JP2009189435A - 景品取得遊戯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置内の冷気をできる限り外部に漏らすことなく景品を傷めずに取り出すことのできる景品取得遊戯装置を提供する。
【解決手段】景品を把持するための景品把持手段と景品を格納するための景品格納部とを備えた景品取得遊戯装置であって、前記景品取得遊戯装置内に冷却手段を設け、前記冷却手段から供給される冷気によって前記景品格納部を冷却及び低温で保冷することを特徴とする景品取得遊戯装置である。
【選択図】図3

Description

本発明は、ゲームセンター等の遊戯施設に設置され、プレーヤーがシャベルやクレーン等の景品把持手段を操作して中に積まれた景品を取得する景品取得遊戯装置に関し、特に景品が乳固形分15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)のアイスクリームなどの冷菓であった場合に、装置内部の冷気をできる限り外部に漏らさず景品を低温で保冷し、プレーヤーの遊戯により景品が取り出される際には、できるかぎり景品を傷めずに取り出せるよう構成された遊戯装置に関する。
従来、ゲームセンター等の遊戯施設に設置されている遊戯装置として景品取得遊戯装置がある。この装置の一般的な遊戯方法は、側面をアクリル板等の透明な板で囲われた装置内に山積みされた景品を、プレーヤーが装置内部のシャベルやクレーン等の景品把持手段をボタンやレバーなどの操作手段を介して操作して上手に掴み取り、掴んだ景品を装置の中央又は隅に設定された投入口まで移動及び落下させ、景品取り出し口より景品を取り出すというものである。
この景品取得遊戯装置の中には景品取得手段であるシャベルやクレーンに改良を加え、エアー吸着によって景品を取得するもの、あるいは強弱調整可能な磁力を発生する磁力発生部を備えて磁性体を係着させた景品を吸着させるものがある(特許文献1)。
また、景品の種類についても従来、ぬいぐるみや常温保存菓子などが使われていたが、ラクトアイスなどの冷菓景品も使用されるようになった。この場合、装置内の空間を低温に保つため装置内の天井部に低音風を発生させる低音風発生機を設ける、冷気層を形成保持するための保冷手段を用いる、生成された冷気を装置内で循環させる循環路を形成するといった改善も見られた(特許文献2)。
特開2000−176147号公報 特許第3634284号明細書
しかしながら、出願人が調査したところによると、従来の装置は、内部をマイナス18度程度にまで冷却及び保冷することが性能上の限界であり、乳性分が少ないラクトアイスなどの保冷には問題はなかったが、乳性分の多いアイスクリーム(乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上)の場合には溶けてしまうという問題があり、遊戯場等の営業時間中に長時間安全にアイスクリーム景品を保冷するための温度としては略マイナス25度が望まれるところであった。
より具体的には、例え従来の冷却装置の性能によりマイナス25度以下の冷気を装置内に供給できたとしても、例えば遊戯装置の性格上必須の構成となる景品投入口から景品取り出し口にいたるまでの通路から冷気が大量に漏れ出てしまうといった問題があり、一定の電圧環境下で動作可能な高性能の冷却装置を用いたとしても、保冷の性能限界はマイナス18度程度という結論を導かざるを得ないものであった。
さらに、一般的には乳性分の多いアイスクリームは味が良い代わりに1gあたりに含まれる細菌数も多いため、従来技術において乳性分の多いアイスクリームを冷菓景品として使用しようとすると、溶けやすいばかりか細菌が繁殖しやすくなるという品質管理上重大な問題をも引き起こしかねず、こうした冷菓景品の保冷にはより厳密な低温管理が必要とされる。
そのため、従来技術による景品取得遊戯装置では景品として扱えるアイスクリーム類及び乳製品の種別は自ずと制約され、味が良好で品質も良い景品をプレーヤーに提供することにより遊戯としての嗜好性を高めるという点でも課題を有していた。
本発明は、かかる課題を解決すべく、景品取得遊戯装置において従来よりも優れた冷却及び保冷手段を提供し、遊戯装置としての嗜好性の向上を図ることを目的とする。
そこで、本発明は、景品を把持するための景品把持手段と景品を格納するための景品格納部とを備えた景品取得遊戯装置であって、前記景品取得遊戯装置内に冷却手段を設け、前記冷却手段から供給される冷気によって前記景品格納部を冷却することを特徴とする景品取得遊戯装置を提供するものである。
