JP2009181202A - 訪問履歴管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】訪問履歴を簡易に管理することを可能とする訪問履歴管理システムを提供する。
【解決手段】訪問履歴管理システムは、個人情報取得装置110と、訪問者にICカード300が配布された際に、カードIDと個人情報との紐付けを登録する管理部131と、ICカード300からカードIDを読み取るカードリーダ120とを備える。管理部131は、カードリーダ120によって読み取られたカードIDに紐付けられた個人情報と対応付けて、入門履歴及び出門履歴を管理DB132に格納する。管理部131は、訪問者からICカード300が返却された場合に、カードIDと個人情報との紐付けを解除する。
【選択図】図2
【解決手段】訪問履歴管理システムは、個人情報取得装置110と、訪問者にICカード300が配布された際に、カードIDと個人情報との紐付けを登録する管理部131と、ICカード300からカードIDを読み取るカードリーダ120とを備える。管理部131は、カードリーダ120によって読み取られたカードIDに紐付けられた個人情報と対応付けて、入門履歴及び出門履歴を管理DB132に格納する。管理部131は、訪問者からICカード300が返却された場合に、カードIDと個人情報との紐付けを解除する。
【選択図】図2
Description
本発明は、訪問者が施設を訪問した履歴である訪問履歴を管理する訪問履歴管理システムに関する。
工場などの施設では、セキュリティの向上を図るために、施設への訪問者毎に施設への入門及び施設からの出門を管理することが重要である。一般的には、訪問者が施設へ入門する際に、訪問者の個人情報(氏名や所属会社)、入門時刻などが訪問管理書などに記載される。一方で、訪問者が施設から出門する際に、訪問者の出門時刻が訪問管理書などに記載される。
上述したように、訪問者の訪問履歴は、訪問管理書などの紙ベースで管理されているため、訪問履歴の確認作業が繁雑である。
従って、訪問履歴をデータベース化することによって、訪問履歴の確認作業を簡易にすることが考えられる。
例えば、訪問者の氏名や所属会社などの個人情報が予め格納されたカードを利用する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。具体的には、訪問者が施設へ入門する際に、カードリーダなどによってカードに格納された個人情報を読み取ることによって、入門履歴を管理することができる。同様に、訪問者が施設から出門する際に、カードリーダなどによってカードに格納された個人情報を読み取ることによって、出門履歴を管理することができる。
特開2007−233576号公報
ところで、上述した技術では、個人情報が格納されたカードを訪問者に配布しなければならない。しかしながら、取引業者などの部外者の全員にカードを予め配布することは現実的ではない。
上述した技術では、個人情報が格納されたカードを作成しなければならない。取引業者などの部外者の訪問前に、部外者の個人情報を取得することは困難であるケースが多い。
なお、取引業者などの部外者が施設へ入門する際に、部外者の個人情報を管理DBに登録することも考えられる。しかしながら、個人情報の登録作業については、施設側の担当者(守衛など)が手作業で行う必要がある。すなわち、個人情報の登録作業が繁雑である。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、訪問履歴を簡易に管理することを可能とする訪問履歴管理システムを提供することを目的とする。
一の特徴に係る訪問履歴管理システムは、訪問者が施設(施設200)を訪問した履歴である訪問履歴を管理する管理データベース(管理DB132)を備える。訪問履歴管理システムは、前記訪問者を識別する個人情報を取得する個人情報取得装置(個人情報取得装置110)と、前記訪問者に配布媒体(ICカード300)が配布された際に、前記配布媒体を識別する媒体識別子(カードID)と前記個人情報取得装置によって取得された前記個人情報との紐付けを登録する管理部(管理部131)と、前記訪問者が施設へ入門する際に、前記訪問者に配布された前記配布媒体から前記媒体識別子を読み取る入門読取部(カードリーダ120)と、前記訪問者が施設から出門する際に、前記訪問者に配布された前記配布媒体から前記媒体識別子を読み取る出門読取部(カードリーダ120)とを備える。前記管理部は、前記入門読取部によって読み取られた前記媒体識別子に紐付けられた前記個人情報と対応付けて入門履歴を前記管理データベースに格納し、前記出門読取部によって読み取られた前記媒体識別子に紐付けられた前記個人情報と対応付けて出門履歴を前記管理データベースに格納し、前記訪問者から前記配布媒体が返却された場合に、前記媒体識別子と前記個人情報との紐付けを解除する。
かかる特徴によれば、管理部は、訪問者に配布媒体が配布された際に、媒体識別子と個人情報との紐付けを登録する。一方で、管理部は、訪問者から配布媒体が返却された際に、媒体識別子と個人情報との紐付けを解除する。従って、取引業者などの部外者などに配布媒体を予め配布する必要がない。
