JP2009192284A - 分光ユニット、分光分析装置及び波長分割多重伝送システム - Google Patents

分光ユニット、分光分析装置及び波長分割多重伝送システム Download PDF

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Abstract


【課題】 必要な波長の光を取り出すことができる小型化された分光ユニットを提供する。
【解決手段】 分光ユニット(30)は、光学素子(CL)の光軸外の領域の光線を入射させるスリット(SL1)を有する遮光部(34)と、スリット(SL1)を通過し光学素子(CL)で屈折した光線を入射させる開口(AP1)を有する開口遮蔽部(35)と、開口(AP1)を通過した光線を受光する受光部(SS)と、光学素子(CL)及び遮光部(34)と開口遮蔽部(35)及び受光部(SS)とを相対的に移動させる駆動部(24)と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光の波長に基づいて分光する分析ユニットに関し、より詳細には、簡易な構造の分光ユニット並びにこれを用いた分光分析装置及び波長分割多重伝送システムに関する。
各種装置、システム等に分光機能を付加するための手段としては、まずグレーティング又は分散プリズムとCCD検出器とから構成したものがあり、これらの分光器では高速で簡単に分光スペクトルを得ることができる。また、蛍光等の微弱光を高感度で検出する場合には、目的波長のみを通過させる複数のフィルターとPMT(光電子増倍管)を検出器とした構成したものも使用されている。
更に、これらの構成を用いずに簡単に分光機能を付加する装置として、特許文献1では、試料からの光を色収差レンズにより収束すると共に、収束された光が通過するように配置したピンホールを、波長に応じて色収差レンズの光軸に沿って移動させる構成とし、ピンホールからの透過光を光検出器により検出するように構成したものが提案されている。その中でも、同軸落射照明方式を採用する蛍光分光分析装置においては、励起光と蛍光とが同光軸上にあるため、検出対象が発する蛍光以外の光、たとえば反射光や散乱光などの影響を排除する必要があり、検出対象の波長の光線のみを取り出すために回析格子分光器やプリズム分光器、あるいは干渉フィルターなどを用いることが必要である。
一方、ブロードバンドインターネットサービスを享受できる環境が整備され通信需要の増大に対応するため、バックボーンネットワークでは、波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing:)技術を用いた超大容量光通信システムが用いられている。特許文献2に開示される波長多重光は、回折格子等により波長に応じて異なる角度方向に分離された後、各波長の光がレンズにより異なる位置に集光される。各波長チャネルの集光位置には、チャネル数に対応した複数個のMEMSミラーを備えたデジタルミラーデバイスが配置されており、それで各波長チャネルは、対応するMEMSミラーでそれぞれ反射され目的の出力ポートにそれぞれ導かれる。
特開2007−271528号公報 米国特許第6549699号明細書
しかしながら、特許文献1のような分光機能を付加する装置は、回析格子分光器やプリズム分光器を用いているため装置の大型化が避けられないという問題があり、また、干渉フィルターを用いた装置においても、測定波長が変更されるたびに複数の干渉フィルターを切り換えなければならず、またその測定可能な波長も固定的であるという問題があった。
また、特許文献2の光通信システムのように、MEMSミラーで各波長チャネルに反射させることは、複数の出力ファイバーにそれぞれ対応させて個別に光タップを設けることが必要になるため、光部品点数の増大によるモジュールサイズの大型化およびコストアップが問題となる。
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、本発明は、より小型化され簡易化された分光ユニット、これを用いた分光分析装置及び波長分割多重伝送システムを提供することを目的とする。
第1の観点の光学素子を使った分光ユニットは、高分散性を有する屈折光学素子の光軸外の領域の光線を入射させるスリットを有する遮光部と、スリットを通過し屈折光学素子で屈折した光線を入射させる開口を有する開口遮蔽部と、開口を通過した光線を受光する受光部と、屈折光学素子及び遮光部と開口遮蔽部及び受光部とを相対的に移動させる駆動部と、を備える。
