JP2009181416A - ライブラリ自動生成装置、ライブラリ自動生成方法およびライブラリ自動生成プログラム - Google Patents

ライブラリ自動生成装置、ライブラリ自動生成方法およびライブラリ自動生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶される一つまたは複数の仮ライブラリに基づいて、当該一つまたは複数の仮ライブラリデータをまとめた本ライブラリを生成するライブラリ自動生成装置において、人手作業による労力とコストとを削減することを課題とする。
【解決手段】ライブラリ自動生成装置は、複数の仮ライブラリにおいて同一の識別子を有するデータが、各データ間の比較に足りる所定レコード数に達すると、当該複数レコードを読み出して、読み出された複数レコードの各データ間の一致率を算出し、当該一致率が所定の閾値以上であるデータについて本ライブラリに登録する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶される一つまたは複数の仮ライブラリに基づいて、当該一つまたは複数の仮ライブラリデータをまとめた本ライブラリを生成するライブラリ自動生成装置に関する。
従来より、CAD(Computer Aided Design)ツールやCAE(Computer Aided Engineering)などを利用して電子機器や半導体製品などを設計する場合に、当該CAD設計やCAE設計などに利用される各種共通データを保持するライブラリがある。この共通データを保持するライブラリとして、例えば、電気系や建築系などに利用されるCAD物理設計ツールは、物理形状ライブラリがある。また、例えば、電気系や構造系や流体系などに利用されるCAE解析ツールは、電子部品特性ライブラリ、材料/物性特性ライブラリ、発熱条件/物性値条件ライブラリなどがある。
上記したライブラリ作成は、製品の設計者や解析者などによって個別に作成されるか、または、組織的(各部署や各拠点など)に決定されたルールに基づいて作成される。また、ライブラリを作成するライブラリ作成者は、当該ライブラリ作成のための条件を調査および検討し、作成されたライブラリにおいて間違いがないか、または、妥当であるかを人手により確認および判定する。
ここで、上記したライブラリ作成における処理について、図11と図12とを用いて説明する。図11および図12は、従来技術に係るライブラリ作成における処理について説明するための図である。例えば、図11に示すように、設計者Aは、所定の端末を用いてライブラリに登録するためのデータを入力(作成)する。そして、設計者Aによって入力(作成)されたデータは、設計者Aとは異なる設計者Bによって入力(作成)内容が確認される。続いて、入力(作成)内容を確認されたデータは、入力(作成)内容に間違いがない場合に、ライブラリに登録される。なお、入力(作成)データが登録されるライブラリは、設計者Aによって入力(作成)されたデータだけでなく、設計者Aとは異なる複数の設計者によって入力(作成)されたデータが格納される。また、複数の設計者によって入力されたデータが登録されるライブラリは、一つの部署や拠点ごとに作成されている場合もあるために、複数のライブラリが存在し、さらには、複数のライブラリに跨って同一のデータが存在する場合もある。
また、例えば、図12に示すように、設計者Aと設計者Xとは、所定の端末を用いてライブラリに登録するためのデータを入力する。そして、設計者Aと設計者Xとによって入力されたデータは、設計者Aおよび設計者Xとは異なる設計者Bと設計者Yとによって入力内容が確認される。続いて、入力内容を確認されたデータは、データ確認専任者Cによって、再度、入力内容が確認される。データ確認専任者Cによって入力内容を確認されたデータは、入力内容に間違いがない場合に、ライブラリに登録される。なお、複数の設計者によって入力されたデータが登録されるライブラリは、複数の部署や拠点において入力されたデータの集まりであるが、データ確認専任者Cは、データを確認するのみであるので、一つのライブラリに同一のデータが存在する。また、同一のデータを登録させないためには、新規データが登録される度にデータ確認専任者Cによって、ライブラリのデータと新規データとを照合させて一致するものを登録することとなる。
また、上記したデータの一致においては、複数の各種データや設定値などに基づいて、当該各種データの一致度合いを示す一致率を用いた様々な技術が公開されている(特許文献1〜特許文献3参照)。例えば、特許文献1では、同一機能のプログラムが正常であるか異常であるかの判定の際に、特許文献2では、装置故障発生時の装置交換におけるデータの復元の際に、特許文献3では、個人認証時に照合適合させる対象者の特徴データの一致率によって利用する特徴データを決定する際に利用される。
特開平1−136247号公報 特開2002−318606号公報 特開2002−329204号公報
