JP2009181698A - コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板側コネクタ装置との嵌合状態を安定に維持することができ、しかも、基板側コネクタ装置との嵌合状態の解除にあたっては、基板側コネクタ装置が取り付けられた基板面上において解除操作のための余分なスペースが要されないコネクタ装置を提供する。
【解決手段】絶縁ハウジングを部分的に覆う導電性シェル14が、絶縁ハウジングに設けられた嵌合凸部が基板側コネクタ装置20の嵌合凹部との嵌合状態におかれるとき、その嵌合状態を維持すべく基板側コネクタ装置20に設けられた係合突起26に係合する係合孔18が設けられたレバー状部17を有し、そのレバー状部17が、嵌合凸部が嵌合凹部との嵌合状態におかれたもとで、基板側コネクタ装置20が取り付けられた基板30に向かう方向に変位せしめられることにより、係合孔18の係合突起26との係合を解除する。
【選択図】図10

Description

本願の特許請求の範囲に記載された発明は、ケーブルやフレキシブル印刷配線基板(FPC)等が連結されたもとで、ソリッド印刷配線基板等の主基板に取り付けられた相手側コネクタ装置との嵌合状態におかれ、ケーブルやFPC等と主基板との電気的接続を果すコネクタ装置に関する。
複数の比較的細いケーブルや比較的小型なフレキシブル印刷配線基板を、各種の電気部品が取り付けられるソリッド印刷配線基板等の主基板に電気的に接続するにあたっては、主基板に取り付けられて主基板との電気的接続がなされる基板側コネクタ装置と、複数のケーブルあるいはフレキシブル印刷配線基板が連結されて、基板側コネクタ装置との嵌合状態におかれるケーブル等側コネクタ装置と、が用いられることが多い。ケーブル等側コネクタ装置からみると、基板側コネクタ装置はケーブル等側コネクタ装置にとっての相手側コネクタ装置となる。
斯かる場合、基板側コネクタ装置は、例えば、嵌合凹部とされる嵌合部が設けられる絶縁ハウジングを備え、その絶縁ハウジングにおける嵌合部に、各々の一端部が端子部とされて主基板に電気的に接続される複数の導電コンタクトの部分が配列配置される。さらに、基板側コネクタ装置は、外部からの電磁波ノイズ対策のため絶縁ハウジングを部分的に覆う金属板材製の導電性シェルを備えたものとされる。また、ケーブル等側コネクタ装置は、基板側コネクタ装置における嵌合部に嵌合する、例えば、嵌合凸部とされる嵌合部が設けられる絶縁ハウジングを備え、その嵌合部に、複数のケーブル等との電気的接続がなされる複数の導電コンタクトの部分が配列配置される。さらに、ケーブル等側コネクタ装置も、外部からの電磁波ノイズ対策のため絶縁ハウジングを部分的に覆う金属板材製の導電性シェルを備えたものとされる。そして、ケーブル等側コネクタ装置の嵌合部が基板側コネクタ装置の嵌合部との嵌合状態におかれるとき、ケーブル等側コネクタ装置における複数の導電コンタクトが、基板側コンタクト装置における複数の導電コンタクトに夫々接触接続される。
このような基板側コネクタ装置及びケーブル等側コネクタ装置にあっては、基板側コネクタ装置が主基板に取り付けられたもとで、複数のケーブルあるいはフレキシブル印刷配線基板が連結されたケーブル等側コネクタ装置における嵌合部が、基板側コネクタ装置における嵌合部との嵌合状態におかれるとき、その嵌合状態が適正に維持されることが要求される。そのため、従来、基板側コネクタ装置及びケーブル等側コネクタ装置の夫々に、ケーブル等側コネクタ装置における嵌合部が基板側コネクタ装置における嵌合部との嵌合状態におかれるとき相互係合するロック機構を設け、そのロック機構に相互係合状態をとらせることにより、ケーブル等側コネクタ装置における嵌合部の基板側コネクタ装置における嵌合部との嵌合状態を維持するとともに、ロック機構の相互係合状態を解除することにより、ケーブル等側コネクタ装置における嵌合部が基板側コネクタ装置における嵌合部から離脱できるようにしたロック機構付きコネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上述のような従来提案されているロック機構付きコネクタにあっては、基板側コネクタ装置(プリント回路基板(PCB)側コネクタ)の複数のコンタクトの配列方向(長手方向)における両端部の夫々に、PCB側コネクタが取り付けられたPCBの面に直交する方向に伸びる金属板状部(折込部)に形成された係合孔部(ロック孔)が設けられている。また、ケーブル等側コネクタ装置(ケーブル側コネクタ)の複数のコンタクトの配列方向(長手方向)における両端部の夫々には、ケーブル側コネクタにおける嵌合部がPCB側コネクタにおける嵌合部に嵌合するとき、PCB側コネクタにおけるロック孔に係合する係合凸部(テーパー部及びあご部)が形成されて、PCB側コネクタがPCBに取り付けられたもとにおいては当該PCBの面に平行な方向に変位可能とされた、弾性を有するロックレバーが設けられている。