この構成によれば、屈折光学素子及び遮光部と開口遮蔽部及び受光部とを相対的に移動させることにより広範囲な波長を含む光を狭い範囲の波長領域の光に分光することができる。屈折光学素子及び遮光部は簡易な構造であり、また開口遮蔽部及び受光部も簡易な構造であるため、小型化した分光ユニットを提供することができる。
第2の観点の分光ユニットは、高分散性を有する屈折光学素子の光軸外の領域の光線を入射させる第1スリットを有する第1遮光部と、第1スリットを通過し屈折光学素子で屈折した光線が入射するとともに、入射した光線を反射させる反射部と、屈折光学素子及び第1遮光部と反射部とを相対的に移動させる駆動部と、を備える。
この構成によれば、屈折光学素子及び第1遮光部と反射部とを相対的に移動させることで広範囲な波長を含む光を狭い範囲の波長領域の光に分光することができる。第1遮光部と反射部は簡易な構造であるため、小型化した分光ユニットを提供することができる。
第3の観点の分光分析装置は、照明光を照射することにより分析対象からの光線を入射する高分散性を有する屈折光学素子と、屈折光学素子の光軸外の領域の光線を入射させるスリットを有する遮光部と、スリットを通過し屈折光学素子で屈折した光線を入射させる開口を有する開口遮蔽部と、開口を通過した光線を受光する受光部と、屈折光学素子及び遮光部と開口遮蔽部及び受光部とを相対的に移動させる駆動部と、を備える。
この構成によれば、屈折光学素子及び遮光部と開口遮蔽部及び受光部とを相対的に移動させることで、分析対象からの光線を簡易な構造で複数の波長領域の光に分光することができる。
第4の観点の分光分析装置は、照明光を照射することにより分析対象からの光線を入射する高分散性を有する屈折光学素子と、屈折光学素子の光軸外の領域の光線を入射させる第1スリットを有する第1遮光部と、第1スリットを通過し光学素子で屈折した光線が入射するとともに、入射した光線を反射させる反射部と、反射部からの光線を受光する受光部と、屈折光学素子、第1遮光部及び受光部と反射部とを相対的に移動させる駆動部と、を備える。
この構成によれば、屈折光学素子、第1遮光部及び受光部と反射部とを相対的に移動させることで、分析対象からの光線を簡易な構造で複数の波長領域の光に分光することができる。
第5の観点は、波長多重光を波長成分毎に伝送路を切り替えて通信を行う波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing: WDM)伝送システムである。波長多重光を入射する高分散性を有する屈折光学素子と、この屈折光学素子の光軸外の領域の波長多重光を入射させる第1スリットを有する第1遮光部と、第1スリットを通過し屈折光学素子で屈折した波長多重光が入射するとともに、入射した波長多重光を反射させる反射部と、波長成分毎に伝送路を切り替えるため、屈折光学素子及び第1遮光部と反射部とを相対的に移動させる駆動部と、を備える。
この構成によれば、屈折光学素子及び第1遮光部と反射部とを相対的に移動させることで、波長多重光から必要な波長成分ごとに切り替えることができる。屈折光学素子及び第1遮光部は簡易な構造でありまた反射部も簡易な構造であるため、小型化した伝送システムを提供することができる。
上述したように、小型化された分光ユニットで必要な波長の光を取り出すことができ、これを用いた分光分析装置で蛍光分析したり、波長分割多重伝送システムで任意の波長チャネルを選択したりすることができる。
<第1実施形態>
以下、本発明を図面に示した実施の形態をもって説明する。
図1は、第1実施形態の蛍光分光分析装置100の概略図を示す。
第1実施形態の蛍光分光分析装置100は、筐体11によって外部からの光が遮断された空間内に、励起光発生部10、ビームスプリッター12及び第1分光ユニット30を含んで構成されている。
励起光発生部10は、励起光を平行光線として照射するものであり、励起光発生部10が照射する励起光は、ビームスプリッター12を経て対物レンズ16に入射するように構成されている。励起光発生部10は、キセノンランプ等を光源とする平行光線を形成する周知の光学系から構成することもでき、レーザー装置とビームエキスパンダによって構成することもできる。
ビームスプリッター12は、光束を二つに分割するものであり、入射した光の一部を反射し、一部を透過させる機能を備えている。ビームスプリッター12に導入された励起光の一部は、ビームスプリッター12によって光路を変えられ、対物レンズ16に入射する。対物レンズ16に入射した平行光線は、対物レンズ16を透過して該レンズの焦点に収束する。対物レンズ16の焦点面にサンプルSAが配置されている。したがって、対物レンズ16によって収束された励起光は、サンプルSAの極小領域を照射することができる。なお、照射光学系は、サンプルSAの極小領域について励起光を照射しうる構成であればよく、たとえば、サンプルにレーザー光を直接スポット照射することもでき、また、励起光をサンプルに対して裏側又は斜め方向から照射することもできる。