しかしながら、図11および図12において説明したライブラリ生成のための処理においては、人手により入力データを確認するために、多大な労力とコストとがかかってしまうという課題があった。そのため、入力ミスや確認ミスなどが起こりうる可能性がある。さらには、各部門や各拠点などで同一または類似したライブラリを作成しているために、データ活用のために不効率である。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、人手作業による労力とコストとを削減することが可能であるとともに、データの精度が高いライブラリを生成することが可能であるライブラリ自動生成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本願の開示するライブラリ自動生成装置は、レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶される一つまたは複数の仮ライブラリに基づいて、当該一つまたは複数の仮ライブラリデータをまとめた本ライブラリを生成するライブラリ自動生成装置であって、前記仮ライブラリに記憶される同一の識別子を有する複数のレコードを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された複数レコードの各データが同一であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって判定された複数レコードの各データが同一である場合に、当該複数レコードを一つのレコードに併合して前記本ライブラリに登録する登録手段と、を備えたことを要件とする。
本願の開示するライブラリ自動生成装置によれば、人手作業による労力とコストとを削減することが可能であるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るライブラリ自動生成装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係るライブラリ自動生成装置の概要および特徴、ライブラリ自動生成装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に本実施例による効果を説明する。
[概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係るライブラリ自動生成装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係るライブラリ自動生成装置の概要および特徴を示す図である。
このライブラリ自動生成装置は、複数のデータが記憶され、各部署や各拠点ごとに管理されている一つまたは複数の仮ライブラリのデータを読み出して、当該仮ライブラリデータのうち、複数の同一/類似データ(型番が同一とみなされたもの)を比較して、比較された複数のデータが同一のものをまとめて本ライブラリに登録する。また、仮ライブラリは、複数のデータが識別子に対応付けて記憶されており、各部署や各拠点において、所定の端末から複数のユーザによって入力されたデータが登録されている。このため、仮ライブラリは、各部署や各拠点において管理されているために、複数の異なる仮ライブラリ間においてだけでなく、一つの仮ライブラリにおいても同一/類似データが記憶されている場合がある。
この仮ライブラリについて具体的に例を挙げて説明すると、図1に示すように、仮ライブラリAは、CADツールを用いた半導体製品の設計に利用するために、設計者Aによって入力された「型番X」のデータが登録されている。また、例えば、仮ライブラリBは、仮ライブラリAと同様に、設計者Bと設計者Cとによって入力された「型番X」のデータ1とデータ2、仮ライブラリCは、設計者Dによって入力された「型番X」のデータが登録されている。なお、仮ライブラリDやその他のライブラリなどおいても、設計者A〜Dとは異なる設計者によって入力された「型番X」のデータが複数登録されている。
このような状態において、ライブラリ自動生成装置は、レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶される一つまたは複数の仮ライブラリに基づいて、当該一つまたは複数の仮ライブラリデータをまとめた本ライブラリを生成することを概要とするものであり、特に、人手作業による労力とコストとを削減することが可能である点を主たる特徴とする。
この主たる特徴について具体的に説明すると、ライブラリ自動生成装置は、一つまたは複数の仮ライブラリにおいて同一の識別子を有する複数のレコードの総数を示す抽出開始レコード数と、データ比較/判定から除外されるデータを示す比較対象外データと、所定データ間の一致度合いを示す一致率の閾値である一致率閾値とを記憶する設定値記憶部を備え、仮ライブラリに記憶される同一の識別子を有するレコード数が、当該設定値記憶部に記憶された所定数を超えた場合に、当該同一の識別子を有する複数のレコードを抽出する(図1の(1)参照)。
具体的に例を挙げると、ライブラリ自動生成装置は、仮ライブラリA〜Dにおいて同一の識別子「型番X」を有する複数のレコードの総数を示す抽出開始レコード数「4」と、データ比較/判定から除外されるデータを示す比較対象外データ「型番(データ名)」と、所定データ間の一致度合いを示す一致率の閾値である一致率閾値「70」とを記憶する設定値記憶部を有する。そして、ライブラリ自動生成装置は、仮ライブラリA〜Dに記憶される同一の識別子「型番X」を有するレコード数「5」が、設定値記憶部に記憶された抽出開始レコード数「4」を超えた場合に、当該同一の識別子「型番X」を有する複数のレコードを抽出する。
