JP2009180904A - 表示装置、及びそれに用いられるドライバic - Google Patents
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Abstract
【課題】所定の軸に対して垂直方向の線上に沿ってドライバICを設置させる場合でも、ドライバICに動作不良が発生するのを防ぎつつ、表示パネルを変形させることができるコンパクトな表示装置を提供する。
【解決手段】情報を表示する表示部Dを有し、かつ所定の軸周りに湾曲変形可能に構成された液晶パネル2を備えた液晶表示装置1において、表示部Dを駆動する矩形状のドライバIC5a〜5fを備え、所定の軸L0に対して斜めに配置されるように、液晶パネル2上にドライバIC5a〜5fを実装する。
【選択図】図1
【解決手段】情報を表示する表示部Dを有し、かつ所定の軸周りに湾曲変形可能に構成された液晶パネル2を備えた液晶表示装置1において、表示部Dを駆動する矩形状のドライバIC5a〜5fを備え、所定の軸L0に対して斜めに配置されるように、液晶パネル2上にドライバIC5a〜5fを実装する。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報を表示する表示部を有する表示パネルを備えた表示装置、特に所定の軸周りに湾曲変形可能に構成された表示パネルを具備する表示装置、及びそれに用いられるドライバICに関する。
近年、例えば液晶表示装置は、在来のブラウン管に比べて薄型、軽量などの特長を有するフラットパネルディスプレイとして、液晶テレビ、モニター、携帯電話などに幅広く利用されている。このような液晶表示装置には、光を発光するバックライト装置と、バックライト装置に設けられた光源からの光に対しシャッターの役割を果たすことで所望画像を表示する表示パネルとしての液晶パネルとが含まれている。
また、上記のような液晶パネルは、一対の透明基板と、これらの透明基板にて狭持された液晶層とを備えている。また、液晶パネルには、情報を表示する表示部と、一方の透明基板上に実装されるとともに、表示部を駆動するドライバICとが設置されており、液晶パネルでは、表示部に設けられた複数の画素が画素単位に駆動されることによって情報表示が行われる。
また、上記のような従来の液晶表示装置には、例えば下記特許文献1に記載されているように、所定の軸周りに湾曲可能に構成された液晶パネルを用いることにより、使用者の腕の表面に沿って変形可能な表示面を有する腕時計に適用可能なものが提案されている。また、この従来の液晶表示装置では、矩形状の上記ドライバICの長さ(長手)方向が上記所定の軸に対して平行となるように、当該ドライバICを配置することによって液晶パネルの湾曲度合いの増大を図ることが可能とされていた。
特開2005−338179号公報
しかしながら、上記のような従来の液晶表示装置では、ドライバICの設置数を増加させた場合に、液晶パネル(表示パネル)のコンパクト化を図るのが難しくなったり、いずれかのドライバICに動作不良が発生したりするおそれがあった。
具体的にいえば、従来の液晶表示装置では、ドライバICの長手方向が上記所定の軸に対して平行となるように、ドライバICを配置していたので、例えば画素数の増加に伴って、所定の軸に対して垂直方向の線上に沿って(すなわち、湾曲方向に沿って)ドライバICを設置させる場合、液晶パネルの所定の軸と平行な方向の寸法が大きくなり、液晶パネルのコンパクト化を図るのが難しくなるおそれがあった。
また、従来の液晶表示装置において、ドライバICの設置数の増加に対応するために、上記のように、所定の軸に対して垂直方向の線上に沿ってドライバICを設置させる場合、液晶パネルを変形させたとき(所定の軸周りに湾曲変形させたとき)、その曲率の大きさやドライバICの設置数や設置箇所等によっては液晶パネルからドライバICに作用する力が部分的に大きくなることがあり、ドライバICが剥がれたり、ドライバICに設けられた複数の端子の一部に接触不良が生じたりして、当該ドライバICに動作不良が発生するおそれがあった。
上記の課題に鑑み、本発明は、所定の軸に対して垂直方向の線上に沿ってドライバICを設置させる場合でも、ドライバICに動作不良が発生するのを防ぎつつ、表示パネルを変形させることができるコンパクトな表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明にかかる表示装置は、情報を表示する表示部を有し、かつ所定の軸周りに湾曲変形可能に構成された表示パネルを備えた表示装置であって、
前記表示部を駆動する矩形状のドライバICを備え、
前記ドライバICは、前記所定の軸に対して斜めに配置されるように、前記表示パネル上に実装されていることを特徴とするものである。
前記表示部を駆動する矩形状のドライバICを備え、
前記ドライバICは、前記所定の軸に対して斜めに配置されるように、前記表示パネル上に実装されていることを特徴とするものである。
