JP2009185490A - アーケード屋根開閉方法及び装置 - Google Patents
アーケード屋根開閉方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009185490A JP2009185490A JP2008025277A JP2008025277A JP2009185490A JP 2009185490 A JP2009185490 A JP 2009185490A JP 2008025277 A JP2008025277 A JP 2008025277A JP 2008025277 A JP2008025277 A JP 2008025277A JP 2009185490 A JP2009185490 A JP 2009185490A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emergency
- arcade
- normal
- roof
- arcade roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
【解決手段】アーケード屋根をモーターにより開閉するアーケード屋根開閉システムが、アーケード屋根、商用電源と非常用電源装置、交流モーター又は直流モーターからの駆動力でアーケード屋根を開閉するアーケード屋根移動機構から構成され、アーケード屋根移動機構は、交流モーターと直流モーター、通常用回転軸と非常用回転軸、通常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチ、通常用プーリーと非常用プーリー、通常用ベルトと非常用ベルトから構成されることを特徴とするアーケード屋根開閉システムである。
【選択図】 図3
Description
しかし、アーケードの構造は、支柱に街路に沿って水平部材を設けて、水平部材にドーム状または山状の屋根を設けた一体構造である。
アーケード街路に面した建物に火災が起こった場合に、消火活動のために一部のアーケード屋根を排除して、アーケードより上に位置する建物の消防活動を行う必要があるが、
アーケード構造物が一体構造となっているためにアーケード屋根を排除するのが困難で、消防活動に支障をきたすことが指摘されている。
従来技術として、移動屋根の発明として以下のような発明が有る。
「特許文献1」特許第2534127号公報では、スタジアム、コンサートホール等の大規模施設の上方に架設されて好適な開閉式屋根に係り、特に構造が簡易で円滑な開閉動作を実現しうる開閉式屋根に関する発明が開示されている。
「特許文献2」特開平2−256745では、アーケード内において、各種の飾り付け、その他の書設備を容易にして商店街の美化を図る移動式アーケードに関する発明が開示されている。
本発明が解決しようとする課題は、停電時であって、さらにアーケード街路に面した建物に火災が起こった場合に、消火活動のためにアーケード屋根を開閉することが可能なアーケード屋根開閉方法及び装置を提供することである。
ここに、請求項1に記載の発明は、第1の発明ともいい、
請求項2に記載の発明は、第2の発明ともいい、
請求項3に記載の発明は、第3の発明ともいい、
請求項4に記載の発明は、第4の発明ともいい、
請求項5に記載の発明は、第5の発明ともいい、
請求項6に記載の発明は、第6の発明ともいい、
請求項7に記載の発明は、第7の発明ともいい、
請求項8に記載の発明は、第8の発明ともいい、
請求項9に記載の発明は、第9の発明ともいい、
請求項10に記載の発明は、第10の発明ともいい、
請求項11に記載の発明は、第11の発明ともいい、
請求項12に記載の発明は、第12の発明ともいう。
請求項13に記載の発明は、第13の発明ともいう。
*************************************
○アーケード屋根とは、都市の商店街、繁華街等の街路には雨避け等を目的として設置された屋根をいう。
○アーケード屋根(移動屋根)とは、通常時は、道路前方に移動させて青空の見える開放的な空間を形成し、停電時であって火災発生時等の非常時に際しては、非常用電源装置からの非常用電力により、直流モーターを駆動させると共に、非常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させて、道路前方に移動(開閉)させるアーケード屋根をいう。
○アーケード固定屋根とは、歩道両側に並設された建築物の入口に立設された柱によって支持された記構造体によって、構造体と固定屋根は、片持ち梁式に一体結合されてなる移動できない屋根をいう。
○モーターとは、アーケード屋根を開閉するための駆動力を与える原動機をいう。
本発明においては、通常時にアーケード屋根を開閉するための駆動力を与えるモーターには交流モーターを用い、非常時にアーケード屋根を開閉するための駆動力を与えるモーターには直流モーターを用いる。
○アーケード屋根開閉システムとは、アーケード屋根を開閉するためシステムをいう。
アーケード屋根開閉システムは、アーケード屋根、商用電源と非常用電源装置、交流モーター又は直流モーターからの駆動力でアーケード屋根を開閉するアーケード屋根移動機構から構成される。
○アーケード屋根移動機構は、交流モーター又は直流モーターからの駆動力でアーケード屋根を開閉する機構である。
アーケード屋根移動機構は、交流モーターと直流モーター、通常用回転軸と非常用回転軸、通常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチ、通常用プーリーと非常用プーリー、通常用ベルトと非常用ベルトから構成される。
○電磁クラッチとは、通電することによって発生する電磁力で回転軸の連結・切り離し・保持を行う装置で、本発明においては、コイルへの通電を行うことでクラッチが入り状態(モーターから駆動力がプーリーに伝わる状態)になり、通電が切れたときにスプリング等の力でクラッチが切り状態(モーターから駆動力がプーリーに伝わらない状態)になる形式のクラッチをいう。
○非常時とは、停電時その他電動機の故障時をいう。
○通常時とは、停電時その他電動機の故障時(非常時)以外の時をいう。
**************************************
数字若しくはアルファベット文字の後ろに付されるサフィクスが1の数字は、通常時に用いられることを表し、
