JP2009180686A - 電磁波モニタリング装置、電磁波モニタリングシステム、サーバおよび電磁波センサモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】周辺環境における電磁波を簡単かつ正確に測定すること。
【解決手段】電磁波モニタリング装置1は、アンテナ22−1〜22−nおよび受信回路23−1〜23−nを備えた電磁波測定用USBモジュール20によって、自装置周辺における電磁波強度を測定する。そして、電磁波モニタリング装置1は、測定した電磁波の周波数および電磁波強度を電磁波状態データベースに格納し、格納されているデータを基に、二酸化炭素濃度および酸素濃度の状態を表示する。したがって、利用者個人の作業環境における電磁波強度を高い正確性をもって測定することができる。また、電磁波モニタリング装置1は、電磁波測定用モジュール20をPCのUSBインターフェース17に接続することで構成することが可能なため、簡単に電磁波強度の測定を行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】電磁波モニタリング装置1は、アンテナ22−1〜22−nおよび受信回路23−1〜23−nを備えた電磁波測定用USBモジュール20によって、自装置周辺における電磁波強度を測定する。そして、電磁波モニタリング装置1は、測定した電磁波の周波数および電磁波強度を電磁波状態データベースに格納し、格納されているデータを基に、二酸化炭素濃度および酸素濃度の状態を表示する。したがって、利用者個人の作業環境における電磁波強度を高い正確性をもって測定することができる。また、電磁波モニタリング装置1は、電磁波測定用モジュール20をPCのUSBインターフェース17に接続することで構成することが可能なため、簡単に電磁波強度の測定を行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、電磁波を測定するための電磁波モニタリング装置、電磁波モニタリングシステム、サーバおよび電磁波センサモジュールに関する。
近年、住宅やオフィスにおける環境を快適なものとすることに対し、高い関心が集まっている。
住宅やオフィスにおける環境を決定する要因のひとつとして、周辺から発せられる電磁波が挙げられる。
ここで、電磁波の状態を測定する技術として、特許文献1に記載されたものが知られている。
住宅やオフィスにおける環境を決定する要因のひとつとして、周辺から発せられる電磁波が挙げられる。
ここで、電磁波の状態を測定する技術として、特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載された技術は、電磁波シールド扉を挟んで電磁波シールドルーム内側と外側とで電磁波を送受信し、電磁波シールド扉の電磁シールド性能を測定するものである。具体的には、特許文献1に記載された技術では、電磁波シールド扉周囲の電磁波シールドルーム内側および外側に、電磁波の送信アンテナおよび受信アンテナを対向させて設置し、電磁波シールド扉を閉めた状態で電磁波を送受信することにより、電磁波シールド扉の電磁シールド性能を測定している。
特開2007−183211号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、電磁波シールド扉の電磁シールド性能を測定するものであり、特定の対象における局所的な電磁波の状態が把握できるのみである。
そのため、各個人の日常生活において、電磁波の測定装置が設置された箇所から離れた場合には、その個人の環境における電磁波の状態が正確には測定できないこととなる。
そのため、各個人の日常生活において、電磁波の測定装置が設置された箇所から離れた場合には、その個人の環境における電磁波の状態が正確には測定できないこととなる。
また、特許文献1に記載された技術においては、電磁波測定用のアンテナや送受信設備等、大規模な機器を設置する必要があるため、電磁波の状態を簡単に測定することが困難である。
このように、従来の技術においては、周辺環境における電磁波を簡単かつ正確に測定することが困難であった。
このように、従来の技術においては、周辺環境における電磁波を簡単かつ正確に測定することが困難であった。
本発明の課題は、周辺環境における電磁波を簡単かつ正確に測定することである。
以上の課題を解決するため、第1の発明は、
電磁波を測定するセンサ(例えば、図1のアンテナ22−1〜22−nおよび受信回路23−1〜23−n)を備えた電磁波環境センサモジュール(例えば、図1の電磁波測定用USBモジュール20)と、前記電磁波環境センサモジュールによって測定された電磁波に関する測定データを処理する情報処理装置(例えば、図1のPC本体10)とを含み、前記電磁波環境センサモジュールと前記情報処理装置とは、接続インターフェース(例えば、USBに基づくインターフェース)によって接続可能であり、前記情報処理装置は、前記接続インターフェースによって接続された前記電磁波環境センサモジュールにおける前記センサの測定データを取得する測定データ取得手段(例えば、図3のステップS2を実行するCPU12)と、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを格納する電磁波状態データベース(例えば、図2の記憶装置13)と、前記電磁波状態データベースに格納された測定データを基に、自装置周辺における電磁波の状態を表示する電磁波環境データ表示手段(例えば、図3のステップS6,S7を実行するCPU12)とを備えることを特徴としている。
電磁波を測定するセンサ(例えば、図1のアンテナ22−1〜22−nおよび受信回路23−1〜23−n)を備えた電磁波環境センサモジュール(例えば、図1の電磁波測定用USBモジュール20)と、前記電磁波環境センサモジュールによって測定された電磁波に関する測定データを処理する情報処理装置(例えば、図1のPC本体10)とを含み、前記電磁波環境センサモジュールと前記情報処理装置とは、接続インターフェース(例えば、USBに基づくインターフェース)によって接続可能であり、前記情報処理装置は、前記接続インターフェースによって接続された前記電磁波環境センサモジュールにおける前記センサの測定データを取得する測定データ取得手段(例えば、図3のステップS2を実行するCPU12)と、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを格納する電磁波状態データベース(例えば、図2の記憶装置13)と、前記電磁波状態データベースに格納された測定データを基に、自装置周辺における電磁波の状態を表示する電磁波環境データ表示手段(例えば、図3のステップS6,S7を実行するCPU12)とを備えることを特徴としている。
このような構成により、電磁波モニタリング装置の利用者にごく近い位置における電磁波の状態を測定することができる。
したがって、利用者個人の作業環境における電磁波の状態を高い正確性をもって測定することができる。
また、環境センサモジュールを情報処理装置の接続インターフェースを介して接続することで電磁波モニタリング装置を構成することが可能なため、簡単に電磁波の状態を測定することができる。
即ち、本発明によれば、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつ正確に測定することが可能となる。
したがって、利用者個人の作業環境における電磁波の状態を高い正確性をもって測定することができる。
また、環境センサモジュールを情報処理装置の接続インターフェースを介して接続することで電磁波モニタリング装置を構成することが可能なため、簡単に電磁波の状態を測定することができる。
即ち、本発明によれば、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつ正確に測定することが可能となる。
また、第2の発明は、
前記電磁波状態データベースは、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを測定時間と対応付けて格納し、前記電磁波環境データ表示手段は、前記電磁波状態データベースに格納された測定データおよび前記測定時間を基に、自装置周辺における電磁波の状態を時間と対応付けて表示することを特徴としている。
