JP2009193222A - 情報読出システム、情報読出方法及び情報読出用プログラム - Google Patents

情報読出システム、情報読出方法及び情報読出用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個々の利用者の操作の特徴を考慮して、次に読み出される可能性が高い情報を事前に一次記憶装置に記憶する。
【解決手段】
一次記憶装置2又は二次記憶装置3から情報を読み出し、二次記憶装置3から読み出した情報は一次記憶装置2に書き込み、一次記憶装置2から読み出した情報は読出情報とする情報読出部11と、読出情報の次に一次記憶装置2から読み出され得る情報として読出情報に関連する情報を選択し、これを先読み情報とする先読み情報選択部13と、読出情報と先読み情報とを組で記憶し、更に先読み情報が情報読出部11によって読み出された回数を先読み成功回数として記憶する読出先読み履歴記憶装置4と、先読み成功回数が多い先読み情報を優先的に選択する先読み制御部14と、先読み制御部14が選択した先読み情報を二次記憶装置3から読み出して一次記憶装置2に記憶する情報先読み部15と、を備える。
【選択図】図1

Description

情報読出システム、情報読出方法及び情報読出用プログラムに関し、特に一次記憶装置及び二次記憶装置等の複数の記憶装置で情報を記憶するシステムにおいて、二次記憶装置から情報を読み出し、一時的に一次記憶装置に情報を保存する情報読出システム、情報読出方法及び情報読出用プログラムに関する。
従来の情報読出システムは、図3に示すように、情報読出装置1と、一次記憶装置2と、二次記憶装置3から構成されている。
情報読出装置1は、一次記憶装置2又は二次記憶装置3から情報を読み出し、二次記憶装置3から読み出した情報は一次記憶装置2に書き込む情報読出部11と、情報読出部11が読み出した情報を情報読出装置1の利用者に提示する情報提示部12と、情報読出部11が読み出した情報に関連した情報を先読み情報として選択する先読み情報選択部13と、先読み情報選択部13が選択した情報を二次記憶装置3から読み出し一次記憶装置2に記憶する情報先読み部15と、情報提示部12と情報先読み部15の処理が終わると、利用者からの情報読出要求を取得し、情報読出部11に通知する情報読出要求取得部16と、から構成される。
このような構成を有する従来の情報読出システムはつぎのように動作する。
情報読出部11は、まず一次記憶装置2から情報の読み出しを試みる。
一次記憶装置2に読み出すべき情報が記憶されておらず読み出しに失敗した場合、情報読出部11は二次記憶装置3から情報を読み出し一次記憶装置3に記憶させる。
情報読出部11は、一次記憶装置2あるいは二次記憶装置3から読み出した情報を情報提示部12、及び、先読み情報選択部13に通知する。
情報提示部12では、情報読出部11から通知された情報を、情報読出装置1の利用者に提示する。
情報提示部12での提示に並行して、先読み情報選択部13は、情報読出部11から通知された情報から、情報読出装置1の利用者が次に読み出すと思われる情報を選択し情報先読み部15に通知する。
このように先読み情報選択部13で選択された情報読出装置1の利用者が次に読み出すと思われる情報を先読み情報と呼び、先読み情報を二次記憶装置3から読み出し、一次記憶装置2に記憶させることを先読みと呼ぶこととする。
情報先読み部15は、情報先読み部15に通知された先読み情報を、二次記憶装置3から読み出し一次記憶装置2に記憶させる。
情報提示部12での情報の提示と、情報先読み部15での先読み情報を一次記憶装置2に記憶させる処理が終了すると、情報読出要求取得部16が、情報読出装置1の利用者から、次にどの情報を読み出すかの指示(情報読出要求)を待ち、情報読出要求取得部16は、指示が出た時点で情報読出要求を取得し、情報読出部11に通知する。
情報読出部11は、受け取った情報読出要求で指示されている情報を一次記憶装置2あるいは二次記憶装置3から読み出す。
情報読出装置1は、このような処理を繰り返して情報を読み出す動作を行う。
特許文献1、2には、先読み情報選択部13で、先読み情報を選択する方法が記載されている。
