JP2009200792A - 電子カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】 動画撮影や連写撮影の撮影時にアスペクト比を容易に切り替えて撮影する工夫が施された電子カメラを提供する。
【解決手段】 本発明の電子カメラは、撮像素子と、光学素子と、光学素子制御部と、補間処理部と、撮影モード切替部と、画像記録部とを備える。光学素子は、撮像素子に対向する位置に配置された、撮影範囲の縦横比を表す第1アスペクト比から撮像素子の撮像面の縦横比を表す第2アスペクト比に前記被写体像を圧縮する。光学素子制御部は、光学素子の光軸に垂直な面内で、その光学素子を所定の角度分回転させることにより、第1アスペクト比を変更自在とする。補間処理部は、撮像素子で生成された第2アスペクト比の画像を第1アスペクト比の画像に伸長する。光学素子制御部は、動画撮影モード若しくは連写撮影モードの撮影時には、光学素子を連続的若しくは間欠的に回転させることにより第1アスペクト比を変更させる。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明の電子カメラは、撮像素子と、光学素子と、光学素子制御部と、補間処理部と、撮影モード切替部と、画像記録部とを備える。光学素子は、撮像素子に対向する位置に配置された、撮影範囲の縦横比を表す第1アスペクト比から撮像素子の撮像面の縦横比を表す第2アスペクト比に前記被写体像を圧縮する。光学素子制御部は、光学素子の光軸に垂直な面内で、その光学素子を所定の角度分回転させることにより、第1アスペクト比を変更自在とする。補間処理部は、撮像素子で生成された第2アスペクト比の画像を第1アスペクト比の画像に伸長する。光学素子制御部は、動画撮影モード若しくは連写撮影モードの撮影時には、光学素子を連続的若しくは間欠的に回転させることにより第1アスペクト比を変更させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、アスペクト比を変更するレンズを備えた電子カメラに関する。
従来より、ワイド画像(アスペクト比=16:9)やパノラマ画像(アスペクト比=8:3)等を得る手段として、通常の画像(アスペクト比=4:3)を横長の画像に切り出して撮影する方法が知られている。
しかしながら、上記方法では、本来の画像範囲の一部を利用するため画質が悪くなるおそれがある。そのため、撮像素子の本来の撮像範囲を有効利用できないという問題がある。
そこで、通常の画像(アスペクト比=4:3)を横長に切り出さないで済む電子カメラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された電子カメラには、通常の画像をワイド画像に切り替えるシリンドリカルレンズが光軸に対して挿抜可能に設けられている。これにより、特許文献1に開示された電子カメラは、通常の画像を横長に切り出すことになく、ワイド画像を得ることができる。
特開2005−62531号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電子カメラでは、動画撮影や連写撮影の撮影時にアスペクト比を切り替えて撮影をしたい場合、シリンドリカルレンズの挿抜に時間を要する。そのため、途中で画像が乱れるなどの不具合が生じるおそれがある。
また、動画撮影や連写撮影の撮影時にユーザがアスペクト比を切り替えて撮影することは、従来一般には行われていないが、例えば、ユーザが動画撮影中にアスペクト比を切り替えて撮影すると、演出効果が加えられた動画を得ることが期待できる。
本発明は、上記事情に鑑み、動画撮影や連写撮影の撮影時にアスペクト比を容易に切り替えて撮影する工夫が施された電子カメラを提供することを目的とする。
第1の発明に係る電子カメラは、撮像素子と、光学素子と、光学素子制御部と、補間処理部と、撮影モード切替部と、画像記録部とを備える。撮像素子は、被写体像を撮像して画像を生成する。光学素子は、撮像素子に対向する位置に配置された、撮影範囲の縦横比を表す第1アスペクト比から撮像素子の撮像面の縦横比を表す第2アスペクト比に前記被写体像を圧縮する。光学素子制御部は、光学素子の光軸に垂直な面内で、その光学素子を所定の角度分回転させることにより、第1アスペクト比を変更自在とする。補間処理部は、撮像素子で生成された第2アスペクト比の画像を第1アスペクト比の画像に伸長する。撮影モード切替部は、所定の時間間隔で連続的に静止画像を撮影する連写撮影モードと、動画像を撮影する動画撮影モードとを含む複数の撮影モードの中から任意の撮影モードに切り替える。画像記録部は、動画像及び静止画像を記録する。光学素子制御部は、動画撮影モード若しくは連写撮影モードの撮影時には、光学素子を連続的若しくは間欠的に回転させることにより第1アスペクト比を変更させる。
第2の発明は、第1の発明において、光学素子制御部は、連写撮影モードの撮影時には、静止画像が撮影されるたびに光学素子を所定角度ずつ回転させる。
第3の発明は、第1の発明において、動画像若しくは静止画像を表示する表示部をさらに備え、表示部は、連写撮影モードで撮影された静止画像を、複数の縮小画像からなるサムネイル画像として表示する。
第4の発明は、第3の発明において、画像記録部は、サムネイル画像のもととなる本画像のうち、全ての画像若しくは任意の画像を記録する。
第5の発明は、姿勢検出部と、角度演算部と、をさらに備える。姿勢検出部は、カメラの姿勢を検出する。角度演算部は、カメラの姿勢変化に伴って、光学素子の予め定められた基準となる面と重力方向とのなす角度を算出する。光学素子制御部は、姿勢検出部の検出結果と、角度演算部の算出結果に基づいて、カメラの姿勢変化に拘わらず上記面が重力方向と垂直になる姿勢を保つように、光学素子を制御する。
本発明の電子カメラによれば、動画撮影や連写撮影の撮影時にアスペクト比を容易に切り替えて撮影することができる。これにより、ユーザの利便性が向上する。
(第1実施形態)
<電子カメラの構成の説明>
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<電子カメラの構成の説明>
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、第1実施形態の電子カメラの正面図及び背面図である。図1(a)は正面図、図1(b)は背面図を示している。図1(a)に示す通り、電子カメラ1の前面には、後述する撮影光学系10が備えられている。また、電子カメラ1の上面には、レリーズボタン23aが備えられている。
また、図1(b)に示す通り、電子カメラ1の背面には、液晶表示モニタ22と、広角ズームキー23bと、望遠ズームキー23cと、電源ボタン23dと、モードスイッチ23eと、メニュー切替・実行キー23fとが備えられている。液晶表示モニタ22は、静止画像、動画及び電子カメラ1の操作メニュー等を表示する。広角ズームキー23bは、焦点距離を広角側に変更するための操作ボタンである。望遠ズームキー23cは、焦点距離を望遠側に変更するための操作ボタンである。モードスイッチ23eは、撮影モードを静止画撮影または動画撮影などに切り替える操作ボタンである。メニュー切替・実行キー23fは、静止画撮影や動画撮影などに使用されるメニューを自在に切り替えて設定条件を選択若しくは実行する操作ボタンである。なお、撮影モードが、静止画撮影の場合は、通常、1枚の静止画像の撮影を行う設定になっている。ただし、メニュー切替・実行キー23fにて、所定の時間間隔で連続的に静止画像を撮影する連写撮影モードにすることができる。
