JP2009196677A - 折畳式開閉蓋付き箱型ケースの蓋閉め装置 - Google Patents

折畳式開閉蓋付き箱型ケースの蓋閉め装置 Download PDF

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Abstract

【課題】箱型ケースの折り込み開閉蓋つまり片蓋100、200、中間蓋400、上蓋300を、損傷無く、不揃いがなく、閉める順番違いもなく、特に被差込口404へのロック蓋303の挿入ミスや、被差込口302への差込片404の挿入ミスとそれらの損傷を皆無にする完全自動化装置を提供する。
【解決手段】箱型ケースを載せ片蓋と中間蓋を閉じる位置と上蓋とロック蓋を閉じる位置との区間を走行する走行枠体に、片蓋、中間蓋、上蓋を順次押さえる旋回昇降アーム、第一蓋閉め機構20、第二蓋閉め機構30を設ける。
第一蓋閉め機構20は、第一回動アームに、ロック蓋を操作する吸着具と、第一突き出しアームと、第二回動アームとを設けると共に中間蓋用の転動アームを設け、第二蓋閉め機構30は、第二回動アームに上蓋を操作する吸着具と上蓋の差し込み片を操作する一対の折込ガイドと押さえアームとを設置した箱型ケースの蓋閉め装置。
【選択図】 図3

Description

本発明は、箱型ケース上部両側縁各々に片蓋を接続し、箱型ケース上部前・後端縁の各々に蓋止め用の被差込口を有する上蓋と中間蓋を接続し、中間蓋と箱型ケース前壁の接続部の中央部に、中間蓋と上蓋の被差込口に差込む蓋ロック片を切欠き形成した箱型ケースの蓋閉め装置に関するものである。
本発明の蓋閉め装置が対象とする箱型ケースは、図1−1に示す90のように、各種部品、製品を挿入収容する上部の挿入口に、折り込み式の開閉蓋を有する。
この折畳式開閉蓋付きの箱型ケースの折り込み開閉蓋は、箱型ケース90上部の挿入口91の両側縁の各々にそこを折り目101、201として接続する片蓋100、200と、挿入口の前・後端縁の各々にそこを折り目301、401として接続する上蓋300と中間蓋400とからなる。
前端縁側の中間蓋300は、片蓋100、200に続いて閉めるもので、その折り目301中央部には被差込口302を有し、その中央部の上方部と箱型ケース前壁92の一部を切り欠いて形成したロック蓋303を有する。ロック蓋303は、その下端縁のみが前部壁92との折り目304として接続している。
後端縁側の上蓋400は、前端縁側の中間蓋300に続いて閉めるもので、その先部中央部を折り目402として差込片403を接続し、この差込片403を前端縁側の中間蓋300の被差込口302に差し込んで全閉状態にする。また差込片403の折り目402の中央部に前記中間蓋300のロック蓋303の蓋ロック片305を差し込む被差込口404を有する。
この箱型ケースの折畳式開閉蓋の各折畳み順とその結果を図1−1から図1−7に示す。
図1−1は、箱型ケースを折畳式開閉蓋の全部を開いた状態を示す斜視説明図である。
図1−2〜図1−7は、箱型ケースの折畳式開閉蓋を閉じる順番を示すもので、図1−2は、箱型ケースの上部両側縁各々に接続した片蓋100、200を内側に倒して閉じた状態を示す斜視説明図である。
図1−3は、中間蓋300と前部壁92の一部により切欠形成したロック蓋303を外側に開いた状態を示す斜視説明図である。
図1−4は、箱型ケースの上部後端縁に接続した上蓋400を倒し、その差込片403を中間蓋300の被差込口302に差し込み始めの状態を示す斜視説明図である。
図1−5は、箱型ケースの上部後端縁に接続した上蓋400の差込片403を中間蓋300の被差込口302に差し込んで終了した状態を示す斜視説明図である。