特許文献1では、読み出した情報(HTML文書)に、その情報の作成者が、先読みすべき情報を明示的に記述しておき、先読み情報を選択するものである。
特許文献2では、読み出した情報(HTML文書)に記述されているリンク先の情報を先読み情報として選択するものである。
特開2000−057078号公報 特表2000−510978号公報
しかしながら、従来の技術では一次記憶装置に記憶された先読み情報の中で情報読出部が読み出さない情報が多いという問題がある。これは、情報の作成者が明示的に埋め込んだ指示を基に先読み情報を選択したり、情報の作成者が作った情報から自動的に先読み情報を選択するが、その際に個々の利用者の操作の特徴を考慮していないためである。
例えば、情報読出装置1がHTML文書を読み出して表示する装置である場合、HTML文書などのように他の文書との間のリンクが記述されている情報では、リンク情報に沿って先読みすべき情報を全て抽出できるが、情報読出部が読み出さない情報も先読みしてしまう。その結果、二次記憶装置3から情報読出装置1への通信量が増大し、一次記憶装置2の記憶領域も逼迫することになる。
特許文献1においては、リンク情報に先読みの指示が付与されているが、この先読みの指示は情報の作成者の意図によるものであり、必ずしも利用者の利用傾向とは合致しないという問題点がある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、個々の利用者の操作の特徴を考慮して、情報読出部が読み出す可能性が高い情報を先読み情報として一次記憶装置に記憶することができる情報読出システムを提供する。
上述の課題を解決するため、本発明に係る情報読出システムは、一次記憶装置又は二次記憶装置から情報を読み出し、前記二次記憶装置から読み出した情報は前記一次記憶装置に書き込み、前記一次記憶装置から読み出した情報は読出情報とする情報読出部と、前記読出情報を提示する情報提示部と、前記読出情報の次に前記一次記憶装置から読み出され得る情報として前記読出情報に関連する情報を選択し、該選択した情報を先読み情報とする先読み情報選択部と、前記読出情報と前記先読み情報とを組で記憶し、更に前記先読み情報が前記情報読出部によって読み出された回数を先読み成功回数として該組に付加して記憶する読出先読み履歴記憶装置と、前記先読み情報のうち、前記先読み成功回数が多い先読み情報を優先的に選択する先読み制御部と、前記先読み制御部が選択した先読み情報を二次記憶装置から読み出して一次記憶装置に記憶する情報先読み部と、を備えることを特徴とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係る情報読出方法は、一次記憶装置又は二次記憶装置から情報を読み出す手順と、前記二次記憶装置から読み出した情報を前記一次記憶装置に書き込む手順と、前記一次記憶装置情から読み出した情報を読出情報とする手順と、前記読出情報を提示する手順と、前記読出情報の次に前記一次記憶装置から読み出され得る情報として前記読出情報に関連する情報を選択し、該選択した情報を先読み情報とする手順と、前記読出情報と前記先読み情報とを組で記憶する手順と、前記先読み情報が前記一次記憶装置から読み出された回数を先読み成功回数として該組に付加して記憶する手順と、前記先読み情報のうち、前記先読み成功回数が多い先読み情報を優先的に選択する手順と、該選択した先読み情報を二次記憶装置から読み出して一次記憶装置に記憶する手順と、を備えることを特徴とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係る情報読出用プログラムは、一次記憶装置又は二次記憶装置から情報を読み出す処理と、前記二次記憶装置から読み出した情報を前記一次記憶装置に書き込む処理と、前記一次記憶装置情から読み出した情報を読出情報とする処理と、前記読出情報を提示する処理と、前記読出情報の次に前記一次記憶装置から読み出され得る情報として前記読出情報に関連する情報を選択し、該選択した情報を先読み情報とする処理と、前記読出情報と前記先読み情報とを組で記憶する処理と、前記先読み情報が前記一次記憶装置から読み出された回数を先読み成功回数として該組に付加して記憶する処理と、前記先読み情報のうち、前記先読み成功回数が多い先読み情報を優先的に選択する処理と、該選択した先読み情報