数字若しくはアルファベット文字の後ろに付されるサフィクスが2の数字は、非常時に用いられることを表す。
なお、商用電源は、通常用電源と同義であり、非常用電源装置は、通常用電源と同義である。
**************************************
アーケード屋根をモーターにより開閉するアーケード屋根開閉システムが、アーケード屋根、商用電源と非常用電源装置、交流モーター又は直流モーターからの駆動力でアーケード屋根を開閉するアーケード屋根移動機構から構成され、アーケード屋根移動機構は、交流モーターと直流モーター、通常用回転軸と非常用回転軸、通常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチ、通常用プーリーと非常用プーリー、通常用ベルトと非常用ベルトから構成され、アーケード屋根は、アーケード屋根の両側で通常用ベルト及び非常用ベルトと結合されてなり、交流モーターと通常用プーリーは、通常用電磁クラッチを介して通常用回転軸で接続されてなり、直流モーターと非常用プーリーは、非常用電磁クラッチを介して非常用回転軸で接続されてなり、交流用モーターと通常用電磁クラッチは、通常用電源装置と通常用電力線で接続され、直流モーターと非常用電磁クラッチは、非常用電源装置と非常用電力線で接続されることを特徴とするアーケード屋根開閉システム。
「請求項2」
通常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチは、共に通電時に入り状態となり、非通電時に切り状態となる電磁クラッチであることを特徴とする請求項1に記載のアーケード屋根開閉システム。
「請求項3」
アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方片側に設置された通常用プーリーと通常用ベルト、アーケード屋根の後方片側に設置された非常用プーリーと非常用ベルトから構成されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載のアーケード屋根開閉システム。
「請求項4」
アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方両側に設置された通常用プーリーと通常用ベルト、アーケード屋根の後方両側に設置された非常用プーリーと非常用ベルトから構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のアーケード屋根開閉システム。
「請求項5」
アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方片側若しくは前方両側に設置された通常用プーリーと通常用ワイヤー、アーケード屋根の後方片側若しくは後方両側に設置された非常用プーリーと非常用ワイヤーから構成され、アーケード屋根の前方片側若しくは前方両側に設置された通常用プーリーは通常用回転軸と、アーケード屋根の後方片側若しくは後方両側に設置された非常用プーリーは非常用回転軸及とそれぞれ結合されることを特徴とする請求項1〜4の何れかにアーケード屋根開閉システム。
「請求項6」
請求項1〜5の何れかに記載のアーケード屋根開閉システムにおいて、
通常時は、商用電源からの商用電力により、交流モーターを駆動させると共に、通常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉し、停電時であって火災発生時等の非常時に際しては、非常用電源装置からの非常用電力により、直流モーターを駆動させると共に、非常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉することを特徴とするアーケード屋根開閉方法。
「請求項7」
交流モーターと直流モーターを作動させない場合、定常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチは共に切り状態に有り、停電時であって火災発生時等の非常時に際しては、直流モーターを駆動させると共に、非常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉することを特徴とする請求項6に記載のアーケード屋根開閉方法。
「請求項8」
アーケード屋根を開閉する作業が終了した場合には、非常用電源装置からの非常用電力を切断して、非常用電磁クラッチを切り状態とすることを特徴とする請求項6〜7の何れかに記載のアーケード屋根開閉方法。
「請求項9」
停電復旧後には、交流モーターを駆動させると共に、通常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉することを特徴とする請求項6〜8の何れかに記載のアーケード屋根開閉方法。
「請求項10」
通常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチは、共に通電時に入り状態となり、非通電時に切り状態となる電磁クラッチであることを特徴とする請求項6〜9の何れかに記載のアーケード屋根開閉方法。
「請求項11」
アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方片側に設置された通常用プーリーと通常用ベルト、アーケード屋根の後方片側に設置された非常用プーリーと非常用ベルトから構成されることを特徴とする請求項6〜10の何れかに記載のアーケード屋根開閉方法
「請求項12」
アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方両側に設置された通常用プーリーと通常用ベルト、アーケード屋根の後方両側に設置された非常用プーリーと非常用ベルトから構成されることを特徴とする請求項6〜11の何れかに記載のーケード屋根開閉方法。
「請求項13」
アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方片側若しくは前方両側に設置された通常用プーリーと通常用ワイヤー、アーケード屋根の後方片側若しくは後方両側に設置された非常用プーリーと非常用ワイヤーから構成され、アーケード屋根の前方片側若しくは前方両側に設置された通常用プーリーは通常用回転軸と、アーケード屋根の後方片側若しくは後方両側に設置された非常用プーリーは非常用回転軸及とそれぞれ結合されることを特徴とする請求項6〜12の何れかに記載のーケード屋根開閉方法。
