JP2009194794A - アンテナ素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】UWBの使用周波数帯域をカバーできる、背が低く、薄型のアンテナ素子を提供すること。
【解決手段】断面コ字形の折り曲げ板状アンテナ部11と、この折り曲げ板状アンテナ部から延出した導体素子12とを有するアンテナ素子10において、折り曲げ板状アンテナ部11は、第1の導体板111と、この第1の導体板と平行に配置された第2の導体板112と、第1の導体板と第2の導体板とを一端部で連結する連結板113とから成る。折り曲げ板状アンテナ部11は互いに対向する第1及び第2の側辺を持つ。第1の導体板111はその先端部の第1の側辺側に切欠き111aを持つ。導体素子12は連結板113の第2の側辺から延出している。第1の導体板111は第2の側辺側に少なくとも1つのスリット14a、14bを持つ。
【選択図】 図2

Description

本発明は、アンテナ素子に関し、特に、携帯電子機器本体又は携帯電子機器などの拡張用端子(オプション端子)に接続するモジュール等に搭載される広帯域アンテナ素子に関する。
UWB(Ultra Wide Band)技術とは、その名の通り超広帯域無線を意味し、中心周波数の25%以上、または1.5GHz以上の帯域幅を占有する無線技術として規定されている。一言でいうと、UWB技術は、超広帯域の短パルス(通常1ns以下)を用いて通信し、無線に革命を起こすような技術である。
従来の無線技術とUWB技術との決定的な違いは、搬送波の有無だといえる。従来の無線技術では、搬送波と呼ばれるある周波数の正弦波を様々な方法で変調し、データを送受信する。これに対して、UWB技術ではその搬送波を使わない。UWB技術の定義にも書いたように、UWB技術は超広帯域の短パルスを用いる。
UWB技術はその名のとおり、超広帯域な周波数帯域をもっている。一方、従来の無線技術は狭い周波数帯域しかもっていない。それは、周波数帯域の狭いほうが電波を活用できるからである。電波は有限な資源である。では、どうしてUWB技術は超広帯域であるにも拘らず、注目されているかというと、各周波数での出力エネルギーにある。UWB技術は、周波数帯域が広いけれども、各周波数での出力が非常に小さい。UWB技術の出力の大きさは、ノイズに埋もれてしまうくらいなので、UWB技術は他の無線通信との干渉は非常に少ないといえる。米国において、FCC(Federal Communications Commission:米連邦通信委員会)は、UWB伝送は−4.1bBmMHzの制限された伝送出力で、3.1GHz〜10.6GHzの範囲に法定で動作できる、として許可した。
また、アンテナは基本的に共振現象を利用している。アンテナはその長さによって共振する周波数が決まってしまう。しかしながら、多くの周波数成分を含むUWBではアンテナをUWBで共振させることが難しい。したがって、送信したい電波の周波数帯域が広くなればなるほど、その分アンテナの設計が難しくなる。
太陽誘電株式会社は、UWB向けに、10mm×8mm×1mmの寸法を持つ超小型のセラミックチップアンテナの開発に成功した。UWB技術は、FCC民生用途によって解放されているので、次世代の近距離無線通信標準として注目を集めている。ひとつには、大容量データ伝送と低消費電力を同時に実現できるみこみである。伝送雑音閾値以下の非常に低い出力パルスを送出することによって、UWBはまた干渉を避ける。このアンテナの開発により、無線工業の責務を、UWBが、軍事用途からPDP(Plasma Display Panel)テレビやデジタルカメラ等デジタル機器同士のデータを超高速でつなぐ民生用途に広げている。
尚、このようなUWB用アンテナは、Bluetooth(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)等の用途に使用され得る。