このような構成により、自装置周辺における電磁波の状態の時間変化を表示できるため、電磁波の状態の変化をより効果的に示すことができる。
前記電磁波状態データベースは、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを測定時間と対応付けて格納し、前記電磁波環境データ表示手段は、前記電磁波状態データベースに格納された測定データおよび前記測定時間を基に、自装置周辺における電磁波の状態を時間と対応付けて表示することを特徴としている。
このような構成により、自装置周辺における電磁波の状態の時間変化を表示できるため、電磁波の状態の変化をより効果的に示すことができる。
また、第3の発明は、
前記電磁波環境センサモジュールは、自装置の位置を測定する位置測定手段(例えば、図1のGPS受信部21)を備え、前記測定データ取得手段は、前記位置測定手段によって測定された位置と前記測定データとを前記電磁波環境センサモジュールから取得し、前記電磁波状態データベースは、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを前記位置測定手段によって測定された位置と対応付けて格納し、前記電磁波環境データ表示手段は、前記電磁波状態データベースに格納された測定データおよび位置を基に、自装置周辺における電磁波の状態を測定位置と対応付けて表示することを特徴としている。
このような構成により、電磁波の状態の測定を行った位置と測定データとの対応を示すことができるため、自装置周辺の電磁波の状態をより正確に示すことができる。
前記電磁波環境センサモジュールは、自装置の位置を測定する位置測定手段(例えば、図1のGPS受信部21)を備え、前記測定データ取得手段は、前記位置測定手段によって測定された位置と前記測定データとを前記電磁波環境センサモジュールから取得し、前記電磁波状態データベースは、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを前記位置測定手段によって測定された位置と対応付けて格納し、前記電磁波環境データ表示手段は、前記電磁波状態データベースに格納された測定データおよび位置を基に、自装置周辺における電磁波の状態を測定位置と対応付けて表示することを特徴としている。
このような構成により、電磁波の状態の測定を行った位置と測定データとの対応を示すことができるため、自装置周辺の電磁波の状態をより正確に示すことができる。
また、第4の発明は、
前記電磁波環境センサモジュールは、複数周波数の電磁波を測定する前記センサを備えることを特徴としている。
このような構成により、1つの電磁波環境センサモジュールによって、多種の電磁波の状態を測定することができる。
前記電磁波環境センサモジュールは、複数周波数の電磁波を測定する前記センサを備えることを特徴としている。
このような構成により、1つの電磁波環境センサモジュールによって、多種の電磁波の状態を測定することができる。
また、第5の発明は、
前記電磁波環境センサモジュールによって測定された電磁波の状態と、電磁波の状態について設定された閾値との比較結果に基づいて、電磁波の状態に関するアラームを発するアラーム手段(例えば、図3のステップS8,S9を実行するCPU12)を備えることを特徴としている。
このような構成により、利用者には認識困難な電磁波の状態についてアラームを発することができ、利用者は、周辺環境における電磁波の状態を適確に認識することができる。
前記電磁波環境センサモジュールによって測定された電磁波の状態と、電磁波の状態について設定された閾値との比較結果に基づいて、電磁波の状態に関するアラームを発するアラーム手段(例えば、図3のステップS8,S9を実行するCPU12)を備えることを特徴としている。
このような構成により、利用者には認識困難な電磁波の状態についてアラームを発することができ、利用者は、周辺環境における電磁波の状態を適確に認識することができる。
また、第6の発明は、
前記接続インターフェースは、USBインターフェースであることを特徴としている。
このような構成により、電磁波環境センサモジュールをUSBインターフェースに接続可能なモジュール(小型のスティック状モジュール等)とすることができるため、より簡単に電磁波の状態を測定することが可能となる。
前記接続インターフェースは、USBインターフェースであることを特徴としている。
このような構成により、電磁波環境センサモジュールをUSBインターフェースに接続可能なモジュール(小型のスティック状モジュール等)とすることができるため、より簡単に電磁波の状態を測定することが可能となる。
また、第7の発明は、
電磁波を測定するセンサを備えた電磁波環境センサモジュール(例えば、図1の電磁波測定用USBモジュール20)と、前記電磁波環境センサモジュールによって測定された電磁波に関する測定データを処理する情報処理装置(例えば、図1のPC本体10)と、前記情報処理装置とネットワークを介して通信可能に構成されたサーバ(例えば、図5の電磁波モニタリングサーバ100)とを含み、前記電磁波環境センサモジュールと前記情報処理装置とは、接続インターフェース(例えば、USBに基づくインターフェース)によって接続可能であり、前記情報処理装置は、前記接続インターフェースによって接続された前記電磁波環境センサモジュールにおける前記センサの測定データを取得する測定データ取得手段(例えば、図3のステップS2を実行するCPU12)と、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを格納する電磁波状態データベース(例えば、図2の記憶装置13)とを備え、前記サーバは、前記ネットワークを介して接続された前記情報処理装置から前記測定データを取得する測定データ収集手段(例えば、図7のステップS102を実行するCPU120)と、前記測定データ収集手段によって収集された測定データを基に、前記ネットワークに接続された前記情報処理装置の設置位置における電磁波の状態を地図上に表示するための表示データを生成する表示データ生成手段(例えば、図7のステップS105を実行するCPU120)とを備えることを特徴としている。
電磁波を測定するセンサを備えた電磁波環境センサモジュール(例えば、図1の電磁波測定用USBモジュール20)と、前記電磁波環境センサモジュールによって測定された電磁波に関する測定データを処理する情報処理装置(例えば、図1のPC本体10)と、前記情報処理装置とネットワークを介して通信可能に構成されたサーバ(例えば、図5の電磁波モニタリングサーバ100)とを含み、前記電磁波環境センサモジュールと前記情報処理装置とは、接続インターフェース(例えば、USBに基づくインターフェース)によって接続可能であり、前記情報処理装置は、前記接続インターフェースによって接続された前記電磁波環境センサモジュールにおける前記センサの測定データを取得する測定データ取得手段(例えば、図3のステップS2を実行するCPU12)と、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを格納する電磁波状態データベース(例えば、図2の記憶装置13)とを備え、前記サーバは、前記ネットワークを介して接続された前記情報処理装置から前記測定データを取得する測定データ収集手段(例えば、図7のステップS102を実行するCPU120)と、前記測定データ収集手段によって収集された測定データを基に、前記ネットワークに接続された前記情報処理装置の設置位置における電磁波の状態を地図上に表示するための表示データを生成する表示データ生成手段(例えば、図7のステップS105を実行するCPU120)とを備えることを特徴としている。
このような構成により、各電磁波モニタリング装置において測定されたデータを、サーバおいて集計し、集計したデータを基に、電磁波の状態について、地理的分布を示すマップが作成される。