****************************************
第1の発明によれば、本発明が解決しようとする課題を達成することができた。
即ち、本発明の「アーケード屋根をモーターにより開閉するアーケード屋根開閉システムが、アーケード屋根、商用電源と非常用電源装置、交流モーター又は直流モーターからの駆動力でアーケード屋根を開閉するアーケード屋根移動機構から構成され、アーケード屋根移動機構は、交流モーターと直流モーター、通常用回転軸と非常用回転軸、通常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチ、通常用プーリーと非常用プーリー、通常用ベルトと非常用ベルトから構成され、アーケード屋根は、アーケード屋根の両側で通常用ベルト及び非常用ベルトと結合されてなり、交流モーターと通常用プーリーは、通常用電磁クラッチを介して通常用回転軸で接続されてなり、直流モーターと非常用プーリーは、非常用電磁クラッチを介して非常用回転軸で接続されてなり、交流用モーターと通常用電磁クラッチは、通常用電源装置と通常用電力線で接続され、直流モーターと非常用電磁クラッチは、非常用電源装置と非常用電力線で接続されること」の構成とすることにより、停電時であっても、直流モーターの電源スイッチを入り状態にして、非常用電源装置からの非常用電力の通電によって非常用電磁クラッチを、切り状態とした後、直流モーターを駆動することによって、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉するアーケード屋根開閉システムを提供することができる。
さらに第2の発明によれば、通常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチは、共に通電時に入り状態となり、非通電時に切り状態となる電磁クラッチであるという特徴的な構成要件により、以下のような当業者予測不可能な顕著な効果を奏する。
すなわち、本発明の特徴的構成要件によれば、「停電時には、商用電源からは通常用モーター及び通常用電磁クラッチに商用電力を供給することができないが、非常用電源装置からは非常用モーター及び非常用電磁クラッチに非常用電力を供給することができる。そして、停電時であって火災発生時等の非常時には、直流モーターの電源スイッチを入り状態にして、非常用電源装置からの非常用電力の通電によって非常用電磁クラッチを、切り状態から入り状態とした後、直流モーターを駆動することによって、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉するアーケード屋根開閉システムを提供することができる。
第3の発明によれば、アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の一方側に設置された通常用プーリーと通常用ベルト、アーケード屋根の他方側に設置された非常用プーリーと非常用ベルトから構成されることによって、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉するアーケード屋根開閉システムを提供することができるという当業者予測困難な顕著な効果を奏する。
第4の発明によれば、アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方両側に設置された通常用プーリーと通常用ベルト、アーケード屋根の後方両側に設置された非常用プーリーと非常用ベルトから構成されることによって、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉するアーケード屋根開閉システムを提供することができるという当業者予測困難な顕著な効果を奏する。
第5の発明によれば、アーケード屋根移動機構が、交流モーターと直流モーター、通常用回転軸と非常用回転軸、通常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチ、通常用ワイヤーと非常用プーリー、通常用ベルトと非常用ベルトから構成され、
アーケード屋根は、アーケード屋根の両側で通常用ワイヤー及び非常用ワイヤーと結合されてなることによって、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉するアーケード屋根開閉システムを提供することができるという当業者予測困難な顕著な効果を奏する。
すなわち、第5の発明によれば、第1の発明〜第4の発明において、ベルトの替わりにワイヤーを用いても、第1の発明〜第4の発明と同等の当業者予測困難な顕著な効果を奏する。
第6の発明によれば、第1〜第5の発明の何れかの発明において、通常時は、商用電源からの商用電力により、交流モーターを駆動させると共に、通常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉し、停電時であって火災発生時等の非常時に際しては、非常用電源装置からの非常用電力により、直流モーターを駆動させると共に、非常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉するという特徴的構成要件により、第1の発明に相当する当業者が予測困難な顕著な効果を奏する。
第7の発明によれば、交流モーターと直流モーターを作動させない場合、定常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチは共に切り状態に有り、停電時であって火災発生時等の非常時に際しては、直流モーターを駆動させると共に、非常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉するという特徴的構成要件により、第1の発明に相当する当業者が予測困難な顕著な効果を奏する。
第8の発明によれば、アーケード屋根を開閉する作業が終了した場合には、非常用電源装置からの非常用電力を切断して、非常用電磁クラッチを切り状態とするという特徴的構成要件により、第1の発明に相当する当業者が予測困難な顕著な効果を奏する。
第9の発明によれば、交流モーターを駆動させると共に、通常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉するという特徴的構成要件により、第1の発明に相当する当業者が予測困難な顕著な効果を奏する。