図1−6は、上蓋400の被差込口404にロック蓋303の蓋ロック片305を差し込み始めの状態を示す斜視説明図である。
は図1−7は、上蓋400の被差込口404にロック蓋303の蓋ロック片305を差し込んで終了した状態を示す斜視説明図である。

而して、従来この折畳式開閉蓋付き箱型ケースの折り込み開閉蓋の閉じ込み作業は、その殆どが手作業であったため、蓋の閉じ込み状態が不揃いであったり、蓋を閉じる順番違いがあったり、特に被差込口302への差込片403の挿入ミスや被差込口404へのロック蓋303の挿入ミスによる蓋締め作業の時間ロスが多く、又これらミスによる被差込口302、差込片403、被差込口404、ロック蓋303等の損傷が頻発するなどの致命的な問題がありその完全自動化が急務であった。

特開2001-139002号公報「紙箱の蓋閉め装置」 特開2003-237720号公報「箱詰め機の蓋閉め装置」
本発明は、前記折畳式開閉蓋付き箱型ケースにおいて、折り込み開閉蓋つまり片蓋100、200、中間蓋400、上蓋300を、不揃いがなく、閉める順番違いもなく、特に被差込口302への差込片403の挿入ミスや被差込口404へのロック蓋303の挿入ミスを無くして、蓋締め作業の短縮と、被差込口302、差込片403、被差込口404、ロック蓋303等の損傷を皆無にする完全自動化装置を提供するものである。
本発明は、上記課題を満足させる装置を開発したものであり、その特徴とするところは、次の(1)の通りである。
(1)、箱型ケース上部両側縁各々を回動用折り目とする片蓋と、箱型ケース上部の後端縁を回動用折り目とし先端部に差し込み片を有し差し込み片に蓋止め用の被差込口を有する上蓋と、箱型ケース上部の前端縁を回動用折り目としこの回動用折り目部に前記上蓋の差し込み片を差し込む被差込口を形成した中間蓋と、中間蓋の回動用折り目(箱型ケース上部の前端縁)の中央近傍部で上蓋の被差込口に差込む蓋ロック片を形成し下端の回動用折り目を箱型ケース上部前端縁に平行にし箱型ケースの前壁上部中央部で形成したロック蓋とを備えた折畳式開閉蓋付き箱型ケースの蓋閉め装置であって、
前記箱型ケースをその両側の片蓋を前・後に置き中間蓋を一側にし上蓋をその反対側にして載せ、片蓋と中間蓋を閉じる位置と上蓋とロック蓋を閉じる位置との区間を走行する走行枠体を設け、
走行枠体の走行方向の前・後側に、前記載せた箱型ケースの両片蓋をケース内側に倒し水平状態迄に押さえ更に中間蓋と上蓋を順次押さえる旋回昇降アームを装着し、
走行枠体の一側に前記ロック蓋の回動用折り目の延長線上に回転中心を位置させた第一回動駆動アームを設けこの第一回動アームに前記ロック蓋の外面を吸着して外側の待機位置に転動させる吸着具と、ロック蓋の蓋ロック片を差込側に中間的に折り曲げる第一突き出しアームと、中間蓋の外面に突き当ててケース内側に転動させるための中間蓋転動アームと、前記中間的に折り曲げられた蓋ロック片の先端を更に上蓋の被差込口に差込み可能位置にまで折り曲げる第二突き出しアームを装着し、
前記走行枠体の上蓋を閉じる位置側において、前記上蓋の回動用折り目の延長線上に回転中心を位置させた第二回動駆動アームを設け、この第二回動駆動アームに上蓋の外面を吸着して外側の待機位置に転動させる吸着具と、上蓋の差し込み片を中間蓋の被差込口に差し込み可能状態を保持する押さえアームとを装着し、
第二回動駆動アームの回動により吸着具で外面を吸着した上蓋を外側の待機位置まで回動させる途上で前記押さえアームで押さえる前の上蓋の差し込み片にのみ当接して差し込み片を中間的に折り曲げる一対の折込ガイドを設置したことを特徴とする箱型ケースの蓋閉め装置。
本発明の前記構成の箱型ケースの蓋閉め装置は、折り込み開閉蓋を、不揃いがなく、閉める順番違いもなく、特に被差込口404へのロック蓋303の挿入ミスや被差込口302への閉じ込み片403の挿入ミスとそれらの損傷を皆無にし完全自動化を可能にしたものである。