励起光によって照射されたサンプルSAは蛍光を発し、発せられた蛍光は対物レンズ16を透過した後、再び平行光線となってビームスプリッター12に入射し、その一部は透過して第1分光ユニット30に入射する。第1分光ユニット30に入射した蛍光は、その後開口遮蔽部35に形成された第1スリット開口AP1を通過し光検出器SSに収束することになる。光検出器SSは、微弱な蛍光を検出することができるよう、光電子増倍管等の高感度の検知器を含んで構成され、蛍光は光検出器SSの光電子増倍管によって増幅されて検出される。
光検出器SSからの信号出力はコンピュータ20に送信され、コンピュータ20は蛍光の画像をモニタに表示させる。また、コンピュータ20は第1分光ユニット30を駆動させる。
<<実施例1>>
図2は、実施例1の第1分光ユニット30の概念図であり、(a)は第1分光ユニット30の断面図で(b)は第1分光ユニット30の斜視図である。第1分光ユニット30は大きく分けて第1スリット可動部38と第1開口可動部39とから構成される。
第1スリット可動部38内の第1光軸遮光部34は、光軸OAを通る光線が光検出器SS例えば一次元ラインセンサに到達することを阻止する遮蔽物として機能するものである。図2(b)に示すように、第1光軸遮光部34は、シリンドリカルレンズCLの軸CLAの方向に伸びるスリット孔SL1を2箇所に有している。例えば第1光軸遮光部34は、直線状のスリット孔SLの領域を除いて平板ガラスにクロム蒸着物質を蒸着して形成したり、直線状のスリット孔SL1を開けた黒く塗装した金属板を使用したりすることができる。
第1スリット可動部38内のシリンドリカルレンズCLは、光の色、すなわち光の波長による屈折率差の大きいレンズであり、たとえば、50nmの波長の差がある2種の光線が透過した際、それぞれの光線を光軸上において0.5mm以上の距離をもって離間した位置に収束させることが可能なシリンドリカルレンズであることが好ましい。具体的にはシリンドリカルレンズCLのアッベ数は25以下であることが好ましい。
図2では第1光軸遮光部34とシリンドリカルレンズCLとが別個に描かれているがシリンドリカルレンズCLの平面側に、直線状のスリット孔SL1の領域を除いてクロム蒸着物質を蒸着して構成することもできる。第1光軸遮光部34は光軸OAを通る光線を遮蔽しているため光検出器SSに入射する光量を少なくするが、シリンドリカルレンズCLと直線状のスリット孔SL1とを用いることで、同じ波長の光線が光検出器SS、例えば一次元に並んだ光電子増倍管などに入射する量をできるだけ多くしている。
図2(a)に示すように、第1光軸遮光部34を通過してシリンドリカルレンズCLに入射した平行光線は、シリンドリカルレンズCLにより屈折して第1開口可動部39に入射する。図2(b)に示すように、第1開口可動部39内の開口遮蔽部35は、直線状のスリットSL1と長手方向が同じ長さで幅が狭くなった第1スリット開口AP1を光軸OA上に有している。開口遮蔽部35も、直線状のスリット孔SL1の領域を除いて平板ガラスにクロム蒸着物質を蒸着して形成したり、スリット孔SL1を開けた黒く塗装した金属板を使用したりすることができる。第1開口可動部39内の光検出器SSは、光検出器SSの受光面に第1開口AP1を設けることで開口遮蔽部35と一体にしても良い。
第1スリット可動部38及び第1開口可動部39は、ユニット制御部22及びユニット駆動部24によって光軸OA方向に相対的に移動可能である。操作者がキーボードなどから入力する入力信号に基づいて、コンピュータ20がユニット制御部22に制御信号を送ることによって、第1スリット可動部38又は第1開口可動部39の少なくとも一方が移動する。
図3は、第1分光ユニット30における軸上色収差による分光を説明する図である。
第1光軸遮光部34を透過して入射した蛍光FSのうち、上段に示すように青色光のような短波長の蛍光FS1がシリンドリカルレンズCLを透過した場合、蛍光FS1は、赤色光のような長波長の蛍光FS2より大きく屈折するため、長波長の焦点F2よりもシリンドリカルレンズCL側寄りの光軸OA上の焦点F1に集光する。一方、赤色光のような長波長の蛍光FS1は、下段に示すようにシリンドリカルレンズCLを透過して光軸OA上の焦点F2に集光する。すなわち、シリンドリカルレンズCLにおいては、距離ΔFの軸上色収差が生じている。
