JP6690009B2 - 反復無線送信に基づく動き検出 - Google Patents

反復無線送信に基づく動き検出 Download PDF

Info

Publication number
JP6690009B2
JP6690009B2 JP2018548905A JP2018548905A JP6690009B2 JP 6690009 B2 JP6690009 B2 JP 6690009B2 JP 2018548905 A JP2018548905 A JP 2018548905A JP 2018548905 A JP2018548905 A JP 2018548905A JP 6690009 B2 JP6690009 B2 JP 6690009B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
motion detection
sensor device
wireless
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018548905A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019513985A (ja
Inventor
オレクシー クラヴェッツ
オレクシー クラヴェッツ
タジンダー マンク
タジンダー マンク
Original Assignee
コグニティヴ システムズ コーポレイション
コグニティヴ システムズ コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by コグニティヴ システムズ コーポレイション, コグニティヴ システムズ コーポレイション filed Critical コグニティヴ システムズ コーポレイション
Publication of JP2019513985A publication Critical patent/JP2019513985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6690009B2 publication Critical patent/JP6690009B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/02Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using radio waves
    • G01S5/0273Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using radio waves using multipath or indirect path propagation signals in position determination
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/02Systems using reflection of radio waves, e.g. primary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/04Systems determining presence of a target
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/02Systems using reflection of radio waves, e.g. primary radar systems; Analogous systems
    • G01S13/50Systems of measurement based on relative movement of target
    • G01S13/52Discriminating between fixed and moving objects or between objects moving at different speeds
    • G01S13/56Discriminating between fixed and moving objects or between objects moving at different speeds for presence detection
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/02Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
    • G01S7/35Details of non-pulse systems
    • G01S7/352Receivers
    • G01S7/356Receivers involving particularities of FFT processing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/70Services for machine-to-machine communication [M2M] or machine type communication [MTC]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)

Description

〔優先権の主張〕
本出願は、2016年4月15日に出願された「反復無線送信に基づく動き検出(Detecting Motion Based on Repeated Wireless Transmission)」という名称の米国特許出願第15/099,833号に対する優先権を主張するものであり、この文献は引用により本明細書に組み入れられる。
以下の説明は、例えば反復無線送信に基づいて動きを検出することに関する。