上記のように構成された表示装置では、上記矩形状のドライバICが所定の軸に対して斜めに配置されるように表示パネルに実装されている。その為、ドライバICの所定の軸に対して垂直方向での当該ドライバICの見かけの長さを短くすることができる。これにより、表示パネルを所定の軸周りに湾曲変形させたときに、ドライバICに作用する力を小さくすることができる。この結果、従来例と異なり、所定の軸に対して垂直方向の線上に沿ってドライバICを設置させる場合でも、ドライバICに動作不良が発生するのを防ぎつつ、表示パネルを変形させることができるコンパクトな表示装置を構成することができる。
また、上記表示装置において、前記ドライバICは、その四つの角部のうち、前記所定の軸に対して垂直方向にある一対の角部のうちの少なくとも一方の角部が、前記表示パネルに対して接続されない状態で、当該表示パネル上に実装されていることが好ましい。
この場合、所定の軸に対する垂直方向でのドライバICの見かけの長さをより短くすることができる。また、表示パネルを所定の軸周りに湾曲変形させたときに、一点に応力が集中する角部(上記の少なくとも一方の角部)が、接続されていないので、ドライバICの当該角部からの剥がれや動作不良の発生を極力防ぐことができる。
また、上記表示装置において、前記表示パネルは、所定の軸を中心として湾曲するように変形され、
前記ドライバICでは、その四つの角部のうち、前記所定の軸に対して垂直方向にある一対の角部のうちの少なくとも一方の角部が切断されてもよい。
前記ドライバICでは、その四つの角部のうち、前記所定の軸に対して垂直方向にある一対の角部のうちの少なくとも一方の角部が切断されてもよい。
この場合、所定の軸に対する垂直方向でのドライバICの見かけの長さをより短くすることができる。また、表示パネルを所定の軸を中心として湾曲するように変形させたときに、一点に応力が集中する角部(上記の少なくとも一方の角部)が、接続されていないので、ドライバICの当該角部からの剥がれや動作不良の発生を極力防ぐことができる。
また、上記表示装置において、前記ドライバICの切断面が、前記所定の軸と平行となるように、当該ドライバICは前記表示パネル上に実装されていることが好ましい。
この場合、表示パネルを所定の軸を中心として湾曲するように変形させたときに、ドライバICにかかる応力が、点でなく線で働くこととなり、ドライバICの端部からの剥がれや動作不良の発生をより確実に防ぐことができる。
また、上記表示装置において、前記表示パネルは、所定の軸を中心として湾曲するように変形され、
前記ドライバICは、前記表示パネル上に接続される接続領域が、前記所定の軸と平行となるように、当該表示パネル上に実装されてもよい。
前記ドライバICは、前記表示パネル上に接続される接続領域が、前記所定の軸と平行となるように、当該表示パネル上に実装されてもよい。
この場合、表示パネルを所定の軸を中心として湾曲するように変形させたときに、ドライバICにかかる応力が、点でなく線で働くこととなり、ドライバICの端部からの剥がれや動作不良の発生を容易に防ぐことができる。
また、上記表示装置において、前記表示パネルは、所定の軸を中心として湾曲するように変形され、
前記ドライバICには、フェースダウンボンディング方式を用いて、前記表示パネル上に実装される複数の端子が設けられ、
前記ドライバICの四つの角部のうち、前記所定の軸に対して垂直方向にある一対の角部のうちの少なくとも一方の角部には、前記端子が形成されていないことが好ましい。
前記ドライバICには、フェースダウンボンディング方式を用いて、前記表示パネル上に実装される複数の端子が設けられ、
前記ドライバICの四つの角部のうち、前記所定の軸に対して垂直方向にある一対の角部のうちの少なくとも一方の角部には、前記端子が形成されていないことが好ましい。
この場合、表示パネルを所定の軸を中心として湾曲するように変形させたときに、ドライバICにかかる応力が、上記の少なくとも一方の角部に働いて剥がれや接続不良を起こしても、その角部には端子が形成されていないため、電気的な動作不良が発生するのを防ぐことができる。
また、上記表示装置において、前記ドライバICでは、その四つの角部のうち、少なくとも一つの角部に、丸みが形成されてもよい。
この場合、表示パネルを変形させたときでも、ドライバICが当該表示パネルから剥がれるのを極力抑えることができる。
また、上記表示装置において、前記表示パネルは、所定の軸を中心として湾曲するように変形され、
前記ドライバICは、その二つの対角線のうち、一方の対角線が前記所定の軸と異なる位置で、かつ、互いに平行となるように、前記表示パネル上に実装されてもよい。
前記ドライバICは、その二つの対角線のうち、一方の対角線が前記所定の軸と異なる位置で、かつ、互いに平行となるように、前記表示パネル上に実装されてもよい。
この場合、所定の軸に対する垂直方向でのドライバICの見かけの長さを最も短くすることができることから、曲率を比較的大きくして表示パネルを変形させたときでも、多数のドライバICを容易に配置することが可能となる。
また、上記表示装置において、前記表示パネルは、一対の透明基板と、前記一対の透明基板によって狭持される液晶層を備えた液晶パネルであってもよい。
この場合、ドライバICの設置数を増加させる場合でも、各ドライバICに動作不良が発生するのを防ぎつつ、液晶パネルを変形させることができるコンパクトで画素数の多い液晶表示装置を容易に構成することができる。
また、本発明のドライバICは、上記いずれかの表示装置に用いられるドライバICであって、