そして、ライブラリ自動生成装置は、抽出された複数レコードの各データのうち、設定値記憶部に記憶された比較対象外データ項目以外について、各データ間の一致率を算出して同一であるか否かを判定する(図1の(2)参照)。
上記した例で具体的に説明すると、ライブラリ自動生成装置は、抽出された識別子「型番X」である複数レコードの各データのうち、設定値記憶部に記憶された比較対象外データ項目「型番(データ名)」以外の各データについて一つずつ比較して一致率「100」を算出して同一であるか否かを判定する。
続いて、ライブラリ自動生成装置は、判定された複数レコードの各データ間の一致率が設定値記憶部に記憶された閾値以上である場合に、当該複数レコードを一つのレコードに併合して本ライブラリに登録する(図1の(3)参照)。
上記した例で具体的に説明すると、ライブラリ自動生成装置は、判定された識別子「型番X」の複数レコードの各データ間の一致率「100」が設定値記憶部に記憶された閾値「70」以上である場合に、当該複数レコードを一つのレコードに併合(マージ)して本ライブラリに登録する。
また、例えば、識別子「型番X」の5レコードの5つのデータ間の一致率が「80」である場合には、5つのデータ間において一致した4つのデータを用いて併合して本ライブラリに登録し、一致しなかった1つのデータは、併合に利用されることなく本ライブラリに登録されることもない。なお、識別子「型番X」の複数レコードの各データ間の一致率が「70」未満である場合については、当該複数レコードを併合および本ライブラリに登録することなく処理を終了し、設定値記憶部に記憶された抽出開始レコード数分のレコードが仮ライブラリに新たに登録され、一致率閾値を満たすまで本ライブラリに登録されることはない。
なお、本ライブラリに登録されたデータは、各部署や各拠点の設計者が閲覧して、設計者が新たなデータを入力する際に雛形のデータとして利用することにより、ライブラリ生成にかかる時間を短縮することができるとともに、以降のライブラリ生成の精度を高くする効果もある。
このようなことから、実施例1に係るライブラリ自動生成装置は、レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶される一つまたは複数の仮ライブラリに基づいて、当該一つまたは複数の仮ライブラリデータをまとめた本ライブラリを生成する場合に、一つまたは複数の仮ライブラリに記憶される同一の識別子を有するレコード数が所定数に達すると、当該複数レコードを抽出し、抽出された複数レコードのうち、比較/判定対象外データを除いた各データ間の一致率を算出して同一データであるか否かを判定し、当該一致率が所定の閾値以上となる各データを併合して本ライブラリに登録することができる結果、人手作業による労力とコストとを削減することが可能である。
つまり、ライブラリ自動生成装置は、レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶される一つまたは複数の仮ライブラリに基づいて、当該一つまたは複数の仮ライブラリデータをまとめた本ライブラリを生成する場合に、一つまたは複数の仮ライブラリにおいて識別子が同一のレコードが所定数以上になると、当該複数のレコードの各データ間の一致率を算出して、当該一致率が閾値以上のデータを併合して本ライブラリに登録するので、従来技術のように、データ入力後の人による確認が行なわれるのと比較して、人手作業による労力とコストとを削減することが可能である。また、ライブラリ自動生成装置は、設計者による入力ミスが発生したとしても、高い一致率を有するデータを優先して本ライブラリに登録することができる結果、データの精度が高いライブラリを生成することが可能である。
[実施例1に係るライブラリ自動生成装置の構成]
次に、図2を用いて、実施例1に係るライブラリ自動生成装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係るライブラリ自動生成装置の構成を示す図である。
図2に示すように、ライブラリ自動生成装置10は、入力部11と、表示部12と、I/F部13と、記憶部14と、制御部15とから構成され、レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶される一つまたは複数の仮ライブラリに基づいて、当該一つまたは複数の仮ライブラリデータをまとめた本ライブラリを生成する。
入力部11は、各種の情報の入力を受け付け、キーボードやマウスを備えて構成される。例えば、入力部11は、後述する設定値記憶部14bに記憶される各種設定値をユーザによる入力によって受け付ける。
表示部12は、各種の情報を出力し、モニタ(若しくはディスプレイ、タッチパネル)やスピーカを備えて構成される。例えば、表示部12は、入力部11において受け付けた入力データを表示出力する。
I/F部13は、LAN(Local Area Network)などのネットワークに接続されており、当該ネットワークを介して取得される各種情報に関する通信を制御する。例えば、I/F部13は、仮ライブラリのデータを読み出したり、本ライブラリにデータを登録したりする場合に、各種データを入出力する。
記憶部14は、制御部15による各種処理に必要なデータや、制御部15による各種処理結果を記憶し、特に本発明に密接に関連するものとしては、読出データ記憶部14aと、設定値記憶部14bとを備える。
