JP2009193902A - 照明装置、看板照明装置および直下型液晶パネル用バックライト装置 - Google Patents

照明装置、看板照明装置および直下型液晶パネル用バックライト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】凸レンズからの照射光に黄色の色ムラが形成されてしまうのを回避しつつ、凸レンズを小型化する。
【解決手段】青色系の光を発光する発光素子1aが概略すり鉢状のリフレクタ1bによって取り囲まれ、リフレクタ1bによって取り囲まれる空間に、発光素子1aからの光によって励起されて黄色系の蛍光を発する蛍光体を含有する光透過性封止部材1cが充填され、発光素子1aからの青色系の光と蛍光体からの黄色系の蛍光とが混ざった白色光を放射するように白色LED1が構成され、白色LED1からの光が入射される入射面2aが、凸レンズ2の表面のうち、光透過性封止部材1cに対向する位置に形成されている照明装置10において、凸レンズ2の入射面2aが、複数の凹部2a1と複数の凸部2a2とを有する凹凸形状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、青色系の光を発光する発光素子が概略すり鉢状のリフレクタによって取り囲まれ、そのリフレクタによって取り囲まれる空間に、発光素子からの青色系の光によって励起されて黄色系の蛍光を発する蛍光体を含有する光透過性封止部材が充填され、発光素子からの青色系の光と蛍光体からの黄色系の蛍光とが混ざった白色光を放射するように白色LEDが構成され、白色LEDからの光を配光制御するための凸レンズが設けられ、白色LEDからの光が入射される入射面が、凸レンズの表面のうち、白色LEDの光透過性封止部材に対向する位置に形成された照明装置、看板照明装置および直下型液晶パネル用バックライト装置に関する。
特に、本発明は、凸レンズからの照射光に黄色の色ムラが形成されてしまうのを回避しつつ、凸レンズを小型化することができる照明装置、看板照明装置および直下型液晶パネル用バックライト装置に関する。
従来から、青色系の光を発光する発光素子が概略すり鉢状のリフレクタによって取り囲まれ、そのリフレクタによって取り囲まれる空間に、発光素子からの青色系の光によって励起されて黄色系の蛍光を発する蛍光体を含有する光透過性封止部材が充填され、発光素子からの青色系の光と蛍光体からの黄色系の蛍光とが混ざった白色光を放射するように白色LEDが構成され、白色LEDからの光を配光制御するための凸レンズが設けられ、白色LEDからの光が入射される入射面が、凸レンズの表面のうち、白色LEDの光透過性封止部材に対向する位置に形成された照明装置が知られている。この種の照明装置の例としては、例えば特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載されたものがある。
特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置では、青色系の光を発光する発光素子と、その発光素子を取り囲む概略すり鉢状のリフレクタと、そのリフレクタによって取り囲まれる空間に充填された光透過性封止部材とによって、白色LEDが構成されている。
詳細には、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置では、発光素子からの青色系の光によって励起されて黄色系の蛍光を発する蛍光体が、光透過性封止部材に含有せしめられている。更に、発光素子からの青色系の光と、蛍光体からの黄色系の蛍光とが、光透過性封止部材内で混ざり合い、その混ざり合った白色光が光透過性封止部材から放射されるように、白色LEDが構成されている。
ところで、そのように構成された白色LEDが用いられている特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置では、光透過性封止部材内の蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い青色を帯びた白色光が、光透過性封止部材の中央部付近から放射され、光透過性封止部材内の蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い黄色を帯びた白色光が、光透過性封止部材の外周部付近から放射される。
つまり、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置では、光透過性封止部材の外周部付近から放射される光に含まれる黄色光の割合が、光透過性封止部材の中央部付近から放射される光に含まれる黄色光の割合よりも高くなっている。
仮に、黄色光の割合が高い光透過性封止部材の外周部付近からの光が、凸レンズを介して照明装置の照射方向にそのまま照射されると、凸レンズからの照射光に黄色の色ムラが形成されてしまう。
そこで、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置では、周辺反射面が凸レンズに設けられている。詳細には、黄色光の割合が高い光透過性封止部材の外周部付近からの光が、凸レンズの周辺反射面によって反射され、黄色光の割合が低い光透過性封止部材の中央部付近からの光の照射エリアの中心方向に照射される。
それにより、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置では、凸レンズからの照射光に黄色の色ムラが形成されてしまうのを回避することができる。
ところで、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置では、凸レンズの周辺反射面が、凸レンズの入射面から凸レンズの径方向にかなり離れた位置に形成されている。つまり、凸レンズの周辺反射面が、凸レンズの径方向に大きく突出している。
そのため、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置では、凸レンズからの照射光に黄色の色ムラが形成されてしまうのを回避することができるものの、凸レンズが大型化してしまう。
特開2005−216782号公報の図1、図5、図8
前記問題点に鑑み、本発明は、凸レンズからの照射光に黄色の色ムラが形成されてしまうのを回避しつつ、凸レンズを小型化することができる照明装置、看板照明装置および直下型液晶パネル用バックライト装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、青色系の光を発光する発光素子(1a)が概略すり鉢状のリフレクタ(1b)によって取り囲まれ、そのリフレクタ(1b)によって取り囲まれる空間に、発光素子(1a)からの青色系の光によって励起されて黄色系の蛍光を発する蛍光体を含有する光透過性封止部材(1c)が充填され、発光素子(1a)からの青色系の光と蛍光体からの黄色系の蛍光とが混ざった白色光を放射するように白色LED(1)が構成され、白色LED(1)からの光を配光制御するための凸レンズ(2)が設けられ、白色LED(1)からの光が入射される入射面(2a)が、凸レンズ(2)の表面のうち、白色LED(1)の光透過性封止部材(1c)に対向する位置に形成されている照明装置(10)において、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材(1c)の中央部(1c1)付近からの光(L1,L2,L3,L4)が、照明装置の主光軸線(CL)と大きい角度(θ1,θ2,θ3,θ4)をなして凸レンズ(2)から照射され、かつ、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材(1c)の外周部(1c2)付近からの光(L5)が、照明装置の主光軸線(CL)と小さい角度(θ5)をなして凸レンズ(2)から照射されるように、凸レンズ(2)の入射面(2a)が、複数の凹部(2a1)と複数の凸部(2a2)とを有する凹凸形状に形成されていることを特徴とする照明装置(10)が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