図2は、第1実施形態の電子カメラの構成を示すブロック図である。図2に示す通り、電子カメラ1には、撮影光学系10と、撮影レンズ制御部11と、シリンドリカルレンズ制御部12、エンコーダ(EC)12aと、撮像素子13と、タイミングジェネレータ(TG)14と、アナログフロントエンド部(以下、「AFE」という。)15と、画像処理部16と、RAM(Random Access Memory)17と、ROM(Read Only Memory)18と、YC信号処理部19と、VRAM(Video RAM)20、ビデオエンコーダ21、液晶表示モニタ22と、操作部23と、CPU(Central processing Unit)24と、記録インターフェース(記録I/F)25と、バス26と、記録媒体27とが備えられている。このうち画像処理部16、RAM17、ROM18、YC信号処理部19、VRAM(Video RAM)20、ビデオエンコーダ21、CPU24及び記録インターフェース(記録I/F)25は、バス26を介して互いに接続されている。また、操作部23はCPU24に接続されている。
撮影光学系10は、フォーカスレンズやズームレンズを含む複数の撮影レンズ10aとシリンドリカルレンズ10bとで構成されている。なお、簡単のため、図2では、撮影光学系10を2枚のレンズとして図示する。
撮影レンズ10aを構成する各々のレンズは、撮影レンズ制御部11によって光軸方向に移動する。なお、撮影レンズ制御部11の入出力はCPU24と接続されている。
また、シリンドリカルレンズ10bは、縦方向の結像倍率と横方向の結像倍率とが異なる光学素子である。このシリンドリカルレンズ10bは、撮像素子13に対向する位置に配置されている。また、このシリンドリカルレンズ10bは、撮影範囲の縦横比を表す第1アスペクト比から撮像素子13の撮像面の縦横比を表す第2アスペクト比に被写体像を圧縮する。
シリンドリカルレンズ制御部12は、不図示の回転機構により、シリンドリカルレンズ10bの光軸に垂直な面内で、シリンドリカルレンズ10bを回転させる。これにより、シリンドリカルレンズ制御部12は、第1アスペクト比を変更自在とする。
エンコーダ12aは、シリンドリカルレンズ10bの回転角度を検出する。シリンドリカルレンズ制御部12は、その回転角度に基づいてシリンドリカルレンズ10bの回転を制御する(詳細は後述する)。
なお、シリンドリカルレンズ10bは、一例であって、アナモフィックレンズを用いてもよい。このアナモフィックレンズも、シリンドリカルレンズ10bと同様、縦方向の結像倍率と横方向の結像倍率とが異なる光学素子である。
撮像素子13は、撮影光学系10からの被写体像を光電変換することにより、画像信号(アナログ信号)を生成する。
図3は、第1アスペクト比とシリンドリカルレンズ10bとの関係を説明する図である。また、図4は、シリンドリカルレンズ10bの配置と電子カメラ1の筐体との関係を説明する図である。なお、図3に示すシリンドリカルレンズ10bは、図4では正面図として描かれている。
図4(a)においては、説明をわかりやすくするため、電子カメラ1の下面11とシリンドリカルレンズ10bの下面100bとが平行な位置関係にあるとき、シリンドリカルレンズ10bが縦位置にあるとする。この状態を基準として、図2に示すシリンドリカルレンズ制御部12は、不図示の回転機構により、シリンドリカルレンズ10bの光軸に垂直な面内で、シリンドリカルレンズ10bを、電子カメラ1を正面から見て時計回りに0から90度の範囲で回転させる。なお、シリンドリカルレンズ10bを縦位置の状態に戻すときには、シリンドリカルレンズ制御部12は、シリンドリカルレンズ10bを反時計回りに回す。これは、一例であって、シリンドリカルレンズ10bを時計回りに回転させて縦位置の状態に戻してもよい。ここでは、縦位置がシリンドリカルレンズ10bの回転角度0度に相当する。
また、図4(b)においては、電子カメラ1の下面11とシリンドリカルレンズ10bの下面100bが、垂直な位置関係にあるとき、シリンドリカルレンズ10bが横位置にあるとする。この場合、横位置が、シリンドリカルレンズ10bの回転角度90度に相当する。
第1実施形態では、撮像素子13の第2アスペクト比は固定にする。一方、撮影範囲の第1アスペクト比は、シリンドリカルレンズ10bの回転により変動する。そのため、まず、撮像素子13の第2アスペクト比を規定する必要が生じる。
そこで、以下に述べる計算により、撮像素子13の第2アスペクト比を規定する。第1実施形態では、撮像素子13の第2アスペクト比は、2種類の第1アスペクト比の積を求め、その積の平方根の値となるようにする。
具体的には、撮像素子13の第2アスペクト比を規定するための2種類の第1アスペクト比は、図3(a)に示す、ワイド撮影時の第1アスペクト比(16:9)と、図3(b)に示す、通常撮影時の第1アスペクト比(4:3)とする。すると、撮像素子13の第2アスペクト比は、1.54:1となる。すなわち、撮像素子13の第2アスペクト比は、以下のようにして求める。ここでは、(16/9)を小数に換算してa=1.777、(4/3)を小数に換算してc=1.333とすると、「a:b=b:c」となるようなbは、a×cの平方根である1.54と算出される。
撮像素子13の第2アスペクト比が1.54:1と規定されると、シリンドリカルレンズ10bの縦方向の結像倍率と横方向の結像倍率が定まる。この結像倍率に基づいて、シリンドリカルレンズ10bが製造されている。
なお、撮像素子13の第2アスペクト比は、1.54:1に限定されるものではなく、例えば、1:1や2:1であってもよい。この場合、縦位置、横位置における第1アスペクト比は、第2アスペクト比が1.54:1の場合と異なる値となる。なお、図3、図4の詳細については、電子カメラ1の動作説明の際に後述する。
再び、図2に示す、電子カメラ1の構成を示すブロック図の説明に戻る。タイミングジェネレータ(TG)14は、CPU24からの指示により撮像素子13及びAFE15の各々へ向けて駆動信号を送出し、それによって両者の駆動タイミングを制御する。
AFE15は、撮像素子13が生成する画像信号に対して信号処理を施すアナログフロントエンド回路である。このAFE15は、画像信号のゲイン調整や、画像信号のA/D変換などを行う。このAFE15が出力するRGB信号の画像データは、画像処理部16へ入力される。
画像処理部16は、AFE15が出力するRGB信号の画像データをRAM17のフレームメモリに記憶させる。そして、画像処理部16は、後述する補間処理部24aによる画像処理が施された画像データに対してホワイトバランス補正処理、ゲインコントロール処理などの画像処理を施す。また、画像処理部16はRGB信号の画像データを輝度(Y)と色(C)とで表されるYC信号の画像データに変換する。そして、画像処理部16は、YC信号の画像データをRAM17のフレームメモリに記憶させる。
YC信号処理部19は、YC信号の画像データを例えば公知のJPEG(Joint Photgraphic Experts Group)などの所定の圧縮処理を施して、再びRAM17のフレームメモリに記憶させる。
VRAM20は、液晶表示モニタ22に表示する内容を一時的に保持しているメモリであり、A領域、B領域の2つのバッファ領域を有している。
