JP2009198419A - 移動体位置算出装置および移動体位置算出装置用のプログラム - Google Patents

移動体位置算出装置および移動体位置算出装置用のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりも簡易なハードウェア構成で、衛星航法による現在位置の算出精度を向上させる。
【解決手段】ナビゲーション装置は、推測航法によってGPS衛星からの受信タイミングにおける推定位置を算出し(ステップ110)、その受信タイミングにおいて複数のGPS衛星から受信した信号に基づく擬似距離データ(ステップ120)を使用して、自車両の現在位置を特定する(ステップ170)。ただし、地図データ中の構造物の立体形状データに基づいて、障害物に遮られるGPS衛星、および、反射波が車両2に到達してしまうGPS衛星を特定する(ステップ140、150、160)。そして、前者のGPS衛星からの信号は現在位置の測定のための利用対象から除外する(ステップ155)。また、後者のGPS衛星についての重みを、他の利用対象のGPS衛星についての重みよりも小さい値にする(ステップ165)。
【選択図】図4

Description

本発明は、移動体位置算出装置および移動体位置算出装置用のプログラムに関するものである。
従来、移動体の現在位置を測定する手段として、衛星航法が利用されている。この衛星航法は、複数の衛星航法用衛星(例えばGPS衛星)からの電波信号に基づいて移動体の現在位置を特定するようになっている。したがって、衛星航法用衛星からの電波信号が構造物(例えば、ビル、樹木)などによって遮られてしまったり、構造物によって反射した電波信号が移動体に到達した場合には、現在位置の特定が不正確になってしまう。
このような問題に対処する技術として、特許文献1には、赤外線カメラなどの撮像データを利用して各衛星からの電波信号が反射して移動体に届いているか否かを判定し、反射して届いている信号については、現在位置算出に対する寄与度を低下させる技術が記載されている。このようにすることで、現在位置の算出精度が向上する。
特開2007−93483号公報
しかしながら、上記のような技術では、撮像データを取得するための赤外線カメラを移動体に取り付けなければならない。
本発明は上記点に鑑み、従来よりも簡易なハードウェア構成で、衛星航法による現在位置の算出精度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、移動体(2)に搭載され、衛星航法により前記移動体(2)の現在位置を算出する移動体位置算出装置についてのものである。
この移動体位置算出装置が、移動体(2)の位置の推定値(以下、推定位置という)を算出し、この推定位置の情報と、衛星航法用衛星(3、4)の位置の情報と、地図データ中の複数の構造物の所在地点および立体形状の情報と、に基づいて、衛星航法用衛星(3、4)から移動体(2)への直接波が、複数の構造物のいずれかによって遮られるか否かについて、判定する。そして移動体位置算出装置は、直接波が遮られる旨判定したことに基づいて、当該衛星航法用衛星(3、4)を、衛星航法による現在位置の測定のために利用する対象から除外する。
このように、地図データ中の構造物の所在地点および立体形状の情報を利用して、直接波が遮られることを判定するので、従来よりも簡易なハードウェア構成で、衛星航法による現在位置の算出精度を向上させることができる。
また、本発明の目的を達成するための請求項2に記載の発明も、移動体(2)に搭載され、衛星航法により前記移動体(2)の現在位置を算出する移動体位置算出装置についてのものである。
この移動体位置算出装置は、移動体(2)の推定位置を算出し、この推定位置の情報と、衛星航法用衛星(3、4)の位置の情報と、地図データ中の複数の構造物の所在地点および立体形状の情報と、に基づいて、衛星航法用衛星(3、4)から出て当該複数の構造物のいずれかで反射して移動体(2)へ反射波が到達するか否かを判定する。そして、反射波が到達する旨判定したことに基づいて、衛星航法による現在位置の測定に対する、当該衛星航法用衛星(3、4)の信号の寄与の度合いを、他の衛星航法用衛星よりも低下させる。
このように、地図データ中の構造物の所在地点および立体形状の情報を利用して、反射波が移動体(2)に到達すことを判定するので、従来よりも簡易なハードウェア構成で、衛星航法による現在位置の算出精度を向上させることができる。
また、請求項3に記載のように、移動体位置算出装置は、反射波の経路の直接波(すなわち衛星航法用衛星(3、4)から移動体(2)への直接波)の経路に対する遅延距離に基づいて、当該寄与の度合いを決定するようになっていてもよい。この場合、移動体位置算出装置は、推定位置の情報と、当該衛星航法用衛星(3、4)の位置の情報と、地図データ中の複数の構造物の所在地点および立体形状の情報と、に基づいて、遅延距離を算出するようになっていてもよい。