個人情報は、個人情報取得装置によって取得される。すなわち、施設側の担当者が個人情報を手作業で登録する必要がない。
このように、上述した特徴に係る訪問履歴管理システムによれば、訪問履歴を簡易に管理することができる。
上述した特徴において、前記個人情報取得装置は、前記訪問者の身元を証明する身元証明書に記載された前記個人情報を読み取る光学読取装置(OCR111)である。
上述した特徴において、訪問履歴管理システムは、前記光学読取装置によって読み取られた前記個人情報と一致する度合いである一致度が所定閾値以上である前記個人情報が前記管理データベースに格納されているか否かを判定する判定部(判断部133)をさらに備える。前記管理部は、前記一致度が前記所定閾値以上である前記個人情報によって、前記光学読取装置によって読み取られた前記個人情報を修正する。
上述した特徴において、前記個人情報取得装置は、前記光学読取装置に加えて、入力インタフェース及びディスプレイによって構成される。前記管理部は、前記一致度が前記所定閾値以上である前記個人情報が格納されていない場合に、前記光学読取装置によって読み取られた前記個人情報の確認又は修正を促す情報を前記ディスプレイ上に表示する。
上述した特徴において、前記施設は、前記訪問者が立ち入る権限である立ち入り権限がそれぞれ定められた複数の区域によって構成される。前記管理部は、前記媒体識別子と前記立ち入り権限を紐付ける。
上述した特徴において、訪問履歴管理システムは、前記訪問者が担当者と面談した際に、前記訪問者に配布された前記配布媒体から前記媒体識別子を読み取る面談読取部(携帯カードリーダ140)をさらに備える。前記管理部は、前記面談読取部によって読み取られた前記媒体識別子に紐付けられた前記個人情報と対応付けて面談履歴を前記管理データベースに格納する。
本発明によれば、訪問履歴を簡易に管理することを可能とする訪問履歴管理システムを提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る訪問履歴管理システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
(訪問履歴管理システムの構成)
以下において、第1実施形態に係る訪問履歴管理システムについて、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る訪問履歴管理システム100が適用される施設200を示す図である。図2は、第1実施形態に係る訪問履歴管理システム100を示す図である。施設200は、工場や研究所などの施設である。施設200では、施設200への訪問履歴が訪問履歴管理システム100によって管理される。
(訪問履歴管理システムの構成)
以下において、第1実施形態に係る訪問履歴管理システムについて、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る訪問履歴管理システム100が適用される施設200を示す図である。図2は、第1実施形態に係る訪問履歴管理システム100を示す図である。施設200は、工場や研究所などの施設である。施設200では、施設200への訪問履歴が訪問履歴管理システム100によって管理される。
図1に示すように、施設200は、受付棟210と、A棟220と、B棟230と、C棟240と、D棟250とを有する。施設200には、取引業者などの訪問者が出入りする入出門201が設けられている。なお、訪問者は、施設200に勤務する勤務者などを除く部外者であり、訪問履歴の管理対象とされる人(個人又は法人)である。
受付棟210には、訪問者の入門や出門を管理する守衛などが控えている。受付棟210には、後述するように、個人情報取得装置110やカードリーダ120などが設けられている。受付棟210では、後述するように、ICカードなどの配布媒体(以下、ICカード300)が訪問者に配布される。ICカード300には、ICカード300を識別する媒体識別子(以下、カードID)が格納されている。
A棟220〜D棟250には、施設200に所属する各部署が設けられている。部署とは、例えば、研究部、開発部、購買部、総務部などである。A棟220〜D棟250には、それぞれ、出入口(出入口221〜出入口251)が設けられている。
図2に示すように、訪問履歴管理システム100は、個人情報取得装置110と、カードリーダ120と、管理装置130とを有する。
個人情報取得装置110は、訪問者の個人情報を取得する。個人情報は、例えば、訪問者の所属会社、所属部署及び氏名などである。個人情報取得装置110は、上述したように、受付棟210などに設けられている。
具体的には、個人情報取得装置110は、OCR111と、ディスプレイ112と、入力IF113とを有する。
