JP2009199207A - ネットワークシステム、中継装置及び中継プログラム - Google Patents

ネットワークシステム、中継装置及び中継プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】中継装置が必要に応じてデータを中継するネットワークシステムを提供する。
【解決手段】
ネットワークAVシステム1は複数のUPnP機器で構成される。メディアレンダラMRは、自身のサービスの種類及びそのサービスの所在を列挙したデバイス記述ファイルを有する。中継装置HIDは、コントロールポイントCPからの要求を中継する対象としてメディアレンダラMRを選択し、メディアレンダラMRのデバイス記述ファイルを取得する。中継装置HIDは、取得したデバイス記述ファイルのうち、中継装置が中継動作をする必要のあるサービスの所在を中継装置の所在に変更し、コントロールポイントCPに送信する。コントロールCPは、デバイス記述ファイルに記載された各サービスの所在宛に、動作要求を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークシステムに関し、さらに詳しくは、クライアントと、クライアントからの要求に応じてサービスを提供するデバイスと、クライアントとデバイスとの間でデータを中継する中継装置とを備えたネットワークシステム、そのネットワークシステムに利用される中継装置、及び中継装置内のコンピュータに実装される中継プログラムに関する。
最近、家庭内のパーソナルコンピュータやAV(Audio Visual)機器を相互に接続してホームネットワークを構築する接続技術が複数提案されている。それらの接続技術の中でも、DLNA(Digital Living Network Alliance)が提案する接続技術(以下、DLNAガイドラインという)を実装した機器が多数登場している。
DLNAガイドラインは、既存のプロトコルであるUPnP(Universal Plug and Play:ユニバーサルプラグアンドプレイ)を利用する。UPnPプロトコルに基づくネットワークシステムでは、コントロールポイントと呼ばれるクライアントが、映像や音楽といったコンテンツを蓄積するメディアサーバや、コンテンツを再生するメディアレンダラといったサービスデバイスを制御する。たとえば、コントロールポイントは、メディアサーバが蓄積する複数のコンテンツに関する情報を取得し、所望のコンテンツを再生するようメディアレンダラに指示する。メディアレンダラは、メディアサーバに所望のコンテンツを要求する。メディアサーバは、要求に応じて所望のコンテンツをストリーミング配信し、メディアレンダラは、ストリーミング配信されたコンテンツを再生する。
このように、DLNAガイドラインは、UPnPプロトコルを利用することで、機器間の相互接続を実現し、クライアントやサービスデバイス等の複数の機器間でコンテンツの共有を実現する。
2006年3月に公表されたDLNAガイドラインv1.5(DLNA Networked Device Interoperability Guidelines v1.5)ではさらに、相互接続の対象を、テレビやAVオーディオ機器といった家庭に据え置かれる機器(据置型機器)だけでなく、ポータブルミュージックプレイヤや携帯端末といったモバイル機器まで拡げている。
DLNAガイドラインv1.5ではさらに、据置型機器とモバイル機器との間の通信を実現する中継装置(Home Infrastructure Device:HID)の概念が提案されている。ガイドラインによれば、中継装置は、据置機器とモバイル機器とが互いに異なるネットワークインターフェースを有する場合にブリッジ機能を提供したり、据置型機器からモバイル機器に配信されるコンテンツのデータフォーマットをモバイル機器で再生可能なフォーマットに変換する変換機能を提供する。
しかしながら、DLNAガイドラインv1.5では、中継装置の具体的な技術仕様については何ら提案されていない。仮に、複数の機器間のデータ通信の全てが中継装置を経由して行われれば、ネットワーク全体の通信処理能力は低下する。
特許第3716845号 特開2004−357272号公報
本発明の目的は、中継装置が必要に応じてデータを中継するネットワークシステムを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明によるネットワークシステムは、複数のサービスデバイスと、クライアントと、中継装置とを備える。サービスデバイスは、サービスを提供する。クライアントは、サービスデバイスにサービスの提供を要求する。中継装置は、サービスデバイスとクライアントとの間でデータを中継する。サービスデバイスは、デバイス記憶手段と、実行手段とを備える。デバイス記憶手段は、複数のサービスプログラムと、各サービスプログラムの所在に関する情報を含むデバイス記述ファイルとを記憶する。実行手段は、クライアントから送信された動作要求を受けたとき、動作要求に対応するサービスプログラムに基づいて、動作要求に応じた動作処理を実行する。中継装置は、選択手段と、中継取得手段と、特定手段と、作成手段とを備える。選択手段は、複数のサービスデバイスの中から、クライアントから送信された動作要求を中継する。中継取得手段は、選択されたサービスデバイスからデバイス記述ファイルを取得する。特定手段は、取得されたデバイス記述ファイルに基づいて、選択されたサービスデバイス内の複数のサービスプログラムのうち、中継装置によるデータの中継が必要なサービスプログラムを特定する。作成手段は、デバイス記述ファイル内の情報のうち、特定されたサービスプログラムの所在を中継装置の所在に変更したデバイス記述ファイルを作成する。クライアントは、クライアント取得手段と、送信手段とを備える。クライアント取得手段は、作成されたデバイス記述ファイルを中継装置から取得するクライアント取得手段と、取得されたデバイス記述ファイルに基づいて、所望のサービスプログラムの所在宛に動作要求を送信する。
本発明によるネットワークシステムでは、中継装置が、中継対象となるサービスデバイスのデバイス記述ファイル内の複数のサービスのうち、中継装置での処理が必要なサービスの所在情報を自身の所在情報に差し換えたデバイス記述ファイルを作成する。クライアントは、中継装置により作成されたデバイス記述ファイルに基づいて動作要求を送信する。そのため、クライアントは、中継装置での処理が必要な動作要求のみを中継装置に送信し、中継装置での処理が不要な動作要求を中継装置を経由することなくサービスデバイスに送信できる。
好ましくは、中継装置はさらに、中継記憶手段と、中継実行手段と、中継手段とを備える。中継記憶手段は、作成手段により所在を変更されたサービスプログラムの変更前の所在を記憶する。中継実行手段は、クライアントから動作要求を受けたとき、動作要求に応じた処理動作を実行する。中継手段は、実行された結果を、中継記憶手段に記憶された変更前の所在宛に送信する。
この場合、中継装置は、クライアントからの動作要求に対して所定の動作処理を実行し、その結果を送信すべきサービスデバイスに中継できる。
