JP2009201650A - ヘアーブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】整髪時のヘアーブラシの持ち方や整髪動作の多様性に十分に対応できるヘアーブラシを提供する。
【解決手段】植毛部1aと把手部1cとからなるブラシ本体1の植毛部1aに、ブラシ毛2がその長手方向中央部2aの毛の長さを短尺にし、両端部2bの毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されて成るヘアーブラシにおいて、前記把手部1cが、植毛部1aの長手方向に沿う中心軸線1bに対して左右何れかに所要角度で折曲配設される。また、前記ブラシ毛2が、前記植毛部1aの中心軸線1bに直交する断面で、幅方向中央部の毛の長さを短尺にし、両端部の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されるものから、左右方向の何れか一端部の毛の長さを短尺にし、他端部の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛される。
【選択図】図1
【解決手段】植毛部1aと把手部1cとからなるブラシ本体1の植毛部1aに、ブラシ毛2がその長手方向中央部2aの毛の長さを短尺にし、両端部2bの毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されて成るヘアーブラシにおいて、前記把手部1cが、植毛部1aの長手方向に沿う中心軸線1bに対して左右何れかに所要角度で折曲配設される。また、前記ブラシ毛2が、前記植毛部1aの中心軸線1bに直交する断面で、幅方向中央部の毛の長さを短尺にし、両端部の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されるものから、左右方向の何れか一端部の毛の長さを短尺にし、他端部の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛される。
【選択図】図1
Description
本発明は、頭部の整髪に使用されるヘアーブラシに関する。
一回のブラッシング動作で整髪できる範囲を広くし整髪を簡易にする目的で、ブラシ毛の先端をブラシ本体の植毛部の長手方向に沿って、その中央部を低く両端を高くして凹状に湾曲させて植毛して成るヘアーブラシが登録実用新案第3017251号(特許文献1)に提案されている。特許文献1に開示された技術はブラッシング動作を一面的に捉えたもので、整髪時のヘアーブラシの持ち方や整髪動作の多様性に対応させるには不十分である。
登録実用新案第3017251号
本発明は上記に鑑みて、整髪時のヘアーブラシの持ち方や整髪動作の多様性に十分に対応できるヘアーブラシの提供をその目的とする。
上記目的を達成する本発明の請求項1に記載したヘアーブラシは、植毛部と把手部とからなるブラシ本体の植毛部に、ブラシ毛がその長手方向中央部の毛の長さを短尺にし、両端の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されて成るヘアーブラシにおいて、
前記把手部が、植毛部の長手方向に沿う中心軸線に対して、左右何れかに所要角度で折曲配設されて成る。
請求項2に記載したヘアーブラシは、請求項1に記載したヘアーブラシにおいて、
前記ブラシ毛が前記植毛部の中心軸線に直交する断面で、左右方向中央部の毛の長さを短尺にし、両端の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されて成る。
請求項3に記載したヘアーブラシは、請求項1に記載したヘアーブラシにおいて、
前記ブラシ毛が前記植毛部の中心軸線と直交する断面で、左右方向の何れか一端の毛の長さを短尺にし、他端の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されて成る。
前記把手部が、植毛部の長手方向に沿う中心軸線に対して、左右何れかに所要角度で折曲配設されて成る。
請求項2に記載したヘアーブラシは、請求項1に記載したヘアーブラシにおいて、
前記ブラシ毛が前記植毛部の中心軸線に直交する断面で、左右方向中央部の毛の長さを短尺にし、両端の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されて成る。
請求項3に記載したヘアーブラシは、請求項1に記載したヘアーブラシにおいて、
前記ブラシ毛が前記植毛部の中心軸線と直交する断面で、左右方向の何れか一端の毛の長さを短尺にし、他端の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されて成る。
