JP2009193039A - 販促用等の表示具 - Google Patents

Abstract

【課題】 風がどのような方向から吹いても左右方向にのみ揺動して注意を惹き、宣伝効果や装飾効果が充分発揮できるようにした販促用等の表示具を提供すること。
【解決手段】 表示札を装着するための鳩目または紙クリップに２本のバネ線を固着し、各バネ線の他端をそれぞれバネクリップの２箇所の握り部の前後に固着したことを特徴とする。
【選択図】図１

Description

取付けた広告又は装飾等の表示板が風等の僅かな外力によって左右に揺動して注意を惹き、スーパー等の店舗で商品の広告又は店内、外の宣伝、装飾等を助長することに適した販促用等の表示具に関するものである。

従来より広告又は装飾等の表示板を取付けて商品の広告又は店内、外の装飾等を助長する表示具は多数知られている。

その一例として、表示板の一部にコイルスプリングの一端を固着し、他端を取付個所に適宜固着するようにしたものがあるが、コイルスプリングの場合、風等の僅かな外力によって前後左右どの方向にも揺動するため、表示板が捻ったりして表示内容が正しく認識されず、表示板による宣伝効果や装飾効果が充分発揮されないという問題点があった。

本発明は、上記従来技術の問題点を解決するために、風がどのような方向から吹いても左右方向にのみ揺動して注意を惹き、宣伝効果や装飾効果が充分発揮できるようにした販促用等の表示具を提供することを目的とするものである。

本発明に係る表示具は、表示札を装着するための鳩目または紙クリップに２本のバネ線を固着し、各バネ線の他端をそれぞれバネクリップの２箇所の握り部の前後に固着したことを特徴とするものである。

発明の作用

本発明では、２本のバネ線が重なる前後方向の抗力は左右方向よりも大きいため、表示札は左右にのみ揺動する。

図１は、本発明表示具に表示札を取り付けた状態の正面図、図２は、同側面図、図３は、本発明表示具の表示札を変えた状態の正面図である。

図において、１は、表示板Ａを固着するための鳩目で、その鳩目１の前後に２本のバネ線２、２の一端がそれぞれ溶着固定されており、各バネ線の他端をそれぞれバネクリップ３の２箇所の握り部３−１、３−１の前後に溶着固定したものである。

図１のように表示板Ａを赤や青で着色した合成樹脂製の手形板とし、店舗外のフェンス等の被着物Ｂにバネクリップ３で挟んで取り付ければ、来店される顧客の注意を惹き、手形板が左右に揺れることによって顧客を歓迎するという意味が伝わり、購買意欲の促進を図れるものである。

また、図３のように鳩目１の代わりに紙を挟める紙クリップとし、表示板Ａを「今売れています」、「特売」等の文字や絵を表記した商品案内板を紙クリップ１に挟み、該当商品売場の棚板等にバネクリップ３で挟んで取り付ければ、商品案内板が左右に揺れて注意を惹き、店舗内の商品宣伝の効果が上がるものである。

発明の効果

以上述べた如く、本発明に係る販促用等の表示具によれば、表示札を装着するための鳩目または紙クリップに２本のバネ線を固着し、各バネ線の他端をそれぞれバネクリップの２箇所の握り部の前後に固着したもので、２本のバネ線が重なる前後方向の抗力が左右方向よりも大きくなるようにして、表示札が左右にのみ揺動するようにしてあるため、従来の表示具のように表示板が捻ったりして表示内容が正しく認識されず、表示板による宣伝効果や装飾効果が充分発揮されないという問題点が解消でき、スーパー等の店舗での商品の広告又は店内、外の宣伝、装飾等を助長することに最適な販促用等の表示具といえるものである。

また、表示板を支持するものにバネ線を使用してあるので、どの方向に折り曲げても使用することができ、展示方法の変化をつけることができる効果もある。

本発明表示具に表示札を取り付けた状態の正面図である。 同側面図である。 本発明表示具の表示札を変えた状態の正面図である。

符号の説明

１ 鳩目又は紙クリップ
２ バネ線
３ バネクリップ

Claims (1)

1. 表示札を装着するための鳩目または紙クリップに２本のバネ線を固着し、各バネ線の他端をそれぞれバネクリップの２箇所の握り部の前後に固着したことを特徴とする販促用等の表示具。

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