JP2009200849A - フレーム監視装置およびフレーム監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の対向装置との間における導通性を確認するためのフレームを一周期毎に前記複数の対向装置から受信し、受信されたフレームが所定の周期を連続してバッファに入力されなかった際に警報を検出する場合に、大容量のバッファを実装することなく、十分なバッファリソースを確保することを課題とする。
【解決手段】フレーム監視装置は、複数の対向装置から受信したフレームについて警報が検出されることなくバッファに入力された後に、警報検出条件を満たすか否かを判定して、警報が検出されない周期となるフレームを廃棄し、警報が検出される周期となるフレームのみをバッファに入力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の対向装置との間における導通性を確認するためのフレームを一周期毎に前記複数の対向装置から受信し、受信されたフレームが所定の周期を連続してバッファに入力されなかった場合に警報を検出するフレーム監視装置に関する。
従来より、IPネットワークを利用したネットワーク網(例えば、イーサネット(登録商標)など)において、当該ネットワークの各通信装置間で送受信されるフレームを監視して、ネットワーク内での輻輳状態や異常などを検出し、トラフィック増大を防ぐための様々な技術が開示されている(特許文献1参照)。
また、イーサネット(登録商標)のレイヤ2を用いた広域イーサネット(登録商標)は、主にP2P接続(Point−to−Point)やマルチポイント接続のL2VPN(Layer 2 Virtual Private Network)で実装されている。そして、一般的には、レイヤ2で発生する様々な事象の保守や管理などを行なう技術として、国際電気通信連合の電気通信標準化部門(ITU−T:International Telecommunication Union Telecommunication−Standardization Sector)によって「Y.1731」として標準化されている。また、最近では、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc)で「IEEE802.1ag」として標準化作業が進んでいるEthernet(登録商標)−OAM(Ethernet(登録商標)−Operations Administration and Maintenance)が用いられるようになってきた。
このEthernet(登録商標)−OAMは、CC(Continuity Check)機能、LB(LoopBack)機能、LT(Link Trace)機能などを用いて、レイヤ2で発生する様々な事象の保守や管理などを行なう。そして、特に、対向装置と自装置間との論理回線経路の接続性や継続性を確認する機能であるCC機能は、複数の対向装置から一定の周期毎に送信されるCCM(Continuity Check Message)フレームを受信し、当該CCMフレームの一定時間内到着有無の確認やCCMフレーム内のパラメタ比較などのフレーム監視を実施することにより実現している。また、Ethernet(登録商標)−OAMでは、管理するグループをMEG(Maintenance Entity Group)、MEG内の終端装置をMEP(MEG End Point)と呼び、MEGは、フレームを用いて各種試験(導通性の確認など)を実施する区間の集合体であり、MEPは、MEGの終端点に位置し、故障管理や性能測定を実施するフレームの生成や終端(取り込み)などを行う。
ここで、上記したCCMフレームを用いたフレーム監視処理について、図10を用いて説明する。図10は、従来技術に係るフレーム監視処理を説明するための図である。例えば、フレーム監視装置は、図10に示すように、複数の対向装置の一つ(対向MEP=1)からCCMフレームを一周期(例えば、「1period」)毎に受信する。そして、フレーム監視装置は、所定の周期(例えば、「3周期」)連続してCCMフレームを受信しなかった場合に警報(未受信警報)を検出する。また、この未受信警報は、所定の周期である「3周期」連続してCCMフレームを受信した場合に回復する(未受信警報回復)。なお、フレーム監視装置は、上記したように、送受信されるCCMフレームの監視処理を繰り返し行いつつ、複数の対向装置との間でCCMフレームを送受信する。
特開平7−226762号公報
しかしながら、上記した従来の技術は、大容量のバッファを実装する必要があるという課題があった。