そして、PCB側コネクタがPCBに取り付けられたもとで、ケーブル側コネクタにおける嵌合部にPCB側コネクタにおける嵌合部との嵌合状態をとらせるときには、ケーブル側コネクタの長手方向における両端部の夫々に設けられたロックレバーに形成されたテーパー部及びあご部を、PCB側コネクタの長手方向における両端部の夫々に設けられたロック孔に係合させ、それにより、ケーブル側コネクタにおける嵌合部のPCB側コネクタにおける嵌合部との嵌合状態が維持されるようにする。その後、ケーブル側コネクタにおける嵌合部をPCB側コネクタにおける嵌合部から離脱させる際には、ケーブル側コネクタの長手方向における両端部の夫々に設けられたロックレバーを、PCB側コネクタが取り付けられたPCBの面に平行な方向に変位させることにより、ロックレバーに形成されたテーパー部及びあご部のPCB側コネクタに設けられたロック孔との係合状態を解除して、ケーブル側コネクタにおける嵌合部をPCB側コネクタにおける嵌合部から離脱できる状態にする。
特開2005−174729号公報(第3〜5頁、図2〜4)
前述の従来提案されているロック機構付きコネクタを構成するPCB側コネクタ及びケーブル側コネクタのうちのケーブル側コネクタにあっては、それにおける嵌合部をPCBに取り付けられたPCB側コネクタにおける嵌合部から離脱させるときには、その長手方向における両端部の夫々に設けられたロックレバーを、PCB側コネクタが取り付けられるPCBの面に平行な方向に変位させて、ロックレバーに形成されたテーパー部及びあご部のPCB側コネクタに設けられたロック孔との係合状態を解除させることが必要とされる。その際におけるロックレバーのPCB側コネクタが取り付けられるPCBの面に平行な方向への変位は、ケーブル側コネクタの長手方向における両端部の夫々に設けられたロックレバーを、ケーブル側コネクタの外側から内側に向かう方向に変位させる操作によって行われる。
そして、ロックレバーをケーブル側コネクタの外側から内側に向かう方向に変位させる操作は、具体的には、弾性変形可能とされたロックレバーにその外側から取り付けられた、絶縁部材(インシュレータ)によって形成されたロック操作部を、ケーブル側コネクタの外側から内側に押し込む操作とされる。そのため、その嵌合部がPCBに取り付けられたPCB側コネクタにおける嵌合部との嵌合状態におかれたケーブル側コネクタは、その長手方向における両端部の外側に、ロック操作部をケーブル側コネクタの外側から内側に押し込む操作を行うための人指あるいは所定の工具を配することができるスペースが設けられていることが必要なものとされる。
即ち、PCB側コネクタが取り付けられるPCBの面上において、その嵌合部がPCB側コネクタにおける嵌合部との嵌合状態におかれたケーブル側コネクタとそれに隣接して配される他のコネクタあるいは他の電気部品との間に、ケーブル側コネクタのロック操作部をケーブル側コネクタの外側から内側に押し込む操作を行うための人指あるいは所定の工具を配することができるスペースが残されるようにしなければならないのである。このことは、PCB側コネクタが取り付けられるPCBの利用効率を低下させることになり、PCB側コネクタが取り付けられるPCBの小型化の妨げとなるという不都合を生じる。
また、ケーブル側コネクタのロック操作部をケーブル側コネクタの外側から内側に押し込む操作は、弾性変形可能とされたロックレバーとその外側から取り付けられたインシュレータによって形成されたロック操作部との間に相互摺動を生じさせる。その結果、ケーブル側コネクタのロック操作部をケーブル側コネクタの外側から内側に押し込む操作が、インシュレータによって形成されたロック操作部を磨耗させてしまう、という不都合ももたらされる。
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、複数の導電コンタクトが配置され、基板に取り付けられた相手側コネクタ装置に設けられた相手側嵌合部との嵌合状態をとるものとされて、複数の導電コンタクトに、相手側コネクタ装置に配された複数の接続端子を介して、相手側コネクタ装置が取り付けられた基板との電気的接続状態をとらせる嵌合部と、当該嵌合部の相手側嵌合部との嵌合状態を維持すべく、相手側コネクタ装置に設けられた相手側係合部に係合する係合部とが設けられ、嵌合部が相手側嵌合部との嵌合状態におかれて係合部が相手側係合部に係合したもとで、相手側コネクタ装置が取り付けられた基板の面上における隣接して配される他のコネクタあるいは他の電気部品との間に、操作を行うための人指あるいは所定の工具を配するためのスペースを要することなく、係合部の相手側係合部との嵌合を容易に解除することができることになるコネクタ装置を提供する。
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいずれかに記載された発明(以下、本発明という。)に係るコネクタ装置は、基板に取り付けられて使用される相手側コネクタ装置に設けられた第1の嵌合部との嵌合状態におかれる第2の嵌合部が設けられた絶縁ハウジングと、第2の嵌合部に配列配置される部分を有して絶縁ハウジングに配され、第2の嵌合部が第1の嵌合部との嵌合状態におかれるとき、相手側コネクタ装置に配されて基板との電気的接続がなされた複数の接続端子に接続される複数の導電コンタクトと、絶縁ハウジングを部分的に覆う導電性シェルと、を備えて構成され、導電性シェルが、第2の嵌合部が第1の嵌合部との嵌合状態におかれるとき、その嵌合状態を維持すべく相手側コネクタ装置に設けられた第1の係合手段に係合する第2の係合手段が設けられたレバー状部を有し、そのレバー状部が、第2の嵌合部が第1の嵌合部との嵌合状態におかれたもとで、相手側コネクタ装置が取り付けられた基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位せしめられることにより、第2の係合手段の第1の係合手段との係合を解除するものとされる。