を二次記憶装置から読み出して一次記憶装置に記憶する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、先読み情報選択部は、読出情報の次に一次記憶装置から読み出され得る情報として読出情報に関連する情報を選択し、選択した情報を先読み情報とし、読出先読み履歴記憶装置は、先読み情報情報読出部によって読み出された回数を先読み成功回数として記憶し、先読み制御部は、先読み成功回数が多い先読み情報を優先的に選択することにより、個々の利用者の操作の特徴を考慮して、情報読出部が読み出す可能性が高い情報を先読み情報として一次記憶装置に記憶することができる情報読出システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る情報読出システムの機能ブロック図である。
図1を参照すると、本発明の実施の形態に係る情報読出システムは、情報読出装置1と一次記憶装置2、二次記憶装置3、読出先読み履歴記憶装置4とから構成されている。
情報読出装置1は、情報読出装置1は、一次記憶装置2又は二次記憶装置3から情報を読み出し、二次記憶装置3から読み出した情報は一次記憶装置2に書き込む情報読出部11と、情報読出部11が読み出した情報を情報読出装置1の利用者に提示する情報提示部12と、情報読出部11が読み出した情報に関連した情報を先読み情報として選択し、読み出した情報と先読み情報を、読出先読み履歴記憶装置4に記憶させる先読み情報選択部13と、先読み情報選択部13で選択された先読み情報から、実際に先読みする先読み情報を、読出先読み履歴記憶装置4に記憶されている履歴を使って取捨する先読み制御部14と、先読み制御部14が取捨した先読み情報を二次記憶装置3から読み出し一次記憶装置2に記憶する情報先読み部15と、情報提示部12と情報先読み部15の処理が終わると、情報読出装置1の利用者からの情報読出要求を取得し、情報読出部11に通知するとともに、読出先読み履歴記憶装置4に記憶させる情報読出要求取得部16と、を備える。
次に、図1を参照して本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。
情報読出部11は、まず一次記憶装置2から情報(A)の読み出しを試み、情報(A)が一次記憶装置2に記憶が記憶されている場合、情報読出部11は、この情報(A)を一次記憶装置2から読み出す。ここで、情報(A)とは、情報読出部11が一次記憶装置2から読み出すべき情報であって、読出情報と呼ばれるものであるが、文中での識別を容易とするため便宜的に情報(A)と記載する。
一方で、一次記憶装置2に情報(A)が記憶されておらず、情報読出部11が一次記憶装置2からの読み出しに失敗した場合、情報読出部11は二次記憶装置3から情報(A)を読み出し、一次記憶装置2に記憶させる。なお、一次記憶装置2又は二次記憶装置3から読み出された情報(A)は、情報提示部12と先読み情報選択部13とに通知される。
情報提示部12では、情報読出部11から通知された情報(A)を、情報読出装置1の利用者に提示し、更に情報(A)を情報読出要求取得部16に通知する。
情報提示部12での提示に並行して、先読み情報選択部13は、情報読出部11から通知された情報(A)から、情報読出装置1の利用者が次に読み出すと思われる情報(B)を選択し、情報(A)及び情報(B)を先読み制御部14に通知する。
情報(B)は、読出情報である情報(A)に対して一つとは限らない。本実施の形態では、情報(B1)、情報(B2)、情報(B3)の3つの情報が選択されたものとして説明する。
情報(B)のように先読み情報選択部13で選択された情報読出装置1の利用者が次に読み出すと思われる情報を先読み情報と呼び、先読み情報を二次記憶装置3から読み出し、一次記憶装置2に記憶させることを先読みと呼ぶこととする。
また、先読み情報選択部13は、読出先読み履歴記憶装置4に、図2の表に示すような(読出情報、先読み情報)の形式で記憶する。
本実施の形態では、(読出情報、先読み情報)=(情報(A)、情報(B1))、(情報(A)、情報(B2))、(情報(A)、情報(B3))として記憶する。この場合、既に同じ組が存在していても、同一の組をそのまま記憶し続ける。又、新たに記憶された組に対しては先読み成功回数を0回として記憶する。