具体的には、イーサネット(登録商標)網では、各装置間の送信タイミングの同期をとることが困難である。そして、フレーム監視装置は、対向装置から送信されるCCMフレームを一切とりこぼすことなく処理するために、CCMフレームの到着間隔を回線収容数の総和を最大速度(例えば、1回線が1Gbpsのポートが10回線ある場合、10Gbpsが最大速度となる)としてCCMフレーム受信処理を行なう必要がある。この結果、大容量のバッファを実装する必要があるという課題があった。また、大容量のバッファが実装されていない場合には、バッファから溢れてしまうCCMフレームの意図しない廃棄が発生するために、警報(未受信警報)が発生してしまうという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、大容量のバッファを実装することなく、十分なバッファリソースを確保することが可能であるとともに、意図しないフレームの廃棄による警報を発生させなくすることが可能である。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願の開示するフレーム監視装置は、複数の対向装置との間における導通性を確認するためのフレームを一周期毎に前記複数の対向装置から受信し、当該フレームが所定の監視周期を経過してもバッファに入力されなかった場合に警報を検出するフレーム監視装置であって、前記複数の対向装置から受信したフレームについて前記警報が検出されることなくバッファに入力されて、当該バッファに入力された周期の次周期以降において新たなフレームが受信された場合に、前記警報を検出するための条件を満たす監視周期であるか否かを判定する監視周期判定手段と、前記フレーム監視装置によってフレームが受信されて、前記監視周期判定手段により前記警報検出条件を満たす監視周期であると判定された場合に、当該フレームを前記バッファに入力し、前記監視周期判定手段により前記警報検出条件を満たさない監視周期であると判定された場合に、当該フレームを前記バッファに入力することなく廃棄する受信フレーム入力制御手段と、を備えたことを要件とする。
本願の開示するフレーム監視装置によれば、大容量のバッファを実装することなく、十分なバッファリソースを確保することが可能であるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るフレーム監視装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係るフレーム監視装置の概要および特徴、フレーム監視装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に本実施例による効果を説明する。
[概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係るフレーム監視装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係るフレーム監視装置の概要および特徴を示す図である。
このフレーム監視装置は、当該フレーム監視装置とは異なる複数の対向装置に接続されており、当該複数の対向装置から送信されるフレームを用いて導通性や継続性などを確認するL2スイッチである。また、フレーム監視装置は、複数の対向装置から送信されるフレームが所定期間(例えば、3周期など)経過しても受信されなかった場合に未受信警報を検出する。そして、未受信警報を検出したフレーム監視装置は、複数の対向装置から送信されるフレームが所定期間「3周期」続けて受信された場合に未受信警報を回復する。
また、以下では、一つの対向装置1(対向MEP=1)からCCMフレームを受信する場合を説明するが、当該対向装置1とは異なる複数の対向装置からCCMフレームを受信することとしてもよい。また、ここでは、フレーム監視装置の概要および特徴を説明し、詳細な説明は、フレーム監視装置の構成以降において説明する。また、フレーム監視装置は、対向装置1からCCMフレーム1、CCMフレーム2およびCCMフレーム3を受信して、未受信警報が回復しており、正常にCCMフレームを受信できる状態であるものとする。
このような状態において、フレーム監視装置は、複数の対向装置との間における導通性を確認するためのフレームを一周期毎に前記複数の対向装置から受信し、受信されたフレームが所定の周期を連続してバッファに入力されなかった場合に警報を検出することを概要とするものであり、特に、大容量のバッファを実装することなく、十分なバッファリソースを確保することが可能である点を主たる特徴とする。
この主たる特徴について具体的に説明すると、フレーム監視装置は、複数の対向装置から受信したフレームについて警報が検出されることなくバッファに入力された後に、当該受信してバッファに入力されたフレームの周期の次周期以降に、前記警報を検出するための条件を満たす監視周期であるか否かを判定する。
具体的に例を挙げると、フレーム監視装置は、複数の対向装置から受信したCCMフレーム1(1周期目)、CCMフレーム2(2周期目)およびCCMフレーム3(3周期目)について警報が検出されることなく3周期連続してバッファに入力されて、当該バッファに入力された周期「3周期目」の次周期「4周期目」以降において新たなフレーム「CCMフレーム4」が受信された場合に、警報を検出するための条件を満たす監視周期であるか(例えば、3周期連続未受信であるか)否かを判定する。
そして、フレーム監視装置は、フレーム監視装置によって新たなフレームが受信されて、警報検出条件を満たす監視周期であると判定された場合に、新たなフレームをバッファに入力し、警報検出条件を満たさない監視周期であると判定された場合に、新たなフレームをバッファに入力することなく廃棄する。
上記した例で具体的に説明すると、フレーム監視装置は、当該フレーム監視装置によってCCMフレーム4が受信されて、警報検出条件を満たさない監視周期(3周期連続未受信とはならない)であると判定された場合に、当該CCMフレーム4をバッファに入力することなく廃棄する。そして、フレーム監視装置は、当該フレーム監視装置によってCCMフレーム5が受信されて、警報検出条件を満たさない監視周期(3周期連続未受信とはならない)であると判定された場合に、CCMフレーム4と同様に、当該CCMフレーム5をバッファに入力することなく廃棄する。