好ましくは、デバイス記憶手段はさらに、サービスプログラムにより実行可能な複数の動作処理に関する情報が登録されたサービス記述ファイルを記憶する。中継取得手段は、デバイス記述ファイルとともにサービス記述ファイルを取得する。特定手段は、サービス記述ファイル内の動作処理ごとに、中継装置による中継が必要か否かを判断し、中継が必要な動作処理を含むサービスプログラムを特定する。
この場合、中継装置は動作処理単位で、中継が必要か否かを判断する。そのため、中継が必要なサービスプログラムの特定精度が向上する。
本発明による中継装置は、上述のネットワークシステムに利用される。また、本発明による中継プログラムは、上述の中継装置内のコンピュータに実装される。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[全体構成]
図1を参照して、本実施の形態によるネットワークAVシステム1は、クライアントとして機能するコントロールポイント(Control Point)CPと、サービスを提供するサービスデバイスとして機能するメディアサーバ(Media Server)MS及びメディアレンダラ(Media Renderer)MRと、中継装置(Home Infrastructure Device)HIDとを備える。これらの機器は、UPnP(Universal Plug and Play)プロトコルスタックを実装するUPnPデバイスであり、UPnPプロトコルに基づいて互いに接続可能である。なお図1では1つのメディアサーバMS及び1つのメディアレンダラMRを示したが、メディアサーバMS及びメディアレンダラMRが複数存在してもよい。
各UPnPデバイスのハードウェア構成は、図2に示すとおりである。具体的には、中央処理装置(CPU)101と、メモリ102と、ハードディスクドライブ(HDD)103と、他のUPnPデバイスと通信するための通信インタフェース104と、ディスプレイ105とを備える。なお、メディアサーバMS、メディアレンダラMR及び中継装置HIDは、ディスプレイ105を有していなくてもよい。以下、各UPnPデバイスの詳細を説明する。
[メディアサーバ]
メディアサーバMSは、HDD103に複数のコンテンツファイルを蓄積する。メディアサーバMSは、コントロールポイントCPからの要求に応じてサービスを実行する。メディアサーバMSは、たとえば、コントロールポイントCPからコンテンツの閲覧要求を受ければ、自身が蓄積するコンテンツのリストをコントロールポイントCPに送信する動作処理を実行する。メディアサーバMSはさらに、メディアレンダラMRや中継装置HIDからの要求に応じた動作処理を実行する。たとえば、メディアレンダラMR又は中継装置HIDからコンテンツファイルの送信要求を受けたとき、メディアサーバMSは、要求元のUPnPデバイスにコンテンツファイルを送信する。
図3にメディアサーバMSのアーキテクチャを示す。図3を参照して、メディアサーバMSは、3つのサービス(コンテンツディレクトリSE1、コネクションマネージャSE2及びAVトランスポートSE3)を含む。これらのサービスSE1〜SE3は、HDD103に記憶されているコンテンツディレクトリサービスプログラム、コネクションサービスプログラム及びAVトランスポートサービスプログラムがメモリ102にロードされ、CPU101で実行されることで、実現される。
コンテンツディレクトリ(Content Directory Service)SE1は、コントロールポイントCPが、メディアサーバMSが蓄積するコンテンツに関する情報を閲覧できるサービスを提供する。たとえば、コントロールポイントCPからの要求に応じて、コンテンツリストを提供したり、特定のコンテンツのメタ情報を提供したりする。メタ情報とは、たとえば、曲のタイトル、アルバム名、アーティスト名等のコンテンツに関する情報である。このように、コンテンツディレクトリSE1は、コントロールポイントCPからのアクション要求に応じて、コンテンツリストの提供やメタ情報の提供といった、複数のアクションを実行する。
同様に、コネクションマネージャSE2も、コントロールポイントCPからの要求に応じた複数のアクションを実行する。たとえば、コネクションマネージャSE2は、他のUPnPデバイスと確立したコネクションを管理する。また、通信を行う他のUPnPデバイスが対応可能な転送プロトコル及びデータフォーマットの情報を取得したり、自身が対応可能な転送プロトコル及びデータフォーマットの情報を提供したりする。AVトランスポートSE3は、コントロールポイントCPがコンテンツファイルの再生、停止、トリックプレイ等を制御できるように、複数のアクションを実行する。
このように、各サービスSE1〜SE3は、コントロールポイントCPからのアクション要求に応じて、複数のアクションを実行する。図4に示すように、各サービスSEは、コントロールサーバ14、イベントサーバ15及び状態テーブル16を含む。状態テーブルは、サービスの状態を示す状態変数が登録されている。状態変数は、たとえば、アクションを実行するときに更新される。コントロールサーバ14は、コントロールポイントCPからのアクション要求を受けたとき、要求に応じたアクションを実行する。コントロールサーバ14はさらに、アクションを実行したとき、状態テーブル内の状態変数を更新し、アクション要求の送信元であるコントロールポイントCPにレスポンスを送信する。イベントサーバ15は、状態変数が変更されたとき、通知を希望したコントロールポイントCPにその旨を通知する。
上述のとおり、各サービスSEは、複数のアクションを実行する。各サービスSEが実行可能なアクションに関する情報は、サービス記述ファイル(Service Description Document)に登録される。図5に示すように、サービス記述ファイルには、各サービスSEが対応可能なアクションの識別子(アクションID)が列挙される。サービス記述ファイルは、各サービスSE1〜SE3ごとに作成され、メモリ102又はHDD103に格納される。
メディアサーバMSはさらに、メディアサーバMSが実行可能なサービスの種類及びそのサービスの所在に関する情報が登録されたデバイス記述ファイル(Device Description Document)をメモリ102又はHDD103に記憶する。コントロールポイントCPは、メディアサーバMSからデバイス記述ファイルを取得し、各サービスの所在宛にアクション要求を送信する。
図6に示すように、デバイス記述ファイルには、サービスの種類を示すサービスIDと、そのサービスの所在を示す所在情報とが登録される。図6中の「CDS」は、コンテンツディレクトリのサービスIDである。また、「CM」は、コネクションマネージャのサービスIDであり、「AVT」はAVトランスポートのサービスIDである。コントロールポイントCPは、デバイス記述ファイル内のサービスIDを参照することで、メディアサーバMSがどのようなサービスを有するか確認できる。
所在情報は各サービスSE1〜SE3のURL(Uniform Resource Locator)を含む。より具体的には、所在情報は、アクション要求に応じてアクションを実行するコントロールサーバ14のURLと、イベントサーバ15のURLとを含む。所在情報はさらに、サービス記述ファイルのURLも含む。
