JP2009197674A - ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】プランジャ室から低圧通路に向かって流れる流体の動圧が弁体に対して閉弁向きに作用するポンプにおいて、動圧により電磁弁が自閉することを防止する。
【解決手段】プランジャ室から低圧通路310に向かって流れる流体をアーマチャ室41に導く導入通路312を備え、この導入通路312をアーマチャ33の外周面よりも外側に向ける。これにより、流体をアーマチャ33における吸引側の面に導いて、アーマチャ33における吸引側の面に動圧を作用させ、ひいてはアーマチャ33に開弁向きの力を作用させて、弁体35を閉弁向きに付勢する力を相殺させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体を吸入・吐出するポンプに関し、特に、内燃機関用燃料噴射装置のポンプに好適である。
圧縮着火式内燃機関に燃料を噴射するための燃料噴射装置に用いられるポンプとして、プランジャ室と低圧部とを連通する低圧通路が電磁弁に形成され、電磁弁の弁体が通電時に低圧通路を閉塞することにより、プランジャによる燃料の加圧が開始されるようにしたポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−100590号公報
しかしながら、従来のポンプは、プランジャ室から低圧通路に向かって流れる燃料が弁体に衝突し、その動圧により弁体には閉弁向きの力が作用する。また、このポンプは、プランジャ室から低圧通路に向かって流れて低圧通路を通過した燃料が、電磁弁のアーマチャにおける非吸引側の面に向かって流れるため、アーマチャにおける非吸引側の面に作用する動圧により、アーマチャには閉弁向きの力が作用する。
このように、動圧が弁体およびアーマチャに対して閉弁向きに作用するため、電磁弁に通電していない状態でも、高速回転になると動圧により弁体が低圧通路を閉じやすくなるという問題があった。より詳細には、電磁弁が自閉した場合、プランジャによる燃料の加圧開始時期が目標時期よりも早くなり、ポンプの吐出量を制御できなくなるという問題が発生する。
本発明は上記点に鑑みて、動圧により電磁弁が自閉することを防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、プランジャ室(15)を形成するシリンダ(13)と、シリンダ(13)内で往復動して、プランジャ室(15)に吸入された流体を吐出するプランジャ(14)、プランジャ室(15)と低圧部(50)とを連通する低圧通路(310)を開閉する電磁弁(30)とを備え、電磁弁(30)は、低圧通路(310)が形成されたボディ(31)と、通電時に吸引力を発生するソレノイド(32)と、ソレノイド(32)により吸引されるアーマチャ(33)と、アーマチャ(33)と一体に移動して低圧通路(310)を開閉する弁体(35)とを備え、アーマチャ(33)が吸引されたときに弁体(35)が低圧通路(310)を閉じることにより、プランジャ(14)による流体の加圧が開始され、さらに、プランジャ室(15)から低圧通路(310)に向かって流れる流体の動圧が弁体(35)に対して閉弁向きに作用するポンプにおいて、プランジャ室(15)から低圧通路(310)を介して低圧部(50)に流入した流体が、アーマチャ(33)における吸引側の面に導かれて、アーマチャ(33)に対して開弁向きの力が作用するように構成されていることを特徴とする。
これによると、アーマチャ(33)における吸引側の面に作用する動圧によりアーマチャ(33)には開弁向きの力が作用するため、弁体(35)に作用する動圧により弁体(35)を閉弁向きに付勢する力が相殺される。したがって、動圧により電磁弁(30)が自閉することが防止される。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のポンプにおいて、ボディ(31)とソレノイド(32)との間に区画形成されたアーマチャ室(41)にアーマチャ(33)が配置されており、ボディ(31)は、記プランジャ室(15)から低圧通路(310)を介して低圧部(50)に流入した流体をアーマチャ室(41)に導く導入通路(312)を備え、導入通路(312)は、アーマチャ(33)の外周面よりも外側に向いていることを特徴とする。
