JP2009194712A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザがパスワードを入力する必要のないユーザ認証機能を有する携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯端末装置は、内部メモリ（不図示）を備えた携帯端末装置本体１と、携帯端末装置本体１に着脱可能なメモリ部２と、を有する携帯端末装置において、携帯端末装置本体１は２つの接続パッド５ａ，５ｂを有し、メモリ部２は互いに電気的に接続された２つのパッド４ａ，４ｂを有しており、２つの接続パッド５ａ，５ｂが電気的に接続されると動作可能になり、メモリ部２が、携帯端末装置本体１に装着された状態で、２つの接続パッド５ａ，５ｂおよびパッド４ａ，４ｂが互いに当接して導通されることを特徴とする。
【選択図】図１
【解決手段】携帯端末装置は、内部メモリ（不図示）を備えた携帯端末装置本体１と、携帯端末装置本体１に着脱可能なメモリ部２と、を有する携帯端末装置において、携帯端末装置本体１は２つの接続パッド５ａ，５ｂを有し、メモリ部２は互いに電気的に接続された２つのパッド４ａ，４ｂを有しており、２つの接続パッド５ａ，５ｂが電気的に接続されると動作可能になり、メモリ部２が、携帯端末装置本体１に装着された状態で、２つの接続パッド５ａ，５ｂおよびパッド４ａ，４ｂが互いに当接して導通されることを特徴とする。
【選択図】図１
Description
本発明は、ユーザ認証機能を有する携帯端末装置に関する。
近年、携帯端末装置は多機能化しており、ますます多くの情報を記録し、管理することができるようになってきている。特に、工場や店舗等で使用される業務用携帯端末装置では、顧客情報などの秘密情報も管理できるものが多い。
しかし、多くの情報を管理することができる携帯端末装置は、盗難などにより記録された情報が第三者に渡った場合の損害が大きい。特に、業務用携帯端末装置では、秘密情報が漏洩した場合などに莫大な損害につながることがある。
そのため、携帯端末装置には、内部に記録された情報を見るために、パスワード入力によるユーザ認証を行う手法などによって、携帯端末装置が盗難にあった場合等にも内部に記録された情報をユーザでない第三者に見られることが防止されているものが多い。
本願発明に関連する技術は、例えば、特許文献１に記載されている。
特開２００４−３１２４８１号公報
しかしながら、パスワード入力によるユーザ認証を行う携帯端末装置では、ユーザがパスワードの入力中に手の動きを見られるなどにより、パスワードが第三者に知られてしまった場合に、携帯端末装置に記録された情報が第三者に容易に見られてしまう。
そこで、本発明は、ユーザがパスワードを入力する必要のないユーザ認証機能を有する携帯端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の携帯端末装置は、第１の記憶手段を備えた携帯端末装置本体と、該携帯端末装置本体に着脱可能な第２の記憶手段と、を有する携帯端末装置において、前記携帯端末装置本体は２つの第１の端子を有し、前記第２の記憶手段は互いに電気的に接続された２つの第２の端子を有しており、２つの前記第１の端子が電気的に接続されると動作可能になり、前記第２の記憶手段が、前記携帯端末装置本体に装着された状態で、２つの前記第１の端子および前記第２の端子が互いに当接して導通されることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザがパスワードを入力する必要のないユーザ認証機能を有する携帯端末装置を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図１（Ａ）は本発明の一実施形態に係る携帯端末装置の正面図であり、図１（Ｂ）はその携帯端末装置の背面図である。
この携帯端末装置は、携帯端末装置本体１およびメモリ部２を有している。携帯端末装置本体１の内部には、ユーザを識別する識別情報が記録され、顧客情報等の種々の情報が記録および管理されることが可能な第１の記憶媒体である内部メモリ（不図示）が設けられている。携帯端末装置本体１の背面にはスロット部５が設けられており、メモリ部２はスロット部５にはめ込まれることが可能である。スロット部５には第１の端子である接続パッド５ａ，５ｂが設けられており、この携帯端末装置は、接続パッド５ａ，５ｂが互いに電気的に接続されると、電源の投入が可能になるように構成されている。
図２（Ａ）は本実施形態に係る携帯端末装置のメモリ部の上面図、図２（Ｂ）はそのメモリ部の正面図、図２（Ｃ）はそのメモリ部の底面図である。メモリ部２は、第２の記憶媒体であるメモリカード３と、メモリカード３の上部に取り付けられた鍵アタッチメント４と、を有している。鍵アタッチメント４には第２の端子であるパッド４ａ，４ｂが設けられており、パッド４ａ，４ｂは鍵アタッチメント４の内部で互いに電気的に接続されている。メモリカード３としては、たとえば、コンパクトフラッシュ（登録商標）やＳＤカードなどの汎用のメモリカードが用いられる。
図１（Ｂ）に示すように、メモリ部２の、パッド４ａ，４ｂが設けられた面を、スロット部５の、接続パッド５ａ，５ｂが設けられた面に向けて、メモリ部２がスロット部５にはめ込まれると、パッド４ａ，４ｂと接続パッド５ａ，５ｂとがそれぞれ互いに当接して導通する。すなわち、メモリ部２がスロット部５にはめ込まれた状態で、接続パッド５ａ，５ｂが、パッド４ａ，４ｂを介して互いに電気的に接続されるので、この携帯端末装置は電源の投入が可能になる。
したがって、この携帯端末装置では、ユーザのみがメモリ部２の鍵アタッチメント４を管理することにより、第三者は、この携帯端末装置の電源の投入ができないため、携帯端末装置本体１の内部メモリに記録された情報を見ることができない。
なお、個々の携帯端末装置について、メモリ部の２つのパッドおよび携帯端末装置本体の２つの接続パッドは、それぞれ位置を変更して配置され、携帯端末装置本体に対応していないメモリ部がスロット部にはめ込まれても２つの接続パッドは電気的に接続されない。そのため、この携帯端末装置は、携帯端末装置本体１のスロット部５に別の携帯端末装置用のメモリ部がはめ込まれても電源の投入が可能にはならない。
