JP2009185011A - 甘薯焼酎粕(酵母エキス)を用いた化粧料及び育毛、発毛剤の製造方法。 - Google Patents
甘薯焼酎粕(酵母エキス)を用いた化粧料及び育毛、発毛剤の製造方法。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】甘薯焼酎粕を主成分として抽出液1〜90%重量物からなる化粧料及び育毛、発毛剤を提供する。
【解決手段】甘薯焼酎粕(酵母エキス)抽出液から得られる発酵生成物からなる育毛及び発毛効果を有する化粧料。
【送択図】なし
【解決手段】甘薯焼酎粕(酵母エキス)抽出液から得られる発酵生成物からなる育毛及び発毛効果を有する化粧料。
【送択図】なし
Description
本発明は甘薯焼酎粕を主成分とした抽出液からなる発酵生成物からなる化粧料及び育毛、発毛剤
甘薯焼酎粕には、醗酵に由来した成分である各種アミノ酸、灰分、ビタミン類、有機酸、各種糖分等の栄養成分、旨味成分のごとき有効成分が含まれているにもかかわらず、食品素材及び化粧料等に一部が使用されているのが現況である。又、現在焼酎粕の大半が海洋及び陸上投棄されている問題は資源の損失、環境上の問題等のことを考え、再度利用することにより問題の解決に一役を投じるものである。今現在、国際法により海洋投棄は禁止されている。
特許第1198185号 特許第1807648号 特許第1784890号 特許第2562324号
現事情に鑑み本発明は甘薯焼酎粕の有効利用を図ることを目的として、化粧料及び育毛、発毛の開発目的とする。化粧料は肌を通して吸収されるだけでなく、直接的、間接的に口を経由し体内に入ってくることも有り、安全性が重要である。本原料は純植物性であります。
安全な原料として使用できるものである。
安全な原料として使用できるものである。
本発明の第一は甘薯焼酎粕(酵母エキス)抽出液から得られる発酵生成物からなる育毛及び発毛効果を有する化粧料である。第二の発明は甘薯焼酎粕の有効成分である、アミノ酸類、有機酸類、ビタミン類、灰分類等が肌に対して湿りや潤いを与える効果を得て、しかも温浴効果の優れた化粧料が得られた。
本発明の原料として用いる甘薯焼酎粕は特に限定するもでない。
酵素物は必ずしも必要としないが原料利用率の向上、目的とする成分の含有量を上げるため使用した方がよい。
甘薯焼酎粕アミノ酸分析結果(単位m/g100ml)を下記に示す。
アスパラキン酸 7 スレオニン 4 セリン 5
アスパラニン 6 グルタミン酸 6 プロリン 13
グリシン 8 アラニン 14 イソロイシン 4
ロイシン 9 チロシン 5 フェニルアラン 7
ギャバ 7 リジン 10 ヒスチジン 3
アルギニン 9
愛知県食品工業技術センター調べによるデーターである。
アスパラキン酸 7 スレオニン 4 セリン 5
アスパラニン 6 グルタミン酸 6 プロリン 13
グリシン 8 アラニン 14 イソロイシン 4
ロイシン 9 チロシン 5 フェニルアラン 7
ギャバ 7 リジン 10 ヒスチジン 3
アルギニン 9
愛知県食品工業技術センター調べによるデーターである。
甘薯焼酎粕の成分分析結果を下記に示す。
成分 甘薯焼酎粕
P,H 4,3 アミノ酸窒素 37,3mg/100ml
灰分 0,54mg/100ml アミノ酸として 223mg/100ml
有機物 5,2mg/100ml
TOC(PPM) 2500
T−N(PPM) 2300
BOD(PPM) 50000
SS (PPM) 37000
成分 甘薯焼酎粕
P,H 4,3 アミノ酸窒素 37,3mg/100ml
灰分 0,54mg/100ml アミノ酸として 223mg/100ml
有機物 5,2mg/100ml
TOC(PPM) 2500
T−N(PPM) 2300
BOD(PPM) 50000
SS (PPM) 37000
次に実験及び実施例を挙げて本発明を詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明の化粧料として、下記の配合で実施した。化粧料として化粧水を作成した。
甘薯焼酎粕 100CC
精製水 2000CC
ポリエチレングリコール 5CC
香料 微量
酵素料 3g
甘薯焼酎粕 100CC
精製水 2000CC
ポリエチレングリコール 5CC
香料 微量
酵素料 3g
更にボディーローションとして下記の配合で作成した。
甘薯焼酎粕 100CC
精製水 800CC
ホホバオイル 60CC
シルクパウダー 2g
グアーガム 2g
キサンタンガム 2g
アルギン酸ナトリュウム 10g
甘薯焼酎粕 100CC
精製水 800CC
ホホバオイル 60CC
シルクパウダー 2g
グアーガム 2g
キサンタンガム 2g
アルギン酸ナトリュウム 10g
美容乳液
甘薯焼酎粕 100CC
精製水 600CC
ホホバオイル 80CC
シルクパウダー 2g
グァーガム 2g
キサンタンガム 2g
アルギ酸ナトリウム 10g
甘薯焼酎粕 100CC
精製水 600CC
ホホバオイル 80CC
シルクパウダー 2g
グァーガム 2g
キサンタンガム 2g
アルギ酸ナトリウム 10g
入浴剤