また、本発明は、景品を把持するための景品把持手段と景品を格納するための景品格納部とを備えた景品取得遊戯装置であって、前記景品取得遊戯装置内の冷却手段と、前記把持手段が景品を把持した際に前記景品を前記遊戯装置外へ送り出すための投入口を有する景品投入部とをさらに備え、前記投入口は、前記景品格納部の最上位置よりも高く設置されたことを特徴とする景品取得遊戯装置を提供するものである。
さらに、前記景品把持手段は開閉制御可能な爪部を備え、前記景品投入部は、景品スロープとシューター部とから構成され、前記景品スロープは開閉可能に制御されるとともに、前記景品スロープが閉状態の際には、前記スロープの周縁部が前記景品取得遊戯装置内側面に略密着するよう構成されたことを特徴とする景品取得遊戯装置を提供するものである。
本発明の実施形態における景品取得遊戯装置を以下に図面を参照して詳細に説明する。
図1に、本発明の実施形態における景品取得遊戯装置の外観斜視図を示す。景品遊戯装置1は、操作レバー6及び操作ボタン7を上部に備え、下部には景品取出口8を備えた操作台5が各側面に付設された基台部2と、基台部2の上部四隅から突設された支柱部3と、各支柱部3を覆うように付設された天井部9とで装置枠体が構成され、天井部9の縁部と基台部2の上部周縁と支柱部3とで囲まれた四面の領域には、アクリル板等の透明板4がそれぞれ開放可能に取り付けられており、透明板4を閉じた状態では景品遊戯装置1の内部に略密閉空間が構成されるようになっている。
このように、透明板4を閉じた状態では景品遊戯装置1の内部には略密閉空間が構成されることとなるので、例えば内部に冷菓景品を山積みして低温に保持するための低温風又は冷気を供給したとしても外部には漏れにくい構造となっている。さらに密閉性を高めるために、開閉可能な透明板4、あるいは基台部2や天井部9の周縁部にパッキン等を付設又は付着するようにしてもよい。
なお、景品遊戯装置1には、唯一の開口部として景品取出口8が備えられているが、ここから景品遊戯装置内部の冷気が漏出しないようにするための構造については後述する。
図2に、本発明の実施形態における景品取得遊戯装置1の外観側面図を示す。図1に示した部材と同一の部材番号が付されたものは、図1のものと同じ部材である。
図3に、本発明の実施形態における景品取得遊戯装置1の側面断面図を示す。ちょうど図2におけるA−A線に沿った断面となっている。また、図1及び2に示した部材と同一の部材番号が付されたものは、図1及び2のものと同じ部材である。
図3には、開閉可能部を有する景品投入部10の一部が確認できる。10aは景品投入部が閉じた状態であり、10bは景品投入部が開いた状態である。また、景品投入部10は、閉じた状態(10a)では周縁部が透明板4の内面に略密着するとともに、基台部2の上部周縁に設けられた周縁棚部13の幅に収まるように設計されている。このような特徴ある設計により、景品投入部10が閉じた状態においては、冷気を外部に漏出することなく、景品収納部(アイス冷蔵庫)11の容量を減少させる部分も存在しないので、収納部11により多くの景品を収納することができ、かつ景品レイアウトの自由度を一層高めることができるようになっている。
また、基台部2の内部には、景品取得遊戯装置内部に送り込む冷気を生成するための冷却用コンプレッサー12が設置されている。
ここで、景品投入部10と景品収納部11との特徴的な位置関係について説明する。冷却用コンプレッサー12で生成された冷気は、図示しない冷却経路(エクスパンジョンバルブ、エバポレータ等)を通ることにより景品収納部11を冷却し、収納部11内部の温度を略マイナス25度に保つ。一方で、景品投入部10の開閉部(後述するようにこの化開閉部材は景品スロープ106である)は、開いた状態でも景品収納部11の最上位置(最も高い位置)よりもさらに高いため、景品収納部11に滞留する冷気が、開いた状態の景品投入部10から漏出し難い構造となっている。
図4に、本発明の実施形態における景品取得遊戯装置1の平面断面図を示す。ちょうど図3におけるB−B線に沿った断面となっている。また、図1〜3に示した部材と同一の部材番号が付されたものは、図1〜3のものと同じ部材である。景品投入部10の上部(後述の景品スロープ106)がそれぞれ周縁棚部13の幅Wに収まるように設置されているので景品収納部11の開口面を全て景品の配置に利用することができ、プレーの自由度を一層高めることができる。