例えば、室内又は屋外領域における物体の動きを検出するために動き検出システムが使用される。動き検出システム例には、赤外線センサ又は光学センサを用いてセンサの視野内の物体の動きを検出するものもある。動き検出システムは、セキュリティシステム、自動制御システム及びその他のタイプのシステムで使用されている。
動き検出システム例を含む環境を示す図である。 動き検出システム例を含む空間内で送信される信号を示す図である。 動き検出システム例を含む空間内で送信される信号を示す図である。 動きを検出するプロセス例を示すフローチャートである。 動き検出システム例を含む空間内で送信される信号を示す図である。 動き検出システム例を含む別の空間内で送信される信号を示す図である。 動き検出システム例を含む別の空間内で送信される信号を示す図である。 複数のセンサデバイスを含む空間例を示す図である。 動き検出システム例のアーキテクチャを示すブロック図である。 センサデバイス例を示すブロック図である。 信号経路例を示すブロック図である。
説明する内容のいくつかの態様では、無線信号の反復送信に基づいて物体の動きが検出される。動き検出システムは、1又は2以上のセンサデバイス、ソースデバイス及びその他のコンポーネントを含むことができる。いくつかの実装例では、別のシステムによって生成された信号(例えば、Bluetooth(登録商標)ビーコン、Wi−Fiビーコン、その他の無線ビーコン信号又は他のタイプの信号)に基づいて動きが検出される。いくつかの例では、無線信号が移動物体との相互作用の前後に物体(例えば、壁)を通じて伝搬することにより、移動物体とセンサデバイスとの間の光学的見通し線を伴わずに物体の動きを検出することができる。動き検出器システムは、部屋、建物などの空間内の動きをモニタする制御センターを含むことができるセキュリティシステムなどの大規模システムで使用することができる。
図1は、動き検出システム例を含む環境を示す図である。図示の例では、ソースデバイスが、無線信号を電波スペクトルで送信することができる。図1に示すソースデバイス例は、Bluetoothソース102と、衛星ソース104と、基地局ソース106と、Wi−Fiソース108と、携帯電話ソース110とを含む。いくつかの例では、ラップトップコンピュータ又はタブレットがBluetoothソース102を含んで、ラップトップコンピュータ又はタブレットの近くのマウス、ヘッドセットなどの様々な装置と通信することができる。衛星ソース104は、例えば全地球測位システム(GPS)のための信号を送信することができる。いくつかの例では、基地局ソース106が、モバイル装置を電話網に接続する信号、コンピュータ装置をデータネットワークに接続する信号などを供給することができる。いくつかの例では、ネットワークの無線アクセスポイント(WAP)が、コンピュータ、タブレット、スマートフォンなどのコンピュータ装置を通信ネットワークに接続できるようにするWi−Fiソース108として動作することができる。いくつかの例では、携帯電話機が、Bluetooth又はNFCシステムのための信号、Wi−Fi又はセルラネットワークのための信号、或いは他のタイプのシステムのための信号を送信する1又は2以上の携帯電話ソース110を含むことができる。他のソースデバイスを使用することもできる。
図1に示す環境例では、センサデバイス例が様々な位置に示される。図1には、第1のセンサデバイス112と、第2のセンサデバイス114と、第3のセンサデバイス116と、第4のセンサデバイス118とを示す。異なる数のセンサデバイスを使用することもできる。例えば、いくつかの例では単一のセンサデバイスを使用することもでき、又は多く(例えば、数十個、数百個など)のセンサデバイスを使用することもできる。
図1に示すセンサデバイス例112、114、116及び118は、ソースデバイス例のうちの1つ又は2つ以上から信号を受け取って解析するように適合される。センサデバイス例は、通信チャネルを介して信号を受け取り、受け取った信号を用いて通信チャネル内の物体100(例えば、人物、構造物、装置など)の動きを検出することができる。センサデバイス例については、図7、図8及び図9を参照しながら説明する。いくつかの例では、単一のデバイスが異なる時点でソースデバイス及びセンサデバイスとして動作することもできる。
無線信号の通信チャネルは、例えば空気、又は無線電磁信号を伝播させる他のいずれかの媒体を含むことができる。通信チャネルは、送信無線電磁信号のための複数の経路を含むことができる。所与の通信チャネル(又は通信チャネル内の所与の経路)では、送信信号が通信チャネル内の表面から反射し、又は表面によって散乱することができる。反射又は散乱は、空気と壁との間の境界、空気と人物との境界又はその他の境界などの異なる材料間の境界で生じ得るインピーダンス不連続部に送信信号が入射した結果として生じることができる。いくつかの例では、送信信号が第1の材料(この例では、空気)と第2の材料(この例では、壁)との間の境界に入射した時に、空気と壁との間の境界において送信信号の一部が反射又は散乱することがある。また、送信信号の別の部分が壁を通じて伝播し続け、別の形で屈折し、又は影響を受けることもある。さらに、壁を通じて伝播する他の部分が別の境界に入射することもあり、この境界でさらなる部分が反射又は散乱することもあり、別の部分が境界を通じて伝搬し続けることもある。
センサデバイスでは、通信チャネルの複数の経路に沿って伝播する信号が結合して受信信号を形成することができる。複数の経路の各々では、それぞれの経路に沿った信号が、経路長、信号の反射率又は散乱、或いはその他の要因によって送信信号に対して減衰及び位相オフセットを有することができる。従って、センサデバイスにおける受信信号は、送信信号に対して異なる減衰及び位相オフセットを有する異なる成分を有することができる。経路内の信号を反射又は散乱させる物体が動くと、センサデバイスにおける受信信号の成分も変化することができる。例えば、経路長が変化した結果、位相オフセットがさらに小さく又はさらに大きくなることにより、信号がさらに大きく又はさらに小さく減衰することができる。従って、物体の動きによって生じる受信信号の変化を検出することができる。