読出データ記憶部14aは、後述するデータ読出部15aによって仮ライブラリから読み出されたデータを記憶する。例えば、読出データ記憶部14aは、図3に示すように、データ読出部15aによって仮ライブラリから読み出されたデータ名、登録ID、メーカ、部品型名、コネクタタイプ、アングル、種類、外形X方向(A)、外形Y方向(B)、外形Z方向(C)およびピン配列などのコネクタ部品の入力データを記憶する。なお、図3は、実施例1に係る読出データ記憶部14aに記憶されるデータの例を示す図である。
設定値記憶部14bは、入力部11によって受け付けられた各種設定値を記憶する。例えば、設定値記憶部14bは、図4に示すように、入力部11によって受け付けられた所定データ間の一致度合いを示す一致率の閾値である「一致率閾値:70」と、一つまたは複数の仮ライブラリにおいて同一の識別子を有する複数のレコードの総数を示す「読出し開始レコード数:10」と、データ比較/判定から除外されるデータを示す「比較対象外項目1:データ名」および「比較対象外項目2」とを記憶する。なお、図4は、実施例1に係る設定値記憶部14bに記憶されるデータの例を示す図である。
ここで、図2において図示していない仮ライブラリに保持される設計者によって入力されるデータのテンプレートの例について図5〜図7を用いて説明する。なお、図5は、実施例1に係る仮ライブラリに保持されるコネクタ部品データの入力テンプレートの例を示す図であり、図6は、実施例1に係る仮ライブラリに保持されるBGAの入力テンプレートの例を示す図であり、図7は、実施例1に係る仮ライブラリに保持される放熱フィンの入力テンプレートの例を示す図である。
コネクタ部品データの入力テンプレートは、図5に示すように、当該コネクタ部品の識別子であり、型番を示す「データ名:CN_ABC−123」、仮ライブラリにデータ登録される際の登録IDを示す「登録ID:FJ000000」、どのメーカの部品であるかを示す「メーカ:メーカA」、以下、「部品型名:ABC−123」、「コネクタタイプ:D−SUB」、「アングル:ライト」、「種類:プラグ」、「外形X方向(A):30」、「外形Y方向(B):15」、「外形Z方向(C):10」、「ピン配列」などのデータ項目のパラメタを入力するようになっている。また、図5において省略しているが、部品形状1や部品形状2などは、「D−SUB」の形状が三次元によって表示される。なお、コネクタ部品データの入力テンプレートは、上記したデータ項目だけでなく多種類の入力項目が存在し、これら入力されたデータ情報に基づいて、物理形状ライブラリ、材料物性ライブラリおよび電気特性ライブラリなど、その他複数のライブラリが生成される。
また、LSIの一つであるBGAデータの入力テンプレートは、図6に示すように、当該BGAの識別子であり、型番を示す「データ名:BGA_ABC−123」、以下、「部品仕様名:ABC」、「メーカ:メーカB」、「RoHS対応:対応」、「リフロー耐熱温度:230」、「リフロー可能回数:3」、「消費電力:10」、「外形X方向(A):15」、「外形Y方向(B):15」、「外形Z方向(C):2」、「タイプ」、「角配置」などのデータ項目のパラメタを入力するようになっている。また、図6において省略しているが、物理形状3や物理形状4などは、「BGA」の形状が三次元によって表示される。なお、BGAデータの入力テンプレートは、コネクタ部品と同様に、上記したデータ項目だけでなく多種類の入力項目が存在し、これら入力されたデータ情報に基づいて、物理形状ライブラリ、材料物性ライブラリおよび電気特性ライブラリなど、その他複数のライブラリが生成される。
また、放熱フィンの入力テンプレートは、図7に示すように、当該放熱フィンの識別子であり、型番を示す「データ名:FIN_ABC−123」、以下、「FIN形状」、「FIN外形(A):10」、「FIN外形(B):10」、「羽根寸法:1」、「羽根〜羽根:1」、「FIN高さ:3」、「ベース厚み:1」、「羽根枚数:8」、材質「Al」、「密度:2688」、「熱伝導率:237」、「比熱:0.905」などのデータ項目を入力するようになっている。また、図7において省略しているが、物理形状5は、「放熱フィン」の形状が三次元によって表示される。なお、放熱フィンデータの入力テンプレートは、コネクタ部品やBGAなどと同様に、上記したデータ項目だけでなく多種類の入力項目が存在し、これら入力されたデータ情報に基づいて、物理形状ライブラリ、材料物性ライブラリおよび電気特性ライブラリなど、その他複数のライブラリが生成される。
上記した図5〜図7の入力テンプレートにおいては、それぞれのテンプレートにおいて入力するデータ量が多いために、設計者によるデータ入力ミスが起こりやすいことがわかるとともに、従来技術のように入力データ確認者によるデータ入力誤りの確認においても発見できない可能性が高いことがわかる。
ここで、図2の機能構成の説明に戻る。制御部15は、制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有するとともに、特に本発明に密接に関連するものとしては、データ読出部15aと、データ比較部15bと、データ登録部15cとを備え、これらによって種々の処理を実行する。