少なくとも一つの角部が切断されたことを特徴とするものである。
少なくとも一つの角部が切断されたことを特徴とするものである。
上記のように構成されたドライバICでは、上記所定の軸に対する垂直方向での当該ドライバICの見かけの長さをより短くすることができる。また、上記表示パネルを所定の軸を中心として湾曲するように変形させたときに、一点に応力が集中する角部(上記の少なくとも一方の角部)が、接続されていないので、ドライバICの当該角部からの剥がれや動作不良の発生を極力防ぐことができる。
また、本発明のドライバICは、上記いずれかの表示装置に用いられるドライバICであって、
少なくとも一つの角部に端子が設けられていないことを特徴とするものである。
少なくとも一つの角部に端子が設けられていないことを特徴とするものである。
上記のように構成されたドライバICでは、上記表示パネルを所定の軸を中心として湾曲するように変形させたときに、当該ドライバICにかかる応力が、上記の少なくとも一方の角部に働いて剥がれや接続不良を起こしても、その角部には端子が形成されていないため、電気的な動作不良が発生するのを防ぐことができる。
本発明によれば、所定の軸に対して垂直方向の線上に沿ってドライバICを設置させる場合でも、ドライバICに動作不良が発生するのを防ぎつつ、表示パネルを変形させることができるコンパクトな表示装置、及びそれに用いられるドライバICを提供することが可能となる。
以下、本発明の表示装置の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、本発明を液晶表示装置に適用した場合を例示して説明する。また、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる液晶表示装置の概略構成を示す平面図である。図1において、本実施形態の液晶表示装置1には、表示部D(有効表示領域)を有する液晶パネル2が設けられており、液晶表示装置1では、表示部Dに適宜表示される文字や画像などの情報がユーザに視認されるように構成されている。また、液晶表示装置1では、周知のように、液晶パネル2の背面側に設けられたバックライト装置(図示せず)からの照明光が当該液晶パネル2に照射された状態で、表示部Dでの情報表示が行われるようになっている。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる液晶表示装置の概略構成を示す平面図である。図1において、本実施形態の液晶表示装置1には、表示部D(有効表示領域)を有する液晶パネル2が設けられており、液晶表示装置1では、表示部Dに適宜表示される文字や画像などの情報がユーザに視認されるように構成されている。また、液晶表示装置1では、周知のように、液晶パネル2の背面側に設けられたバックライト装置(図示せず)からの照明光が当該液晶パネル2に照射された状態で、表示部Dでの情報表示が行われるようになっている。
液晶パネル2は、一対の透明基板を構成するCF(Color Filter)基板3及びアレイ基板4を備えている。また、液晶パネル2には、CF基板3とアレイ基板4とによって狭持された液晶層6(図2)が設けられており、液晶層6が画素単位に駆動されることで情報が表示部Dで表示される。
また、液晶パネル2の液晶モードや画素構造は任意である。また、液晶パネル2の駆動モードも任意である。すなわち、液晶パネル2としては、情報を表示できる任意の液晶パネルを用いることができる。それ故、図1においては液晶パネル2の詳細な構造を図示せず、その説明も省略する。
また、アレイ基板4では、液晶パネル2の表示面に含まれる複数の画素に応じて、画素電極やTFT(Thin Film Transistor)などが液晶層6との間に形成されている(図示せず)。一方、CF基板3には、カラーフィルタや対向電極などが液晶層6との間に形成されている(図示せず)。
また、CF基板3及びアレイ基板4には、例えば厚さ0.2〜0.4mm程度で平板状のアクリル樹脂やPET(ポリエチレンテレフタレート)などの透明な合成樹脂あるいは透明なガラス材が使用されている。また、液晶パネル2では、CF基板3の外形寸法よりもアレイ基板4の外形寸法を大きくすることにより、当該アレイ基板4上に表示部Dを画素単位に駆動するドライバIC5a、5b、5c、5d、5e、5f(以下、“5”で総称する。)が取り付けられている。
具体的にいえば、液晶パネル2では、図1に例示するように、例えば長方形状の六個のドライバIC5が液晶パネル2の長手方向に沿って配列されている。また、各ドライバIC5は、液晶パネル2のアレイ基板4に対して、例えばCOG(Chip On Glass bonding)実装されており、アレイ基板4の表面上に設けられた配線(図示せず)と、各ドライバIC5の上面または下面に設けられた複数の端子(図示せず)が、フェースアップボンディング方式またはフェースダウンボンディング方式を用いて、互いに電気的に接続されている(後掲の第2、第3、及び第5の各実施形態においても同様。)。