蛍光分光分析装置100において、短波長の蛍光FS1を観測する場合は、図3の上段に示すように、開口遮蔽部35に形成された第1スリット開口AP1を焦点F1の位置に合わせることによって蛍光FS1を光検出器SSに導くことができる。この際、迷光をはじめとする蛍光FS1以外の光のほとんどは開口遮蔽部35の壁面によって、吸収、反射されて光検出器SSへの進入を阻止される。一方、長波長の蛍光FS2を観測する場合は、開口遮蔽部35に形成された第1スリット開口AP1を焦点F2の位置に合わせることによって蛍光FS2を光検出器SSに導くことができる。
開口遮蔽部35に形成される第1スリット開口AP1の大きさは、シリンドリカルレンズCLの球面収差に関連して光量損失が小さくなるように設計することが好ましい。ピンポールPHの大きさをなるべく小さく設計し得るように、シリンドリカルレンズCLの球面収差が小さくなるように設計することが、S/N比の向上のために好ましい。
このような簡易な構造で蛍光FSを分光することができるため、小型化しやすい。
<<実施例2>>
図4は、実施例2の第2分光ユニット130の概念図であり、(a)は第2分光ユニット130の断面図で(b)は第2分光ユニット130の斜視図である。第2分光ユニット130は大きく分けて第2スリット可動部138と第1開口可動部39とから構成される。
第1分光ユニット30の第1スリット可動部38と異なり、第2分光ユニット130の第2スリット可動部138は、円環形状のスリットSL2を有する第2光軸遮光部134と円形形状の高分散のレンズLENとから構成される。円環形状のスリットSL2は光軸OAに関して形成されており、同じ波長の光線は高分散のレンズLENによって同一焦点を結ぶ。つまり、第2光軸遮光部134を透過して入射した蛍光FSのうち、同じ波長の蛍光FSが高分散のレンズLENを透過した場合、蛍光FSは光軸OA上の焦点に集光する。図4(b)に示すように、第1開口可動部39内の開口遮蔽部35は、光軸OA上に円形のピンホールPHを有している。
第1スリット可動部38の直線状のスリット孔SL1の開口面積と比べ、円環形状のスリットSL2の開口面積は大きくしやすい。つまり、スリット幅Wが同じであれば円環形状のスリットSL2の開口面積が大きくなるため、光検出器SSに入射する光量を増やすことができる。
円環形状のスリットSL2であるため、円形形状の高分散のレンズLENで蛍光FSを集光する。高分散レンズLEN、すなわち光の波長による屈折率差の大きいレンズであり、軸上色収差が大きいため、第2スリット可動部138と第1開口可動部39との距離を変えることで、波長ごとの分光を行うことができる。このような簡易な構造で蛍光FSを分光することができるため、小型化しやすい。なお、実施例1と同様に、ユニット制御部22及びユニット駆動部24によって、第2スリット可動部138又は第1開口可動部39の少なくとも一方が移動する。
<<実施例3>>
図5は、実施例3の第3分光ユニット230の概念図であり、(a)は第3分光ユニット130の断面図で(b)は第3分光ユニット230の斜視図である。第3分光ユニット230は大きく分けて第3スリット可動部238と第1開口可動部39とから構成される。
第1分光ユニット30の第1スリット可動部38と異なり、第3分光ユニット230の第3スリット可動部238は、高分散のプリズムPRとから構成される。同じ波長の光線は高分散のプリズムPRによって同一方向に屈折する。つまり、第1光軸遮光部34を透過して入射した蛍光FSのうち、同じ波長の蛍光FSが高分散のプリズムPRを透過した場合、蛍光FSは同一方向に屈折する。
プリズムPRは、シリンドリカルレンズCLのように集光しないため蛍光FSが光検出器SSに入る光量が少なくなるが、第3スリット可動部238と第1開口可動部39との距離を変えることで、波長ごとの分光を行うことができる。なお、プリズムPRは集光能力がないので開口遮蔽部35に形成された第2スリット開口AP2は直線状のスリットSL1と長手方向が同じ長さで幅も同じ形状である。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態の第2蛍光分光分析装置110の概略図を示す。第1実施形態の蛍光分光分析装置100と同じ部材には同じ符号を付す。
第2実施形態の蛍光分光分析装置110は、筐体11によって外部からの光が遮断された空間内に、励起光発生部10、ビームスプリッター12及び第4分光ユニット330を含んで構成されている。
サンプルSAからの蛍光FSは第4分光ユニット330に入射する。第4分光ユニット330に入射した蛍光は、その後開口遮蔽部35に形成された第1スリット開口AP1を通過し、そこで反射鏡MR1で反射されて光検出器SSに収束することになる。コンピュータ20は第4分光ユニット330を駆動させる。