データ読出部15aは、仮ライブラリに記憶される同一の識別子を有するレコード数が、設定値記憶部14bに記憶された所定数を超えた場合に、当該同一の識別子を有する複数のレコードを抽出して、読出データ記憶部14aに格納する。
具体的に例を挙げると、データ読出部15aは、複数の仮ライブラリにおいて同一の識別子であり、型番を示す「データ名:CN_ABC−123」を有するレコード数「12」が、設定値記憶部14bに記憶された読出開始レコード数「10」を超えた場合に、当該同一の識別子「CN_ABC−123」を有する複数のレコードを抽出して、読出データ記憶部14aに格納する。
データ比較部15bは、データ読出部15aによって抽出された複数レコードの各データのうち、設定値記憶部14bに記憶された比較対象外データ項目以外について、各データ間の一致率を算出して同一であるか否かを判定する。
上記した例で具体的に例を挙げると、データ比較部15bは、データ読出部15aによって抽出された識別子「データ名:CN_ABC−123」である複数レコードの各データのうち、設定値記憶部14bに記憶された比較対象外項目(比較対象外項目1〜n)「データ名」以外の各データについて一つずつ比較して一致率を算出して同一であるか否かを判定する。なお、各データの比較については、ライブラリに記憶されているデータを文字列としてそのまま比較することとしてもよいし、全て全角や大文字などに修正したりして比較することとしてもよい。
データ登録部15cは、データ比較部15bによって判定された複数レコードの各データ間の一致率が設定値記憶部14bに記憶された閾値以上である場合に、当該複数レコードを一つのレコードに併合して本ライブラリに登録する。
上記した例で具体的に例を挙げると、データ登録部15cは、データ比較部15bによって判定された識別子「データ名:CN_ABC−123」の複数レコードの各データ間の一致率が設定値記憶部14bに記憶された閾値「70」以上である場合に、当該複数レコードを一つのレコードに併合(マージ)して本ライブラリに登録する。
ここで、上記した一致率の算出およびデータ登録について図8を用いて説明する。図8は、実施例1に係る一致率の算出およびデータ登録について説明するための図である。なお、図8の説明においては、設計者A〜設計者Eが図5に示したコネクタ部品のテンプレートを利用してデータを入力し、それぞれの入力データが登録された仮ライブラリA〜仮ライブラリEに基づいて、データの一致率を算出して本ライブラリにデータを登録することとして説明する。また、以下では、「メーカ」、「部品型名」および「外形X方向(A)」の各データについて一致率を算出する場合について説明する。
例えば、ライブラリ自動生成装置10は、図8に示すように、比較項目「メーカ」について、設計者Aによって作成されたライブラリAのメーカ「メーカA」と、設計者Bによって作成されたライブラリBのメーカ「メーカA」と、設計者Cによって作成されたライブラリCのメーカ「メーカA」と、設計者Dによって作成されたライブラリDのメーカ「メーカA」と、設計者Eによって作成されたライブラリEのメーカ「メーカA」とを比較する。そして、ライブラリ自動生成装置10は、各ライブラリの比較項目「メーカ」における一致率「100%」を算出する。
続いて、ライブラリ自動生成装置10は、比較項目「部品型名」について、設計者Aによって作成されたライブラリAの部品型名「ABC−123」と、設計者Bによって作成されたライブラリBの部品型名「ABC−1234」と、設計者Cによって作成されたライブラリCの部品型名「ABC−123」と、設計者Dによって作成されたライブラリDの部品型名「ABC−123」と、設計者Eによって作成されたライブラリEの部品型名「ABC−123」とを比較する。その後、ライブラリ自動生成装置10は、各ライブラリの比較項目「部品型名」における一致率「80%」を算出する。
そして、ライブラリ自動生成装置10は、比較項目「外形X方向(A)」について、設計者Aによって作成されたライブラリAの外形X方向(A)「30」と、設計者Bによって作成されたライブラリBの外形X方向(A)「30」と、設計者Cによって作成されたライブラリCの外形X方向(A)「32」と、設計者Dによって作成されたライブラリDの外形X方向(A)「30」と、設計者Eによって作成されたライブラリEの外形X方向(A)「29」とを比較する。続いて、ライブラリ自動生成装置10は、各ライブラリの比較項目「外形X方向(A)」における一致率「60%」を算出する。
その後、各比較項目の一致率を算出したライブラリ自動生成装置10は、設定値記憶部14bに記憶される「一致率閾値:70」に基づいて、算出された各項目の一致率から、比較項目「メーカ」について「OK」、比較項目「部品型名」について「OK」、比較項目「外形X方向(A)」について「NG」と判定する。
そして、ライブラリ自動生成装置10は、一致率「100%」および判定「OK」である比較項目「メーカ」について、5つのデータを併合し、識別子「CN_ABC−123」に対応付けて本ライブラリに登録する。また、ライブラリ自動生成装置10は、一致率「80%」および判定「OK」である比較項目「部品型名」について、一致した4つのデータを併合し、識別子「CN_ABC−123」に対応付けて本ライブラリに登録する。また、ライブラリ自動生成装置10は、一致率「60%」および判定「NG」である比較項目「外形X方向(A)」について、データを併合することなく、本ライブラリに登録することもしない。なお、各比較項目の各データ間において一致しなかったデータや、各データ間の一致率が「NG」となったデータについては、仮ライブラリに登録されるデータ数が、設定値記憶部14bに記憶される「読出し開始レコード数:10」に達するまで利用されることはない。