また、本実施形態では、各ドライバIC5は所定の軸L0に対して斜めに配置されるように、液晶パネル2上に実装されている。つまり、各ドライバIC5では、図1に例示するように、矩形状に形成された表示部Dの一辺(長辺)に対して、角部C1で直交する二辺が各々所定の角度を有するように、表示部Dの他辺(短辺)に平行な所定の軸L0に対して、各ドライバIC5は斜めに配置されている。これにより、本実施形態では、液晶パネル2が変形されたときでも、液晶パネル2側から各ドライバIC5に作用する力を小さくすることができ、各ドライバIC5に動作不良が発生するのを防ぐことができるようになっている(詳細は後述。)。
また、液晶パネル2では、所定の軸L0を中心として湾曲変形可能に構成されている。具体的にいえば、液晶パネル2では、図1に示すように、例えばその長手方向の中心軸を上記所定の軸L0とし、かつ、その長手方向の両端部が図1の紙面に垂直下向き方向に変形し、当該液晶パネル2が所定の軸L0周りに湾曲変形可能になっている。
さらに、本実施形態では、図1に例示するように、各ドライバIC5は、その二つの対角線のうち、一方の対角線L1が所定の軸L0と異なる位置で、かつ、互いに平行となるように、液晶パネル2上に実装されている。つまり、各ドライバIC5において、四つの角部C1、C2、C3、C4のうち、角部C1、C3を結ぶ、上記対角線L1が所定の軸L0と異なる位置で、かつ、互いに平行となるように、各ドライバIC5はアレイ基板4に接続されている。
尚、これら六個のドライバIC5は、液晶パネル2の長手方向で所定の軸L0に関して線対称となるように設置されている。また、液晶表示装置1は、液晶パネル2が所定の軸L0を中心に湾曲変形した状態で、カーナビゲーションシステムなどの表示部などに適用される。また、この液晶表示装置1では、図1の上下方向(液晶パネル2の長手方向)の具体的な寸法は例えば400mm程度であり、同図1の左右方向の具体的な寸法は例えば150mm程度である。さらに、ドライバIC5の具体的な寸法は、例えば縦×横、16×1.8mm程度である。
ここで、図2を用いて、液晶パネル2を所定の軸L0周りに湾曲変形させたときでのドライバIC5の状態について説明する。
図2は、図1に示した液晶表示装置において、その液晶パネルが変形された場合での当該液晶表示装置の一部拡大側面図である。
図2に示すように、本実施形態の液晶表示装置1では、液晶パネル2は、その長手方向が湾曲方向Wに沿うように、所定の軸L0を中心に曲率r0で湾曲変形されている。この曲率r0は、所定の軸L0と、ドライバIC5が実装されているアレイ基板4の実装面4aとの間の曲率半径である。また、液晶表示装置1では、各ドライバIC5は曲率r0の大きさ及び所定の軸L0との離間距離を用いて、実装面4a上での取付位置(つまり、液晶パネル2上の実装位置)が定められており、液晶パネル2が湾曲変形されたときでも、液晶パネル2側から各ドライバIC5に作用する力が小さくなるようになっている。
具体的にいえば、各ドライバIC5では、所定の軸L0との離間距離として、曲率中心である軸L0と、例えば上記湾曲方向Wでの当該ドライバIC5の中心位置(すなわち、角部C2(C1)の位置)との間の距離が用いられている。そして、液晶表示装置1では、各ドライバIC5は曲率r0の大きさ及び対応する上記離間距離を基に液晶パネル2上での実装位置が決定されている。すなわち、ドライバIC5では、曲率r0の大きさが大きくなるに比例し、及び/または離間距離が小さくなるに比例して、液晶パネル2側から作用する力が大きくなる。詳細には、所定の軸L0に関して湾曲方向Wで遠い側の端部、例えばドライバIC5cにおいては、所定の軸L0に近い角部C3よりも所定の軸L0に遠い角部C4に作用する力が大きくなって、当該角部C4側でドライバIC5cが剥がれたり、ドライバIC5cに設けられた複数の端子の一部に接触不良が生じたりして、当該ドライバIC5cに動作不良が発生し易くなる。
そこで、液晶表示装置1では、所定の軸L0に対して、ドライバIC5を斜めに配置することにより、例えばドライバIC5cの角部C4に作用する力を極力低減することが可能となる。この結果、液晶表示装置1では、各ドライバIC5に動作不良が発生するのを防ぐことができる。
尚、液晶表示装置1では、ドライバIC5を液晶パネル2上に実装した後、上記のように当該液晶パネル2を湾曲変形させてもよいし、液晶パネル2を湾曲変形させた後、ドライバIC5を液晶パネル2上に実装することもできる。
以上のように構成された本実施形態の液晶表示装置1では、上記長方形状のドライバIC5が所定の軸L0に対して斜めに配置されるように液晶パネル(表示パネル)2に実装されているので、ドライバIC5の所定の軸L0に対して垂直方向での当該ドライバIC5の見かけの長さを短くすることができる。これにより、液晶パネル2を所定の軸L0周りに湾曲変形させたときに、ドライバIC5に作用する力を小さくすることができる。この結果、本実施形態の液晶表示装置1では、従来例と異なり、所定の軸L0に対して垂直方向の線上に沿ってドライバIC5を設置させる場合でも、ドライバIC5に動作不良が発生するのを防ぎつつ、液晶パネル2を変形させることができるコンパクトで、しかも画素数の多い液晶表示装置1を容易に構成することができる。
[第2の実施形態]
