JP2009186595A - 撮像レンズ系及びこれを用いた撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体レンズを用いた自動焦点調節機能を有する撮像レンズ系及びこれを用いた撮像装置において、より少ないレンズ枚数で構成することを実現し、小型化を図る。
【解決手段】物体側から順に第1のレンズ群1及び第2のレンズ群2を有し、第1のレンズ群1に、印加電圧に応じて絶縁性液体12と導電性液体13との界面の曲率半径が変化する液体レンズ系を有する。液体レンズ系の絶縁性液体12と導電性液体13との界面の曲率中心を、物体距離を無限大としたときに、導電性液体13側に存在する構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】物体側から順に第1のレンズ群1及び第2のレンズ群2を有し、第1のレンズ群1に、印加電圧に応じて絶縁性液体12と導電性液体13との界面の曲率半径が変化する液体レンズ系を有する。液体レンズ系の絶縁性液体12と導電性液体13との界面の曲率中心を、物体距離を無限大としたときに、導電性液体13側に存在する構成とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動焦点調節機能を有する撮像レンズ系及びこれを用いた撮像装置に関する。
エレクトロウエッティング現象を利用したエレクトロウエッティング装置として、液体レンズを用いた可変焦点レンズデバイスが、フランスのバリオプティック社やオランダのフィリップス社によって発表されている(例えば非特許文献1参照。)。
また、同様に液体レンズを用いて自動焦点調節機能を有する構成とした撮像レンズ系が提案されている(例えば特許文献1及び2参照。)。
特許文献1に提案されている撮像レンズ系においては、4群のレンズを構成して、その物体側の第1群のレンズに液体レンズを用いている。
また、特許文献2に提案されている撮像レンズ系においては、3群のレンズ構成としており、やはり第1群のレンズに液体レンズを用いている。
特許文献1に提案されている撮像レンズ系においては、4群のレンズを構成して、その物体側の第1群のレンズに液体レンズを用いている。
また、特許文献2に提案されている撮像レンズ系においては、3群のレンズ構成としており、やはり第1群のレンズに液体レンズを用いている。
S. Kuiperet al.、 "Variable-focus liquid lens for miniature cameras"、 Applied Physics Letters、 Vol.85、 No.7、 16 August 2004、 pp.1128-1130
特開2005−84387号公報
特開2006−72295号公報
しかしながら、特許文献1及び2に提案されている撮像レンズ系においては、レンズ群が3以上であるため合計のレンズ枚数が多くなってしまい、撮像レンズ系やこれを有する撮像装置を小型化するには不利であった。特に携帯電話等の小型の機器に撮像装置を設ける場合において、液体レンズを有する撮像レンズ系を実用化するには、レンズ枚数の更なる低減化が必須の課題となっている。
以上の問題に鑑みて、本発明は、液体レンズを用いた自動焦点調節機能を有する撮像レンズ系及びこれを用いた撮像装置において、より少ないレンズ枚数で撮像レンズ系を構成し、小型化を図ることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による撮像レンズ系は、物体側から順に第1のレンズ群及び第2のレンズ群を有し、第1のレンズ群に、印加電圧に応じて絶縁性液体と導電性液体との界面の曲率半径が変化する液体レンズ系を有する。そして、液体レンズ系の絶縁性液体と導電性液体との界面の曲率中心が、物体距離を無限大としたときに、導電性液体側に存在する構成とする。
本発明の撮像レンズ系において、液体レンズ系は、物体側から順に光透過性基体、絶縁性液体、導電性液体、光透過性基体が配置されて成る構成とすることが好ましい。