図2A及び図2Bは、動き検出システム例を含む空間200内で送信される信号を示す図である。空間例200は、空間の1又は2以上の境界を完全に又は部分的に閉鎖又は開放することができる。空間200は、1つの部屋、複数の部屋又は建物などの内部とすることができ、或いはこのような内部を含むことができる。図示の例では、第1の壁202、第2の壁204及び第3の壁206が空間200を少なくとも部分的に取り囲む。
動き検出システム例は、空間200内にソースデバイス208と、第1のセンサデバイス210と、第2のセンサデバイス212とを含む。ソースデバイス208は、送信無線信号(例えば、RF無線信号)を繰り返し(例えば、定期的に、断続的に、ランダムな間隔で、など)送信することができる。センサデバイス210、212は、送信無線信号に基づく無線信号(例えば、RF無線信号)を受け取ることができる。センサデバイス210、212の各々は、この受信無線信号に基づいてそれぞれの信号の周波数成分の特性(例えば、相対位相及び大きさ)を判別するように構成されたプロセッサを有する。センサデバイス210、212の各々は、周波数成分の特性の比較に基づいて物体の動きを検出するように構成されたプロセッサを有する。いくつかの例では、例えば図8及び図9に関して説明するように単一のプロセッサ又は複数のプロセッサを使用することができる。
図示のように、図2Aでは第1の位置214aに物体が存在し、図2Bではこの物体が第2の位置214bに移動している。図2A及び図2Bでは、空間200内の移動物体を人間として表しているが、この移動物体は別のタイプの物体とすることもできる。例えば、移動物体は、動物、無機物(例えば、システム、デバイス、装置又はアセンブリ)、又は空間200の境界の全部又は一部(例えば、壁、ドア、窓など)を定める物体、或いは別のタイプの物体とすることができる。
図2A及び図2Bには、ソースデバイス208から送信された無線信号の複数の経路例を破線で示す。第1の信号経路216では、無線信号がソースデバイス208から送信され、第1の壁202から第2のセンサデバイス212に向かって反射する。第2の信号経路218では、無線信号がソースデバイス208から送信され、第2の壁204及び第1の壁202から第1のセンサデバイス210に向かって反射する。第3の信号経路220では、無線信号がソースデバイス208から第3の経路に沿って送信され、第2の壁204から第1のセンサデバイス210に向かって反射する。第4の信号経路222では、無線信号がソースデバイス208から送信され、第3の壁206から第2のセンサデバイス212に向かって反射する。
図2Aでは、無線信号がソースデバイス208から第5の信号経路224aに沿って送信され、第1の位置214aにおける物体から第1のセンサデバイス210に向かって反射する。図2Aと図2Bとの間では、物体の表面が、第1の位置214aから、第1の位置214aから一定の距離だけ離れた空間200内の第2の位置214bに移動している。図2Bでは、無線信号がソースデバイス208から第6の信号経路224bに沿って送信され、第2の位置214bにおける物体から第1のセンサデバイス210に向かって反射する。図2Bに示す第6の信号経路224bは、物体が第1の位置214aから第2の位置214bに移動したことによって図2Aに示す第5の信号経路224aよりも長い。いくつかの例では、空間内の物体の動きに起因してセンサまでの経路が追加され、削除され、又は別様に修正されることがある。
図2A及び図2Bに示す信号例は、それぞれの経路を通じて減衰、周波数シフト、位相シフト又はその他の影響を受け、例えば壁202、204及び206を通じて別の方向に伝搬する部分を有することができる。いくつかの例では、信号が無線周波数(RF)信号であり、或いは信号が他のタイプの信号を含むこともできる。
図2A及び図2Bに示すように、ソースデバイス208は、信号を繰り返し送信する。具体的に言えば、図2Aには、第1の時点にソースデバイス208から送信されている信号を示し、図2Bには、その後の第2の時点にソースデバイス208から送信されている同じ信号を示す。送信信号は、連続的に、周期的に、ランダムに、又は断続的に、或いはこれらの組み合わせで送信することができる。送信信号は、ある周波数帯域幅内の複数の周波数成分を有することができる。送信信号は、ソースデバイス208から全方向に、一方向に、又は別様に送信することができる。図示の例では、信号が空間200内の複数のそれぞれの経路を移動し、各経路に沿った信号は、経路損失、散乱又は反射などによって減衰して、位相オフセット又は周波数オフセットを有することができる。
図2A及び図2Bに示すように、様々な経路216、218、220、222、224a及び224bからの信号は、第1のセンサデバイス210及び第2のセンサデバイス212において結合して受信信号を形成する。空間200は、空間200内の複数の経路(通信チャネル例)が送信信号に与える影響により、送信信号が入力されて受信信号が出力される伝達関数(例えば、フィルタ)として表すことができる。ある物体が空間200内で動くと、信号経路内の信号に影響を与えていた減衰又は位相オフセットが変化することができ、従って空間200の伝達関数が変化することができる。ソースデバイス208から同じ送信信号が送信されると仮定すると、空間200の伝達関数が変化した場合、この伝達関数の出力、すなわち受信信号も変化する。この受信信号の変化を用いて物体の動きを検出することができる。
数学的に言えば、ソースデバイス208から送信される送信信号f(t)は、以下の式(1)に従って表すことができ、
Figure 0006690009
ここでのωnは、送信信号のn番目の周波数成分の周波数を表し、cnは、n番目の周波数成分の複素係数を表し、tは時間を表す。送信信号f(t)がソースデバイス208から送信されている場合、経路kからの出力信号rk(t)を以下の式(2)に従って表すことができ、