図5に、本発明の実施形態における景品取得遊戯装置1のブロック構成図を示す。景品取得遊戯装置1は、大きく分けて制御部500と入出力部(501〜503)とからなる。入出力部はコイン投入部501(図1等において不図示)と、遊戯のデモンストレーション時や景品キャッチ(或いはミス)時等のアクション時に効果音を鳴らすためのスピーカ部502(図1等において不図示)と、操作レバー6や操作ボタン7を含む操作部503とからなる。制御部500は、冷凍システム制御部504と景品をキャッチするためのキャッチャー等の把持手段(図1等において不図示)を制御するための制御部505と景品投入部10の一部であって開閉可能な景品スロープ106(後述)を駆動するための景品スロープ駆動系制御部506と、入出力部との間の信号を制御するための入出力制御部507と冷蔵管理を含め装置全体の制御を行うための中央制御部508と必要なデータ情報をメモリに読み出しするためのメモリ制御部とからなる。
その他、特に図示しないが、景品取得遊戯装置が動作するために従来必要とされた電子回路及び機器等のハードウェア(例えば、マイクロコンピュータ、RAMやROM等の記憶装置)、並びにかかるハードウェアを制御するためのソフトウェア(例えば、制御プログラムやデモンストレーション用のサウンドデータ等のデータを含む)は適宜備えるものである。
図6に、本発明にかかる景品取得遊戯装置1における景品投入部10の正面図及び左右側面図並びに平面図を示す。まず、景品投入部10の正面図である図6(a)において、シューター108の正面108aがちょうど景品取得遊戯装置1の基台部2の内側に取り付けられて景品スロープ106が基台部2の上部から突出する形になり、景品スロープ106が閉じた状態では景品スロープ106の縁部106a、106b、106cが透明板4の内面と密着した状態になる。同時に、景品スロープ106の背面106dの下部は、シューター背面108bの上部と一部重なり(図6(b)又は(c))、密接状態となる。この密接状態をさらに高めるために、景品スロープ106の背面106dの下部外面又はシューター背面108bの上部内面の重なる部分にゴム等を圧着して密封処理することもできる。なお、景品スロープ106は、プレーヤーの遊戯の妨げとならないよう透明アクリル板等で形成することが望ましい。
また、景品スロープ106の先端は傾斜面106eを形成しており、このスロープ106が開いた時にはキャッチャー等の把持手段(不図示)が落下させた景品を受け取りやすくなっている。一方で、スロープ106が閉じた時には透明板4に対しても一定の傾斜面を形成することとなるため、例えば冷気を景品取得遊戯装置内部の上方から下方へと送り出したときの気流の流れを良くすることができる。
また、景品スロープ106の開閉は、軸受けベースに軸支されたシャフト105a及び105bを軸として行われ、その開閉動作はモーターベース102に固定されたギアモーター101の駆動によるものである。さらに、この開閉角度の制御は、例えば軸受けに固定されたセンサーバー107の位置をフォトセンター109a及び109bによって感知し(図6(b))、景品スロープ106を所定の位置まで開いた状態から所定の位置まで閉じた状態までの間を駆動制御することができる。
図7に、本発明の実施形態における景品取得遊戯装置1の景品投入部10の分解斜視図を示す。景品投入部10の構成部材である景品スロープ106の基本動作は上述のとおりであるが、この動作を可能にする機構をさらに詳説する。図7に示すととおり、景品投入部10は、ギアモーター101と、モーターベース102と、軸受けベース103と、軸受け104と、シャフト105と、景品スロープ106と、センサーバー107と、シューター108と、フォトセンター109とからなる。このように構成された駆動系は、例えば、プレーヤーが操作部503を操作することにより、あるいはプレーヤー操作による景品キャッチを図示しないフォトセンサーや重量センサーなどで検出することにより作動を開始し、適宜開閉の駆動制御が行われる。
図8に、本発明の実施形態における景品取得遊戯装置1の景品投入部10の斜視図を示す。景品スロープ106が閉じた状態では、景品スロープ背面106dの下部外面と、シューター背面108bの上部内面とが一部重なって、図示したような接触領域P(該部分にゴム等を圧着して密封処理が可能)を設けるように構成したことはすでに述べたとおりであるが、シューター縁部108c(及びその反対側のシューター縁部108d)にもゴム等を圧着して密封処理を施すことが可能である。
なお、景品スロープ106が閉じた状態で透明板4の内面と密着した際にも密封性を一層高めるために、景品スロープ縁部106a、106b、106cにゴム等(例えば、パッキン)を圧着又は装着して密封処理を施すこともできる。
図9に、本発明の実施形態における景品取得遊戯装置1における景品投入部10の景品スロープ106の開閉機構を説明する。図9(a)は、景品スロープ106が閉じた状態であり、縁部106a〜106cは透明板4の内面に密着している。この時、センサーバー107はちょうどフォトセンター109aの位置にある。一方で、図9(b)は、景品スロープ106が開いた状態であり、景品スロープ106は図示しない把持手段が掴んできた景品を受け取ることができる。この時、センターバー107はちょうどフォトセンサー109bの位置にある。景品スロープ駆動系制御部506は、このセンターバー107の位置を検知するフォトセンター109a及び109bによって、景品スロープ106の開状態又は閉状態を判断する。