また、本発明による撮像装置は、上述の撮像レンズ系を用いる構成とする。すなわち、撮像レンズ系と、絞りと、撮像部とを有し、撮像レンズ系は、物体側から順に第1のレンズ群及び第2のレンズ群を有し、第1のレンズ群に、印加電圧に応じて絶縁性液体と導電性液体との界面の曲率半径が変化する液体レンズ系を有する。そして、液体レンズ系の絶縁性液体と導電性液体との界面の曲率中心が、物体距離を無限大としたときに、導電性液体側に存在する構成とする。
上述したように、本発明の撮像レンズ系及びこれを用いた撮像装置は、物体側から順に第1のレンズ群及び第2のレンズ群を有し、第1のレンズ群に、印加電圧に応じて絶縁性液体と導電性液体との界面の曲率半径が変化する液体レンズ系を有するものである。このように2群のレンズ系の構成とすることにより、従来の液体レンズを用いた撮像レンズ系と比較して、レンズの総枚数を低減化することができ、小型化を図ることができる。
また、液体レンズ系の絶縁性液体と導電性液体との界面の曲率中心を、物体距離を無限大としたときに、導電性液体側に存在する構成とすることで、色収差補正不足を抑制することができる。
更に、本発明の撮像レンズ系において、液体レンズ系を、物体側から順に光透過性基体、絶縁性液体、導電性液体、光透過性基体が配置されて成る構成とすることによって、後述するように、球面収差、非点収差及び歪曲収差を実用上十分に抑制することができる。したがって、特性の良好な撮像レンズ系及び撮像装置を提供することができる。
更に、本発明の撮像レンズ系において、液体レンズ系を、物体側から順に光透過性基体、絶縁性液体、導電性液体、光透過性基体が配置されて成る構成とすることによって、後述するように、球面収差、非点収差及び歪曲収差を実用上十分に抑制することができる。したがって、特性の良好な撮像レンズ系及び撮像装置を提供することができる。
本発明によれば、液体レンズを用いた自動焦点調節機能を有する撮像レンズ系において、より少ないレンズ枚数で構成し、小型化を図ることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係る撮像レンズ系及びこれを用いた撮像装置の概略構成図を図1に示す。この撮像装置100における撮像レンズ系50は、第1のレンズ群1及び第2のレンズ群2より構成され、第1のレンズ群1として液体レンズ系による可変焦点レンズが用いられる。第2のレンズ群2としては、例えば両面が非球面とされるレンズを用いる場合は、1枚のレンズで構成することが可能である。
本発明の実施の形態に係る撮像レンズ系及びこれを用いた撮像装置の概略構成図を図1に示す。この撮像装置100における撮像レンズ系50は、第1のレンズ群1及び第2のレンズ群2より構成され、第1のレンズ群1として液体レンズ系による可変焦点レンズが用いられる。第2のレンズ群2としては、例えば両面が非球面とされるレンズを用いる場合は、1枚のレンズで構成することが可能である。
撮像レンズ系50の第1のレンズ群1として用いる液体レンズ系は、容器10の物体側の開口に光透過性基体11、これとは反対側の開口に光透過性基体14が配置されて内部が液密に保持される。容器10の形状としては、円筒形や、円錐形の頂部を切除した形状等の、光軸Cに回転対称な形状とすることができ、図示の例においては円錐形の頂部を光軸Cに垂直な面で切除した形状とする場合を示す。そしてこの容器10内に、物体側から順に絶縁性液体12と導電性液体13とが収容される。容器10としては絶縁性材料を用いることができ、光透過性基体11及び14としてはガラスやプラスチック等の透明樹脂を用いることができる。容器10の材料を非光透過性とすることで、物体側の開口を絞りSとして機能させることができる。一方絶縁性液体12及び導電性液体13としては、共に光透過性を有し、異なる屈折率をもち、且つ同じ密度(比重)を有する材料とする。絶縁性液体12としては例えばシリコーンオイル等の各種オイル、導電性液体13としてはオイルに対し可溶性を有さない水溶液、例えば塩水を用いることができる。
図1に示す例では、第1のレンズ群1を構成する液体レンズ系において、容器10の内壁から物体側の開口にかけてこの場合円錐状に第1の電極15が形成され、その一部に外部に導出する端子部が形成される。また容器10の像側の開口に、内部の導電性液体13に接触し、外部に導出する端子部を有する形状の第2の電極16が形成される。容器10の内壁に延在する第1の電極15の端部は、像側の開口から離間するように配置され、第2の電極16と離間するように形成される。また第1の電極15の容器10内の表面上には、誘電体膜17及び撥水膜18が設けられる。