続いて、フレーム監視装置は、当該フレーム監視装置によってCCMフレーム6が受信されて、警報検出条件を満たす監視周期(3周期連続未受信となる)であると判定された場合に、当該CCMフレーム6をバッファに入力する。その後、フレーム監視装置は、当該フレーム監視装置によってCCMフレーム7が受信されて、警報検出条件を満たさない監視周期(3周期連続未受信とはならない)であると判定された場合に、当該CCMフレーム7をバッファに入力することなく廃棄する。
このようなことから、実施例1に係るフレーム監視装置は、複数の対向装置との間における導通性を確認するためのフレームを一周期毎に複数の対向装置から受信し、当該フレームが所定の監視周期を経過してもバッファに入力されなかった場合に警報を検出する場合に、複数の対向装置から受信したフレームについて警報が検出されることなくバッファに入力されて、当該バッファに入力されたフレームの次フレーム以降を受信した場合に、警報検出条件を満たす監視周期であるか否かを判定し、警報検出条件を満たす監視周期であると判定された場合に、当該フレームをバッファに入力し、警報検出条件を満たさない監視周期であると判定された場合に、当該フレームをバッファに入力することなく廃棄することができる結果、大容量のバッファを実装することなく、十分なバッファリソースを確保することが可能である。
つまり、フレーム監視装置は、複数の対向装置との間における導通性を確認するためのフレームを一周期毎に複数の対向装置から受信し、当該フレームが所定の監視周期を連続してバッファに入力されないと警報を検出する場合に、複数の対向装置から送信されたフレームを受信する。そして、フレーム監視装置は、フレームが受信された際に、警報検出条件となる周期(例えば、3周期連続でフレーム未受信)の一周期前までのフレームを廃棄する。続いて、フレーム監視装置は、警報検出条件となる周期のフレームをバッファに入力する。要約すると、フレーム監視装置は、受信したフレームを警報が検出されないようにバッファに入力したり優先して廃棄したりするので、複数の対向装置から非同期に受信される大量のフレームに対して大容量のバッファの実装が必要となる従来技術と比較して、大容量のバッファを実装することなく、十分なバッファリソースを確保することが可能である。また、フレーム監視装置は、大容量のバッファの実装がなされておらず、受信されたフレームの意図しない廃棄が行なわれてしまう従来技術と比較して、十分なバッファリソースが確保されることにより、意図しないフレームの廃棄による警報を発生させなくすることが可能である。
[実施例1に係るフレーム監視装置の構成]
次に、図2を用いて、実施例1に係るフレーム監視装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係るフレーム監視装置の構成を示す図である。
図2に示すように、フレーム監視装置10は、記憶部11と、制御部12とから構成され、当該フレーム監視装置10とは異なる複数の対向装置との間における導通性を確認するためのフレーム(CCMフレーム)を一周期毎に受信し、当該フレームが所定の監視周期を経過してもバッファに入力されなかった場合に警報を検出する。
また、複数の対向装置から受信するCCMフレームは、図3に示すように、下位4bitがMEGLevelによって自動設定され、OAM用DAとして設定されたマルチキャストアドレス、または、MEP単位に設定された宛先MACアドレス(ユニキャスト)を示す「DA」、送信元MEPの送り元MACアドレスを示す「SA」、送信元MEPを割り付けたVLAN値を示す「VLAN」、OAM用EtherTypeとして設定されたEtherTypeを示す「EtherType」、送信元MEPのMEGLevelを示す「MEL」、フレームのバージョン情報を示す「Version(0x00)」、フレームのコード情報を示す「OpCode(0x01:CCM)」、CCMフレームの送受信間隔を示す「Period(1s:4,10s:5,60s:6)」、送信元MEPのMEPIDを示す「MEPID」、送信元MEPのMEGIDを示す「MEGID」などから構成される。なお、図3は、実施例1に係るCCMフレームフォーマットの例を示す図である。
また、特にCCMフレームの送受信において利用され、図3に示したMEGIDのフォーマットについては、図4に示すように、ITU−TおよびIEEEによって複数の定義がなされているが、「ITU−T Y.1731 ANNEX A」によって定義されている「ICC−basedFormat」のフォーマットにおいては、48byteのMEGID領域のうち、16byteのみを利用し、残りをAll「‘0’」としている(図4は、16byteの詳細を示している)。なお、図4は、実施例1に係るMEGIDのフォーマットの例を示す図である。
記憶部11は、制御部12による各種処理に必要なデータや、制御部12による各種処理結果を記憶し、特に本発明に密接に関連するものとしては、受信バッファ部11aと、廃棄優先度フラグテーブル11bとを備える。