したがって、各場所における電磁波の状態を、他の場所における状態と関連付けて表示すること等ができるため、その場所における電磁波の状態の傾向をより適確に把握することができ、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつより正確に測定することが可能となる。
なお、表示データ生成手段によって生成された表示データは、サーバおよび各電磁波モニタリング装置のいずれにおいて表示することとしても良い。
したがって、各場所における電磁波の状態を、他の場所における状態と関連付けて表示すること等ができるため、その場所における電磁波の状態の傾向をより適確に把握することができ、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつより正確に測定することが可能となる。
なお、表示データ生成手段によって生成された表示データは、サーバおよび各電磁波モニタリング装置のいずれにおいて表示することとしても良い。
また、第8の発明は、
前記接続インターフェースは、USBインターフェースであることを特徴としている。
このような構成により、電磁波環境センサモジュールをUSBインターフェースに接続可能なモジュール(小型のスティック状モジュール等)とすることができるため、より簡単に電磁波の状態を測定することが可能となる。
前記接続インターフェースは、USBインターフェースであることを特徴としている。
このような構成により、電磁波環境センサモジュールをUSBインターフェースに接続可能なモジュール(小型のスティック状モジュール等)とすることができるため、より簡単に電磁波の状態を測定することが可能となる。
また、第9の発明は、
周辺環境における電磁波を測定する電磁波モニタリングシステムにおけるサーバであって、前記電磁波モニタリングシステムには、ネットワークを介して通信可能に構成された情報処理装置(例えば、図1のPC本体10)が含まれ、該情報処理装置は、電磁波を測定するセンサを備えた電磁波環境センサモジュールと接続インターフェース(例えば、USBに基づくインターフェース)によって接続可能であると共に、前記接続インターフェースによって接続された前記電磁波環境センサモジュールにおける前記センサの測定データを取得する測定データ取得手段(例えば、図3のステップS2を実行するCPU12)と、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを格納する電磁波状態データベース(例えば、図2の記憶装置13)とを備え、前記サーバは、前記ネットワークを介して接続された前記情報処理装置から前記測定データを取得する測定データ収集手段(例えば、図7のステップS102を実行するCPU120)と、前記測定データ収集手段によって収集された測定データを基に、前記ネットワークに接続された前記情報処理装置の設置位置における電磁波の状態を地図上に表示するための表示データを生成する表示データ生成手段(例えば、図7のステップS105を実行するCPU120)とを備えることを特徴としている。
周辺環境における電磁波を測定する電磁波モニタリングシステムにおけるサーバであって、前記電磁波モニタリングシステムには、ネットワークを介して通信可能に構成された情報処理装置(例えば、図1のPC本体10)が含まれ、該情報処理装置は、電磁波を測定するセンサを備えた電磁波環境センサモジュールと接続インターフェース(例えば、USBに基づくインターフェース)によって接続可能であると共に、前記接続インターフェースによって接続された前記電磁波環境センサモジュールにおける前記センサの測定データを取得する測定データ取得手段(例えば、図3のステップS2を実行するCPU12)と、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを格納する電磁波状態データベース(例えば、図2の記憶装置13)とを備え、前記サーバは、前記ネットワークを介して接続された前記情報処理装置から前記測定データを取得する測定データ収集手段(例えば、図7のステップS102を実行するCPU120)と、前記測定データ収集手段によって収集された測定データを基に、前記ネットワークに接続された前記情報処理装置の設置位置における電磁波の状態を地図上に表示するための表示データを生成する表示データ生成手段(例えば、図7のステップS105を実行するCPU120)とを備えることを特徴としている。
このような構成により、各電磁波モニタリング装置において測定されたデータを、サーバおいて集計し、集計したデータを基に、電磁波の状態について、地理的分布を示すマップが作成される。
したがって、各場所における電磁波の状態を、他の場所における状態と関連付けて表示すること等ができるため、その場所における電磁波環境の傾向をより適確に把握することができ、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつより正確に測定することが可能となる。
したがって、各場所における電磁波の状態を、他の場所における状態と関連付けて表示すること等ができるため、その場所における電磁波環境の傾向をより適確に把握することができ、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつより正確に測定することが可能となる。
また、第10の発明は、
電磁波を測定するセンサ(例えば、図1のアンテナ22−1〜22−nおよび受信回路23−1〜23−n)と、情報処理装置と接続するための接続インターフェース(例えば、USBに基づくインターフェース)とを備え、前記センサによって測定されたデータを該接続インターフェースを介して前記情報処理装置に提供することを特徴としている。
電磁波を測定するセンサ(例えば、図1のアンテナ22−1〜22−nおよび受信回路23−1〜23−n)と、情報処理装置と接続するための接続インターフェース(例えば、USBに基づくインターフェース)とを備え、前記センサによって測定されたデータを該接続インターフェースを介して前記情報処理装置に提供することを特徴としている。
このような構成により、所定の接続インターフェースによって情報処理装置と接続することで、電磁波の測定データを提供可能なセンサを構成することができ、簡単に電磁波の状態の測定を行うことが可能になると共に、利用者にごく近い位置における電磁波の状態を測定することができるため、利用者個人の作業環境における電磁波の状態を正確に測定することができる。
また、第11の発明は、
前記接続インターフェースは、USBインターフェースであることを特徴としている。
このような構成により、電磁波環境センサモジュールをUSBインターフェースに接続可能なモジュール(小型のスティック状モジュール等)とすることができるため、より簡単に電磁波の状態を測定することが可能となる。
即ち、本発明によれば、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつ正確に測定することが可能となる。
前記接続インターフェースは、USBインターフェースであることを特徴としている。
このような構成により、電磁波環境センサモジュールをUSBインターフェースに接続可能なモジュール(小型のスティック状モジュール等)とすることができるため、より簡単に電磁波の状態を測定することが可能となる。
即ち、本発明によれば、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつ正確に測定することが可能となる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施形態)
(構成)
まず、構成を説明する。
図1は、本実施形態に係る電磁波モニタリング装置1の構成を示す図である。
図1において、電磁波モニタリング装置1は、PC(Personal Computer)本体10と、電磁波測定用USB(Universal Serial Bus)モジュール20とを備えている。
PC本体10は、電磁波測定用USBモジュール20によって測定されたデータ(以下、「電磁波環境データ」という。)を取得し、その電磁波環境データを処理して、PC本体10の周辺環境における電磁波の状態を利用者に提示する機能を有している。