さらに、スロープ閉状態から開動作への起動タイミングは、プレーヤーによる操作レバー6や操作ボタン7によるものであってもよいし、図示しない把持手段が景品をキャッチした時を契機として開動作を開始するよう制御することとしてもよい。この場合、把持手段が景品をキャッチしたことは、図示しないフォトセンサーで検知することも可能であり、把持手段が検知した景品の重量変動などを検出することによっても判断することができる。
また、スロープ開状態から閉動作への起動タイミングは、プレーヤーによる操作レバー6や操作ボタン7によるものであってもよいし、把持手段が景品をリリースしたときから図示しないタイマで時間計測を行い、所定の時間を経過した時点で自動的に閉動作を開始するよう制御することとしてもよい。また、この所定時間は外部から調整可能に設定できるように構成してもよい。
また、本発明のように開閉動作を伴う景品スロープ106で景品を一旦キャッチした後、スロープ106を緩やかに閉状態まで動作するよう制御して景品を取出口まで送り出すこととしたので、リリースした景品を投入口へ放り落とす従来の景品取得遊戯装置とは異なり、アイスクリームのような冷菓景品を傷めることなく取出口まで送り出すことができるという効果をも奏する。
図10に、本発明の実施形態における景品取得遊戯装置1の動作フローを示すが、このフローに示した各段階はあくまでも本発明の実施形態の一例に過ぎず、細部の動作についてはこれまで説明した事項の趣旨の範囲で変更可能である。
まず、S1001で図示しない電源投入等により景品取得遊戯装置1の動作開始すると、装置は適宜デモンストレーションを行ってプレーヤーのコイン投入を待つ(S1002)。プレーヤーがコインをコイン投入口に投入すると(S1002でYES)、制御部500内で制御起動信号が出力されて、操作部503からの操作信号を待機する状態になる(S1003)。次に、プレーヤーによる操作レバー6等の操作によりキャッチャー部(把持手段)の移動方向指示があると(S1004)、その移動方向指示に応じてキャッチャー部(把持手段)を移動するよう図示しない把持手段駆動系を制御する(S1005)。次に、プレーヤーによる操作ボタン7等の操作によりキャッチャー部(把持手段)の降下指示があると(S1006でYES)、キャッチャー部(把持手段)の図示しない爪部を徐々に開きながら降下させるよう制御する。キャッチャー部(把持手段)が最下限まで降下したことを制御部が検知すると(S1008でYES)、タイマ(不図示)を起動して時間の計測を開始する(S1009)。所定時間が経過すると(S1010でYES)、キャッチャー部(把持手段)の爪部を徐々に閉じながら上昇させるよう制御する(S1011)。そして、景品投入部10の位置までキャッチャー部(把持手段)を移動制御するとともに、景品スロープ106を所定の開位置まで開口制御する(S1012)。
この時、キャッチャー部(把持手段)等にフォトセンサー又は重量センサー等のセンターを取り付けて景品を確実にキャッチしたことを判断した場合に景品スロープ106の開口を開始するように制御してもよい。景品をキャッチしていないのにスロープを開くこととすると、遊戯装置1内の冷気を無駄に漏出させてしまうことを考慮したものである。キャッチャー部(把持手段)が景品を確実にキャッチしたかどうかの判断基準は、例えばキャッチャー部(把持手段)が最上限位置まで上昇してもなおフォトセンサーないし重量センサーが景品を把持していることを検出した時点で景品を確実にキャッチしたものと判断し、景品スロープ106の開口を開始することが考えられる。
そして、景品投入部10まで移動したキャッチャー部(把持手段)の爪部を徐々に開くよう制御し(S1013)、景品を落下させる。その後、景品を受け止めた景品スロープ106は、一定時間経過後に開状態と閉状態の中間位置までスロープを閉じるよう制御する(S1014)。この中間位置は、タイマ(不図示)等の時間によって自由に設定でき、このようなスロープ中間位置(中間角度)を設けることによって冷菓景品の傷みを一層軽減することが可能となる。さらに一定時間経過後に景品スロープ106を初期状態(閉状態)まで収納するよう制御する(S1015)。最後にキャッチャー部(把持手段)を初期位置まで移動させるよう制御する(S1016)。