<<実施例4>>
図7(a)は、実施例4の第4分光ユニット330の概念的な断面図である。第4分光ユニット330は大きく分けて第3スリット可動部238と第2開口可動部139とから構成される。
第3スリット可動部238内の第1光軸遮光部34Dは、光軸OAを通る光線が光検出器SSに到達することを阻止する遮蔽物として機能するものである。図7(a)において第1遮光体34Dはビームスプリッター12側からの蛍光FSを通す直線状のスリットSL1と反射鏡MR1で反射された蛍光FSを通す直線状のスリットSL1とを別々な金属板に形成している。
第3スリット可動部238内には、第1スリット可動部38と同様に、アッベ数が25以下のシリンドリカルレンズCLを配置している。また、第3スリット可動部238内には光検出器SSが設けられている。
図7(a)に示すように、第1光軸遮光部34Dを通過してシリンドリカルレンズCLに入射した平行光線は、シリンドリカルレンズCLにより屈折して第2開口可動部139に入射する。第2開口可動部139内には開口遮蔽部35と反射鏡MR1とが配置されている。また、第3スリット可動部238及び第2開口可動部139は、ユニット制御部22及びユニット駆動部24によって光軸OA方向に相対的に移動可能である。
図7(a)において、青色光のような短波長の蛍光FS1がシリンドリカルレンズCLを透過した場合、蛍光FS1は、赤色光のような長波長の蛍光FS2より大きく屈折するため、長波長の焦点F2よりもシリンドリカルレンズCL側寄りの光軸OA上に集光する。このため短波長の蛍光FS1は反射鏡MR1で反射され、再びシリンドリカルレンズCLに戻り光検出器SSに入射する。一方、赤色光のような長波長の蛍光FS1は、シリンドリカルレンズCLを透過して開口遮蔽部35で遮光されるため、光検出器SSに入射することはない。
第2実施形態の蛍光分光分析装置110において、短波長の蛍光FS1を観測する場合は、第3スリット可動部238と第2開口可動部139との相対距離を短くすることによって反射鏡MR1を介して蛍光FS1を光検出器SSに導くことができる。この際、迷光をはじめとする蛍光FS1以外の光のほとんどは開口遮蔽部35の壁面によって、吸収、反射されて光検出器SSへの進入を阻止される。一方、長波長の蛍光FS2を観測する場合は、第3スリット可動部238と第2開口可動部139との相対距離を長くすることによって反射鏡MR1を介して蛍光FS2を光検出器SSに導くことができる。
<<実施例5>>
図7(b)は、実施例5の第5分光ユニット430の概念的な断面図である。第5分光ユニット430は大きく分けて第3スリット可動部238と第3開口可動部239とから構成される。なお、第3スリット可動部238内の第1光軸遮光部34はビームスプリッター12側からの蛍光FSを通す直線状のスリットSL1と微小反射鏡MR2で反射された蛍光FSを通す直線状のスリットSL1とを一体の金属板で構成している。
図7(b)に示すように、シリンドリカルレンズCLにより屈折した短波長の蛍光FS1は、第3開口可動部239に入射する。第3開口可動部239内には微小反射鏡MR2と光吸収体BRが配置されている。第3スリット可動部238及び第3開口可動部239は、ユニット制御部22及びユニット駆動部24によって光軸OA方向に相対的に移動可能である。
微小反射鏡MR2は、例えば第1スリット開口AP1と同じ形状の小さな反射鏡である。微小反射鏡MR2は幅を狭くし第1スリット開口AP1と同様にすることにより開口遮蔽部35と同じ機能を有している。また、微小反射鏡MR2の後方(図中の右側)には光吸収体BRが配置され、光吸収体BRは、迷光をはじめとする蛍光FS1以外の光を吸収し、シリンドリカルレンズCLへの反射を阻止する。
このため、第2実施形態の蛍光分光分析装置110において、短波長の蛍光FS1又は長波長の蛍光FS2を観測する場合は、第3スリット可動部238と第3開口可動部239との相対距離を調整することによって微小反射鏡MR2を介して蛍光FS1又は蛍光FS2を光検出器SSに導くことができる。
<<実施例6>>
図8(a)は、実施例6の第6分光ユニット530の概念的な断面図である。第6分光ユニット530は大きく分けて第4スリット可動部338と第2開口可動部139とから構成される。
図8(a)に示すように、第3スリット可動部238内にアッベ数は25以下である分割シリンドリカルレンズCLDが配置される。分割シリンドリカルレンズCLDは、図中の光軸OAの下側のみに配置されている。図8(a)では分割された第1光軸遮光部34Dと分割シリンドリカルレンズCLDとが別個に描かれているが分割シリンドリカルレンズCLDの平面側に、直線状のスリット孔SL1の領域を除いてクロム蒸着物質を蒸着して構成することもできる。