また、この撮像装置100においては、撮像レンズ系50の像側に撮像部51が配置される。撮像部51としては、照射された光エネルギーを電荷に変換する複数の光電変換部、この電荷を蓄積する電荷蓄積部、電荷を転送し、外部に送出する電荷転送部からなるCCD(Charge Coupled Device)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)デバイス等を用いることが可能である。更に、撮像部51において検出された光信号を変換する信号変換部52、信号を処理する制御部53、液体レンズ系より成る第1のレンズ群1の第1及び第2の電極15及び16に電圧を印加する電圧印加部54が設けられて撮像装置100が構成される。
このような構成とする場合、第1のレンズ群1において、各電極15及び16の間に電圧印加部54によって適切な電圧を印加することによって、絶縁性液体12と導電性液体13との界面の曲率が変化する。これにより、入射光に対するレンズ作用を変化させ、焦点距離を変化させることができる。
これについて説明すると、先ず、第1及び第2の電極15及び16に電圧を印加しない場合、充填されている絶縁性液体12及び導電性液体13と、容器10の内壁面の表面張力の釣り合いによって、これらの液体12及び13の界面はある半径の球面の一部になる。
一方、第1及び第2の電極15及び16の間に電圧印加部54によって電圧を印加すると、容器10の内壁面において、導電性液体13の「ぬれ性」が向上したかのようになり(この現象をエレクトロウエッティングという)、接触角が小さくなる。すなわち、絶縁性液体12及び導電性液体13の界面はその曲率半径が大となるように変化して、より平坦面に近い球面となる。
したがって、絶縁性液体12及び導電性液体13の間の屈折率差と界面曲率によりレンズ効果があり、且つ電圧を印加するとこのようにエレクトロウエッティングにより液体界面曲率が変化するため、その焦点距離が変化する。
一方、第1及び第2の電極15及び16の間に電圧印加部54によって電圧を印加すると、容器10の内壁面において、導電性液体13の「ぬれ性」が向上したかのようになり(この現象をエレクトロウエッティングという)、接触角が小さくなる。すなわち、絶縁性液体12及び導電性液体13の界面はその曲率半径が大となるように変化して、より平坦面に近い球面となる。
したがって、絶縁性液体12及び導電性液体13の間の屈折率差と界面曲率によりレンズ効果があり、且つ電圧を印加するとこのようにエレクトロウエッティングにより液体界面曲率が変化するため、その焦点距離が変化する。
このようなエレクトロウエッティング現象を利用した可変焦点レンズは、本質的に放電するとき以外は電流が流れず、消費電力がきわめて小さいこと、また機械的可動部がないので、モータ等によりレンズを移動させている従来の可変焦点レンズと比較して寿命が長いという利点を有する。更に、モータが不要となるため省スペース化を図り、簡単な構成でオートフォーカス機構を提供することが可能である。
ところで、絶縁性液体(オイル)及び導電性液体(水)の2液体で構成される液体レンズにおいて、絶縁性液体の屈折率及びアッベ数をn1及びν1、導電性液体の屈折率及びアッベ数をn2及びν2とすると、一般的には、
n1>n2
ν1<ν2
となる。よって、2液体の界面は、屈折率がn1である絶縁性液体に対して凸であれば正のパワー及び正の色収差を有し、凹であれば負のパワー及び負の色収差を有する。
n1>n2
ν1<ν2
となる。よって、2液体の界面は、屈折率がn1である絶縁性液体に対して凸であれば正のパワー及び正の色収差を有し、凹であれば負のパワー及び負の色収差を有する。
一般的に、撮像装置の光学系全体として色収差補正不足となりやすいので、2液体の界面は、絶縁性液体に対して凹である方が望ましいといえる。
したがって、液体レンズ系より構成される第1のレンズ群1においては、物体側から光透過性基体11、絶縁性液体12、導電性液体13、光透過性基体14の順に配置する構成とする場合、2液体界面の曲率は絶縁性液体12に対して凹であることが好ましい。