図3(a)は本発明の第2の実施形態にかかる液晶表示装置に用いられるドライバICの平面図であり、図3(b)は図3(a)に示したドライバICが変形された液晶パネル上に実装された状態を説明する図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、ドライバICにおいて、切断面が所定の軸と平行となるように、二つの角部を切断した点である。尚、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付して、その重複した説明を省略する。
図3(a)は本発明の第2の実施形態にかかる液晶表示装置に用いられるドライバICの平面図であり、図3(b)は図3(a)に示したドライバICが変形された液晶パネル上に実装された状態を説明する図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、ドライバICにおいて、切断面が所定の軸と平行となるように、二つの角部を切断した点である。尚、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付して、その重複した説明を省略する。
すなわち、図3に示すように、本実施形態のドライバIC15では、その四つの角部C1〜C4のうち、湾曲方向Wで外側の二つの角部C3、C4が切断(カット)されて、切断部15a、15bがそれぞれ形成されている。そして、本実施形態の液晶表示装置1では、ドライバIC15の四つの角部C1〜C4のうち、湾曲方向Wで外側の二つの角部C3、C4が、液晶パネル2に対して接続されない状態で、アレイ基板4の実装面4a上に当該ドライバIC15を実装している。
また、ドライバIC15では、角部C3、C4での切断部15a、15bの各大きさ、つまり切断領域は所定の軸L0との離間距離及び液晶パネル2での曲率r0の大きさを用いて、決定されている。尚、上記離間距離には、曲率中心である軸L0と、例えば上記湾曲方向Wでの当該ドライバIC15の中心位置15f(実装面4aに接する法線H上の位置)との間の距離が用いられている。
さらに、ドライバIC15では、切断部15a、15bの切断面15a1、15b1が所定の軸L0と平行となるように、角部C3、C4が切断されている。
以上の構成により、本実施形態では、上記第1の実施形態と同様な作用・効果を奏することができる。また、本実施形態のドライバIC15では、角部C3、C4が切り落とされて切断部15a、15bが形成されているので、所定の軸L0に対する垂直方向でのドライバIC15の見かけの長さをより短くすることができる。また、液晶パネル2を所定の軸L0周りに湾曲変形させたときに、一点に応力が集中する角部C3、C4が接続されていないので、ドライバIC15の当該角部C3、C4からの剥がれや動作不良の発生を極力防ぐことができる。
また、本実施形態のドライバIC15では、角部C3、C4の切断領域が所定の軸L0との離間距離及び液晶パネル2での曲率r0の大きさを用いて、決定されているので、液晶パネル2を所定の軸L0を中心として湾曲するように変形させたときに、ドライバIC15での動作不良の発生を確実に防ぐことができる。
また、本実施形態のドライバIC15では、切断面15a1、15b1が所定の軸L0と平行となるように、角部C3、C4が切断されているので、液晶パネル2を所定の軸L0を中心として湾曲するように変形させたときに、ドライバIC15にかかる応力が、点でなく線で働くこととなり、ドライバIC15の端部からの剥がれや動作不良の発生をより確実に防ぐことができる。
尚、上記の説明以外に、曲率r0の大きさや所定の軸L0との離間距離等によっては、切断面が所定の軸L0と略平行(例えば、所定の軸L0に対して10°程度)となるように、角部を切断する構成でもよい。
[第3の実施形態]
図4(a)は本発明の第3の実施形態にかかる液晶表示装置に用いられるドライバICの平面図であり、図4(b)は図4(a)に示したドライバICが変形された液晶パネル上に実装された状態を説明する図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、ドライバICの液晶パネルへの接続領域が、所定の軸と平行となるように、液晶パネル上に当該ドライバICを実装した点である。尚、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付してその重複した説明を省略する。
図4(a)は本発明の第3の実施形態にかかる液晶表示装置に用いられるドライバICの平面図であり、図4(b)は図4(a)に示したドライバICが変形された液晶パネル上に実装された状態を説明する図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、ドライバICの液晶パネルへの接続領域が、所定の軸と平行となるように、液晶パネル上に当該ドライバICを実装した点である。尚、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付してその重複した説明を省略する。