特に、本発明に係るコネクタ装置のうちの請求項4に記載されたものにあっては、導電性シェルが有するレバー状部が、弾性変形を生じて基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位せしめられ、その後復元するものとされる。
さらに、本発明に係るコネクタ装置のうちの請求項5に記載されたものにあっては、導電性シェルが有するレバー状部が、第2の嵌合部が第1の嵌合部との嵌合状態におかれたもとで、弾性変形を生じて基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位せしめられたとき、相手側コネクタ装置に設けられて上述の基板の面に実質的に平行な方向への弾性変形による変位が可能とされた係止部により係止されて、一時的に復元が阻止されるものとされる。
上述のように構成される本発明に係るコネクタ装置においては、絶縁ハウジングに設けられた第2の嵌合部が、基板に取り付けられた相手側コネクタ装置の第1の嵌合部との嵌合状態におかれるとき、絶縁ハウジングを部分的に覆う導電性シェルが有するレバー状部に設けられた第2の係合手段が、相手側コネクタ装置に設けられた第1の係合手段に係合して、第2の嵌合部の第1の嵌合部との嵌合状態が維持される。それにより、第2の嵌合部に配列配置された部分を有する複数の導電コンタクトが、相手側コネクタ装置に配されて基板との電気的接続がなされた複数の接続端子に接続され、その複数の接続端子を介して、相手側コネクタ装置が取り付けられた基板に電気的に接続される。
その後、導電性シェルが有するレバー状部が、相手側コネクタ装置が取り付けられた基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位せしめられると、それにより、レバー状部に設けられた第2の係合手段が相手側コネクタ装置に設けられた第1の係合手段との係合を解除する。そして、絶縁ハウジングに設けられた第2の嵌合部が、基板に取り付けられた相手側コネクタ装置の第1の嵌合部からの離脱が可能な状態におかれる。
特に、本発明に係るコネクタ装置のうちの請求項4に記載されたものにおいては、導電性シェルが有するレバー状部が、相手側コネクタ装置が取り付けられた基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向の変位を、その弾性変形を生じることにより行い、一旦変位した後に復元する。
さらに、本発明に係るコネクタ装置のうちの請求項5に記載されたものにおいては、第2の嵌合部が相手側コネクタ装置に設けられた第1の嵌合部との嵌合状態におかれたもとで、弾性変形を生じて基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位せしめられたレバー状部が、相手側コネクタ装置に設けられて上述の基板の面に実質的に平行な方向への弾性変形による変位が可能とされた係止部により係止されて、一時的に復元が阻止されるものとされる。
上述の本発明に係るコネクタ装置にあっては、第2の嵌合部が基板に取り付けられた相手側コネクタ装置の第1の嵌合部との嵌合状態におかれたもとで、導電性シェルが有するレバー状部を相手側コネクタ装置が取り付けられた基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位させるには、当該レバー状部を基板に向かう方向に押し動かす簡単な操作もしくは当該レバー状部を基板から離れる方向に引き動かす簡単な操作で足り、斯かる操作には、相手側コネクタ装置が取り付けられた基板の面上における当該コネクタ装置に隣接して配される他のコネクタあるいは他の電気部品との間に、操作を行うための人指あるいは所定の工具を配するためのスペースは必要とされない。従って、本発明に係るコネクタ装置によれば、第2の嵌合部が基板に取り付けられた相手側コネクタ装置の第1の嵌合部との嵌合状態におかれ、レバー状部に設けられた第2の係合手段が相手側コネクタ装置に設けられた第1の係合手段に係合したもとで、相手側コネクタ装置が取り付けられた基板の面上において、当該コネクタ装置とそれに隣接して配される他のコネクタあるいは他の電気部品との間に、操作を行うための人指あるいは所定の工具を配するためのスペースを要することなく、第2の係合手段の第1の係合手段との係合を容易に解除することができることになる。
そして、その結果、本発明に係るコネクタ装置は、相手側コネクタ装置が取り付けられる基板の利用効率を向上させることができ、相手側コネクタ装置が取り付けられる基板の小型化に貢献できるものとなる。