第10の発明〜第13の発明(アーケード屋根開閉方法の発明)は、第2の発明〜第5の発明(アーケード屋根開閉システムの発明)にそれぞれ対応する特徴的構成要件により、第2の発明〜第5の発明(アーケード屋根開閉システムの発明)にそれぞれ対応する当業者が予測困難な顕著な効果を奏する。
「図1」は、本発明に係る、アーケード屋根開閉システムの全体概略を示す正面図である。
「図2」は、本発明に係る、アーケード屋根開閉システムの全体概略を示す斜視図である。
「図3」は、本発明に係る、アーケード屋根が閉じられた状態のアーケード屋根開閉システムの平面図である。
「図4」は、本発明に係る、アーケード屋根が閉じられた状態アーケード屋根開閉システムの側面図である。
「図5」は、本発明に係る、アーケード屋根が移動する状態のアーケード屋根開閉システムの平面図である。
「図6」は、本発明に係る、アーケード屋根が移動する状態のアーケード屋根開閉システムの平面図である。
「図7」は、本発明に係る、アーケード屋根が開けられた状態のアーケード屋根開閉システムの平面図である。
「図8」は、本発明に係る、アーケード屋根が開けられた状態のアーケード屋根開閉システムの側面図である。
他の最良の形態によれば、上記の発明を実施するための最良の形態に記載されたアーケード屋根開閉システムにおいて、アーケード屋根移動機構ARMが、アーケード屋根ARの前方片側若しくは前方両側に設置された通常用プーリーP1と通常用ワイヤーW1、アーケード屋根ARの後方片側若しくは後方両側に設置された非常用プーリーP2と非常用ワイヤーW2から構成され、アーケード屋根ARの前方片側若しくは前方両側に設置された通常用プーリーP1は通常用回転軸SH1と、アーケード屋根ARの後方片側若しくは後方両側に設置された非常用プーリーP2は非常用回転軸SH2及とそれぞれ結合される。
を参照しながら、以下詳説する。
通常時は、商用電源E1からの商用電力により、交流モーターM1を駆動させると共に、通常用電磁クラッチEMC1を入り状態とし、アーケード屋根移動機構ARMを作動させてアーケード屋根ARを開閉し、停電時であって火災発生時等の非常時に際しては、非常用電源装置E2からの非常用電力により、直流モーターM2を駆動させると共に、非常用電磁クラッチEMC2を入り状態とし、アーケード屋根移動機構ARMを作動させてアーケード屋根ARを開閉する。
停電復旧後には、交流モーターM1を駆動させると共に、通常用電磁クラッチEMC1を入り状態とし、アーケード屋根移動機構ARMを作動させてアーケード屋根ARを開閉する。
1 柱
2 構造体
C 取付具
AR アーケード屋根
M1 交流モーター(通常用モーター)
M2 直流モーター(非常用モーター)
E1 商用電源(通常用電源)
E2 非常用電源装置(非常用電源装置)
L1 通常用電力線
L2 非常用電力線
EMC1 通常用電磁クラッチ
EMC2 非常用電磁クラッチ
P1 通常用プーリー
P2 非常用プーリー
B1 通常用ベルト
B2 非常用ベルト
W1 通常用ワイヤー
W2 非常用ワイヤー
SH1 通常用回転軸
SH2 非常用回転軸
Claims (13)
- アーケード屋根をモーターにより開閉するアーケード屋根開閉システムが、アーケード屋根、商用電源と非常用電源装置、交流モーター又は直流モーターからの駆動力でアーケード屋根を開閉するアーケード屋根移動機構から構成され、アーケード屋根移動機構は、交流モーターと直流モーター、通常用回転軸と非常用回転軸、通常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチ、通常用プーリーと非常用プーリー、通常用ベルトと非常用ベルトから構成され、アーケード屋根は、アーケード屋根の両側で通常用ベルト及び非常用ベルトと結合されてなり、交流モーターと通常用プーリーは、通常用電磁クラッチを介して通常用回転軸で接続されてなり、直流モーターと非常用プーリーは、非常用電磁クラッチを介して非常用回転軸で接続されてなり、交流用モーターと通常用電磁クラッチは、通常用電源装置と通常用電力線で接続され、直流モーターと非常用電磁クラッチは、非常用電源装置と非常用電力線で接続されることを特徴とするアーケード屋根開閉システム。
- 通常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチは、共に通電時に入り状態となり、非通電時に切り状態となる電磁クラッチであることを特徴とする請求項1に記載のアーケード屋根開閉システム。
- アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方片側に設置された通常用プーリーと通常用ベルト、アーケード屋根の後方片側に設置された非常用プーリーと非常用ベルトから構成されることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載のアーケード屋根開閉システム。
- アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方両側に設置された通常用プーリーと通常用ベルト、アーケード屋根の後方両側に設置された非常用プーリーと非常用ベルトから構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のアーケード屋根開閉システム。
- アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方片側若しくは前方両側に設置された通常用プーリーと通常用ワイヤー、アーケード屋根の後方片側若しくは後方両側に設置された非常用プーリーと非常用ワイヤーから構成され、アーケード屋根の前方片側若しくは前方両側に設置された通常用プーリーは通常用回転軸と、アーケード屋根の後方片側若しくは後方両側に設置された非常用プーリーは非常用回転軸及とそれぞれ結合されることを特徴とする請求項1〜4の何れかにアーケード屋根開閉システム。
- 請求項1〜5の何れかに記載のアーケード屋根開閉システムにおいて、