ビデオエンコーダ21は、YC信号の画像データをRGB信号の画像データに変換する。ここで、VRAM20では、低解像度のスルー画像データ(YC信号)が、A領域、B領域へと交互に記憶される。VRAM20に記憶されたスルー画像データは、古い時刻に記憶されたスルー画像データから先に、ビデオエンコーダ21でRGB信号の画像データに所定のフレームレートで変換される。そして、液晶表示モニタ22上ではスルー画像(RGB信号)が表示される。
操作部23は、電子カメラ1の各操作を受付けて、CPU24に処理の命令を出す。一例として、動画像を撮影する動画撮影モードや所定の時間間隔で連続的に静止画像の撮影を行う連写撮影モードなどの操作を受付けて、CPU24に処理の通知を出す。
CPU24は、電子カメラ1の統括的な制御を行うプロセッサである。CPU24は、ROM18に予め格納されたシーケンスプログラムを実行することにより、各処理のパラメータを算出したり、電子カメラ1の各部を制御したりする。また、第1実施形態のCPU24は、補間処理部24aや画像記録部24bとして機能する。
補間処理部24aは、撮像素子13で生成された第2アスペクト比の画像を、シリンドリカルレンズ10bによる圧縮率に応じて、第1アスペクト比の画像に伸長する。これにより、シリンドリカルレンズ10bを介することによって圧縮された画像を、圧縮前の第1アスペクト比の画像に復元することができる。
画像記録部24bは、動画像や静止画像を後述する記録インターフェース(記録I/F)25を介して、記録媒体27に記録する。
なお、画像記録部24bは、動画データを例えば公知のモーションJPEG形式に従って記録媒体27に記録する。
モーションJPEG形式では、画像処理部16は、撮像素子13から取得したRGBの画像データを一旦RAM17のフレームメモリに記憶させた後、画像処理部16で画像処理を施してYC信号の画像データに変換する。そして、画像記録部24bは、1画像内でJEPG圧縮をかけながら、記録媒体27に一定のフレームレートで静止画を連続的に記録していく。なお、動画のファイル形式は、モーションJEPGに限定されず、MPEG(Moving Picture Experts Group)など他のファイル形式を適用してもよい。
記録インターフェース(記録I/F)25には、記録媒体27を接続するためのコネクタが形成されている。記録インターフェース(記録I/F)25は画像記録部24bからの指示により、そのコネクタに接続された記録媒体27にアクセスして画像の記録処理を行う。
<電子カメラの動作説明>
次に、第1実施形態における電子カメラ1の動作例を説明する。図5は、電子カメラ1の動作の一例を表すフローチャートである。このフローチャートは、電子カメラ1の電源がONになり、ユーザが静止画撮影モードを選択すると開始される。ここでは、説明をわかりやすくするため、まず初めに、1枚の静止画像のみを撮影する単写撮影についての動作例を説明する。続いて、連写撮影を行う場合の動作例を説明する。
次に、第1実施形態における電子カメラ1の動作例を説明する。図5は、電子カメラ1の動作の一例を表すフローチャートである。このフローチャートは、電子カメラ1の電源がONになり、ユーザが静止画撮影モードを選択すると開始される。ここでは、説明をわかりやすくするため、まず初めに、1枚の静止画像のみを撮影する単写撮影についての動作例を説明する。続いて、連写撮影を行う場合の動作例を説明する。
なお、以下の説明では、ユーザが第1アスペクト比を選択して撮影するモードがオンに設定されている状態を前提として説明を行う。
ステップS101:CPU24は、液晶表示モニタ22に、第1アスペクト比(複数種類の撮影範囲のアスペクト比)を表示させる。ユーザにより第1アスペクト比が入力されると、操作部23は、その第1アスペクト比を受付ける。そして、ステップS102へ移行する。
ステップS102:CPU24は、操作部23が受付けた第1アスペクト比に基づいてシリンドリカルレンズ10bを回転させるか否かを判定する。現在の第1アスペクト比が操作部23で受付けた第1アスペクト比であって、第1アスペクト比を変更する必要がない場合は(ステップS102:No)、ステップS104に移行する。一方、現在の第1アスペクト比が操作部23で受付けた第1アスペクト比と異なり、第1アスペクト比を変更する必要がある場合は(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。
ステップS103:CPU24は、シリンドリカルレンズ制御部12に指示を出し、操作部23で受付けた第1アスペクト比になるように、シリンドリカルレンズ10bの光軸に垂直な面内で、シリンドリカルレンズ10bを0から90度の範囲で回転させる。
図3(a)において、上述した通り、撮像素子13の第2アスペクト比は、1.54:1である。この場合、シリンドリカルレンズ10bが縦位置(0度)であると、第1アスペクト比は、ワイド撮影(16:9)になる。したがって、ワイド撮影(16:9)の被写体像は、シリンドリカルレンズ10bを介することで、第2アスペクト比の被写体像に圧縮される。そして、第2アスペクト比の被写体像が撮像素子13の撮像面に結像する。すなわち、「16:9」=「1.777:1」となり、1.777を1.54にするには、0.866を乗算すればよい。この場合、シリンドリカルレンズ10bは撮影範囲を横方向に86.6%圧縮する。図4(a)は、図3(a)におけるシリンドリカルレンズ10bの配置と電子カメラ1の筐体との関係を表している。
図3(b)は、第1アスペクト比が通常撮影(4:3)の場合における撮影を説明する図である。シリンドリカルレンズ制御部12が、シリンドリカルレンズ10bの光軸に垂直な面内で、シリンドリカルレンズ10bを縦位置(0度)から90度回転させて横位置(90度)とすると、第1アスペクト比は4:3になる。図4(b)は、図3(b)におけるシリンドリカルレンズ10bの配置と電子カメラ1の筐体との関係を表している。
この場合、通常撮影(4:3)の被写体像は、シリンドリカルレンズ10bを介することで、第2アスペクト比の被写体像に圧縮される。そして、第2アスペクト比の被写体像が撮像素子13の撮像面に結像する。すなわち、「4:3」=「1.54:1.155」となり、1.155を1にするには、0.866を乗算すればよい。この場合、シリンドリカルレンズ10bは撮影範囲を縦方向に86.6%圧縮する。
ステップS104:CPU24は、レリーズボタン23aが半押しされると、撮影レンズ制御部11に指示を出して、撮影レンズ10aを駆動させる。撮影レンズ制御部11は、自動焦点調節や自動露出制御などを行い、本画像の撮影に用いる撮影条件を設定する。続いて、CPU24は、レリーズボタン23aが全押しされると、不図示のメカニカルシャッタを開状態とし、タイミングジェネレータ14を駆動させる。これにより、本画像の画像データを取得する。この場合、撮像素子13の撮像面に結像した第2アスペクト比の画像データは、AFE15を通過してから画像処理部16によりRAM17のフレームメモリに記憶される。
図6は、第1アスペクト比の画像と第2アスペクト比の画像との対応関係を示す図である。第1アスペクト比(4:3)の画像(図6(a))は、縦方向に圧縮される(図6(b))。また、第1アスペクト比(16:9)の画像(図6(c))は、横方向に圧縮される(図6(d))。