受信バッファ部11aは、フレーム監視装置10によって受信されたフレームを記憶する。例えば、受信バッファ部11aは、フレーム監視装置10に接続される複数の対向装置から送信されて受信された複数のCCMフレームを、一時的にバッファリングする。
廃棄優先度フラグテーブル11bは、複数の対向装置を識別する識別情報ごとに対応付けて、当該複数の対向装置から受信したフレームが廃棄可能であるか否かを示す廃棄優先度フラグと、当該複数の対向装置から受信したフレームがどの周期であるかを示す周期情報とを保持する。
例えば、廃棄優先度フラグテーブル11bは、図5に示すように、複数の対向装置を識別する識別情報を示す「対向MEPindex:1」に対応付けて、当該複数の対向装置から受信したフレームが廃棄可能であるか否かを示す「廃棄優先度フラグ(廃棄可:1/不可:0)」と、当該複数の対向装置から受信したフレームがどの周期であるかを示す「周期情報:1」とを保持している。なお、図5は、実施例1に係る廃棄優先度フラグテーブル11bの例を示す図である。
制御部12は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、フレーム管理ID抽出部12aと、書込制御部12bと、優先廃棄参照部12cと、優先廃棄判定処理部12dと、バッファ容量監視部12eと、読出制御部12fと、CCM警報監視部12gと、警報状態反映部12hと、廃棄フラグエージング処理部12iとを備え、これらによって種々の処理を実行する。
フレーム管理ID抽出部12aは、フレーム内に格納されている論理回線経路に対応付けられた管理情報を抽出して、CCMフレームの警報管理単位となる対向MEPリストへの変換を実施する。
例えば、フレーム管理ID抽出部12aは、図6に示すように、複数の対向装置から受信されたCCMフレーム内に格納されている論理回線経路に対応付けられた管理情報「Port」、「VLAN−ID」、「MEG−Level」および「MEP−ID」を抽出する。そして、フレーム管理ID抽出部12aは、複数の対向装置から受信したCCMフレームの警報管理単位である対向MEPリストへの変換を対向装置ごとに実施して、図5に示した廃棄優先度フラグテーブルの基となる情報を生成する。続いて、フレーム管理ID抽出部12aは、生成された対向MEPリストを後述する優先廃棄参照部12cに通知する。なお、図6は、実施例1に係る対向MEPリスト抽出を説明するための図である。
書込制御部12bは、フレーム監視装置10によって受信されたフレームを受信バッファ部11aに格納して後述する優先廃棄参照部12cに対して書込みが完了したことを通知したり、受信バッファ部11aに格納することなくフレームを廃棄したりする。
例えば、書込制御部12bは、複数の対向装置から送信されて、フレーム監視装置10によって受信された複数のCCMフレームを受信バッファ部11aに格納する。そして、CCMフレームを受信バッファ部11aに格納した書込制御部12bは、書込みが完了したことを優先廃棄参照部12cに対して通知する。また、例えば、書込制御部12bは、後述する優先廃棄判定処理部12dによって、受信されたCCMフレームが廃棄可能であると判定された場合に、当該CCMフレームを受信バッファ部11aに格納することなく優先して廃棄する。
優先廃棄参照部12cは、フレーム管理ID抽出部12aによって通知された対向MEPリストに基づいて、廃棄優先度フラグテーブル11bのアドレスを生成し、受信されたフレームに対応する廃棄優先度フラグを読み出して、後述する優先廃棄判定処理部12dに対して当該フレームの廃棄可否を通知する。
例えば、優先廃棄参照部12cは、フレーム管理ID抽出部12aによって通知された受信したCCMフレームに対応する対向MEPリスト「Port」情報、「VLAN−ID」情報、「MEG−Level」情報および「MEP−ID」情報に基づいて、廃棄優先度フラグテーブル11bにおいて対応するアドレスを生成する。そして、優先廃棄参照部12cは、生成されたアドレスに対応する対向装置の廃棄優先度フラグ「廃棄可:1/廃棄不可:0」を廃棄優先度フラグテーブル11bから読み出して、優先廃棄判定処理部12dに対して、受信されたCCMフレームの廃棄可否を通知する。
また、優先廃棄参照部12cは、書込制御部12bから受信バッファ部11aにフレームの書込み処理が完了したことを通知されると、当該書込み処理が完了したフレームに対応する廃棄優先度フラグテーブル11bのアドレスを生成し、当該フレームの廃棄優先度フラグを廃棄可能として更新する。
例えば、優先廃棄参照部12cは、書込制御部12bから受信バッファ部11aにCCMフレームの書込み処理が完了したことを通知されると、当該書込み処理が完了したCCMフレームに対応する対向MEPリスト「Port」情報、「VLAN−ID」情報、「MEG−Level」情報および「MEP−ID」情報に基づいて、廃棄優先度フラグテーブル11bにおいて対応するアドレスを生成する。そして、優先廃棄参照部12cは、生成されたアドレスに対応する対向装置の廃棄優先度フラグを「廃棄可能:1」に更新する。なお、受信バッファ部11aに書き込まれたCCMフレームの廃棄優先度フラグを「廃棄可能:1」に更新する理由は、受信バッファ部11aに書き込まれた周期の次周期から、警報検出条件となる監視周期(例えば、3周期連続未受信など)の一周期前までに受信されるCCMフレームを廃棄して、受信バッファ部11aのバッファリソースを有効に利用するためである。