図11に、従来の景品取得遊戯装置の景品収納部と本発明にかかる景品取得遊戯装置1の景品収納部11との対比を説明する。図11(a)は従来の景品取得遊戯装置の平面断面図であり景品収納部20の中央ないし隅に景品投入口21が設けられているものである(図11(a)では左下隅)。景品投入口21からは図示しない景品取出口までのシューター経路があり、プレーヤーがうまくキャッチした景品はこの景品投入口21へダイレクトに落とされて景品取出口まで送り出される。
一方で、図11(b)に本発明にかかる景品取得遊戯装置1の景品収納部11の平面図を示すが、すでに説明したとおり、景品投入部10は、基台部2の上部周縁に設けられた周縁棚部13の幅に収まるように構成されているので、景品収納部11の開口面積を最大限に利用することができ、景品のレイアウトに一層の自由度をもたらし、併せてプレーヤーの遊戯の嗜好性を一段と向上させる効果を奏するものである。
なお、図12に、本発明にかかる景品取得遊戯装置1における景品取得経路を説明すると、図示しない把持手段からリリースされた景品1201は、いったん開状態にある景品スロープ106で受け止められ(1202)、一定時間後にこのスロープ106が緩やかに閉じることにより(場合によっては中間位置で一時停止することも可能である)、景品1203を傷めることなく取出口8へ送り出すことができる。
なお、図12においては景品1203が垂直に落下しているように見えるがシューター108から景品取出口8までの経路に適宜スロープを設けて冷菓景品の送り出しをいっそう緩やかなものとすることができる。スロープの設け方としては、シューター108から取出口8の手前まで前方に延びるスロープを設ける他に、例えば、図2において景品投入部10の位置はそのままに、取出口8の位置のみ右側に設けることによって基台部2の側部表面に沿ったスロープを設けるという方法もある。このようにすれば、スロープを設けたために基台部2に余計な突出部分を生じさせてしまうことを回避することができる。
本発明にかかる景品取得遊戯装置の外観斜視図である。 本発明にかかる景品取得遊戯装置の外観側面図である。 本発明にかかる景品取得遊戯装置の側面断面図である。 本発明にかかる景品取得遊戯装置の平面断面図である。 本発明にかかる景品取得遊戯装置のブロック構成図である。 本発明にかかる景品取得遊戯装置の景品投入部の正面図及び左右側面図並びに平面図である。 本発明にかかる景品取得遊戯装置の景品投入部の分解斜視図である。 本発明にかかる景品取得遊戯装置の景品投入部の斜視図である。 本発明にかかる景品取得遊戯装置における景品投入部の景品スロープの開閉機構を説明する説明図である。 本発明にかかる景品取得遊戯装置の動作フローを示すフローチャートである。 従来の景品取得遊戯装置の景品収納部と本発明にかかる景品取得遊戯装置の景品収納部との対比を説明する説明図である。 本発明にかかる景品取得遊戯装置における景品取得経路を説明する説明図である。
符号の説明
1 景品取得遊戯装置
2 基台部
3 支柱部
4 透明板
5 操作台
6 操作レバー
7 操作ボタン
8 景品取出口
9 天井部
10 景品投入部
11 景品収納部
12 冷却用コンプレッサー
13 周縁棚部
20 景品収納部
21 景品投入口
101 ギアモーター
102 モーターベース
103 軸受けベース
104 軸受け
105 シャフト
106 景品スロープ
106a 景品スロープ縁部
106b 景品スロープ縁部
106c 景品スロープ縁部
106d 景品スロープ背面
106e 景品スロープ先端傾斜面
107 センサーバー
108 シューター
108a シューター正面
108b シューター背面
108c シューター縁部
108d シューター縁部
109a、b フォトセンサー

Claims (24)

  1. 景品を把持するための景品把持手段と景品を格納するための景品格納部とを備えた景品取得遊戯装置であって、前記景品取得遊戯装置内に冷却手段を設け、前記冷却手段から供給される冷気によって前記景品格納部を冷却することを特徴とする景品取得遊戯装置。
  2. 前記景品把持手段は開閉制御可能な爪部を有することを特徴とする請求項1に記載の景品取得遊戯装置。
  3. 前記景品は冷菓であることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  4. 前記景品は乳固形分15.0%以上(うち乳脂肪分8.0%以上)のアイスクリームであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  5. 前記景品格納部は、前記冷却手段によって供給される冷気によって前記景品格納部内を略マイナス25度に保冷することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  6. 景品を把持するための景品把持手段と景品を格納するための景品格納部とを備えた景品取得遊戯装置であって、