ステップS105:CPU24の補間処理部24aは、RAM17のフレームメモリに記憶されている第2アスペクト比の画像を伸長する。すなわち、補間処理部24aは、ステップS104で得られた圧縮された画像を、シリンドリカルレンズ10bの圧縮率に応じて伸長する。この伸長処理によって、補間処理部24aは、圧縮前の撮影範囲の画像に復元することができる。この伸長処理は、例えば、3次補間法と呼ばれている画像の補間方式(バイキュービック)を用いることにより実現される。ここで、図6を例にすると、補間処理部24aは、縦方向に圧縮された画像を(図6(b))、第1アスペクト比(4:3)の撮影範囲の画像(図6(a))になるように伸張する。また、補間処理部24aは、横方向に圧縮された画像を(図6(d))、第1アスペクト比(16:9)の画像(図6(c))になるように伸張する。
ステップS106:画像処理部16は、ステップS105にて伸長処理された後の本画像のデータに対して、ホワイトバランス、階調変換処理など各種の画像処理を施す。
図7は、ステップS106で画像処理がされた後、液晶表示モニタ22に表示された撮影画像の一例を示す図である。図7(a)では、液晶表示モニタ22内でマスク22a、22bが施されて、第1アスペクト比(16:9)の画像が表示される。また、図7(b)では、液晶表示モニタ22内でマスク22c、22dが施されて、第1アスペクト比(4:3)の画像が表示される。
ステップS107:画像記録部24bは、ステップS106にて画像処理が施された本画像のデータを記録媒体27に記録する。そして、この処理ルーチンは終了する。
次に、連写撮影を行う場合の動作例を説明する。ただし、図5に示したフローチャートと同様の処理については簡略化して説明する。
図8は、電子カメラ1の連写撮影の一例を表すフローチャートである。このフローチャートは、電子カメラ1の電源がONになると開始される。
なお、以下の説明では、連写撮影モードがオンに設定されている状態を前提として説明を行う。ここでは、第1アスペクト比16:9が選択され、連写枚数が7枚指定されたものとして話を進める。また、シリンドリカルレンズ制御部12は、静止画像が撮影されるたびに、CPU24の指示により、シリンドリカルレンズ10bを15度ずつ回転させるものとする。
ステップS201:CPU24は、操作部23から連写撮影モードを受付けると、液晶表示モニタ22に、第1アスペクト比(複数種類の撮影範囲のアスペクト比)を表示させる。ユーザにより第1アスペクト比が入力されると、操作部23は、その第1アスペクト比を受付ける。そして、ステップS202へ移行する。
ステップS202:CPU24は、操作部23が受付けた第1アスペクト比になるように、シリンドリカルレンズ10bを回転させる。そして、ステップS203へ移行する。なお、現在の第1アスペクト比が操作部23で受付けた第1アスペクト比であって、第1アスペクト比を変更する必要がない場合は、シリンドリカルレンズ10bを回転させずにステップS203に移行する。
ステップS203:CPU24は、レリーズボタン23aが半押しされると、撮影レンズ制御部11に指示を出して、撮影レンズ10aを駆動させる。撮影レンズ制御部11は、自動焦点調節や自動露出制御などを行い、本画像の撮影に用いる撮影条件を設定する。続いて、CPU24は、レリーズボタン23aが全押しされると、連写撮影が開始される。まず、CPU24は、不図示のメカニカルシャッタを開状態とし、タイミングジェネレータ14を駆動させる。これにより、本画像の画像データを取得する。CPU24は、不図示のメカニカルシャッタを閉状態とする。そして、ステップS204に移行する。
ステップS204:CPU24は、撮像素子13の撮像面に結像した第2アスペクト比の画像データを、RAM17のフレームメモリに記憶させる。
ステップS205:CPU24は、指定された連写枚数の撮影を実行したか判定する。指定された連写枚数に達していない場合(ステップS205:No)、ステップS206に移行する。一方、指定された連写枚数に達した場合(ステップS205:Yes)、ステップS207に移行する。
ステップS206:CPU24は、シリンドリカルレンズ制御部12に指示を出し、シリンドリカルレンズ10bを15度回転させる。そして、ステップS203の撮影の処理に戻る。
ステップS207:CPU24の補間処理部24aは、図5に示すステップS105と同様、RAM17のフレームメモリに記憶されている第2アスペクト比の画像を伸長する。
ステップS208:画像処理部16は、ステップS207にて伸長処理された後の本画像のデータに対して、ホワイトバランス、階調変換処理など各種の画像処理を施す。
図9及び図10は、連写撮影時の静止画像とシリンドリカルレンズ10bとの関係を説明する図である。上述した通り、電子カメラ1の下面11とシリンドリカルレンズ10bの下面100bが平行な位置関係にあるとき、シリンドリカルレンズ10bが縦位置にあるとする。この状態を基準として、シリンドリカルレンズ制御部12は、不図示の回転機構により、シリンドリカルレンズ10bの光軸に垂直な面内で、シリンドリカルレンズ10bを、電子カメラ1を正面から見て時計回りに0から15度ずつ回転させる(図9(a)〜(d)及び、図10(e)〜(g))。
このようにして、連写撮影された7枚の静止画像はRAM17のフレームメモリに記憶される。そして、画像処理部16は、連写撮影された静止画像に対して、図5に示したステップS106と同様の画像処理を施す。
ステップS209:CPU24の指示により画像処理部16は、ステップS208で画像処理が施された後の静止画像から、複数の縮小画像からなるサムネイル画像を作成する。続いて、CPU24の指示により、ビデオエンコーダ21は液晶表示モニタ22上にサムネイル画像を表示させる。
図11は、液晶表示モニタ22上に表示されたサムネイル画像の一例の図である。図11に示すように、第1アスペクト比の異なる7枚のサムネイル画像が表示される。
ステップS210:CPU24の画像記録部24bは、操作部23より、ユーザ操作により受付けたサムネイル画像のもととなる本画像の保存に関する有無のコマンドを受付ける。本画像を保存しない場合には(ステップS210:No)、この処理ルーチンは終了する。
一方、本画像を保存する場合には(ステップS210:Yes)、ステップS211に移行する。
ステップS211:画像記録部24bは、サムネイル画像のうち全部若しくは任意の画像の保存コマンドをユーザ操作により受付ける。そして、ステップS212に移行する。
ステップS212:画像記録部24bは、ユーザ操作により受付けた、サムネイル画像のもととなる本画像のうち全部若しくは任意の画像を記録媒体27に記録する。そして、この処理ルーチンは終了する。
以上より、本実施形態の電子カメラ1は、連写撮影の撮影時に第1アスペクト比を容易に切り替えて撮影することができる。これにより、ユーザの利便性が向上する。
(第2実施形態)
<電子カメラの構成の説明>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本発明の第1実施形態と本発明の第2実施形態とでは、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略する。ここで、電子カメラ1は、連写撮影モードと動画撮影モードとを兼用できる構成になっている。