本発明における板状被処理材の取扱装置の最良の実施形態は、以下に詳述する実施例によって具体的に紹介する。
図2〜図18には本発明の折畳式開閉蓋付き箱型ケース90の蓋閉め装置の実施例を示すものであり、各図の紹介は次の通りである。
図2は、本発明の実施例1の概略全体平面説明図であり、この図で片蓋300を閉める動作を説明する。
図3は、図2の矢視A−Aからの正面説明図である。
図4は、図3の矢視B−Bからの右側面説明図である。
図5は、図3の矢視C−Cからの左側面説明図である。
図6〜図9は図3の矢視D−Dから見た中間蓋300を閉じ、ロック蓋303を開ける動作順を説明する図である。
図10から図16は、走行枠体が上蓋400とロック蓋303を閉じる位置に到来した際に、図2の矢視E−Eから見た上蓋400を閉じる動作順を説明する図である。
図17〜図18は、走行枠体10が上蓋400とロック蓋303を閉じる位置に到来した後に、図2の矢視F−Fから見たロック蓋303を閉じる動作順を説明する図である。
図17と図18の際の、ロック蓋303を閉じるための待機状態は、図9である。
而して、図2から図5に示す箱型ケース90の蓋閉め装置において、基礎枠体1には、片蓋100,200と中間蓋300を閉じる位置X1と上蓋400とロック蓋303を閉じる位置X2の区間を往復走行する走行枠体10と、その走行駆動装置2と、片蓋100,200と中間蓋300を閉じる位置X1と上蓋400とロック蓋303を閉じる位置X2との中間域に設けた上蓋400傾倒用のガイド3と、上蓋400とロック蓋303を閉じる位置X2側に設けた上蓋400の差し込み片403用の折込ガイド4及び上蓋400の差し込み片403接続中央部を押さえる先端下向押さえパッド5pを有する押さえアーム5とその旋回昇降駆動シリンダー5aと、上蓋400を閉じる第二蓋閉め機構30を設置する。
前記ガイド3、折込ガイド4、押さえアーム5は何れも箱型ケースの高さ、各蓋等の仕様に応じて高さの調節が可能な伸縮スタンド3s、4s、5s、に支持されている。
走行枠体10には、装入物を入れた箱型ケース90を図示の如く、上方挿入して載せる載置台11と、載置台11の前後に、前記片蓋100,200を箱型ケースの内側に倒し水平状態迄に押さえ更に中間蓋300と上蓋400を適宜補助的に押さえる先端下向押さえパッド12pを有する旋回昇降アーム12と、その旋回昇降駆動シリンダー13をスタンド13sに設けると共に、片蓋100,200と中間蓋300及びロック蓋303を閉じる第一蓋閉め機構20を設置してある。
載置台11は、箱型ケース90の四隅を保持するセットブロック14、15を有し、セットブロック14は箱型ケース90のサイズに応じて位置調整可能にしたシリンダ駆動機構16により矢印14a方向にシフト移動し、載置した箱型ケース90の後壁と側壁とのコーナー部Cを押し当てて載置位置を固定する。
走行駆動装置2は走行枠体10の下部に牽引部材2aを連結して、この牽引部材2aをベルト式、チェーン式、ラックピニオン式等の走行駆動伝達機構2bを介してこれ等の走行駆動モーター2cに連結した装置にしてある。
第一蓋閉め機構20は、走行枠体の前部に前記ロック蓋303の回動用折り目304の延長上に回転中心21cを位置させた第一回動駆動アーム21とその駆動モータ22を設け、この第一回動駆動アーム21に、前記ロック蓋303の外面を吸着して外側の待機位置に転動させるゴム製のラッパ状の吸着パット23qと吸引管23pと吸着パットは破損防止用のストッパー23sを有する空気式の吸着具23と、ロック蓋303の蓋ロック片305を差込側に中間的に折り曲げる第一突き出しアーム24とその駆動シリンダー24a、中間蓋300の外面に突き当ててケース内側に転動させるための中間蓋転動アーム25、前記中間的に折り曲げられた蓋ロック片305の先端を更に上蓋400の被差込口404に差込み可能位置にまで折り曲げる第二突き出しアーム26とその駆動シリンダー26aを装着してある。