[実施例1に係るライブラリ自動生成処理]
次に、図9を用いて、実施例1に係るライブラリ自動生成装置10によるライブラリ自動生成処理を説明する。図9は、実施例1に係るライブラリ自動生成装置10によるライブラリ自動生成処理を説明するためのフローチャートである。
図9に示すように、ライブラリ自動生成装置10は、複数の仮ライブラリにおいて同一の識別子を有するレコード数が、設定値記憶部14bに記憶された読出開始レコード数に達した場合に(ステップS101肯定)、当該同一の識別子を有する複数のレコードを抽出して、読出データ記憶部14aに格納する(ステップS102)。
そして、ライブラリ自動生成装置10は、読出データ記憶部14aに格納された同一の識別子を有する複数レコードの各データのうち、設定値記憶部14bに記憶された比較対象外項目以外の各データについて一つずつ比較して、一致率を算出して同一であるか否かを判定する(ステップS103)。
続いて、ライブラリ自動生成装置10は、判定された同一の識別子を有する複数レコードの各データ間の一致率が設定値記憶部14bに記憶された閾値以上である場合に(ステップS104肯定)、当該複数レコードを一つのレコードに併合(マージ)して本ライブラリに登録する(ステップS105)。なお、ライブラリ自動生成装置10は、同一の識別子を有する複数レコードの各データ間の一致率が設定値記憶部14bに記憶された閾値未満である場合に(ステップS104否定)、当該複数レコードを一つのレコードに併合することなく処理を終了する。
[実施例1による効果]
このようにして、実施例1によれば、ライブラリ自動生成装置10は、レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶される一つまたは複数の仮ライブラリに基づいて、当該一つまたは複数の仮ライブラリデータをまとめた本ライブラリを生成する場合に、複数の仮ライブラリにおいて同一の識別子を有するデータが、各データ間の比較に足りる所定レコード数に達すると、当該複数レコードを読み出して、読み出された複数レコードの各データ間の一致率を算出し、当該一致率が所定の閾値以上であるデータについて本ライブラリに登録するので、人手作業による労力とコストとを削減することが可能であるとともに、データの精度が高いライブラリを生成することが可能である。つまり、ライブラリ自動生成装置10は、一致率閾値に満たないデータについて、新たなデータ登録数が各データ間の比較に足りる所定レコード数に達するまで本ライブラリに登録されないので、入力データ確認にかかる人手作業による労力とコストとを削減することが可能であるとともに、一致率閾値以上のデータのみを登録するので、データの精度が高いライブラリを生成することが可能である。この結果、仮ライブラリの登録データ量が増加するに従って本ライブラリに登録されるデータの精度もより高くなる。
例えば、ライブラリ自動生成装置10は、複数の仮ライブラリにおいて同一の識別子であり、型番を示す「データ名:CN_ABC−123」を有するレコード数「12」が、設定値記憶部14bに記憶された読出開始レコード数「10」を超えた場合に、当該同一の識別子「CN_ABC−123」を有する複数のレコードを抽出して、読出データ記憶部14aに格納する。そして、ライブラリ自動生成装置10は、抽出された識別子「データ名:CN_ABC−123」である複数レコードの各データのうち、設定値記憶部14bに記憶された比較対象外項目(比較対象外項目1〜n)「データ名」以外の各データについて一つずつ比較して一致率を算出して同一であるか否かを判定する。続いて、ライブラリ自動生成装置10は、判定された識別子「データ名:CN_ABC−123」の複数レコードの各データ間の一致率が設定値記憶部14bに記憶された閾値「70」以上である場合に、当該複数レコードを一つのレコードに併合(マージ)して本ライブラリに登録する。この結果、人手作業による労力とコストとを削減することが可能であるとともに、データの精度が高いライブラリを生成することが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも
種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、(1)一致率を利用したデータ登録、(2)ライブラリ自動生成装置の構成、(3)プログラムにおいて異なる実施例を説明する。
(1)一致率を利用したデータ登録
