JP2009198075A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷蔵庫の正面からも上面からも側面からもヒンジ機構が見えにくく、冷蔵庫のヒンジ部の外観意匠を向上させることを目的とするものである。
【解決手段】回転扉4の上部に樹脂で成形した天板11は前面がラウンド形状で、回転扉4の上キャップは、天板11のラウンド形状に沿った傾斜形状にすることにより、冷蔵庫の正面からも上面からも側面からもヒンジ部5が見えにくく、回転扉4のヒンジ部5の外観意匠を向上させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】回転扉4の上部に樹脂で成形した天板11は前面がラウンド形状で、回転扉4の上キャップは、天板11のラウンド形状に沿った傾斜形状にすることにより、冷蔵庫の正面からも上面からも側面からもヒンジ部5が見えにくく、回転扉4のヒンジ部5の外観意匠を向上させることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は冷蔵庫用扉に係り、回転式扉の開閉時に回転支持するヒンジ機構に関するものである。
近年、表面意匠を重視した冷蔵庫を市場から求められるとともに、上扉枠の側面後方のヒンジ取り付け部のみを一段落とすことで扉の正面よりヒンジ機構を見えなくすることができ、冷蔵庫外観の意匠の向上を図っている(例えば、特許文献1参照)。
図5は特許文献1に記載された従来の冷蔵庫扉の要部分解斜視図を示すものである。
図5に示すように、回転式扉101を構成する扉外面板102の上面一側後方に一段低くした開口部103を設けるとともに、この開口部103に上部ヒンジ104の肉厚に対応する段差面105およびヒンジピン106に対応する軸受107を有するコーナーキャップ108を被せる。また、扉内面板109の一側上部に切欠部110を設けて、周縁部をコーナーキャップ108の後方端面111および扉外面板102の後部フランジ112に当接させ、扉外面板102と扉内面板109間に発泡断熱材を充填する構成となっている。
以上のように構成することにより、扉の正面から見たとき上部ヒンジ104がコーナーキャップ108等に隠れて見えないため、正面からの外観がより美しくなり意匠の向上が図れることになる。
特開平8−178515号公報
しかしながら、上記従来の構成では、高さの低いものや小型などの冷蔵庫では上方よりヒンジが見えてしまい、外観を損ねるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので高さの低いものや小型などの冷蔵庫のヒンジ機構を見えにくくし、外観がより美しい冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、上部に天板を有する回転式扉の冷蔵庫において、前記天板は前面がラウンド形状で回転扉の上キャップは前記天板のラウンドに沿った傾斜形状にしたものである。
これによって、天板のラウンド形状と回転扉の上キャップの傾斜形状とが重なり合うことでヒンジ機構を見えにくくし、外観がより美しい冷蔵庫を提供とすることができる。
以上説明したように、本発明の冷蔵庫は、冷蔵庫の正面からも上面からも側面からもヒンジ機構が見えにくく、冷蔵庫のヒンジ部の外観意匠を向上させることができる。
請求項1に記載の発明は、前面がラウンド形状に形成された天板と上端に上キャップを備えた回転扉とを有する冷蔵庫において、前記上キャップは前記回転扉の閉扉時に前記天板のラウンド形状に沿うように傾斜形状にしたことにより、冷蔵庫のヒンジ部の外観意匠を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記上キャップにヒンジ機構を収納する開口部を有し、前記開口部の高さ寸法はヒンジピンの長さより小さくしたことにより、開口部高さを低くでき、冷蔵庫のヒンジ部の外観意匠を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記ヒンジピンを通すための貫通孔を備えたことにより、ヒンジ機構を前面や上面から見えにくくすることができ、さらに冷蔵庫のヒンジ部の外観意匠を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記貫通孔を下方より塞ぐ下キャップを有することにより、ヒンジピンの組込が容易、かつ確実に行なうことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記下キャップと前記ヒンジピンとの間にバネを介在させることにより、簡易な構造でヒンジピンの押し上げを確実にして、信頼性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の扉を開けた斜視図、図2は同実施の形態の冷蔵庫の扉のヒンジ部の断面図、図3は同実施の形態の冷蔵庫の扉のヒンジ部を覆う枠体の要部斜視図、図4は、同実施の形態の冷蔵庫の扉のヒンジ部の構成部品の斜視図である。
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の扉を開けた斜視図、図2は同実施の形態の冷蔵庫の扉のヒンジ部の断面図、図3は同実施の形態の冷蔵庫の扉のヒンジ部を覆う枠体の要部斜視図、図4は、同実施の形態の冷蔵庫の扉のヒンジ部の構成部品の斜視図である。
図1から図4において、冷蔵庫1の上部に冷蔵室2、下部に冷凍室3を有し、冷蔵室2の前面開口部を塞ぐ回転扉4を備えている。回転扉4はヒンジ部5で回転支持され、ヒンジ部5はそれぞれ別体に構成したヒンジ本体6とヒンジピン7とを有し、回転扉4の上部には樹脂で成形した上キャップ8を有している。そして、上キャップ8にはヒンジ部5を収納するために後方のみに開口部9を有した収納部10を備えている。また、上キャップ8の開口部9の高さ寸法Aはヒンジピン7の長さBより小さく設定している。また、冷蔵庫1の上面には樹脂製の天板11を有し、冷蔵庫1の天面にヒンジ本体6を固定した固定部を覆い隠すように取付けられる。天板11は前面がラウンド形状になっていて、上キャップ8は天板11のラウンド形状に沿った傾斜形状になっている。なお、ヒンジピン7の上下端面には面取りを施している。
ヒンジ部5の構成を詳細に説明すると、上キャップ8の収納部10の下部にはヒンジピン7を通すための貫通孔12を備え、貫通孔12を下方より塞ぐ下キャップ13を有する。また、下キャップ13の上面外周には固定リブ14を備え、上キャップ8の固定爪15に回転固定される。その後、回転扉4の前面板および内板(図示せず)との空間内に断熱材を充填発泡し回転扉4を形成する。