Bluetooth(登録商標)は、比較的狭い範囲での音声およびデータのワイヤレス通信を、デスクトップおよびノートトップコンピュータ、ハンドヘルド機、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、プリンタ、スキャナ、デジタルカメラ、さらにはコンピュータ・マウスの間で実現する先端テクノロジーのための公開された規格である。Bluetooth無線技術は、地球のどこでも利用できる2.4GHz帯域の電波を使って動作するので世界中で利用できる。簡単に言えば、Bluetooth技術は、デジタル周辺機器との接続にケーブルは不要となり、ケーブル接続にともなう面倒はすべて過去のものとなる。
無線LANとは、電波や赤外線など、有線ケーブル以外の伝送路を利用したLANをいう。
従来から種々の広帯域アンテナ装置がこの分野において知られている。例えば、特許文献1(特開2003−273638号公報)は、目的とする周波数特性に合わせ込んだ広帯域アンテナ装置を形成し、不必要な周波数帯域からの被干渉、目的外の周波数帯域への与干渉を低減させることができる広帯域アンテナ装置を開示している。この特許文献1によれば、広帯域アンテナ装置は、平面導体地板と、この平面導体地板の面上に当該平面導体地板と交差する方向に立てられて使用される平面放射導体とを有する。平面放射導体の外周部、あるいは、その近傍に給電点が設けられている。平面放射導体には、当該平面放射導体の一部分を切り取ることにより形成する切取部分を1つ以上設けている。
また、特許文献2(特開2003−283233号公報)は、コスト面や使用目的、あるいは、機器への実装面などの問題に対応し、製造コストを安価にし、広帯域で、かつ、小型の広帯域アンテナ装置を開示している。この特許文献2によれば、広帯域アンテナ装置は、平面導体地板と、この平面導体地板の面上に当該平面導体地板と交差する方向に立てられて使用される多角形平面放射導体とを有する。そして、多角形平面放射導体の頂点を給電点としている。
さらに、特許文献3(特開2003−304114号公報)は、放射導体として平面状放射導体を用いた広帯域アンテナ装置であって、より小型化が可能な広帯域アンテナ装置を開示している。この特許文献3によれば、広帯域アンテナ装置は、平面導体地板と、この平面導体地板の面上に当該平面導体地板と交差する方向に立てるように配置されている平面放射導体とを有する。平面放射導体は、平面導体地板の面上に立てられた状態にあるときに、平面導体地板と交差する方向に並べて配置するようにされる複数の導体部分を有する。導電率が概ね0.1[/Ωm]以上10.0[/Ωm]以下となる低導電率部材によって、複数の導体部分の間を接続して形成している。
また、低背位化した広帯域アンテナ装置が、特許文献4(特開2003−304115号公報)に開示されている。この特許文献4によれば、広帯域アンテナ装置は、電力を伝送するための給電線により接続され、少なくともその一部が互いに対向するように配設された導体地板と放射導体とを備えている。導体地板と放射導体の対向する部位の間に、使用無線周波数における導電率が概ね0.1[/Ωm]以上10[/Ωm]以下となる物質を介在させている。
一方、広帯域化が可能で、周波数特性の改善を図ることができるUWB用アンテナ装置が、特許文献5(特開2005−94437号公報)において提案されている。この特許文献5によれば、UWB用アンテナ装置は、上側誘電体と、下側誘電体と、それらの間に挟まれた導体パターンとから成る放射素子を備えている。導体パターンは、前面の略中央部に給電点を持ち、この給電点から右側面および左側面へそれぞれ所定の角度で広がる右側テーパ部および左側テーパ部を持つ逆三角形部分と、この逆三角形部分の上辺に底辺が接する矩形部分とから構成されている。尚、導体パターンの給電点には、その導体パターン(放射素子)と同一平面内に延在するグランド板が電気的に接続される。