したがって、液体レンズ系より構成される第1のレンズ群1においては、物体側から光透過性基体11、絶縁性液体12、導電性液体13、光透過性基体14の順に配置する構成とする場合、2液体界面の曲率は絶縁性液体12に対して凹であることが好ましい。
このため、本実施の形態の撮像レンズ系50においては、第1のレンズ群1の絶縁性液体12と導電性液体13との界面の曲率中心が、物体距離を無限大としたときに、導電性液体13側に存在するように構成する。このような構成とすることで、少なくとも物体距離が無限大の場合に、2液体の界面の曲率が絶縁性液体に対して凹となり、撮像レンズ系50全体の色収差補正不足を抑制することができる。
またこのような構成とする場合、図1に示すように、第1のレンズ群1の液体レンズ系において、物体側に絶縁性液体12、像側に導電性液体13を配置することが望ましい。このように配置することよって、電圧無印加状態で、両液体12及び13の界面を導電性液体13側に存在する構成とすることができる。
次に、本発明の実施形態に係る撮像レンズ系の具体的な数値例を第1〜第4の実施の形態として以下に説明する。なお、以下の各実施の形態においては、第1のレンズ群1は正のパワー(屈折力)、第2のレンズ群2は負のパワー(屈折力)を有する構成とする。
[1]第1の実施の形態
先ず、第1の実施形態として適用可能な具体的なレンズ構造の数値例について説明する。この例においては、図1において説明した撮像装置100の撮像レンズ系50として用いる場合で、撮像レンズ系50の焦点距離をf、FナンバーをFno、画角を2ω(ωは半画角)とすると、
f=3.7mm
Fno=2.7
2ω=63°
である。
先ず、第1の実施形態として適用可能な具体的なレンズ構造の数値例について説明する。この例においては、図1において説明した撮像装置100の撮像レンズ系50として用いる場合で、撮像レンズ系50の焦点距離をf、FナンバーをFno、画角を2ω(ωは半画角)とすると、
f=3.7mm
Fno=2.7
2ω=63°
である。
図2に示すように、第1のレンズ群1の光透過性基体11、絶縁性液体12、導電性液体13及び光透過性基体14、更に第2のレンズ群2の各入出射面を物体側からそれぞれ第1〜第7の面S1〜S7とする。図2において、図1と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。そしてこれら第1〜第7の面S1〜S7における曲率半径、光軸上の面間隔(次の面との面間隔、第7の面S7においては撮像部51の表面との間隔)、面間の媒質におけるd線(波長587.56nm)の屈折率、同様にd線のアッベ数等を下記の表1に示す。なお、第2の面S2は図1において説明した容器10の縁によって、絞りSを兼ねる構成とする。
また、非球面式を下記の数1としたときの第1、第2、第4〜第7の面S1、S2、S4〜S7における非球面係数を下記の表2に示す。なお、数1において、Zは光の進行方向を正としたときのレンズ面からの光軸方向の距離、hは光軸と垂直な方向の高さ、Rは曲率半径、kは円錐定数、A、Bはそれぞれ4次及び6次の非球面係数を示す。
また、図2に示す第1及び第2のレンズ群1及び2において、物体距離が600mm、120mm、50mmのときの上記表1中のR3の数値例を下記の表3に示す。なお、物体距離が600mmである場合は、物体距離が無限大である場合と殆ど同じ数値となる。
このような数値例をもって構成した撮像レンズ系50において、同様に物体距離が600mm、120mm、50mmのときの球面収差、非点収差及び歪曲収差を、それぞれ図3A〜Cに示す。なお、以下に示す球面収差の各図においては、一点鎖線aとして波長656.2700nmのC線における球面収差、実線bとして波長587.5600nmのd線における球面収差、破線cとして波長486.1300nmのF線における球面収差をそれぞれ示す。
図3A〜Cの結果から、この場合各物体距離に対して球面収差、非点収差、歪曲収差を実用上十分に抑制できることが分かる。各波長の光に対する球面収差の差も十分小さく、色収差も抑えられることが分かる。