通常時は、商用電源からの商用電力により、交流モーターを駆動させると共に、通常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉し、停電時であって火災発生時等の非常時に際しては、非常用電源装置からの非常用電力により、直流モーターを駆動させると共に、非常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉することを特徴とするアーケード屋根開閉方法。 - 交流モーターと直流モーターを作動させない場合、定常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチは共に切り状態に有り、停電時であって火災発生時等の非常時に際しては、直流モーターを駆動させると共に、非常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉することを特徴とする請求項6に記載のアーケード屋根開閉方法。
- アーケード屋根を開閉する作業が終了した場合には、非常用電源装置からの非常用電力を切断して、非常用電磁クラッチを切り状態とすることを特徴とする請求項6〜7の何れかに記載のアーケード屋根開閉方法。
- 停電復旧後には、交流モーターを駆動させると共に、通常用電磁クラッチを入り状態とし、アーケード屋根移動機構を作動させてアーケード屋根を開閉することを特徴とする請求項6〜8の何れかに記載のアーケード屋根開閉方法。
- 通常用電磁クラッチと非常用電磁クラッチは、共に通電時に入り状態となり、非通電時に切り状態となる電磁クラッチであることを特徴とする請求項6〜9の何れかに記載のアーケード屋根開閉方法。
- アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方片側に設置された通常用プーリーと通常用ベルト、アーケード屋根の後方片側に設置された非常用プーリーと非常用ベルトから構成されることを特徴とする請求項6〜10の何れかに記載のアーケード屋根開閉方法
- アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方両側に設置された通常用プーリーと通常用ベルト、アーケード屋根の後方両側に設置された非常用プーリーと非常用ベルトから構成されることを特徴とする請求項6〜11の何れかに記載のーケード屋根開閉方法。
- アーケード屋根移動機構が、アーケード屋根の前方片側若しくは前方両側に設置された通常用プーリーと通常用ワイヤー、アーケード屋根の後方片側若しくは後方両側に設置された非常用プーリーと非常用ワイヤーから構成され、アーケード屋根の前方片側若しくは前方両側に設置された通常用プーリーは通常用回転軸と、アーケード屋根の後方片側若しくは後方両側に設置された非常用プーリーは非常用回転軸及とそれぞれ結合されることを特徴とする請求項6〜12の何れかに記載のーケード屋根開閉方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008025277A JP2009185490A (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | アーケード屋根開閉方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008025277A JP2009185490A (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | アーケード屋根開閉方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009185490A true JP2009185490A (ja) | 2009-08-20 |
Family
ID=41068997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008025277A Pending JP2009185490A (ja) | 2008-02-05 | 2008-02-05 | アーケード屋根開閉方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009185490A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108442845A (zh) * | 2018-04-02 | 2018-08-24 | 江苏六维智能物流装备股份有限公司 | 一种重叠式气动提升门 |
EP3480384A1 (en) * | 2017-11-02 | 2019-05-08 | Voltex Products Limited | An apparatus comprising a roof panel and control system for opening and closing the roof panel |
GB2579332B (en) * | 2013-02-20 | 2021-01-06 | Orangebox Ltd | A ceiling panel |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5712784A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-22 | Nippon Air Brake Co | Emergency door operator |
JPS62113215A (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-25 | Agency Of Ind Science & Technol | 微小温度差の下における温度制御方法 |
JPS63187689A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-03 | 株式会社日立製作所 | 印刷回路製造装置 |
-
2008
- 2008-02-05 JP JP2008025277A patent/JP2009185490A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5712784A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-22 | Nippon Air Brake Co | Emergency door operator |