3.1GHzから10.6GHzまでの間のUWBの帯域をカバーする薄型のUWB用アンテナも種々提案されている。例えば、放射素子を楕円形にした広帯域楕円形リングアンテナが知られている(例えば、非特許文献1参照)。また、グランド板の小型化を図った広帯域楕円形リングアンテナも知られている(例えば、非特許文献2参照)。9GHz以上での利得を改善した広帯域楕円形リングアンテナも知られている(例えば、非特許文献3参照)。
特開2003−273638号公報 特開2003−283233号公報 特開2003−304114号公報 特開2003−304115号公報 特開2005−94437号公報 服部、近藤、山内、中野、"広帯域楕円形リングアンテナ、"電子情報通信学会総合大会、B−1−104、大阪、3月2005年 服部、山内、中野、"広帯域楕円形リングアンテナ 第2報、"電子情報通信学会通信ソサイエティ大会、B−1−82、北海道、9月2005年 服部、山内、中野、"広帯域楕円形リングアンテナ 第3報、"電子情報通信学会総合大会、B−1−165、東京(国士舘大)、3月2006年
上述した特許文献1〜3に開示された広帯域アンテナ装置では、平面放射導体は、平面導体地板の面上に当該平面導体地板と交差する方向に立てられている。そのため、広帯域アンテナ装置の背が高くなってしまう。
一方、特許文献4に開示された広帯域アンテナ装置では、動作可能帯域が狭いという問題がある。特許文献5に開示されたUWB用アンテナでも、使用可能な周波数帯域は、約4GHzから約9GHzの範囲であるので、狭いという問題がある。
非特許文献1〜3で発表された広帯域楕円形リングアンテナは、3.1GHzから10.6GHzまでの間のUWBの帯域をカバーしている。しかしながら、このような広帯域楕円形リングアンテナは、アンテナ高が動作する周波数を決めるため、高さが3.1GHzの約(1/4)波長(約24mm)必要となる。この高さを抑えるために、高誘電体(セラミックなど)を用いて小型化することが考えられる。しなしながら、そのように小型化を図ったとしても、高さは10mm程度になることが多い。
したがって、本発明の課題は、UWB(フルバンド3.1GHz〜10.6GHz)の使用周波数帯域をカバーできる、背が低く、薄型のアンテナ素子を提供することにある。
本発明によれば、断面コ字形の折り曲げ板状アンテナ部(11)と、該折り曲げ板状アンテナ部から延出した導体素子(12)とを有するアンテナ素子(10)であって、折り曲げ板状アンテナ部(11)は、第1の長さ(LZ1)を持つ第1の導体板(111)と、この第1の導体板と平行に配置され、第1の長さ(LZ1)より短い第2の長さ(LZ2)を持つ第2の導体板(112)と、第1の導体板と第2の導体板とを一端部で連結する連結板(113)とから成り、折り曲げ板状アンテナ部(11)は、互いに対向する第1及び第2の側辺を持ち、第1の導体板(111)は、その先端部の第1の側辺側に切欠き(111a)を持ち、導体素子(12)は、連結板(113)の第2の側辺から延出しており、第1の導体板(111)は、第2の側辺側に少なくとも1つのスリット(14a、14b)を持つことを特徴とする、アンテナ素子(10)が得られる。
上記本発明のアンテナ素子(10)において、第1の導体板(111)は、その先端部の、第1の側辺から所定の距離だけ離れた給電位置に設けられた給電部(13)を有して良い。この場合、スリットは、第1の導体板(111)の先端部側で、給電部(13)よりも第2の側辺側に設けられた第1のスリット(14a)から構成されて良い。また、スリットは、第1の導体板(111)の連結板(113)側で、給電部(13)よりも第2の側辺側に設けられた第2のスリット(14b)を更に有することが好ましい。第1のスリット(14a)の幅(WS1)は第2のスリット(14b)の幅(WS2)よりも狭く、第1のスリット(14a)の長さ(LS1)は第2のスリット(14b)の長さ(LS2)より長いことが好ましい。