第一突き出しアーム24と第二突き出しアーム26は、その先端に半球状体24p、26pを形成し蓋ロック片305の表面への当接の際は常に点接触を維持し蓋ロック片305の先端と回動中心位置との関係をロック蓋303の回動半径に精度よく一致させることが出来る。
第一回動駆動アーム21は、長穴接合機構などにより箱型ケースの高さ、各蓋等の仕様に応じて回転半径長さやアーム自体の長さ等が調節可能に装着されている。このため駆動モータ22もスタンド22sによりロック蓋303の折り目304つまり回動中心の延長線上に常にアーム回転中心位置21cを置けるように調節可能に支持されている。吸着具23、第一突き出しアーム24、中間蓋転動アーム25、第二突き出しアーム26等は長穴接合機構などにより、箱型ケースの高さや各蓋寸法等の仕様に応じて吸着先端位置、アームの長さや高さなどが調節可能に装着されている。
第二蓋閉め機構30は、前記走行枠体10の上蓋400を閉じる位置X2側において、前記上蓋400の回動用折り目401の延長線上に回転中心31cを位置させた第二回動駆動アーム31とその駆動モータ32を設け、この第二回動駆動アーム31に上蓋400の外面を吸着して外側の待機位置に転動させるゴム製のラッパ状の吸着パット33qと吸引管33pを有する空気式の吸着具33と、一対の折込ガイド4で90度に折り曲げた上蓋400の差し込み片403に当接して押さえ保持する押さえアーム34とその駆動シリンダー機構34aを装着し、一対の折込ガイド4は、スタンド4sに支持され第二回動駆動アーム31の回動により吸着具33で外面を吸着した上蓋400を外側の待機位置まで回動させる途上で上蓋400の差し込み片403にのみ当接して差し込み片403を中間蓋300の被差込口302に差し込み可能に折り曲げる。
前記第二回動駆動アーム31は、長穴接合機構スタンド31aなどにより箱型ケースの高さ、各蓋等の仕様に応じてアーム回転中心31c位置やアーム半径長さが調節可能に装着されている。吸着具33、折込ガイド4、押さえアーム34は、長穴接合機構などにより箱型ケースの高さ、各蓋等の仕様に応じて、吸着先端位置、ガイド高さ、アームの上蓋折込線中央部との相対横長さ等長さや高さなどが調節可能に装着されている。
次に、走行枠体10に載せた箱型ケースの蓋閉め作業を順を追って説明する。
1.旋回昇降アーム12による箱型ケースの片蓋100,200の折畳:図1−2
図2、図3、図4において、図1−1に示すように立ち状態の片蓋100,200の折り目101,201と平行してその近傍外側上に待機させておいた旋回昇降アーム12各々を片蓋100,200側に旋回させながら下降させて片蓋100,200の外面に当接させて回動させ閉止状態に押さえ込むのである。
2.箱型ケースの中間蓋300の折畳とロック蓋303の待機位置への回動図と、蓋ロック片305の折込:図1−3
図6は、第一蓋閉め機構20の待機状態を示す。この位置から第一回動駆動アーム21をロック蓋303側に回動させて図7の状態にする。この過程の途中で旋回昇降アーム12は一旦元の位置に戻す。
図7の状態は、中間蓋転動アーム25の先端が中間蓋300の外面に当接して中間蓋300を略水平に近い状態に閉じると共に、吸着具23をロック蓋303の外面に当接する。この中間蓋300が略水平に近い状態に閉じた時、片蓋100,200を中間蓋300が押えている状態になっているので、旋回昇降アーム12を一旦元の始動位置に戻し、再び旋回させて中間蓋300の直上に位置させて下降させ図8に示すように閉めかかった中間蓋300を押さえ込んで完全に閉じる。この旋回昇降アーム12の閉止状態は後述の上蓋400を閉じる直前まで継続する。