、照明装置の主光軸線(CL)を中心に照明装置の主光軸線(CL)と約10〜20°をなす複数の線分(A1,A2,A3,A4)を回転させることにより、複数の凹部(2a1)および複数の凸部(2a2)の側壁(2a3)を形成し、隣接する2個の環状の凸部(2a2)のピッチ(P)の約5分の1の大きさの半径(R1,R2)を有する複数の円弧を、照明装置の主光軸線(CL)を中心に回転させることにより、凹部(2a1)の底部(2a1a)と凸部(2a2)の頂部(2a2a)とを形成し、それにより、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度が最も高く、照明装置の主光軸線(CL)方向に凸レンズ(2)から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度の約75%になる配光特性を形成することを特徴とする請求項1に記載の照明装置(10)が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、樹脂材料の成形によって凸レンズ(2)を形成し、隣接する2個の環状の凸部(2a2)のピッチ(P)を約1mmに設定し、半径(R2)が約0.2mmの円弧を、照明装置の主光軸線(CL)を中心に回転させることにより、凸部(2a2)の頂部(2a2a)を形成したことを特徴とする請求項2に記載の照明装置(10)が提供される。
請求項4に記載の発明によれば、凹部(2a1)の底部(2a1a)を照明装置の主光軸線(CL)上に配置し、凸レンズ(2)の出射面(2b)に凸状面部(2b1)と平面部(2b2)とを形成し、平面部(2b2)を照明装置の主光軸線(CL)上に配置したことを特徴とする請求項3に記載の照明装置(10)が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、複数の概略円錐台状の穴(2a’)を凸レンズ(2)の入射面(2a)に形成することにより、複数の凹部(2a1)と複数の凸部(2a2)とを凸レンズ(2)の入射面(2a)に形成し、円錐台状の穴(2a’)の中心軸線を中心に複数の円弧を回転させることにより、凹部(2a1)の底部(2a1a)と凸部(2a2)の頂部(2a2a)とを形成し、それにより、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線(CL)方向に凸レンズ(2)から照射される光の光度よりも高い配光特性を形成することを特徴とする請求項1に記載の照明装置(10)が提供される。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2〜5のいずれか一項に記載の照明装置(10)が複数設けられ、複数の照明装置(10)が照明装置の主光軸線(CL)に直交する方向に間隔Aを隔てて配列され、照明装置(10)の凸レンズ(2)からの照射光によって照射される看板(21)が、間隔Aの約2分の1の距離Bだけ照明装置(10)から照明装置の主光軸線(CL)方向に離間せしめられて配置されていることを特徴とする看板照明装置(20)が提供される。
請求項7に記載の発明によれば、請求項2〜5のいずれか一項に記載の照明装置(10)が複数設けられ、複数の照明装置(10)が照明装置の主光軸線(CL)に直交する方向に間隔Cを隔てて配列され、照明装置(10)の凸レンズ(2)からの照射光によって照射される液晶パネル(31)が、間隔Cの約2分の1の距離Dだけ照明装置(10)から照明装置の主光軸線(CL)方向に離間せしめられて配置されていることを特徴とする直下型液晶パネル用バックライト装置(30)が提供される。
請求項1に記載の照明装置(10)では、青色系の光を発光する発光素子(1a)が概略すり鉢状のリフレクタ(1b)によって取り囲まれている。また、リフレクタ(1b)によって取り囲まれる空間に、発光素子(1a)からの青色系の光によって励起されて黄色系の蛍光を発する蛍光体を含有する光透過性封止部材(1c)が充填されている。更に、発光素子(1a)からの青色系の光と蛍光体からの黄色系の蛍光とが混ざった白色光を放射するように、白色LED(1)が構成されている。
更に、請求項1に記載の照明装置(10)では、白色LED(1)からの光を配光制御するための凸レンズ(2)が設けられている。また、白色LED(1)からの光が入射される入射面(2a)が、凸レンズ(2)の表面のうち、白色LED(1)の光透過性封止部材(1c)に対向する位置に形成されている。
詳細には、請求項1に記載の照明装置(10)では、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材(1c)の中央部(1c1)付近からの光(L1,L2,L3,L4)が、照明装置の主光軸線(CL)と大きい角度(θ1,θ2,θ3,θ4)をなして凸レンズ(2)から照射され、かつ、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材(1c)の外周部(1c2)付近からの光(L5)が、照明装置の主光軸線(CL)と小さい角度(θ5)をなして凸レンズ(2)から照射されるように、凸レンズ(2)の入射面(2a)が、複数の凹部(2a1)と複数の凸部(2a2)とを有する凹凸形状に形成されている。
つまり、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置のように、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材の外周部付近からの光が、凸レンズの入射面から凸レンズの径方向にかなり離れた位置に配置されている周辺反射面により、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材の中央部付近からの光の照射エリアの中心付近に指向せしめられるのではなく、請求項1に記載の照明装置(10)では、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材(1c)の外周部(1c2)付近からの光(L5)が、白色LED(1)の光透過性封止部材(1c)に対向する位置に配置されている凸レンズ(2)の入射面(2a)により、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材(1c)の中央部(1c1)付近からの光(L1,L2,L3,L4)の照射エリアの中心付近に指向せしめられる。
そのため、請求項1に記載の照明装置(10)によれば、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置よりも凸レンズ(2)を小型化しつつ、凸レンズ(2)からの照射光に黄色の色ムラが形成されてしまうのを回避することができる。
換言すれば、請求項1に記載の照明装置(10)によれば、凸レンズ(2)からの照射光に黄色の色ムラが形成されてしまうのを回避しつつ、凸レンズ(2)を小型化することができる。
請求項2に記載の照明装置(10)では、照明装置の主光軸線(CL)を中心に照明装置の主光軸線(CL)と約10〜20°をなす複数の線分(A1,A2,A3,A4)を回転させることにより、複数の凹部(2a1)および複数の凸部(2a2)の側壁(2a3)が形成されている。
更に、請求項2に記載の照明装置(10)では、隣接する2個の環状の凸部(2a2)のピッチ(P)の約5分の1の大きさの半径(R1,R2)を有する複数の円弧を、照明装置の主光軸線(CL)を中心に回転させることにより、凹部(2a1)の底部(2a1a)と凸部(2a2)の頂部(2a2a)とが形成されている。
つまり、請求項2に記載の照明装置(10)では、照明装置の主光軸線(CL)を中心とする環状の凹部(2a1)と環状の凸部(2a2)とが、凸レンズ(2)の入射面(2a)に形成されている。
詳細には、請求項2に記載の照明装置(10)では、白色LED(1)からの光の一部(L6,L7)が、凸レンズ(2)の入射面(2a)の凹部(2a1)の底部(2a1a)および凸部(2a2)の頂部(2a2a)に対してほぼ垂直に入射されると共に、白色LED(1)からの光の一部(L1,L2,L3,L4)が、凸レンズ(2)の入射面(2a)の凹部(2a1)および凸部(2a2)の側壁(2a3)で大きく屈折し、凸レンズ(2)に入射される。