このようになっていることで、どの程度寄与の度合いを下げるかを、地図データに基づいて、容易に決定することができる。
また、請求項4に記載のように、移動体位置算出装置は、反射波の反射係数に基づいて、当該寄与の度合いを決定するようになっていてもよい。この場合、移動体位置算出装置は、反射波の反射係数を、反射波が反射される構造物の情報から特定するようになっていてもよい。このようになっていることで、どの程度寄与の度合いを下げるかを、反射率に直接影響する構造物の情報に基づいて、容易に決定することができる。
また、請求項5、6に記載のように、請求項1、2の発明は、移動体位置算出装置用のプログラムとしても捉えることができる。
なお、上記および特許請求の範囲における括弧内の符号は、特許請求の範囲に記載された用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態が適用される場面の一例を概念的に示す。車両用ナビゲーション装置(移動体位置算出装置の一例に相当する)1は、車両2に搭載され、車両2の現在位置を測定する。この現在位置測定には、GPSを利用する。GPS(Global Positioning System)を利用した位置測定のためには、GPS衛星3、4等の複数のGPS衛星から電波を受信する必要がある。しかし、ビル5a〜5fや樹木(図示せず)等の背の高い構造物の存在が、GPS衛星3、4からの電波の伝達に悪影響を及ぼす場合がある。
例えば、ビル5eに遮られてGPS衛星3から車両用ナビゲーション装置1への直接波(すなわち、直線の経路によって伝達する電波)3aが遮られる場合がある。その一方で、GPS衛星3から出てビル5eを迂回した回折波3bが車両用ナビゲーション装置1に到達してしまう場合がある。また、GPS衛星4からは、直接波4aが車両2に届く一方で、ビル5eで反射した反射波4bも車両2に届く可能性がある。
このような回折波3bや反射波4bを利用して車両用ナビゲーション装置1が車両2の位置測定を行うと、位置測定の精度が悪化してしまう。そこで、本実施形態の車両用ナビゲーション装置1は、回折波や反射波の源となっている衛星をあらかじめ特定し、特定した衛星からの信号を位置測定に利用しないか、あるいは、利用するとしても、その信号の位置測定への寄与の程度を、他のGPS衛星に比べて低下させる。
そして、車両用ナビゲーション装置1は、回折波や反射波の源となっている衛星をあらかじめ特定する方法として、3D地図データ中の構造物の立体形状情報を利用する。以下、このような車両用ナビゲーション装置1について、詳細に説明する。
図2に車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成を示す。車両用ナビゲーション装置1は、GPS受信機10、慣性装置11、画像表示装置12、操作部13、スピーカ14、地図データ取得部16、および制御回路17を有している。
GPS受信機10は、複数のGPS衛星から電波を受信することで、各GPS衛星の航法データおよび各GPS衛星の擬似距離に関する情報を取得し、取得した情報を制御回路17に出力する。
慣性装置11は、いずれも周知の図示しない地磁気センサ、ジャイロセンサ、加速度センサ、車速センサ等の車両2の移動状態を検出するセンサを有しており、これらセンサの各々の性質に基づいた、車両の現在位置、向き、および速度(ならびにそれらの変化量)を特定するための情報を制御回路17に出力する。
画像表示装置12は、制御回路17から出力された映像信号に基づいた映像をユーザに表示する。操作部13は、車両用ナビゲーション装置1に設けられた複数のメカニカルスイッチ、画像表示装置12の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置から成り、ユーザによる入力装置への操作内容に応じた信号を制御回路17に出力する。
地図データ取得部16は、DVD、CD、HDD等の不揮発性の記憶媒体およびそれら記憶媒体に対してデータの読み出し(および可能ならば書き込み)を行う装置から成る。当該記憶媒体は、制御回路17が実行するプログラム、経路案内用の地図データ等を記憶している。
地図データは、道路データおよび施設データを有している。道路データは、リンクの位置情報、種別情報、ノードの位置情報、種別情報、および、ノードとリンクとの接続関係の情報等を含んでいる。施設データは、施設毎のレコードを複数有しており、各レコードは、対象とする施設の名称情報、所在位置情報、土地地番情報、施設種類情報等を示すデータを有している。