Figure 0006690009
ここでのαn,kは、経路kに沿ったn番目の周波数成分の(例えば、散乱、反射及び経路損失に起因する)減衰係数を表し、φn,kは、経路kに沿ったn番目の周波数成分のための信号の位相を表す。この時、センサデバイスにおける受信信号Rは、全ての経路からセンサデバイスへの全ての出力信号rk(t)の総和として表すことができ、これを以下の式(3)に示す。
Figure 0006690009
式(2)を式(3)に代入すると、以下の式(4)が得られる。
Figure 0006690009
次に、センサデバイスにおける受信信号Rを解析することができる。センサデバイスにおける受信信号Rは、例えば高速フーリエ変換(FFT)又は別のタイプのアルゴリズムを用いて周波数領域に変換することができる。この変換信号は、受信信号Rを、1つの値が(n個の周波数ωnにおける)それぞれの周波数成分の各々に対応する一連のn個の複素値として表すことができる。周波数ωnにおける周波数成分については、複素数Ynを以下の式(5)のように表すことができる。
Figure 0006690009
所与の周波数成分ωnの複素値Ynは、その周波数成分ωnにおける受信信号の相対的な大きさ及び位相オフセットを示す。
ソースデバイス208が送信信号f(t)を繰り返し(例えば、少なくとも2回)送信し、それぞれのセンサデバイス210及び212がそれぞれの受信信号Rを受け取って解析する場合、それぞれのセンサデバイス210及び212は、空間200内の物体の動きを示す所与の周波数成分ωnの複素値Yn(例えば、大きさ又は位相)の変化がいつ起きたかを特定することができる。例えば、所与の周波数成分ωnの複素値Ynの変化が所定の閾値を上回ることによって動きを示すことができる。いくつかの例では、1又は2以上の複素値Ynのわずかな変化が統計的に有意でなく、ノイズ又はその他の影響を示すにすぎない場合もある。
いくつかの例では、送信信号及び受信信号がRFスペクトル内に存在し、これらの信号がベースバンド帯域幅において解析される。例えば、送信信号は、送信RF信号を定めるようにアップコンバートされたベースバンド信号を含むことができ、受信信号は、ベースバンド信号にダウンコンバートされた受信RF信号を含むことができる。受け取られるベースバンド信号は受信RF信号に埋め込まれているので、受け取ったベースバンド信号上に空間内の動きの影響(例えば、通信チャネルの伝達関数の変化)が生じることができ、このベースバンド信号は、移動を検出するために(例えば、フーリエ解析又は別のタイプの解析を用いて)解析される信号とすることができる。他の例では、解析される信号をRF信号又は別の信号とすることもできる。
図3は、空間内の動きを検出するためのプロセス例を示すフローチャートである。図3に示すプロセス例は、さらなる又は異なる動作を含むこともでき、動作は図示の順序で実行することも、又は別の順序で実行することもできる。いくつかの実装では、図3に示すプロセスを、例えば図2A及び図2Bに示す動き検出システムなどの動き検出システムによって実行することができる。いくつかの実装では、図3に示すプロセスを、同様の又は異なるコンポーネントを含む別のタイプのシステムによって実行することができる。
300において、空間内で送信無線信号を生成するソースから無線信号を送信する。送信は、繰り返し実行される。再び図2A及び図2Bを参照すると、例えばソースデバイス208は、送信無線信号を繰り返し送信することができる。いくつかの実装では、この送信を、Bluetooth装置、Wi−Fiルータ、又は別のタイプの装置によって繰り返し送信されるビーコン信号とすることができる。この反復送信は、予定時刻に、周期的に、又はランダム間隔で、或いは他の時間ステップで送信することができる。いくつかの例では、送信無線信号が、毎秒複数回、毎分複数回、毎時複数回などである。
302において、空間内のセンサにおいて送信無線信号の送信に基づく無線信号を受け取る。図3に示すように、無線信号は、例えば300における送信毎に302において信号が受け取られるように繰り返し受信することができる。再び図2A及び図2Bに示す例を参照すると、第1のセンサデバイス210は、図2Aの第1の時点及び図2Bの第2の時点において無線信号を繰り返し受信する。
304において、受信無線信号の周波数成分の特性を判別する。図2A及び図2Bの例で上述したように、受信信号を周波数領域に変換(例えば、フーリエ変換)して、信号の帯域幅内の周波数成分を表す複素値を求める。例えば、図9のスペクトル解析エンジン960、図8の中央処理装置(CPU)840又は別のタイプのプロセッサを、周波数成分を識別するように構成することができる。この解析は、各受信無線信号について実行することができる。
306において、複数の受信無線信号の周波数成分の特性に基づいて空間内の物体の動きを検出する。例えば、図2A及び図2Bの例では、受信信号の周波数成分の大きさ及び位相を表す複素値が閾値を上回る量だけ変化した時に動きを検出することができる。例えば、図9のスペクトル解析エンジン960、図8の中央処理装置(CPU)840又は別のタイプのプロセッサを、動きを検出するように構成することができる。
図3に示すプロセスの実装例では、ソースデバイス208が、第1の時点t1において信号Sの第1の送信T1を行い、第1のセンサデバイス210が、第1の送信T1に基づく第1の無線信号R1を受け取る。ソースデバイス208は、その後の第2の時点t2において同じ信号Sの第2の送信T2を行い、第1のセンサデバイス210は、第2の送信T2に基づく第2の無線信号R2を受け取る。この例では、ソースデバイス208からの第1及び第2の送信(T1及びT2)が、異なる時点で送信された同じ無線信号(S=f(t))である。受信無線信号(R1及びR2)は、同じである場合も、又は異なる場合もある。例えば、第1及び第2の送信(T1及びT2)がたどった経路内の物体が送信時点(t1及びt2)間で動かなかった時には受信無線信号(R1及びR2)は同じものであるが、送信時点(t1とt2と)間で経路内の物体が動くと、受信無線信号(R1及びR2)に相違が生じ得る。従って、センサデバイス210は、受信無線信号(R1及びR2)同士の比較に基づいて、ソースデバイス208とセンサデバイス210との間のいずれかの信号経路に沿った物体の動きを検出することができる。