その結果、請求項2に記載の照明装置(10)では、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度が最も高く、照明装置の主光軸線(CL)方向に凸レンズ(2)から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度の約75%になる配光特性が形成される。
換言すれば、請求項2に記載の照明装置(10)によれば、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線(CL)方向に凸レンズ(2)から照射される光の光度よりも高い配光特性(PT2)を形成することができる。
請求項3に記載の照明装置(10)では、樹脂材料の成形によって凸レンズ(2)が形成されている。また、隣接する2個の環状の凸部(2a2)のピッチ(P)が約1mmに設定されている。更に、半径(R2)が約0.2mmの円弧を、照明装置の主光軸線(CL)を中心に回転させることにより、凸部(2a2)の頂部(2a2a)が形成されている。
そのため、請求項3に記載の照明装置(10)によれば、半径(R2)が約0.2mm未満の円弧を照明装置の主光軸線(CL)を中心に回転させることにより凸部(2a2)の頂部(2a2a)が形成される場合よりも、凸レンズ(2)の成形用金型コストを抑制することができる。
請求項4に記載の照明装置(10)では、凸レンズ(2)の入射面(2a)の凹部(2a1)の底部(2a1a)が、照明装置の主光軸線(CL)上に配置されている。また、凸レンズ(2)の出射面(2b)に凸状面部(2b1)と平面部(2b2)とが形成されている。更に、凸レンズ(2)の出射面(2b)の平面部(2b2)が照明装置の主光軸線(CL)上に配置されている。
そのため、請求項4に記載の照明装置(10)によれば、白色LED(1)の光透過性封止部材(1c)の中央部(1c1)から照明装置の主光軸線(CL)に沿って放射された光(L6)を、凸レンズ(2)の出射面(2b)の平面部(2b2)から照明装置の主光軸線(CL)に沿って照射することができる。
請求項5に記載の照明装置(10)では、複数の概略円錐台状の穴(2a’)を凸レンズ(2)の入射面(2a)に形成することにより、複数の凹部(2a1)と複数の凸部(2a2)とが凸レンズ(2)の入射面(2a)に形成されている。更に、円錐台状の穴(2a’)の中心軸線を中心に複数の円弧を回転させることにより、凹部(2a1)の底部(2a1a)と凸部(2a2)の頂部(2a2a)とが形成されている。
つまり、請求項5に記載の照明装置(10)では、複数のクレーター状の凹部(2a1)が凸レンズ(2)の入射面(2a)に形成されている。詳細には、請求項5に記載の照明装置(10)では、白色LED(1)からの光の一部が、凸レンズ(2)の入射面(2a)の凹部(2a1)の底部(2a1a)および凸部(2a2)の頂部(2a2a)に対してほぼ垂直に入射されると共に、白色LED(1)からの光の一部が、凸レンズ(2)の入射面(2a)の凹部(2a1)および凸部(2a2)の側壁(2a3)で大きく屈折し、凸レンズ(2)に入射される。
その結果、請求項5に記載の照明装置(10)では、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線(CL)方向に凸レンズ(2)から照射される光の光度よりも高い配光特性が形成される。
換言すれば、請求項5に記載の照明装置(10)によれば、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線(CL)方向に凸レンズ(2)から照射される光の光度よりも高い配光特性を形成することができる。
請求項6に記載の看板照明装置(20)では、請求項2〜5のいずれか一項に記載の照明装置(10)が複数設けられている。つまり、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線(CL)方向に凸レンズ(2)から照射される光の光度よりも高い配光特性を有する照明装置(10)が複数設けられている。
また、請求項6に記載の看板照明装置(20)では、複数の照明装置(10)が照明装置の主光軸線(CL)に直交する方向に間隔Aを隔てて配列されている。
そのため、請求項6に記載の看板照明装置(20)によれば、照明装置の主光軸線方向に凸レンズから照射される光の光度が、照明装置の主光軸線と約50°をなして凸レンズから照射される光の光度よりも高い配光特性を有する複数の照明装置が、照明装置の主光軸線に直交する方向に間隔Aを隔てて配列されている看板照明装置よりも、隣接する2個の照明装置(10)の中間の部分を明るくすることができる。
更に、請求項6に記載の看板照明装置(20)では、照明装置(10)の凸レンズ(2)からの照射光によって照射される看板(21)が、間隔Aの約2分の1の距離Bだけ照明装置(10)から照明装置の主光軸線(CL)方向に離間せしめられて配置されている。
つまり、請求項6に記載の看板照明装置(20)では、看板(21)が照明装置(10)から近い位置に配置されている。
そのため、請求項6に記載の看板照明装置(20)によれば、照明装置の主光軸線(CL)方向寸法を小型化しつつ、隣接する2個の照明装置(10)の中間の部分が暗くなってしまうのを回避することができる。
請求項7に記載の直下型液晶パネル用バックライト装置(30)では、請求項2〜5のいずれか一項に記載の照明装置(10)が複数設けられている。つまり、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線(CL)方向に凸レンズ(2)から照射される光の光度よりも高い配光特性を有する照明装置(10)が複数設けられている。
また、請求項7に記載の直下型液晶パネル用バックライト装置(30)では、複数の照明装置(10)が照明装置の主光軸線(CL)に直交する方向に間隔Cを隔てて配列されている。
そのため、請求項7に記載の直下型液晶パネル用バックライト装置(30)によれば、照明装置の主光軸線方向に凸レンズから照射される光の光度が、照明装置の主光軸線と約50°をなして凸レンズから照射される光の光度よりも高い配光特性を有する複数の照明装置が、照明装置の主光軸線に直交する方向に間隔Cを隔てて配列されている直下型液晶パネル用バックライト装置よりも、隣接する2個の照明装置(10)の中間の部分を明るくすることができる。
更に、請求項7に記載の直下型液晶パネル用バックライト装置(30)では、照明装置(10)の凸レンズ(2)からの照射光によって照射される液晶パネル(31)が、間隔Cの約2分の1の距離Dだけ照明装置(10)から照明装置の主光軸線(CL)方向に離間せしめられて配置されている。
つまり、請求項7に記載の直下型液晶パネル用バックライト装置(30)では、液晶パネル(31)が照明装置(10)から近い位置に配置されている。
そのため、請求項7に記載の直下型液晶パネル用バックライト装置(30)によれば、照明装置の主光軸線(CL)方向寸法を小型化しつつ、隣接する2個の照明装置(10)の中間の部分が暗くなってしまうのを回避することができる。
以下、本発明の照明装置の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の照明装置10を示した図である。詳細には、図1(A)は照明装置の主光軸線CLを含む平面によって切断された第1の実施形態の照明装置10の断面図、図1(B)は照明装置の主光軸線CLを含む平面によって切断された凸レンズ2の断面図、図1(C)は凸レンズ2の底面図(図1(B)の下側から見た図)である。図2は図1(A)に示した凸レンズ2の入射面2aの拡大断面図、図3は図1(A)に示した断面内における光路を示した図である。