優先廃棄判定処理部12dは、優先廃棄参照部12cにより通知されたフレームの廃棄可否に基づいて、フレームの廃棄許可または廃棄未許可を決定して、書込制御部12bに通知する。例えば、優先廃棄判定処理部12dは、優先廃棄参照部12cによりCCMフレームが「廃棄可能:1」である場合、かつ、後述するバッファ容量監視部12eにより受信バッファ部11aのフレーム廃棄閾値が閾値以上であると通知された場合に、書込制御部12bに対して当該CCMフレームの廃棄指示信号を出力する。
また、例えば、優先廃棄判定処理部12dは、優先廃棄参照部12cによりCCMフレームが「廃棄不可:0」である場合、または、後述するバッファ容量監視部12eにより受信バッファ部11aのフレーム廃棄閾値が閾値未満であると通知された場合に、書込制御部12bに対して当該CCMフレーム廃棄指示信号を出力しない。なお、受信バッファ部11aがフレーム廃棄閾値以上であり、さらに、物理的にバッファ容量を満たしている場合には、これ以上受信バッファ部11aに対してCCMフレームを格納することができないために、無条件にCCMフレームを廃棄することとなる。
バッファ容量監視部12eは、受信バッファ11aの容量を監視し、当該バッファの容量が所定の閾値以上であるか否かを判定する。例えば、バッファ容量監視部12eは、受信バッファ部11aのバッファ容量を監視しており、フレーム廃棄が必要となる閾値であるフレーム廃棄閾値を超えるフレームが受信バッファ部11aに格納されている場合に、フレーム廃棄閾値を超えたことを優先廃棄判定処理部12dに対して通知する。
読出制御部12fは、受信バッファ部11aに格納されたフレームの読出し処理を順次行なって、後述するCCM警報監視部12gに転送する。例えば、読出制御部12fは、書込制御部12bに書き込まれて受信バッファ部11aに格納されている複数の対向装置に対応するCCMフレームの読出し処理を順次行なう。そして、読出制御部12fは、読み出されたCCMフレームをCCM警報監視部12gに対して転送する。
CCM警報監視部12gは、読出制御部12fにより転送されたフレームに対して対向装置毎にCCM警報監視処理を行なって、当該フレームの終端処理を行なう。例えば、CCM警報監視部12gは、読出制御部12fにより転送されたCCMフレームに対して対向MEP毎にCCM警報監視処理を行なう。そして、CCM警報監視部12gは、CCM警報監視処理を行なったCCMフレームの終端処理を行なう。なお、CCM警報監視部12gは、警報条件を満たす対向MEPのCCMフレームを検出した場合に、後述する警報状態反映部12hに対して通知する。
警報状態反映部12hは、CCM警報監視部12gにより通知された警報検出情報に基づいて、後述する廃棄フラグエージング処理部12iに対して該当する対向装置のフレームの廃棄優先度フラグの更新処理依頼を行なう。例えば、警報状態反映部12hは、CCM警報監視部12gにより通知された警報条件を満たす対向MEPのCCMフレーム検出情報に基づいて、廃棄フラグエージング処理部12iに対して該当する対向MEPのフレームの廃棄優先度フラグの更新処理依頼を行なう。
廃棄フラグエージング処理部12iは、警報状態反映部12hにより依頼された廃棄優先度フラグの更新処理依頼に基づいて、該当する廃棄優先度フラグの更新処理を行なう。例えば、廃棄フラグエージング処理部12iは、警報状態反映部12hにより依頼された廃棄優先度フラグの更新処理依頼に基づいて、廃棄優先度フラグテーブル11bの該当する廃棄優先度フラグを「廃棄不可:0」に更新する。つまり、未受信警報が発生中の場合には、該当する対向MEPのCCMフレームを所定周期「3周期」連続して受信する必要があるために、当該未受信警報発生中に限り、当該対向MEPのCCMフレームに対応する廃棄優先度フラグが「廃棄可能:1」になることを抑止している。
また、廃棄フラグエージング処理部12iは、受信バッファ部11aにフレームが入力された後、当該入力された周期の次周期以降において、所定の周期回数連続してバッファに入力されなかった際に検出される警報を検出するための条件を満たす周期であるか否かを判定する。
例えば、廃棄フラグエージング処理部12iは、受信バッファ部11aにCCMフレームが入力された後、当該CCMフレームが入力された周期「N」の次周期「N+1」以降において、所定の周期回数「3周期」連続してバッファに入力されなかった際に検出される警報を検出するための条件を満たす周期であるか否かを判定する。そして、廃棄フラグエージング処理部12iは、所定の周期回数「3周期」までの周期「N+1」と周期「N+2」とのCCMフレームに対応する廃棄優先度フラグテーブル11bの廃棄優先度フラグを「廃棄可能:1」に更新し、周期「N+3」のCCMフレームに対応する廃棄優先度フラグテーブル11bの廃棄優先度フラグを「廃棄不可:0」に更新する。つまり、廃棄フラグエージング処理部12iは、CCMフレーム未受信警報が発生してしまう所定周期「3周期」になるまでのCCMフレームの廃棄優先度フラグをエージングすることで、バッファ輻輳時においてもフレーム優先廃棄によるCCMフレーム未受信警報の発生を防止することができる。なお、上記したエージング処理の周期は、任意に設定可能となっている。
次に、図7、図8および図9を用いて、実施例1に係るフレーム監視装置10による処理を、「書込み処理」と、「読出し処理」と、「廃棄優先度フラグ更新処理」とに分けて説明する。