先読み制御部14は、先読み情報選択部13から通知された(読出情報、先読み情報)の組について、読出先読み履歴記憶装置4から、その組の先読み成功回数を読み出し、先読み制御部14は、情報先読み部15に先読み成功回数の多い順に読出情報(A)と先読み情報(B)の組を通知する。図2の場合、(読出情報、先読み情報)=(情報(A)、情報(B1))、(情報(A)、情報(B2))、(情報(A)、情報(B3))が先読み情報選択部13から先読み制御部14に通知され、先読み制御部14からは、先読み成功回数の多い順に(情報(A)、情報(B2))、(情報(A)、情報(B3))、(情報(A)、情報(B1))の順で情報先読み部15に通知される。
情報先読み部15は、情報先読み部15に通知された先読み情報(B)を、通知された順に二次記憶装置3から読み出し、一次記憶装置2に記憶させる。
図2の場合、情報(B2)、情報(B3)、情報(B1)の順に二次記憶装置3から読み出し、これらの情報を一次記憶装置2に記憶させることになる。
情報先読み部15は、全ての先読み情報(B)を二次記憶装置3から読み出し一次記憶装置2に記憶させ終わった時点で動作を終了する。
この場合、情報先読み部15は、ある一定量の先読み情報(B)を二次記憶装置3から読み出し一次記憶装置2に記憶させ終わった時点で動作を終了してもよい。
又は、情報先読み部15は、情報読出要求取得部16に情報読出装置1の利用者から情報読出要求が出た時点で動作を終了してもよい。
一方で、情報提示部12は、上述のように情報読出部11から通知された情報(A)を、情報読出装置1の利用者に提示し、更に情報(A)を情報読出要求取得部16に通知するが、この情報読出装置1の利用者に情報を提示する処理が終了すると、情報読出要求取得部16は、情報読出装置1の利用者から、次にどの情報を読み出すかの指示(情報読出要求)を待ち、この情報読出要求を情報読出部11に通知する。
また、情報読出要求取得部16は、この情報読出要求において読み出しが要求されている情報が例えば情報(C)であって、読出先読み履歴記憶装置4に、(読出情報、先読み情報)=(情報(A)、情報(C))の組があれば、その先読み成功回数を1つ上げる。
図2の場合では、情報読出要求で読み出しを要求されている情報、情報(C)が情報(B2)であったとすると、(情報(A)、情報(B2))の組の先読み成功回数を図2の表に書いてある3から4に1つ上げることになる。
情報読出部11は、受け取った情報読出要求で読み出しを要求されている情報(C)を、上述した動作と同じく一次記憶装置2あるいは二次記憶装置3から読み出す。情報読出装置1はこのような処理を繰り返して情報を読み出す動作を行う。
このように、読出先読み履歴記憶装置4に記憶された履歴により、先読み成功回数の高いリンク情報、すなわち利用者が過去に選択した回数が多いリンク先を選んで先読みすることで、通信量や一次記憶装置2の記憶領域の消費を低減させることができるとともに、利用者の利用傾向を反映させることが出来るようになる。
又、リンク先が記述されていない任意の情報でも、その情報の読出システムの操作仕様から先読み情報選択部13にて先読みすべき情報を選択することができる。
例えば、情報読出装置1がスケジュール情報を表示する装置で、ある月のスケジュール情報を取り込み表示させたときには、そのスケジュール表示装置の情報読出要求取得部16として先月、翌月への遷移メニュー、ボタンが用意されていたとすると、先読み情報選択部13では、先読みすべき情報として、先月、翌月のスケジュール情報が選択されるようにするとよい。このスケジュール表示装置のある利用者は、先月への遷移をせず、翌月ばかりに遷移させていると、読出、先読み履歴から翌月のスケジュール情報を優先的に先読みさせることになり、先月のスケジュール情報を無駄に先読みすることが無くなる。
これまでは、情報読出装置の利用者は人間であることを想定して記述しているが、情報読出装置の利用者がプログラムであってもよい。
プログラムが情報読出装置1を使って情報を読み出す場合、情報読出部11が一次記憶装置1あるいは二次記憶装置3から情報を読み出し、情報提示部12はプログラムに対し、読み出した情報を提示する。