図6では、所在情報URL1のサービスは、サービスID=CDSである。つまり、所在URL1には、コンテンツディレクトリSE1が格納されている。同様に、所在情報URL2のサービスは、コネクションマネージャSE2であり、所在情報URL3のサービスは、AVトランスポートSE3である。
デバイス記述ファイルはさらに、デバイスクラスを含む。デバイスクラスは、サービスデバイスの種類(メディアサーバか、メディアレンダラか、中継装置か)を示す。デバイスクラスは、各サービスデバイスのメモリ102又はHDD103に記憶されている。
[メディアレンダラ]
メディアレンダラMRは、コントロールポイントCPのアクション要求に応じて、種々のアクションを実行する。たとえば、メディアレンダラMRは、コントロールポイントCPからのアクション要求に応じて、メディアサーバMSにコンテンツファイルを要求する。そして、メディアサーバMSから配信されたコンテンツファイルを受信し、再生する。さらに、要求に応じて、コンテンツファイルの停止、早送り等を実行する。
上述のアクションを実行するために、メディアレンダラMRは、図7に示す3つのサービス(レンダリングコントロールSE4、コネクションマネージャSE5及びAVトランスポートSE6)を含む。各サービスSE4〜SE6は、HDD103に格納されたレンダリングコントロールプログラム、コネクションマネージャプログラム及びAVトランスポートプログラムをメモリ102に読み出し、CPU101で実行することで実現する。
レンダリングコントロールSE4は、コントロールポイントCPが、メディアレンダラMRから出力されるコンテンツの状態を調整できるよう、複数のアクションを実行する。たとえば、コンテンツが映像の場合、コントロールポイントCPからのアクション要求に応じて、映像のコントラストや輝度を調整する。また、コンテンツが音声の場合、コントロールポイントCPからのアクション要求に応じて、音量の調整やミュート等の制御を実行する。コネクションマネージャSE5及びAVトランスポートSE6は、上述のコネクションマネージャSE2及びAVトランスポートSE3と同様の複数のアクションを実行する。
メディアレンダラMRは、サービスSE4〜SE6のアクションを列挙したサービス記述ファイルをサービスごとに有し、メモリ102又はHDD103に記憶する。また、各サービスSE4〜SE6のサービスの種類及び所在を示すデバイス記述ファイルをメモリ102又はHDD103に記憶する。図8に示すように、レンダリングコントロールSE4のサービスIDは「RCS」であり、その所在情報はURL4である。コネクションマネージャSE5のサービスIDは、「CM」であり、コネクションマネージャSE2と同じである。つまり、これらのサービスSE2及びSE5は同じ種類のサービスである。コネクションマネージャSE5の所在情報はURL5である。同様に、AVトランスポートSE6のサービスIDは「AVT」であり、AVトランスポートSE3と同じ種類である。AVトランスポートSE6の所在情報はURL6である。なお、デバイスクラスは、サービスデバイスがメディアレンダラであることを示す。
[コントロールポイント]
コントロールポイントCPは、サービスデバイス(メディアサーバMS及びメディアレンダラMR)と中継装置HIDとを制御する。具体的には、コントロールポイントCPは、サービスデバイス内の各サービスのアクションを呼び出し、実行させる。これを実現するために、コントロールポイントCPは、サービスデバイス及び中継装置HIDからデバイス記述ファイルを取得する。そして、デバイス記述ファイルに基づいて、利用したいサービスのURL宛に、そのサービスが実行可能なアクションの要求(アクション要求)を送信する。サービスデバイス及び中継装置HID内の各サービスは、送信されたアクション要求に応じたアクションを実行する。
コントロールポイントCPはさらに、サービスデバイス及び中継装置HIDの状態を監視できる。コントロールポイントCPは、監視したいサービスのURLにサブスクライブ要求を送信する。サブスクライブ要求を受けたサービスは、状態変数が更新されたとき、その旨の通知をコントロールポイントCPに送信する。この通知を受けることで、コントロールポイントCPはサービスデバイス及び中継装置HID内の各サービスの状態を監視できる。
[中継装置]
中継装置HIDは、コントロールポイントCPと、メディアサーバMSと、メディアレンダラMRとの間を中継する。中継装置HIDは、ネットワーク上のサービスデバイス(メディアサーバMS及びメディアレンダラMR)の中から、中継する対象となるサービスデバイスを選択する。
図9を参照して、中継装置HIDは、サービスSE11〜SE16を含む。中継装置HIDは、HDD103に中継プログラムを含む。中継プログラムは、各サービスSE11〜SE16に対応する複数のサービスプログラムを含む。各サービスSE11〜SE16は、中継プログラムをメモリ102に読み出し、CPU101で実行することにより実現される。
コンテンツディレクトリSE11、コネクションマネージャSE12及びAVトランスポートSE13は、中継装置HIDがメディアサーバMSとコントロールポイントCPとの間を中継するときに利用される。換言すれば、これらのサービスSE11〜SE13は、中継装置HIDが中継対象としてメディアサーバMSを選択したときに利用される。
コンテンツディレクトリSE11は、メディアサーバMS内のコンテンツディレクトリSE1がアクションを実行するときに、コントロールポイントCPとコンテンツディレクトリSE1との間を中継する。つまり、コンテンツディレクトリSE11は、コンテンツディレクトリSE1に対応し、サービスIDは、「CDS」である。
コンテンツディレクトリSE11は、コントロールポイントCPからのアクション要求を受ける。そして、必要に応じてアクション要求の内容を変更して、メディアサーバMS内のコンテンツディレクトリSE1に転送する。また、コンテンツディレクトリSE11は、メディアサーバMSのコンテンツディレクトリSE1からのレスポンスを受け、必要に応じてレスポンスを加工した後、コントロールポイントCPにレスポンスを送信する。
コネクションマネージャSE12は、メディアサーバMSのコネクションマネージャSE2に対応し、サービスIDは「CM」である。コネクションマネージャSE12の動作は、上述のコンテンツディレクトリSE11と同様である。つまり、コネクションマネージャSE12は、コントロールポイントCPからのアクション要求を、必要に応じて変更した後、サーバ用コネクションマネージャSE2に送信する。また、コネクションマネージャSE2からのレスポンスを、必要に応じて加工した後、コントロールポイントCPに送信する。
同様に、AVトランスポートSE13は、サーバ用AVトランスポートSE3に対応し、サービスIDは「AVT」である。
レンダリングコントロールSE14、コネクションマネージャSE15及びAVトランスポートSE16は、中継装置HIDがメディアサーバMSとコントロールポイントCPとの間を中継するときに利用される。換言すれば、これらのサービスSE14〜SE16は、中継装置HIDが中継対象としてメディアレンダラMRを選択したときに利用される。