本発明のヘアーブラシによれば、把手部が植毛部に対して左右何れかに折曲されて配設されるから、左手操作、右手操作の何れにも対応できる使い勝手の良さに加え、植毛部の幅方向でブラシ毛を凹状に湾曲させて植毛するから、頭部の部位や毛髪の状況に応じて広範な整髪に対応できるなど多様性に優れたものである。
植毛部と把手部とからなるブラシ本体の植毛部にブラシ毛を、植毛部の長手方向中央部の毛の長さを短くし、両端の毛の長さを長くして凹状に湾曲させて植毛されるヘアーブラシにおいて、植毛部に対して把手部を左右何れかに所要角度で折曲配設するものから、植毛部の左右の幅方向中心に対してブラシ毛の集合中心を左右何れかに偏心させて配設するなどである。また、ブラシ毛が植毛部の中心軸線に直交する断面で左右方向中央部の毛の長さを短くし、両端の毛の長さを長くして凹状に湾曲させて植毛されるものや、左右方向の何れか一端の毛の長さを短くし、他端の毛の長さを長くして凹状に湾曲させて植毛されるものも提供されるほか、植毛部の長手方向に沿って凹状に湾曲させて植毛する場合でも長手方向の何れか一端のブラシ毛の毛の長さを短くし、他端の毛の長さを長くして凹状に湾曲させて植毛することも挙げられる。
本発明を実施例により説明すると、図1に示すヘアーブラシAは、ブラシ本体1の植毛部1aの幅方向の中心軸線1bに対して、把手部1cの幅方向の中心軸線1dを下方へ所要角度(一例として15°)で折曲した状態でブラシ本体1が形成され、その状態の植毛部1aのブラシ毛2は長手方向中央部2aの毛の長さを短くし、前後両端部2bの毛の長さを長くして凹状に湾曲させた植毛パターン3で植毛される。
このヘアーブラシAは右利きの人にとって、把手部1cを右手に持って頭部の右半分から後頭部にかけて整髪するのに便利である。
このヘアーブラシAは右利きの人にとって、把手部1cを右手に持って頭部の右半分から後頭部にかけて整髪するのに便利である。
図2に示すヘアーブラシBは、ブラシ本体1の植毛部1aの幅方向の中心軸線1bに対して、把手部1cの幅方向の中心軸線1dを上方に所要角度(一例として15°)で折曲した状態でブラシ本体1が形成され、その状態の植毛部1aのブラシ毛2は長手方向中央部2aの毛の長さを短くし、前後両端部2bの毛の長さを長くして凹状に湾曲させた植毛パターン3で植毛される。
このヘアーブラシBの場合は左利きの人が把手部1cを左手に持って頭部の左半分から後頭部にかけて整髪するのに便利である。
このヘアーブラシBの場合は左利きの人が把手部1cを左手に持って頭部の左半分から後頭部にかけて整髪するのに便利である。
なお、前頭部の整髪には、ヘアーブラシAの場合では左手に持って行なえば手首に無理がなく、ヘアーブラシBの場合では右手に持って整髪すれば同じく手首に無理がなく整髪できる。
このようなことを総括すれば、ヘアーブラシAの植毛部1aの上面にも下面におけるブラシ毛2と同様なブラシ毛(図外)を湾曲させて植毛すれば、一本のヘアーブラシでヘアーブラシAとヘアーブラシBを兼用できるものとなる。
次に、ヘアーブラシA、Bのブラシ毛2の植毛部1aにおける幅方向の植毛パターン4について説明すると、図3(a)では正面視が図1、2に示すような凹状に湾曲した植毛パターン3において、植毛部1aの幅方向中央部2cの毛の長さを短くし、左右両端部2dの毛の長さを長くして凹状に湾曲させて植毛したものであり、図3(b)では植毛部1aの幅方向左方の端部2dの毛の長さを短くし、右方の端部2dの毛の長さを長くして右下がりに湾曲させて植毛したものであり、図3(c)では植毛部1aの幅方向右方の端部2dの毛の長さを短くし、左方の端部2dの毛の長さを長くして左下がりに湾曲させて植毛したものである。
図3(a)の植毛パターン4では頭部上面の幅方向形状に馴染んで整髪できるものであり、図3(b)の植毛パターン4では頭部の右側の毛髪を左側へ渡し架けるような整髪に便利であり、図3(c)の植毛パターン4では頭部の左側の毛髪を右側へ渡し架けるような整髪に便利となる。
図3(a)の植毛パターン4では頭部上面の幅方向形状に馴染んで整髪できるものであり、図3(b)の植毛パターン4では頭部の右側の毛髪を左側へ渡し架けるような整髪に便利であり、図3(c)の植毛パターン4では頭部の左側の毛髪を右側へ渡し架けるような整髪に便利となる。
図4に示すように植毛部1aの長手方向に他の植毛パターン5を設けたヘアーブラシについて説明すると、図4(a)のヘアーブラシCはブラシ毛2の前端の毛の長さを短くし、後端の毛の長さを長くして後下がりに湾曲させて植毛したものであり、図4(b)に示すヘアーブラシDはブラシ毛2の前端の毛の長さを長くし、後端の毛の長さを短くして前下がりに湾曲させて植毛したものであり、前記のヘアーブラシA乃至Bにおける植毛パターン3と置換することにより、頭部の左半分や右半分或いは前頭部や後頭部での各整髪に対応できる。