[実施例1に係る書込み処理]
まずは、図7を用いて、実施例1に係るフレーム監視装置10による書込み処理を説明する。図7は、実施例1に係るフレーム監視装置10による書込み処理を説明するためのフローチャートである。
図7に示すように、フレーム監視装置10は、複数の対向装置からCCMフレームを受信すると(ステップS101肯定)、当該受信されたCCMフレームの「Port」、「VLAN−ID」、「MEG−Level」および「MEP−ID」などの情報を抽出して、対向MEPリストへの変換を実施する(ステップS102)。
そして、フレーム監視装置10は、対向MEPリストにより受信されたCCMフレームに対応する廃棄優先度フラグ情報を、廃棄優先度フラグテーブル11bから取得するとともに(ステップS103)、現状の受信バッファ部11aの容量情報を取得する(ステップS104)。
続いて、フレーム監視装置10は、取得された受信バッファ部11aの容量情報が物理的に容量制限を超えているか否かの判定を行なって(ステップS105)、容量制限を超えていない場合に(ステップS105否定)、取得された容量情報において受信バッファ部11aがフレーム廃棄閾値を超えている、かつ、取得された廃棄優先度フラグが「廃棄可能:1」であるか否かを判定する(ステップS106)。
その後、フレーム監視装置10は、取得された容量情報において受信バッファ部11aがフレーム廃棄閾値を超えていない、または、取得された廃棄優先度フラグが「廃棄不可:0」である場合に(ステップS106否定)、受信されたCCMフレームを受信バッファ部11aに書き込む(ステップS107)。
そして、フレーム監視装置10は、受信されたCCMフレームが受信バッファ部11aに書き込まれたことによる容量情報の更新「容量=現在量+1」を行なって(ステップS108)、当該CCMフレームに対応する廃棄優先度フラグテーブル11bの廃棄優先度フラグと周期情報とを、それぞれ「廃棄可能:1」、「N+1(現在周期N)」に更新する(ステップS109)。
また、フレーム監視装置10は、ステップS105において容量制限を超えている場合に(ステップS105肯定)、これ以上受信バッファ部11aにCCMフレームを格納することができないために、当該CCMフレームを廃棄する(ステップS110)。また、フレーム監視装置10は、ステップS106において取得された容量情報において受信バッファ部11aがフレーム廃棄閾値を超えている、かつ、取得された廃棄優先度フラグが「廃棄可能:1」である場合に(ステップS106肯定)、受信バッファ部11aのリソースを有効に利用するために、当該CCMフレームを廃棄する(ステップS110)。なお、ステップS110においてCCMフレームが廃棄された場合には、受信バッファ部11aの容量情報の変更はない(容量=現在量)。
[実施例1に係る読出し処理]
次に、図8を用いて、実施例1に係るフレーム監視装置10による読出し処理を説明する。図8は、実施例1に係るフレーム監視装置10による読出し処理を説明するためのフローチャートである。
図8に示すように、フレーム監視装置10は、受信バッファ11aに格納されている複数の対向装置からのCCMフレームがある場合に(ステップS201肯定)、当該複数のCCMフレームを順次読み出して(ステップS202)、読み出したCCMフレームの終端処理を行なう(ステップS203)。
そして、フレーム監視装置10は、CCMフレームの終端処理が行なわれたことによる受信バッファ部11aの容量情報の更新「容量=現在量−1」を行なう(ステップS204)。なお、受信バッファ部11aの容量情報は、ステップS201において受信バッファ11aに格納されているCCMフレームがない場合に(ステップS201否定)、変更されることなく現在の容量が保持される(容量=現在量)。
[実施例1に係る廃棄優先度フラグ更新処理]
次に、図9を用いて、実施例1に係るフレーム監視装置10による廃棄優先度フラグ更新処理を説明する。図9は、実施例1に係るフレーム監視装置10による廃棄優先度フラグ更新処理を説明するためのフローチャートである。
図9に示すように、フレーム監視装置10は、CCMフレームが一周期ごとに送信されて、所定周期「3周期」連続してCCMフレームがバッファに入力されなかったことによる未受信警報の監視がなされており、当該警報が検出されない場合に(ステップS301否定)、廃棄優先度フラグテーブル11bに格納される廃棄優先度フラグと周期情報とを読み出す(ステップS302)。
そして、フレーム監視装置10は、読み出された廃棄優先度フラグが廃棄可能「1」である場合に(ステップS303否定)、読み出された周期情報に基づいて、警報検出条件となる「3周期−1周期=2周期」の期間を経過したかどうかの判定を行ない(ステップS304)、2周期を経過した場合に(ステップS304肯定)、廃棄優先度フラグテーブル11bに格納されている対応する廃棄優先度フラグを廃棄不可「0」に更新する(ステップS306)。
また、フレーム監視装置10は、ステップS301において警報が検出された場合に(ステップS301肯定)、廃棄優先度フラグテーブル11bに格納されている廃棄優先度フラグを無条件に廃棄不可「0」に更新する(ステップS305)。