レンダリングコントロールSE14は、メディアレンダラMR内のレンダリングコントロールSE4に対応し、サービスIDは「RCS」である。コネクションマネージャSE15は、コネクションマネージャSE5に対応し、サービスIDは「CM」である。AVトランスポートSE16は、AVトランスポートSE6に対応し、サービスIDは「AVT」である。
上述のとおり、中継装置HIDは、各サービスSE11〜SE16を用いて、中継動作を実行する。たとえば、中継装置HIDは、コントロールポイントCPから指示に応じて、メディアサーバMSから配信されたコンテンツファイルをメディアレンダラMRに中継する。このとき、中継装置HIDは、配信されたコンテンツファイルが、メディアレンダラMRで再生可能なデータフォーマットか否かを判断する。そして、メディアレンダラMRで再生できないデータフォーマットである場合、中継装置HIDは、コンテンツファイルを、メディアレンダラMRが再生可能なデータフォーマットに変換(トランスコーディング)し、変換されたコンテンツファイルをメディアレンダラMRに送信する。以上の中継装置HIDの動作により、メディアレンダラMRは、メディアサーバMSから配信されたコンテンツファイルを再生できる。
中継装置HIDはさらに、自身がアクションを実行する必要のないアクション要求をコントロールポイントCPから受けないように、特別な処理を実行する。具体的には、中継対象に選択したサービスデバイス(メディアレンダラMR又はメディアサーバMS)のデバイス記述ファイルの一部を変更して、変更されたデバイス記述ファイルをコントロールポイントCPに送信する。
コントロールポイントCPは、中継装置HIDのデバイス記述ファイルに基づいてアクション要求を送信する。そのため、コントロールポイントCPは、中継装置HIDで処理する必要のないアクション要求を、中継装置HIDを経由せずに、中継対象に選択されたサービスデバイス(メディアレンダラMR又はメディアサーバMS)に直接送信できる。そのため、ネットワークAVシステム1は、中継装置HIDを経由することによる動作遅延を抑制できる。以下、ネットワークAVシステム1の動作概要を説明する。
[ネットワークAVシステムの動作概要]
中継装置HIDは、起動時に、ネットワーク上で中継対象とするサービスデバイス(メディアレンダラ又はメディアサーバ)を選択する。以下、中継対象としてメディアレンダラMRが選択された場合のネットワークAVシステムの動作を説明するが、中継対象として、メディアサーバMSが選択されてもよい。中継対象は、たとえば、コントロールポイントCP及び中継装置HIDのユーザにより選択される。
中継装置HIDは、中継対象として選択されたメディアレンダラMRのデバイス記述ファイルを取得する。そして、取得されたデバイス記述ファイルを加工して、新たなデバイス記述ファイルを作成する(デバイス記述ファイル作成処理)。
デバイス記述ファイル作成処理では、中継装置HIDは、メディアレンダラMRのデバイス記述ファイルに列挙された複数のサービスのうち、中継装置HIDでアクションを実行する必要のあるサービスの所在(URL)を、自身のURLに書き換える。一方、デバイス記述ファイル内の複数のサービスのうち、中継装置HIDでアクションが不要なサービスの所在については、URLを変更しない。なお、サービスIDは何ら変更しない。以上の方法により、メディアレンダラMRのデバイス記述ファイルに基づいて、中継装置HIDのデバイス記述ファイルが作成される。つまり、中継装置HIDは、自身が動作処理を行う必要があるアクション要求のみを受信できるように、自身のデバイス記述ファイルを作成する。
コントロールポイントCPは、中継装置HIDのデバイス記述ファイルを取得し、デバイス記述ファイル内の所望のサービスの所在宛に、アクション要求を送信する。このとき、デバイス記述ファイルは、中継装置HIDで処理が必要なサービスについてはその所在を中継装置HID内のURLとし、中継装置HIDで処理が不要なサービスについては、その所在をメディアレンダラMR内の所定サービスのURLとする。そのため、コントロールポイントCPは、中継装置HIDで処理が必要なサービスのアクションを呼び出すときのみ、アクション要求を中継装置HIDに送信する。そして、中継装置HIDで処理が不要なサービスのアクションを呼び出すとき、アクション要求を中継装置HIDを経由することなくメディアレンダラMRに送信できる。
以上のとおり、ネットワークAVシステム1では、中継装置HIDが、デバイス記述ファイル作成処理を実行することにより、上記動作を実現する。このとき、コントロールポイントCPや、メディアサーバMS及びメディアレンダラMR等のUPnPデバイスは、UPnPプロトコルに準拠した通常の動作をすれば足り、中継装置HIDがネットワーク上で起動したことにより特別な動作を実行する必要がない。
以下、フロー図を用いて上述のネットワークAVシステム1の動作の詳細を説明する。
[中継装置によるデバイス記述ファイル取得及び作成処理]
メディアサーバMS及びメディアレンダラMRが既に起動しているネットワーク上に、中継装置HIDが起動した場合を想定する。
図10を参照して、中継装置HIDが起動したとき(S1)、中継装置HIDは、M-SEARCHメソッドを利用して、ネットワーク上に起動しているメディアレンダラMRを探し出す(S2)。具体的には、中継装置HIDは、SSDP(Simple Discovery Protocol)に準拠したSSDP Discoverメッセージをネットワーク上にマルチキャストする。SSDP Discoverメッセージは、中継装置HIDのURLと、探索対象のデバイスクラス(ここでは、メディアレンダラ)とを含む。
ネットワーク上の複数のサービスデバイスは、SSDP Discoverメッセージを受けたとき(S3)、メッセージ内の探索対象が自身のデバイスクラスと一致するか否かを確認する。そして、探索対象が自身のデバイスクラスと一致するとき、そのUPnPデバイスは、ディスカバリレスポンスをユニキャストで中継装置HIDに送信する(S4)。
中継装置HIDが出力したSSDP Discoverメッセージ内の探索対象はメディアレンダラである。そのため、ネットワーク上のメディアサーバMSはSSDP Discoverメッセージに応答しない。一方、ネットワーク上のメディアレンダラMRは、SSDP Discoverメッセージに応答し、ディスカバリレスポンスを中継装置HIDに送信する(S4)。ディスカバリレスポンスは、送信元のサービスデバイス固有の識別情報UUID(Universally Unique Identifier)と、そのサービスデバイスのデバイス記述ファイルの所在(URL)とを含む。
中継装置HIDは、ディスカバリレスポンスを受信し、メモリ102に格納する(S5)。格納されたディスカバリレスポンスが複数存在する場合、ネットワーク上には複数のメディアレンダラMRが起動している。そこで、中継装置HIDは、複数のメディアレンダラMRから中継対象とするメディアレンダラMRを選択する(S6)。たとえば、中継装置HIDが複数のディスカバリレスポンスを受けたとき、中継装置HIDは、ディスカバリレスポンスを送信した複数のメディアレンダラMRをディスプレイ105に表示する。ネットワークAVシステム1のユーザは、中継装置HIDのディスプレイ105を参照して、中継対象とするメディアレンダラMRを選択する。他の方法によりメディアレンダラMRが選択されてもよい。ステップS5で受信されたディスカバリレスポンスが1つである場合、中継装置HIDは、そのディスカバリレスポンスを送信したメディアレンダラMRを中継対象として選択する(S6)。