上記実施例1では、一致率を利用して本ライブラリにデータ登録する場合に、各データの一致率を算出し、一致率閾値以上のデータについて、一致したデータを用いることとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、各データの一致率を算出し、算出された全てのデータの一致率が一致率閾値以上であれば本ライブラリに登録することとしてもよい。また、一致率閾値に満たない各データについては、読出し開始レコード数に到達するまで待つことなく、一致したデータを用いて本ライブラリに登録しておき、当該登録されたデータについては一致率を満たせていないことを示すフラグを立てておくなどすればよい。また、仮ライブラリを作成する各設計者の能力についての属性情報を予め記憶しておき、当該能力についての属性情報を用いて、一致率算出の割合に属性情報の重みを付けた一致率を算出することとしてもよい。
(2)ライブラリ自動生成装置の構成
また、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメタを含む情報(例えば、図2に示したような「設定値記憶部14b」が記憶している項目や数値など)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、仮ライブラリをライブラリ自動生成装置10上に統合するなど、その全部または一部を、各種の負担や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上記実施例1では、仮ライブラリと本ライブラリとを半導体製品の設計に利用するCADツールやCAEツールなどにおけるライブラリとして、本ライブラリを自動生成する処理について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶されるライブラリであれば何であってもよく、さらには、一般的な顧客データベースについて、「生年月日」と「姓名(あるいは、名のみ)」とをキーとした名寄せ処理など、ある程度の識別子となるキーが複数項目からでも特定されるライブラリであれば本発明に適用することができる。
(3)プログラム
ところで、上記の実施例では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現するようにしてもよい。そこで、以下では、図10を用いて、上記の実施例に示したライブラリ自動生成装置と同様の機能を有するライブラリ自動生成プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図10は、ライブラリ自動生成プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
図10に示すように、ライブラリ自動生成装置としてのコンピュータ110は、HDD130、CPU140、ROM150およびRAM160をバス180などで接続して構成される。
ROM150には、上記の実施例1に示したライブラリ自動生成装置10と同様の機能を発揮するライブラリ自動生成プログラム、つまり、図10に示すようにデータ読出プログラム150aと、データ比較プログラム150bと、データ登録プログラム150cとが、あらかじめ記憶されている。なお、これらのプログラム150a〜プログラム150cについては、図2に示したライブラリ自動生成装置10の各構成要素と同様、適宜統合または、分散してもよい。
そして、CPU140がこれらのプログラム150a〜プログラム150cをROM150から読み出して実行することで、図10に示すように、プログラム150a〜プログラム150cは、データ読出プロセス140aと、データ比較プロセス140bと、データ登録プロセス140cとして機能するようになる。なお、プロセス140a〜プロセス140cは、図2に示した、データ読出部15aと、データ比較部15bと、データ登録部15cとに対応する。
そして、CPU140はRAM160に記録された読出データ160aと、設定値データ160bとに基づいてライブラリ自動生成プログラムを実行する。
なお、上記した各プログラム150a〜プログラム150cについては、必ずしも最初からROM150に記憶させておく必要はなく、例えば、コンピュータ110に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、またはコンピュータ110の内外に備えられるHDDなどの「固定用の物理媒体」、さらには公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ110に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ110がこれから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
実施例1に係るライブラリ自動生成装置の概要および特徴を示す図である。 実施例1に係るライブラリ自動生成装置の構成を示す図である。 実施例1に係る読出データ記憶部に記憶されるデータの例を示す図である。 実施例1に係る設定値記憶部に記憶されるデータの例を示す図である。 実施例1に係る仮ライブラリに保持されるコネクタ部品データの入力テンプレートの例を示す図である。 実施例1に係る仮ライブラリに保持されるBGAの入力テンプレートの例を示す図である。 実施例1に係る仮ライブラリに保持される放熱フィンの入力テンプレートの例を示す図である。 実施例1に係る一致率の算出およびデータ登録について説明するための図である。 実施例1に係るライブラリ自動生成装置によるライブラリ自動生成処理を説明するためのフローチャートである。 ライブラリ自動生成プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 従来技術に係るライブラリ作成における処理について説明するための図である。 従来技術に係るライブラリ作成における処理について説明するための図である。
