JP2009198235A - 巻取ロールのコア偏芯検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
巻取ロールにおけるコアの偏芯状態を簡単に、かつ正確に計測できる装置を提供する。
【解決手段】
この装置は、レーザ光源と、その同レーザ光源から照射されるレーザ光が巻取ロールの端面によって反射される反射光を受光する受光手段を備えたレーザ検出装置1を、巻取ロールRの端面におけるコアの中心軸と交叉する互いに直交するねじ棒5、15に沿って駆動装置3、13によって変位させ、巻取ロールRの端面によって反射される反射光をレーザ検出装置1に搭載された受光手段によって検出するとともに、レーザ変位計4、14により、レーザ検出装置1を変位させる駆動装置3、13の回転を計測する。コントローラ20は、レーザ検出装置1の受光データと、ねじ棒5、15に沿うレーザ検出装置1の変位量を示すレーザ変位計4、14からの回転データとに基づいて巻取ロールR端面中心からのコアCの偏芯量を算出する。
【選択図】 図1
巻取ロールにおけるコアの偏芯状態を簡単に、かつ正確に計測できる装置を提供する。
【解決手段】
この装置は、レーザ光源と、その同レーザ光源から照射されるレーザ光が巻取ロールの端面によって反射される反射光を受光する受光手段を備えたレーザ検出装置1を、巻取ロールRの端面におけるコアの中心軸と交叉する互いに直交するねじ棒5、15に沿って駆動装置3、13によって変位させ、巻取ロールRの端面によって反射される反射光をレーザ検出装置1に搭載された受光手段によって検出するとともに、レーザ変位計4、14により、レーザ検出装置1を変位させる駆動装置3、13の回転を計測する。コントローラ20は、レーザ検出装置1の受光データと、ねじ棒5、15に沿うレーザ検出装置1の変位量を示すレーザ変位計4、14からの回転データとに基づいて巻取ロールR端面中心からのコアCの偏芯量を算出する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、紙、プラスチックフィルムなどのシート状物をコアに巻き取った巻取ロールにおけるコア偏芯を検出する装置に関する。
紙、プラスチックフィルムなどのシート状物をコアに巻き取った巻取ロールは、種々変形した巻取ロールになることがある。その変形例として、端面が軸方向に膨らんだり凹んだりした形状になるもの、また、巻取ロールの中心にあるべきコアの軸芯が巻取ロールの中心からずれて偏芯した状態になっている巻取ロールとなるものなどがある。これらの変形が規定値より大きいものは、その巻取ロールの使用上、障害となるので規格を満たす製品とはならない。巻取ロールにおいて巻取ロール中心からのコアの偏芯を検出する装置は種々提案されており、例えば、巻取ロールの端面をCCDカメラで撮影し、それを画像処理して数値データに変換し、その数値データを使ってコアの中心を求め、そのコア中心から巻取ロールの外周までの長さの差を求めるよう演算処理することで巻取ロールの偏芯量を求める検査装置が提案されている(特許文献1)。また、筒状繊維体に接触センサーを当てて回転させ、接触センサーの変位量をレーザ光で測定して偏芯量を検知するようにしたものが提案されている(特許文献2)。
巻取ロールのコア軸芯が巻取ロールの中心から偏芯している程度を非接触で、より簡単に、かつ正確に定量検出する装置は提案されていないのが現状で、これを可能とする装置の提供が望まれている。
特開2000−180117号公報
特開2001−336920号公報
巻取ロールのコア軸芯が巻取ロールの中心から偏芯している程度を非接触で、より簡単に、かつ正確に定量検出する装置は提案されていないのが現状で、これを可能とする装置の提供が望まれている。
本発明は、巻取ロールにおけるコアの偏芯状態を簡単に、かつ正確に計測できる装置を提供することを課題としている。
本発明は前記した課題を解決するため、レーザ光源と同レーザ光源から照射されるレーザ光の反射光を受光する受光手段とを備えたレーザ検出装置、および同レーザ検出装置を互いに直交する2方向に変位させる2軸位置決めロボットを有し、同2軸位置決めロボットは、前記レーザ検出装置を巻取ロールの端面に沿い同ロールの中心軸と交差する直線軌道に沿って変位させる第1の駆動装置と、同第1の駆動装置による前記レーザ検出装置の変位を計測する第1のレーザ検出装置変位計測手段と、前記直線軌道をこれと直交する方向に変位させることによって前記レーザ検出器を巻取ロール端面に沿い同ロールの中心軸と交差し前記直線軌道と直交する方向に変位させる第2の駆動装置と、同第2の駆動装置による前記レーザ検出装置の変位を検出する第2のレーザ検出装置変位計測手段と、を備えており、レーザ光を巻取ロールの端面に照射しつつ互いに直交する2方向に変位される前記レーザ検出装置によるレーザ反射光の受光データと前記第1並びに第2のレーザ検出装置変位計測手段からの変位データとにより巻取ロール端面におけるコアの偏芯を検知するように構成した巻取ロールのコア偏芯検出装置を提供する。