すなわち、図4において、本実施形態のドライバIC25では、図4(a)に斜線部にて示す接続領域25aが、所定の軸L0と平行となるように、アレイ基板4の実装面4a上に接続されている。また、ドライバIC25では、その四つの角部C1〜C4のうち、湾曲方向Wで外側の二つの角部C3、C4側で、図4(a)に空白にて示す非接続領域25b、25cが設けられている。そして、本実施形態の液晶表示装置1では、ドライバIC25の四つの角部C1〜C4のうち、湾曲方向Wで外側の二つの角部C3、C4(非接続領域25b、25c)が、液晶パネル2に対して接続されない状態で、かつ、接続領域25aだけが接続された状態で、アレイ基板4の実装面4a上に当該ドライバIC25を実装している。
また、ドライバIC25では、角部C3、C4での接続領域25aは所定の軸L0との離間距離及び液晶パネル2での曲率r0の大きさを用いて、決定されている。尚、上記離間距離には、曲率中心である軸L0と、例えば上記湾曲方向Wでの当該ドライバIC25の中心位置25f(実装面4aに接する法線H上の位置)との間の距離が用いられている。また、接続領域25aと非接続領域25b、25cの境界面25d、25eは、所定の軸L0と平行となるように構成されている。
以上の構成により、本実施形態では、上記第1の実施形態と同様な作用・効果を奏することができる。また、本実施形態のドライバIC25では、接続領域25aが所定の軸L0と平行となるように、当該液晶パネル2上に実装されているので、液晶パネル2を所定の軸L0を中心として湾曲するように変形させたときに、ドライバIC25にかかる応力が、点でなく線で働くこととなり、ドライバIC25の端部からの剥がれや動作不良の発生を容易に防ぐことができる。
[第4の実施形態]
図5(a)は本発明の第4の実施形態にかかる液晶表示装置に用いられるドライバICの平面図であり、図5(b)は図5(a)に示したドライバICが変形された液晶パネル上に実装された状態を説明する図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、フェースダウンボンディング方式にてCOG実装されるドライバICの四つの角部において、所定の軸に対して垂直方向にある一対の角部には、端子を形成していない点である。尚、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付してその重複した説明を省略する。
図5(a)は本発明の第4の実施形態にかかる液晶表示装置に用いられるドライバICの平面図であり、図5(b)は図5(a)に示したドライバICが変形された液晶パネル上に実装された状態を説明する図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、フェースダウンボンディング方式にてCOG実装されるドライバICの四つの角部において、所定の軸に対して垂直方向にある一対の角部には、端子を形成していない点である。尚、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付してその重複した説明を省略する。
すなわち、図5において、本実施形態のドライバIC35では、図5(a)に点線の円部にて示す複数の端子35aが角部C3、C4側に設定された境界線f1、f2の間に設定された形成領域内に設けられている。すなわち、ドライバIC35では、所定の軸L0に対して垂直方向にある一対の角部C3、C4には、端子35aを形成していない。そして、本実施形態の液晶表示装置1では、フェースダウンボンディング方式を用いて、上記形成領域内に設けられた端子35aを実装面4a上の配線(図示せず)に接続することにより、ドライバIC35の四つの角部C1〜C4のうち、湾曲方向Wで外側の二つの角部C3、C4が、液晶パネル2に対して接続されない状態で、アレイ基板4の実装面4a上に当該ドライバIC35を実装している。
また、ドライバIC35では、端子35aの形成領域は所定の軸L0との離間距離及び液晶パネル2での曲率r0の大きさを用いて、決定されている。尚、上記離間距離には、曲率中心である軸L0と、例えば上記湾曲方向Wでの当該ドライバIC35の中心位置35f(実装面4aに接する法線H上の位置)との間の距離が用いられている。また、境界線f1、f2は、所定の軸L0と平行となるように構成されている。
以上の構成により、本実施形態では、上記第1の実施形態と同様な作用・効果を奏することができる。また、本実施形態のドライバIC35では、所定の軸L0に対して垂直方向にある一対の角部C3、C4には、端子35aを形成していないので、液晶パネル2を所定の軸L0を中心として湾曲するように変形させたときに、ドライバIC35にかかる応力が、上記の角部C3、C4に働いて剥がれや接続不良を起こしても、その角部C3、C4には端子35aが形成されていないため、電気的な動作不良が発生するのを防ぐことができる。
尚、上記の説明以外に、境界線f1、f2の湾曲方向Wの各外側領域において、実装面4a上に実装(接続)されない、ダミーの端子を設ける構成でもよい。
[第5の実施形態]
図6(a)は本発明の第5の実施形態にかかる液晶表示装置に用いられるドライバICの平面図であり、図6(b)は図6(a)に示したドライバICが変形された液晶パネル上に実装された状態を説明する図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、ドライバICの角部に丸みを設けた点である。尚、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付してその重複した説明を省略する。