OCR111は、訪問者の身元を証明する身元証明書に記載された個人情報を読み取る光学読取装置(Optical Character Reader)である。身元証明書としては、訪問者の名刺、保険証、免許証などである。
ディスプレイ112は、訪問者に対する各種情報を表示する。例えば、ディスプレイ112は、身元証明書をOCR111に読み取らせることを指示する情報を表示する。ディスプレイ112は、OCR111によって読み取られた個人情報の確認又は修正を促す情報を表示する。
入力IF113は、キーボードやポインティングデバイスなどである。入力IF113は、ディスプレイ112に設けられたタッチパネルであってもよい。
訪問者は、入力IF113を用いて、OCR111によって読み取られた個人情報の確認又は修正を行う。訪問者は、OCR111を用いずに、入力IF113を用いて個人情報の入力を行ってもよい。
カードリーダ120は、ICカード300への情報の書き込み、ICカード300からの情報の読み出しなどを行う。カードリーダ120は、上述したように、受付棟210に設けられている。カードリーダ120は、入出門201に設けられていてもよい。
具体的には、カードリーダ120は、訪問者にICカード300が配布された際に、個人情報取得装置110によって取得された個人情報をICカード300に書き込む機能を有する。カードリーダ120は、ICカード300からカードIDを読み取った上で、ICカード300から読み取られたカードIDとICカード300に書き込まれた個人情報とを管理装置130に送信する。
カードリーダ120は、訪問者が施設200へ入門する際に、訪問者に配布されたICカード300からカードIDを読み取る入門読取部として機能する。カードリーダ120は、ICカード300から読み取ったカードIDを入門時刻とともに管理装置130に送信する。
カードリーダ120は、訪問者が施設200から出門する際に、訪問者に配布されたICカード300からカードIDを読み取る出門読取部として機能する。カードリーダ120は、ICカード300から読み取ったカードIDを出門時刻とともに管理装置130に送信する。
カードリーダ120は、訪問者からICカード300が返却された際に、ICカード300に書き込まれた個人情報を消去する機能を有する。続いて、カードリーダ120は、ICカード300からカードIDを読み取った上で、ICカード300から読み取られたカードIDを管理装置130に送信する。
管理装置130は、訪問者の入門履歴や出門履歴などの訪問履歴を訪問者毎に管理する。具体的には、管理装置130は、管理部131と、管理DB132とを有する。
管理部131は、訪問者に配布されたICカード300を識別するカードIDと個人情報取得装置110によって取得された個人情報との紐付けを登録する。具体的には、管理部131は、訪問者にICカード300が配布された際に、カードリーダ120から受信したカードID及び個人情報に応じて、カードIDと個人情報との紐付けを登録する。
管理部131は、カードIDと個人情報との紐付けを解除する。具体体には、管理部131は、訪問者からICカード300が返却された際に、カードリーダ120から受信したカードIDに応じて、カードIDと個人情報との紐付けを解除する。
管理部131は、カードリーダ120によって読み取られたカードIDに紐付けられた個人情報と対応付けて入門履歴を管理DB132に格納する。具体的には、管理部131は、カードリーダ120から受信したカードID及び入門時刻に応じて、カードIDに紐付けられた個人情報と対応付けて入門時刻を入門履歴として管理DB132に格納する。
管理部131は、カードリーダ120によって読み取られたカードIDに紐付けられた個人情報と対応付けて出門履歴を管理DB132に格納する。具体的には、管理部131は、カードリーダ120から受信したカードID及び出門時刻に応じて、カードIDに紐付けられた個人情報と対応付けて出門時刻を出門履歴として管理DB132に格納する。
管理DB132は、訪問者の訪問履歴を管理するデータベースである。具体的には、図3に示すように、管理DB132は、カードIDと、個人情報と、入門履歴と、出門履歴と、ステータスとを管理する。
カードIDは、上述したように、ICカード300を識別する媒体識別子である。個人情報は、上述したように、訪問者の所属会社、所属部署及び氏名などである。
入門履歴は、訪問者が施設200に入門した時刻(入門時刻)などである。出門履歴は、訪問者が施設200から出門した時刻(出門時刻)などである。
ステータスは、ICカード300が訪問者に貸与されているか否かを示す情報である。具体的には、ICカード300が訪問者に配布された後に、ICカード300が返却されていない場合には、ステータスは“active”である。一方で、ICカード300が返却されている場合には、ステータスは“inactive”である。
ここで、ステータスが“inactive”である場合には、ICカード300を他の訪問者に再び配布することが可能であることに留意すべきである。
(作用及び効果)