第1の実施形態の照明装置10では、図1(A)に示すように、青色系の光を発光する発光素子1aが、概略すり鉢状のリフレクタ1bによって取り囲まれている。また、リフレクタ1bによって取り囲まれる空間に、発光素子1aからの青色系の光によって励起されて黄色系の蛍光を発する蛍光体を含有する光透過性封止部材1cが、充填されている。更に、発光素子1aからの青色系の光と蛍光体からの黄色系の蛍光とが混ざった白色光を放射するように、白色LED1が構成されている。また、白色LED1が、例えばアルミニウムなどのような高熱伝導性材料によって形成された基板3に搭載されている。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図1(A)に示すように、白色LED1からの光を配光制御するために、例えば樹脂材料の成形によって形成された凸レンズ2が設けられている。また、白色LED1からの光が入射される入射面2aが、凸レンズ2の表面のうち、白色LED1の光透過性封止部材1cに対向する位置に形成されている。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図1および図2に示すように、凸レンズ2の入射面2aが、例えば3個の凹部2a1と例えば2個の凸部2a2とを有する凹凸形状に形成されている。
詳細には、第1の実施形態の照明装置10では、図1および図2に示すように、照明装置の主光軸線CLを中心に照明装置の主光軸線CLと約10〜20°をなす例えば4本の線分A1,A2,A3,A4(図2参照)を回転させることにより、凹部2a1および凸部2a2の4個の側壁2a3が形成されている。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図1および図2に示すように、隣接する2個の環状の凸部2a2のピッチP(図2参照)の約5分の1の大きさの半径R1,R2(図2参照)を有する例えば5個の円弧を、照明装置の主光軸線CLを中心に回転させることにより、凹部2a1の底部2a1aと凸部2a2の頂部2a2aとが形成されている。詳細には、第1の実施形態の照明装置10では、ピッチPが例えば約1mmに設定され、半径R1,R2が例えば約0.2mmに設定され、凹部2a1の深さDが例えば約0.7mmに設定されている。
つまり、第1の実施形態の照明装置10では、図1(C)に示すように、照明装置の主光軸線CLを中心とする環状の凹部2a1と環状の凸部2a2とが、凸レンズ2の入射面2aに同心円状に形成されている。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図1(A)および図1(B)に示すように、凸レンズ2の入射面2aの凹部2a1の底部2a1aが、照明装置の主光軸線CL上に配置されている。また、凸レンズ2の出射面2bに凸状面部2b1と平面部2b2とが形成されている。更に、凸レンズ2の出射面2bの平面部2b2が、照明装置の主光軸線CL上に配置されている。
詳細には、第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)に示すように、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材1cの中央部1c1付近からの光L1が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと大きい角度θ1をなして凸レンズ2から照明装置の照射方向(図3(A)の上側)に照射される。また、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材1cの中央部1c1付近からの光L2が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと大きい角度θ2をなして凸レンズ2から照明装置の照射方向(図3(A)の上側)に照射される。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図3(B)に示すように、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材1cの中央部1c1付近からの光L3が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと大きい角度θ3をなして凸レンズ2から照明装置の照射方向(図3(B)の上側)に照射される。また、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材1cの中央部1c1付近からの光L4が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと大きい角度θ4をなして凸レンズ2から照明装置の照射方向(図3(B)の上側)に照射される。
一方、第1の実施形態の照明装置10では、図3(C)に示すように、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材1cの外周部1c2付近からの光L5が、凸レンズ2の入射面2aの凹部2a1(図2参照)の底部2a1a(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと小さい角度θ5をなして凸レンズ2から照射される。
換言すれば、第1の実施形態の照明装置10では、図3に示すように、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材1cの中央部1c1付近からの光L1,L2,L3,L4が、照明装置の主光軸線CLと大きい角度θ1,θ2,θ3,θ4をなして凸レンズ2から照射され、かつ、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材1cの外周部1c2付近からの光L5が、照明装置の主光軸線CLと小さい角度θ5(<θ1,θ2,θ3,θ4)をなして凸レンズ2から照射されるように、凸レンズ2の入射面2aが、複数の凹部2a1と複数の凸部2a2とを有する凹凸形状に形成されている。
つまり、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置のように、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材の外周部付近からの光が、凸レンズの入射面から凸レンズの径方向にかなり離れた位置に配置されている周辺反射面により、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材の中央部付近からの光の照射エリアの中心付近に指向せしめられるのではなく、第1の実施形態の照明装置10では、図3に示すように、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材1cの外周部1c2付近からの光L5が、白色LED1の光透過性封止部材1cに対向する位置に配置されている凸レンズ2の入射面2aにより、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材1cの中央部1c1付近からの光L1,L2,L3,L4の照射エリアの中心付近に指向せしめられる。
そのため、第1の実施形態の照明装置10によれば、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置よりも凸レンズ2を小型化しつつ、凸レンズ2からの照射光の照射エリアの外周部付近に黄色の色ムラが形成されてしまうのを回避することができる。
図4は第1の実施形態の照明装置10の配光特性を示した図である。図4において、破線PT1は白色LED1の配光特性を示している。つまり、破線PT1は、白色LED1から放射される光の光度と、白色LED1から放射される光が照明装置の主光軸線CL(図3参照)となす角度との関係を示している。更に、実線PT2は凸レンズ2の出射面2bから照射される光の配光特性を示している。つまり、実線PT2は、凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度と、凸レンズ2の出射面2bから照射される光が照明装置の主光軸線CL(図3参照)となす角度との関係を示している。