図4は、動き検出システム例を含む空間内で送信される信号を示す図である。図4の環境及びコンポーネントのほとんどは、図2の環境及びコンポーネントと同一又は同様である。図4では、動き検出システムが、ソースデバイス及びセンサデバイスの両方として動作できるデバイス400を含む。図4では、デバイス400が、例えば図2A及び図2Bに関して上述したように送信信号を繰り返し送信し、又は受信信号を繰り返し受信して解析することができる。デバイス400は、受信信号の解析に基づいて空間200内の物体の動きを検出することができる。図示の例では、デバイス400がソースデバイスとして動作し、センサデバイス210及び212がデバイス400からの送信に基づく無線信号を受け取る。他の例では、同じデバイス400がセンサデバイスとして動作し、別のソースデバイスからの送信に基づく無線信号を受け取ることができる。
図5A及び図5Bは、動き検出システム例を含む別の空間内で送信される信号を示す図である。空間例500は、空間の1又は2以上の境界を完全に又は部分的に閉鎖又は開放することができる。空間500は、1つの部屋、複数の部屋又は建物などの内部とすることができ、或いはこのような内部を含むことができる。この例では、第1の壁502、第2の壁504及び第3の壁508が空間200を少なくとも部分的に取り囲む。図示の例では、第2の壁504がドア506を含む。
動き検出システム例は、空間500内にソースデバイス510と、第1のセンサデバイス512と、第2のセンサデバイス514とを含む。図5A及び図5Bには、ソースデバイス510から送信された無線信号の複数の経路例を破線で示す。第1の信号経路516では、無線信号がソースデバイス510から送信され、第1の壁502から第2のセンサデバイス514に向かって反射する。第2の信号経路518では、無線信号がソースデバイス510から送信され、第2の壁504から第1のセンサデバイス512に向かって反射する。第3の信号経路520では、無線信号がソースデバイス510から送信され、第3の壁508から第2のセンサデバイス514に向かって反射する。
図5Aに示すように、第2の壁504のドア506が開いており、第4の信号経路522aに沿った無線信号は、ソースデバイス510から開いたドア506を通じて送信される。図5Aでは、第4の信号経路522aに沿った信号を反射する表面が空間500の境界に存在しない。図5Bでは、第2の壁504のドア506が閉位置に移動しており、第5の信号経路522bに沿った信号がソースデバイス510から送信され、閉じたドア506から第1のセンサデバイス512に向かって反射する。ドア506を閉じると、ソースデバイス510からの第1の無線信号送信と第2の無線信号送信との間の時間中に信号経路が変化し、これによって第1のセンサデバイス512の受信信号に、対応する変化が生じる。センサデバイス512は、この受信信号の変化を識別して、例えば図3に示すプロセスに従って又は別の形でドア506の動きを検出することができる。
また、センサデバイスは、反復的な動きを学習して分類することもできる。図5A及び図5Bに示すように、ドアの開閉は、学習して分類できる反復的な動きの例を示すものである。いくつかの例では、空間内の動きが、センサデバイスにおいて受け取られる信号に対して識別可能なタイプの影響を与える。例えば、空間内で他の動きがないと仮定すると、反復的な動きは、動きが生じるたびに受信信号を同様に変化させることができる。この受信信号の特性変化を識別して、反復的な動きの例を検出することができる。反復的な動きの痕跡(signature)は、例えば検出された動きの性質を識別するために検出信号の変化と比較できるように、センサデバイスのメモリに保存することができる。いくつかの例では、この痕跡が、動き検出に関する情報を再検討する人物又はシステムにさらに多くの情報を提供することができる。いくつかの例では、変化を検出する能力が、ノイズ又はその他の影響によって低下することもある。
図6は、複数のセンサデバイス610を含む空間例600を示す図である。図6の環境は、図2A、図2B、図4、図5A及び図5Bの環境例又は別の環境を表すことができる。図6の空間例600は、第1の壁602、第2の壁604、第3の壁606及び第4の壁608によって少なくとも部分的に定められた部屋である。別の実装は、1つの部屋、複数の部屋又は建物などとすることができる空間600の別の構成を有することができる。図6に示すように、各センサデバイス610は空間位置(xi,yi,zi)を有し、それぞれの空間位置(xi,yi,zi)における受信信号をモニタして解析することができる。
また、いくつかの実装例では、各センサデバイスが、情報(例えば、受信信号の特性、動きの検出の指示、検出された動きの識別、検出された動きの時間、又はセンサデバイス610の識別又は位置情報など)を(例えば、図7で後述するような)データ集約システムに送信することができる。例えば、位置及び時間情報は、センサデバイスの空間座標(例えば、(xi,yi,zi)又は他の座標)と、動きが検出された時間座標(例えば、時刻)を含むことができる。図6の環境例は、センサデバイス610の空間座標を示し、空間600内のセンサデバイスの空間分布例のマップとしての役割を果たす。