特に、本発明に係るコネクタ装置のうちの請求項4に記載されたものによれば、導電性シェルが有するレバー状部が、相手側コネクタ装置が取り付けられた基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向の変位を、その弾性変形を生じることにより行い、一旦変位した後に復元するので、レバー状部を相手側コネクタ装置が取り付けられた基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位させる操作を行った後には、それを復元させる操作は必要とされない。
さらに、本発明に係るコネクタ装置のうちの請求項5に記載されたものによれば、第2の嵌合部が相手側コネクタ装置に設けられた第1の嵌合部との嵌合状態におかれたもとで、弾性変形を生じて基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位せしめられたレバー状部が、相手側コネクタ装置に設けられて上述の基板の面に実質的に平行な方向への弾性変形による変位が可能とされた係止部により係止されて、一時的に復元が阻止されるものとされるので、第2の嵌合部を第1の嵌合部から離脱させるにあたり、レバー状部を相手側コネクタ装置が取り付けられた基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位させる操作を、継続的に行うことが必要とされず、第2の嵌合部の第1の嵌合部からの離脱を容易に行うことができる。
また、本発明に係るコネクタ装置にあっては、導電性シェルが有するレバー状部を相手側コネクタ装置が取り付けられた基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位させるための、当該レバー状部を基板に向かう方向に押し動かす簡単な操作もしくは当該レバー状部を基板から離れる方向に引き動かす簡単な操作は、レバー状部に対して直接に行うことができ、例えば、レバー状部に絶縁部材で成る操作部を取り付けることは必要とされない。従って、レバー状部の操作が、レバー状部とそれに取り付けられた操作部との間の摺動を生じさせ、それにより操作部を磨耗させてしまうことになるという不都合がもたらされることもない。
本発明を実施するための最良の形態は、以下に述べられる本発明についての実施例をもって説明される。
図1は、本発明に係るコネクタ装置の一例を、それに連結された複数のケーブルと共に示す。
図1において、本発明に係るコネクタ装置の一例を成すコネクタ装置11は、例えば、複数の同軸ケーブル12が電気的に連結されたもとで、例えば、ソリッド印刷配線基板とされる基板にそれに設けられた電気回路構成部との電気的接続がなされて取り付けられた、相手側コネクタ装置とされる基板側コネクタ装置に嵌合する、ケーブル側コネクタ装置として用いられるものとされている。そして、コネクタ装置11は、合成樹脂等の絶縁材料によって形成された絶縁ハウジング13、及び、外部からの電磁波ノイズ対策のため絶縁ハウジング13の外面部を部分的に覆うものとされた、例えば、弾性を有した金属板材料が屈曲されて成る導電性シェル14を備えている。
絶縁ハウジング13には、基板側コネクタ装置(相手側コネクタ装置)に設けられた嵌合凹部との嵌合状態におかれる、絶縁ハウジング13の長手方向に伸びる嵌合凸部15が設けられている。また、絶縁ハウジング13には、各々が、例えば、弾性を有した金属材料が屈曲されて形成された複数の導電コンタクト16が、夫々の一部分が嵌合凸部15に絶縁ハウジング13の長手方向に沿って配列配置されるものとされて配されている。
複数の導電コンタクト16の夫々における嵌合凸部15に配置された部分は、嵌合凸部15が基板側コネクタ装置に設けられた嵌合凹部との嵌合状態におかれるとき、その基板側コネクタ装置に配されて基板との電気的接続がなされた複数の接続端子のうちの対応するものに接触接続され、それにより、複数の導電コンタクト16が基板側コネクタ装置における複数の接続端子に夫々接続されることになる。また、複数の導電コンタクト16の夫々には、複数の同軸ケーブル12のうちの対応するものの信号導体が接続される。複数の同軸ケーブル12の夫々は、その信号導体が導電コンタクト16に接続されるとともに、その接地導体が導電性シェル14に接触接続されて、コネクタ装置11に電気的に連結される。
導電性シェル14には、その長手方向における両端部の夫々に、弾性変形を生じての変位が可能とされたレバー状部17が一体形成されて設けられている。各レバー状部17には、後述される基板側コネクタ装置に設けられた係合手段に係合する係合手段を成す係合孔18が設けられており、さらに、導電性シェル14の長手方向に沿って外方に突出するタブ19が設けられている。
図2は、コネクタ装置11が嵌合する相手側コネクタ装置の一例を成す基板側コネクタ装置20を示す。
図2において、基板側コネクタ装置20は、例えば、ソリッド印刷配線基板とされる基板にそれに設けられた電気回路構成部との電気的接続がなされて取り付けられた状態のもとで、コネクタ装置11が嵌合するものとされている。そして、基板側コネクタ装置20は、合成樹脂等の絶縁材料によって形成された絶縁ハウジング21、及び、外部からの電磁波ノイズ対策のため絶縁ハウジング21の外面部の殆どを覆うものとされた、例えば、弾性を有した金属板材料が屈曲されて成る導電性シェル22を備えている。