なお、本実施形態において当該記憶媒体に記録されている地図データは、3D地図データである。3D地図データは、上記の情報に加え、地上にある構造物についての、種別(道路、ビル、木、山等の別)、地表における所在位置(緯度、経度)、立体形状(高さ、縦横幅、壁の向き等)の情報および配色の情報を有している。配色の例としては、例えば、ビルの窓部分の領域には窓を示す青色を割り当て、ビルのそれ以外の壁の領域には灰色を割り当て、木には茶色を割り当ててもよい。
制御回路(コンピュータに相当する)17は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイコンである。CPUは、ROMまたは地図データ取得部16から読み出した車両用ナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、および地図データ取得部16から情報を読み出し、RAMおよび(可能であれば)地図データ取得部16の記憶媒体に対して情報の書き込みを行い、GPS受信機10、慣性装置11、画像表示装置12、操作部13、およびスピーカ14と信号の授受を行う。
制御回路17がプログラムを実行することによって行う具体的な処理としては、現在位置特定処理、地図表示処理、誘導経路算出処理、経路案内処理等がある。
現在位置特定処理は、GPS受信機10、慣性装置11等からの信号に基づいて、車両2の現在位置および向きを特定する処理である。現在位置特定処理の詳細については後述する。
地図表示処理は、車両の現在位置の周辺等の特定の領域の地図を、画像表示装置12に表示させる処理である。この際、地図表示のために用いる情報は、地図データから取得する。
制御回路17は、この地図表示処理において、立体的地図表示を行う場合がある。立体的地図表示において、制御回路17は、地図データ中の構造物の立体形状データに基づいて、描画対象の地域の立体構造を特定し、特定した立体構造を所定の立体の投影法(例えば、等角投影法、斜投影法)で表した投影画像を画像表示装置12に表示させる。
さらに制御回路17は、立体的地図表示において、地図データ中の構造物の配色データに従って、投影画像中の各構造物の配色を決定し、その配色を画像表示装置12の表示に反映させる。
誘導経路算出処理は、操作部13からユーザによる目的地の入力を受け付け、現在位置から当該目的地までの最適な誘導経路を算出する処理である。経路案内処理は、右左折交差点等の案内ポイントの手前に自車両が到達したときに、右折、左折等を指示する案内音声をスピーカ14に出力させ、当該案内ポイントの拡大図を画像表示装置12に表示させる処理である。
以下、現在位置特定処理について詳述する。図3に、この現在位置特定処理の内容を模式的に示す。制御回路17は、現在位置特定のために、推測航法処理17aとカップリング航法処理17bとを併用する。
推測航法処理17aにおいて制御回路17は、GPS受信機10を用いずに慣性装置11を用いて、車両2の現在位置および走行速度を繰り返し算出する。ここで、現在位置とは、慣性装置11が各種物理状態を最後に検出した時点における位置をいう。
また、カップリング航法処理17bにおいて制御回路17は、GPSによる位置算出処理17fの結果としての現在位置(以下、衛星航法位置という)、および、推測航法処理17aの算出結果としての現在位置(以下、推測航法位置という)の両方を利用して現在位置を特定する。具体的には、基本的に推測航法位置を現在位置として特定し、その上で、所定の間隔(以下GPS間隔という)を置いて繰り返し衛星航法位置を取得し、取得した衛星航法位置を用いて推測航法位置を修正する。
なお、GPSによる位置算出処理17fは、後述する通り、GPS間隔でGPS受信機10から複数のGPS衛星の信号を取得し、取得した信号に含まれる各GPS衛星の擬似距離の情報に基づいて、衛星航法位置を特定する。
慣性装置11によるデータは連続的に得られるのに対し、十分な数のGPS衛星から信号を受信することができる時機は離散的になりがちである。したがって、制御回路17は、十分な情報を受信できないためにGPS受信機10を用いては現在位置を特定できない場合には、推測航法処理17aによって現在位置を特定し、GPS受信機10を用いて現在位置を特定できる場合には、カップリング航法処理17bによって現在位置を特定する。すなわち、矢印21、22のように、現在位置を特定するための処理が、推測航法処理17aとカップリング航法処理17bとの間で切り替わるようになっている。