上記上蓋400の閉じ込みと併行して又はそれに次いで図8に示すように、吸着具23を空気吸引作動させてロック蓋303の外面に吸着させる。更に第一突き出しアーム24を突き出し動作させその先端をロック蓋303の蓋ロック片305に突き当て差込側に中間的に折り曲げる。
次いで第一回動駆動アーム21を元の待機位置に迄回動させる。これでロック蓋303を外側に回動して図9に示す状態にする。これと併行して第二突き出しアーム26を突き出し動作させその先端をロック蓋303の蓋ロック片305に突き当てて蓋ロック片305を更に回動させ上蓋400の被差込口404に差込み可能な位置にまで折り曲げる。つまり蓋ロック片305の先端とロック蓋303の回動中心位置である折り目304とを結ぶ直線をロック蓋303の回動半径に一致させ被差込口302中心位置に差し込み片403先端中心位置が一致して衝突無く円滑に挿入するのである。
第一突き出しアーム24は第二突き出しアーム26が蓋ロック片305を突き当てたタイミングで元の位置に後退させる。
この次の蓋ロック片305の操作は上蓋400を閉じた後であり図17と図18により後述する。
3.箱型ケースの上蓋400の折畳:図1−4と図1−5
図9に示す状態の後、走行枠体10を上蓋400とロック蓋303を閉じる位置X2に走行させる。この位置X2に移動過程で、上蓋400は外面を傾倒用のガイド3に倣って内側に若干傾動され、第二蓋閉め機構30の吸着具33で吸着可能状態にする。
位置X2に到来した走行枠体10上の箱型ケースは、図10〜図16の順で上蓋400を閉められる。
図10において、画面に向かって左側に待機させておいた、第二蓋閉め機構30の回転駆動アーム31を矢印の方向に回動させて画面に向かって右側に位置させ上蓋400の外表面に吸着具33を当接させ吸着させる。この後図11、図12の矢印の方向に回転駆動アーム31を回動させて折込ガイド4の間を通り元の待機位置まで戻す。この過程で吸着具33で吸着した上蓋400は図12に示す如く(図3からも分かるが)その差し込み片403の両側が一対の折込ガイド4に当接して略90度に曲げられる。次に押さえアーム34を下降させて、差し込み片403の先端が中間蓋300の被差込口302に差込み可能な位置になるように曲げ変形させ保持する。つまり差し込み片403の先端と上蓋400の回動中心位置である折り目401とを結ぶ直線を上蓋400の回動半径に一致させる。この状態を維持して回転駆動アーム31を図13、図14、図15に示す矢印の方向に回動動作を行わせて上蓋400を閉めその差し込み片403を中間蓋300の被差込口302に差し込む。
この差し込み片403差込直前つまり図14に示す状態の時に、押さえアーム34を微量下降させて差し込み片403の先端が中間蓋300の被差込口302に差込み可能な位置に変形させる。つまり差し込み片403の先端と上蓋400の回動中心位置である折り目401とを結ぶ直線を上蓋400の回動半径に一致させて被差込口302中心位置に差し込み片403先端中心位置が一致して衝突無く円滑に挿入するのである。
又、この過程で図14に示す状態の時、中間蓋300をこの時点まで押さえてきた旋回昇降アーム12が一旦元の位置に旋回上昇して戻り、中間蓋300の押さえを開放する。このとき中間蓋300は上蓋400により浮き上がりが阻止された状態にある。次いで図15に示す状態の時即ち上蓋400が完全に閉じその差し込み片403が中間蓋300の被差込口302に差し込まれた時に旋回昇降アーム12を三度、旋回下降動作させて上蓋400の浮き上がりを押さえるのである。またこれと同時に図16に示すように、押さえアーム5を、閉じている上蓋400の上方に旋回させて上蓋400の差し込み片403接続中央部に下降当接させて押さえ、蓋ロック片305に対する被差込口404の正規な相対位置関係の変動を確実に防止する。