第1実施形態では、管理部131は、訪問者にICカード300が配布された際に、カードIDと個人情報との紐付けを登録する。一方で、管理部131は、訪問者からICカード300が返却された際に、カードIDと個人情報との紐付けを解除する。従って、取引業者などの部外者などにICカード300を予め配布する必要がない。
第1実施形態では、管理部131は、訪問者にICカード300が配布された際に、カードIDと個人情報との紐付けを登録する。一方で、管理部131は、訪問者からICカード300が返却された際に、カードIDと個人情報との紐付けを解除する。従って、取引業者などの部外者などにICカード300を予め配布する必要がない。
個人情報は、個人情報取得装置110(OCR111)によって取得される。すなわち、施設側の担当者が個人情報を手作業で登録する必要がない。
このように、第1実施形態に係る訪問履歴管理システム100によれば、訪問履歴を簡易に管理することができる。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
以下において、第2実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、第2実施形態では、訪問履歴管理システム100は、OCR111によって読み取られた個人情報を修正する機能を有している。これによって、OCR111の読み取り誤差を修正することが可能である。
(訪問履歴管理システムの構成)
以下において、第2実施形態に係る訪問履歴管理システムについて、図面を参照しながら説明する。図4は、第2実施形態に係る訪問履歴管理システム100を示す図である。図4では、図2と同様の構成について同様の符号を付している。
以下において、第2実施形態に係る訪問履歴管理システムについて、図面を参照しながら説明する。図4は、第2実施形態に係る訪問履歴管理システム100を示す図である。図4では、図2と同様の構成について同様の符号を付している。
図4に示すように、管理装置130は、図2に示す構成に加えて、判断部133を有する。
判断部133は、OCR111によって読み取られた個人情報と一致する度合いである一致度が所定閾値以上である個人情報が管理DB132に格納されているか否かを判定する。
上述した管理部131は、一致度が所定閾値以上である個人情報が管理DB132に格納されている場合には、OCR111によって読み取られた個人情報を自動的に修正する。具体的には、管理部131は、OCR111によって読み取られた個人情報を、一致度が所定閾値以上である個人情報に置き換える。
一方で、管理部131は、一致度が所定閾値以上である個人情報が管理DB132に格納されていない場合には、OCR111によって読み取られた個人情報の確認又は修正を促す情報を個人情報取得装置110に送信する。個人情報取得装置110に設けられたディスプレイ112は、個人情報の確認又は修正を促す情報を表示する。
(作用及び効果)
第2実施形態では、管理部131は、一致度が所定閾値以上である個人情報が管理DB132に格納されている場合には、OCR111によって読み取られた個人情報を、一致度が所定閾値以上である個人情報に置き換える。従って、OCR111の読み取り誤差による個人情報の誤りを抑制することができる。
第2実施形態では、管理部131は、一致度が所定閾値以上である個人情報が管理DB132に格納されている場合には、OCR111によって読み取られた個人情報を、一致度が所定閾値以上である個人情報に置き換える。従って、OCR111の読み取り誤差による個人情報の誤りを抑制することができる。
[第3実施形態]
以下において、第3実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
以下において、第3実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、第3実施形態では、訪問履歴管理システム100は、入門履歴や出門履歴に加えて、施設200に勤務する勤務者などの担当者と訪問者が面談した履歴(面談履歴)を管理する。
(訪問履歴管理システムの構成)
以下において、第3実施形態に係る訪問履歴管理システムについて、図面を参照しながら説明する。図5は、第3実施形態に係る訪問履歴管理システム100を示す図である。図5では、図2と同様の構成について同様の符号を付している。
以下において、第3実施形態に係る訪問履歴管理システムについて、図面を参照しながら説明する。図5は、第3実施形態に係る訪問履歴管理システム100を示す図である。図5では、図2と同様の構成について同様の符号を付している。
図5に示すように、訪問履歴管理システム100は、図2に示す構成に加えて、携帯カードリーダ140を有する。
携帯カードリーダ140は、訪問者が担当者と面談した際に、訪問者に配布されたICカード300からカードIDを読み取る面談読取部として機能する。携帯カードリーダ140は、ICカード300から読み取ったカードIDを面談時刻とともに管理装置130に送信する。なお、携帯カードリーダ140は、施設200側の担当者が所持しているものとする。