第1の実施形態の照明装置10では、図4に破線PT1で示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射される光の光度(100%)が最も高くなっている。また、照明装置の主光軸線CLとなす角度が大きくなるに従って、白色LED1から放射される光の光度が低くなっている。詳細には、照明装置の主光軸線CLと約60°をなして白色LED1から放射される光の光度(50%)が、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射される光の光度(100%)の約50%に設定されている。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図4に実線PT2で示すように、照明装置の主光軸線CLと約50°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度(100%)が最も高くなっている。照明装置の主光軸線CLとなす角度が約50°より小さくなるに従って凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度が低くなり、照明装置の主光軸線CLとなす角度が約50°より大きくなるに従って凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度が低くなっている。詳細には、照明装置の主光軸線CLと約65°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度(50%)が、照明装置の主光軸線CLと約50°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度(100%)の約50%に設定されている。更に、凸レンズ2の出射面2bから照明装置の主光軸線CL方向に照射される光の光度(約75%)が、照明装置の主光軸線CLと約50°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度(100%)の約75%に設定されている。
第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)および図4に示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射された強い光L1が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約42°の角度θ1をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)および図4に示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射された強い光L2が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約47°の角度θ2をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図3(B)および図4に示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射された強い光L3が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約37°の角度θ3をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図3(B)および図4に示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射された強い光L4が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約55°の角度θ4をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
つまり、第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)、図3(B)および図4に示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射された強い光L1,L2,L3,L4が、照明装置の主光軸線CLと約50°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。その結果、図4に実線PT2で示すように、照明装置の主光軸線CLと50°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度(100%)が最も高くなっている。
図5〜図7は図1(A)に示した断面内における光路を示した図である。
第1の実施形態の照明装置10では、図4および図5(A)に示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射された強い光L6が、凸レンズ2の入射面2aの凹部2a1(図2参照)の底部2a1a(図2参照)に対してほぼ垂直に入射され、凸レンズ2の出射面2bの平面部2b2に対してほぼ垂直に出射され、照明装置の主光軸線CL方向に照射される。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図5(A)に示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射された強い光L7が、凸レンズ2の入射面2aの凸部2a2(図2参照)の頂部2a2a(図2参照)に対してほぼ垂直に入射され、凸レンズ2の出射面2bの平面部2b2に対してほぼ垂直に出射され、照明装置の主光軸線CL方向に照射される。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図5(C)に示すように、照明装置の主光軸線CLと約18°をなして白色LED1から放射された強い光L10が、凸レンズ2の入射面2aの凹部2a1(図2参照)の底部2a1a(図2参照)において屈折し、凸レンズ2の出射面2bの平面部2b2に対してほぼ垂直に出射され、照明装置の主光軸線CL方向に照射される。
つまり、第1の実施形態の照明装置10では、図4、図5(A)および図5(C)に示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射された強い光L6,L7,L10が、凸レンズ2の出射面2bから照明装置の主光軸線CL方向に照射される。その結果、図4に実線PT2で示すように、照明装置の主光軸線CL方向に凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度(約75%)が、照明装置の主光軸線CLと約50°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度(100%)の約75%になっている。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図5(B)に示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射された強い光L8が、凸レンズ2の入射面2aの凸部2a2(図2参照)の頂部2a2a(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約27°の角度θ8をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図5(B)に示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射された強い光L9が、凸レンズ2の入射面2aの凹部2a1(図2参照)の底部2a1a(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約24°の角度θ9をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