第1光軸遮光部34Dを通過して分割シリンドリカルレンズCLDに入射した蛍光FSは、分割シリンドリカルレンズCLDにより屈折して第2開口可動部139に入射する。第2開口可動部139内の開口遮蔽部35は、光軸OA上に直線状のスリットSL1と長手方向が同じ長さで幅が狭くなった第1スリット開口AP1を有している。開口遮蔽部35も、直線状のスリット孔SL1の領域を除いて平板ガラスにクロム蒸着物質を蒸着して形成したり、スリット孔SL1を開けた黒く塗装した金属板を使用したりすることができる。第2開口可動部139内の反射鏡MRは、反射鏡MRに遮光部を設けることで開口遮蔽部35と一体にしても良い。
反射鏡MRで反射された蛍光FSは、直接光検出器SSに入射する。この場合に光検出器SSの受光面が大きいことが望ましい。また図示しないが光検出器SSがちょうど反射鏡MRの反射方向に移動できるようにすることが望ましい。
第2実施形態の蛍光分光分析装置110において、短波長の蛍光FS1又は長波長の蛍光FS2を観測する場合は、ユニット制御部22及びユニット駆動部24で第3スリット可動部238と第3開口可動部239との相対距離を調整することによって反射鏡MR1を介して蛍光FS1又は蛍光FS2を光検出器SSに導くことができる。
<<実施例7>>
図8(b)は、実施例7の第7分光ユニット630の概念の断面図である。第7分光ユニット630は大きく分けて第5スリット可動部438と第2開口可動部139とから構成される。
第7分光ユニット630の第5スリット可動部438は、高分散のプリズムPRとから構成される。同じ波長の光線は高分散のプリズムPRによって同一方向に屈折する。つまり、第1光軸遮光部34を透過して入射した蛍光FSのうち、同じ波長の蛍光FSが高分散のプリズムPRを透過した場合、蛍光FSは同一方向に屈折する。
プリズムPRは、シリンドリカルレンズCLのように集光しないが、第5スリット可動部438と第2開口可動部139との距離を変えることで、波長ごとの分光を行うことができる。なお、プリズムPRは集光能力がないので開口遮蔽部35に形成された第2スリット開口AP2は直線状のスリットSL1と長手方向が同じ長さで幅も同じ形状である。また、図8(b)では第1光軸遮光部34とプリズムPRとが別個に描かれているがプリズムPRの平面側に、直線状のスリット孔SL1の領域を除いてクロム蒸着物質を蒸着して構成することもできる。
<第3実施形態>
図9は、第3実施形態の波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing: WDM)伝送システムの概略図を示す。この伝送システムはWDM光から任意の波長チャネルを選択して目的の出力ポートに出力する波長選択スイッチ200を有している。
第3実施形態の波長選択スイッチ200は、例えば、光抽出部としての光サーキュレータ41と、光入力部としての入力光ファイバー43と、光出力部である出力光ファイバーアレイ45と、光モニタ部としてのチャネルモニタ47と、第8分光ユニット730とを備えている。第8分光ユニット730は大きく分けて第6スリット可動部538と第2開口可動部139とから構成される。
光サーキュレータ41には、互いに波長の異なるN波の光信号を含んだWDM光が第1ポートPT1に入力される。光サーキュレータ41は3つのポートを有し、第1ポートPT1に入力されるWDM光を、入力光ファイバー43が接続された第2ポートPT2に一方向に伝達する。
チャネルモニタ47は、光サーキュレータ41の第3ポートから出力される反射光に含まれる各波長チャネルCh1〜ChNに対応した成分のパワーP(Ch1)〜P(ChN)を測定し、その測定結果を示す信号をユニット制御部22に出力する。ユニット制御部22は、チャネルモニタ47でモニタされた光パワーP(Ch1)〜P(ChN)に基づいて、各々のパワーが最大となるように、第8分光ユニット730内の第6スリット可動部538と第2開口可動部139との相対的な距離を制御するため、ユニット駆動部24に制御信号を出力する。ユニット駆動部24は、第6スリット可動部538と第2開口可動部139との相対的な距離を最適化する。
第6スリット可動部538と第2開口可動部139との相対的な距離が最適化されると、各出力光ファイバー45には、第8分光ユニット730により、WDM光の各波長チャネルCh1〜ChNを任意に選択して分離した各光が入射される。なお、図9においては、短波長の光を波長チャネルCh1として長波長の光を波長チャネルChNとして描いている。
<<実施例8>>