図7は、動き検出システム例700のアーキテクチャを示すブロック図である。動き検出システム700は、図2A、図2B、図4、図5A、図5Bの環境例又は別の環境内のセンサデバイス又はソースデバイスを用いて実装することができる。動き検出システム例700は、センサデバイスと、1又は2以上のソースデバイスとを含む。図7の動き検出システム例700には、センサデバイス610を示す。動き検出システム例700は、IPネットワーク720と、メインコントローラ730とをさらに含む。動き検出システム700は、さらなる又は異なるコンポーネントを含むこともできる。いくつかの実装では、動き検出システムを、図7に示すように又は別の形で構成することができる。
図7に示す例では、各センサデバイス610が、空間座標(xi,yi,zi)を有するそれぞれの物理的位置に存在し、iは1からn+1まで変化する(n+1は、センサデバイス610の数である)。いくつかの実装では、各センサデバイス610が、全地球測位システム(GPS)、又はセンサデバイス610の位置座標を識別する別の位置識別システムを含むことができ、或いは別の方法で位置座標を識別することもできる。いくつかの実装では、各センサデバイス610が、位置識別子又は位置座標に関連することができる一意の識別子を有する。
センサデバイス例は、それぞれの信号を受け取って変化を解析することができる。受信信号の何らかの変化、例えば統計的に有意な変化は、空間内の動きを示すことができる。例えば、センサデバイスは、センサデバイスの位置の周囲の局所無線環境内のRF信号をいつでも検出することができる。RF信号は、いずれかの帯域幅内に存在して、電波スペクトルのいずれかの部分をカバーすることができる。
図7に示す例では、センサデバイスからのデータ(例えば、動きの指示、位置情報など)が、データ集約システム又は集中制御システム(例えば、メインコントローラ730)によって集約される。いくつかの実装では、センサデバイスから送信されたメッセージを、例えばIPネットワーク(例えば、IPネットワーク720)を介してメインコントローラ730が受け取ることによって、センサデバイスからのデータが集約される。いくつかの実装では、センサデバイスが、ローカルネットワーク(例えば、ローカルインターネット702又は704)を介してIPネットワーク720に接続される。センサデバイスは、ローカル有線ネットワーク714又は無線ネットワーク712によってローカルネットワークに接続することができる。有線ネットワーク714は、例えばイーサネット(登録商標)、xDSL(x−デジタル加入者線)、光ネットワーク、又は他のタイプの有線通信ネットワークを含むことができる。無線ネットワーク712は、例えばWiFi、Bluetooth、近距離無線通信(NFC)、又は他のタイプのローカル無線ネットワークを含むことができる。いくつかの実装では、センサデバイスの一部が、1又は2以上のワイドエリアネットワーク706を用いてIPネットワーク720に直接接続される。ワイドエリアネットワーク706は、例えばセルラネットワーク、衛星ネットワーク、又はその他のタイプのワイドエリアネットワークを含むことができる。
メインコントローラ730は、1又は2以上のコンピュータ装置又はシステムを含むコンピュータシステムとすることができる。メインコントローラ730、又はそのいずれかのコンポーネントは、データ処理センター、コンピュータ施設、又は別の場所に位置することができる。図示の例では、メインコントローラ730が、センサデバイスの動作を遠隔的に制御してモニタすることができる。メインコントローラ730の機能例としては、センサデバイスの一部又は全部からの情報の集約、センサデバイスのソフトウェアのアップグレード、センサデバイスの状態のモニタリングなどを挙げることができる。例えば、メインコントローラ730は、一部又は全部のセンサデバイスにソフトウェアアップデートを送信することができる。
図7に示す例では、メインコントローラ730が、センサデバイスを1又は2以上の較正モード又は試験モードに入れ、センサデバイス内の様々な要素をリセットし、或いは、例えばセンサデバイス又はその近隣のセンサデバイスの位置又は状態、或いはその他の因子に基づいて個々のセンサデバイスを構成することができる。いくつかの例では、センサデバイスの状態が、(i)センサデバイスの温度、(ii)センサデバイスの現在の消費電力、(iii)センサデバイスからメインコントローラ730に逆流するデータ転送速度、(iv)(例えば、センサデバイスの内部GPSユニットによって検出される)センサデバイスの位置、(v)センサデバイス又はその周囲のセンサデバイスの状態に関する情報を提供する信号(例えば、IPパケット、ネットワークを介して送信される制御信号)を含むことができる。メインコントローラ730は、センサデバイスのさらなる又は異なる状態をモニタすることもできる。
いくつかの実装では、メインコントローラ730が、センサデバイスから送信された、動きの検出に関連する情報(例えば、動きの検出の指示、動きの痕跡、周波数成分の大きさ及び位相を表す複素値の変化の検出、各センサデバイスの空間座標及び時間座標など)を受け取る通信システムを含み、又はこのような通信システムに結合することができる。メインコントローラ730は、複数のセンサデバイスからの動きの検出に関連する情報を集約(例えば、整理、編集又は別様に管理)して、例えば動きが検出された時に、動きの原因調査などのためにインシデントレポートを生成できるデータ解析システム736を含み、又はこのような通信システムに結合することができる。
いくつかの例では、インシデントレポートをデータインターフェイス738上に提示して、動きの指示、又はセンサデバイスの様々な位置に関するセンサデバイスからの他の情報をユーザに提示することができる。例えば、インシデントレポートは、時間及び位置、又は動きの原因を特定する役に立つことができる他の情報に基づいて、検出された動きを示すことができる。いくつかの実装では、データ解析システム736が、リアルタイムデータ、履歴データ、又はこれらの組み合わせを解析して、ある位置においていつ動きが生じたかを特定することができる。従って、メインコントローラ730は、検出された動きに対するアラートを職員が受け、アラートに応答して警備員又は警察を派遣できるようなセキュリティシステムの制御センターとして使用することができる。