(第1実施形態)
(構成)
まず、構成を説明する。
図1は、本実施形態に係る電磁波モニタリング装置1の構成を示す図である。
図1において、電磁波モニタリング装置1は、PC(Personal Computer)本体10と、電磁波測定用USB(Universal Serial Bus)モジュール20とを備えている。
PC本体10は、電磁波測定用USBモジュール20によって測定されたデータ(以下、「電磁波環境データ」という。)を取得し、その電磁波環境データを処理して、PC本体10の周辺環境における電磁波の状態を利用者に提示する機能を有している。
図2は、PC本体10の機能構成を示すブロック図である。
図2において、PC本体10は、入力装置11と、CPU(Central Processing Unit)12と、記憶装置13と、メモリ14と、表示装置15と、通信装置16と、USBインターフェース17とを備えている。
入力装置11は、カーソルキーや数字入力キー等を備えたキーボード及びマウス等のポインティングデバイスによって構成され、キーボードにおいて押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU12に出力する。
図2において、PC本体10は、入力装置11と、CPU(Central Processing Unit)12と、記憶装置13と、メモリ14と、表示装置15と、通信装置16と、USBインターフェース17とを備えている。
入力装置11は、カーソルキーや数字入力キー等を備えたキーボード及びマウス等のポインティングデバイスによって構成され、キーボードにおいて押下されたキーの押下信号やマウスの位置信号をCPU12に出力する。
CPU12は、電磁波モニタリング装置1全体を制御するもので、入力装置11から入力される各種の指示信号に従って、記憶装置13に記憶された各種処理に関するプログラムを読み出して実行する。例えば、CPU12は、記憶装置13に記憶された電磁波モニタリング処理プログラムを読み出し、電磁波モニタリング処理(後述)を実行する。
そして、CPU12は、各種プログラム等を実行した処理結果を記憶装置13やメモリ14の所定の領域に格納したり、表示装置15に表示させたりする。
そして、CPU12は、各種プログラム等を実行した処理結果を記憶装置13やメモリ14の所定の領域に格納したり、表示装置15に表示させたりする。
記憶装置13は、ハードディスク等の不揮発性の記憶装置で構成される。この記憶装置13は、電磁波モニタリング処理プログラムや、電磁波モニタリング装置1の制御のための各種処理に関するプログラムおよびデータを記憶する。また、記憶装置13は、電磁波モニタリング処理において測定された電磁波の周波数および強度のデータを格納する電磁波状態データベースを記憶している。
メモリ14は、CPU12により実行される各種処理において生成されたデータを一時的に記憶する。
表示装置15は、例えばドットマトリクスタイプのカラー液晶表示セル等から構成され、CPU12の指示に従って各種情報を表示する。
通信装置16は、無線あるいは有線のLAN(Local Area Network)等、他の装置と通信を行うための通信インターフェースである。
表示装置15は、例えばドットマトリクスタイプのカラー液晶表示セル等から構成され、CPU12の指示に従って各種情報を表示する。
通信装置16は、無線あるいは有線のLAN(Local Area Network)等、他の装置と通信を行うための通信インターフェースである。
USBインターフェース17は、USB端子を有する機器との接続インターフェースであり、本実施形態においては、このUSBインターフェース17に電磁波測定用USBモジュール20が接続される。
図1に戻り、電磁波測定用USBモジュール20は、GPS(Global Positioning System)受信部21と、複数n個(nは自然数)のアンテナ22−1〜22−nと、複数n個の受信回路23−1〜23−nと、セレクタ部24と、USBコネクタ25とを備えている。
図1に戻り、電磁波測定用USBモジュール20は、GPS(Global Positioning System)受信部21と、複数n個(nは自然数)のアンテナ22−1〜22−nと、複数n個の受信回路23−1〜23−nと、セレクタ部24と、USBコネクタ25とを備えている。
GPS受信部21は、GPS衛星から送信されるGPS信号を受信し、現在位置を算出する。
アンテナ22−1〜22−nは、例えばコイル状のヘリカルアンテナ等によって構成され、それぞれ異なる周波数の電磁波を受信する。アンテナ22−1〜22−nによって受信された電磁波は、それぞれのアンテナに接続された受信回路23−1〜23−nに入力される。
アンテナ22−1〜22−nは、例えばコイル状のヘリカルアンテナ等によって構成され、それぞれ異なる周波数の電磁波を受信する。アンテナ22−1〜22−nによって受信された電磁波は、それぞれのアンテナに接続された受信回路23−1〜23−nに入力される。
ここで、各アンテナ22−1〜22−nの受信周波数については、住宅やオフィスにおいて受信すると想定される電磁波の周波数を設定することができる。住宅やオフィスにおいて受信すると想定される電磁波は、例えば、「携帯電話」、「電子レンジ」あるいは「高圧電線」といった発生源からの電磁波である。
受信回路23−1〜23−nには、アンテナ22−1〜22−nによって受信された電磁波が入力され、各受信回路23−1〜23−nは、入力された電磁波の強度を測定する。そして、受信回路23−1〜23−nは、測定した電磁波の強度を示す信号をセレクタ部24に出力する。
受信回路23−1〜23−nには、アンテナ22−1〜22−nによって受信された電磁波が入力され、各受信回路23−1〜23−nは、入力された電磁波の強度を測定する。そして、受信回路23−1〜23−nは、測定した電磁波の強度を示す信号をセレクタ部24に出力する。
セレクタ部24は、USBコネクタ25を介して入力されるPC本体10からの指示信号に従って、強度を測定する電磁波の受信回路23−1〜23−nを選択する。そして、セレクタ部24は、選択した受信回路23−1〜23−nの出力信号を、USBコネクタ25を介してPC本体10に出力する。
USBコネクタ25は、USB規格に基づくデータ伝送を行うコネクタである。このUSBコネクタ25がPC本体10のUSBインターフェース17に接続されると、電磁波測定用USBモジュール20はPC本体10からの電力供給を受けることが可能となり、また、電磁波測定用USBモジュール20において測定した電磁波の強度、あるいは、GPSに基づく現在位置データ等の電磁波環境データをPC本体10に送信することが可能となる。
USBコネクタ25は、USB規格に基づくデータ伝送を行うコネクタである。このUSBコネクタ25がPC本体10のUSBインターフェース17に接続されると、電磁波測定用USBモジュール20はPC本体10からの電力供給を受けることが可能となり、また、電磁波測定用USBモジュール20において測定した電磁波の強度、あるいは、GPSに基づく現在位置データ等の電磁波環境データをPC本体10に送信することが可能となる。
なお、本実施形態においては、USBインターフェースによってPC本体10と接続される電磁波測定用USBモジュール20を例に挙げて説明するが、接続インターフェースの形態としては、USBの他、赤外線通信あるいはブルートゥース等を採用することも可能である。赤外線通信あるいはブルートゥース等の無線通信によるインターフェースを採用する場合、電磁波測定用のモジュールをPC本体10に固定するための嵌合形状あるいは粘着部材を備えることとしても良い。
(動作)
次に、動作を説明する。
図3は、電磁波モニタリング装置1のCPU12が実行する電磁波モニタリング処理を示すフローチャートである。
電磁波モニタリング処理は、電磁波測定用USBモジュール20がPC本体10に接続された状態で、電磁波モニタリング処理の実行が指示入力されることに対応して開始される。