これによると、流体を、アーマチャ(33)における非吸引側の面に衝突させることなく、アーマチャ(33)における吸引側の面に確実に導くことができるため、アーマチャ(33)に作用する開弁向きの力を確実に得ることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のポンプにおいて、低圧通路(310)および導入通路(312)は、ボディ(31)に形成された孔であり、低圧通路(310)のうち低圧部(50)に開口する低圧部側低圧通路(310a)は、導入通路(312)における低圧部(50)側の開口部に向いていることを特徴とする。
これによると、低圧部側低圧通路(310a)から導入通路(312)に流体が流入し易いため、アーマチャ(33)に作用する開弁向きの力を確実に得ることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載のポンプにおいて、低圧部側低圧通路(310a)と導入通路(312)の交差角は鈍角であることを特徴とする。
これによると、低圧部側低圧通路(310a)と導入通路(312)の交差角が鋭角である場合よりも、低圧部側低圧通路(310a)から導入通路(312)に流体が流入し易いため、アーマチャ(33)に作用する開弁向きの力を確実に得ることができる。
請求項5に記載の発明では、請求項2ないし4のいずれか1つに記載のポンプにおいて、ボディ(31)は、アーマチャ室(41)の流体を低圧部(50)側に戻す戻し通路(313)を備えることを特徴とする。
これによると、戻し通路(313)を介してアーマチャ室(41)から低圧部(50)側へ戻す燃料の流れによる吸い出し効果により、アーマチャ(33)における非吸引側の面の圧力が低下するため、アーマチャ(33)に作用する開弁向きの力をさらに大きくすることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載のポンプにおいて、戻し通路(313)は、アーマチャ(33)の移動方向に見たときに、アーマチャ(33)の投影面内に配置されていることを特徴とする。
これによると、吸い出し効果によりアーマチャ(33)における非吸引側の面の圧力を確実に低下させることができる。
請求項7に記載の発明では、請求項5または6に記載のポンプにおいて、導入通路(312)と戻し通路(313)は、アーマチャ(33)の周方向に沿ってずらして配置されていることを特徴とする。
これによると、アーマチャ(33)における吸引側の面に流入した流体は、アーマチャ(33)の外周側から中心部に向かって流れた後、向きを変えてアーマチャ(33)の外周側に向かって流れ、その際に、アーマチャ(33)の中心部に向かって流れるときの経路と、アーマチャ(33)の外周側に向かって流れるときの経路が異なるため、アーマチャ(33)の吸引側の面において動圧を受ける部位の面積が大きくなり、アーマチャ(33)に作用する開弁向きの力をさらに大きくすることができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態について説明する。図1は本実施形態に係るポンプを示す正面断面図、図2は図1の電磁弁単体の要部を示す正面断面図、図3(a)は図1のボディおよびアーマチャの平面図、図3(b)は図3(a)のA−A線に沿う断面図である。
本実施形態に係るポンプは、圧縮着火式内燃機関に燃料を噴射するための燃料噴射装置において、高圧の燃料を蓄えるコモンレールに高圧の燃料を供給する燃料供給ポンプとして用いられる。
図1、図2において、ポンプハウジング10には、その下端側に位置するカム室10aと、このカム室10aからポンプハウジング10の上方に向かって延びる円柱状の摺動子挿入孔10bと、この摺動子挿入孔10bからポンプハウジング10の上端面まで延びる円柱状のシリンダ挿入孔10cとが形成されている。
カム室10aには、図示しない圧縮着火式内燃機関(以下、内燃機関という)にて駆動されるカム軸11が配置され、このカム軸11はポンプハウジング10に回転自在に支持されている。また、カム軸11にはカム12が形成されている。
シリンダ挿入孔10cには、シリンダ挿入孔10cを塞ぐようにしてシリンダ13が取り付けられている。このシリンダ13には、円柱状のプランジャ挿入穴13aが形成されており、このプランジャ挿入穴13aに、円柱状のプランジャ14が往復動自在に挿入されている。そして、このプランジャ14の上端面とシリンダ13の内周面とによりプランジャ室15が形成されている。