<電子カメラの構成の説明>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本発明の第1実施形態と本発明の第2実施形態とでは、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略する。ここで、電子カメラ1は、連写撮影モードと動画撮影モードとを兼用できる構成になっている。
したがって、本発明の第2実施形態は、図2に示した電子カメラ1の構成のブロック図と同様であるので兼用する。動画撮影モードでは、フレーム単位(1枚の静止画像)で、第1アスペクト比とシリンドリカルレンズ10bの回転角度とからなる識別情報を画像データのヘッダファイルに追加して記録する。これにより、補間処理部24bでは、第1アスペクト比とシリンドリカルレンズ10bの識別情報に基づいて、RAM17のフレームメモリに一時記憶されている画像データから低解像度のスルー画像データを生成する。このスルー画像データ(YC信号)は、ビデオエンコーダ21でRGB信号のスルー画像データに変換される。そして、液晶表示モニタ22上ではスルー画像(RGB信号)が表示される。
一方、画像記録部24bは、補間処理部24bで伸張され、画像処理が施されたフレーム(YC信号の画像データ)を記録媒体27に順次記録していく。なお、1秒間に撮影するフレーム数(フレームレート)は、一例として、30フレームとする。
<電子カメラの動作説明>
次に、第2実施形態における電子カメラ1の動作例を説明する。
次に、第2実施形態における電子カメラ1の動作例を説明する。
図12は、動画撮影モードの一例を表す概念図である。説明をわかりやすくするため、この動画撮影モードでは、電子カメラ1のシリンドリカルレンズ10bを図4(b)に示す横位置で撮影を開始する。つまり、第1アスペクト比4:3で動画撮影を行う。その後、所定時間経過ごとに、シリンドリカルレンズ10bを回転させることにより第1アスペクト比を変更させる(詳細は後述する)。そして、最終的に、電子カメラ1のシリンドリカルレンズ10bを図4(a)に示す縦位置の状態に移行させる。したがって、撮影画面は、図12に示すように第1アスペクト比4:3から第1アスペクト比16:9へと時間とともに変化していく。こうすることで、今までには得られなかった撮影効果を得ることができる(詳細は後述する)。
実際の動画撮影としては、競馬のレースの動画撮影を例にして説明を以下行う。なお、これは一例であって動画撮影モードが、以下に説明する、図14、図15及び図18に示すフローチャートに限定されるものではない。
図13は、競馬場での動画撮影の一例を模式的に表した図である。これから説明する動画撮影では、ユーザが、レース開始後、スタート地点Aからゴール地点Gまでのレース展開を追いながら動画撮影するものとする。この場合、競馬場100で行われるレースは平均時間約2分で終了するものとする。この動作撮影モードでは、シリンドリカルレンズ制御部12が、CPU24の指示によりシリンドリカルレンズ10bを横位置(90度)から20秒ごとに15度回転させて行き、最終的に縦位置(0度)にするものとする。ここでは、20秒ごとに訪れる、シリンドリカルレンズ10bの回転操作の時刻を回転設定時刻とする。なお、時間経過については、不図示のタイマによりカウントされるものとする。また、ユーザは適宜ズーム撮影などを行いながら撮影しているものとする。
また、この競馬場100には、大型の表示モニタ101が配備されている。この表示モニタには、レース中の動画が映し出される。
図14は、動画撮影時における電子カメラ1の動作の一例を表すフローチャートである。このフローチャートは、電子カメラ1の電源がONになり、ユーザが動画撮影モードを選択すると開始される。
ステップS301:CPU24は、操作部23から動画撮影モードを受付けると、液晶表示モニタ22に、撮影条件等を表示する。これにより、ユーザは、図1(b)に示すメニュー切替・実行キー23fで、例えば、動画撮影開始時の第1アスペクト比や何秒ごとに第1アスペクト比を変更するか等の撮影条件を入力することができる。撮影条件を受付けると、ステップS302へ移行する。この撮影条件は上述した通りとする。
ステップS302:CPU24は、操作部23が受付けた第1アスペクト比になるように、シリンドリカルレンズ10bを回転させる。そして、ステップS303へ移行する。
なお、現在の第1アスペクト比が操作部23で受付けた第1アスペクト比であって、第1アスペクト比を変更する必要がない場合は、シリンドリカルレンズ10bを回転させずにステップS303に移行する。
ステップS303:CPU24は、1フレーム単位で行われる動画撮影のサブルーチンを実行する(詳細は後述する)。
ステップS304:CPU24は、シリンドリカルレンズ10bの回転設定時刻に達しているか否か、若しくは、動画撮影を終了させる終了コマンドを受付けたか否かの判定を行う。回転設定時刻に達していない、若しくは終了コマンドを受付けていない場合(ステップS304:No)、ステップS303に戻り、次のフレームを読み出す。一方、回転設定時刻に達している、若しくは終了コマンドを受付けた場合(ステップS304:Yes)、ステップS305に移行する。
ステップS305:CPU24は、終了コマンドを受付けたか否かを判定する。CPU24は、終了コマンドを受付けていない場合(ステップS305:No)、ステップS306に移行する。一方、CPU24は、終了コマンドを受付けた場合(ステップS305:Yes)、この処理ルーチンは終了する。
ステップS306:CPU24は、シリンドリカルレンズ制御部12を介して、シリンドリカルレンズ10bを15度回転させる。そして、ステップS303に戻り、次のフレームを読み出す。
この動画撮影では30フレームレートで行っている。そのため、シリンドリカルレンズ制御部12は、約600フレーム(20秒x30フレーム/秒)ごとにシリンドリカルレンズ10bを15度回転させることとなる。
次にステップS303の動画撮影のサブルーチンについて説明する。
図15は、ステップS303の動画撮影のサブルーチンである。
ステップS401:画像処理部16は、AFE15が出力する1フレームの画像データをRAM17のフレームメモリに記憶させる。
ステップS402:CPU24は、動画撮影用のフォーマットとして、フレーム単位で、第1アスペクト比とシリンドリカルレンズ10bの回転角度とからなる識別情報を作成し、フレームの画像データのヘッダファイルに追加して記録する。
ステップS403:CPU24の補間処理部24aは、RAM17のフレームメモリに記憶されている第2アスペクト比の画像を識別情報に基づいて伸長する。
ステップS404:CPU24は、ステップS403で補間処理された画像データに対してホワイトバランス補正処理、ゲインコントロール処理などの画像処理を施す。
ステップS405:CPU24は、ビデオエンコーダ21に指示を出すことにより、ビデオエンコーダ21は、YC信号をRGB信号に変換する。VRAM20では、低解像度のスルー画像データが、A領域、B領域へと交互に記憶される。VRAM20に記憶された低解像度なスルー画像データは、古い時刻に記憶されたスルー画像データから先に、ビデオエンコーダ21を介して液晶表示モニタ22に伝えられ、液晶表示モニタ22上ではスルー画像が表示される。
ステップS406:画像記録部24bは、記録媒体27に1フレームの画像データを記録する。そして、このサブルーチンを終了し、図14に示すフローチャートのステップS304に戻る。