次に、動作を説明する。
図3は、電磁波モニタリング装置1のCPU12が実行する電磁波モニタリング処理を示すフローチャートである。
電磁波モニタリング処理は、電磁波測定用USBモジュール20がPC本体10に接続された状態で、電磁波モニタリング処理の実行が指示入力されることに対応して開始される。
図3において、電磁波モニタリング処理が開始されると、CPU12は、測定対象とする電磁波の周波数を選択するための入力画面を表示する(ステップS1)。この入力画面において、利用者は、測定対象とする電磁波の周波数を選択する。なお、このとき、入力画面において、電磁波の周波数を選択させる場合の他、「携帯電話」、「電子レンジ」あるいは「高圧電線」といった測定対象物を候補として表示し、選択された測定対象物に対応する周波数が選択されたものとすることも可能である。
次に、CPU12は、電磁波測定用USBユニット20から、選択された周波数に対応する受信回路23−1〜23−nの測定データ(電磁波強度を示すデータ)を受信する(ステップS2)。
さらに、CPU12は、電磁波測定用USBユニット20からGPS受信部21によって測定された現在位置データを受信する(ステップS3)。
さらに、CPU12は、電磁波測定用USBユニット20からGPS受信部21によって測定された現在位置データを受信する(ステップS3)。
そして、CPU12は、ステップS1〜S3において受信した測定データ(電磁波強度および現在位置のデータ)を、現在時刻tと対応付けて、電磁波状態データベースに格納する(ステップS4)。
また、CPU12は、電磁波状態データベースにおける設定された時間範囲内のデータ(例えば、当日、1時間あるいは30分以内のデータ)を読み出し(ステップS5)、現在位置および時間と対応付けた電磁波強度のグラフを作成する(ステップS6)。
また、CPU12は、電磁波状態データベースにおける設定された時間範囲内のデータ(例えば、当日、1時間あるいは30分以内のデータ)を読み出し(ステップS5)、現在位置および時間と対応付けた電磁波強度のグラフを作成する(ステップS6)。
続いて、CPU12は、作成したグラフを表示装置15に表示し(ステップS7)、測定された最新の電磁波強度が、設定された閾値を超えているか否かの判定を行う(ステップS8)。
なお、電磁波強度に対して設定する閾値は、各種研究結果やガイドライン、あるいはレポートを参考に設定することができる。
なお、電磁波強度に対して設定する閾値は、各種研究結果やガイドライン、あるいはレポートを参考に設定することができる。
例えば、日本国の規制においては、「電磁調理器(20KHz)は、漏洩電解強度が30mの距離で1mV/m以下」と定められている。
また、インターネットサイト「電磁波コム」(http://www.denjiha.com/about.html)に掲載されているように、電磁波と健康についての各種検討がなされている。
本実施形態においては、これらの情報を基に電磁波強度の閾値を設定するものとする。
また、インターネットサイト「電磁波コム」(http://www.denjiha.com/about.html)に掲載されているように、電磁波と健康についての各種検討がなされている。
本実施形態においては、これらの情報を基に電磁波強度の閾値を設定するものとする。
図3に戻り、ステップS8において、測定された最新の電磁波強度が、設定された閾値を超えていないと判定した場合、CPU12は、ステップS7において表示したグラフと併せて、周辺環境における電磁波の状態が基準を超えている旨を示すアラームメッセージを表示する(ステップS9)。
なお、ステップS9において、アラームメッセージを表示する場合の他、アラーム音を鳴らす、あるいは、アラームメッセージを音声で出力するといった形態で、周辺環境における電磁波の状態が基準を超えている旨を通知することが可能である。
なお、ステップS9において、アラームメッセージを表示する場合の他、アラーム音を鳴らす、あるいは、アラームメッセージを音声で出力するといった形態で、周辺環境における電磁波の状態が基準を超えている旨を通知することが可能である。
ステップS8において、測定された最新の電磁波強度が、設定された閾値を超えていないと判定した場合、および、ステップS9の後、CPU12は、電磁波モニタリング処理の終了が指示入力されたか否かの判定を行う(ステップS10)。
ステップS10において、電磁波モニタリング処理の終了が指示入力されていないと判定した場合、CPU12は、ステップS2の処理に移行し、電磁波モニタリング処理の終了が指示入力されたと判定した場合、電磁波モニタリング処理を終了する。
電磁波モニタリング処理が実行されることにより、PC本体10において、周辺の環境における電磁波の状態が表示される。
ステップS10において、電磁波モニタリング処理の終了が指示入力されていないと判定した場合、CPU12は、ステップS2の処理に移行し、電磁波モニタリング処理の終了が指示入力されたと判定した場合、電磁波モニタリング処理を終了する。
電磁波モニタリング処理が実行されることにより、PC本体10において、周辺の環境における電磁波の状態が表示される。
図4は、電磁波モニタリング処理において表示される電磁波強度のグラフの一例を示す図である。
図4においては、特定の位置(位置P)における電磁波強度の時間変化が表されている。
図4に示すグラフでは、800MHz帯および2.5GHz帯の周波数が測定対象として選択されており、これらの電磁波強度が時刻と対応付けて表示されている。
図4においては、特定の位置(位置P)における電磁波強度の時間変化が表されている。
図4に示すグラフでは、800MHz帯および2.5GHz帯の周波数が測定対象として選択されており、これらの電磁波強度が時刻と対応付けて表示されている。
そして、図4においては、携帯電話が使用された場合に、800MHz帯の電磁波強度が高くなり、電子レンジが使用された場合に、2.5GHz帯の電磁波強度が高くなっている。なお、これらの機器が使用された場合でも、各周波数について設定されている電磁波強度の閾値を超えておらず、周辺環境における電磁波の状態は基準範囲に収まっている。
以上のように、本実施形態に係る電磁波モニタリング装置1は、アンテナ22−1〜22−nおよび受信回路23−1〜23−nを備えた電磁波測定用USBモジュール20によって、自装置周辺における電磁波強度を測定する。そして、電磁波モニタリング装置1は、測定した電磁波の周波数および電磁波強度を電磁波状態データベースに格納し、格納されているデータを基に、二酸化炭素濃度および酸素濃度の状態を表示する。
そのため、電磁波モニタリング装置1の利用者にごく近い位置における電磁波強度を、利用者が電磁波モニタリング装置1において作業を行っている間、継続的に測定することができる。
したがって、利用者個人の作業環境における電磁波強度を高い正確性をもって測定することができる。
したがって、利用者個人の作業環境における電磁波強度を高い正確性をもって測定することができる。
また、電磁波モニタリング装置1は、電磁波測定用モジュール20をPCのUSBインターフェース17に接続することで構成することが可能なため、簡単に電磁波強度の測定を行うことができる。
即ち、本実施形態に係る電磁波モニタリング装置1によれば、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつ正確に測定することが可能となる。
即ち、本実施形態に係る電磁波モニタリング装置1によれば、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつ正確に測定することが可能となる。
(応用例1)
上記実施形態においては、アンテナ22−1〜22−nそれぞれが1つの周波数帯を受信し、そのアンテナに対応する受信回路23−1〜23−nによって、各周波数帯の電磁波強度を測定するものとして説明したが、アンテナ22−1〜22−nをマルチバンドアンテナとすることができる。
即ち、上記アンテナと、それに対応する受信回路とによって複数周波数帯の電磁波を受信するマルチバンドアンテナを構成することが可能である。