つまり、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図5(B)に示すように、白色LED1から照明装置の主光軸線CL方向に放射された強い光L8,L9が、照明装置の主光軸線CLと約25°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。その結果、図4に実線PT2で示すように、照明装置の主光軸線CLと約25°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度(約80%)が、照明装置の主光軸線CLと約50°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度(100%)の約80%になっている。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図6(A)に示すように、照明装置の主光軸線CLと約15°をなして白色LED1から放射された強い光L11が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約48°の角度θ11をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図6(A)に示すように、照明装置の主光軸線CLと約35°をなして白色LED1から放射された強い光L12が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)および出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約58°の角度θ12をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
つまり、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図6(A)に示すように、照明装置の主光軸線CLと小さい角度をなして白色LED1から放射された強い光L11,L12が、照明装置の主光軸線CLと約50°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。その結果、図4に実線PT2で示すように、照明装置の主光軸線CLと50°をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される光の光度(100%)が最も高くなっている。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図6(B)に示すように、照明装置の主光軸線CLと約40°をなして白色LED1から放射されたやや弱い光L13が、凸レンズ2の入射面2aの凸部2a2(図2参照)の頂部2a2a(図2参照)において屈折し、次いで、側壁2a3(図2参照)によって反射され、次いで、出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約34°の角度θ13をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図6(B)に示すように、照明装置の主光軸線CLと約65°をなして白色LED1から放射された弱い光L14が、凸レンズ2の入射面2aの凸部2a2(図2参照)の頂部2a2a(図2参照)において屈折し、次いで、側壁2a3(図2参照)によって反射され、次いで、出射面2bの平面部2b2において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約25°の角度θ14をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図7(A)に示すように、照明装置の主光軸線CLと約70°をなして白色LED1から放射された弱い光L15が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)において屈折し、次いで、凹部2a1の底部2a1a(図2参照)において屈折し、次いで、出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約44°の角度θ15をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図7(A)に示すように、照明装置の主光軸線CLと約75°をなして白色LED1から放射された弱い光L16が、凸レンズ2の入射面2aの側壁2a3(図2参照)において屈折し、次いで、凹部2a1の底部2a1a(図2参照)において屈折し、次いで、出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約57°の角度θ16をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図7(B)に示すように、照明装置の主光軸線CLと約85°をなして白色LED1から放射された弱い光L17が、凸レンズ2の入射面2aの凸部2a2(図2参照)の頂部2a2a(図2参照)において屈折し、次いで、側壁2a3(図2参照)において屈折し、次いで、凹部2a1の底部2a1a(図2参照)において屈折し、次いで、出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約52°の角度θ17をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
また、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図7(B)に示すように、照明装置の主光軸線CLと約80°をなして白色LED1から放射された弱い光L18が、凸レンズ2の入射面2aの凸部2a2(図2参照)の頂部2a2a(図2参照)において屈折し、次いで、側壁2a3(図2参照)において屈折し、次いで、凹部2a1の底部2a1a(図2参照)において屈折し、次いで、出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約59°の角度θ18をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図4および図7(C)に示すように、照明装置の主光軸線CLと約80°をなして白色LED1から放射された弱い光L19が、凸レンズ2の入射面2aの凸部2a2(図2参照)の頂部2a2a(図2参照)において屈折し、次いで、側壁2a3(図2参照)において屈折し、次いで、凹部2a1の底部2a1a(図2参照)において屈折し、次いで、出射面2bの凸状面部2b1において屈折し、照明装置の主光軸線CLと約19°の角度θ19をなして凸レンズ2の出射面2bから照射される。
以下、本発明の照明装置の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の照明装置は、後述する点を除き、上述した第1の実施形態の照明装置10とほぼ同様に構成されている。従って、第2の実施形態の照明装置によれば、後述する点を除き、上述した第1の実施形態の照明装置10とほぼ同様の効果を奏することができる。
図8は第2の実施形態の照明装置10を示した図である。詳細には、図8(A)は照明装置の主光軸線CLを含む平面によって切断された第2の実施形態の照明装置10の断面図、図8(B)は照明装置の主光軸線CLを含む平面によって切断された凸レンズ2の断面図、図8(C)は凸レンズ2の底面図(図8(B)の下側から見た図)である。図9は図8(A)に示した凸レンズ2の入射面2aの拡大断面図である。
第2の実施形態の照明装置10では、図1および図8に示すように、第1の実施形態の照明装置10と同様の白色LED1が用いられている。また、第2の実施形態の照明装置10では、図1および図8に示すように、第1の実施形態の照明装置10と同様に、白色LED1からの光を配光制御するために、例えば樹脂材料の成形によって形成された凸レンズ2が設けられている。