上述した管理部131は、携帯カードリーダ140によって読み取られたカードIDに紐付けられた個人情報と対応付けて面談履歴を管理DB132に格納する。具体的には、管理部131は、携帯カードリーダ140から受信したカードID及び面談時刻に応じて、カードIDに紐付けられた個人情報と対応付けて面談時刻を面談履歴として管理DB132に格納する。
管理DB132は、図6に示すように、図3に示す情報要素に加えて、面談履歴(面談時刻)を管理する。なお、面談時刻は、面談が終了した時刻であってもよく、面談が開始した時刻であってもよい。
(作用及び効果)
第3実施形態では、管理部131は、携帯カードリーダ140によって読み取られたカードIDに紐付けられた個人情報と対応付けて面談履歴を管理DB132に格納する。従って、入門履歴及び出門履歴のみを管理するケースに比べて、施設200内における訪問者の行動をある程度把握することができる。
第3実施形態では、管理部131は、携帯カードリーダ140によって読み取られたカードIDに紐付けられた個人情報と対応付けて面談履歴を管理DB132に格納する。従って、入門履歴及び出門履歴のみを管理するケースに比べて、施設200内における訪問者の行動をある程度把握することができる。
[第4実施形態]
以下において、第4実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第4実施形態との相違点について主として説明する。
以下において、第4実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第4実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、第4実施形態では、施設200は、訪問者が立ち入る権限である立ち入り権限がそれぞれ定められた複数の区域(例えば、A棟220〜D棟250)によって構成されている。訪問履歴管理システム100は、カードIDと立ち入り権限とを紐付けて管理する。
(訪問履歴管理システムの構成)
以下において、第4実施形態に係る訪問履歴管理システムについて、図面を参照しながら説明する。図7は、第4実施形態に係る訪問履歴管理システム100を示す図である。図7では、図2と同様の構成について同様の符号を付している。
以下において、第4実施形態に係る訪問履歴管理システムについて、図面を参照しながら説明する。図7は、第4実施形態に係る訪問履歴管理システム100を示す図である。図7では、図2と同様の構成について同様の符号を付している。
図7に示すように、訪問履歴管理システム100は、図2に示す構成に加えて、出入口カードリーダ150を有する。管理装置130は、立ち入り権限DB134を有する。
出入口カードリーダ150は、出入口221〜出入口251のそれぞれに設けられている。すなわち、出入口カードリーダ150は、A棟220〜D棟250の出入口に設けられている。
出入口カードリーダ150は、訪問者に配布されたICカード300からカードIDを読み取る。出入口カードリーダ150は、ICカード300から読み取ったカードIDを管理装置130に送信する。
立ち入り権限DB134は、訪問者が立ち入る権限である立ち入り権限を訪問者毎に管理する。例えば、立ち入り権限DB134は、A社に所属する訪問者と、A社に所属する訪問者が立ち入る権限を有する区域を管理する。立ち入り権限DB134は、訪問者Bと、訪問者Bが立ち入る権限を有する区域を管理する。
このように、立ち入り権限DB134は、立ち入り権限を所属会社毎に管理していてもよく、立ち入り権限を訪問者毎に管理していてもよい。また、立ち入り権限は、棟毎に定められていてもよく、訪問部署(部屋)毎に定められていてもよい。
上述した管理部131は、訪問者にICカード300が配布された際に、カードリーダ120から受信したカードID及び個人情報に応じて、個人情報に対応する立ち入り権限とカードIDとの紐付けを登録する。一方で、管理部131は、訪問者からICカード300が返却された際に、立ち入り権限とカードIDとの紐付けを解除する。
管理部131は、出入口カードリーダ150から受信したカードIDに応じて、出入口を解錠するか否かを判定する。具体的には、管理部131は、訪問者が立ち入り権限を有する場合には、出入口221〜出入口251などに解錠を指示する。一方で、管理部131は、訪問者が立ち入り権限を有していない場合には、出入口221〜出入口251などにアラーム音の出力を指示する。
(作用及び効果)
第4実施形態では、管理部131は、訪問者にICカード300が配布された際に、カードリーダ120から受信したカードID及び個人情報に応じて、個人情報に対応する立ち入り権限とカードIDとの紐付けを登録する。従って、訪問者が立ち入り権限を有していない区域へ訪問者が入ることを抑制することができる。