このように、1組のアンテナおよび受信回路によって、複数周波数帯の電磁波を受信することとした場合、電磁波測定用USBモジュール20によって、より多種の電磁波を対象として電磁波強度を測定することができる。
上記実施形態においては、アンテナ22−1〜22−nそれぞれが1つの周波数帯を受信し、そのアンテナに対応する受信回路23−1〜23−nによって、各周波数帯の電磁波強度を測定するものとして説明したが、アンテナ22−1〜22−nをマルチバンドアンテナとすることができる。
即ち、上記アンテナと、それに対応する受信回路とによって複数周波数帯の電磁波を受信するマルチバンドアンテナを構成することが可能である。
このように、1組のアンテナおよび受信回路によって、複数周波数帯の電磁波を受信することとした場合、電磁波測定用USBモジュール20によって、より多種の電磁波を対象として電磁波強度を測定することができる。
(応用例2)
上記実施形態においては、住宅やオフィスにおいて受信すると想定される電磁波の発生源を具体的に想定し、想定した発生源の周波数を各アンテナ22−1〜22−nの受信周波数として設定するものとして説明したが、電磁波強度の測定対象とする周波数範囲を定め、その周波数範囲を分割した各帯域の周波数を各アンテナ22−1〜22−nの受信周波数として設定することが可能である。
上記実施形態においては、住宅やオフィスにおいて受信すると想定される電磁波の発生源を具体的に想定し、想定した発生源の周波数を各アンテナ22−1〜22−nの受信周波数として設定するものとして説明したが、電磁波強度の測定対象とする周波数範囲を定め、その周波数範囲を分割した各帯域の周波数を各アンテナ22−1〜22−nの受信周波数として設定することが可能である。
このとき、測定対象とする周波数範囲を均等に分割し、各帯域を受信周波数として設定したり、測定対象とする周波数範囲を対数軸上で均等に分割し、各帯域を受信周波数として設定したり、あるいは、低周波領域は広い帯域に分割すると共に、高周波領域は狭い帯域に分割し、それらの帯域を受信周波数として設定するといったことが可能である。
このような場合、測定対象とする周波数範囲全体に渡り、電磁波強度を測定することができると共に、目的に応じた周波数範囲の分割形態とすることにより、周辺環境における電磁波の強度をより効果的に測定することができる。
このような場合、測定対象とする周波数範囲全体に渡り、電磁波強度を測定することができると共に、目的に応じた周波数範囲の分割形態とすることにより、周辺環境における電磁波の強度をより効果的に測定することができる。
(応用例3)
上記実施形態においては、測定された電磁波強度が設定された閾値を超えているか否かに応じてアラームを発する例について説明したが、電磁波強度のみでなく、その受信時間あるいは電磁波強度と受信時間とを要素とする値について閾値を設定しておくことが可能である。
上記実施形態においては、測定された電磁波強度が設定された閾値を超えているか否かに応じてアラームを発する例について説明したが、電磁波強度のみでなく、その受信時間あるいは電磁波強度と受信時間とを要素とする値について閾値を設定しておくことが可能である。
例えば、電磁波強度と受信時間との積を算出し、基準とする時間内において、これらの積が閾値を超えた場合に、アラームを発することができる。
より具体的には、電磁波強度の閾値A、および、電磁波強度と受信時間との積についての閾値Bを設定し、測定された電磁波強度が閾値Aを超えている場合に、その受信時間を測定し、さらに、電磁波強度と受信時間との積が、閾値Bを超えている場合に、アラームを発するといったことが可能である。
この場合、利用者が受けた電磁波のエネルギーについて、基準範囲内であるか否かを報知することができる。
より具体的には、電磁波強度の閾値A、および、電磁波強度と受信時間との積についての閾値Bを設定し、測定された電磁波強度が閾値Aを超えている場合に、その受信時間を測定し、さらに、電磁波強度と受信時間との積が、閾値Bを超えている場合に、アラームを発するといったことが可能である。
この場合、利用者が受けた電磁波のエネルギーについて、基準範囲内であるか否かを報知することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態においては、異なる場所に設置された第1実施形態の電磁波モニタリング装置1を、ネットワークを介してサーバに接続し、各場所における電磁波強度を関連付けて表示する電磁波モニタリングシステムについて説明する。
このような形態とすることで、各場所における電磁波強度を、他の場所における状態と関連付けて表示すること等ができるため、その場所における電磁波の状態をより適確に把握することができ、住宅やオフィスにおける環境を簡単かつより正確に測定することが可能となる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態においては、異なる場所に設置された第1実施形態の電磁波モニタリング装置1を、ネットワークを介してサーバに接続し、各場所における電磁波強度を関連付けて表示する電磁波モニタリングシステムについて説明する。
このような形態とすることで、各場所における電磁波強度を、他の場所における状態と関連付けて表示すること等ができるため、その場所における電磁波の状態をより適確に把握することができ、住宅やオフィスにおける環境を簡単かつより正確に測定することが可能となる。
(構成)
まず、構成を説明する。
図5は、本実施形態に係る電磁波モニタリングシステム2の構成を示す図である。
図5において、電磁波モニタリングシステム2は、複数の電磁波モニタリング装置1と、電磁波モニタリングサーバ100とを備えており、複数の電磁波モニタリング装置1と電磁波モニタリングサーバ100とは、ネットワーク200を介して通信可能に構成されている。
まず、構成を説明する。
図5は、本実施形態に係る電磁波モニタリングシステム2の構成を示す図である。
図5において、電磁波モニタリングシステム2は、複数の電磁波モニタリング装置1と、電磁波モニタリングサーバ100とを備えており、複数の電磁波モニタリング装置1と電磁波モニタリングサーバ100とは、ネットワーク200を介して通信可能に構成されている。
電磁波モニタリング装置1は、第1実施形態において説明した電磁波モニタリング装置1と同様の構成であり、常時、電磁波モニタリング処理を実行している。
そして、電磁波モニタリングサーバ100が、各電磁波モニタリング装置1の電磁波測定用USBモジュール20において測定された電磁波環境データ(電磁波強度、現在位置のデータ)の送信を要求すると、電磁波モニタリング装置1は、自装置の電磁波状態データベースに格納されているデータを測定時間のデータと共に読み出し、読み出したデータを通信装置16を介して電磁波モニタリングサーバ100に送信する。
電磁波モニタリングサーバ100は、ネットワーク200に接続された複数の電磁波モニタリング装置1において測定されたデータを収集して解析し、各電磁波モニタリング装置1の設置場所と対応付けて、それらのデータを表示したり、解析結果を各電磁波モニタリング装置1に送信したりする機能を有している。
そして、電磁波モニタリングサーバ100が、各電磁波モニタリング装置1の電磁波測定用USBモジュール20において測定された電磁波環境データ(電磁波強度、現在位置のデータ)の送信を要求すると、電磁波モニタリング装置1は、自装置の電磁波状態データベースに格納されているデータを測定時間のデータと共に読み出し、読み出したデータを通信装置16を介して電磁波モニタリングサーバ100に送信する。
電磁波モニタリングサーバ100は、ネットワーク200に接続された複数の電磁波モニタリング装置1において測定されたデータを収集して解析し、各電磁波モニタリング装置1の設置場所と対応付けて、それらのデータを表示したり、解析結果を各電磁波モニタリング装置1に送信したりする機能を有している。
図6は、電磁波モニタリングサーバ100の機能構成を示すブロック図である。
図6において、電磁波モニタリングサーバ100は、入力装置110と、CPU120と、記憶装置130と、メモリ140と、表示装置150と、通信装置160とを備えている。