甘薯焼酎粕 53g
硫酸ナトリウム 1g
アロエエキス 0,5g
スギナエキス 0,5g
クロレラエキス 1g
変性エタノール(95%) 19ml
香料 微量
精製水 24CC
甘薯焼酎粕 53g
硫酸ナトリウム 1g
アロエエキス 0,5g
スギナエキス 0,5g
クロレラエキス 1g
変性エタノール(95%) 19ml
香料 微量
精製水 24CC
石鹸
甘薯焼酎粕 100CC
ヤシオイル 56g
ホホバオイル 10g
苛性ソーダ 52g
精製水 50CC
効果
甘薯焼酎粕(酵母エキス)抽出液から得られる発酵生成物からなる育毛及び発毛効果を有する化粧料。
甘薯焼酎粕 100CC
ヤシオイル 56g
ホホバオイル 10g
苛性ソーダ 52g
精製水 50CC
効果
甘薯焼酎粕(酵母エキス)抽出液から得られる発酵生成物からなる育毛及び発毛効果を有する化粧料。
以上記載の如く、本発明による甘薯焼酎粕を再発酵して得られた発酵生成分は、肌に対して保湿効果、温浴効果、育毛、発毛効果ともに優れたもので、安全な天然物質であって化粧料の成分として、育毛、発毛の成分として最高のものである。これらを有効することにより、酒造工程より大量に産出される副産物である焼酎粕の廃棄物が有効に利用され、環境保全に役立つことは有意義な事である。
Claims (10)
- 甘薯焼酎粕(酵母エキス)抽出液から得られる発酵生成物からなる育毛及び発毛効果を有する化粧料。
- 甘薯焼酎粕(酵母エキス)抽出液、クロレラと脂肪酸(ココナッツ油、パーム核油、パーム油、カカオバター、シアバター、オリーブオイル、つばき油、スイートアーモンド、アプリコット、核油マカデミアンナッツ油、ヘーゼルナッツ油、アボガド油、ひまし油、ピーナッツオイル、なたね油、キャノーラ油、ひまわり油、(サンフラワーオイル)、ハイオレックひまわり油、紅花油、ごま油、米ぬか油、コーン(胚芽)油、小麦胚芽油、綿実油、大豆油、グレープシード油、くるみ油、ククイナッツ油、月見草油、ローズヒップ油、ホホバオイル、蜜蝋、ミンク油、馬油卵黄油、牛脂、豚脂、(ラード)又は乳脂(バター)の1種又は2種以上からなる育毛及び発毛効果を有する化粧料。
- 請求項1又は2の化粧料において、更にアルギン酸ナトリウムを添加したことを特長とする。
- 請求項1〜3のいずれかからなるセンブリを配合することを特徴とする育毛及び発毛効果を有する化粧料。
- 請求項1〜4のいずれかからなるラン根エキス、コチョウラン、シンビジウム、エビネ、カトレア類抽出エキスの1種又は2種以上からなることを特徴とする育毛及び発毛効果を有する化粧料。
- 請求項1〜5のいずれかからなる抽出液を70度C〜83度Cで加熱殺菌することを特徴とする育毛及び発毛効果を有する化粧料。
- 請求項1〜6からなる抽出液1%〜90%重量を入れることを特徴とする化粧料及び育毛発毛剤。
- 請求項1〜7からなる抽出液が固定半流動体、流動体であることを特徴とする化粧料及び育毛発毛剤。
- 整肌、毛髪化粧料である請求項1〜8に記載の化粧料及び育毛、発毛剤。
- 請求項1〜8に記載する入浴剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008051215A JP2009185011A (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 甘薯焼酎粕(酵母エキス)を用いた化粧料及び育毛、発毛剤の製造方法。 |
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ID=41068627
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2009185011A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012041297A (ja) * | 2010-08-19 | 2012-03-01 | Tekunooburu:Kk | 皮膚外用剤 |
KR20180114415A (ko) * | 2017-04-10 | 2018-10-18 | 최현정 | 막걸리 지게미를 이용한 화장품용 오일의 제조방법, 화장품 제조방법 및 이를 이용하는 방법 |
-
2008
- 2008-02-01 JP JP2008051215A patent/JP2009185011A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20180114415A (ko) * | 2017-04-10 | 2018-10-18 | 최현정 | 막걸리 지게미를 이용한 화장품용 오일의 제조방법, 화장품 제조방법 및 이를 이용하는 방법 |
KR101978421B1 (ko) | 2017-04-10 | 2019-05-14 | 최현정 | 막걸리 지게미를 이용한 화장품용 오일의 제조방법, 화장품 제조방법 및 이를 이용하는 방법 |
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