なお、現在位置特定処理において制御回路17は、GPSによる位置算出処理17fの実行タイミングの前に、当該実行タイミングにおける自車両2と周囲の構造物との位置関係をシミュレートし(処理17c)、更に、そのシミュレーション結果に基づいて、当該タイミングにおけるGPS衛星から自車両2への反射波および回折波の有無を推定し(処理17d)、その推定結果に基づいて各GPS衛星の擬似距離に対する重みを設定する(処理17e)。
そして制御回路17は、当該タイミングにおけるGPSによる位置算出処理17fにおいて、当該重みに基づいて衛星航法位置を算出する(矢印23参照)。この重みの設定方法および設定した重みの利用方法については後述する。
具体的には、制御回路17は、処理17cにおいて、現在の推測航法位置および現在の走行速度を決定し、それら決定した情報に基づいて、次の処理17fの実行タイミング(すなわち、次にGPS受信機10が擬似距離算出のための情報を受信するタイミング)における自車両の位置の推定値(以下、推定位置という)を算出する。更に処理17cにおいて、算出した推定位置の情報と地図データに基づいて、当該実行タイミングにおける自車両2と周辺の構造物との位置関係を特定する。
さらに制御回路17は、処理17dにおいて、GPS受信機10からあらかじめ取得した航法データに基づいて各GPS衛星の当該実行タイミングにおける位置を特定し、特定したGPS衛星の位置の情報と、処理17cで特定した位置関係とに基づいて、反射波が車両2に届くGPS衛星および回折波が車両2に届くと推定されるGPS衛星を特定する。
続いて制御回路17は、処理17eにおいて、処理17dの特定結果に基づいて、自車位置測定のために利用するGPS衛星を決定し、決定したGPS衛星のそれぞれについて、重みの値を決定する。後述するように、この重みの値が大きいほど、当該GPS衛星からの信号が自車位置測定に寄与する程度が大きくなる。
なお、利用するGPS衛星のそれぞれについての擬似距離から、車両2の現在位置を算出する方法としては、重み付き最小二乗法を用いるのが一般的である。この方法においては、例えば上述の特許文献1、および「理解するためのGPS測位計算プログラム入門(その3)測位計算のはなし」(福島荘之介著、航空無線第36号、航空保安無線システム協会発行)に記載の通り、各GPS衛星に対する重みを、当該GPS衛星についての擬似距離の測定値の分散に反比例する値とすることが望ましいことが広く知られている。
図4に、これら処理17c、17d、17e、17fを実現するために制御回路17が繰り返し実行するプログラム100のフローチャートを示す。このプログラム100の実行において制御回路17は、まずステップ110で、カップリング航法処理17bによる算出結果に基づいて、車両2の推定位置を算出する。
続いてステップ120で、GPS受信機10を用いてGPS衛星から信号を受信する。ここで受信する信号は、受信できるすべてのGPS衛星からの信号である。この信号に基づいて、各GPS衛星と車両2との間の擬似距離を測定することができる。
続いて制御回路17は、ステップ120で信号を取得したGPS衛星の1つ1つについて、ステップ130〜165のブロック内の処理を1回実行する。そして、それぞれのGPS衛星についてのステップ130〜165のブロックの処理において、制御回路17は、まずステップ130で、対象となるGPS衛星についての、ステップ120の受信タイミングにおける位置を、あらかじめGPS受信機10から取得した航法データに基づいて算出する。さらに、ステップ110で特定した車両2の推定位置から対象GPS衛星衛星までの仰角elおよび方位角azを算出する。
さらにステップ140において、地図データ中の構造物の各種データに基づいて、対象GPS衛星から車両2までの直接波を遮る構造物(すなわち障害物)の有無、および、対象GPS衛星から出て車両2に到達する反射波の有無を特定する。この処理の詳細な内容については後述する。
続いてステップ150では、ステップ140の処理の結果、障害物の存在が特定されたか否かを判定し、特定された場合続いてステップ155を実行し、特定されなかった場合(すなわち、対象GPS衛星から車両2に直接波が届く場合)続いてステップ160を実行する。
ステップ155では、対象GPS衛星からの信号を、ステップ170における現在位置の算出のために利用する対象から除外する。ステップ155に続いては、ステップ160を実行する。
ステップ160では、ステップ140の処理の結果、対象GPS衛星から出て車両2に到達する反射波の存在が特定されたか否かを判定し、特定された場合(すなわち、対象GPS衛星から車両2に反射波が届く場合)続いてステップ165を実行し、特定されなかった場合ステップ130〜165のブロックの1回分(すなわち、GPS衛星1個分)の実行を終了する。