図9に示す第8分光ユニット730は大きく分けて第6スリット可動部538と第2開口可動部139とから構成される。
第8分光ユニット730の第6スリット可動部538は、分割された第1光軸遮光部34Dと高分散の分割プリズムPRDとから構成される。分割プリズムPRDは、入力光ファイバー43からのWDM光用と分離した光用とに2つに分けられている。光軸OA方向に2つの分割プリズムPRDをずらすことで、WDM光の各波長チャネルの光Ch1〜ChNを分離しやすくしている。同じ波長の光線は高分散の分割プリズムPRDによって同一方向に屈折する。第1光軸遮光部34Dを透過して入射したWDM光のうち、同じ波長のチャネル光が高分散の分割プリズムPRDを透過した場合、チャネル光は同一方向に屈折する。
なお、図9では第1光軸遮光部34と分割プリズムPRDとが別個に描かれているが分割プリズムPRDの平面側に、直線状のスリット孔SL1の領域を除いてクロム蒸着物質を蒸着して構成することもできる。
上述したように、広範囲の波長領域を有する光を所定範囲の光に任意に選択して分離することができる。また、スリット可動部と開口可動部との相対的な距離を調整するだけで分光できるので、より小型化された装置を提供することができる。
第1実施形態の蛍光分光分析装置100の概略図を示す図である。 実施例1の第1分光ユニット30の概念図である。 第1分光ユニット30における軸上色収差による分光を説明する図である。 実施例2の第2分光ユニット130の概念図である。 実施例3の第3分光ユニット230の概念図である。 第2実施形態の第2蛍光分光分析装置110の概略図を示す。 (a)は、実施例4の第4分光ユニット330の概念的な断面図である。 (b)は、実施例5の第5分光ユニット430の概念的な断面図である。 (a)は、実施例6の第6分光ユニット530の概念的な断面図である。 (b)は、実施例7の第7分光ユニット630の概念の断面図である。 第3実施形態のWDM伝送システムの概略図を示す図である。
符号の説明
10 … 励起光発生部、
12 … ビームスプリッター
16 … 対物レンズ
30,130,230,330,430,530,630,730 … 分光ユニット
34,134 … 光軸遮光部
35 … 開口遮蔽部
38,138,238,338,438,538 … スリット可動部
39,139,239 … 開口可動部
41 … 光サーキュレータ
43 … 入力光ファイバー
45 … 出力光ファイバーアレイ
47 … チャネルモニタ
100 … 第1実施形態の蛍光分光分析装置
110 … 第2実施形態の蛍光分光分析装置
200 … 波長選択スイッチ (波長分割多重伝送システム)
AP1,AP2 … 第1スリット開口、第2スリット開口
Ch1〜ChN … チャネルの光
FS,FS1,FS2 … 蛍光
SA … サンプル
CL、CLD … シリンドリカルレンズ,分割されたシリンドリカルレンズ
OA … 光軸
SL1,SL2 … スリット孔
PH … ピンホール
PR、PRD … プリズム,分割されたプリズム
WDM … 波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing)光

Claims (18)

  1. 高分散性を有する屈折光学素子を使った分光ユニットにおいて、
    前記屈折光学素子の光軸外の領域の光線を入射させるスリットを有する遮光部と、
    前記スリットを通過し前記屈折光学素子で屈折した光線を入射させる開口を有する開口遮蔽部と、
    前記開口を通過した光線を受光する受光部と、
    前記屈折光学素子及び前記遮光部と、前記開口遮蔽部及び前記受光部とを相対的に移動させる駆動部と、
    を備えることを特徴とする分光ユニット。
  2. 前記屈折光学素子は円形形状のレンズであり、前記遮光部のスリットは円環形状であることを特徴とする請求項1に記載の分光ユニット。
  3. 前記屈折光学素子はシリンドリカルレンズであり、前記遮光部のスリットは前記シリンドリカルの軸方向に伸びる矩形スリットであることを特徴とする請求項1に記載の分光ユニット。
  4. 前記屈折光学素子はプリズムであり、前記遮光部のスリットは前記プリズムの軸方向に伸びる矩形スリットであることを特徴とする請求項1に記載の分光ユニット。
  5. 高分散性を有する屈折光学素子を使った分光ユニットにおいて、
    前記屈折光学素子の光軸外の領域の光線を入射させる第1スリットを有する第1遮光部と、
    前記第1スリットを通過し前記屈折光学素子で屈折した光線が入射するとともに、入射した光線を反射させる反射部と、