中継装置HIDは、ステップS6で選択されたメディアレンダラMRのデバイス記述ファイルを要求する(S7)。具体的には、中継装置HIDは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に準拠したHTTP GETメッセージを、ステップS5でメモリ102に格納された選択対象のメディアレンダラMRのURL宛に送信する。メディアレンダラMRは、HTTP GETメッセージを受け(S8)、指定された宛先に格納されたデバイス記述ファイルを送信する(S9)。中継装置HIDは、デバイス記述ファイルを受信し、メモリ102に格納する(S10)。
中継装置HIDはさらに、メモリ102内に格納されたデバイス記述ファイルに列挙された各サービスのサービス記述ファイルを取得する(S11〜S14)。中継装置HIDは、デバイス記述ファイル内の各サービスのURL宛にHTTP GETメッセージを送信する(S11)。メディアレンダラMRは、HTTP GETメッセージを受け、指定されたURLに格納されたサービス記述ファイルを中継装置HIDに送信する(S13)。以上の動作により、中継装置HIDは、デバイス記述ファイル内に列挙された全てのサービスのサービス記述ファイルを取得し、メモリ102に格納する(S14)。
続いて、中継装置HIDは、格納されたデバイス記述ファイルを用いて、デバイス記述ファイル作成処理を実行する(S15)。以下、デバイス記述ファイル作成処理について説明する。
[デバイス記述ファイル作成処理]
中継装置HIDは、デバイス記述ファイル作成処理により、中継装置HID自身のデバイス記述ファイルを作成する。
図11を参照して、初めに、中継装置HIDは、ステップS14で格納された、メディアレンダラMRの複数のサービス記述ファイルのうち、任意のサービス記述ファイルを選択する(S1501)。ここでは、レンダリングコントロールSE4のサービス記述ファイルが読み出されたと仮定して、説明を進める。
中継装置HIDは、読み出されたレンダリングコントロールSE4のサービス記述ファイルに列挙された複数のアクションのうち、任意のアクションを選択する(S1502)。そして、コントロールポイントCPが、そのアクションを要求したとき、中継装置HIDが、そのアクションのメッセージ及びレスポンスに対応して、何らかの処理を実行する必要があるか否かを判断する(S1503)。
中継装置HIDは、図12に示す判断テーブルをメモリ102に予め格納している。判断テーブルには、中継装置HIDで処理が必要なアクションのアクションIDが登録されている。中継装置HIDは、S1504で選択されたアクションが判断テーブルに登録されているか否かを判断する。登録されているとき(S1503でYES)、そのアクションが呼び出されたとき、中継装置HIDはそのアクションに対するメッセージ又はレスポンスに対して動作処理を実行する必要がある。そのため、そのアクションが属するレンダリングコントロール(サービスID=RCS)については、中継装置HID内のレンダリングコントロールSE14のURL情報(URL14)をデバイス記述ファイルに登録する(S1506)。この場合、中継装置HIDは、S1508に進み、次のサービス記述ファイル(たとえばコネクションマネージャSE5のサービス記述ファイル)を読み出し(S1501)。ステップS1502以降の動作を進める。
一方、ステップS1503で判断の結果、選択されたアクションが判断テーブルに登録されていないとき(S1503でNO)、中継装置HIDは、サービス記述ファイル中の全てのアクションを選択するまで(S1504)、ステップS1502以降の動作を繰り返す。そして、全てのアクションを選択したとき(S1504でYES)、つまり、サービス記述ファイル内の全てのアクションが判断テーブルに登録されていないとき、中継装置HIDは、これらのアクションが属するサービス(サービスID=RCS)については、メディアレンダラMRのレンダリングコントロールSE4のURL情報(URL4)をデバイス記述ファイルに登録する(S1505)。
ステップS10で取得したメディアレンダラMRのデバイス記述ファイルに登録された全てのサービスのサービス記述ファイルを用いてステップS1501からS1506の処理を実行したとき(S1507でYES)、中継装置は、作成されたデバイス記述ファイルをメモリ102に記憶する(S1508)。図13に中継装置HIDのデバイス記述ファイルの一例を示す。図13を参照して、中継装置HIDのデバイス記述ファイルは、メディアレンダラMRのデバイス記述ファイルに列挙されたサービスと同じ種類のサービス(サービスID=RCS、CM、AVT)が列挙される。レンダリングコントロール(サービスID=RCS)については、中継装置HIDで処理が不要と判断されたため、メディアレンダラMR内のレンダリングコントロールSE4の所在情報URL4が登録されている。同様に、コネクションマネージャ(サービスID=CM)についても、中継装置HIDで処理が不要と判断されたため、メディアレンダラMR内のコネクションマネージャSE5の所在情報URL5が登録されている。一方、AVトランスポート(サービスID=AVT)については、中継装置HIDで処理が必要と判断され、中継装置HID内のAVトランスポートSE16の所在情報URL16が登録されている。図14は図13に示すデバイス記述ファイルの構成例である。領域201は、AVトランスポートSE16の所在情報URL16を示す。また、領域202は、コネクションマネージャSE5の所在情報URL5を示し、領域203は、レンダリングコントロールSE4の所在情報URL4を示す。
以上の動作により、中継装置HIDは、コントロールポイントCPに送信するデバイス記述ファイルを作成する。コントロールポイントCPは、作成されたデバイス記述ファイルを利用することで、中継装置HIDで処理が必要なアクションの要求のみ、中継装置HIDに送信する。そして、コントロールポイントCPは、中継装置HIDで処理が不要のアクションの要求を、中継装置HIDに送信することなくメディアレンダラに直接送信できる。以下、コントロールポイントCPがステップS15で作成されたデバイス記述ファイルを取得する動作を説明する。
[コントロールポイント起動動作]
図15を参照して、コントロールポイントCPが起動したとき(S20)、コントロールポイントCPはSSDPに準拠したM-SEARCHメソッドを利用し、SSDP Discoverメッセージをマルチキャストする(S21)。このとき、SSDP Discoverメッセージは、コントロールポイントのURLと、探索対象のデバイスクラス(ここでは、中継装置HID)とを含む。中継装置HIDは、SSDP Discoverメッセージを受け(S22)、ディスカバリレスポンスをコントロールポイントCPに送信する(S23)。コントロールポイントCPは、ディスカバリレスポンスを受け、中継装置HID内のデバイス記述ファイルの所在情報を保存する(S24)。