図16、図17は動画撮影時におけるシリンドリカルレンズ10bと撮影画面との関係を説明する図である。
図16(a)では、スタート地点A付近を動画撮影しているときの1コマを液晶表示モニタ22に表示している。この液晶表示モニタ22には、第1アスペクト比(4:3)の画像が表示されている。また、このときのシリンドリカルレンズ10b配置は、横位置(90度)である。
この場合、スタート直後であるため、競走馬同士はまだ離れていない。すると、ユーザにとっては、第1アスペクト比4:3の撮影画面の方が第1アスペクト比16:9の撮影画面より、レース展開が見やすい。
図16(b)では、地点B付近を動画撮影しているときの1コマを液晶表示モニタ22に表示している。また、このときのシリンドリカルレンズ10b配置は、横位置(90度)から15度反時計回りに回転している(縦位置を0度とした場合の75度に相当する)。
図16(c)では、地点C付近を動画撮影しているときの1コマを液晶表示モニタ22に表示している。また、このときのシリンドリカルレンズ10b配置は、横位置(90度)から30度反時計回りに回転している(縦位置を0度とした場合の60度に相当する)。
地点B付近や地点C付近では、まだ、第1アスペクト比16:9にするよりも第1アスペクト比4:3の方がレース展開が見えやすい傾向にある。
図16(d)では、地点D付近を動画撮影しているときの1コマを液晶表示モニタ22に表示している。また、このときのシリンドリカルレンズ10b配置は、横位置(90度)から45度反時計回りに回転している(縦位置を0度とした場合の45度に相当する)。
地点Dになると、最終コーナーのカーブに入り、競走馬が横並びの撮影画像が得られる。この場合、第1アスペクト比22:13の画面になり、第1アスペクト比4:3に比べ、縦が縮み、横が伸びた画像が得られる。そのため、競走馬の横並びの状況が見やすく、臨場感のある撮影画像が得られる。
図17(e)では、地点E付近を動画撮影しているときの1コマを液晶表示モニタ22に表示している。また、このときのシリンドリカルレンズ10b配置は、横位置(90度)から60度反時計回りに回転している(縦位置を0度とした場合の30度に相当する)。
図17(f)では、地点F付近を動画撮影しているときの1コマを液晶表示モニタ22に表示している。また、このときのシリンドリカルレンズ10b配置は、横位置(90度)から75度反時計回りに回転している(縦位置を0度とした場合の15度に相当する)。
地点E付近や地点F付近では、先頭集団が抜け出してくるため、横長の画像(第1アスペクト比16:9)の方が第1アスペクト比4:3よりも見やすくなる。
図17(g)では、ゴール地点Gを動画撮影しているときの1コマを液晶表示モニタ22に表示している。また、このときのシリンドリカルレンズ10b配置は、横位置(90度)から90度反時計回りに回転している(縦位置の0度に相当する)。第1アスペクト比16:9になると、他の競走馬との関係がわかりやすくなるので最後のゴールシーンが見やすくなる。
以上より、ユーザが動画撮影中に第1アスペクト比を切り替えて撮影すると、演出効果が加えられた動画を得ることができる。
なお、上述した実施形態では、シリンドリカルレンズ制御部12は、シリンドリカルレンズ10bを間欠的に回転したが、例えば、シリンドリカルレンズ10bを連続的に回転してもよい。この場合、例えば、平均時間が約2分間の競馬のレースにおいて、シリンドリカルレンズを0度から90度回転させるとすると、シリンドリカルレンズ10bの回転スピードは約0.75度/秒にすることが好ましい。なお、これは、一例であって、この回転スピードに限定されるものではない。また、電子カメラ1で撮影した動画を図13に示す大型の表示モニタに映し出せるようにしてもよい。
次に、動画の再生について説明する。
図18は、動画再生時における電子カメラ1の動作の一例を表すフローチャートである。
このフローチャートは、ユーザが動画再生を選択し、操作部23からCPU24が動画再生のコマンドを受付けると開始する。ここでは、記録媒体27に記録されている動画ファイルが読み出されて、RAM17のフレームメモリに格納されているものとして話を進める。動画ファイルは、上述した、競馬のレースの動画ファイルとする。
ステップS501:CPU24は、RAM17のフレームメモリから1フレームの画像データを読み出す。
ステップS502:CPU24は、さらに、読み出したフレームの画像データから、第1アスペクト比とシリンドリカルレンズ10bの回転角度の識別情報を読み出す。
ステップS503:CPU24は、上記識別情報に基づいて、1フレームの画像を液晶表示モニタ22に表示させる。
ステップS504:CPU24は、読み出されたフレームが最後のフレームか否かを判定する。最後のフレームでない場合(ステップS504:No)、ステップS501に戻り、CPU24は、次の1フレーム読み出す。一方、最後のフレームである場合(ステップS504:Yes)、この処理ルーチンは終了する。
以上より、動画再生時においても、第1アスペクト比が自動的に切り替わり、演出効果が加えられた動画を見ることができる。
以上より、本実施形態の電子カメラ1は、動画再生時に第1アスペクト比を容易に切り替えて再生することができる。これにより、演出効果が高められた動画を得ることができ、ユーザの利便性が向上する。
(第3実施形態)
<電子カメラの構成の説明>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本発明の第1実施形態と本発明の第3実施形態とでは、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略する。
<電子カメラの構成の説明>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、本発明の第1実施形態と本発明の第3実施形態とでは、同じ要素については同じ符号を付して説明を省略する。
第3実施形態では、ユーザが、電子カメラを横長に構えて撮影する横位置撮影から電子カメラを縦長に構えて撮影する縦位置撮影に変えるとき(または、縦位置撮影から横位置撮影、以下「縦/横位置撮影モード」という)、後述する図19に示すシリンドリカルレンズ制御部12が、電子カメラの姿勢変化に拘わらず、後述する図22に示すシリンドリカルレンズ10bの下面100bを重力方向と垂直になる姿勢に保つように制御する。以下、具体的に説明する。
図19は、第3実施形態の電子カメラの構成を示すブロック図である。図19に示す電子カメラ2は、図2に示す電子カメラ1と比較して、新たに、角度演算部24cと加速度センサ28とが追加されている。
この加速度センサ28は、3次元方向(相互に直交するX軸、Y軸、Z軸の3軸方向)の加速度を計測するセンサである。この加速度センサ28は、重力加速度を利用して、電子カメラ2の傾きを検出することができる。
角度演算部24cは、加速度センサ28検出結果に基づいてシリンドリカルレンズ10bの下面100bと重力方向とのなす角度を算出する。そして、シリンドリカルレンズ制御部12が、シリンドリカルレンズ10bの下面100bを重力方向と垂直になる姿勢に保つように制御する(詳細は以下説明する)。
また、第3実施形態のCPU24は、補間処理部24a、画像記録部24b及び角度演算部24cとして機能する。
<電子カメラの動作説明>