絶縁ハウジング21及び導電性シェル22には、コネクタ装置11に設けられた嵌合凸部15との嵌合状態におかれる、絶縁ハウジング21の長手方向に伸びる嵌合凹部23が設けられている。また、絶縁ハウジング21には、図2においては導電性シェル22の内側に隠れているが、各々が、例えば、弾性を有した金属材料が屈曲されて形成された複数の接続端子24(図4,図5)が、絶縁ハウジング21の長手方向に沿って配列配置されるものとされて配されている。そして、複数の接続端子24の夫々の一端は、基板側コネクタ装置20が取り付けられる基板に設けられた配線パターン部に接続されるものとされている。
導電性シェル22には、その長手方向における両端部の夫々に、コネクタ装置11が備える導電性シェル14に形成されたレバー状部17と係合する係合部25が一体形成されて設けられている。各係合部25には、コネクタ装置11におけるレバー状部17に設けられた係合手段を成す係合孔18に係合する係合手段を成す係合突起26が、導電性シェル22の内側に突出するものとして設けられている。また、導電性シェル22の長手方向における両端部の夫々の内部には、導電性シェル22の内側に突出する弾性変形可能な係止部27が設けられている(図2においては、導電性シェル22の長手方向における両端部のうちの一方におけるもののみが現れている。)。さらに、導電性シェル22には、基板側コネクタ装置20が取り付けられる基板に設けられた配線パターン部のうちの接地接続部に接続される接地端子28(図4)が形成されている。
このような基板側コネクタ装置20は、複数の接続端子24の夫々の一端部が、基板側コネクタ装置20が取り付けられる基板に設けられた配線パターン部に接続され、また、導電性シェル22に設けられた接地端子28が、基板側コネクタ装置20が取り付けられる基板に設けられた配線パターン部のうちの接地接続部に接続されて、基板にそれに設けられた電気回路構成部との電気的接続がなされて取り付けられた状態におかれる。
上述のコネクタ装置11及び基板側コネクタ装置20は、図3及び図4に示されるように、基板側コネクタ装置20が、例えば、ソリッド印刷配線基板とされる基板30にそれに設けられた電気回路構成部との電気的接続がなされて取り付けられた状態のもとで、コネクタ装置11における嵌合凸部15が基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23に差し込まれて嵌合する状態におかれ、それにより、コネクタ装置11が基板側コネクタ装置20に嵌合するものとされる。図3においては、コネクタ装置11及び基板側コネクタ装置20が、絶縁ハウジング13の長手方向における一端部及び絶縁ハウジング21の長手方向における一端部が切除されて、断面があらわされたものとされている。
図3及び図4に示されるようにコネクタ装置11における嵌合凸部15が基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23に差し込まれて嵌合する状態におかれるときには、図4におけるV−V線断面を示す図5、及び、図3に示される断面を含む部分を拡大して示す図6に示されるように、コネクタ装置11に備えられたレバー状部17における係合孔18及びタブ19が設けられた部分が、基板側コネクタ装置20に備えられた係合部25における係合突起26が設けられた部分の内側に入り込む状態とされる。それにより、レバー状部17における係合孔18が、係合部25における係合突起26に係合するものとされ、その結果、コネクタ装置11における嵌合凸部15の基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23との嵌合状態が安定に維持される。
また、このとき、図6、及び、図4における円VII内を拡大して示す図7に示されるように、コネクタ装置11に備えられたレバー状部17に設けられたタブ19は、その先端面部を基板側コネクタ装置20に設けられた係止部27に当接させ、係止部27に基板側コネクタ装置20の絶縁ハウジング21の長手方向に沿って外方に変位する弾性変形を生じさせる。即ち、係止部27は、基板30の面に実質的に平行な方向の弾性変形を生じるものとされるのである。このようにして、弾性変形を生じて外方に変位した係止部27は、コネクタ装置11における嵌合凸部15の基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23との嵌合状態が維持されているもとにあっては、レバー状部17に設けられたタブ19によって、外方に変位した状態に維持される。