続いて、コントロールポイントCPは、中継装置HIDのデバイス記述ファイルを取得する(S25〜S28)。デバイス記述ファイルの取得方法(S25〜S28)は、図8中のステップS7〜S10と同じである。なお、コントロールポイントCPは、同様の動作により、メディアサーバMSのデバイス記述情報も取得する。SSDP Discoverメッセージの探索対象のデバイスクラスをメディアサーバMSとすることにより、コントロールポイントCPはメディアサーバMSのデバイスディスクリプションを取得できる。
コントロールポイントCPは、中継装置HIDのデバイス記述ファイルを用いて、メディアレンダラ内の各サービスSE4〜SE6にメッセージを送信する。このとき、中継装置HIDで処理が必要なサービス(ここではAVトランスポートSE6)については、中継装置HIDを経由して、メディアレンダラMRにメッセージが送信される。一方、中継装置HIDで処理が不要なサービス(ここでは、レンダリングコントロールSE4及びコネクションマネージャSE5)については、中継装置HIDを経由することなく、メディアレンダラMRにメッセージが直接送信される。
以下、コントロールポイントCPが、中継装置HIDで処理が必要なサービスを利用する場合、及び、中継装置HIDで処理が不要なサービスを利用する場合の、ネットワークAVシステム1の動作を説明する。
[AVトランスポート利用時の動作]
コントロールポイントCPを利用するユーザが、メディアレンダラMRに所望のコンテンツを再生させるときの、ネットワークAVシステム1の動作を説明する。このとき、利用される主なサービスは、AVトランスポートである。
図16を参照して、コントロールポイントCPはまず、メディアサーバMS内のコンテンツディレクトリSE1にBROWSEアクションを要求し、メディアサーバMSが蓄積するコンテンツの一覧を取得する(S31〜S34)。具体的には、コントロールポイントCPは、予め取得しているメディアサーバMSのデバイス記述ファイルを読み出す。そして、デバイス記述ファイルに記載されたコンテンツディレクトリSE1のURL宛に、SOAP(Simple Object Access Protocol)に準拠した、BROWSEアクションを呼び出すSOAPメッセージを送信する(S31)。
メディアサーバMSは、SOAPメッセージを受ける(S32)。そして、メディアサーバMS内のコンテンツディレクトリSE1は、メディアサーバMSが蓄積するコンテンツを列挙したコンテンツリストを含むレスポンスを送信する(S33)。図17に示すように、コンテンツリストは、各コンテンツのメタ情報と、各コンテンツの所在(URLc1等)を含む。メタ情報はコンテンツに関する情報であり、たとえばコンテンツが曲の場合、曲名やアーティスト名、アルバム名等である。
コントロールポイントCPは、コンテンツリストを含むレスポンスを受け、コンテンツリストをディスプレイ105に表示する(S34)。コントロールポイントCPのユーザは、コンテンツリストに列挙された複数のコンテンツの中から、所望のコンテンツを選択し、再生を指示する。
ユーザによりコンテンツの再生が指示されたとき、コントロールポイントCPは、AVトランスポートを利用する。コントロールポイントCPはまず、選択されたコンテンツを指定し(AVT SetAVTransportURIアクション)、指定されたコンテンツの再生を指示する(AVT Playアクション)。
コントロールポイントCPはまず、中継装置HIDから取得したデバイス記述ファイルを参照する。そして、サービスID=「AVT」、つまり、AVトランスポートの所在情報を読み出す。図13に示すように、AVトランスポートのURLは、中継装置HID内のAVトランスポートSE16のURL16である。そこで、コントロールポイントCPは、読み出された所在宛に、SetAVTransportURIアクションを呼び出すSOAPメッセージを送信する(S35)。つまり、コントロールポイントCPは、SOAPメッセージを中継装置HIDに送信する。ここで送信されるSOAPメッセージは、図18に示すように、呼び出すアクションのアクションIDと、指定コンテンツ情報を含む。指定コンテンツ情報は、選択されたコンテンツのURLを含む。図18では、選択されたコンテンツC1のURL(URLc1)が登録されている。
中継装置HIDは、SetAVTransportURIアクションを呼び出すSOAPメッセージを受信したとき、SOAPメッセージ内の指定コンテンツ情報(URLc1)を読み出してメモリ102に格納する(S36)。そして、SOAPメッセージ内の指定コンテンツ情報を、中継装置HID内部の所定の所在情報(URLhid)に書き換える(S37)。そして、指定コンテンツ情報が書き換えられたSOAPメッセージをメディアレンダラMR内のAVトランスポートSE4宛に送信する(38)。ステップS38で送信されるSOAPメッセージを図19に示す。
メディアレンダラMRは、SOAPメッセージを受け(S39)、指定コンテンツ情報(URLhid)をメモリ102に保存する(S40)。このとき、メディアレンダラMRは、メモリ102に格納された指定コンテンツ情報(URLhid)を参照して、選択されたコンテンツが中継装置HID内にあると認識する。メディアレンダラMRは、指定コンテンツ情報を保存した後、レスポンスを送信する(S41)。このとき、メディアレンダラMRは、UPnPプロトコルに基づいて、SOAPメッセージを送信した中継装置HIDを送信する。
中継装置HIDは、メディアレンダラMRからレスポンスを受けたとき(S42)、そのレスポンスをそのままコントロールポイントCPに転送する(S42)。これにより、コントロールポイントCPは、メディアレンダラMRのレスポンスを受信でき(S43)、コンテンツの指定が完了したことを確認できる。
続いて、コントロールポイントCPは、指定されたコンテンツの再生を指示する。このとき、コントロールポイントCPは、中継装置HIDから取得したデバイス記述ファイルを参照し、コンテンツの再生指示を実行できるAVトランスポートの所在情報を読み出す。ここで、中継装置HIDから取得したデバイス記述ファイル内のAVトランスポートのURLは、中継装置HID内のAVトランスポートSE16のURL16である。そこで、中継装置HIDは、中継装置HID内のAVトランスポートSE16宛に、AVT Playアクションを呼び出すSOAPメッセージを送信する(S43)。
中継装置HID内のAVトランスポートSE16は、AVT Playアクションを呼び出すSOAPメッセージを受け、そのままメディアレンダラMRに転送する(S44)。
メディアレンダラMRは、中継装置HIDからAVT Playアクションを呼び出すSOAPメッセージを受けたとき(S45)。ステップS40で保存されたURLhid宛に、HTTPプロトコルに準拠したHTTP GETリクエストを送信する。つまり、メディアレンダラMRは、中継装置HIDにコンテンツを要求する(S46)。