    前記景品取得遊戯装置内の冷却手段と、
    前記把持手段が景品を把持した際に前記景品を前記遊戯装置外へ送り出すための投入口を有する景品投入部とをさらに備え、
    前記投入口は、前記景品格納部の最上位置よりも高く設置されたことを特徴とする景品取得遊戯装置。
  7. 前記景品把持手段は開閉制御可能な爪部を備え、
    前記景品投入部は、景品スロープとシューター部とから構成され、前記景品スロープは開閉可能に制御されることを特徴とする請求項6に記載の景品取得遊戯装置。
  8. 前記景品スロープが閉状態の際には、前記スロープの周縁部が前記景品取得遊戯装置内側面に略密着するよう構成されたことを特徴とする請求項7に記載の景品取得遊戯装置。
  9. 前記開閉可能に制御される景品スロープはセンサーバーを備え、前記シューター部には少なくとも2つのフォトセンサーを備え、前記少なくとも2つのフォトセンターがセンサーバーの位置を感知することにより前記景品スロープの開状態及び閉状態を判断することを特徴とする請求項7〜8のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  10. 前記開閉可能に制御される景品スロープは、前記景品把持手段が景品を把持したことを検知して開動作を開始するよう制御されることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  11. 前記開閉可能に制御される景品スロープは、前記景品把持手段が景品を把持して最上位まで景品を持ち上げたことを検知してから開動作を開始するよう制御されることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  12. 前記景品把持手段はフォトセンサーを備え、前記フォトセンサーの検知により景品を把持していると判断することを特徴とする請求項11に記載の景品取得遊戯装置。
  13. 前記景品把持手段は重量センサーを備え、前記重量センサーの検知により景品を把持していると判断することを特徴とする請求項11に記載の景品取得遊戯装置。
  14. 前記開閉可能に制御される景品スロープは、開状態において前記景品把持手段が景品をリリースして一定時間経過後に閉動作を開始することを特徴とする請求項7〜13のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  15. 前記景品スロープの周縁部に密封処理を施したことを特徴とする請求項7〜14のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  16. 前記景品スロープ背面下部に密封処理を施したことを特徴する請求項7〜15のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  17. 前記シューター部側面上方部に密封処理を施したことを特徴とする請求項7〜16のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  18. 前記景品スロープ先端部に傾斜面を形成したことを特徴とする請求項7〜17のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  19. 操作レバーをさらに備え、
    前記景品スロープは前記操作レバーによって開閉制御されることを特徴とする請求項7に記載の景品取得遊戯装置。
  20. 操作ボタンをさらに備え、
    前記景品スロープは前記操作ボタンによって開閉制御されることを特徴とする請求項7に記載の景品取得遊戯装置。
  21. 前記一定時間は調整可能に設定できることを特徴とする請求項14に記載の景品取得遊戯装置。
  22. 前記景品取得遊戯装置内に前記景品格納部上部周縁に周縁棚部を設け、前記景品投入部を前記周縁棚部の幅に収まるように設置したことを特徴とする請求項7〜21のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
  23. 前記景品取得遊戯装置内に前記景品格納部上部周縁に周縁棚部を設け、前記景品投入部を前記周縁棚部の幅に収まるように設置したことにより、前記景品格納部平面を最大限利用した景品のレイアウトが可能になることを特徴とする請求項22に記載の景品取得遊戯装置。
  24. 前記景品スロープは透明アクリル板で形成されたことを特徴とする請求項7〜23のいずれか1項に記載の景品取得遊戯装置。
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