ここで、図6における入力装置110、メモリ140、表示装置150および通信装置160の構成は、図2における電磁波モニタリング装置1の入力装置11、メモリ14、表示装置15および通信装置16と同様である。
図6において、電磁波モニタリングサーバ100は、入力装置110と、CPU120と、記憶装置130と、メモリ140と、表示装置150と、通信装置160とを備えている。
ここで、図6における入力装置110、メモリ140、表示装置150および通信装置160の構成は、図2における電磁波モニタリング装置1の入力装置11、メモリ14、表示装置15および通信装置16と同様である。
CPU120は、電磁波モニタリングサーバ100全体を制御するもので、入力装置110から入力される各種の指示信号に従って、記憶装置130に記憶された各種処理に関するプログラムを読み出して実行する。例えば、CPU120は、記憶装置130に記憶された電磁波環境データ解析処理プログラムを読み出し、電磁波環境データ解析処理(後述)を実行する。
そして、CPU120は、各種プログラム等を実行した処理結果を記憶装置130やメモリ140の所定の領域に格納したり、表示装置150に表示させたりする。
記憶装置130は、ハードディスク等の不揮発性の記憶装置で構成される。この記憶装置130は、電磁波環境データ解析処理プログラムや、電磁波モニタリングサーバ100の制御のための各種処理に関するプログラムおよびデータを記憶する。
記憶装置130は、ハードディスク等の不揮発性の記憶装置で構成される。この記憶装置130は、電磁波環境データ解析処理プログラムや、電磁波モニタリングサーバ100の制御のための各種処理に関するプログラムおよびデータを記憶する。
また、記憶装置130は、各電磁波モニタリング装置1から取得した電磁波環境データを集計したデータを格納する統合データベースを記憶している。
ネットワーク200は、無線あるいは有線のLANやインターネット等、電磁波モニタリング装置1と電磁波モニタリングサーバ100との間において授受されるデータを送受信可能な各種ネットワークによって構成される。
ネットワーク200は、無線あるいは有線のLANやインターネット等、電磁波モニタリング装置1と電磁波モニタリングサーバ100との間において授受されるデータを送受信可能な各種ネットワークによって構成される。
(動作)
次に、動作を説明する。
図7は、電磁波モニタリングサーバ100のCPU120が実行する電磁波環境データ解析処理を示すフローチャートである。
電磁波環境データ解析処理は、電磁波モニタリングサーバ100において、電磁波環境データ解析処理の実行が指示入力されることに対応して開始される。
図7において、電磁波環境データ解析処理が開始されると、CPU120は、ネットワーク200を介して電磁波モニタリングサーバ100に接続されている電磁波モニタリング装置1を検出する(ステップS101)。
次に、動作を説明する。
図7は、電磁波モニタリングサーバ100のCPU120が実行する電磁波環境データ解析処理を示すフローチャートである。
電磁波環境データ解析処理は、電磁波モニタリングサーバ100において、電磁波環境データ解析処理の実行が指示入力されることに対応して開始される。
図7において、電磁波環境データ解析処理が開始されると、CPU120は、ネットワーク200を介して電磁波モニタリングサーバ100に接続されている電磁波モニタリング装置1を検出する(ステップS101)。
このとき、例えば、電磁波モニタリングサーバ100がネットワーク200を介して、電磁波モニタリング装置1を検出するための同報送信を行い、それに応答した電磁波モニタリング装置1の現在位置およびMACアドレス等の端末IDを認識することにより、電磁波モニタリング装置1の接続状況を検出することができる。
次に、CPU120は、各電磁波モニタリング装置1から電磁波測定用USBモジュール20において測定されたデータ(電磁波強度を示すデータ、現在位置のデータおよびそれらの測定時間のデータ)を取得する(ステップS102)。
そして、CPU120は、各電磁波モニタリング装置1から取得したデータを集計する(ステップS103)。
このとき、CPU120は、測定時間毎の各場所における電磁波強度が一覧となった表形式の集計データを作成する。
次に、CPU120は、各電磁波モニタリング装置1から電磁波測定用USBモジュール20において測定されたデータ(電磁波強度を示すデータ、現在位置のデータおよびそれらの測定時間のデータ)を取得する(ステップS102)。
そして、CPU120は、各電磁波モニタリング装置1から取得したデータを集計する(ステップS103)。
このとき、CPU120は、測定時間毎の各場所における電磁波強度が一覧となった表形式の集計データを作成する。
図8は、ステップS103において作成された集計データを示す図である。
図8においては、各電磁波モニタリング装置1から取得したデータが、測定時間順に、各場所(A〜C地点)の位置(緯度および経度)、周波数毎の電磁波強度と対応付けた状態とされている。
ステップS103の後、CPU120は、ステップS103において作成した集計データを統合データベースに格納する(ステップS104)。
図8においては、各電磁波モニタリング装置1から取得したデータが、測定時間順に、各場所(A〜C地点)の位置(緯度および経度)、周波数毎の電磁波強度と対応付けた状態とされている。
ステップS103の後、CPU120は、ステップS103において作成した集計データを統合データベースに格納する(ステップS104)。
そして、CPU120は、統合データベースから特定時間のデータ(例えば、直近30分のデータあるいは最新のデータ)を抽出し、それらのデータを基に、電磁波強度の地理的分布を示すマップデータ(以下、「電磁波環境GISデータ」という。)を作成する(ステップS105)。
そして、CPU120は、作成した電磁波環境GISデータを表示し(ステップS106)、電磁波環境データ解析処理を繰り返す。
ここで、電磁波環境データ解析処理のステップS106において表示される電磁波環境GISデータの表示画面について説明する。
そして、CPU120は、作成した電磁波環境GISデータを表示し(ステップS106)、電磁波環境データ解析処理を繰り返す。
ここで、電磁波環境データ解析処理のステップS106において表示される電磁波環境GISデータの表示画面について説明する。
図9は、電磁波環境GISデータの表示画面例(800MHz帯)を示す図である。
また、図10は、図9に示す表示画面例において、電磁波モニタリング装置1が設置された場所を示す図である。
図9および図10において、電磁波モニタリング装置1は、A〜C地点に設置されており、これらの電磁波モニタリング装置1によって測定されたデータが、電磁波モニタリングサーバ100に集計される。
そして、電磁波モニタリングサーバ100が、電磁波環境データ解析処理のステップS106において、図9に示すように特定時間の電磁波強度を地図上に表したマップを表示する。
また、図10は、図9に示す表示画面例において、電磁波モニタリング装置1が設置された場所を示す図である。
図9および図10において、電磁波モニタリング装置1は、A〜C地点に設置されており、これらの電磁波モニタリング装置1によって測定されたデータが、電磁波モニタリングサーバ100に集計される。
そして、電磁波モニタリングサーバ100が、電磁波環境データ解析処理のステップS106において、図9に示すように特定時間の電磁波強度を地図上に表したマップを表示する。
図9においては、A〜C地点それぞれの近傍が同一の電磁波強度の領域として識別表示されており、地図外側部分において、各領域を識別する網掛けそれぞれの電磁波強度が表示されている。
また、図9に示す例においては、B地点近傍に携帯電話の基地局(800MHz帯の基地局)が設置されている。そのため、図8の集計データおよび図9の表示画面例では、B地点付近における800MHz帯の電磁波強度が高い値を示している。