したがって、第1の実施の形態においては、2群のレンズによって収差を十分抑えた実用的な撮像レンズ系50を構成できる。このため、この撮像レンズ系50を用いた撮像装置100の小型化を図ることができる。
図3A〜Cの結果から、この場合各物体距離に対して球面収差、非点収差、歪曲収差を実用上十分に抑制できることが分かる。各波長の光に対する球面収差の差も十分小さく、色収差も抑えられることが分かる。
したがって、第1の実施の形態においては、2群のレンズによって収差を十分抑えた実用的な撮像レンズ系50を構成できる。このため、この撮像レンズ系50を用いた撮像装置100の小型化を図ることができる。
[2]第2の実施の形態
次に、第2の実施形態として適用可能な具体的なレンズ構造の数値例について説明する。この場合も、図1に示す撮像装置100の撮像レンズ系50として用いる場合で、撮像レンズ系50の焦点距離をf、FナンバーをFno、画角を2ω(ωは半画角)とすると、
f=3.7mm
Fno=2.7
2ω=63°
である。
次に、第2の実施形態として適用可能な具体的なレンズ構造の数値例について説明する。この場合も、図1に示す撮像装置100の撮像レンズ系50として用いる場合で、撮像レンズ系50の焦点距離をf、FナンバーをFno、画角を2ω(ωは半画角)とすると、
f=3.7mm
Fno=2.7
2ω=63°
である。
図4に示すように、第1のレンズ群1及び第2のレンズ群2の各入出射面を物体側からそれぞれ第1〜第7の面S1〜S7とする。図4において、図1と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。第1〜第7の面S1〜S7における曲率半径、光軸上の面間隔、面間の媒質におけるd線の屈折率、同様にd線のアッベ数等を下記の表4に示す。この場合においても、第2の面S2は図1に示す容器10の縁によって、絞りSを兼ねる構成とする。
また、非球面式を上記数1としたときの第1、第2、第4〜第7の面S1、S2、S4〜S7における非球面係数を下記の表5に示す。
また、図4に示す第1及び第2のレンズ群1及び2において、物体距離が600mm、120mm、50mmのときの上記表4中のR3の数値例を下記の表6に示す。
このような数値例をもって構成した撮像レンズ系50において、同様に物体距離が600mm、120mm、50mmのときの球面収差、非点収差及び歪曲収差を、それぞれ図5A〜Cに示す。
図5A〜Cの結果から、この場合においても、各物体距離に対して球面収差、非点収差、歪曲収差を実用上十分に抑制できることが分かる。また各波長の光に対する球面収差の差も十分小さく、色収差も十分に抑えられることが分かる。
したがって、第2の実施の形態においても、2群のレンズにて収差を十分抑えた実用的な撮像レンズ系50を構成できる。このため、この撮像レンズ系50を用いた撮像装置100の小型化を図ることができる。
図5A〜Cの結果から、この場合においても、各物体距離に対して球面収差、非点収差、歪曲収差を実用上十分に抑制できることが分かる。また各波長の光に対する球面収差の差も十分小さく、色収差も十分に抑えられることが分かる。
したがって、第2の実施の形態においても、2群のレンズにて収差を十分抑えた実用的な撮像レンズ系50を構成できる。このため、この撮像レンズ系50を用いた撮像装置100の小型化を図ることができる。
[3]第3の実施の形態
次に、第3の実施形態として適用可能な具体的なレンズ構造の数値例について説明する。この例においても、図1に示す撮像装置100の撮像レンズ系50として用いる場合で、撮像レンズ系50の焦点距離をf、FナンバーをFno、画角を2ω(ωは半画角)とすると、
f=3.7mm
Fno=2.7
2ω=63°
である。
次に、第3の実施形態として適用可能な具体的なレンズ構造の数値例について説明する。この例においても、図1に示す撮像装置100の撮像レンズ系50として用いる場合で、撮像レンズ系50の焦点距離をf、FナンバーをFno、画角を2ω(ωは半画角)とすると、
f=3.7mm
Fno=2.7
2ω=63°
である。