図6(a)は本発明の第5の実施形態にかかる液晶表示装置に用いられるドライバICの平面図であり、図6(b)は図6(a)に示したドライバICが変形された液晶パネル上に実装された状態を説明する図である。図において、本実施形態と上記第1の実施形態との主な相違点は、ドライバICの角部に丸みを設けた点である。尚、上記第1の実施形態と共通する要素については、同じ符号を付してその重複した説明を省略する。
すなわち、図6に示すように、本実施形態のドライバIC45では、第2の実施形態と同様に、その四つの角部C1〜C4のうち、湾曲方向Wで外側の二つの角部C3、C4が切断されている。また、ドライバIC45では、切断された角部C3、C4において、R加工が施され、丸み(曲面)45a、45bがそれぞれ形成されている。そして、本実施形態の液晶表示装置1では、ドライバIC45の四つの角部C1〜C4のうち、湾曲方向Wで外側の二つの角部C3、C4が、液晶パネル2に対して接続されない状態で、アレイ基板4の実装面4a上に当該ドライバIC45を実装している。
また、ドライバIC45では、角部C3、C4での丸み45a、45bの各大きさは所定の軸L0との離間距離及び液晶パネル2での曲率r0の大きさを用いて、決定されている。尚、上記離間距離には、曲率中心である軸L0と、例えば上記湾曲方向Wでの当該ドライバIC45の中心位置45f(実装面4aに接する法線H上の位置)との間の距離が用いられている。
以上の構成により、本実施形態では、上記第1の実施形態と同様な作用・効果を奏することができる。また、本実施形態のドライバIC45では、角部C3、C4に、丸み45a、45bがそれぞれ形成されているので、液晶パネル2を変形させたときでも、ドライバIC45が当該液晶パネル2から剥がれるのを極力抑えることができる。
尚、上記の各実施形態はすべて例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって規定され、そこに記載された構成と均等の範囲内のすべての変更も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記の説明では、本発明を液晶表示装置に適用した場合について説明したが、本発明の表示装置は、これに限定されるものではなく、情報を表示する表示部を有し、かつ所定の軸周りに湾曲変形可能に構成された表示パネルと、表示部を駆動する矩形状のドライバICとを備え、所定の軸に対して斜めに配置されるように表示パネル上にドライバICを実装した各種表示装置に本発明を適用することができる。具体的には、上記透過型以外の半透過型や反射型などの他の形式の液晶パネルや有機ELパネルなどの表示パネルを備えた表示装置に適用することができる。
また、上記の説明では、液晶パネル(表示パネル)の長手方向に沿って、六個のドライバICを配列するとともに、当該長手方向の中心軸を所定の軸として液晶パネルを湾曲変形させた場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、ドライバICの設置数や設置箇所あるいは表示パネルの変形形状などは上記のものに何等限定されない。具体的には、例えば表示パネルの短手方向に沿って正方形状のドライバICを表示部に対し斜めに実装してもよい。また、表示装置の側面からみた形状が波形状となるように、複数の所定の軸を各々中心として表示パネルを変形させてもよい。
また、上記第2〜第5の各実施形態の説明では、液晶パネルでの上記所定の軸に対し、ドライバICの対角線を非平行な状態で、液晶パネル上に実装した場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものはなく、第1の実施形態と同様に、第2〜第5の各実施形態において、ドライバICの二つの対角線のうち、一方の対角線が所定の軸と異なる位置で、かつ、互いに平行となるように、表示パネル上に当該ドライバICを実装してもよい。このように構成した場合には、所定の軸に対する垂直方向でのドライバICの見かけの長さを最も短くすることができることから、曲率を比較的大きくして表示パネルを変形させたときでも、多数のドライバICを容易に配置することが可能となる点で好ましい。
また、上記第2〜第5の各実施形態の説明では、ドライバICの四つの角部のうち、湾曲方向で外側の二つの角部が、液晶パネルに対して接続されない状態とした場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものはなく、所定の軸に対して垂直方向にある一対の角部のうちの少なくとも一方の角部)を、表示パネルに対して接続しない状態で、当該表示パネル上にドライバICを実装したものであればよい。このように構成した場合には、少なくとも一方の角部は表示パネルに接続されていないので、表示パネルを変形させたときでも、一点に応力が集中する角部(上記の少なくとも一方の角部)が、接続されていないので、ドライバICの当該角部からの剥がれや動作不良の発生を極力防ぐことができる点で好ましい。
また、上記の説明以外に、第1乃至第5の各実施形態を適宜組み合わせて構成してもよい。