図8は、センサデバイス例800を示すブロック図である。いくつかの例では、図2A、図2B、図4、図5A、図5B、図6及び図7のセンサデバイスを、図8に示すセンサデバイス例800として実装することができる。センサデバイス例800は、ハウジング810と、RFインターフェイス812と、電力管理サブシステム820と、信号解析サブシステム(例えば、SIサブシステム830など)と、CPU840と、メモリ850と、通信インターフェイスと、入力/出力インターフェイス842(例えば、USB接続)と、GPSインターフェイス848と、1又は2以上のセンサ(例えば、コンパス又はジャイロスコープなどの3D方位センサ844、温度センサなど)とを含む。センサデバイス800は、さらなる又は異なるコンポーネント及び機能を含むこともでき、センサデバイスの機能は、図8に示すように構成することも、又は別の好適な設定で構成することもできる。
いくつかの実装では、ハウジング810を、RFインターフェイス812と、電力管理サブシステム820と、信号解析サブシステムと、通信インターフェイスと、センサデバイス800の他のコンポーネントとを収容するポータブルハウジングとすることができる。ハウジングは、プラスチック、金属、複合材料、又はこれらの材料と他の材料との組み合わせで形成することができる。ハウジングは、成形、機械加工、押出加工又は他のタイプの加工によって製造されたコンポーネントを含むことができる。いくつかの実装では、センサデバイス800を別のデバイス(例えば、WiFiアクセスポイント又は基地局、ルータ、サーモスタットなど)に結合し、又は別のデバイスと一体化することもできる。例えば、センサデバイス800のハウジング810は、他のデバイスに取り付け、組み込み、又は別様に結合することができる。或いは、ハウジング810は、センサデバイス800のコンポーネントのみを収容する専用ハウジングとすることもできる。
いくつかの実装では、ハウジング810及びその内部コンポーネントの設計及び構成を、無線信号をモニタして受け取るように最適化し、又は別様に構成することができる。例えば、コンポーネントのサイズ、配向及び相対的位置は、無線信号を検出して解析するように最適化することができ、デバイスは、必要なコンポーネントを全て収容しながら小型にすることができる。いくつかの例では、ハウジング810を、例えば約10×10×4cm3とすることができ、或いは別のサイズのハウジングを使用することもできる。
いくつかの実装では、RFインターフェイス812が、センサデバイス800の周囲の局所無線環境におけるRFスペクトルの複数の帯域幅内のRF信号を検出するように構成される。RFインターフェイス812は、アンテナシステムと、それぞれの帯域幅内のRF信号を処理するように構成された複数の無線経路とを含むことができる。図8に示す例では、RFインターフェイス812が、アンテナ822aと、RF受動素子824と、RF能動素子826と、受動素子828とを含む。RF受動素子824は、例えば整合素子と、RFスイッチと、フィルタとを含むことができる。RF能動素子826は、例えばRF増幅器を含むことができる。RF能動素子826の後の受動素子828は、例えばフィルタと、整合素子と、スイッチと、バランとを含むことができる。
いくつかの例では、信号解析サブシステムを、RF信号に基づいて動きを検出するように構成することができる。信号解析サブシステムは、無線デジタルシグナルプロセッサ(DSP)と、メモリと、例えば無線信号の周波数成分の複素値を抽出して動きを検出する他のコンポーネントとを含むことができる。いくつかの実装では、RFインターフェイス812と信号解析サブシステムとの組み合わせをスペクトル検査(SI)信号経路と呼ぶこともでき、これについては図9に関してさらに詳細に説明する。
センサデバイス800の通信インターフェイスは、動きの指示又はその他の情報を遠隔システム(例えば、図7のメインコントローラ730)に送信するように構成することができる。通信インターフェイスは、1又は2以上の無線インターフェイス832(例えば、WiFi接続、セルラ接続など)、ローカルネットワークとの有線インターフェイス846(例えば、イーサネット(登録商標)接続、xDSL接続など)、又は他のタイプの通信リンク又はチャネルを含むことができる。通信インターフェイスは、(例えば、アンテナアレイを用いて)共通アンテナを共有して再利用することも、又はそれぞれが別個の専用アンテナを有することもできる。
無線インターフェイス832及び有線インターフェイス846の各々は、ローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークと通信するためのモデムを含むことができる。例えば、無線インターフェイス832及び有線インターフェイス846は、データ集約システム(例えば、図7のメインコントローラ730)に情報を送信し、データ集約システムからローカルエリアネットワーク又はワイドエリアネットワークを介して制御情報(例えば、ソフトウェアアップデート)を受け取ることができる。いくつかの実装では、センサデバイスが、これらの通信インターフェイスの一方又は両方を備えることができる。有線インターフェイス846は、センサデバイス例800が(例えば、建物内の)既存の有線通信インフラ及び大送信容量の有線通信(例えば、光ネットワークによって提供される広帯域、高度デジタル加入者線技術など)を活用できるようにすることができる。無線インターフェイス832は、Bluetooth、WiFi、セルラ、衛星又はその他の無線通信技術を用いて様々な場所で様々な時点に情報を配信できるように、センサデバイス例800の移動性及び柔軟性を高めることができる。いくつかの実装例では、無線インターフェイス832と共に無線通信を使用する場合、無線通信が、動きを検出するために使用する信号の帯域幅とは異なる帯域幅の信号を実装することができる。