なお、ステップS303において読み出された廃棄優先度フラグが廃棄不可「0」である場合には(ステップS303肯定)、廃棄優先度フラグテーブル11bに格納されている廃棄優先度フラグが更新されることなく「廃棄不可:0」であり、ステップS304において2周期を経過していない場合には(ステップS304否定)、廃棄優先度フラグテーブル11bに格納されている廃棄優先度フラグが更新されることなく「廃棄可能:1」となる。
[実施例1による効果]
このようにして、実施例1によれば、フレーム監視装置10は、複数の対向装置との間における導通性を確認するためのフレームを一周期毎に前記複数の対向装置から受信し、受信されたフレームが所定の周期を連続してバッファに入力されなかった際に警報を検出する場合に、複数の対向装置から受信したフレームがバッファに入力された後に、フレームが所定周期の間、バッファに入力されない際に発生する警報の検出条件を満たすかどうかを判定し、警報の検出条件を満たす場合にフレームをバッファに入力し、警報の検出条件を満たさない場合にフレームをバッファに入力することなく破棄するので、大容量のバッファを実装することなく、十分なバッファリソースを確保することが可能である。つまり、フレーム監視装置10は、警報が検出されない周期となるフレームを廃棄し、警報が検出される周期となるフレームのみをバッファに入力するので、大容量のバッファを実装することなく、十分なバッファリソースを確保することが可能である。また、フレーム監視装置10は、十分なバッファリソースを確保することができる結果、意図しないフレームの廃棄による警報を発生させなくすることが可能である。
例えば、フレーム監視装置10は、1周期目に受信バッファ部11aにCCMフレームが入力されると、2周期目以降において警報検出条件となる3周期連続でCCMフレームが未受信であるか否かを判定する。そして、フレーム監視装置10は、2周期目と3周期目とが警報検出条件を満たさない周期となるために、2周期目と3周期目とに受信されたCCMフレームを廃棄する。続いて、フレーム監視装置10は、4周期目が警報検出条件を満たす周期となるために、4周期目に受信されたCCMフレームを受信バッファ部11aに入力する。この結果、大容量のバッファを実装することなく、十分なバッファリソースを確保することが可能であるとともに、意図しないフレームの廃棄による警報を発生させなくすることが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも
種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、「フレーム監視装置の構成」において異なる実施例を説明する。
[フレーム監視装置の構成]
上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタを含む情報(例えば、図2に示したような「廃棄優先度フラグテーブル11b」が記憶している項目や数値などの情報)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、CCM警報監視部12gと警報状態反映部12hとを警報監視処理、フレーム終端処理および廃棄優先度フラグの更新処理依頼を行なう警報監視/反映部として統合するなど、その全部または一部を、各種の負担や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上記実施例1では、フレーム監視装置10を複数の対向装置から非同期にCCMフレームを送受信するL2スイッチとして様々な処理の例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、CCMフレームのように、非同期にフレームを送受信する独自のプロトコルがあれば何であってもよく、当該フレームを送受信できるネットワーク網であればよい。
実施例1に係るフレーム監視装置の概要および特徴を示す図である。 実施例1に係るフレーム監視装置の構成を示す図である。 実施例1に係るCCMフレームフォーマットの例を示す図である。 実施例1に係るMEGIDのフォーマットの例を示す図である。 実施例1に係る廃棄優先度フラグテーブルの例を示す図である。 実施例1に係る対向MEPリスト抽出を説明するための図である。 実施例1に係るフレーム監視装置によるフレーム書込み処理を説明するためのフローチャートである。 実施例1に係るフレーム監視装置によるフレーム読出し処理を説明するためのフローチャートである。 実施例1に係るフレーム監視装置による廃棄優先度フラグ更新処理を説明するためのフローチャートである。 従来技術に係るフレーム監視処理を説明するための図である。
符号の説明
10 フレーム監視装置
11 記憶部
11a 受信バッファ部
11b 廃棄優先度フラグテーブル
12 制御部
12a フレーム管理ID抽出部
12b 書込制御部
12c 優先廃棄参照部
12d 優先廃棄判定処理部
12e バッファ容量監視部
12f 読出制御部
12g CCM警報監視部
12h 警報状態反映部
12i 廃棄フラグエージング処理部

Claims (5)

  1. 複数の対向装置との間における導通性を確認するためのフレームを一周期毎に前記複数の対向装置から受信し、受信されたフレームが所定の周期を連続してバッファに入力されなかった場合に警報を検出するフレーム監視装置であって、