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明によるアンテナ素子は、断面コ字形の折り曲げ板状アンテナ部と、この折り曲げ板状アンテナ部から延出した導体素子とから構成され、折り曲げ板状アンテナ部は、第1の導体板と、この第1の導体板と平行に配置された第2の導体板と、第1の導体板と第2の導体板とを一端部で連結する連結板とから成り、導体素子は連結板の一方の側辺から延出して、第1の導体板の一方の側辺側に少なくとも1つのスリットを設けたので、3.1GHz付近のVSWR特性を改善することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1乃至図4を参照して、本発明の一実施の形態に係るアンテナ素子10について説明する。図1はアンテナ素子10をノートブック・パーソナルコンピュータの液晶部に搭載したモデルを示す図である。図2はアンテナ素子10の斜視図である。図3はアンテナ素子10の正面図である。図4はアンテナ素子10の右側面図である。図1乃至図4において、左右方向(幅方向、水平方向)をX軸方向で表し、前後方向(奥行き方向、厚さ方向)をY軸方向で表し、上下方向(高さ方向、垂直方向)をZ軸方向で表している。
図1に示されるように、アンテナ素子10は、導体板(グランド板)20の上部エッジの中央に配置される。アンテナ素子10は、導体板20に備えられた給電部13と電気的に接続されている。なお、給電部13の配置位置(給電位置)については後述する。
図2に示されるように、図示のアンテナ素子10は、断面コ字形の折り曲げ板状アンテナ部11と、この折り曲げ板状アンテナ部11から後述するように延出した導体素子12とを有する。折り曲げ板状アンテナ部11は板状アンテナとも呼ばれる。折り曲げ板状アンテナ部11は、高さを抑えつつ低域の周波数で動作するために折り曲げられている。
図示のアンテナ素子10は、一枚の板金を打ち抜き加工及び曲げ加工して製造することができる。
図示の折り曲げ板状アンテナ部11は、Z軸方向に第1の長さLZ1を持ち、X軸方向に第1の幅WX1を持つ第1の導体板111と、この第1の導体板111と平行に配置された第2の導体板112と、第1の導体板111と第2の導体板112とを一端部(グランド板20から離れた側の端)で連結する連結板113とから構成されている。
図3及び図4に示されるように、第2の導体板112は、Z軸方向に、第1の長さLZ1よりも短い第2の長さLZ2を持つ。周波数3.1GHzに相当する波長をλ3.1で表すことにすると、第1の長さLZ1は0.052λ3.1であり、第2の長さLZ2は0.021λ3.1である。また、第2の導体板112は、X軸方向に、第1の幅WX1よりも短い第2の幅WX2を持つ。図示の例では、第1の幅WX1は0.124λ3.1であり、第2の幅WX2は0.103λ3.1である。連結板113は、Y軸方向に長さ(厚さ)TY3を持ち、X軸方向に第2の幅WX2と等しい長さ(幅)を持つ。図示の例では、長さ(厚さ)TY3は0.021λ3.1である。
導体素子12は、連結板113からこの連結板113が延在する方向(左右方向X)に延出している。導体素子12は、Y軸方向に、連結板113の長さ(厚さ)TY3と等しい長さ(厚さ)を持ち、X軸方向に素子長LXEを持つ。図示の例では、素子長LXEは0.103λ3.1である。従って、連結板113のX軸方向の長さ(幅)WX2と導体素子12の素子長LXEとを合計したトータル長LXTは、0.207λ3.1に等しい。
図示の例では、第1の導体板111は、その先端部(グランド板20と対向する側の端部)の右側に切欠き111aを持つ。本例において、折り曲げ板状アンテナ部11の右辺を第1の側辺と呼び、左辺を第2の側辺と呼ぶことにする。従って、切欠き111aは、第1の導体板111の先端部の第1の側辺側に形成されている。一方、導体素子12は、連結板113の第2の側辺から延出している。図示の例では、切欠き111aは、0.062λ3.1の長さLと0.052λ3.1の幅Wとを持っている。