プランジャ14の下端にシート14aが連結されており、このシート14aはスプリング16によって摺動子17に押し付けられている。この摺動子17は、円筒状に形成されており、摺動子挿入孔10bに往復動自在に挿入されている。また、摺動子17にはカムローラ18が回転自在に取り付けられており、このカムローラ18はカム12に当接している。そして、カム軸11の回転によりカム12が回転すると、シート14a、摺動子17およびカムローラ18とともに、プランジャ14が往復駆動されるようになっている。
シリンダ13とポンプハウジング10との間には、燃料溜り19が形成されている。この燃料溜り19には、図示しない低圧供給ポンプから吐出される低圧の燃料が、図示しない低圧燃料配管を介して供給されるようになっている。また、燃料溜り19は、シリンダ13に形成された低圧連通路13b、シリンダ13と後述する電磁弁30のボディ31との間に形成された低圧部としてのボディ室50、および電磁弁30内の低圧通路310を介して、プランジャ室15に連通されている。
シリンダ13には、プランジャ室15に常時連通する高圧連通路13cが形成されている。そして、プランジャ室15は、この高圧連通路13c、吐出弁20、および図示しない高圧燃料配管を介して図示しないコモンレールに接続されている。高圧連通路13cおよび高圧燃料配管は、高圧燃料供給経路を構成する。
吐出弁20は、高圧連通路13cの下流側においてシリンダ13に取り付けられている。この吐出弁20は、高圧燃料供給経路を開閉する弁体20aと、この弁体20aを閉弁向きに付勢するスプリング20bとを備えている。そして、プランジャ室15で加圧された燃料は、スプリング20bの付勢力に抗して弁体20aを開弁向きに移動させ、コモンレールに圧送されるようになっている。
電磁弁30は、プランジャ14の上端面に対向した位置において、プランジャ室15を閉塞するようにしてシリンダ13に螺合固定されている。
電磁弁30は鍔付き円筒状のボディ31を備えており、このボディ31には、一端がプランジャ室15に連通し他端がボディ室50に連通する低圧通路310と、この低圧通路310中に配置されたシート部311とが形成されている。なお、必要に応じて、低圧通路310のうちシート部311からボディ室50に開口するまでの部位を低圧部側低圧通路310aといい、低圧通路310のうちシート部311から後述するストッパ36の連通孔36aに至るまでの部位をプランジャ室側低圧通路310bという。
また、この電磁弁30は、通電時に吸引力を発生するソレノイド32、ソレノイド32により吸引される円盤状のアーマチャ33、このアーマチャ33を反吸引側に向かって付勢するスプリング34、アーマチャ33と一体に移動してシート部311に接離することにより低圧通路310を開閉する略円柱状の弁体35、この弁体35の開弁時の位置を定める円盤状のストッパ36とを有している。弁体35はボディ31に摺動自在に保持されている。ストッパ36は、電磁弁30とシリンダ13に挟持されており、低圧通路310とプランジャ室15とを連通させる連通孔36aが多数形成されている。
ボディ31とソレノイド32との間に円筒状のスペーサ40が配置されて、ボディ31とソレノイド32との間にアーマチャ室41が区画形成され、このアーマチャ室41にアーマチャ33が配置されている。
図2、図3に示すように、ボディ31には、アーマチャ室41とボディ室50(図1参照)とを連通させる導入通路312が形成されている。そして、プランジャ室15(図1参照)内の燃料が低圧通路310等を介して燃料溜り19側に溢流される際に、その溢流燃料の一部が導入通路312を介してアーマチャ室41に導かれる。
導入通路312は、ボディ31の周方向に沿って等間隔(本例では90°)に4個形成されている。導入通路312は、ボディ室50側からアーマチャ室41側に近づくのに伴って電磁弁30の軸線X(以下、軸線Xという)から遠ざかるように、軸線Xに対して傾斜しているとともに、アーマチャ33の外周面よりも外側に向いている。
低圧部側低圧通路310aは、ボディ31の周方向に沿って等間隔(本例では90°)に4個形成されている。低圧部側低圧通路310aと導入通路312は、軸線X方向(換言すると、アーマチャ33および弁体35の移動方向)に見たときに、ボディ31の周方向の同一角度位置に配置されている。