次に、第3実施形態の電子カメラ2の動作を説明する。図20は、電子カメラ2の動作の一例を表すフローチャートである。図21は、シリンドリカルレンズ10bの姿勢制御の一例を表すフローチャートである。
次に、第3実施形態の電子カメラ2の動作を説明する。図20は、電子カメラ2の動作の一例を表すフローチャートである。図21は、シリンドリカルレンズ10bの姿勢制御の一例を表すフローチャートである。
第3実施形態の電子カメラ2では、動画撮影の処理ルーチンとシリンドリカルレンズ10bの姿勢制御の処理ルーチンとが並列に実行される。すなわち、ユーザが動画撮影中に電子カメラ2の姿勢を変えると、シリンドリカルレンズ10bの姿勢制御の処理ルーチンによって、シリンドリカルレンズ制御部12が、シリンドリカルレンズ10bの下面100bを重力方向と垂直になる姿勢に保つように制御する。以下、具体的に説明する。
図20に示す、電子カメラ2の動作の一例を表すフローチャートは、ユーザが操作部23で動画撮影を選択実行すると、開始される。なお、ユーザは、電子カメラ2を横位置撮影に構えているものとして話を進める。
ステップS601:CPU24は、操作部23から動画撮影モードを受付けると、液晶表示モニタ22に、撮影条件等を表示する。これにより、ユーザは、図1(b)に示すメニュー切替・実行キー23fで、縦/横位置撮影モードの撮影条件を入力することができる。縦/横位置撮影モードの撮影条件が入力されると、ステップS602へ移行する。また、縦/横位置撮影モードの撮影条件が入力されると、シリンドリカルレンズ10bの姿勢制御の処理ルーチンが開始される(詳細は後述する)。
ステップS602:CPU24は、動画撮影のサブルーチンを実行する。このサブルーチンは上述した図15に示す内容と同じであるため説明を省略する。
ステップS603:CPU24は、動画撮影を終了させる終了コマンドを受付けたか否かを判定する。CPU24は、終了コマンドを受付けていない場合(ステップS603:No)、ステップS602に戻り、次のフレームを読み出す。一方、CPU24は、終了コマンドを受付けた場合(ステップS603:Yes)、この処理ルーチンは終了する。
次に、図21に示す、シリンドリカルレンズ10bの姿勢制御の一例を表すフローチャートについて説明する。
ステップS701:CPU24は、図20のステップS601にて操作部23より縦/横位置撮影モードを受付けることにより、縦/横位置撮影モードの設定を行う。CPU24は、シリンドリカルレンズ制御部12から現在のシリンドリカルレンズ10bの角度情報を取得する。
ステップS702:CPU24は、加速度センサ28をONにする。すると、加速度センサ28が電子カメラ2の傾きの検出を開始する。
図22は、シリンドリカルレンズ10bの下面100bと電子カメラ2の筐体との位置関係を説明する図である。説明をわかりやすくするため、図22(a)に示す通り、電子カメラ2の下面11とシリンドリカルレンズ10bの下面100bとが重力方向に対して垂直であるとする。なお、xyz座標系でz方向を重力の向きとする。gは、重力方向の向きを表しており、aは、シリンドリカルレンズ10bの下面100bの向きを表している。図22(a)において、シリンドリカルレンズ10bは図3(a)に示す縦位置(0度、第1アスペクト比16:9)の状態になっている。そのため、エンコーダ12aは、シリンドリカルレンズ10bの角度として0度を検出する。図22(b)、(c)については、ステップS704で説明する。
ステップS703:CPU24は、電子カメラ2の傾きに変化(姿勢変更)があるか否かを判定する。ユーザ操作により電子カメラ2の姿勢変更がなされない場合は(ステップS703:No)、ステップS705に移行する。一方、ユーザ操作により電子カメラ2の姿勢変更がなされた場合は(ステップS703:Yes)、ステップS704に移行する。
ステップS704:CPU24の角度演算部24cは、加速度センサ28の検出結果に基づいてシリンドリカルレンズ10bの下面100bと重力方向gとのなす角度を算出する。続いて、シリンドリカルレンズ制御部12は、シリンドリカルレンズ10bの下面100bを重力方向gと垂直になる姿勢に保つように制御する。具体的に図22を例にして説明する。
図22(b)は、比較例であって、横位置撮影から縦位置撮影に変化した場合、シリンドリカルレンズ制御部12が、シリンドリカルレンズ10bの姿勢制御を行わない場合の図を表している。この場合、シリンドリカルレンズ10bの下面100bと重力方向gとのなす角度は180度となる。すると、依然として第1アスペクト比は、16:9のままであり、ユーザにとっては使い勝手が悪くなる。これは一般に、縦位置撮影時には細長い画面の構図を用いることは少ない(と思われる)ためである。
そこで、図22(a)に示す横位置撮影の電子カメラ2の筐体を正面から見て時計回りに90度回転させるとき、シリンドリカルレンズ制御部12は、シリンドリカルレンズ10bの下面100bを重力方向gと垂直になる姿勢に保つように制御する。この制御方法として、例えばシリンドリカルレンズ制御部12は、シリンドリカルレンズ10bの下面100bを重力方向gと垂直になる姿勢に保つように、シリンドリカルレンズ10bを反時計回りに回転させる。
これにより、図22(c)に示すように、電子カメラ2の下面11と重力方向gとのなす角度は180度となる。しかしながら、シリンドリカルレンズ10bの下面100bと重力方向gとのなす角度は90度を維持する。その結果、縦位置撮影において第1アスペクト比は16:9から4:3になる。こうすると、ユーザにとっては使い勝手が良くなる。
ステップS705:CPU24は、動画撮影を終了させる終了コマンドを受付けたか否かを判定する。CPU24は、終了コマンドを受付けていない場合(ステップS705:No)、ステップS703に戻る。一方、CPU24は、終了コマンドを受付けた場合(ステップS705:Yes)、この処理ルーチンは終了する。
図23は、縦/横位置撮影モードにおける動画の1フレームを液晶表示モニタ22に表示させた場合の一例図である。なお、各部の符号の付与は、図1(b)と同じであるので、ここでは省略する。
図23(a)は、横位置撮影における(第1アスペクト比16:9)動画の1フレームを表している。図23(a)では、富士山Fを背景に初日の出の太陽Sが昇るシーンの動画を撮影しているものとする。この場合、横位置撮影であれば、初日の出の太陽Sと富士山Fとが画面に入り、好ましい動画が得られる。ここで、この動画を撮影中、ユーザが、横位置撮影から縦位置撮影に変更した場合について以下述べる。
図23(b)は、横位置撮影から縦位置撮影に変更したときの動画の1フレームを表している。図23(b)では、ユーザの近くにいる知人Aが、新年のメッセージの会話をしているシーンの動画を撮影しているものとする。この場合、ユーザは、第1アスペクト比をマニュアルで設定し直す必要がなく、自動的に第1アスペクト比4:3の動画が得られる。図23(b)では、知人Aの動画撮影の場合、第1アスペクト比16:9に比べて第1アスペクト比4:3である方がより良い動画が得られる。
以上より、本実施形態の電子カメラ2では、横位置撮影から縦位置撮影に切り替えても、自動的に第1アスペクト比が16:9から4:3になるので、ユーザにとって利便性が向上する。
<実施形態の補足事項>
本実施形態の電子カメラ1で撮影した動画ファイルを携帯電話で再生する場合について、以下に示す実施形態が考えられる。
