより一層向上することが可能となる。
本発明では、前記体感系出力は、前記操作量通知式スイッチ装置の搭載先である機器又は装置で元々出力されているものの一部を引き出すことによって生成されていることを要旨とする。
この構成によれば、操作量通式スイッチ装置の搭載先で元々から使用されている出力の一部を引き出して、これを体感系出力として使用する。よって、本構成においては、体感系出力の出力源を新たに用意する必要がないので、操作量通知式スイッチ装置を含んだ装置一式が複雑化したり或いはこれがコストアップしたりするなどの諸問題が生じ難い。
本発明によれば、操作ノブの操作量の認知性を向上することができる。
以下、本発明を具体化した操作量通知式スイッチ装置の一実施形態を図1〜図8にしたがって説明する。
図1に示すように、車両1には、車内に複数設置された風の吹出口2から送り出される風の送風温度、送風強さ、吹き出し位置を調整することにより、車内の空気状態を調整するエアーコンディショナーシステム3が設けられている。車両1のセンタークラスタ4には、このエアーコンディショナーシステム3の入力系として操作パネル5が設けられている。この操作パネル5には、その設定項目ごとに操作スイッチ6が複数設けられている。本例の操作スイッチ6としては、例えば送風温度を調整する際に操作する送風温度調整ダイヤル、送風量を調整する際に操作する送風量調整ダイヤル、送風の吹出口2を切り換える際に操作する吹出口設定ダイヤル等がある。なお、操作スイッチ6が操作部に相当する。
図2及び図3に示すように、操作パネル5のパネル部7には、操作スイッチ6を操作する際の操作箇所としてスイッチノブ8が前後方向(図2及び図3の紙面A方向)に押し引き操作可能な状態で取り付けられている。スイッチノブ8は、円筒形状をなすとともに、パネル部7に貫設された収納穴9(図3参照)に圧接した取り付け状態をとっている。操作スイッチ6は、スイッチノブ8がパネル部7に最大限押し込まれた収納状態(図2の状態)と、スイッチノブ8がパネル部7から最大量飛び出した最大突出状態(図3の状態)との2状態の間でスイッチノブ8の突出量の切り換え操作が可能で、このスイッチノブ8の突出量が操作量として取り出される。なお、パネル部7が支持部に相当し、スイッチノブ8が操作ノブに相当する。
パネル部7において収納穴9の開口周縁には、パネル部7の表面(パネル面)から所定量飛び出した状態でフランジ部10が突設されている。また、スイッチノブ8において収納穴9から飛び出した箇所には、スイッチノブ8を押し引きする際に握る握り部11が根元よりも大径に形成されている。操作スイッチ6は、スイッチノブ8が押込操作された際、握り部11がフランジ部10に当接することにより、それ以上の押込操作が規制され、スイッチノブ8が引出操作された際、スイッチノブ8に施され抜け止めが利くことにより、それ以上の引出操作が規制されている。
図4〜図6に示すように、スイッチノブ8の開口孔12には、このスイッチノブ8と協同して流体の流通路(本例は風の通り道となる風路)13を構成する通路形成部14が形成されている。この通路形成部14は、パネル部7と一体化された部品として形成され、自身の外周とスイッチノブ8の開口孔12の内周との間で、所定の空間面積を持った流通路13を形成している。通路形成部14は、細長い円柱形状をなす根元部15と、この根元部15に支持されつつスイッチノブ8の開口孔12から外部に露出する大径の先端部16とからなる。通路形成部14は、スイッチノブ8が収納状態(図4参照)をとる際に、スイッチノブ8の外面と面一となるような形状に形成されている。また、図7に示すように、流通路13は、通路形成部14の全周に亘って形成されている。