    前記複数の対向装置から受信したフレームについて前記警報が検出されることなくバッファに入力された後に、当該受信してバッファに入力されたフレームの周期の次周期以降に、前記警報を検出するための条件を満たす監視周期であるか否かを判定する監視周期判定手段と、
    前記フレーム監視装置によって新たなフレームが受信されて、前記監視周期判定手段により前記警報検出条件を満たす監視周期であると判定された場合に、前記新たなフレームを前記バッファに入力し、前記監視周期判定手段により前記警報検出条件を満たさない監視周期であると判定された場合に、前記新たなフレームを前記バッファに入力することなく廃棄する受信フレーム入力制御手段と、
    を備えたことを特徴とするフレーム監視装置。
  2. 前記複数の対向装置を識別する識別情報ごとに対応付けて、当該複数の対向装置から受信したフレームが廃棄可能であるか否かを示す廃棄優先度フラグと、当該複数の対向装置から受信したフレームがどの周期であるかを示す周期情報とを保持する廃棄優先度フラグ保持手段をさらに備え、
    前記監視周期判定手段は、前記複数の対向装置から受信したフレームについて前記警報が検出されることなくバッファに入力された後に、前記廃棄優先度フラグ保持手段によって保持される複数の対向装置ごとの廃棄優先度フラグを廃棄可能に更新し、当該バッファに入力された周期の次周期以降において新たなフレームが受信された場合に、前記廃棄優先度フラグ保持手段に保持される周期情報を更新するとともに、前記警報を検出するための条件を満たす監視周期であるか否かを判定し、
    前記受信フレーム入力制御手段は、前記フレーム監視装置によって新たなフレームが受信されて、前記監視周期判定手段により前記警報検出条件を満たす監視周期であると判定された場合に、当該フレームを前記バッファに入力し、前記監視周期判定手段により前記警報検出条件を満たさない監視周期であると判定された場合に、前記新たなフレームを前記バッファに入力することなく廃棄し、前記監視周期判定手段により前記警報検出条件を満たす周期の一周期前であると判定された場合に、前記新たなフレームを前記バッファに入力することなく廃棄するとともに、前記廃棄優先度フラグ保持手段によって保持される複数の対向装置ごとの廃棄優先度フラグを廃棄不可に更新することを特徴とする請求項1に記載のフレーム監視装置。
  3. 前記バッファの容量を監視し、当該バッファの容量が所定の閾値以上であるか否かを判定するバッファ容量判定手段をさらに備え、
    前記受信フレーム入力制御手段は、前記フレーム監視装置によって新たなフレームが受信されて、前記監視周期判定手段により前記警報検出条件を満たす監視周期であると判定された場合に、当該フレームを前記バッファに入力し、前記監視周期判定手段により前記警報検出条件を満たさない監視周期であると判定された場合、前記廃棄優先度フラグ保持手段によって保持される複数の対向装置ごとの廃棄優先度フラグが廃棄可能である場合、および、前記バッファ容量判定手段によりバッファ容量が所定の閾値以上である場合に、前記新たなフレームを前記バッファに入力することなく廃棄し、前記監視周期判定手段により前記警報検出条件を満たす周期の一周期前であると判定された場合、前記廃棄優先度フラグ保持手段によって保持される複数の対向装置ごとの廃棄優先度フラグが廃棄可能である場合、および、前記バッファ容量判定手段によりバッファ容量が所定の閾値以上である場合に、前記新たなフレームを前記バッファに入力することなく廃棄するとともに、前記廃棄優先度フラグ保持手段によって保持される複数の対向装置ごとの廃棄優先度フラグを廃棄不可に更新することを特徴とする請求項2に記載のフレーム監視装置。
  4. 前記警報が検出された場合に、前記廃棄優先度フラグ保持手段に保持される廃棄優先度フラグを廃棄不可に更新する廃棄優先度フラグ制御手段をさらに備え、
    前記受信フレーム入力制御手段は、前記フレーム監視装置によって新たなフレームが受信されて、前記廃棄優先度フラグ制御手段によって前記廃棄優先度フラグ保持手段によって保持される複数の対向装置ごとの廃棄優先度フラグが廃棄不可に更新されている場合に、前記新たなフレームを前記バッファに入力することを特徴とする請求項2または3に記載のフレーム監視装置。
  5. 複数の対向装置との間における導通性を確認するためのフレームを一周期毎に前記複数の対向装置から受信し、受信されたフレームが所定の周期を連続してバッファに入力されなかった場合に警報を検出するフレーム監視装置に適したフレーム監視方法であって、
    前記複数の対向装置から受信したフレームについて前記警報が検出されることなくバッファに入力された後に、当該受信してバッファに入力されたフレームの周期の次周期以降に、前記警報を検出するための条件を満たす監視周期であるか否かを判定する監視周期判定工程と、
    前記フレーム監視装置によって新たなフレームが受信されて、前記監視周期判定工程により前記警報検出条件を満たす監視周期であると判定された場合に、前記新たなフレームを前記バッファに入力し、前記監視周期判定工程により前記警報検出条件を満たさない監視周期であると判定された場合に、前記新たなフレームを前記バッファに入力することなく廃棄する受信フレーム入力制御工程と、
    を含んだことを特徴とするフレーム監視方法。
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