第1の実施形態の照明装置10では、図1および図2に示すように、凸レンズ2の入射面2aが、フレネルレンズ形状に形成されているが、第2の実施形態の照明装置10では、代わりに、図8および図9に示すように、複数のクレーター状の凹部2a1が凸レンズ2の入射面2aに形成されている。
詳細には、第2の実施形態の照明装置10では、図8および図9に示すように、複数の概略円錐台状の穴2a’(図9参照)を凸レンズ2の入射面2aに形成することによって凹部2a1が形成され、概略円錐台状の穴2a’が形成されない位置に凸部2a2が残されている。また、概略円錐台状の穴2a’の側面によって凹部2a1および凸部2a2の側壁2a3が構成されている。
更に詳細には、第2の実施形態の照明装置10では、図8および図9に示すように、半径R1(図9参照)を有する円弧を、概略円錐台状の穴2a’の中心軸線を中心に回転させることにより、凹部2a1の底部2a1aが滑らかに面取りされている。また、半径R2(図9参照)を有する円弧を、概略円錐台状の穴2a’の中心軸線を中心に回転させることにより、凸部2a2の頂部2a2aが滑らかに面取りされている。
第2の実施形態の照明装置10では、図9に示すように、隣接する2個の凹部2a1のピッチPが例えば約1mmに設定され、半径R1,R2が例えば約0.2mmに設定され、凹部2a1の深さDが例えば約0.7mmに設定されている。
換言すれば、第2の実施形態の照明装置10では、図8および図9に示すように、白色LED1からの光が入射される入射面2aが、凸レンズ2の表面のうち、白色LED1の光透過性封止部材1cに対向する位置に形成されている。
また、第2の実施形態の照明装置10では、図8および図9に示すように、凸レンズ2の入射面2aが、例えば19個の凹部2a1とそれらの間に位置する凸部2a2とを有する凹凸形状に形成されている。
更に、第2の実施形態の照明装置10では、図8(A)および図8(B)に示すように、凸レンズ2の入射面2aの凹部2a1の底部2a1aが、照明装置の主光軸線CL上に配置されている。また、凸レンズ2の出射面2bに凸状面部2b1と平面部2b2とが形成されている。更に、凸レンズ2の出射面2bの平面部2b2が、照明装置の主光軸線CL上に配置されている。
換言すれば、第2の実施形態の照明装置10では、第1の実施形態の照明装置10と同様に、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材1cの中央部1c1付近からの光L1,L2,L3,L4(図3(A)および図3(B)参照)が、照明装置の主光軸線CLと大きい角度θ1,θ2,θ3,θ4(図3(A)および図3(B)参照)をなして凸レンズ2から照射され、かつ、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材1cの外周部1c2付近からの光L5(図3(C)参照)が、照明装置の主光軸線CLと小さい角度θ5(<θ1,θ2,θ3,θ4)(図3(C)参照)をなして凸レンズ2から照射されるように、凸レンズ2の入射面2aが、複数の凹部2a1と複数の凸部2a2とを有する凹凸形状に形成されている。
つまり、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置のように、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材の外周部付近からの光が、凸レンズの入射面から凸レンズの径方向にかなり離れた位置に配置されている周辺反射面により、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材の中央部付近からの光の照射エリアの中心付近に指向せしめられるのではなく、第2の実施形態の照明装置10では、第1の実施形態の照明装置10と同様に、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材1cの外周部1c2付近からの光L5が、白色LED1の光透過性封止部材1cに対向する位置に配置されている凸レンズ2の入射面2aにより、蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材1cの中央部1c1付近からの光L1,L2,L3,L4の照射エリアの中心付近に指向せしめられる。
そのため、第2の実施形態の照明装置10によれば、第1の実施形態の照明装置10と同様に、特開2005−216782号公報の図1、図5、図8に記載された照明装置よりも凸レンズ2を小型化しつつ、凸レンズ2からの照射光の照射エリアの外周部付近に黄色の色ムラが形成されてしまうのを回避することができる。
以下、本発明の第1または第2の実施形態の照明装置10が適用される第1例について説明する。第1例では、上述した第1または第2の実施形態の照明装置10が、看板照明装置に適用される。図10は第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された看板照明装置20の一部の断面図である。
第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された看板照明装置20では、図10に示すように、第1または第2の実施形態の照明装置10が複数設けられている。つまり、照明装置の主光軸線CLと約50°をなして凸レンズ2から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線CL方向に凸レンズ2から照射される光の光度よりも高い配光特性(図4中の実線PT2)を有する照明装置10が複数設けられている。
また、第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された看板照明装置20では、図10に示すように、複数の照明装置10が照明装置の主光軸線CLに直交する方向に例えば約100mmのような間隔Aを隔てて配列されている。そのため、第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された看板照明装置20によれば、図4に破線PT1で示す配光特性を有する複数の照明装置が、照明装置の主光軸線に直交する方向に間隔Aを隔てて配列されている看板照明装置よりも、隣接する2個の照明装置10の中間の部分を明るくすることができる。
更に、第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された看板照明装置20では、図10に示すように、照明装置10の凸レンズ2からの照射光によって照射される看板21が、間隔Aの約2分の1の距離B(例えば約50mm)だけ照明装置10から照明装置の主光軸線CL方向に離間せしめられて配置されている。つまり、第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された看板照明装置20では、看板21が照明装置10から近い位置に配置されている。そのため、第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された看板照明装置20によれば、照明装置の主光軸線CL方向の看板照明装置20の寸法を小型化しつつ、隣接する2個の照明装置10の中間の部分が暗くなってしまうのを回避することができる。
以下、本発明の第1または第2の実施形態の照明装置10が適用される第2例について説明する。第2例では、上述した第1または第2の実施形態の照明装置10が、直下型液晶パネル用バックライト装置に適用される。図11は第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された直下型液晶パネル用バックライト装置30の一部の断面図である。
第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された直下型液晶パネル用バックライト装置30では、図11に示すように、第1または第2の実施形態の照明装置10が複数設けられている。つまり、照明装置の主光軸線CLと約50°をなして凸レンズ2から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線CL方向に凸レンズ2から照射される光の光度よりも高い配光特性(図4中の実線PT2)を有する照明装置10が複数設けられている。