このように、第1の導体板111に切欠き111aを形成したのは、折り曲げ板状アンテナ部11単独での周波数特性を向上させるためである。
図2乃至図4から明らかなように、アンテナ素子10は、X軸方向に所定の幅W、Y軸方向に所定の厚さT、およびZ軸方向に所定の高さHを持つ仮想直方体で規定される空間内に収められている。図示の例では、所定の幅Wは、トータル長LXTに等しい0.207λ3.1であり、所定の厚さTは、連結板113の長さ(厚さ)TY3と等しい0.021λ3.1であり、所定の高さHは第1の導体板111の第1の長さLZ1と等しい0.052λ3.1である。
図2に示されるように、第1の導体板111は、その先端部の所定の位置に給電部13を持つ。図示の例では、給電部13の給電位置は、第1の導体板111の第1の側辺から0.072λ3.1だけ離れた位置である。換言すれば、給電部13の給電位置は、第1の導体板11の第2の側辺から0.052λ3.1だけ離れた位置である。
導体素子12の先端12aは、上記仮想直方体の高さ方向Zで、給電部13から最も離れた位置にある。
図示のアンテナ素子10において、折り曲げ板状アンテナ部11は、第1の周波数帯(高域)をカバーし、導体素子12は、第1の周波数帯より低い第2の周波数帯(低域)をカバーする。
すなわち、折り曲げ板状アンテナ部11は、導体板(グランド板)20に設置したときに広帯域となるように、高さH、厚さT、第2の導体板112の第2の長さLZ2、および給電部13の給電位置が調整されている。そして、折り曲げ板状アンテナ部11ではカバーできない第2の周波数帯(この場合は、3.1GHz〜5GHz)で動作する導体素子12を、折り曲げ板状アンテナ部11に設置している。
本発明では、3.1GHz付近でのアンテナ素子10のVSWRの周波数特性を改善するために、第1の導体板111の第2の側面側に少なくとも1つのスリットを設けている。
図示の実施の形態では、スリットとして、第1のスリット14aと第2のスリット14bとを設けている。第1のスリット14aは、第1の導体板111の先端部(給電部13)側で、給電部13よりも第2の側辺側に設けられている。一方、第2のスリット14bは、第1の導体板111の連結板113側で、給電部13よりも第2の側辺側に設けられている。
図3に示されるように、第1のスリット14aは、第1のスリット幅WS1と第1のスリット長LS1とを持つ。第2のスリット14bは、第2のスリット幅WS2と第2のスリット長LS2とを持つ。第1のスリット幅WS1は第2のスリット幅WS2より狭く、第1のスリット長LS1は第2のスリット長LS2よりも長い。すなわち、第1のスリット14aは細長いスリットであるのに対して、第2のスリット14bは太く短いスリットである。図示の例では、第1のスリット幅WS1は0.005λ3.1であり、第1のスリット長LS1は0.052λ3.1である。第2のスリット幅WS2は0.021λ3.1であり、第2のスリット長LS2は0.021λ3.1である。
図5にアンテナ素子10の展開図と、周波数3.1GHzにおける動作イメージ(電流分布)を示す。給電部13から導体素子12の先端12aまでの長さは、第1及び第2のスリット14a、14bを通ることで、3.1GHzにおける波長λ3.1の約0.28倍(すなわち、0.28λ3.1)となっている。これにより、アンテナ素子10は低域で動作する形状を有する。
また、このアンテナ素子10の形状は、ノートブック・パーソナルコンピュータの液晶部に設置することを考慮して、最適化されている。
図6に、図2に図示したアンテナ素子10のVSWRの周波数特性を示す。図6において、横軸は周波数(Frequency)[GHz]を示し、縦軸はVSWRを示す。図6は、スリットが無いアンテナ素子のVSWRの周波数特性と、第1及び第2のスリット14a、14bを設けたアンテナ素子10のVSWRの周波数特性とを示している。