コネクタ装置11における嵌合凸部15が基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23に差し込まれて嵌合する状態におかれたもとにあっては、コネクタ装置11に配された複数の導電コンタクト16の夫々における嵌合凸部15に配置された部分が、基板側コネクタ装置20に配されて基板30との電気的接続がなされた複数の接続端子24のうちの対応するものに接触接続され、それにより、複数の導電コンタクト16が基板側コネクタ装置20における複数の接続端子24に夫々接続されることになる。それにより、複数の導電コンタクト16の夫々に接続された複数の同軸ケーブル12の各々の信号導体が、導電コンタクト16及び基板側コネクタ装置20における接続端子24を通じて、基板30に設けられた配線パターン部に接続され、また、コネクタ装置11の導電性シェル14に接触接続された複数の同軸ケーブル12の各々の接地導体が、導電性シェル14及び基板側コネクタ装置20の導電性シェル22に設けられた接地端子28を通じて、基板30に設けられた配線パターン部のうちの接地接続部に接続される。
その後、コネクタ装置11における嵌合凸部15の基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23との嵌合状態が解除されて、コネクタ装置11における嵌合凸部15が基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23から離脱せしめられるにあたっては、図8及び図9に示されるように、コネクタ装置11に備えられたレバー状部17が、例えば、その端部にそれを基板側コネクタ装置20が取り付けられた基板30に向かって押し下げる押圧力が加えられ、弾性変形を生じて基板30に向かう方向に変位せしめられる。それにより、図9におけるX−X線断面を示す図10に示されるように、基板30に向かう方向に変位せしめられたレバー状部17における係合孔18が、レバー状部17の基板30に向かう方向への変位に伴って、基板30に向かう方向に変位せしめられ、基板側コネクタ装置20に備えられた係合部25における係合突起26との係合を解除するものとされる。その結果、コネクタ装置11における嵌合凸部15が、基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23との嵌合状態を解除して、基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23から離脱せしめられ得るものとされる。即ち、コネクタ装置11が、その嵌合凸部15を基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23から引き抜いて、基板側コネクタ装置20から離脱させることができる状態におかれるのである。
また、このとき、図11、及び、図9における円XII内を拡大して示す図12に示されるように、コネクタ装置11に備えられたレバー状部17に設けられたタブ19は、レバー状部17の基板30に向かう方向への変位伴って、基板30に向かう方向に変位せしめられ、その先端面部が基板側コネクタ装置20に設けられた係止部27に当接する状態から、係止部27より基板30側の位置をとるものとされる。タブ19の先端面部が当接しなくなった係止部27は、弾性変形を生じて外方に変位した状態から自身の弾性によって自動的に復元し、係止部27より基板30側の位置をとるものとされたタブ19を係止して、タブ19の元の位置への復帰を阻止する。それにより、基板30に向かう方向に変位せしめられたレバー状部17が、一時的に復元が阻止されて、基板30に向かう方向に変位せしめられた位置に維持される。
このようにして、タブ19が係止部27により係止されて、レバー状部17が基板30に向かう方向に変位せしめられた位置に維持されることにより、例えば、レバー状部17の端部にそれを基板30に向かって押し下げる押圧力が加えられなくなっても、レバー状部17における係合孔18が基板側コネクタ装置20に備えられた係合部25における係合突起26との係合を解除した状態に維持される。従って、例えば、一旦、レバー状部17の端部にそれを基板30に向かって押し下げる押圧力を加えた後には、その押圧力を継続的に加えることを要することなく、コネクタ装置11の嵌合凸部15を基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23から引き抜いて、コネクタ装置11を基板側コネクタ装置20から離脱させることができる。
そして、コネクタ装置11の嵌合凸部15を基板側コネクタ装置20における嵌合凹部23から引き抜いて、コネクタ装置11を基板側コネクタ装置20から離脱させると、コネクタ装置11に備えられたレバー状部17における係合孔18及びタブ19が設けられた部分が、基板側コネクタ装置20に備えられた係合部25における係合突起26が設けられた部分の内側から引き抜かれ、タブ19が係止部27により係止されなくなる。それにより、レバー状部17が、弾性変形を生じて基板30に向かう方向に変位した状態から自身の弾性によって自動的に復元する。