ステップ165では、対象GPS衛星についての上述の重みの値を、1よりも小さな値に設定する。なお、制御回路17は、プログラム100の実行開始時には、すべてのGPS衛星についての重みの値を1に初期化する。1より小さい値の具体的な算出方法については後述する。
ステップ120で信号を受信したすべてのGPS衛星についてステップ130〜165のブロックを実行した後、ステップ170において、制御回路17は、ステップ120で受信した信号に基づく擬似距離を用いて、上述の重み付き最小二乗法により、車両2の現在位置を算出する。
ただし、ステップ155で除外対象としたGPS衛星の信号に基づく擬似距離は使用しない。また、重み付き最小二乗法における各GPS衛星に対応する重みは、ステップ165の設定に従った値とする。ただし、ステップ165を実行しなかったGPS衛星については、重みは初期値通り1である。
以上のようなプログラム100を実行することで、制御回路17は、推測航法によってGPS衛星からの受信タイミングにおける推定位置を算出し(ステップ110参照)、その受信タイミングにおいて複数のGPS衛星から受信した信号に基づく擬似距離データ(ステップ120参照)を使用して、車両2の現在位置を特定する(ステップ170参照)。
ただし制御回路17は、地図データ中の構造物の各種データ、車両2の推定位置、および各GPS衛星の位置に基づいて、障害物に遮られるGPS衛星、および、反射波が車両2に到達してしまうGPS衛星を特定する(ステップ140、150、160参照)。そして、前者のGPS衛星からの信号は現在位置の測定のための利用対象から除外する(ステップ155参照)。また、後者のGPS衛星についての重みを、他の利用対象のGPS衛星についての重みよりも小さい値にする(ステップ165参照)。
ここで、ステップ140の処理内容について詳細に説明する。制御回路17は、このステップ140の処理内容を実現するために、図5にフローチャートで示す処理を実行する。そしてその実行において、まずステップ205で、az方向に構造物があるか否かを、構造物のデータ中の、地表における所在位置(緯度、経度)の情報に基づいて判定する。ここで、az方向とは、ステップ130で特定した方位角azの方向である。構造物がある場合続いてステップ210を実行し、ない場合続いてステップ235で、対象GPS衛星から車両2への直接波を遮る障害物がない旨特定する。
ステップ210では、ステップ205で「ある」と判定した構造物(以下、構造物Xという)から車両2までの、地表に沿った直線距離L1を算出する。続いてステップ220では、構造物Xの高さH1を、地図データ中の構造物の立体形状データから特定し、特定した高さH1および直線距離L1に基づいて、車両2から構造物Xの最上部を見るときの仰角θを算出する。
続いてステップ225では、算出した仰角θが、ステップ130で算出した対象GPS衛星の仰角elより大きいか否かを判定し、大きければ続いてステップ230で、対象GPS衛星から車両2への直接波を遮る障害物がある旨特定し、大きくなければ続いてステップ235で、対象GPS衛星から車両2への直接波を遮る障害物がない旨特定する。
ステップ230、235に続いては、ステップ240で、az+180°の方向に構造物があるか否かを、構造物のデータ中の、地表における所在位置(緯度、経度)の情報に基づいて判定する。ここで、az+180°の方向とは、ステップ130で特定した方位角azの(車両2から見て)反対の方向である。構造物がある場合続いてステップ245を実行し、ない場合続いてステップ243で、対象GPS衛星から車両2への反射波はない旨特定する。
なお、ステップ240では、az+180°の方向に構造物があっても、その構造物の壁が車両2の方向を向いていない場合は、その構造物から車両2へは電波の反射はないと判定して、ステップ243に進むようになっていてもよい。
ステップ245では、ステップ240で「ある」と判定した構造物(以下、構造物Yという)から車両2までの、地表に沿った直線距離L2を算出する。さらにステップ245では、対象GPS衛星からの電波が構造物Yで反射して車両2に到達するために、当該電波が構造物Yに当たる位置(すなわち構造物Y上の反射位置)を算出する。このとき、反射位置の高さが構造物Yの高さより大きくなった場合は、その構造物から車両2へは電波の反射はないと判定して、ステップ243に進むようになっていてもよい。
さらにステップ245では、構造物Y上の反射位置に基づいて、対象GPS衛星から反射位置への直線距離と、反射位置から車両2への直線距離との和として、反射波の経路長Zを算出する。そして、対象GPS衛星から車両2への直線距離と、経路長Zとの差算し、それを遅延距離として特定する。
