JP2009183054A - 通信機能付き保護リレー - Google Patents

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Hironori Shirakawa
紘之 白川
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Abstract

【課題】通信機能が正常である信号を送信し、健全性をチェックすることのできる通信機能付き保護リレーを提供する。
【解決手段】受配電システムの運転状態データを多芯伝送ケーブル3で中央監視装置1へ送受信する通信機能付き保護リレー2であって、中央監視装置1に通信機能付き保護リレー2のデータが正常であるか否かを判定する判定回路6を設け、通信機能付き保護リレー2に当該保護リレー2の運転状態を監視する自己監視回路9を設け、判定回路6と自己監視回路9とをイーサネット(R)ケーブルである多芯伝送ケーブル3の空き回線で接続したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、受配電システムにおける通信機能付き保護リレーに関する。
従来、この種の通信機能付き保護リレーは、通信ネットワークで中央監視装置と接続され、受配電システムの電圧、電流などの計測データ、開閉器の開閉の状態データなどのデジタル化された信号を送受信している(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−315175号公報 (第4ページ、図1)
上記の従来の通信機能付き保護リレーにおいては、次のような問題がある。通信機能付き保護リレーでは、受配電システムの計測データ、状態データなどを通信しており、データ破損をチェックするCRCチェック、データのパケット化、データ群化などの監視によりデータの保全性が確保されてきた。しかしながら、通信においてデータ化けが発生したときに、それが通信路に起因したものか、通信機能をつかさどるハードウェアおよびソフトウェアに起因したものかが不明であった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、通信機能が正常である信号を中央監視装置間で送受信し、健全性をチェックすることのできる通信機能付き保護リレーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信機能付き保護リレーは、受配電システムの運転状態データを多芯伝送ケーブルで中央監視装置へ送受信する通信機能付き保護リレーであって、前記中央監視装置に前記通信機能付き保護リレーのデータが正常であるか否かを判定する判定回路を設け、前記通信機能付き保護リレーに当該保護リレーの運転状態を監視する自己監視回路を設け、前記判定回路と前記自己監視回路とを前記多芯伝送ケーブルで接続したことを特徴とする。
本発明によれば、通信機能付き保護リレーと中央監視装置間を互いの送受信回路を接続する回線よりも多芯の多芯伝送ケーブルで接続しているので、空き回線を使用して通信機能付き保護リレーに設けた自己監視回路と中央監視装置に設けた判定回路とを接続することができ、通信機能付き保護リレーの健全性をチェックすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
本発明の実施例に係る通信機能付き保護リレーを図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施例に係る通信機能付き保護リレーの通信システムの構成を説明する図である。なお、通信機能付き保護リレーは、複数用いられるが、単独で説明する。
図1に示すように、中央監視装置1と通信機能付き保護リレー2とは、多芯伝送ケーブル3で接続されている。多芯伝送ケーブル3は、イーサネット(R)ケーブルを用い、例えば、4対8線の10BASE−T(IEEE802.3i)や100BASE−TX(IEEE802.3u)などを用いる。
中央監視装置1には、通信機能付き保護リレー2のデータを受信する受信回路4、データを送信する送信回路5、および通信機能付き保護リレー2のデータが正常であるか否かを判定する判定回路6が設けられている。受信回路4と送信回路5とは、従来と同様の機能を有している。
通信機能付き保護リレー2には、受配電システムの電圧、電流などの計測データや、開閉器の開閉などの状態データなどを中央監視装置1の受信回路4へ送信する送信回路7、中央監視装置1からのデータを受信する受信回路8、および通信機能付き保護リレー2内の運転状態を監視する自己監視回路9が設けられている。送信回路7と受信回路8とは、従来と同様の機能を有している。ここでは、計測データや状態データなどを、受配電システムの運転状態を示すものであるので、運転状態データと称す。