上述のコネクタ装置11にあっては、嵌合凸部15が基板30に取り付けられた基板側コネクタ装置20の嵌合凹部23との嵌合状態におかれたもとで、導電性シェル14に一体的に形成されたレバー状部17を基板側コネクタ装置20が取り付けられた基板30に向かう方向に変位させるには、例えば、レバー状部17を基板30に向かう方向に押し動かす簡単な操作で足り、斯かる操作には、基板側コネクタ装置20が取り付けられた基板30の面上における基板側コネクタ装置20に隣接して配される他のコネクタあるいは他の電気部品との間に、操作を行うための人指あるいは所定の工具を配するためのスペースは必要とされない。従って、コネクタ装置11によれば、嵌合凸部15が基板30に取り付けられた基板側コネクタ装置20の嵌合凹部23との嵌合状態におかれ、レバー状部17に設けられ係合孔18が基板側コネクタ装置20に設けられた係合突起26に係合したもとで、基板側コネクタ装置20が取り付けられた基板30の面上において、基板側コネクタ装置20とそれに隣接して配される他のコネクタあるいは他の電気部品との間に、操作を行うための人指あるいは所定の工具を配するためのスペースを要することなく、係合孔18の係合突起26との嵌合を容易に解除することができることになる。その結果、コネクタ装置11は、基板側コネクタ装置20が取り付けられる基板30の利用効率を向上させることができ、基板30の小型化に貢献できるものとなる。
また、コネクタ装置11によれば、導電性シェル14に一体的に形成されたレバー状部17が、基板側コネクタ装置20が取り付けられた基板30に向かう方向の変位を、その弾性変形を生じることにより行い、一旦変位した後に復元するので、レバー状部17を基板側コネクタ装置20が取り付けられた基板30に向かう方向に変位させる操作を行った後には、それを復元させる操作は必要とされない。
さらに、コネクタ装置11によれば、嵌合凸部15が基板30に取り付けられた基板側コネクタ装置20の嵌合凹部との嵌合状態におかれたもとで、弾性変形を生じて基板30に向かう方向に変位せしめられたレバー状部17が、それに設けられたタブ19が基板側コネクタ装置20に設けられて基板30の面に実質的に平行な方向への弾性変形による変位が可能とされた係止部27により係止されることにより、一時的に復元が阻止されるものとされるので、嵌合凸部15を嵌合凹部23から離脱させるにあたり、レバー状部17を基板30に向かう方向に変位させる操作を、継続的に行うことが必要とされず、嵌合凸部15の嵌合凹部23からの離脱を容易に行うことができる。
また、コネクタ装置11にあっては、導電性シェル14に一体的に形成されたレバー状部17を基板側コネクタ装置20が取り付けられた基板30に向かう方向に変位させるための、レバー状部17を基板30に向かう方向に押し動かす簡単な操作は、レバー状部17に対して直接に行うことができ、例えば、レバー状部17に絶縁部材で成る操作部を取り付けることは必要とされない。従って、レバー状部17の操作が、レバー状部17とそれに取り付けられた操作部との間の摺動を生じさせ、それにより操作部を磨耗させてしまうことになるという不都合がもたらされることはない。
上述のコネクタ装置11及び基板側コネクタ装置20は、コネクタ装置11におけるレバー状部17に係合手段としての係合孔18が設けられ、また、基板側コネクタ装置20における係合部25に係合手段としての係合突起26が設けられたものとされて、コネクタ装置11は、そのレバー状部17に、基板側コネクタ装置20における係合部25に設けられた係合突起26に係合する係合孔18が設けられたものとされている。しかしながら、本発明に係るコネクタ装置及びそれが嵌合するものとされる基板側コネクタ装置は、本発明に係るコネクタ装置におけるレバー状部に、上述の係合孔18に代えて、基板側コネクタ装置における係合部に設けられた係合突起に係合する係合凹部もしくは係合突起が設けられたものとされてもよく、さらには、本発明に係るコネクタ装置におけるレバー状部に係合手段としての係合突起が設けられ、また、基板側コネクタ装置における係合部に係合手段としての係合孔,係合凹部もしくは係合突起が設けられたものとされて、本発明に係るコネクタ装置が、そのレバー状部に、基板側コネクタ装置における係合部に設けられた係合孔,係合凹部もしくは係合突起に係合する係合突起が設けられたものとされてもよい。斯かる場合にも、上述のコネクタ装置11により得られる作用効果の同様の作用効果が得られる。
また、上述のコネクタ装置11にあっては、嵌合凸部15が基板30に取り付けられた基板側コネクタ装置20の嵌合凹部23との嵌合状態におかれたもとで、そのレバー状部17が基板側コネクタ装置20が取り付けられた基板30に向かう方向に変位せしめられることにより、レバー状部17に設けられた係合手段としての係合孔18の基板側コネクタ装置20における係合部25に設けられた係合手段としての係合突起26との係合が解除されるものとされている。しかしながら、本発明に係るコネクタ装置にあっては、上述の嵌合凸部15に相当する嵌合部が、基板に取り付けられた基板側コネクタ装置の上述の嵌合凹部23に相当する嵌合部との嵌合状態におかれたもとで、そのレバー状部が基板側コネクタ装置が取り付けられた基板から離れる方向に変位せしめられることにより、レバー状部に設けられた係合手段の基板側コネクタ装置に設けられた係合手段との係合が解除されるものとして構成されることも可能である。斯かる構成がとられる場合には、例えば、レバー状部が基板側コネクタ装置が取り付けられた基板から離れる方向に変位せしめられるとき、レバー状部に設けられた係合手段が、基板側コネクタ装置が取り付けられた基板から離れる方向、もしくは、基板側コネクタ装置が取り付けられた基板に向かう方向に変位して、基板側コネクタ装置に設けられた係合手段との係合を解除するものとされる。