軸線Xおよび低圧部側低圧通路310aの軸線を通る断面(すなわち図2の断面)で見たときに、低圧部側低圧通路310aは、軸線Xに対して傾斜している。より詳細には、低圧部側低圧通路310aと導入通路312の交差角は鈍角になっているとともに、低圧部側低圧通路310aは、導入通路312におけるボディ室50側の開口部に向いている。
ボディ31には、アーマチャ室41とボディ室50とを連通させてアーマチャ室41の燃料をボディ室50に戻す戻し通路313が形成されている。戻し通路313は、ボディ31の周方向に沿って等間隔(本例では180°)に2個形成されている。戻し通路313と導入通路312は、軸線X方向に見たときに、ボディ31の周方向の異なる角度位置に配置されており、換言すると、アーマチャ33の周方向に沿ってずらして配置されている。戻し通路313は、軸線X方向に見たときに、アーマチャ33の投影面内に配置されている。
上記構成になるポンプの作動を説明する。まず、電磁弁30のソレノイド32に通電されていないときには、弁体35はスプリング34の付勢力により開弁位置に移動されている。すなわち、弁体35のシート面350がボディ31のシート部311から離れており、低圧通路310が開かれている。
そして、低圧通路310が開かれている状態でプランジャ14が下降するときには、低圧供給ポンプから吐出される低圧の燃料が、燃料溜り19、低圧連通路13b、ボディ室50、および低圧通路310を介して、プランジャ室15に供給される。
次いで、プランジャ14が上昇し始めると、プランジャ14はプランジャ室15内の燃料を加圧しようとする。しかし、プランジャ14の上昇開始初期においては、電磁弁30に通電されておらず、低圧通路310が開かれているため、プランジャ室15内の燃料は、低圧通路310、ボディ室50、および低圧連通路13bを介して燃料溜り19側に溢流し、加圧されない。
このプランジャ室15内の燃料の溢流中に電磁弁30に通電されると、アーマチャ33および弁体35がスプリング34に抗して吸引され、弁体35のシート面350がボディ31のシート部311に着座して低圧通路310が閉塞される。これにより、燃料溜り19側への燃料の溢流が停止されて、プランジャ14によるプランジャ室15内の燃料の加圧が開始される。そして、プランジャ室15内の燃料圧力により吐出弁20が開弁され、燃料がコモンレールに圧送される。
ここで、燃料の溢流中には、溢流燃料の動圧が弁体35に作用して弁体35には閉弁向きの力が作用する。そして、本実施形態では、以下述べるようにアーマチャ33には開弁向きの力が作用するため、弁体35を閉弁向きに付勢する力が相殺される。したがって、動圧による電磁弁30の自閉が防止される。
まず、燃料の溢流中には、その溢流燃料の一部が導入通路312を介してアーマチャ室41に導かれる。導入通路312はアーマチャ33の外周面よりも外側に向いているため、アーマチャ室41に導かれた燃料はアーマチャ33の外周面よりも外側に向かって流れる。換言すると、図2中に矢印Bで示すように、アーマチャ室41に導かれた燃料は、アーマチャ33における非吸引側の面に衝突することなく、アーマチャ33における吸引側の面に導かれる。これにより、アーマチャ33における吸引側の面に動圧が作用し、アーマチャ33には開弁向きの力が作用する。
また、低圧部側低圧通路310aと導入通路312の交差角は鈍角になっているとともに、低圧部側低圧通路310aは導入通路312におけるボディ室50側の開口部に向いているため、溢流燃料が低圧部側低圧通路310aから導入通路312に流入し易い。よって、アーマチャ33に作用する開弁向きの力を確実に得ることができる。
さらに、図3(a)中に矢印Cで示すように、導入通路312からアーマチャ33における吸引側の面に流入した燃料は、アーマチャ33の外周側から中心部に向かって流れた後、向きを変えてアーマチャ33の外周側に向かって流れ、さらにアーマチャ33の外周面よりも外側を通って戻し通路313に向かって流れる。そして、導入通路312と戻し通路313は、アーマチャ33の周方向に沿ってずらして配置されているため、アーマチャ33の中心部に向かって流れるときの経路と、アーマチャ33の外周側に向かって流れるときの経路が異なる。このため、アーマチャ33の吸引側の面において動圧を受ける部位の面積が大きくなり、アーマチャ33に作用する開弁向きの力を大きくすることができる。