中継装置HIDは、HTTP GETリクエストを受けたとき(S47)、ステップS36で格納されたURL(ここではコンテンツC1の所在を示すURLc1)を読み出す(S48)。そして、読み出されたURL宛にHTTP GETリクエストを送信する(S49)。つまり、中継装置HIDは、メディアサーバMSに対してコンテンツC1を要求する。メディアサーバMSは、HTTP GETリクエストを受け(S50)、指定されたURLc1に格納されたコンテンツC1を中継装置HIDに送信する(S51)。
中継装置HIDは、コンテンツC1を受信する(S52)。そして、AVトランスポートSE16は、受信したコンテンツC1が、メディアレンダラMRが再生可能なデータフォーマットであるか否かを判断する(S53)。中継装置HIDは、コネクションマネージャSE14を用いて、メディアレンダラMRが再生可能なデータフォーマットに関する情報(以下、フォーマット情報という)を予め取得し、メモリ102に格納している。中継装置HIDは、フォーマット情報に基づいて、コンテンツC1のデータフォーマットが、メディアレンダラMRの対応可能なデータフォーマットか判断する。
判断の結果、対応可能なデータフォーマットである場合(S53でYES)、中継装置HIDは、コンテンツC1を信号処理することなく、メディアレンダラMRに配信する(S55)。一方、ステップS54での判断の結果、コンテンツC1が、メディアレンダラMRが対応できないデータフォーマットからなるとき(S53でNO)、中継装置HIDは、コンテンツC1を信号処理し、メディアレンダラMRが対応可能なフォーマットに変換する(S54:トランスコーディング)。そして、信号処理されたコンテンツC1をメディアレンダラMRに送信する(S55)。以上の動作により、メディアレンダラMRは、再生可能なデータフォーマットのコンテンツC1を受信し(S56)、再生できる(S57)。
以上の動作ではコントロールポイントCP及びメディアレンダラMRは、UPnPプロトコルに準拠した通常の動作を実行する。つまり、中継装置HIDがネットワーク内に挿入されたからといって、特別な動作処理を実行する必要はない。ネットワークAVシステム1では、中継装置HIDのデバイス記述ファイルを工夫することで、コントロールポイントCPやメディアレンダラMRの動作に変更を加えることなく、上記動作を実現している。
[レンダリングコントロール利用時の動作]
次に、コントロールポイントCPを利用するユーザが、コンテンツを再生中のメディアレンダラMRの音量を調整するときの、ネットワークAVシステム1の動作を図20を用いて説明する。このとき、利用されるサービスの種類は、レンダリングコントロールである。
ユーザから音量の調整指示を受けたコントロールポイントCPは、中継装置HIDのデバイス記述ファイルを参照する。そして、サービスID=「RCS」、つまり、レンダリングコントロールの所在情報を読み出す。図13に示すように、レンダリングコントロール(RCS)のURLは、メディアレンダラMR内のレンダリングコントロールSE4のURL4を示す。そこで、コントロールポイントCPは、読み出された所在(URL4)宛に、RCS::Volumeアクションを呼び出すSOAPメッセージを送信する(S60)。つまり、コントロールポイントCPは、中継装置HIDを経由することなく、メディアレンダラMRにSOAPメッセージを送信する。
メディアレンダラMRは、RCS::Volumeアクションを呼び出すSOAPメッセージを受信し(S61)、音量を調整する(S62)。そして、調整後のボリューム値を含むレスポンスを、SOAPメッセージの送信元であるコントロールポイントCPに送信する(S63)。このとき、レスポンスは中継装置HIDを経由しない。コントロールポイントCPは、メディアレンダラMRからレスポンスを受け、音量の調整が完了したことを認識できる(S64)。
以上、中継装置HIDは、デバイス記述ファイルを作成するとき、中継装置HIDが処理する必要のあるサービスのURLのみ、自身を示すURLとし、中継装置HIDが処理する必要のないサービスのURLは、中継対象に選択したサービスデバイスのデバイス記述ファイルどおりのURLとする。そのため、コントロールポイントCPは、中継装置HIDでの処理が不要なアクションをメディアレンダラMRに送信でき、中継装置HIDを経由しない。その結果、中継装置HIDを利用することによる処理の遅延を抑制できる。
さらに、本実施の形態によるネットワークAVシステムでは、コントロールポイントCP及びサービスデバイスが、中継装置HIDを利用するために特別の処理をする必要がない。つまり、コントロールポイントCP及びサービスデバイスの動作は、ネットワーク上に中継装置HIDが存在する場合も存在しない場合も同じであり、UPnPプロトコルに準拠したアクション要求を送信する。そのため、既存のUPnPデバイスに、本実施の形態による中継装置HIDを利用することができる。
上述の実施の形態におけるデバイス記述ファイル作成処理では、アクションごとに中継装置HIDでの処理が必要か否かを判断したが、サービスごとに判断してもよい。この場合、中継装置HIDは、中継装置HIDでの処理が必要なサービスIDを列挙したテーブルを有する。そして、テーブルを参照して、サービスごとに判断する。この場合、中継装置HIDは、サービス記述ファイルを取得する必要がなくなる。
上述の実施の形態では、コントロールポイントCPとメディアサーバMSとメディアレンダラMRとをそれぞれ別個の物理デバイスとしたが、これらのUPnPデバイスは論理デバイスであってもよい。そして、コントロールポイントCPとメディアサーバMSが1つの物理デバイスに収納されていてもよいし、コントロールポイントCPとメディアレンダラが1つの物理デバイスに実装されていてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態によるネットワークシステム構成を示す機能ブロック図である。 図1中の各UPnPデバイスのハードウェア構成を示す機能ブロック図である。 図1中のメディアサーバの構成を示す機能ブロック図である。 図3中の各サービスの構成を示す機能ブロック図である。 図1中のメディアサーバに記憶されるサービス記述ファイルのデータ構成を示す図である。 図1中のメディアサーバに記憶されるデバイス記述ファイルのデータ構成を示す図である。 図1中のメディアレンダラの構成を示す機能ブロック図である。 図1中のメディアレンダラに記憶されるデバイス記述ファイルのデータ構成を示す図である。 図1中の中継装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1中の中継装置が起動したときの動作の詳細を示すフロー図である。 図10中のデバイス記述ファイル作成処理の詳細を示すフロー図である。 図1中の中継装置に記憶される判断テーブルの構成を示す図である。 図11に示すデバイス記述ファイル作成処理により作成されるデバイス記述ファイルの一例を示す図である。 図13に示すデバイス記述ファイルの構成例を示す図である。 図1中のコントロールポイントが起動したときの動作の詳細を示すフロー図である。 図1に示すネットワークシステムでコンテンツの再生を行う場合の動作の詳細を示すフロー図である。 図16中でメディアサーバからコントロールポイントに送信されるコンテンツリストの一例を示す図である。 図16中でコントロールポイントから送信されるSOAPメッセージの構成を示す図である。 図16中で中継装置から送信されるSOAPメッセージの構成を示す図である。 図1に示すネットワークシステムで音量の調整を行う場合の動作の詳細を示すフロー図である。