また、第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された直下型液晶パネル用バックライト装置30では、図11に示すように、複数の照明装置10が照明装置の主光軸線CLに直交する方向に間隔Cを隔てて配列されている。そのため、第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された直下型液晶パネル用バックライト装置30によれば、図4に破線PT1で示す配光特性を有する複数の照明装置が、照明装置の主光軸線に直交する方向に間隔Cを隔てて配列されている直下型液晶パネル用バックライト装置よりも、隣接する2個の照明装置10の中間の部分を明るくすることができる。
更に、第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された直下型液晶パネル用バックライト装置30では、図11に示すように、照明装置10の凸レンズ2からの照射光によって照射される液晶パネル31が、間隔Cの約2分の1の距離Dだけ照明装置10から照明装置の主光軸線CL方向に離間せしめられて配置されている。つまり、第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された直下型液晶パネル用バックライト装置30では、液晶パネル31が照明装置10から近い位置に配置されている。そのため、第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された直下型液晶パネル用バックライト装置30によれば、照明装置の主光軸線CL方向の直下型液晶パネル用バックライト装置30の寸法を小型化しつつ、隣接する2個の照明装置10の中間の部分が暗くなってしまうのを回避することができる。
第1の実施形態の照明装置10を示した図である。 図1(A)に示した凸レンズ2の入射面2aの拡大断面図である。 図1(A)に示した断面内における光路を示した図である。 第1の実施形態の照明装置10の配光特性を示した図である。 図1(A)に示した断面内における光路を示した図である。 図1(A)に示した断面内における光路を示した図である。 図1(A)に示した断面内における光路を示した図である。 第2の実施形態の照明装置10を示した図である。 図8(A)に示した凸レンズ2の入射面2aの拡大断面図である。 第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された看板照明装置20の一部の断面図である。 第1または第2の実施形態の照明装置10が適用された直下型液晶パネル用バックライト装置30の一部の断面図である。
符号の説明
1 白色LED
1a 発光素子
1b リフレクタ
1c 光透過性封止部材
1c1 中央部
1c2 外周部
2 凸レンズ
2a 入射面
2a1 凹部
2a1a 底部
2a2 凸部
2a2a 頂部
2a3 側壁
10 照明装置

Claims (7)

  1. 青色系の光を発光する発光素子(1a)が概略すり鉢状のリフレクタ(1b)によって取り囲まれ、
    そのリフレクタ(1b)によって取り囲まれる空間に、発光素子(1a)からの青色系の光によって励起されて黄色系の蛍光を発する蛍光体を含有する光透過性封止部材(1c)が充填され、
    発光素子(1a)からの青色系の光と蛍光体からの黄色系の蛍光とが混ざった白色光を放射するように白色LED(1)が構成され、
    白色LED(1)からの光を配光制御するための凸レンズ(2)が設けられ、
    白色LED(1)からの光が入射される入射面(2a)が、凸レンズ(2)の表面のうち、白色LED(1)の光透過性封止部材(1c)に対向する位置に形成されている照明装置(10)において、
    蛍光体によって黄色系に変換される割合が低い光透過性封止部材(1c)の中央部(1c1)付近からの光(L1,L2,L3,L4)が、照明装置の主光軸線(CL)と大きい角度(θ1,θ2,θ3,θ4)をなして凸レンズ(2)から照射され、かつ、蛍光体によって黄色系に変換される割合が高い光透過性封止部材(1c)の外周部(1c2)付近からの光(L5)が、照明装置の主光軸線(CL)と小さい角度(θ5)をなして凸レンズ(2)から照射されるように、凸レンズ(2)の入射面(2a)が、複数の凹部(2a1)と複数の凸部(2a2)とを有する凹凸形状に形成されていることを特徴とする照明装置(10)。
  2. 照明装置の主光軸線(CL)を中心に照明装置の主光軸線(CL)と約10〜20°をなす複数の線分(A1,A2,A3,A4)を回転させることにより、複数の凹部(2a1)および複数の凸部(2a2)の側壁(2a3)を形成し、
    隣接する2個の環状の凸部(2a2)のピッチ(P)の約5分の1の大きさの半径(R1,R2)を有する複数の円弧を、照明装置の主光軸線(CL)を中心に回転させることにより、凹部(2a1)の底部(2a1a)と凸部(2a2)の頂部(2a2a)とを形成し、
    それにより、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度が最も高く、照明装置の主光軸線(CL)方向に凸レンズ(2)から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度の約75%になる配光特性を形成することを特徴とする請求項1に記載の照明装置(10)。
  3. 樹脂材料の成形によって凸レンズ(2)を形成し、
    隣接する2個の環状の凸部(2a2)のピッチ(P)を約1mmに設定し、
    半径(R2)が約0.2mmの円弧を、照明装置の主光軸線(CL)を中心に回転させることにより、凸部(2a2)の頂部(2a2a)を形成したことを特徴とする請求項2に記載の照明装置(10)。
  4. 凹部(2a1)の底部(2a1a)を照明装置の主光軸線(CL)上に配置し、
    凸レンズ(2)の出射面(2b)に凸状面部(2b1)と平面部(2b2)とを形成し、
    平面部(2b2)を照明装置の主光軸線(CL)上に配置したことを特徴とする請求項3に記載の照明装置(10)。
  5. 複数の概略円錐台状の穴(2a’)を凸レンズ(2)の入射面(2a)に形成することにより、複数の凹部(2a1)と複数の凸部(2a2)とを凸レンズ(2)の入射面(2a)に形成し、
    円錐台状の穴(2a’)の中心軸線を中心に複数の円弧を回転させることにより、凹部(2a1)の底部(2a1a)と凸部(2a2)の頂部(2a2a)とを形成し、
    それにより、照明装置の主光軸線(CL)と約50°をなして凸レンズ(2)から照射される光の光度が、照明装置の主光軸線(CL)方向に凸レンズ(2)から照射される光の光度よりも高い配光特性を形成することを特徴とする請求項1に記載の照明装置(10)。
  6. 請求項2〜5のいずれか一項に記載の照明装置(10)が複数設けられ、
    複数の照明装置(10)が照明装置の主光軸線(CL)に直交する方向に間隔Aを隔てて配列され、
    照明装置(10)の凸レンズ(2)からの照射光によって照射される看板(21)が、間隔Aの約2分の1の距離Bだけ照明装置(10)から照明装置の主光軸線(CL)方向に離間せしめられて配置されていることを特徴とする看板照明装置(20)。
  7. 請求項2〜5のいずれか一項に記載の照明装置(10)が複数設けられ、
    複数の照明装置(10)が照明装置の主光軸線(CL)に直交する方向に間隔Cを隔てて配列され、
    照明装置(10)の凸レンズ(2)からの照射光によって照射される液晶パネル(31)が、間隔Cの約2分の1の距離Dだけ照明装置(10)から照明装置の主光軸線(CL)方向に離間せしめられて配置されていることを特徴とする直下型液晶パネル用バックライト装置(30)。
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