JP2009195103A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. ２次側部分（３）と共に配置される、リニア電気機械（１０，２０）の１次側部分（２）であって、
   当該１次側部分（２）が、第１の磁界を発生するための第１の手段と、第２の磁界を発生するための第２の手段とを有し、
   前記第１の手段および前記第２の手段が、前記第１の磁界と前記第２の磁界との重畳を可能にするように配置されており、
   当該１次側部分（２）と前記２次側部分（３）とが、第１の空隙（δ₁）によって互いに隔てられており、かつ、前記第２の磁界を発生するための前記第２の手段が、永久磁石によって構成されており、
   前記１次側部分（２）の一方または両方の端面に、力脈動低減のための磁束案内要素が配置され、
   前記力脈動低減のための磁束案内要素が、磁界を発生する手段として永久磁石（１２）を有する
   ことを特徴とするリニア電気機械の１次側部分。
2. 前記第１の磁界を発生するための第１の手段が、単相または多相の巻線として構成されている
   ことを特徴とする請求項１記載の１次側部分。
3. 前記１次側部分（２）が、予め与え得る個数の複数の歯モジュール（４）によって構成可能であり、各前記歯モジュール（４）が、少なくとも１つの永久磁石（６）と１つの歯コイル（７）とを有する
   ことを特徴とする請求項１又は２記載の１次側部分。
4. 前記力脈動低減のための磁束案内要素が、終端歯モジュール（１１）として構成されており、かつ、少なくとも１つの永久磁石（１２）を有する
   ことを特徴とする請求項１から３のいずれか１つに記載の１次側部分。
5. 前記力脈動低減のための磁束案内要素が、前記第１の空隙（δ₁）に加えて第２の空隙（δ₂）によって２次側部分（３）から隔てられている
   ことを特徴とする請求項１から４のいずれか１つに記載の１次側部分。
6. 前記複数の歯モジュール（４）同士は、互いに第１の歯ピッチ（τ₁）を有して配列されており、前記終端歯モジュール（１１）は、前記歯モジュール（４）に対して予め与え得る第２の歯ピッチ（τ₂）を以て配置されており、かつ、前記第１の歯ピッチ（τ ₁ ）と前記第２の歯ピッチ（τ ₂ ）とが異なる大きさである
   ことを特徴とする請求項４から５のいずれか１つに記載の１次側部分。
7. 前記終端歯モジュール（１１）が、前記歯モジュール（４）に対して異なる幾何学的形状を有する
   ことを特徴とする請求項４から６のいずれか１つに記載の１次側部分。
8. 前記終端歯モジュール（１１）の、前記第１および第２の空隙（δ₁，δ₂）に向けられた、面またはその面に連なるエッジのうちの少なくともいずれか一方に、予め与え得る半径で丸みが付けられている
   ことを特徴とする請求項７記載の１次側部分。
9. 請求項１から８のいずれか１つの請求項に記載されている１次側部分（２）と、磁界発生のための手段を持たない２次側部分（３）とを備えた
   ことを特徴とするリニア電気機械。
10. 前記２次側部分（３）が、複数の歯およびスロットを備えた鉄構造を有するものである
    ことを特徴とする請求項９記載のリニア電気機械。
11. 当該リニア電気機械（１０，２０）が、同期リニアモータとして構成されている
    ことを特徴とする請求項９又は１０記載のリニア電気機械。