次の情報を読み出す時には、情報読出要求取得部16は、プログラムが必要な情報について、プログラムからの読出要求を取得し、情報読出部11に通知する。
本発明によれば、一次記憶装置と二次記憶装置に分かれて情報を記憶し、二次記憶装置にはすべての情報を、一次記憶装置には利用可能性の高い情報を一時的に記憶する形態の情報読出システムに適用でき、特に、一次記憶装置をクライアント内に、二次記憶装置をサーバに配置したクライアント、サーバ構成のシステムに適している。又は、HTMLブラウザにおけるWeBサーバとプロキシの構成にも適している。
本発明の実施の形態に係る情報読出システムの機能ブロック図である。 読出先読み履歴記憶装置4で記憶される読出情報、先読み情報の例である。 従来技術に係る情報読出システムの機能ブロック図である。
符号の説明
1 情報読出装置
2 一次記憶装置
3 二次記憶装置
4 読出先読み履歴記憶装置
11 情報読出部
12 情報提示部
13 先読み情報選択部
14 先読み制御部
15 情報先読み部
16 情報読出要求取得部

Claims (10)

  1. 一次記憶装置と二次記憶装置とを有する情報読出システムであって、
    前記一次記憶装置又は前記二次記憶装置から情報を読み出し、前記二次記憶装置から読み出した情報は前記一次記憶装置に書き込み、前記一次記憶装置から読み出した情報は読出情報とする情報読出部と、
    前記読出情報を提示する情報提示部と、
    前記読出情報の次に前記一次記憶装置から読み出され得る情報として前記読出情報に関連する情報を選択し、該選択した情報を先読み情報とする先読み情報選択部と、
    前記読出情報と前記先読み情報とを組で記憶し、更に前記先読み情報が前記情報読出部によって読み出された回数を先読み成功回数として該組に付加して記憶する読出先読み履歴記憶装置と、
    前記先読み情報のうち、前記先読み成功回数が多い先読み情報を優先的に選択する先読み制御部と、
    前記先読み制御部が選択した先読み情報を二次記憶装置から読み出して一次記憶装置に記憶する情報先読み部と、
    を備えることを特徴とする情報読出システム。
  2. 前記情報読出システムは、
    情報の読み出しに係る要求を取得し、該要求を前記情報読出部に通知する情報読出要求取得部を、更に備え、
    前記情報読出部は、前記要求に基づいて前記一次記憶装置又は前記二次記憶装置から情報を読み出し、
    前記情報読出要求取得部は、前記要求に基づいて前記情報読出部が読み出す情報と前記先読み情報とが合致した場合、該合致した場合の回数を、前記先読み成功回数として前記組に付加して記憶するように前記読出先読み履歴記憶装置を制御すること、を特徴とする請求項1に記載の情報読出システム。
  3. 前記先読み制御部は、前記先読み選択部が選択した先読み情報を前記先読み成功回数の多い順に並べ替え、
    前記情報先読み部は、前記先読み成功回数の多い順に、前記二次記憶装置から先読み情報を読み出して前記一次記憶装置に書き込むことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報読出システム。
  4. 前記情報読出システムは、前記一次記憶装置、前記二次記憶装置、前記読出先読み履歴記憶装置及び情報読出装置を備え、
    前記情報読出装置は、
    前記情報読出部と、
    前記情報提示部と、
    前記先読み情報選択部と、
    前記先読み制御部と、
    前記情報先読み部と、
    前記情報読出要求取得部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報読出システム。
  5. 一次記憶装置と二次記憶装置とから情報を読み出す情報読出方法であって、
    前記一次記憶装置又は前記二次記憶装置から情報を読み出す手順と、
    前記二次記憶装置から読み出した情報を前記一次記憶装置に書き込む手順と、
    前記一次記憶装置情から読み出した情報を読出情報とする手順と、
    前記読出情報を提示する手順と、
    前記読出情報の次に前記一次記憶装置から読み出され得る情報として前記読出情報に関連する情報を選択し、該選択した情報を先読み情報とする手順と、
    前記読出情報と前記先読み情報とを組で記憶する手順と、