本発明は、所定の軸に対して垂直方向の線上に沿ってドライバICを設置させる場合でも、ドライバICに動作不良が発生するのを防ぎつつ、表示パネルを変形させることができるコンパクトで画素数の多い表示装置、及びそれに用いられるドライバICに対して有用である。
1 液晶表示装置(表示装置)
2 液晶パネル(表示パネル)
3 CF基板(一対の透明基板)
4 アレイ基板(一対の透明基板)
5a〜5f、15、25、35、45 ドライバIC
C1〜C4 角部
L1 一方の対角線
15a1、15b1 切断面
25a 接続領域
35a 端子
45a、45b 丸み
6 液晶層
D 表示部
L0 所定の軸
r0 曲率
2 液晶パネル(表示パネル)
3 CF基板(一対の透明基板)
4 アレイ基板(一対の透明基板)
5a〜5f、15、25、35、45 ドライバIC
C1〜C4 角部
L1 一方の対角線
15a1、15b1 切断面
25a 接続領域
35a 端子
45a、45b 丸み
6 液晶層
D 表示部
L0 所定の軸
r0 曲率
Claims (11)
- 情報を表示する表示部を有し、かつ所定の軸周りに湾曲変形可能に構成された表示パネルを備えた表示装置であって、
前記表示部を駆動する矩形状のドライバICを備え、
前記ドライバICは、前記所定の軸に対して斜めに配置されるように、前記表示パネル上に実装されている、
ことを特徴とする表示装置。 - 前記ドライバICは、その四つの角部のうち、前記所定の軸に対して垂直方向にある一対の角部のうちの少なくとも一方の角部が、前記表示パネルに対して接続されない状態で、当該表示パネル上に実装されている請求項1に記載の表示装置。
- 前記表示パネルは、所定の軸を中心として湾曲するように変形され、
前記ドライバICでは、その四つの角部のうち、前記所定の軸に対して垂直方向にある一対の角部のうちの少なくとも一方の角部が切断されている請求項1または2に記載の表示装置。 - 前記ドライバICの切断面が、前記所定の軸と平行となるように、当該ドライバICは前記表示パネル上に実装されている請求項3に記載の表示装置。
- 前記表示パネルは、所定の軸を中心として湾曲するように変形され、
前記ドライバICは、前記表示パネル上に接続される接続領域が、前記所定の軸と平行となるように、当該表示パネル上に実装されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記表示パネルは、所定の軸を中心として湾曲するように変形され、
前記ドライバICには、フェースダウンボンディング方式を用いて、前記表示パネル上に実装される複数の端子が設けられ、
前記ドライバICの四つの角部のうち、前記所定の軸に対して垂直方向にある一対の角部のうちの少なくとも一方の角部には、前記端子が形成されていない請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記ドライバICでは、その四つの角部のうち、少なくとも一つの角部に、丸みが形成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示装置。
- 前記表示パネルは、所定の軸を中心として湾曲するように変形され、
前記ドライバICは、その二つの対角線のうち、一方の対角線が前記所定の軸と異なる位置で、かつ、互いに平行となるように、前記表示パネル上に実装されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記表示パネルは、一対の透明基板と、前記一対の透明基板によって狭持される液晶層を備えた液晶パネルである請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示装置に用いられるドライバICであって、
少なくとも一つの角部が切断されたことを特徴とするドライバIC。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示装置に用いられるドライバICであって、
少なくとも一つの角部に端子が設けられていないことを特徴とするドライバIC。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008019328A JP2009180904A (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | 表示装置、及びそれに用いられるドライバic |
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JP2008019328A Withdrawn JP2009180904A (ja) | 2008-01-30 | 2008-01-30 | 表示装置、及びそれに用いられるドライバic |
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-
2008
- 2008-01-30 JP JP2008019328A patent/JP2009180904A/ja not_active Withdrawn
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