図6から明らかなように、第1及び第2のスリット14a、14bを設けることにより、広帯域性の劣化を抑えつつ、低域側のVSWR特性が改善されていることが分かる。すなわち、本実施の形態に係るアンテナ素子10は、折り曲げ板状アンテナ部11と導体素子12とで構成された広帯域アンテナの特性を活かしつつ、スリット14a、14bを設けることによって、アンテナ素子10の低域側のVSWR特性を改善することができる。
次に、スリットを設ける位置によって、アンテナ素子のVSWRの周波数特性がどのように変化するかについて説明する。
図7はスリット位置を定義したアンテナ素子の展開図である。図7において、位置aは第1の導体板111の先端部(給電部13)側の位置を示し、位置bは第1の導体板111の連結板113側の位置を示す。
図8は、第1のスリット14aの設置位置によるアンテナ素子のVSWRの周波数特性の変化を示す図である。図8において、横軸は周波数(Frequency)[GHz]を示し、縦軸はVSWRを示す。図8は、スリットが無いアンテナ素子のVSWRの周波数特性と、第1のスリット14aを位置aに設けたときのアンテナ素子のVSWRの周波数特性と、第1のスリット14aを位置bに設けたときのアンテナ素子のVSWRの周波数特性とを示している。
図8から明らかなように、設置位置とは無関係に、第1のスリット14aを設けることによって、アンテナ素子の低域側のVSWR特性を改善できることが分かる。また、位置b(連結板113に近い場所)に設けるよりも、第1のスリット14aを位置a(すなわち、給電部13に近い場所)に設けることによって、アンテナ素子の10GHzにおけるVSWR特性の劣化を抑えることができることが分かる。
図9は、第2のスリット14bの設置位置によるアンテナ素子のVSWRの周波数特性の変化を示す図である。図9において、横軸は周波数(Frequency)[GHz]を示し、縦軸はVSWRを示す。図9は、スリットが無いアンテナ素子のVSWRの周波数特性と、第2のスリット14bを位置aに設けたときのアンテナ素子のVSWRの周波数特性と、第2のスリット14bを位置bに設けたときのアンテナ素子のVSWRの周波数特性とを示している。
図9から明らかなように、設ける位置とは無関係に、第1のスリット14aを設けることによって、アンテナ素子の低域側のVSWR特性を若干改善できることが分かる。
図8および図9から、少なくとも1のスリットを設けることによって、アンテナ素子の低域側のVSWR特性を改善できることが分かる。また、第1のスリット14aと第2のスリット14bとを共存して設ける場合には、図2に図示したアンテナ素子10のように、第1のスリット14aを位置a(すなわち、給電部13に近い場所)に配置し、第2のスリット14bを位置b(すなわち、連結板113に近い場所)に設置することによって、図6のアンテナ素子10のVSWRの周波数特性に示されるように、10GHzにおけるVSWR特性の劣化を抑えつつ、低域側のVSWR特性を改善することができる。
次に、スリットのスリット長Slとスリットを設ける位置とによって、アンテナ素子のVSWRの周波数特性がどのように変化するかについて説明する。
図10はスリットのスリット長Slを定義したアンテナ素子の展開図である。ここでは、スリット幅が0.005λ3.1の1本のスリット14aを、アンテナ素子に設ける例を示している。
図11は、スリット幅0.005λ3.1の1本のスリット14aを設ける位置を定義したアンテナ素子の展開図である。図11において、位置(a)は第1の導体板111の先端部(給電部13)側の位置を示し、位置(b)は第1の導体板111の連結板113側の位置を示し、位置(c)は第1の導体板111のほぼ中央の位置を示す。