    前記先読み情報が前記一次記憶装置から読み出された回数を先読み成功回数として該組に付加して記憶する手順と、
    前記先読み情報のうち、前記先読み成功回数が多い先読み情報を優先的に選択する手順と、
    該選択した先読み情報を二次記憶装置から読み出して一次記憶装置に記憶する手順と、
    を備えることを特徴とする情報読出方法。
  6. 前記情報読出方法は、
    情報の読み出しに係る要求を取得する手順を、更に備え、
    前記一次記憶装置又は前記二次記憶装置から情報を読み出す手順は、前記要求に基づくものであることと、
    前記先読み情報が前記一次記憶装置から読み出された回数を先読み成功回数として該組に付加して記憶する手順は、前記要求に基づいて読み出した情報と前記先読み情報とを比較し、前記要求に基づいて読み出した情報と前記先読み情報とが合致した場合、該合致した場合の回数を、前記先読み成功回数として前記組に付加して記憶すること、
    を特徴とする請求項5に記載の情報読出方法。
  7. 前記先読み情報のうち、前記先読み成功回数が多い先読み情報を優先的に選択する手順は、前記先読み成功回数の多い順に前記先読み情報を並べ替えることと、
    選択した先読み情報を二次記憶装置から読み出して一次記憶装置に記憶する手順は、前記先読み成功回数の多い順に、前記二次記憶装置から先読み情報を読み出して前記一次記憶装置に書き込むことと、
    を特徴とする請求項5又は6に記載の情報読出方法。
  8. 一次記憶装置と二次記憶装置とから情報を読み出す情報読出用プログラムであって、
    前記一次記憶装置又は前記二次記憶装置から情報を読み出す処理と、
    前記二次記憶装置から読み出した情報を前記一次記憶装置に書き込む処理と、
    前記一次記憶装置情から読み出した情報を読出情報とする処理と、
    前記読出情報を提示する処理と、
    前記読出情報の次に前記一次記憶装置から読み出され得る情報として前記読出情報に関連する情報を選択し、該選択した情報を先読み情報とする処理と、
    前記読出情報と前記先読み情報とを組で記憶する処理と、
    前記先読み情報が前記一次記憶装置から読み出された回数を先読み成功回数として該組に付加して記憶する処理と、
    前記先読み情報のうち、前記先読み成功回数が多い先読み情報を優先的に選択する処理と、
    該選択した先読み情報を二次記憶装置から読み出して一次記憶装置に記憶する処理と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報読出用プログラム。
  9. 前記情報読出用プログラムは、
    情報の読み出しに係る要求を取得する処理を、更に備え、
    前記一次記憶装置又は前記二次記憶装置から情報を読み出す処理は、前記要求に基づくものであることと、
    前記先読み情報が前記一次記憶装置から読み出された回数を先読み成功回数として該組に付加して記憶する処理は、前記要求に基づいて読み出した情報と前記先読み情報とを比較し、前記要求に基づいて読み出した情報と前記先読み情報とが合致した場合、該合致した場合の回数を、前記先読み成功回数として前記組に付加して記憶すること、
    を特徴とする請求項8に記載の情報読出用プログラム。
  10. 前記先読み情報のうち、前記先読み成功回数が多い先読み情報を優先的に選択する処理は、前記先読み成功回数の多い順に前記先読み情報を並べ替えることと、
    選択した先読み情報を二次記憶装置から読み出して一次記憶装置に記憶する処理は、前記先読み成功回数の多い順に、前記二次記憶装置から先読み情報を読み出して前記一次記憶装置に書き込むことと、
    を特徴とする請求項8又は9に記載の情報読出用プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013077046A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Fujitsu Ltd データ格納制御装置、データ格納制御プログラムおよびデータ格納制御方法

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