巻取ロールの端面に沿いロールの中心軸と交差する直線方向にレーザ検出装置を変位させつつ、そのレーザ検出装置のレーザ光源から照射され巻取ロールの端面によって反射される反射光を検出して行くと、コア部分ではコアの存在によってレーザ光の反射光が大きく変化することからコアの位置を検知することができる。本発明による巻取ロール端面のコア偏芯検出装置においては、2軸位置決めロボットの第1、第2の駆動装置によってレーザ検出装置を巻取ロールの端面に沿い互いに直交する2直線方向に変位させつつ、巻取ロールの端面によって反射される反射光をレーザ検出装置が備えている受光手段によって検出するとともに、第1、第2のレーザ検出装置変位計測手段によりレーザ検出装置の変位を計測することによって、レーザ検出装置によって検出されるコアが巻取ロール端面のどの位置にあるかを検知し、それに基づいて巻取ロール端面におけるコア偏芯を検知することができる。
以上説明したように、レーザ光源と巻取ロール端面によるレーザ反射光を受光する受光手段とを備えたレーザ検出装置、このレーザ検出装置を互いに直交する2つの直線方向にそれぞれ変位させる第1、第2の駆動装置と、このレーザ検出装置の変位を計測する第1、第2のレーザ検出装置変位計測手段を有する2軸位置決めロボットを備えた本発明による巻取ロールのコア偏芯検出装置によれば、その2軸位置決めロボットによって変位されるレーザ検出装置によるレーザ反射光の受光信号とレーザ検出装置変位計測手段からの変位信号を基にして、巻取ロールにおけるコアの偏芯を定量的に検出することができるが、このように構成した本発明による巻取ロールのコア偏芯検出装置を、互いに間隔を保って向かい合わせて配置することによって、巻取ロールの両端面における巻取ロール中心からのコアの偏芯を検出して、巻取ロールにおけるコアの偏芯をより正確に検出することが可能になる。
以下、本発明による巻取ロールのコア偏芯検出装置を図示した実施例により具体的に説明する。図において、Rはコアの偏芯を検出する巻取ロールを示しており、その軸方向を水平にして配置されている。Cはコアで、コアCの回りにシートが巻き取られて巻取ロールRが形成されている。1はレーザ検出装置で、レーザ光源と、そのレーザ光源から照射されたレーザ光が巻取ロールRの端面によって反射される反射光を受光する受光手段とを備えている。レーザ検出装置1は、巻取ロールRの端面に沿って上下、左右に変位自在に、図示していない適宜の支持機構によって支持されている。レーザ検出装置1に装備されているレーザ光源と受光手段は、公知の適宜のものを採用してよいので、図示を省略している。
2は鉛直方向位置決めロボットで、巻取ロールRの端面におけるコアCの鉛直方向の位置を検出するために、前記したように支持機構によって上下、左右に変位自在に支持されているレーザ検出装置1を巻取ロールRの端面に平行に、かつ、巻取ロールRの中心軸と交差して鉛直方向に変位させるためのものである。12は水平方向位置決めロボットで、巻取ロールRの端面におけるコアCの水平方向の位置を検出するために前記したように上下、左右に変位自在に支持されているレーザ検出装置1を巻取ロールRの端面に平行に、かつ、巻取ロールRの中心軸と交差して水平方向に変位させるためのものである。これら鉛直方向位置決めロボット2と水平方向位置決めロボット12は、本発明における2軸位置決めロボットを構成している。
先ず、鉛直位置決めロボット2について説明する。鉛直位置決めロボット2は、前記したようにレーザ検出装置1を巻取ロールRの端面に平行に巻取ロールRの中心軸と交差する鉛直な直線方向に変位させるためのもので、レーザ検出装置1を変位させるための駆動装置3と、この駆動装置3によって変位されるレーザ検出装置1の変位を計測するレーザ変位計4を有している。駆動装置3はモータで構成され、レーザ変位計4は駆動装置3を構成しているモータの回転を計測するロータリエンコーダで構成されている。また、この鉛直方向位置決めロボット2は、鉛直に配設されたねじ棒5を有し、このねじ棒5にナット部材6が螺合されている。ねじ棒5の上下端は適宜の軸受で回転可能に支持されているが、それらの軸受は図示を省略している。ねじ棒5が駆動装置3によって回転されることで、ねじ棒5に螺合されたナット部材6は、ねじ棒5に沿って上下方向に鉛直に変位され、ねじ棒5に回転を与える駆動装置3の回転はレーザ変位計4によって計測される。図2に示してあるように、コア偏芯を計測する巻取ロールRは、鉛直方向位置決めロボット2の側方に配置される。