続いてステップ250で、地図データ中の構造物のデータから、ステップ245で特定した反射面に関する配色の情報を取得する。続いてステップ255では対象GPS衛星から車両2への反射波がある旨特定し、その後ステップ140の処理を終了する。
このように、制御回路17は、構造物の位置と高さの情報に基づいて、対象GPS衛星から車両2への直接波を構造物が遮っているか否かを判定し、また、車両2から見て対象GPS衛星と反対側の位置にある構造物について、その構造物の位置、高さ、表面の向きに基づいて、当該構造物が対象GPS衛星からの電波を車両2の方向に反射するかを判定する。
次に、ステップ165における、1より小さい重みの具体的な算出方法について説明する。制御回路17は、ステップ165において、図6にフローチャートで示すように、まずステップ310で構造物Yの反射位置の反射係数を特定し、続いてステップ320で構造物Yからの反射波の、直接波に対する同相・逆相の別を判定し、続いてステップ330で、これら反射係数、同相・逆相の別、および図5のステップ245で算出した遅延距離に基づいて、マルチパス誤差(単位は距離)を算出する。なお、反射係数とは、直接波に対する反射波の車両2の位置における振幅比をいう。
そしてステップ340で、基準誤差(単位は距離)をマルチパス誤差で除算した値の自乗を、対象GPS衛星についての重みの値として特定する。ここで、基準誤差とは、直接波のみをあるGPS衛星を受けている場合の、そのGPS衛星の擬似距離の計測における標準偏差の平均的な値である。基準誤差は、例えば1メートルであってもよい。例えば、反射波が車両2に届くような対象GPS衛星による計測のマルチパス誤差が、基準誤差の5倍である場合、当該GPS衛星に対する重みは1/25となる。
なお、マルチパス誤差の、反射係数、同相・逆相の別、および遅延距離に対する依存性は、周知である。例えば、図7のグラフは、GPS受信機10がEarlyとLateの相関値を追尾する周知の方法でコード追尾を行うような場合における、マルチパス誤差の値である。
この図中、太実線30が、直接波と反射波が同相の場合のマルチパス誤差の値である。具体的には、反射係数をα、遅延距離をΔ、GPS衛星からの信号中のC/Aコードの1ビットの長さ(およそ300メートル)をTc、コリレータ間隔(EarlyとLateのチップ差)の1/2をTd、マルチパス誤差をMとした場合、遅延距離が0〜Td(1+α)の間は、M=αΔ/(1+α)となり、遅延距離がTd(1+α)〜Tc−(1―α)Tdの間は、M=αTdとなり、遅延距離がTc−(1―α)Td〜Tc+Tdの間は、M=α(Tc+Td−Δ)/(2―α)となる。
また、太実線31が、直接波と反射波が逆相の場合のマルチパス誤差の値である。具体的には、遅延距離が0〜Td(1―α)の間は、M=―αΔ/(1―α)となり、遅延距離がTd(1―α)〜Tc−(1+α)Tdの間は、M=―αTdとなり、遅延距離がTc−(1+α)Td〜Tc+Tdの間は、M=―α(Tc+Td−Δ)/(2+α)となる。
なお、ステップ310における反射係数の算出は、地図データ中の構造物Yについての配色データに基づいて決定する。具体的には、構造物Y中の反射位置における配色が青色の場合、反射係数をα1とし、灰色の場合、α1よりも小さいα2とし、茶色の場合、α2よりも小さいα3とする。
またステップ320における同相・逆相の別は、以下のように算出する。すなわち、遅延距離をGPS信号の波長で除算し、その余りが波長の1/4以下または3/4以上であるときは同相であるとし、それ以外は逆相であるとする。
以上説明した通り、車両用ナビゲーション装置1が、次の電波受信のタイミングにおける車両2推定位置を推測航法により算出し、この推定位置の情報と、GPS衛星の位置の情報と、地図データ中の複数の構造物の所在地点および立体形状の情報と、に基づいて、GPS衛星から車両2への直接波が、複数の構造物のいずれかによって遮られるか否かについて、判定する。そして、直接波が遮られると判定したことに基づいて、当該GPS衛星を、衛星航法による現在位置の測定のために利用する対象から除外する。
このように、地図データ中の構造物の所在地点および立体形状の情報を利用して、直接波が遮られることを判定するので、従来よりも簡易なハードウェア構成で、衛星航法による現在位置の算出精度を向上させることができる。
なお、あるGPS衛星から回折波が車両2に到達する場合は、そのGPS衛星3から車両2への直接波が遮られることが多い。したがって、直接波が遮られた衛星を、GPSによる位置測定に利用する対象から除外することで、回折波を利用して位置測定をしてしまう可能性が低減され、その結果、位置測定の精度が向上する。