図6に示すように、第1のレンズ群1及び第2のレンズ群2の各入出射面を物体側からそれぞれ第1〜第7の面S1〜S7とする。図6において、図1と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。第1〜第7の面S1〜S7における曲率半径、光軸上の面間隔、面間の媒質におけるd線の屈折率、同様にd線のアッベ数等を下記の表7に示す。この場合においても、第2の面S2は図1に示す容器10の縁によって、絞りSを兼ねる構成とする。
また、非球面式を上記数1としたときの第1、第2、第4〜第7の面S1、S2、S4〜S7における非球面係数を下記の表8に示す。
また、図6に示す第1及び第2のレンズ群1及び2において、物体距離が600mm、120mm、50mmのときの上記表7中のR3の数値例を下記の表9に示す。
このような数値例をもって構成した撮像レンズ系50において、同様に物体距離が600mm、120mm、50mmのときの球面収差、非点収差及び歪曲収差を、それぞれ図7A〜Cに示す。
図7A〜Cの結果から、この場合においても、各物体距離に対して球面収差、非点収差、歪曲収差を実用上十分に抑制できることが分かる。また各波長の光に対する球面収差の差も十分小さく、色収差も抑えられることが分かる。
したがって、第3の実施の形態においても、2群のレンズにて収差を十分抑えた実用的な撮像レンズ系50を構成できる。このため、この撮像レンズ系50を用いた撮像装置100の小型化を図ることができる。
図7A〜Cの結果から、この場合においても、各物体距離に対して球面収差、非点収差、歪曲収差を実用上十分に抑制できることが分かる。また各波長の光に対する球面収差の差も十分小さく、色収差も抑えられることが分かる。
したがって、第3の実施の形態においても、2群のレンズにて収差を十分抑えた実用的な撮像レンズ系50を構成できる。このため、この撮像レンズ系50を用いた撮像装置100の小型化を図ることができる。
[4]第4の実施の形態
次に、第4の実施形態として適用可能な具体的なレンズ構造の数値例について説明する。この例においても、図1に示す撮像装置100の撮像レンズ系50として用いる場合で、撮像レンズ系50の焦点距離をf、FナンバーをFno、画角を2ω(ωは半画角)とすると、
f=3.7mm
Fno=2.7
2ω=63°
である。
次に、第4の実施形態として適用可能な具体的なレンズ構造の数値例について説明する。この例においても、図1に示す撮像装置100の撮像レンズ系50として用いる場合で、撮像レンズ系50の焦点距離をf、FナンバーをFno、画角を2ω(ωは半画角)とすると、
f=3.7mm
Fno=2.7
2ω=63°
である。
図8に示すように、第1のレンズ群1及び第2のレンズ群2の各入出射面を物体側からそれぞれ第1〜第7の面S1〜S7とする。図8において、図1と対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。第1〜第7の面S1〜S7における曲率半径、光軸上の面間隔、面間の媒質におけるd線の屈折率、同様にd線のアッベ数等を下記の表10に示す。この場合においても、第2の面S2は図1に示す容器10の縁によって、絞りSを兼ねる構成とする。
また、非球面式を上記数1としたときの第1、第2、第4〜第7の面S1、S2、S4〜S7における非球面係数を下記の表11に示す。
また、図8に示す第1及び第2のレンズ群1及び2において、物体距離が600mm、120mm、50mmのときの上記表10中のR3の数値例を下記の表12に示す。
このような数値例をもって構成した撮像レンズ系50において、同様に物体距離が600mm、120mm、50mmのときの球面収差、非点収差及び歪曲収差を、それぞれ図9A〜Cに示す。
図9A〜Cの結果から、この場合においても、各物体距離に対して球面収差、非点収差、歪曲収差を実用上十分に抑制できることが分かる。また各波長の光に対する球面収差の差も十分小さく、色収差も抑えられることが分かる。
したがって、第4の実施の形態においても、2群のレンズにて収差を十分抑えた実用的な撮像レンズ系50を構成できる。このため、この撮像レンズ系50を用いた撮像装置100の小型化を図ることができる。
図9A〜Cの結果から、この場合においても、各物体距離に対して球面収差、非点収差、歪曲収差を実用上十分に抑制できることが分かる。また各波長の光に対する球面収差の差も十分小さく、色収差も抑えられることが分かる。