符号の説明
1 ネットワークシステム
101 CPU
102 メモリ
103 ハードディスクドライブ
CP コントロールポイント
HID 中継装置
MR メディアレンダラ
MS メディアサーバ

Claims (7)

  1. サービスを提供する複数のサービスデバイスと、前記サービスデバイスにサービスの提供を要求するクライアントと、前記サービスデバイスと前記クライアントとの間でデータを中継する中継装置とを備えたネットワークシステムであって、
    前記サービスデバイスは、
    複数のサービスプログラムと、前記各サービスプログラムの所在に関する情報を含むデバイス記述ファイルとを記憶するデバイス記憶手段と、
    前記クライアントから送信された動作要求を受けたとき、前記動作要求に対応するサービスプログラムに基づいて、前記動作要求に応じた動作処理を実行する実行手段とを備え、
    前記中継装置は、
    前記複数のサービスデバイスの中から、前記クライアントから送信される動作要求を中継するサービスデバイスを選択する選択手段と、
    前記選択されたサービスデバイスから前記デバイス記述ファイルを取得する中継取得手段と、
    前記取得されたデバイス記述ファイルに基づいて、前記選択されたサービスデバイス内の複数のサービスプログラムのうち、前記中継装置によるデータの中継が必要なサービスプログラムを特定する特定手段と、
    前記デバイス記述ファイル内の情報のうち、前記特定されたサービスプログラムの所在を前記中継装置の所在に変更したデバイス記述ファイルを作成する作成手段とを備え、
    前記クライアントは、
    前記作成されたデバイス記述ファイルを前記中継装置から取得するクライアント取得手段と、
    前記取得されたデバイス記述ファイルに基づいて、所望のサービスプログラムの所在宛に前記動作要求を送信する送信手段とを備えることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記中継装置はさらに、
    前記作成手段により所在を変更されたサービスプログラムの変更前の所在を記憶する中継記憶手段と、
    前記クライアントから前記動作要求を受けたとき、前記動作要求に応じた処理動作を実行する中継実行手段と、
    前記中継実行手段による実行結果を、前記中継記憶手段に記憶された前記変更前の所在宛に送信する中継手段とを備えることを特徴とするネットワークシステム。
  3. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記デバイス記憶手段はさらに、前記サービスプログラムにより実行可能な複数の動作処理に関する情報が登録された前記サービス記述ファイルを記憶し、
    前記中継取得手段は、前記デバイス記述ファイルとともにサービス記述ファイルを取得し、
    前記特定手段は、前記サービス記述ファイル内の前記動作処理ごとに、前記中継装置による中継が必要か否かを判断し、中継が必要な動作処理を含むサービスプログラムを特定することを特徴とするネットワークシステム。
  4. クライアントと、各々が複数のサービスプログラムと各サービスプログラムの所在に関する情報を有するデバイス記述ファイルとを蓄積し、前記サービスプログラムに基づいて前記クライアントからの動作要求に応じた動作処理を実行する複数のサービスデバイスと、前記サービスデバイスと前記クライアントとの間でデータを中継する中継装置とを備えたネットワークAVシステムにおける前記中継装置であって、
    前記複数のサービスデバイスの中から、前記クライアントから送信される前記動作要求を中継するサービスデバイスを選択する選択手段と、
    前記選択されたサービスデバイスから前記デバイス記述ファイルを取得する中継取得手段と、
    前記取得されたデバイス記述ファイルに基づいて、前記選択されたサービスデバイス内の複数のサービスプログラムのうち、前記中継装置によるデータの中継が必要なサービスプログラムを特定する特定手段と、
    前記デバイス記述ファイル内の情報のうち、前記特定されたサービスプログラムの所在を前記中継装置の所在に変更したデバイス記述ファイルを作成する作成手段と、
    前記クライアントが前記作成されたデバイス記述ファイル内の所望のサービスプログラムの所在宛に前記動作要求を送信するために、前記作成されたデバイス記述ファイルを前記クライアントに送信する送信手段とを備えることを特徴とする中継装置。
  5. 請求項4に記載の中継装置であってさらに、
    前記作成手段により所在を変更されたサービスプログラムの変更前の所在を記憶する中継記憶手段と、
    前記クライアントから前記動作要求を受けたとき、前記動作要求に応じた処理動作を実行する中継実行手段と、
    前記中継手段による実行結果を前記中継記憶手段に記憶された前記変更前の所在宛に送信する中継手段とを備えることを特徴とする中継装置。
  6. 請求項4に記載の中継装置であって、
    前記中継取得手段はさらに、前記サービスデバイスに蓄積され、前記サービスプログラムにより実行可能な複数の動作処理に関する情報が登録されたサービス記述ファイルを取得し、
    前記特定手段は、前記サービス記述ファイル内の前記動作処理ごとに、前記中継装置によるデータの中継が必要か否かを判断し、中継が必要な動作処理を含むサービスプログラムを特定することを特徴とする中継装置。
  7. クライアントと、各々が複数のサービスプログラムと各サービスプログラムの所在に関する情報を有するデバイス記述ファイルとを蓄積し、前記サービスプログラムに基づいて前記クライアントからの動作要求に応じた動作処理を実行する複数のサービスデバイスと、前記サービスデバイスと前記クライアントとの間でデータを中継する中継装置とを備えたネットワークシステムにおける前記中継装置内のコンピュータに実行させる中継プログラムであって、
    前記複数のサービスデバイスの中から、前記クライアントから送信される動作要求を中継するサービスデバイスを選択するステップと、
    前記選択されたサービスデバイスから前記デバイス記述ファイルを取得するステップと、
    前記取得されたデバイス記述ファイルに基づいて、前記選択されたサービスデバイス内の複数のサービスプログラムのうち、前記中継装置によるデータの中継が必要なサービスプログラムを特定するステップと、
    前記デバイス記述ファイル内の情報のうち、前記特定されたサービスプログラムの所在を前記中継装置の所在に変更したデバイス記述ファイルを作成するステップと
    前記クライアントが前記作成されたデバイス記述ファイル内の所望のサービスプログラムの所在宛に前記動作要求を送信するために、前記作成されたデバイス記述ファイルを前記クライアントに送信するステップとを前記中継装置内のコンピュータに実行させる中継プログラム。
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