以上のような本発明に係るコネクタ装置は、基板に取り付けられた基板側コネクタ装置との嵌合状態を安定に維持することができ、しかも、基板側コネクタ装置との嵌合状態の解除にあたっては、基板側コネクタ装置が取り付けられた基板面上において解除操作のための余分なスペースが要されないものとして、様々な電子機器等に広く適用され得るものである。
本発明に係るコネクタ装置の一例をそれに連結された複数のケーブルと共に示す斜視図である。 本発明に係るコネクタ装置が嵌合する相手側コネクタ装置の一例を成す基板側コネクタ装置を示す斜視図である。 図1に示されるコネクタ装置の一例が、基板に取り付けられた図2に示される基板側コネクタ装置に嵌合した状態を示す斜視図である。 図1に示されるコネクタ装置の一例が、基板に取り付けられた図2に示される基板側コネクタ装置に嵌合した状態を示す平面図である。 図4におけるV−V線断面を示す断面図である。 図3に示されるコネクタ装置の一例及び基板側コネクタ装置の部分を拡大して示す部分拡大斜視図である。 図4における円VII内の部分を拡大して示す部分拡大平面図である。 図1に示されるコネクタ装置の一例が、基板に取り付けられた図2に示される基板側コネクタ装置に嵌合したもとで、レバー状部が基板に向かう方向に変位せしめられた状態を示す斜視図である。 図1に示されるコネクタ装置の一例が、基板に取り付けられた図2に示される基板側コネクタ装置に嵌合したもとで、レバー状部が基板に向かう方向に変位せしめられた状態を示す平面図である。 図9におけるX−X線断面を示す断面図である。 図8に示されるコネクタ装置の一例及び基板側コネクタ装置の部分を拡大して示す部分拡大斜視図である。 図9における円XII内の部分を拡大して示す部分拡大平面図である。
符号の説明
11・・・コネクタ装置, 12・・・同軸ケーブル, 13,21・・・絶縁ハウジング, 14,22・・・導電性シェル, 15・・・嵌合凸部, 16・・・導電コンタクト, 17・・・レバー状部, 18・・・係合孔, 19・・・タブ, 20・・・基板側コネクタ装置, 23・・・嵌合凹部, 24・・・接続端子, 25・・・係合部, 26・・・係合突起, 27・・・係止部, 28・・・接地端子, 30・・・基板

Claims (5)

  1. 基板に取り付けられて使用される相手側コネクタ装置に設けられた第1の嵌合部との嵌合状態におかれる第2の嵌合部が設けられた絶縁ハウジングと、
    上記第2の嵌合部に配列配置される部分を有して上記絶縁ハウジングに配され、上記第2の嵌合部が上記第1の嵌合部との嵌合状態におかれるとき、上記相手側コネクタ装置に配されて上記基板との電気的接続がなされた複数の接続端子に接続される複数の導電コンタクトと、
    上記絶縁ハウジングを部分的に覆う導電性シェルと、
    を備えて成り、
    上記導電性シェルが、上記第2の嵌合部が上記第1の嵌合部との嵌合状態におかれるとき、該嵌合状態を維持すべく上記相手側コネクタ装置に設けられた第1の係合手段に係合する第2の係合手段が設けられたレバー状部を有し、該レバー状部が、上記第2の嵌合部が上記第1の嵌合部との嵌合状態におかれたもとで、上記相手側コネクタ装置が取り付けられた基板に向かう方向もしくは該基板から離れる方向に変位せしめられることにより、上記第2の係合手段の上記第1の係合手段との係合を解除することを特徴とするコネクタ装置。
  2. 上記第1の係合手段が、上記相手側コネクタ装置が備える導電性シェルに形成された係合突起とされ、上記第2の係合手段が、上記係合突起に係合する係合孔とされることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  3. 上記第1の係合手段が、上記相手側コネクタ装置が備える導電性シェルに形成された係合孔とされ、上記第2の係合手段が、上記係合孔に係合する係合突起とされることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  4. 上記レバー状部が、弾性変形を生じて上記基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位せしめられ、その後復元することを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  5. 上記レバー状部が、上記第2の嵌合部が上記第1の嵌合部との嵌合状態におかれたもとで弾性変形を生じて上記基板に向かう方向もしくは基板から離れる方向に変位せしめられたとき、上記相手側コネクタ装置に設けられて上記基板の面に実質的に平行な方向への弾性変形による変位が可能とされた係止部により係止されて、一時的に復元が阻止されることを特徴とする請求項4記載のコネクタ装置。
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