第4実施形態では、管理部131は、訪問者にICカード300が配布された際に、カードリーダ120から受信したカードID及び個人情報に応じて、個人情報に対応する立ち入り権限とカードIDとの紐付けを登録する。従って、訪問者が立ち入り権限を有していない区域へ訪問者が入ることを抑制することができる。
[第5実施形態]
以下において、第5実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第5実施形態との相違点について主として説明する。
以下において、第5実施形態について図面を参照しながら説明する。以下においては、上述した第1実施形態と第5実施形態との相違点について主として説明する。
第5実施形態では、訪問履歴が管理DB132に格納されている訪問者は、OCR111によって身元証明書を読み取らせずに、入力IF113を用いて選択形式で各種情報を入力する。
具体的には、上述した管理DB132は、図8に示すように、カードIDと、個人情報と、要件と、訪問部署と、入門履歴と、出門履歴と、ステータスとを管理する。
訪問者は、図8に示すように、入力IF113を用いて選択形式(例えば、プルダウン形式)で各種情報を入力する。例えば、訪問者は、会社名、氏名、要件及び訪問部署を選択形式で入力する。なお、図9は、ディスプレイ112に表示される画像の一例を示している。
ここで、上述した管理部131は、管理DB132に格納された訪問履歴に基づいて、各種情報の選択肢を生成する。
最初に、会社名の先頭文字(例えば、“A”)が入力されると、ディスプレイ112には、管理DB132に格納された訪問履歴に含まれる会社名のうち、入力された先頭文字で始まる会社名の一覧が表示される。訪問者は、会社名の一覧の中から、訪問者の所属会社を選択する。
次に、氏名の先頭文字(例えば、“X”)が入力されると、ディスプレイ112には、管理DB132に格納された訪問履歴に含まれる氏名のうち、入力された先頭文字で始まる氏名の一覧が表示される。訪問者は、氏名の一覧の中から、訪問者の氏名を選択する。
同様に、要件及び訪問部署についても、ディスプレイ112には、管理DB132に格納された訪問履歴から、要件及び訪問部署の一覧が表示される。
なお、各種情報の選択肢は、訪問者によって選択された情報によって順に絞り込まれることに留意すべきである。例えば、会社名Aaaaaが選択されたケースにおいて、氏名の選択肢を例に挙げる。氏名の選択肢は、管理DB132に格納された訪問履歴に含まれる氏名のうち、会社名Aaaaaに所属する訪問者の氏名である。
(作用及び効果)
第5実施形態では、各種情報の選択肢が管理DB132に格納された訪問履歴に基づいて生成される。従って、施設200への訪問回数が2回目以降である場合に、名刺などの身元証明書をOCR111に読み取らせる作業を省略することができる。
第5実施形態では、各種情報の選択肢が管理DB132に格納された訪問履歴に基づいて生成される。従って、施設200への訪問回数が2回目以降である場合に、名刺などの身元証明書をOCR111に読み取らせる作業を省略することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、カードリーダ120は、(1)個人情報をICカード300に書き込む機能、(2)訪問者が施設200へ入門する際にカードIDを読み取る機能、(3)訪問者が施設200から出門する際にカードIDを読み取る機能などを有するが、これに限定されるものではない。具体的には、(1)〜(3)の機能は、別々なカードリーダに設けられていてもよい。(1)の機能は、守衛によって管理されるカードリーダであってもよい。(2)及び(3)の機能は、誰でも用いることが可能な場所に設けられたカードリーダであってもよい。
訪問履歴管理システム100は、名刺に記載された個人情報については、他の身元証明書に記載された個人情報の読み取りを要求しなくてもよい。一方で、訪問履歴管理システム100は、名刺以外の身元証明書については、複数の身元証明書に記載された個人情報の読み取りを要求してもよい。
個人情報取得装置110は、OCR111を有しているが、これに限定されるものではない。個人情報取得装置110は、OCR111を有していなくてもよい。このようなケースでは、訪問者は、入力IF113を用いて個人情報を入力する。
管理DB132に格納された訪問履歴には、有効期限(例えば、1年)が定められていてもよい。例えば、上述した第2実施形態では、有効期限内の訪問履歴(個人情報)によって、OCR111によって読み取られた個人情報が修正される。上述した第5実施形態では、有効期限内の訪問履歴に基づいて各種情報の選択肢が生成される。
100・・・訪問履歴管理システム、110・・・個人情報取得装置、111・・・OCR、112・・・ディスプレイ、113・・・入力IF、120・・・カードリーダ、130・・・管理装置、131・・・管理部、132・・・管理DB、133・・・判断部、134・・・立ち入り権限DB、140・・・携帯カードリーダ、150・・・出入口カードリーダ、200・・・施設、201・・・入出門、210・・・受付棟、220〜250・・・A棟〜D棟、221〜251・・・出入口