図12は、スリット14aの設置位置とスリット長Slとによる、アンテナ素子のVSWRの周波数特性の変化を示す図である。図12(a)、(b)、(c)の各々において、横軸は周波数(Frequency)[GHz]を示し、縦軸はVSWRを示す。図12(a)は、スリット14aを位置(a)に設けてスリット長Slを変化させたときの、アンテナ素子のVSWRの周波数特性を示す。図12(b)は、スリット14aを位置(b)に設けてスリット長Slを変化させたときの、アンテナ素子のVSWRの周波数特性を示す。図12(c)は、スリット14aを位置(c)に設けてスリット長Slを変化させたときの、アンテナ素子のVSWRの周波数特性を示す。
図12(a)、(b)の各々は、スリット長Slが0λ3.1(すなわち、スリットが無い場合)、0.047λ3.1、および0.052λ3.1であるときの、アンテナ素子のVSWRの周波数特性を示している。図12(c)は、スリット長Slが0λ3.1(すなわち、スリットが無い場合)、0.047λ3.1、0.049λ3.1、0.052λ3.1であるときの、アンテナ素子のVSWRの周波数特性を示している。
図12(a)から、スリット14aを位置(a)(すなわち、給電部13に近い場所)に設けると、スリット14aが無い場合(Sl=0λ3.1)に比較して、アンテナ素子の低域側のVSWR特性を改善できることが分かる。また、スリット長Slが0.047λ3.1の方が、0.052λ3.1の場合に比較して、アンテナ素子の10GHzにおけるVSWR特性の劣化を抑えることができることが分かる。
図12(b)から、スリット14aを位置(b)(すなわち、連結板113に近い場所)に設けると、スリット14aが無い場合(Sl=0λ3.1)に比較して、アンテナ素子の低域側のVSWR特性を改善できることが分かる。また、スリット長Slが0.047λ3.1の方が、0.052λ3.1の場合に比較して、アンテナ素子の10GHzにおけるVSWR特性の劣化を抑えることができることが分かる。
図12(c)から、スリット14aを位置(c)(すなわち、第1の導体板111のほぼ中央の位置)に設けると、スリット14aが無い場合(Sl=0λ3.1)に比較して、アンテナ素子の低域側のVSWR特性を改善できることが分かる。また、スリット長Slが短い程、(すなわち、0.052λ3.1よりも0.049λ3.1の方、0.049λ3.1よりも0.047λ3.1の方が)アンテナ素子の10GHzにおけるVSWR特性の劣化を抑えることができることが分かる。
図11は、スリット14aのスリット長Slとスリット14aの設置場所における、アンテナ素子のVSWR特性の異なるエリアを区分けして示している。アンテナ素子のVSWR特性は、区分けされた第1乃至第3のエリアA1、A2、A3によって異なる特性を示す。第1のエリアA1は、アンテナ素子のVSWR特性が10GHz付近で劣化の少ないエリアを示す。第2のエリアA2は、アンテナ素子のVSWR特性が1GHz付近で劣化するが、VSWRが2.5〜3の範囲内のエリアを示す。第3のエリアA3は、アンテナ素子のVSWRが10GHz付近で3以上になるエリアを示す。
図11から、スリット14aを設ける場所は、位置(a)(即ち、給電部13に近いエリア)か、位置(b)(即ち、連結板113に近いエリア)の方が、位置(c)(即ち、第1の導体板111のほぼ中央のエリア)よりも、スリット長Slが長くても10GHz(高周波側)の影響が少ないことが分かる。また、スリット14aの先端が、給電部13を超えて第1の側辺の方へ延在すると、VSWR特性が急減に劣化することも分かる。従って、スリットは、給電部13よりも第2の側辺側に設けることが好ましいことが分かる。
具体的には、位置(b)については、スリット幅0.005λ3.1でスリット長Slが、0.072λ3.1まで長くした場合でもVSWR特性は3以下となる。更に位置(c)側に1スリット幅分、スリットを移動するとスリット長Slは、0.052λ3.1まで長くした場合でもVSWR特性は3以下となる。更にスリットを位置(c)側に移動し、2スリット幅分はスリット長Slは、0.049λ3.1まで長くした場合であってもVSWR特性は3以下となり、位置(c)でスリット長Slは、0.047λ3.1でVSWR特性は3以下となる。