以上説明した鉛直方向位置決めロボット2におけるレーザ変位計4は、本発明における第1のレーザ検出装置変位計測手段を構成している。
以上説明した鉛直方向位置決めロボット2におけるレーザ変位計4は、本発明における第1のレーザ検出装置変位計測手段を構成している。
次に水平方向位置決めロボット12について説明する。水平方向位置決めロボット12は、前記したようにレーザ検出装置1を巻取ロールRの端面に沿って巻取ロールRの中心軸と交差する水平な直線軌道に沿って変位させるためのもので、レーザ検出装置1を変位させるための駆動装置13と、この駆動装置13によって変位されるレーザ検出装置1の変位を計測するレーザ変位計14を有している。駆動装置13はモータで構成され、レーザ変位計14は駆動装置13を構成しているモータの回転を計測するロータリエンコーダで構成されている。また、この水平方向位置決めロボット12は、水平に配設されたねじ棒15を有し、このねじ棒15はナット部材6に回転自在に支持されている。ねじ棒15は、適宜の軸受を介して回転自在な状態で支持機構により上下動自在に支持されているが、それらの構成は図示を省略している。また、ねじ棒15にはレーザ検出装置1の支持部が螺合されており、ねじ棒15が駆動装置13によって回転されると、ねじ棒15に支持部が螺合しているレーザ検出装置1は、ねじ棒15に沿って水平方向に変位され、そのねじ棒15を回転させてレーザ検出装置1に変位を与える駆動装置13の回転はレーザ変位計4によって計測される。
以上説明した水平方向位置決めロボット12におけるレーザ変位計14は、本発明における第2のレーザ検出装置変位計測手段を構成している。また、ねじ棒15は、巻取ロールR端面に沿い巻取ロールの中心軸と交差して直線方向にレーザ検出装置1を変位させる直線軌道を構成している。
以上説明した水平方向位置決めロボット12におけるレーザ変位計14は、本発明における第2のレーザ検出装置変位計測手段を構成している。また、ねじ棒15は、巻取ロールR端面に沿い巻取ロールの中心軸と交差して直線方向にレーザ検出装置1を変位させる直線軌道を構成している。
以上の構成によって、水平方向位置決めロボット12におけるねじ棒15を駆動装置13で回転させると、これに支持部が螺合しているレーザ検出装置1は、巻取ロールRの端面に沿い巻取ロールRの中心軸と交差した直線軌道を与えているねじ棒15に沿って水平方向に変位される。一方、鉛直方向位置決めロボット2におけるねじ棒5を駆動装置3で回転させると、これに螺合しているナット部材6はねじ棒5に沿って鉛直方向に変位される。ねじ棒5の回転によるナット部材6の鉛直方向の変位に伴って、ナット部材6に回転自在に支持されているねじ棒15は水平のまま鉛直方向に変位され、このねじ棒15に支持部が螺合されているレーザ検出装置1はねじ棒15と共に鉛直方向に変位される。こうして、レーザ検出装置1を、巻取ロールRの端面に対向してその端面と平行に、巻取ロールRの中心軸と交差して水平方向および鉛直方向の両方向に変位させることができる。従って、直線軌道を構成しているねじ棒15に支持部が螺合されているレーザ検出装置1を、巻取ロールRの端面において巻取ロールRの中心軸上に位置させてねじ棒5又はねじ棒15を回転させることにより、レーザ検出装置1を巻取ロールRの中心軸と交差する鉛直方向又は水平方向に変位させることができる。ねじ棒5、15の回転によるレーザ検出装置1の変位は、それぞれ、レーザ変位計4、14によるねじ棒5、15の回転角度の検出によって計測され、その計測値を基にして巻取ロールRの端面に対するレーザ検出装置1の位置を知ることができる。
以上説明した構成において、2軸位置決めロボットを構成する鉛直方向位置決めロボット2と水平方向位置決めロボット12によってレーザ検出装置1を鉛直方向と水平方向に変位させつつレーザ検出装置1に搭載されているレーザ光源からレーザ光を巻取ロールRの端面に照射すると、巻取ロールRの端面に当たって反射されるレーザ光はレーザ検出装置1に搭載されている受光手段によって検出される。一方、巻取ロールRの端面に対するレーザ検出装置1の変位はレーザ変位計4、14により計測される駆動装置3、13の回転を基に検知される。従って、巻取ロールRの端面に沿い巻取ロールRの中心軸と交差する鉛直方向と水平方向にレーザ検出装置1によりレーザ光を使って走査を行うことで、巻取ロールRの中心に対するコアの位置を検出することができる。