この後第二蓋閉め機構30は、吸着具33の上蓋400吸着を解除すると共に押さえアーム34の差し込み片403押さえを解除し、次いで回転駆動アーム31を図16に示す矢印の方向に回動させて元の待機位置に戻す。
4.箱型ケースのロック蓋303の閉じ込み:図1−6と図1−7
上蓋400を閉じた直後にこれまで図9に示す状態を維持させて置いた第一蓋閉め機構20は、図17と図18に示すロック蓋303の閉じ込み動作を行う。
図9に示す状態の第一蓋閉め機構20は、第一回動駆動アーム21を箱型ケース90の前壁側に回動させて図17に示すようにロック蓋303の蓋ロック片305をその先端部のみを上蓋400の被差込口404に差込み一旦停止する。次いで第二突き出しアーム26を元に戻すと共に第一回動駆動アーム21を更に回動させて図18に示すように蓋ロック片305の全部を上蓋400の被差込口404に差込み、一連の蓋閉じ作業を完了する。
この後回動駆動アーム21を元の待機位置に戻し、走行枠体10を「片蓋100,200と中間蓋300を閉じる位置X1」に戻す。走行枠体10が該位置X1に到来時すると旋回昇降アーム12も元の待機位置に戻す。
このようにして本例の蓋閉め装置は、走行枠体10に載置した箱型ケース90を確実に保持固定した状態で、旋回昇降アーム12と、第一蓋閉め機構20と、第二蓋閉め機構30と、走行枠体10と、ガイド3と、折込ガイド4と、押さえアーム5との絶妙な連携操作により、「片蓋100,200を閉じこみ−中間蓋300を閉じこみ―ロック蓋303を一次開放しその蓋ロック片305を折込む−上蓋400の差し込み片403を折込む−上蓋400を閉じ込みその差し込み片403を中間蓋300の被差込口302に差込む−ロック蓋303の蓋ロック片305を上蓋400の被差込口404に差込む」作業を自動的に正確且つ迅速に行うものである。
本発明の前記構成の箱型ケースの蓋閉め装置は、折り込み開閉蓋を、破れ、押し傷、曲げ変形等を確実に防止し、閉じ状態に不揃いがなく、閉める順番違いもなく、特に被差込口404へのロック蓋303の挿入ミスや被差込口302への閉じ込み片403の挿入ミスとそれらの損傷を皆無にし、完全自動化を可能にしたものであり、この種産業上の有効利用は多大なものがある。
本発明の蓋閉め装置が扱う箱型ケース90の概略全体の斜視説明図であり、折畳式開閉蓋の全部を開いた状態を示す。 図1−2〜図1−7は、箱型ケースの折畳式開閉蓋を閉じる順番を示すもので、図1−2は箱型ケースの上部両側縁各々に接続した片蓋100、200を閉じた状態を示す斜視説明図である。 中間蓋300を閉じ、中間蓋300と前部壁92の一部により切欠形成したロック蓋303を開いた状態を示す斜視説明図である。 箱型ケースの上部後端縁に接続した上蓋の差込片を中間蓋の被差込口に差し込み始めの状態を示す斜視説明図である。 箱型ケースの上部後端縁に接続した上蓋400の差込片403を中間蓋300の被差込口302に差し込んで終了した状態を示す斜視説明図である。 上蓋400の被差込口404に蓋ロック部片305を差し込み始めの状態を示す斜視説明図である。 上蓋400の被差込口404に蓋ロック部片305を差し込んで終了した状態を示す斜視説明図である。 図1−1に示す箱型ケース90の各蓋を図1−2〜図1−7の順に閉める本発明の蓋閉め装置の実施例の全体平面説明図である。 図2の矢視A−Aからの正面説明図である。 図3の矢視B−Bからの右側面説明図である。 図3の矢視C−Cからの左側面説明図である。 