また、図5及び図6に示すように、スイッチノブ8の開口孔12の開口周縁と通路形成部14の先端部16の外周面との間には、スイッチノブ8が引出操作された際に隙間の発生状態をとる隙間部17が形成されている。この隙間部17は、操作スイッチ6の内部に形成された流通路13を介して、エアーコンディショナーシステム3のダクト18に接続され、このダクト18が車内の吹出口2に送り出すエアの一部を取り込んで、これを送風源として使用している。隙間部17は、閉じ状態にある際、ダクト18から取り込んだ風を外部に放出しないが、隙間発生状態に切り換わると、ダクト18から得た風を外部に放出可能となる。また、隙間部17は、スイッチノブ8の突出量に応じて開口面積が変化し、その開口面積に応じた風量(送風強さ)の風を吹き出し可能となっている。即ち、スイッチノブ8の操作量に応じて隙間部17から噴き出される風の風量が切り換わる。これにより、操作者は操作スイッチ6を切り換え操作した際、隙間部17から吹き出す風の風量を、スイッチノブ8を握った手で体感することにより、その時々のスイッチノブ8の操作量を把握可能となる。なお、風が体感系出力に相当する。なお、隙間部17が開口部に相当する。
また、収納孔の開口孔12においてその先端寄りの位置には、先端位置よりも若干量深く掘り下げることで通路用凹部19が凹設されている。そして、開口孔12の開口周縁全域には、スイッチノブ8を閉じ状態にする時にスイッチノブ8が通路形成部14に接触する箇所として閉じ部20が通路用凹部19から斜面部21を持つ状態で突出形成されている。隙間部17から吹き出される風量の変化量は、通路用凹部19の深さや、閉じ部20の斜面部21の傾き等によって設定される。また、スイッチノブ8の開口孔12においてその通路中間位置には、通路下流側に向かうに従って開口孔12を拡径する形状でノブ側傾斜面22が形成されている。一方、スイッチノブ8の先端部16の背面には、通路下流側に向かうに従い坂となった形状で本体側傾斜面23が形成されている。
図8に示すように、車両1には、エアーコンディショナーシステム3の制御系として空調制御ECU24が設けられている。空調制御ECU24の入力側には、スイッチノブ8の操作量を検出する操作量検出センサ25が接続されている。また、空調制御ECU24には、エアーコンディショナーシステム3の出力系として空調用機構部品26が接続されている。空調用機構部品26は、例えば送風温度調整用の開閉ドア(図示略)の開閉量を切り換えて送風温度を調整したり、若しくは吹出口切換用の開閉ドア(図示略)を切り換えたりすることにより、車内の各種空調調整を行う。空調制御ECU24は、操作量検出センサ25からの出力(スイッチノブ8の操作量)に基づき空調用機構部品26を動作させることにより、車内空調制御を行う。なお、操作量検出センサ25が検出手段に相当する。
さて、例えば操作スイッチ6が送風量調整ダイヤルの場合、吹出口2から吹き出される風の送風量を切り換える際には、この送風量調整ダイヤルのスイッチノブ8を押し引き操作してスイッチノブ8の突出量を調節することにより、送風量調整を行う。即ち、スイッチノブ8が収納状態をとっている場合、エアーコンディショナーシステム3がシステムオフする状態をとり、エアーコンディショナーシステム3をシステムオンするには、収納状態にあるスイッチノブ8を引出操作しつつ、この後はスイッチノブ8を押し引き操作してその突出量を切り換えることにより、車内の吹出口2から吹き出される風量の強弱を調整する。
ここで、この送風量調整ダイヤルのスイッチノブ8が収納状態(図2及び図4の状態)にある際には、本例において操作スイッチ6に設けた隙間部17は閉じ状態をとるので、隙間部17の開度は「0」をとる。このため、ダクト18から操作スイッチ6内の流通路13に送られてきている風は、隙間部17から外部に吹き出されない。よって、この時に操作者がスイッチノブ8を手で触れたとしても、手に隙間部17から風を感じないので、操作者は操作スイッチ6の操作量が「0」であることを把握する。
そして、隙間部17の開度が「0」にあるスイッチノブ8が引出操作された場合、それまで閉じ状態をとっていた隙間部17は隙間発生状態となるので、ダクト18から送り込まれてきた風がこの隙間部17から流れ出る状態をとる。このとき、操作者は、スイッチノブ8を操作している手で、隙間部17から流れ出る風を体感することになり、スイッチノブ8が引出操作されたことを把握する。また、スイッチノブ8を少量のみ引き出した場合、隙間部17の開度は「小」状態をとるので、隙間部17からは弱い風が吹き出される状態となる。よって、操作者は手で弱い風を感じることを以て、スイッチノブ8が少量のみ引出操作されたことを把握する。