20はコントローラを示し、鉛直方向および水平方向位置決めロボット2、12によって変位されるレーザ検出装置1からの反射レーザ光の受光データと、レーザ変位計4、14からの変位量を示す駆動装置3、13の回転データが与えられる。レーザ検出装置1からの反射レーザ光の受光データと、レーザ変位計4、14からのレーザ検出装置1の変位を示す駆動装置3,13の回転データによって、コントローラ20では巻取ロールRの端面の中心に対するコアの位置が検知され、その検知されたコアの位置が巻取ロールR端面の中心の位置からどれだけずれているかを知ることができ、巻取ロールにおけるコアの偏芯が許容範囲にあるか否かを判定することができる。また、このコントローラ20は、駆動装置3、13の作動を制御するための信号を駆動装置3、13に与える。
図示した巻取ロールのコア偏芯検出装置は以上説明した構成を有しており、鉛直方向位置決めロボット2の駆動装置3を作動させてねじ棒5を回転させることにより、ねじ棒15を介してレーザ検出装置1を巻取ロールRの端面に沿い巻取ロールRの中心軸と交差して鉛直方向に変位させる。これによってレーザ検出装置1は、そのレーザ光源からレーザ光を巻取ロールRの端面に対して巻取ロールRの中心軸と交差する鉛直線に沿って照射し、その巻取ロールRの端面による反射光を受光手段が受光しつつ巻取ロールRの端面におけるロール中心軸と交差して鉛直方向に変位され、巻取ロールRの下端から巻取ロールの中心を通って巻取ロールRの頂部までの間のロール端面を走査する。一方、水平方向位置決めロボット12では、駆動装置13を作動させてねじ棒15を回転させることによって、直線軌道を構成しているねじ棒15に沿ってレーザ検出装置1が巻取ロールR端面に沿い巻取ロールRのロール中心軸と交差して変位される。これによってレーザ検出装置1は、そのレーザ光源からレーザ光を巻取ロールRの端面に照射し、その巻取ロールRの端面による反射光を受光手段が検出しつつ巻取ロールRの端面に沿い巻取ロールRの中心軸と交差する直線軌道に沿って水平方向に変位され、巻取ロールRの側端の一方から巻取ロールRの中心を通って巻取ロールRの側端の他方までの間のロール端面を走査する。
レーザ変位計4、14からのレーザ検出装置1の変位量を示す駆動装置3,13の回転データと、巻取ロール端面におけるロール中心を通る鉛直方向の上下端の一方から他方までのレーザ反射光の受光データおよび、巻取ロール端面におけるロール中心を通る水平方向の側端の一方から他方までのレーザ反射光の受光データはコントローラ20に送られる。コントローラ20は、上記したデータを基にして巻取ロールRの端面におけるコアの位置を検知し、それによって巻取ロールRの中心からコアの芯がどれだけ偏っているか、すなわち、巻取ロール端面における中心からのコアの偏芯状態を検知することができる。こうして、巻取ロールRにおける軸芯からのコアの偏芯が基準値を越えないかどうかを容易に判定することができる。
以上、本発明を一実施例について具体的に説明したが、本発明はこの実施例に制限されるものではなく、種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。
例えば前記した実施例の装置では、レーザ検出装置1を、鉛直方向および水平方向位置決めロボット2、12により鉛直方向と水平方向に直交する2つの直線方向に変位させているが、レーザ検出装置1は、鉛直方向と水平方向の他、直交する2つの直線方向に変位させるものであればよい。
また、前記した実施例の装置では、鉛直方向および水平方向位置決めロボット2、12によりレーザ検出装置1を鉛直方向と水平方向に直交する2直線方向に変位させるのにねじ棒5、15とモータによる駆動装置3、13を採用しているが、レーザ検出装置1を巻取ロールの端面に沿いロールの中心軸と交差する直線軌道に沿って変位させるものおよびその直線軌道をこれと直交させて変位させるものであれば、他の適宜の駆動手段を採用してよい。
例えば前記した実施例の装置では、レーザ検出装置1を、鉛直方向および水平方向位置決めロボット2、12により鉛直方向と水平方向に直交する2つの直線方向に変位させているが、レーザ検出装置1は、鉛直方向と水平方向の他、直交する2つの直線方向に変位させるものであればよい。
また、前記した実施例の装置では、鉛直方向および水平方向位置決めロボット2、12によりレーザ検出装置1を鉛直方向と水平方向に直交する2直線方向に変位させるのにねじ棒5、15とモータによる駆動装置3、13を採用しているが、レーザ検出装置1を巻取ロールの端面に沿いロールの中心軸と交差する直線軌道に沿って変位させるものおよびその直線軌道をこれと直交させて変位させるものであれば、他の適宜の駆動手段を採用してよい。