JPS62113215A (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-25 | Agency Of Ind Science & Technol | 微小温度差の下における温度制御方法 |
JPS63187689A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-03 | 株式会社日立製作所 | 印刷回路製造装置 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2579332B (en) * | 2013-02-20 | 2021-01-06 | Orangebox Ltd | A ceiling panel |
US11008754B2 (en) | 2013-02-20 | 2021-05-18 | Orangebox Limited | Ceiling panel |
EP3480384A1 (en) * | 2017-11-02 | 2019-05-08 | Voltex Products Limited | An apparatus comprising a roof panel and control system for opening and closing the roof panel |
GB2568057A (en) * | 2017-11-02 | 2019-05-08 | Voltex Products Ltd | An apparatus comprising a roof panel and control system for opening and closing the roof panel |
GB2568057B (en) * | 2017-11-02 | 2021-01-06 | Panel Uk Ltd | An apparatus comprising a roof panel and control system for opening and closing the roof panel |
US10988926B2 (en) | 2017-11-02 | 2021-04-27 | Panel Uk Ltd | Apparatus comprising a roof panel and control system for opening and closing the roof panel |
CN108442845A (zh) * | 2018-04-02 | 2018-08-24 | 江苏六维智能物流装备股份有限公司 | 一种重叠式气动提升门 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009185490A (ja) | アーケード屋根開閉方法及び装置 | |
CN103306412B (zh) | 一种可开启式穹顶钢结构 | |
CN109208951B (zh) | 一种用于机器人演出的旋转剧场系统及其控制方法 | |
CN205078155U (zh) | 卷帘门电机遇阻停止系统 | |
JP2006290501A (ja) | エレベータ装置及びその運転制御方法 | |
WO2021038916A1 (ja) | 太陽光発電網遮断ユニットおよびこれを備えた太陽光発電網遮断システム | |
JP5107755B2 (ja) | シャッター装置 | |
CN104895456B (zh) | 一种防损自动启闭窗 | |
WO2007045967A8 (fr) | Procede de commande d'un actionneur de volet roulant | |
CN202422353U (zh) | 视频报警系统 | |
CN106368579A (zh) | 一种带智能锁紧系统的检修口 | |
JP4926429B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP5791205B2 (ja) | 乗客コンベア | |
JP5687086B2 (ja) | 庇兼用電動扉 | |
CN105041099B (zh) | 一种电动内摆门的应急装置 | |
CN104975802B (zh) | 双层中空玻璃内置百叶窗的百叶帘帘片翻转装置 | |
CN204343216U (zh) | 一种三辊闸机 | |
JP5347923B2 (ja) | エレベーターの制御装置 | |
CN204266443U (zh) | 一种可升降楼板的驱动装置 | |
CN201404603Y (zh) | 一种用于楼房快速逃生的装置 | |
CN107833535A (zh) | 一种工商企业办公管理用的阅读栏 | |
KR970065381A (ko) | 엘리베이터의 정전시 운전방법 | |
JP2012132178A (ja) | 開閉装置及びその改修方法 | |
CN110730986A (zh) | 用于内容和数字广告在公共空间中的大众传播和散布的自支持系统及方法 | |
JP2005219196A (ja) | ロボットシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110117 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110201 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110317 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110317 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110318 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110506 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110509 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110804 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110830 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111226 |