一方、燃料の溢流中には、アーマチャ室41に導かれた燃料は戻し通路313を介してボディ室50に戻される。そして、戻し通路313を介してボディ室50に戻される燃料の流れによる吸い出し効果により、アーマチャ33における非吸引側の面の圧力が低下するため、アーマチャ33には開弁向きの力が作用する。
また、戻し通路313は、軸線X方向に見たときに、アーマチャ33の投影面内に配置されているため、吸い出し効果によりアーマチャ33における非吸引側の面の圧力を確実に低下させることができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、本発明を内燃機関用燃料噴射装置の燃料供給ポンプに適用したが、本発明は、流体を吸入・吐出するポンプに広く適用することができる。
本発明の一実施形態に係るポンプを示す正面断面図である。 図1の電磁弁単体の要部を示す正面断面図である。 (a)は図1のボディおよびアーマチャの平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
符号の説明
13 シリンダ
14 プランジャ
15 プランジャ室
30 電磁弁
31 ボディ
32 ソレノイド
33 アーマチャ
35 弁体
50 ボディ室(低圧部)
310 低圧通路

Claims (7)

  1. プランジャ室(15)を形成するシリンダ(13)と、
    前記シリンダ(13)内で往復動して、前記プランジャ室(15)に吸入された流体を吐出するプランジャ(14)と、
    前記プランジャ室(15)と低圧部(50)とを連通する低圧通路(310)を開閉する電磁弁(30)とを備え、
    前記電磁弁(30)は、前記低圧通路(310)が形成されたボディ(31)と、通電時に吸引力を発生するソレノイド(32)と、前記ソレノイド(32)により吸引されるアーマチャ(33)と、前記アーマチャ(33)と一体に移動して前記低圧通路(310)を開閉する弁体(35)とを備え、
    前記アーマチャ(33)が吸引されたときに前記弁体(35)が前記低圧通路(310)を閉じることにより、前記プランジャ(14)による流体の加圧が開始され、
    さらに、前記プランジャ室(15)から前記低圧通路(310)に向かって流れる流体の動圧が前記弁体(35)に対して閉弁向きに作用するポンプにおいて、
    前記プランジャ室(15)から前記低圧通路(310)を介して前記低圧部(50)に流入した流体が、前記アーマチャ(33)における吸引側の面に導かれて、前記アーマチャ(33)に対して開弁向きの力が作用するように構成されていることを特徴とするポンプ。
  2. 前記ボディ(31)と前記ソレノイド(32)との間に区画形成されたアーマチャ室(41)に前記アーマチャ(33)が配置されており、
    前記ボディ(31)は、前記プランジャ室(15)から前記低圧通路(310)を介して前記低圧部(50)に流入した流体を前記アーマチャ室(41)に導く導入通路(312)を備え、
    前記導入通路(312)は、前記アーマチャ(33)の外周面よりも外側に向いていることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記低圧通路(310)および前記導入通路(312)は、前記ボディ(31)に形成された孔であり、
    前記低圧通路(310)のうち前記低圧部(50)に開口する低圧部側低圧通路(310a)は、前記導入通路(312)における前記低圧部(50)側の開口部に向いていることを特徴とする請求項2に記載のポンプ。
  4. 前記低圧部側低圧通路(310a)と前記導入通路(312)の交差角は鈍角であることを特徴とする請求項3に記載のポンプ。
  5. 前記ボディ(31)は、前記アーマチャ室(41)の流体を前記低圧部(50)側に戻す戻し通路(313)を備えることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記載のポンプ。
  6. 前記戻し通路(313)は、前記アーマチャ(33)の移動方向に見たときに、前記アーマチャ(33)の投影面内に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のポンプ。
  7. 前記導入通路(312)と前記戻し通路(313)は、前記アーマチャ(33)の周方向に沿ってずらして配置されていることを特徴とする請求項5または6に記載のポンプ。
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