そして、スイッチノブ8が更に引出操作されて、スイッチノブ8が中間程度まで引き出された状態(図5の状態)をとったとする。この時は、隙間部17の開度が「中」状態をとるので、隙間部17から吹き出される風の風量は、風量最大の時に対してその中間程度の値をとる。よって、操作者は、スイッチノブ8を操作している手で、中間程度の強さの風を体感するので、スイッチノブ8の操作量が中間程度であることを把握することが可能となる。
続いて、スイッチノブ8が中間位置から更に手前側に引出操作されて、スイッチノブ8が最大量引き出された状態(図6の状態)をとったとする。この時は、隙間部17の開度が「最大」状態をとるので、隙間部17から吹き出される風の風量は、隙間部17から吹き出し得る最大の値をとる。よって、操作者は、スイッチノブ8を操作している手で、最大強さの風を体感するので、この風の体感を以て、スイッチノブ8の操作量が最大量引き出された状態であることを把握することが可能となる。
従って、本例においては、スイッチノブ8の操作量に応じて隙間(開度)の大きさが変化する隙間部17を操作スイッチ6に設けつつ、エアーコンディショナーシステム3用のエアとしてダクト18から送り出される風の一部を操作スイッチ6に引き込み、この風を隙間部17から吹き出すようにした。これにより、スイッチノブ8を操作した際に、その時に手に吹き付けられる風の強さにより、スイッチノブ8の操作量を把握することが可能となる。よって、スイッチノブ8の実際の操作量を目視により確認しなくても、手に当たる風の強さでスイッチノブ8の操作量を把握することが可能となるので、スイッチノブ8の操作量の認知性を高いものとすることが可能となる。特に、車両1においてはこの種のスイッチ切り換え操作が運転に支障を来し難くなるので、この観点からも非常に効果が高いと言える。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)操作スイッチ6に開度可変式の隙間部17を設けるとともに、この隙間部17にエアーコンディショナーシステム3用のエアの一部を送り込んで、隙間部17から風が吹き出る構造を採用した。よって、スイッチノブ8を握った時に、隙間部17から手に吹き当てられる風の強さによりスイッチノブ8の操作量を把握可能となるので、スイッチノブ8の操作量を目視によりその都度確認する必要がなくなる。よって、スイッチノブ8の操作量の認知性を高いものとすることができる。
(2)スイッチノブ8の操作量を感覚的に操作者に伝達するに際し、本例においては操作者の手に風を吹き当てることによってこれを実現した。よって、風を人体の肌に吹き当てるという微妙な変化量を人に通知可能な方式で、スイッチノブ8の操作量を操作者に通知することが可能となるので、スイッチノブ8の操作量の認知性をより一層高いものとすることができる。
(3)操作スイッチ6のスイッチ種類として、スイッチノブ8を手前引いたり又は奥に押し込んだりする押し引き操作式を採用した。このため、スイッチノブ8の操作量は、その時々のスイッチノブ8の突出量を見れば把握することが可能となるので、スイッチノブ8の突出量を見るという直感的な行為によっても、スイッチノブ8の操作量を確認することが可能となる。よって、手に吹き当たる風の風量という感覚的な行為と、スイッチノブ8の突出量を見るという直感的な行為の両方でスイッチノブ8の操作量を確認することが可能となるので、スイッチノブ8の操作量の認知性をより一層高いものとすることができる。
(4)操作スイッチ6の隙間部17から吹き出す風は、エアーコンディショナーシステム3で空調用のエアとして車内に送り出される風の一部を利用している。よって、操作スイッチ6の隙間部17から風を吹き出させるに際して、この風用の新たな出力源を要旨する必要ないので、操作スイッチ6ひいては操作パネル5の構造複雑化やコストアップ化を招くことがない。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・ 体感系出力は、必ずしも風に限定されない。例えば、光や音によって操作者にスイッチノブ8の操作量を感覚的に通知してもよい。