図3の矢視D−Dから見た中間蓋を閉じる動作1を示す説明図である。 図3の矢視D−Dから見た中間蓋を閉じる動作2を示す説明図である。 図3の矢視D−Dから見たロック蓋を開ける動作1を説明する図である。 図3の矢視D−Dから見たロック蓋を開ける動作2を説明する図である。 走行枠体が上蓋とロック蓋を閉じる位置に到来した際に、図2の矢視E−Eから見た上蓋を閉じる動作1を説明する図である。 図10同様に図2の矢視E−Eから見た上蓋を閉じる動作2を説明する図である。 図10同様に図2の矢視E−Eから見た上蓋を閉じる動作3を説明する図である。 図10同様に図2の矢視E−Eから見た上蓋を閉じる動作4を説明する図である。 図10同様に図2の矢視E−Eから見た上蓋を閉じる動作5を説明する図である。 図10同様に図2の矢視E−Eから見た上蓋を閉じる動作6を説明する図である。 図10同様に図2の矢視E−Eから見た上蓋を閉じる動作7を説明する図である。 走行枠体が上蓋とロック蓋を閉じる位置に到来した後に、図2の矢視F−Fから見たロック蓋を閉じる動作1を説明する図である。 走行枠体が上蓋とロック蓋を閉じる位置に到来した際に、図2の矢視F−Fから見たロック蓋を閉じる動2を説明する図である。
符号の説明
100、200 片蓋
300 中間蓋
400 上蓋
303 ロック蓋
10 走行体
20 第一蓋閉め機構
30 第二蓋閉め機構

Claims (1)

  1. 箱型ケース上部両側縁各々を回動用折り目とする片蓋と、箱型ケース上部の後端縁を回動用折り目とし先端部に差し込み片を有し差し込み片に蓋止め用の被差込口を有する上蓋と、箱型ケース上部の前端縁を回動用折り目としこの回動用折り目部に前記上蓋の差し込み片を差し込む被差込口を形成した中間蓋と、中間蓋の回動用折り目つまり箱型ケース上部の前端縁の中央近傍部で上蓋の被差込口に差込む蓋ロック片を形成し下端の回動用折り目を箱型ケース上部前端縁に平行にし箱型ケースの前壁上部中央部で形成したロック蓋とを備えた折畳式開閉蓋付き箱型ケースの蓋閉め装置であって、
    前記箱型ケースをその両側の片蓋を前・後に置き中間蓋を一側にし上蓋をその反対側にして載せ、片蓋と中間蓋を閉じる位置と上蓋とロック蓋を閉じる位置との区間を走行する走行枠体を設け、
    走行枠体の走行方向の前・後側に、前記載せた箱型ケースの両片蓋をケース内側に倒し水平状態迄に押さえ更に中間蓋と上蓋を順次押さえる旋回昇降アームを装着し、
    走行枠体の一側に前記ロック蓋の回動用折り目の延長線上に回転中心を位置させた第一回動駆動アームを設けこの第一回動アームに前記ロック蓋の外面を吸着して外側の待機位置に転動させる吸着具と、ロック蓋の蓋ロック片を差込側に中間的に折り曲げる第一突き出しアームと、中間蓋の外面に突き当ててケース内側に転動させるための中間蓋転動アームと、前記中間的に折り曲げられた蓋ロック片の先端を更に上蓋の被差込口に差込み可能位置にまで折り曲げる第二突き出しアームを装着し、
    前記走行枠体の上蓋を閉じる位置側において、前記上蓋の回動用折り目の延長線上に回転中心を位置させた第二回動駆動アームを設け、この第二回動駆動アームに上蓋の外面を吸着して外側の待機位置に転動させる吸着具と、上蓋の差し込み片を中間蓋の被差込口に差し込み可能状態を保持する押さえアームとを装着し、
    第二回動駆動アームの回動により吸着具で外面を吸着した上蓋を外側の待機位置まで回動させる途上で前記押さえアームで押さえる前の上蓋の差し込み片にのみ当接して差し込み片を折り曲げる一対の折込ガイドを設置したことを特徴とする箱型ケースの蓋閉め装置。
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