位置(c)から位置(a)側にスリットを移動し、2スリット幅分までスリット長Slは、0.049λ3.1まで長くした場合であってもVSWR特性は3以下となり、さらに位置(a)側にスリットを移動し、2スリット幅分、すなわち位置(a)までスリット長Slを0.052λ3.1まで長くした場合でもVSWR特性は3以下となる。
本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、スリットの数は2つに限定されない。また、直線状(矩形状)のスリットに限定されず、種々の形状のスリットを採用しても良い。また、スリットの延在する方向も左右方向に限定されず、斜めの方向に延在しても良い。板状アンテナ11は、方形でなくてもよい。具体的には、円形、リング形、ホームベース型、扇形などの広帯域板状モノポールであってよい。また、導体素子12はミアンダ状であってもよい。アンテナ素子の角を丸めてもよい。
本発明の一実施の形態に係るアンテナ素子をノートブック・パーソナルコンピュータの液晶部に搭載したモデルを示す図である。 図1に示したアンテナ素子の斜視図である。 図2に示したアンテナ素子の正面図である。 図2に示したアンテナ素子の右側面図である。 図2に示したアンテナ素子の展開図と、周波数3.1GHzにおける動作イメージ(電流分布)を示す図である。 図2に図示したアンテナ素子のVSWRの周波数特性を示す図である。 スリット位置を定義したアンテナ素子の展開図である。 第1のスリットの設置位置によるアンテナ素子のVSWRの周波数特性の変化を示す図である。 第2のスリットの設置位置によるアンテナ素子のVSWRの周波数特性の変化を示す図である。 スリットのスリット長を定義したアンテナ素子の展開図である。 スリット幅0.005λ3.1の1本のスリットを設ける位置を定義したアンテナ素子の展開図である。 スリットの設置位置とスリット長とによる、アンテナ素子のVSWRの周波数特性の変化を示す図である。
符号の説明
10 アンテナ素子
11 折り曲げ板状アンテナ部
111 第1の導体板
111a 切欠き
112 第2の導体板
113 連結板
12 導体素子
13 給電部
14a 第1のスリット
14b 第2のスリット
20 導体板(グランド板)

Claims (4)

  1. 断面コ字形の折り曲げ板状アンテナ部と、該折り曲げ板状アンテナ部から延出した導体素子とを有するアンテナ素子であって、
    前記折り曲げ板状アンテナ部は、
    第1の長さを持つ第1の導体板と、
    該第1の導体板と平行に配置され、前記第1の長さより短い第2の長さを持つ第2の導体板と、
    前記第1の導体板と前記第2の導体板とを一端部で連結する連結板とから成り、
    前記折り曲げ板状アンテナ部は、互いに対向する第1及び第2の側辺を持ち、
    前記第1の導体板は、その先端部の第1の側辺側に切欠きを持ち、
    前記導体素子は、前記連結板の第2の側辺から延出しており、
    前記第1の導体板は、第2の側辺側に少なくとも1つのスリットを持つことを特徴とする、アンテナ素子。
  2. 前記第1の導体板は、その先端部の、前記第1の側辺から所定の距離だけ離れた給電位置に設けられた給電部を有し、
    前記スリットは、前記第1の導体板の先端部側で、前記給電部よりも前記第2の側辺側に設けられた第1のスリットを有する、請求項1に記載のアンテナ素子。
  3. 前記スリットは、
    前記第1の導体板の前記連結板側で、前記給電部よりも前記第2の側辺側に設けられた第2のスリットを更に有する、請求項2に記載のアンテナ素子。
  4. 前記第1のスリットの幅は前記第2のスリットの幅よりも狭く、前記第1のスリットの長さは前記第2のスリットの長さより長い、請求項3に記載のアンテナ素子。
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