Claims (6)
- 訪問者が施設を訪問した履歴である訪問履歴を管理する管理データベースを備えた訪問履歴管理システムであって、
前記訪問者を識別する個人情報を取得する個人情報取得装置と、
前記訪問者に配布媒体が配布された際に、前記配布媒体を識別する媒体識別子と前記個人情報取得装置によって取得された前記個人情報との紐付けを登録する管理部と、
前記訪問者が施設へ入門する際に、前記訪問者に配布された前記配布媒体から前記媒体識別子を読み取る入門読取部と、
前記訪問者が施設から出門する際に、前記訪問者に配布された前記配布媒体から前記媒体識別子を読み取る出門読取部とを備え、
前記管理部は、
前記入門読取部によって読み取られた前記媒体識別子に紐付けられた前記個人情報と対応付けて入門履歴を前記管理データベースに格納し、
前記出門読取部によって読み取られた前記媒体識別子に紐付けられた前記個人情報と対応付けて出門履歴を前記管理データベースに格納し、
前記訪問者から前記配布媒体が返却された場合に、前記媒体識別子と前記個人情報との紐付けを解除することを特徴とする訪問履歴管理システム。 - 前記個人情報取得装置は、前記訪問者の身元を証明する身元証明書に記載された前記個人情報を読み取る光学読取装置であることを特徴とする請求項1に記載の訪問履歴管理システム。
- 前記光学読取装置によって読み取られた前記個人情報と一致する度合いである一致度が所定閾値以上である前記個人情報が前記管理データベースに格納されているか否かを判定する判定部をさらに備え、
前記管理部は、前記一致度が前記所定閾値以上である前記個人情報によって、前記光学読取装置によって読み取られた前記個人情報を修正することを特徴とする請求項2に記載の訪問履歴管理システム。 - 前記個人情報取得装置は、前記光学読取装置に加えて、入力インタフェース及びディスプレイによって構成されており、
前記管理部は、前記一致度が前記所定閾値以上である前記個人情報が格納されていない場合に、前記光学読取装置によって読み取られた前記個人情報の確認又は修正を促す情報を前記ディスプレイ上に表示することを特徴とする請求項3に記載の訪問履歴管理システム。 - 前記施設は、前記訪問者が立ち入る権限である立ち入り権限がそれぞれ定められた複数の区域によって構成されており、
前記管理部は、前記媒体識別子と前記立ち入り権限を紐付けることを特徴とする請求項1に記載の訪問履歴管理システム。 - 前記訪問者が担当者と面談した際に、前記訪問者に配布された前記配布媒体から前記媒体識別子を読み取る面談読取部をさらに備え、
前記管理部は、前記面談読取部によって読み取られた前記媒体識別子に紐付けられた前記個人情報と対応付けて面談履歴を前記管理データベースに格納することを特徴とする請求項1に記載の訪問履歴管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008017929A JP2009181202A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 訪問履歴管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2008017929A JP2009181202A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 訪問履歴管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009181202A true JP2009181202A (ja) | 2009-08-13 |
Family
ID=41035167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008017929A Pending JP2009181202A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 訪問履歴管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009181202A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011090395A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Nittsu Shoji Co Ltd | セキュリティシステム |
WO2020110231A1 (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 三菱電機株式会社 | 来訪者管理装置および入退場管理システム |
-
2008
- 2008-01-29 JP JP2008017929A patent/JP2009181202A/ja active Pending
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