ここで、多芯伝送ケーブル3は、4対8線で構成されており、中央監視装置1の受信回路4、送信回路5と、通信機能付き保護リレー2の送信回路7、受信回路8との接続に2対4線が使用され、残りの2対4線が空きとなる。空きとなった2対4線のうちの1対2線を用い判定回路6と自己監視回路9とを接続する。即ち、中央監視装置1と通信機能付き保護リレー2間を、互いの送受信回路4、5、7、8を接続する回線よりも多芯のイーサネット(R)ケーブルである多芯伝送ケーブル3で接続し、空きとなった回線で判定回路6と自己監視回路9とを接続するものである。
次に、動作について説明する。通信機能付き保護リレー2での計測データや状態データなどが正常である場合には、自己監視回路9から正常稼動信号を判定回路6へ送信する。判定回路6では、この信号を受信すると、中央監視装置1と通信機能付き保護リレー2間のそれぞれの受信回路4、8と送信回路5、7間でデータ伝送を行う。これにより、中央監視装置1と通信機能付き保護リレー2間で計測データや状態データなどのデータが送受信される。
通信機能付き保護リレー2のハードウェアおよびソフトウェアなどによって異常が発生した場合には、自己監視回路9から異常信号を判定回路6に送信する。判定回路6では、この信号を受信すると、通信機能の異常とみなし、データ伝送をブロックする。また、中央監視装置1内で異常が発生すると、判定回路6で検知し、データ伝送を同様にブロックする。データ伝送は、中断または停止される。
データ伝送が中断、停止されると、通信機能付き保護リレー2自体が異常状態であり送受信が不可であっても、多芯伝送ケーブル3の空き線3aを使用し、異常信号を中央監視装置1に送信することができる。そして、中央監視装置1では、異常状態の警報を外部に出力させることもできる。
このように判定回路6と自己監視回路9を接続することにより、通信機能付き保護リレー2の稼動状態を監視することができ、伝送データの保全性を強化することができる。この接続には、イーサネット(R)ケーブルの空き回線を使用しているので、特殊なケーブルを用いる必要がない。また、異常が発生すると、データ伝送をブロックするので、受配電システムの誤動作、不要動作を防止することができる。そして、警報などを出力することができるので、保守点検が容易なものとなる。
上記実施例の通信機能付き保護リレーによれば、通信機能付き保護リレー2と中央監視装置1間を互いの送受信回路4、5、7、8を接続する回線よりも多芯の多芯伝送ケーブル3で接続しているので、空き回線を使用して通信機能付き保護リレー2の自己監視回路9と中央監視装置1の判定回路6とを接続することができ、通信機能付き保護リレー2の健全性をチェックすることができる。
本発明の実施例に係る通信機能付き保護リレーの通信システムの構成を説明する図。
符号の説明
1 中央監視装置
2 通信機能付き保護リレー
3 多芯伝送ケーブル
3a 空き線
4、8 受信回路
5、7 送信回路
6 判定回路
9 自己監視回路

Claims (5)

  1. 受配電システムの運転状態データを多芯伝送ケーブルで中央監視装置へ送受信する通信機能付き保護リレーであって、
    前記中央監視装置に前記通信機能付き保護リレーのデータが正常であるか否かを判定する判定回路を設け、
    前記通信機能付き保護リレーに当該保護リレーの運転状態を監視する自己監視回路を設け、
    前記判定回路と前記自己監視回路とを前記多芯伝送ケーブルで接続したことを特徴とする通信機能付き保護リレー。
  2. 前記多芯伝送ケーブルは、前記中央監視装置と前記通信機能付き保護リレーとの互いの送受信回路を接続しても空き回線が生じるイーサネット(R)ケーブルであることを特徴とする請求項1に記載の通信機能付き保護リレー。
  3. 前記自己監視回路から正常稼動信号が前記判定回路へ送信されると、前記中央監視装置と前記通信機能付き保護リレー間で運転状態データを送受信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信機能付き保護リレー。
  4. 前記自己監視回路から異常信号が前記判定回路へ送信されると、運転状態データをブロックすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の通信機能付き保護リレー。
  5. 前記自己監視回路から異常信号が前記判定回路へ送信されると、外部に警報を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の通信機能付き保護リレー。
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