したがって、第4の実施の形態においても、2群のレンズにて収差を十分抑えた実用的な撮像レンズ系50を構成できる。このため、この撮像レンズ系50を用いた撮像装置100の小型化を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、2つのレンズ群のみによって、液体レンズを用いた自動焦点調整機能を有する撮像レンズ系及びこれを用いた撮像装置を提供することができる。
本発明においては、物体距離が無限大の場合において、物体側の第1のレンズ群に用いる液体レンズ系中の絶縁性液体と導電性液体との界面の曲率中心が導電性液体側に存在するように構成する。このような構成とすることで、少なくとも物体距離が無限大の場合に、2液体の界面の曲率が絶縁性液体に対して凹となり、撮像レンズ系全体の色収差補正不足を抑制することができる。
本発明においては、物体距離が無限大の場合において、物体側の第1のレンズ群に用いる液体レンズ系中の絶縁性液体と導電性液体との界面の曲率中心が導電性液体側に存在するように構成する。このような構成とすることで、少なくとも物体距離が無限大の場合に、2液体の界面の曲率が絶縁性液体に対して凹となり、撮像レンズ系全体の色収差補正不足を抑制することができる。
更に、液体レンズ系を、物体側から順に光透過性基体、絶縁性液体、導電性液体、光透過性基体が配置される構成とすることで、上述の第1〜第4の実施の形態において説明したように、実用上十分に収差を抑えることができる。
また、液体レンズ系の絶縁性液体と導電性液体との界面位置よりも物体側に、絞りが配置される構成とすることで、同様に、収差を十分に抑える構成を実現することができる。
更に、絞りを液体レンズ系の容器と兼用して構成することで、構成の簡易化、小型化を図ることが可能となる。
なお、本発明は上述の実施形態例において説明した構成に限定されるものではなく、その他本発明構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。
1.第1のレンズ群、2.第2のレンズ群、10.容器、11.光透過性基体、12.絶縁性液体、13.導電性液体、14.光透過性基体、15.第1の電極、16.第2の電極、17.誘電体膜、18.撥水膜、50.撮像レンズ系、51.撮像部、52.信号変換部、53.制御部、54.電圧印加部、100.撮像装置
Claims (6)
- 物体側から順に第1のレンズ群及び第2のレンズ群を有し、
前記第1のレンズ群に、印加電圧に応じて絶縁性液体と導電性液体との界面の曲率半径が変化する液体レンズ系を有し、
前記液体レンズ系の前記絶縁性液体と前記導電性液体との界面の曲率中心が、物体距離を無限大としたときに、前記導電性液体側に存在する
ことを特徴とする撮像レンズ系。 - 請求項1記載の撮像レンズ系において、
前記液体レンズ系は、物体側から順に光透過性基体、前記絶縁性液体、前記導電性液体、光透過性基体が配置されて成ることを特徴とする撮像レンズ系。 - 請求項1記載の撮像レンズ系において、
前記液体レンズ系の前記絶縁性液体と前記導電性液体との界面位置よりも物体側に、絞りが配置されることを特徴とする撮像レンズ系。 - 請求項3記載の撮像レンズ系において、
前記絞りが、前記液体レンズ系の容器と兼用されて成ることを特徴とする撮像レンズ系。 - 撮像レンズ系と、絞りと、撮像部とを有し、
前記撮像レンズ系は、
物体側から順に第1のレンズ群及び第2のレンズ群を有し、
前記第1のレンズ群に、印加電圧に応じて絶縁性液体と導電性液体との界面の曲率半径が変化する液体レンズ系を有し、
前記液体レンズ系の前記絶縁性液体と前記導電性液体との界面の曲率中心が、物体距離を無限大としたときに、前記導電性液体側に存在する
ことを特徴とする撮像装置。 - 請求項5記載の撮像装置において、
前記撮像レンズ系の前記液体レンズ系は、物体側から順に光透過性基体、前記絶縁性液体、前記導電性液体、光透過性基体が配置されて成ることを特徴とする撮像装置。
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