また、車両用ナビゲーション装置1は、車両2の推定位置の情報と、GPS衛星の位置の情報と、地図データ中の複数の構造物の所在地点および立体形状の情報と、に基づいて、GPS衛星から出て当該複数の構造物のいずれかで反射して車両2へ反射波が到達するか否かを判定する。そして、反射波が到達する旨判定したことに基づいて、衛星航法による現在位置の測定に対する、当該GPS衛星の信号の寄与の度合い(具体的には重み)を、他のGPS衛星よりも低下させる。
このように、地図データ中の構造物の所在地点および立体形状の情報を利用して、反射波が車両2に到達すことを判定するので、従来よりも簡易なハードウェア構成で、衛星航法による現在位置の算出精度を向上させることができる。
また、車両用ナビゲーション装置1は、反射波の経路の直接波の経路に対する遅延距離に基づいて、当該寄与の度合いを決定するようになっている。そして、車両用ナビゲーション装置1、推定位置の情報と、当該衛星航法用衛星の位置の情報と、地図データ中の複数の構造物の所在地点および立体形状の情報と、に基づいて、遅延距離を算出するようになっている。
このようになっていることで、どの程度寄与の度合いを下げるかを、地図データに基づいて、容易に決定することができる。
また、車両用ナビゲーション装置1は、反射波の反射係数に基づいて、当該寄与の度合いを決定する。そして、反射波の反射係数を、反射波が反射される構造物の配色情報から特定するようになっている。
このようになっていることで、どの程度寄与の度合いを下げるかを、反射率に直接影響する構造物の情報に基づいて、容易に決定することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、上記実施形態においては、本発明をGPSに適用しているが、本発明はGLONASS衛星、GALILEO衛星等を用いた測位に適用することもできる。すなわち、衛星航法による測位なら、どのような測位にも本発明は適用可能である。また、本発明は、単独GPSのみならず、DGPS、干渉測位GPS等にも適用可能である。
また、上記実施形態においては、反射係数を、反射位置の配色データに基づいて決定している。しかし、構造物Yの種別に基づいて、反射係数を変化させてもよい。例えば、構造物Yがビルの場合は、構造物Yが樹木の場合に比べて、反射係数を高くしてもよい。
また、上記実施形態においては、擬似距離算出のための信号をGPS受信機10が次に受信するタイミングにおける車両2の推定位置を、推測航法で算出している(図2のステップ110参照)。しかし、このような推定位置の算出は、推測航法以外の方法で算出してもよい。例えば、衛星航法で計測した過去の最新の車両2の位置間の距離および計測間隔に基づいて、次の計測タイミングにおける車両2の位置を推定するようになっていてもよい。この場合、慣性装置11は不要となる。
また、GPS受信機10による次の受信タイミングAよりも前に慣性装置11が物理量を検出したタイミングBにおける、車両2の位置そのものを、推定位置としてもよい。このようにしても、タイミングAとタイミングBの時間間隔が十分小さければ、ある程度の精度で、車両2、構造物、GPS衛星の位置関係を特定することができる。
また、上記実施形態で例示した重み付き最小二乗法は、あくまでも擬似距離から車両2の位置を算出するための方法の一例である。直接波が遮られるGPS衛星の信号を位置算出の利用対象から除外し、また、反射波の送信元のGPS衛星の信号の位置算出に対する寄与の程度を、何らかの方法で低下させれば、他の衛星からの信号の寄与が相対的に大きくなり、現在位置測定の精度が向上する。
また、上記の実施形態において、制御回路17がプログラムを実行することで実現している各機能は、それらの機能を有するハードウェア(例えば回路構成をプログラムすることが可能なFPGA)を用いて実現するようになっていてもよい。
また、上記実施形態においては、ナビゲーション装置は車載タイプのものであるが、ナビゲーション装置は、船舶、飛行機、ロボットに搭載されるものであってもよいし、人が持ち運びできるタイプのものであってもよい。例えば、ナビゲーション装置の機能を有する携帯電話機も、本発明のナビゲーション装置に該当する。
本発明の実施形態が適用される場面の一例を示す概念図である。 車両用ナビゲーション装置1の構成図である。 制御回路17の作動内容を概略的に示す図である。 制御回路17が実行するプログラム100のフローチャートである。 プログラム100のステップ140の詳細を示すフローチャートである。 プログラム100のステップ165の詳細を示すフローチャートである。 同相/逆相の別、反射係数、遅延距離等とマルチパス誤差との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 車両用ナビゲーション装置
2 車両