このほか、図3(b)、(c)の植毛パターン4においても図4(a)、(b)の植毛パターン5でブラシ毛2を植毛できる。
このほか、図3(b)、(c)の植毛パターン4においても図4(a)、(b)の植毛パターン5でブラシ毛2を植毛できる。
このように、植毛部1aにおける植毛パターン3、4、5は各種各様に提供される上、把手部1cの折曲配設と相俟って利き手に応じて使い分けできるとともに、頭部での整髪方向や整髪部位など多様な整髪に対応できる。
なお、本実施例で示したブラシ本体1の意匠的形態は単純なもので表現したが、各種各様の形態で実施され得る。
なお、本実施例で示したブラシ本体1の意匠的形態は単純なもので表現したが、各種各様の形態で実施され得る。
本発明のヘアーブラシは、整髪の使い勝手の良さと、頭髪の状況や頭髪の部位に応じて広範な整髪に対応できるから、個人的な需要は勿論のこと理美容業界での需要も期待できるほか、ヘアーブラシ製造業界の活性化にも資するものである。
1:ブラシ本体
1a:植毛部
1b:中心軸線
1c:把手部
1d:中心軸線
2:ブラシ毛
2a:長手方向中央部
2b:端部
2c:幅方向中央部
2d:端部
3:植毛パターン
4:植毛パターン
5:植毛パターン
A乃至D:ヘアーブラシ
1a:植毛部
1b:中心軸線
1c:把手部
1d:中心軸線
2:ブラシ毛
2a:長手方向中央部
2b:端部
2c:幅方向中央部
2d:端部
3:植毛パターン
4:植毛パターン
5:植毛パターン
A乃至D:ヘアーブラシ
Claims (3)
- 植毛部と把手部とからなるブラシ本体の植毛部に、ブラシ毛がその長手方向中央部の毛の長さを短尺にし、両端の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されて成るヘアーブラシにおいて、
前記把手部が、植毛部の長手方向に沿う中心軸線に対して、左右何れかに所要角度で折曲配設されて成るヘアーブラシ。 - 前記ブラシ毛が、前記植毛部の中心軸線に直交する断面で、左右方向中央部の毛の長さを短尺にし、両端の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されて成る請求項1記載のヘアーブラシ。
- 前記ブラシ毛が、前記植毛部の中心軸線と直交する断面で、左右方向の何れか一端の毛の長さを短尺にし、他端の毛の長さを長尺にして凹状に湾曲させて植毛されて成る請求項1記載のヘアーブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008045975A JP2009201650A (ja) | 2008-02-27 | 2008-02-27 | ヘアーブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008045975A JP2009201650A (ja) | 2008-02-27 | 2008-02-27 | ヘアーブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009201650A true JP2009201650A (ja) | 2009-09-10 |
Family
ID=41144509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008045975A Pending JP2009201650A (ja) | 2008-02-27 | 2008-02-27 | ヘアーブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009201650A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106455801A (zh) * | 2014-06-30 | 2017-02-22 | 顺发梳有限公司 | 发刷 |
-
2008
- 2008-02-27 JP JP2008045975A patent/JP2009201650A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106455801A (zh) * | 2014-06-30 | 2017-02-22 | 顺发梳有限公司 | 发刷 |
CN106455801B (zh) * | 2014-06-30 | 2018-12-07 | 顺发梳有限公司 | 发刷 |
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