更に、前記した実施例による装置では、レーザ検出装置1の変位された位置を検知するためのレーザ変位計4、14としてロータリエンコーダを採用しているが、レーザ検出装置1の変位された位置を検知可能なものであれば、ロータリエンコーダ以外の適宜の手段を採用してよい。
また、図示した実施例では、巻取ロールRの一方の端面に対向してコア偏芯検出装置を配置したものを示したが、図示したコア偏芯検出装置を、互いに間隔を保って向かい合わせて配置することによって、巻取ロールRの両端面における巻取ロールRの中心からのコアの偏芯を検出する構成にして、巻取ロールRにおけるコア偏芯を、巻取ロールの両端面から検出することで更に精度良く検出できるようにしてよい。
また、図示した実施例では、巻取ロールRの一方の端面に対向してコア偏芯検出装置を配置したものを示したが、図示したコア偏芯検出装置を、互いに間隔を保って向かい合わせて配置することによって、巻取ロールRの両端面における巻取ロールRの中心からのコアの偏芯を検出する構成にして、巻取ロールRにおけるコア偏芯を、巻取ロールの両端面から検出することで更に精度良く検出できるようにしてよい。
1 レーザ検出装置
2 鉛直方向位置決めロボット
12 水平方向位置決めロボット
3、13 駆動装置
4、14 レーザ変位計
4、14 駆動装置
5、15 ねじ棒
20 コントローラ
C コア
R 巻取ロール
2 鉛直方向位置決めロボット
12 水平方向位置決めロボット
3、13 駆動装置
4、14 レーザ変位計
4、14 駆動装置
5、15 ねじ棒
20 コントローラ
C コア
R 巻取ロール
Claims (2)
- レーザ光源と同レーザ光源から照射されるレーザ光の反射光を受光する受光手段とを備えたレーザ検出装置、および同レーザ検出装置を互いに直交する2方向に変位させる2軸位置決めロボットを有し、同2軸位置決めロボットは、前記レーザ検出装置を巻取ロールの端面に沿い同ロールの中心軸と交差する直線軌道に沿って変位させる第1の駆動装置と、同第1の駆動装置による前記レーザ検出装置の変位を計測する第1のレーザ検出装置変位計測手段と、前記直線軌道をこれと直交する方向に変位させることによって前記レーザ検出器を巻取ロール端面に沿い同ロールの中心軸と交差し前記直線軌道と直交する方向に変位させる第2の駆動装置と、同第2の駆動装置による前記レーザ検出装置の変位を検出する第2のレーザ検出装置変位計測手段と、を備えており、レーザ光を巻取ロールの端面に照射しつつ互いに直交する2方向に変位される前記レーザ検出装置によるレーザ反射光の受光データと前記第1並びに第2のレーザ検出装置変位計測手段からの変位データとにより巻取ロール端面におけるコアの偏芯を検知するように構成したことを特徴とする巻取ロールのコア偏芯検出装置。
- 請求項1に記載の巻取ロールのコア偏芯検出装置を互いに間隔を保って向かい合わせて配置し、巻取ロールの両端面におけるコア偏芯を検知するよう構成したことを特徴とする巻取ロールのコア偏芯検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008038454A JP2009198235A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | 巻取ロールのコア偏芯検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008038454A JP2009198235A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | 巻取ロールのコア偏芯検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009198235A true JP2009198235A (ja) | 2009-09-03 |
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JP2008038454A Pending JP2009198235A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | 巻取ロールのコア偏芯検出装置 |
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2008
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