3、4 GPS衛星
3a、4a 直接波3a
3b、4b 回折波3b
5a〜5f ビル
10 GPS受信機
11 慣性装置
16 地図データ取得部
17a 推測航法処理
17b カップリング航法処理

Claims (6)

  1. 移動体(2)に搭載され、衛星航法により前記移動体(2)の現在位置を算出する移動体位置算出装置であって、
    前記移動体(2)の位置の推定値(以下、推定位置という)を算出する推定位置算出手段(110)と、
    前記推定位置の情報と、衛星航法用衛星(3、4)の位置の情報と、地図データ中の複数の構造物の所在地点および立体形状の情報と、に基づいて、前記衛星航法用衛星(3、4)から前記移動体(2)への直接波が、前記複数の構造物のいずれかによって遮られるか否かを判定する障害物判定手段(150)と、
    直接波が遮られる旨前記障害物判定手段(150)が判定したことに基づいて、前記衛星航法用衛星(3、4)を、衛星航法による現在位置の測定のために利用する対象から除外する除外手段(155)と、を備えた移動体位置算出装置。
  2. 移動体(2)に搭載され、衛星航法により前記移動体(2)の現在位置を算出する移動体位置算出装置であって、
    前記移動体(2)の位置の推定値(以下、推定位置という)を算出する推定位置算出手段(110)と、
    前記推定位置の情報と、衛星航法用衛星(3、4)の位置の情報と、地図データ中の複数の構造物の所在地点および立体形状の情報と、に基づいて、前記衛星航法用衛星(3、4)から出て前記複数の構造物のいずれかで反射して前記移動体(2)へ反射波が到達するか否かを判定する反射判定手段(160)と、
    前記反射波が到達する旨前記反射波判定手段(160)が判定したことに基づいて、衛星航法による現在位置の測定に対する、前記衛星航法用衛星(3、4)の信号の寄与の度合いを、他の衛星航法用衛星よりも低下させる寄与度低減手段(165)と、を備えた移動体位置算出装置。
  3. 前記寄与度低減手段(165)は、前記反射波の経路の、前記衛星航法用衛星(3、4)から前記移動体(2)への直接波の経路に対する、遅延距離に基づいて、前記寄与の度合いを決定し、
    また前記寄与度低減手段(165)は、前記推定位置の情報と、前記衛星航法用衛星(3、4)の位置の情報と、地図データ中の複数の構造物の所在地点および立体形状の情報と、に基づいて、前記遅延距離を算出することを特徴とする請求項2に記載の移動体位置算出装置。
  4. 前記寄与度低減手段(165)は、前記反射波の反射係数に基づいて、前記寄与の度合いを決定し、
    また前記寄与度低減手段(165)は、前記反射波の反射係数を、前記反射波が反射される構造物の情報から特定することを特徴とする請求項2または3に記載の移動体位置算出装置。
  5. 移動体(2)に搭載され、衛星航法により前記移動体(2)の現在位置を算出する移動体位置算出装置に用いるプログラムであって、
    前記移動体(2)の位置の推定値(以下、推定位置という)を算出する推定位置算出手段(110)、
    前記推定位置の情報と、衛星航法用衛星(3、4)の位置の情報と、地図データ中の複数の構造物の所在地点および立体形状の情報と、に基づいて、前記衛星航法用衛星(3、4)から前記移動体(2)への直接波が、前記複数の構造物のいずれかによって遮られるか否かを判定する障害物判定手段(150)、および
    直接波が遮られる旨前記障害物判定手段(150)が判定したことに基づいて、前記衛星航法用衛星(3、4)を、衛星航法による現在位置の測定のために利用する対象から除外する除外手段(155)として、コンピュータを機能させるプログラム。
  6. 移動体(2)に搭載され、衛星航法により前記移動体(2)の現在位置を算出する移動体位置算出装置に用いるプログラムであって、
    前記移動体(2)の位置の推定値(以下、推定位置という)を算出する推定位置算出手段(110)、
    前記推定位置の情報と、衛星航法用衛星(3、4)の位置の情報と、地図データ中の複数の構造物の所在地点および立体形状の情報と、に基づいて、前記衛星航法用衛星(3、4)から出て前記複数の構造物のいずれかで反射して前記移動体(2)へ反射波が到達するか否かを判定する反射判定手段(160)、および
    前記反射波が到達する旨前記反射波判定手段(160)が判定したことに基づいて、衛星航法による現在位置の測定に対する、前記衛星航法用衛星(3、4)の信号の寄与の度合いを、他の衛星航法用衛星よりも低下させる寄与度低減手段(165)として、コンピュータを機能させるプログラム。
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