    前記屈折光学素子及び前記第1遮光部と、前記反射部とを相対的に移動させる駆動部と、
    を備えることを特徴とする分光ユニット。
  6. 前記反射部は、前記光線を入射する開口を有する開口遮蔽部とこの開口遮蔽部の背後に配置されたミラーとからなることを特徴とする請求項5に記載の分光ユニット。
  7. 前記反射部からの光線を入射させる第2スリットを有する第2遮光部と、
    前記第2遮光部の第2スリットを通過した光線を受光する受光部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の分光ユニット。
  8. 前記第2遮光部と受光部との間に前記屈折光学素子が配置されることを特徴とする請求項7に記載の分光ユニット。
  9. 前記屈折光学素子はシリンドリカルレンズであり、前記第1遮光部の第1スリットは前記シリンドリカルの軸方向に伸びる矩形スリットであり、前記第2遮光部の第2スリットも前記シリンドリカルの軸方向に伸びる矩形スリットであることを特徴とする請求項5ないし請求項8のいずれか一項に記載の分光ユニット。
  10. 照明光を照射することにより分析対象からの光線を入射する高分散性を有する屈折光学素子と、
    前記屈折光学素子の光軸外の領域の光線を入射させるスリットを有する遮光部と、
    前記スリットを通過し前記屈折光学素子で屈折した光線を入射させる開口を有する開口遮蔽部と、
    前記開口を通過した光線を受光する受光部と、
    前記屈折光学素子及び前記遮光部と、前記開口遮蔽部及び前記受光部とを相対的に移動させる駆動部と、
    を備えることを特徴とする分光分析装置。
  11. 前記屈折光学素子はシリンドリカルレンズであり、前記遮光部のスリットは前記シリンドリカルの軸方向に伸びる矩形スリットであることを特徴とする請求項10に記載の分光分析装置。
  12. 照明光を照射することにより分析対象からの光線を入射する高分散性を有する屈折光学素子と、
    前記屈折光学素子の光軸外の領域の光線を入射させる第1スリットを有する第1遮光部と、
    前記第1スリットを通過し前記屈折光学素子で屈折した光線が入射するとともに、入射した光線を反射させる反射部と、
    前記反射部からの光線を受光する受光部と、
    前記屈折光学素子と、前記第1遮光部及び前記受光部と、前記反射部とを相対的に移動させる駆動部と、
    を備えることを特徴とする分光分析装置。
  13. 前記反射部からの光線を入射させる第2スリットを有する第2遮光部を備え、
    前記受光部は第2遮光部の第2スリットを通過した光線を受光することを特徴とする請求項12に記載の分光分析装置。
  14. 前記屈折光学素子はシリンドリカルレンズであり、前記第1遮光部の第1スリットは前記シリンドリカルの軸方向に伸びる矩形スリットであり、前記第2遮光部の第2スリットも前記シリンドリカルの軸方向に伸びる矩形スリットであることを特徴とする請求項13に記載の分光分析装置。
  15. 波長多重光を波長成分毎に伝送路を切り替えて通信を行う波長分割多重伝送システムにおいて、
    前記波長多重光を入射する高分散性を有する屈折光学素子と、
    この屈折光学素子の光軸外の領域の波長多重光を入射させる第1スリットを有する第1遮光部と、
    前記第1スリットを通過し前記屈折光学素子で屈折した波長多重光が入射するとともに、入射した波長多重光を反射させる反射部と、
    波長成分毎に伝送路を切り替えるため、前記屈折光学素子及び前記第1遮光部と、前記反射部とを相対的に移動させる駆動部と、
    を備える波長分割多重伝送システム。
  16. 前記反射部は、前記光線を入射する開口を有する開口遮蔽部とこの開口遮蔽部の背後に配置されたミラーとからなることを特徴とする請求項15に記載の波長分割多重伝送システム。
  17. 前記反射部からの光線を入射させる第2スリットを有する第2遮光部を備え、
    前記第2遮光部の第2スリットを通過した所定の波長成分光が前記屈折光学素子を通過して、前記波長多重光が入射した方向と同一方向に射出することを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の波長分割多重伝送システム。
  18. 前記屈折光学素子はプリズムであり、前記第1遮光部のスリットは前記プリズムの軸方向に伸びる矩形スリットであることを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の波長分割多重伝送システム。
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