たとえば、図３に示すメモリ部１２が、図１（Ｂ）に示すスロット部５にはめ込まれた場合には、鍵アタッチメント１４のパッド１４ａ，１４ｂとスロット部５の接続パッド５ａ，５ｂとが互いに当接することがなく、接続パッド５ａ，５ｂは電気的に接続されないため、この携帯端末装置は電源が投入されることはない。
また、メモリ部２のメモリカード３には被識別情報が記録されている。この携帯端末装置は、携帯端末装置本体１のスロット部５にメモリ部２がはめ込まれた後に、電源が投入されると、携帯端末装置本体１の内部の制御部に備えられた照合部により、メモリカード３に記録された被識別情報が、携帯端末装置本体１の内部メモリに記録された識別情報と照合される。この携帯端末装置の制御部は、被識別情報が識別情報と一致する場合にはこの携帯端末装置を起動させ、一致しない場合にはこの携帯端末装置の電源を切るように構成されている。
したがって、この携帯端末装置は、接続パッド５ａ，５ｂが鍵アタッチメント４によらずに互いに電気的に接続された場合や、鍵アタッチメント４が盗難にあった場合などにも、メモリカード３に記録された被識別情報が識別情報と一致しなれば起動しない。
以上述べたように、この携帯端末装置では、鍵アタッチメントおよびメモリカードの双方が携帯端末装置本体１に対応したものでないと起動しないため、携帯端末装置本体１の内部メモリに記録された情報が第三者に見られることを防止できる。このように、本実施形態に係る携帯端末装置は、ユーザがパスワードを入力することなくユーザ認証を行うことができる。
図４は本実施形態に係る携帯端末装置が起動するまでの過程を示すフローチャートである。まず、メモリカード３に鍵アタッチメント４が装着される（Ｓ３１）。次に、メモリ部２が携帯端末装置本体１のスロット部５にはめ込まれる（Ｓ３２）。ここで、接続パッド５ａ，５ｂが互いに電気的に接続されているか否かによりこの携帯端末装置の動作可否が分かれる（Ｓ３３）。すなわち、この携帯端末装置は、接続パッド５ａ，５ｂが、電気的に接続されていれば動作可能であり（Ｓ３４）、電気的に接続されていなければ動作不能である（Ｓ３５）。動作可能な状態でこの携帯端末装置の電源が投入されると（Ｓ３６）、メモリカード３に記録された被識別情報が携帯端末装置本体１の内部メモリに記録された識別情報と一致するか否かが制御部によって判断され（Ｓ３７）、一致する場合には携帯端末装置が起動し（Ｓ３８）、一致しない場合には携帯端末装置の電源が切れる（Ｓ３９）。
このように本実施形態に係る携帯端末装置では、２段階にわたりユーザ認証がなされるため、高い精度でユーザ認証を行うことができる。
１ 携帯端末装置本体
２，１２ メモリ部
３ メモリカード
４，１４ 鍵アタッチメント
４ａ，４ｂ，１４ａ，１４ｂ パッド
５ スロット部
５ａ，５ｂ 接続パッド
２，１２ メモリ部
３ メモリカード
４，１４ 鍵アタッチメント
４ａ，４ｂ，１４ａ，１４ｂ パッド
５ スロット部
５ａ，５ｂ 接続パッド
Claims (2)
- 第１の記憶手段を備えた携帯端末装置本体と、該携帯端末装置本体に着脱可能な第２の記憶手段と、を有する携帯端末装置において、
前記携帯端末装置本体は２つの第１の端子を有し、前記第２の記憶手段は互いに電気的に接続された２つの第２の端子を有しており、
２つの前記第１の端子が電気的に接続されると動作可能になり、
前記第２の記憶手段が、前記携帯端末装置本体に装着された状態で、２つの前記第１の端子および前記第２の端子が互いに当接して導通されることを特徴とする携帯端末装置。 - 前記第１の記憶手段には識別情報が記録され、前記第２の記憶手段には被識別情報が記録されており、
前記識別情報および前記被識別情報を読み出して照合を行う照合手段をさらに有する、請求項１に記載の携帯端末装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008034621A JP4654422B2 (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | 携帯端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008034621A JP4654422B2 (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | 携帯端末装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009194712A true JP2009194712A (ja) | 2009-08-27 |
| JP4654422B2 JP4654422B2 (ja) | 2011-03-23 |
Family
ID=41076314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008034621A Active JP4654422B2 (ja) | 2008-02-15 | 2008-02-15 | 携帯端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4654422B2 (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH1166246A (ja) * | 1997-08-14 | 1999-03-09 | Nec Gumma Ltd | コネクタの不完全装着検出装置 |
| JP2004173220A (ja) * | 2002-11-21 | 2004-06-17 | Tietech Co Ltd | 移動端末機の暗証情報入力方式 |
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-
2008
- 2008-02-15 JP JP2008034621A patent/JP4654422B2/ja active Active
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Also Published As
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| JP4654422B2 (ja) | 2011-03-23 |
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