符号の説明
10 ライブラリ自動生成装置
11 入力部
12 表示部
13 I/F部
14 記憶部
14a 読出データ記憶部
14b 設定値記憶部
15 制御部
15a データ読出部
15b データ比較部
15c データ登録部

Claims (7)

  1. レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶される一つまたは複数の仮ライブラリに基づいて、当該一つまたは複数の仮ライブラリデータをまとめた本ライブラリを生成するライブラリ自動生成装置であって、
    前記仮ライブラリに記憶される同一の識別子を有する複数のレコードを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された複数レコードの各データが同一であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって判定された複数レコードの各データが同一である場合に、当該複数レコードを一つのレコードに併合して前記本ライブラリに登録する登録手段と
    を備えたことを特徴とするライブラリ自動生成装置。
  2. 各種処理に利用するための各種設定値を記憶する設定値記憶部をさらに備え、
    前記抽出手段は、前記仮ライブラリに記憶される同一の識別子を有するレコード数が、前記設定値記憶部に記憶された所定数を超えた場合に、当該同一の識別子を有する複数のレコードを抽出することを特徴とする請求項1に記載のライブラリ自動生成装置。
  3. 各種処理に利用するための各種設定値を記憶する設定値記憶部をさらに備え、
    前記判定手段は、前記抽出手段によって抽出された複数レコードの各データのうち、前記設定値記憶部に記憶された比較対象外データ項目以外について、同一であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のライブラリ自動生成装置。
  4. 各種処理に利用するための各種設定値を記憶する設定値記憶部をさらに備え、
    前記判定手段は、前記抽出手段によって抽出された複数レコードの各データ間の一致度合いを示す一致率を算出して、複数レコードの各データが同一であるか否かを判定し、
    前記登録手段は、前記判定手段によって判定された複数レコードの各データ間の一致率が前記設定値記憶部に記憶された閾値以上である場合に、当該複数レコードを一つのレコードに併合して前記本ライブラリに登録することを特徴とする請求項1に記載のライブラリ自動生成装置。
  5. 前記設定値記憶部は、前記一つまたは複数の仮ライブラリにおいて同一の識別子を有する複数のレコードの総数を示す抽出開始レコード数と、前記判定手段においてデータ比較/判定から除外されるデータを示す比較対象外データと、所定データ間の一致度合いを示す一致率の閾値である一致率閾値とであることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか一つに記載のライブラリ自動生成装置。
  6. レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶される一つまたは複数の仮ライブラリに基づいて、当該一つまたは複数の仮ライブラリデータをまとめた本ライブラリを生成するライブラリ自動生成装置に適したライブラリ自動生成方法であって、
    前記仮ライブラリに記憶される同一の識別子を有する複数のレコードを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された複数レコードの各データが同一であるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって判定された複数レコードの各データが同一である場合に、当該複数レコードを一つのレコードに併合して前記本ライブラリに登録する登録工程と
    を含んだことを特徴とするライブラリ自動生成方法。
  7. レコードを識別する識別子に対応付けて各データが記憶される一つまたは複数の仮ライブラリに基づいて、当該一つまたは複数の仮ライブラリデータをまとめた本ライブラリを生成することをコンピュータに実行させるライブラリ自動生成プログラムであって、
    前記仮ライブラリに記憶される同一の識別子を有する複数のレコードを抽出する抽出手順と、
    前記抽出手順によって抽出された複数レコードの各データが同一であるか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順によって判定された複数レコードの各データが同一である場合に、当該複数レコードを一つのレコードに併合して前記本ライブラリに登録する登録手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするライブラリ自動生成プログラム。
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