また、図9に示す例においては、B地点近傍に携帯電話の基地局(800MHz帯の基地局)が設置されている。そのため、図8の集計データおよび図9の表示画面例では、B地点付近における800MHz帯の電磁波強度が高い値を示している。
以上のように、本実施形態に係る電磁波モニタリングシステム2は、異なる場所に設置された複数の電磁波モニタリング装置1において測定されたデータを、電磁波モニタリングサーバ100において集計し、集計したデータを基に、電磁波強度の地理的分布を示すマップが作成される。
したがって、各場所における電磁波強度を、他の場所における状態と関連付けて表示すること等ができるため、その場所における電磁波環境の傾向をより適確に把握することができ、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつより正確に測定することが可能となる。
なお、本実施形態においては、GPSを利用して測定した位置を、各電磁波モニタリング装置1の位置を示すデータとして用いたが、各電磁波モニタリング装置1の位置を電磁波モニタリングサーバ100が予め把握しておき、把握している位置を各電磁波モニタリング装置1の位置を示すデータとして用いることもできる。
したがって、各場所における電磁波強度を、他の場所における状態と関連付けて表示すること等ができるため、その場所における電磁波環境の傾向をより適確に把握することができ、住宅やオフィスにおける電磁波を簡単かつより正確に測定することが可能となる。
なお、本実施形態においては、GPSを利用して測定した位置を、各電磁波モニタリング装置1の位置を示すデータとして用いたが、各電磁波モニタリング装置1の位置を電磁波モニタリングサーバ100が予め把握しておき、把握している位置を各電磁波モニタリング装置1の位置を示すデータとして用いることもできる。
1 電磁波モニタリング装置、2 電磁波モニタリングシステム、10 PC本体、11,110 入力装置、12,120 CPU、13,130 記憶装置、14,140 メモリ、15,150 表示装置、16,160 通信装置、17 USBインターフェース、20 電磁波測定用USBモジュール、21 GPS受信部、22−1〜22−n 、アンテナ、23−1〜23−n 受信回路、24 セレクタ部、25 USBコネクタ、100 電磁波モニタリングサーバ、200 ネットワーク
Claims (11)
- 電磁波を測定するセンサを備えた電磁波環境センサモジュールと、
前記電磁波環境センサモジュールによって測定された電磁波に関する測定データを処理する情報処理装置とを含み、
前記電磁波環境センサモジュールと前記情報処理装置とは、接続インターフェースによって接続可能であり、
前記情報処理装置は、
前記接続インターフェースによって接続された前記電磁波環境センサモジュールにおける前記センサの測定データを取得する測定データ取得手段と、
前記測定データ取得手段によって取得された測定データを格納する電磁波状態データベースと、
前記電磁波状態データベースに格納された測定データを基に、自装置周辺における電磁波の状態を表示する電磁波環境データ表示手段とを備えることを特徴とする電磁波モニタリング装置。 - 前記電磁波状態データベースは、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを測定時間と対応付けて格納し、
前記電磁波環境データ表示手段は、前記電磁波状態データベースに格納された測定データおよび前記測定時間を基に、自装置周辺における電磁波の状態を時間と対応付けて表示することを特徴とする請求項1記載の電磁波モニタリング装置。 - 前記電磁波環境センサモジュールは、自装置の位置を測定する位置測定手段を備え、
前記測定データ取得手段は、前記位置測定手段によって測定された位置と前記測定データとを前記電磁波環境センサモジュールから取得し、
前記電磁波状態データベースは、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを前記位置測定手段によって測定された位置と対応付けて格納し、
前記電磁波環境データ表示手段は、前記電磁波状態データベースに格納された測定データおよび位置を基に、自装置周辺における電磁波の状態を測定位置と対応付けて表示することを特徴とする請求項1または2記載の電磁波モニタリング装置。 - 前記電磁波環境センサモジュールは、複数周波数の電磁波を測定する前記センサを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電磁波モニタリング装置。
- 前記電磁波環境センサモジュールによって測定された電磁波の状態と、電磁波の状態について設定された閾値との比較結果に基づいて、電磁波の状態に関するアラームを発するアラーム手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁波モニタリング装置。
- 前記接続インターフェースは、USBインターフェースであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電磁波モニタリング装置。
- 電磁波を測定するセンサを備えた電磁波環境センサモジュールと、
前記電磁波環境センサモジュールによって測定された電磁波に関する測定データを処理する情報処理装置と、
前記情報処理装置とネットワークを介して通信可能に構成されたサーバとを含み、
前記電磁波環境センサモジュールと前記情報処理装置とは、接続インターフェースによって接続可能であり、
前記情報処理装置は、
前記接続インターフェースによって接続された前記電磁波環境センサモジュールにおける前記センサの測定データを取得する測定データ取得手段と、
前記測定データ取得手段によって取得された測定データを格納する電磁波状態データベースとを備え、
前記サーバは、
前記ネットワークを介して接続された前記情報処理装置から前記測定データを取得する測定データ収集手段と、
前記測定データ収集手段によって収集された測定データを基に、前記ネットワークに接続された前記情報処理装置の設置位置における電磁波の状態を地図上に表示するための表示データを生成する表示データ生成手段とを備えることを特徴とする電磁波モニタリングシステム。 - 前記接続インターフェースは、USBインターフェースであることを特徴とする請求項7記載の電磁波モニタリングシステム。
- 周辺環境における電磁波を測定する電磁波モニタリングシステムにおけるサーバであって、
前記電磁波モニタリングシステムには、ネットワークを介して通信可能に構成された情報処理装置が含まれ、該情報処理装置は、電磁波を測定するセンサを備えた電磁波環境センサモジュールと接続インターフェースによって接続可能であると共に、前記接続インターフェースによって接続された前記電磁波環境センサモジュールにおける前記センサの測定データを取得する測定データ取得手段と、前記測定データ取得手段によって取得された測定データを格納する電磁波状態データベースとを備え、
前記サーバは、
前記ネットワークを介して接続された前記情報処理装置から前記測定データを取得する測定データ収集手段と、
前記測定データ収集手段によって収集された測定データを基に、前記ネットワークに接続された前記情報処理装置の設置位置における電磁波の状態を地図上に表示するための表示データを生成する表示データ生成手段とを備えることを特徴とするサーバ。 - 電磁波を測定するセンサと、
情報処理装置と接続するための接続インターフェースとを備え、
前記センサによって測定されたデータを該接続インターフェースを介して前記情報処理装置に提供することを特徴とする電磁波環境センサモジュール。 - 前記接続インターフェースは、USBインターフェースであることを特徴とする請求項10記載の環境センサモジュール。
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2008
- 2008-01-31 JP JP2008022120A patent/JP2009180686A/ja not_active Withdrawn
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