本実施形態の電子カメラ1で撮影した動画ファイルを携帯電話で再生する場合について、以下に示す実施形態が考えられる。
図24は、本実施形態の電子カメラ1で撮影した動画ファイルを携帯電話3で再生する場合の一例を表す概念図である。この携帯電話3には、本実施形態の電子カメラ1で撮影した動画ファイルを再生するプログラムが組み込まれている。図25は、携帯電話3の正面図である。
図25に示す携帯電話3は、互いに開閉自在な上部筐体31と下部筐体32とから構成されている。上部筐体31には、画像を表示する液晶表示モニタ311が設けられている。また、下部筐体32には電話番号や各種モードの設定などに用いられる各種キーが設けられている。さらに、上部筐体31は、図25(a)に示す縦位置から図25(b)に示す横位置に切り替わることができる。
本実施形態の電子カメラ1で撮影した動画を再生する場合、この携帯電話3は、フレームの第1アスペクト比に応じて、上部筐体31を横位置と縦位置に自在に切り替えることができる。
ここでは、本実施形態の電子カメラ1で撮影した動画ファイルの一例として映画を取り上げて以下説明する。図25は、映画の撮影シーンの一部を表しており、主人公が車に乗って、海岸に行き、そこで、水平線に沈む夕日を眺めることとする。この場合、この動画ファイルでは、主人公が車に乗って海岸に行くシーンは、第1アスペクト比4:3の複数のフレームで構成されている。また、主人公が、水平線に沈む夕日を眺めるシーンは、第1アスペクト比16:9の複数のフレームで構成されている。そこで、第1アスペクト比4:3のフレームから、第1アスペクト比16:9のフレームに切り替わるとき、携帯電話内部のCPU(不図示)の指示により、携帯電話3の上部筐体31は、縦位置から横位置に切り替わる。
図25(a)は、主人公が車に乗って、海岸に行くワンシーンを表している。図25(b)は、水平線に沈む夕日のワンシーンを表している。ここで、第1アスペクト比の切り替えに連動して、上部筐体31が縦位置から横位置に自動的に切り替わるので、ユーザは撮影効果をより味わうことができる。
なお、実施形態の補足事項では、本実施形態の電子カメラ1で撮影した動画ファイルを再生する場合、携帯電話3を例にして取り上げたが、携帯電話3に限られず、表示モニタを横位置と縦位置に自在に切り替え可能な表示装置を備えたパーソナルコンピュータであってもよい。また、本実施形態の電子カメラ1を携帯電話に搭載し、動画撮影や連写撮影を行ってもよい。
1、2・・・電子カメラ、10b・・・シリンドリカルレンズ、12・・・シリンドリカルレンズ制御部、13・・・撮像素子、3・・・携帯電話、24a・・・補間処理部、24b・・・画像記録部、24c・・・角度演算部、28・・・加速度センサ
Claims (5)
- 被写体像を撮像して画像を生成する撮像素子と、
前記撮像素子に対向する位置に配置された、撮影範囲の縦横比を表す第1アスペクト比から前記撮像素子の撮像面の縦横比を表す第2アスペクト比に前記被写体像を圧縮する光学素子と、
前記光学素子の光軸に垂直な面内で、該光学素子を所定の角度分回転させることにより、前記第1アスペクト比を変更自在とする光学素子制御部と、
前記撮像素子で生成された前記第2アスペクト比の画像を前記第1アスペクト比の画像に伸長する補間処理部と、
所定の時間間隔で連続的に静止画像を撮影する連写撮影モードと、動画像を撮影する動画撮影モードとを含む複数の撮影モードの中から任意の撮影モードに切り替える撮影モード切替部と、
前記動画像及び前記静止画像を記録する画像記録部と、を備え、
前記光学素子制御部は、前記動画撮影モード若しくは前記連写撮影モードの撮影時には、前記光学素子を連続的若しくは間欠的に回転させることにより前記第1アスペクト比を変更させることを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
前記光学素子制御部は、前記連写撮影モードの撮影時には、前記静止画像が撮影されるたびに前記光学素子を所定角度ずつ回転させることを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
前記動画像若しくは前記静止画像を表示する表示部をさらに備え、
前記表示部は、前記連写撮影モードで撮影された前記静止画像を、複数の縮小画像からなるサムネイル画像として表示することを特徴とする電子カメラ。 - 請求項3に記載の電子カメラにおいて、
前記画像記録部は、前記サムネイル画像のもととなる本画像のうち、全ての画像若しくは任意の画像を記録することを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
前記カメラの姿勢を検出する姿勢検出部と、
前記カメラの姿勢変化に伴って、前記光学素子の予め定められた基準となる面と重力方向とのなす角度を算出する角度演算部と、をさらに備え、
前記光学素子制御部は、
前記姿勢検出部の検出結果と、前記角度演算部の算出結果に基づいて、前記カメラの姿勢変化に拘わらず前記面が前記重力方向と垂直になる姿勢を保つように、前記光学素子を制御することを特徴とする電子カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008040043A JP2009200792A (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 電子カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008040043A JP2009200792A (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 電子カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009200792A true JP2009200792A (ja) | 2009-09-03 |
Family
ID=41143825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008040043A Withdrawn JP2009200792A (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 電子カメラ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009200792A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011259290A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置およびプログラム |
-
2008
- 2008-02-21 JP JP2008040043A patent/JP2009200792A/ja not_active Withdrawn
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JP2011259290A (ja) * | 2010-06-10 | 2011-12-22 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置およびプログラム |
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