また、ヒンジ本体6は外側に向かって湾曲形状とし、先端近傍に孔16を有し、ヒンジピン7の上部を覆うための中キャップ17をヒンジ本体6の孔16の下方より挿入する。そして、中キャップ17の下端周縁にフランジ18を形成するとともに、中キャップ17の外周上下方向に孔16の内径より若干大きくなるようにリブ19を形成している。また、ヒンジピン7の下方にはバネ20を配置している。
次に、ヒンジ部の組込みについて説明する。
回転扉4の枠体8に回転固定した下キャップ13内に、枠体8の貫通孔12からバネ20を挿入し、さらにバネ20の上部にヒンジピン7を挿入する。一方、ヒンジ本体6の孔16の下方より中キャップ17を挿入固定し、回転扉4の下部ヒンジ(図示せず)を組込んだ後、ヒンジピン7をバネ20の抗力に反して押し込みながらヒンジピン7の上端を、上キャップ17を介してヒンジ本体6の孔16に挿入することでヒンジ部の組込みが完了する。なお、この組み込まれた状態でバネ20の上端面は下キャップ13に覆われる筒状の貫通孔12の下端面21より下方に位置させている。
上記構成により、回転扉4は、ヒンジ部5をそれぞれ別体に構成したヒンジ本体6とヒンジピン7とを備え、回転扉4の上部に樹脂で成形した枠体8にはヒンジ部5を収納するために後方のみに開口部9を有した収納部10を有し、ヒンジピン7は下方より上方へ付勢するバネ20を備えたことにより、コンパクトな構造でヒンジ部の高さを低くでき、冷蔵庫用扉4のヒンジ部5の外観意匠を向上させることができる。
また、枠体8の収納部10の開口部9の高さ寸法Aはヒンジピン7の長さBより小さく設定しているので、ヒンジ部5の強度を高めた上で、ヒンジ部5の高さを低くでき、冷蔵庫用扉4のヒンジ部5の外観意匠を向上させることができ、特に上方からヒンジ部が見える背の低い冷蔵庫や小型の冷蔵庫等に有効である。
また、枠体8の収納部10の下部にはヒンジピン7を通すための貫通孔12を備え、貫通孔12を下方より塞ぐ下キャップ13を有しているので、ヒンジピン7の組込が容易、かつ確実に行なうことができる。
また、下キャップ13内でヒンジピン7との間にバネ20を介在させることで、簡易な構造でヒンジピン7を下方より上方へ付勢することができる。
また、枠体8の貫通孔12を下方より塞ぐ下キャップ13の上面外周には固定リブ14を備え、枠体8の固定爪15に回転固定しているので、ヒンジピン7およびバネ20を内蔵する下キャップ13を容易に組み込めるので組立時の作業性が向上する。
また、ヒンジピン7の上部を覆うための中キャップ17をヒンジ本体6の孔16の下方より挿入しているので、ヒンジピン7のヒンジ本体6の孔16への位置決めが容易かつ確実に行なうことができる。
また、中キャップ17の下端周縁にフランジ18を形成するとともに、中キャップ17の外周上下方向にリブ19を形成しているので、中キャップ17のヒンジ本体6の孔16へ下から取り付けても落下することなく組立性が向上する。
また、ヒンジピン7の下方に配置するバネ20の上端面は下キャップ13に覆われる筒状の貫通孔12の下端面21より下方に位置させているので、ヒンジピン7を上方に付勢するバネ20が筒状の貫通孔12の下端面21に接触してヒンジピン7の押し上げ不足をなくすことができ、信頼性を高めることができる。
なお、組立時、ヒンジピン7をバネ20の抗力に反して押し込みながらヒンジピン7の上端を中キャップ17を介してヒンジ本体6の孔16に挿入することでヒンジ部5の組込が容易、かつ確実に行なうことができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、回転扉の上部に設置された樹脂製の上キャップのヒンジ機構を収納する収納部をコンパクトにでき、冷蔵庫用扉のヒンジ部の外観意匠を向上させることができるので、扉体のヒンジ部に枠体を備えた収納庫等の扉体等にも適用できる。
4 回転扉
5 ヒンジ部
7 ヒンジピン
8 上キャップ
9 開口部
11 天板
12 貫通孔
13 下キャップ
20 バネ
5 ヒンジ部
7 ヒンジピン
8 上キャップ
9 開口部
11 天板
12 貫通孔
13 下キャップ
20 バネ
Claims (5)
- 前面がラウンド形状に形成された天板と上端に上キャップを備えた回転扉とを有する冷蔵庫において、前記上キャップは前記回転扉の閉扉時に前記天板のラウンド形状に沿うように傾斜形状にしたことを特徴とする冷蔵庫。
- 前記上キャップにヒンジ部を収納する開口部を有し、前記開口部の高さ寸法はヒンジピンの長さより小さくしたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記開口部に、前記ヒンジピンを通すための貫通孔を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
- 前記貫通孔を下方より塞ぐ下キャップを有することを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
- 前記下キャップと前記ヒンジピンとの間にバネを介在させたことを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008039644A JP2009198075A (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008039644A JP2009198075A (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009198075A true JP2009198075A (ja) | 2009-09-03 |
Family
ID=41141762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008039644A Pending JP2009198075A (ja) | 2008-02-21 | 2008-02-21 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009198075A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017032206A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 保存庫 |
-
2008
- 2008-02-21 JP JP2008039644A patent/JP2009198075A/ja active Pending
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JP2017032206A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 保存庫 |
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