・ 操作スイッチ6は、必ずしもスイッチノブ8を押し引きする押し引き操作式に限定されない。操作スイッチ6は、例えばスイッチノブ8を回動操作する回動操作式や、横方向(水平方向)や上下方向(鉛直方向)にスライド操作するスライド式を採用してもよい。要は、スイッチノブ8の操作量に応じて、スイッチノブ8とその支持部品との間に形成された開口が可変する構造をとっているものであれば、そのスイッチ種類は特に限定されない。
・ 隙間部17は、必ずしもスイッチノブ8の周方向全域に沿って形成されることに限らず、この周方向において少なくとも一部に形成されていればよい。なお、これは流通路13についても同様に言えることである。
・ 隙間部17から吹き出る風の出力源は、必ずしもエアーコンディショナーシステム3のエアを共用することに限らず、この操作スイッチ6専用の風力源(例えば、ファン等)を持っていてもよい。
・ 操作スイッチ6は、その外径方向内寄りの位置に通路形成部14が配置され、外径方向外寄りの位置にスイッチノブ8が配置される位置関係に限定されず、これを逆としてもよい。
・ 検出手段は、必ずしもセンサに限定されず、オンオフ式にノブ操作を検知するスイッチでもよい。
・ 操作パネル5は、必ずしも車両1に搭載されることに限らず、この種のスイッチ群を持つ機器や装置であれば、その搭載対象は特に限定されない。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)請求項1〜4のいずれかにおいて、車内空調を調整するエアーコンディショナーシステムが車内に送る空調用のエアの一部を前記体感系出力として前記開口部に送り、前記開口部の開口面積に応じた量で前記エアの風を外部に出力することにより、前記操作ノブの操作量を操作者に通知する。この構成によれば、エアーコンディショナーシステムが元々から車内に空調用のエアとして送り込んでいる風の一部を体感系出力としても使用するので、体感系出力の出力源を新たに用意する必要がない。よって、操作量通知式スイッチ装置の構造の複雑化やコストアップ化を抑制することが可能となる。
一実施形態における操作パネル備え付けの車内の外観を示す斜視図。 スイッチノブが収納状態をとった時の操作スイッチの斜視図。 スイッチノブが突出状態をとった時の操作スイッチの斜視図。 スイッチノブが収納状態をとった時の操作スイッチの縦断面図。 隙間部の開度が中状態のときの操作スイッチの縦断面図。 隙間部の開度が最大状態のときの操作スイッチの縦断面図。 図4におけるII−II線断面図。 操作パネルの電気的構成を示すブロック図。
符号の説明
6…操作部としての操作スイッチ、7…支持部としてのパネル部、8…操作ノブとしてのスイッチノブ、17…開口部としての隙間部、25…検出手段としての操作量検出センサ。

Claims (4)

  1. 操作者による操作箇所として操作部が設けられ、当該操作部における操作ノブの操作量を検出手段で検出することにより、前記操作部の操作検出を行う操作量通知式スイッチ装置において、
    前記操作ノブの操作量に応じて開口面積が切り換わる開口部を前記操作部に設け、人の五感に感覚的に訴える体感系出力を前記開口部から外部に出力可能とし、前記開口部の開口面積に応じた量で前記体感系出力を外部に出力することにより、前記操作ノブの操作量を操作者に通知することを特徴とする操作量通知式スイッチ装置。
  2. 前記体感系出力は、風であることを特徴とする請求項1に記載の操作量通知式スイッチ装置。
  3. 前記操作部は、前記操作ノブを可動状態で支持する支持部に対して当該操作ノブの突出量を切り換えることにより、操作量の切り換え操作が行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作量通知式スイッチ装置。
  4. 前記体感系出力は、前記操作量通知式スイッチ装置の搭載先である機器又は装置で元々出力されているものの一部を引き出すことによって生成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の操作量通知式スイッチ装置。
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