いくつかの実装では、無線インターフェイス832及びRFインターフェイス812が、ハードウェアコンポーネント又はソフトウェアコンポーネント(又はこれらの両方)を共有することができる。いくつかの実装では、無線インターフェイス832及びRFインターフェイス812を別個に実装することができる。いくつかの実装では、RFインターフェイス812が、主に送信ではなく信号受信の役割を担い、専用の低電力回路を用いて実装することができ、従ってセンサデバイス800の総電力消費量を低減する。
電力管理サブシステム820は、センサデバイス800に電力を供給して管理するための回路及びソフトウェアを含むことができる。いくつかの実装では、電力管理サブシステム820が、バッテリインターフェイスと、及び1又は2以上のバッテリ(例えば、充電式バッテリ、内蔵マイクロプロセッサを含むスマートバッテリ、又は異なるタイプの内部電源)とを含むことができる。バッテリインターフェイスは、バッテリがセンサデバイス800に直流電力を供給するのを支援できるレギュレータに結合することができる。従って、センサデバイス800は、内蔵電源を含むことができ、他の外部エネルギー源を必要とせずに任意の場所で使用することができる。これとは別に、又はこれに加えて、電力管理サブシステム820は、外部電源(例えば、交流電源、アダプタ、コンバータなど)から電力を受け取る外部電力インターフェイスを含むこともできる。従って、センサデバイス800は、外部エネルギー源に接続することもできる。
いくつかの実装では、電力管理サブシステム820が、センサデバイス800の電力消費量を監視して管理することができる。例えば、電力管理サブシステム820は、RFインターフェイス812、通信インターフェイス、CPU840、及びセンサデバイス800の他のコンポーネントの電力消費量をモニタして、例えば集中コントローラにセンサデバイス800の電力消費状態を報告することができる。いくつかの実装では、センサデバイス800を、低消費電力を有するように設計することができ、電力管理サブシステム820を、電力消費量が閾値を上回った場合に集中コントローラにアラートを送信し、又はセンサデバイス800の動作に介入するように構成することができる。電力管理サブシステム820は、さらなる又は異なる機能を含むこともできる。
CPU840は、例えばセンサデバイス800の動作を管理するための命令を実行できる1又は2以上のプロセッサ又は別のタイプのデータ処理装置を含むことができる。CPU840は、図2A、図2B、図3、図4、図5A及び図5Bに関して説明したセンサデバイスの動作のうちの1つ又は2つ以上を実行又は管理することができる。いくつかの実装では、CPU840を、信号解析サブシステム830の一部とすることができる。例えば、CPU840は、受信信号又は動き検出に関する情報を処理して別様に解析することができる。いくつかの例では、CPU840が、ソフトウェア、スクリプト、プログラム、機能、実行ファイル、又はメモリ850に含まれている他のモジュールを実行又は解釈することができる。
入力/出力インターフェイス842は、入力/出力装置(例えば、USBフラッシュドライブ、ディスプレイ、キーボード、又はその他の入力/出力装置)に結合することができる。入力/出力インターフェイス842は、例えばシリアルリンク、パラレルリンク、無線リンク(例えば、赤外線、無線周波数、又はその他)、又は別のタイプのリンクなどの通信リンクを介したセンサデバイス800と外部記憶装置又はディスプレイ装置との間のデータ転送を支援することができる。
メモリ850は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)、記憶装置(例えば、書き込み可能リードオンリメモリ(ROM)又はその他)、ハードディスク、又は別のタイプの記憶媒体を含むことができる。メモリ850は、センサデバイス800、メインコントローラ、及びセンサデバイス内の他のコンポーネントの動作に関連する命令(例えば、コンピュータコード)を記憶することができる。メモリ850は、センサデバイス800上で動作する1又は2以上のアプリケーション又は仮想マシンが解釈できるアプリケーションデータ及びデータオブジェクトを記憶することもできる。メモリ850は、例えばセンサデバイス800の位置データ、環境データ及び状態データ、動き検出データ、並びにその他のデータを記憶することができる。
いくつかの実装では、別のソースから(例えば、データネットワーク、CD−ROM、又は別の方法で別のコンピュータ装置を通じて集中コントローラから)プログラムをロードすることによってセンサデバイス800をプログラム又はアップデート(再プログラム)することができる。いくつかの例では、集中コントローラが、アップデートが利用可能になった時に、所定のスケジュールに従って、又は別の方法でセンサデバイス800にソフトウェアアップデートをプッシュ配信する。
図9は、信号経路例900を示すブロック図である。信号経路例900は、(例えば、無線経路Aとして示す)RFインターフェイス910と、スペクトル解析サブシステム905とを含む。図8のセンサデバイス800のRFインターフェイス812は、図9のRFインターフェイス例910として又は別の形で実装することができる。図8のセンサデバイス800のSIサブシステム830は、図9のスペクトル解析サブシステム例905として又は別の形で実装することができる。いくつかの例では、信号経路900が、動きをモニタして検出するための全ての動作を実行することができる。例えば、信号経路900は、復調などの無線受信機の機能を実行することができる。信号経路900は、様々な無線通信規格の信号受信をサポートし、動きを検出するためにスペクトル解析サブシステム905にアクセスすることができる。
図示の例では、RFインターフェイス910が、RF信号を検出して処理するための広帯域又は狭帯域フロントエンドチップセットを含むことができる。例えば、RFインターフェイス910は、無線通信規格の1又は2以上の周波数帯域の広域スペクトル、又は特定の周波数帯域内の狭域スペクトルにおけるRF信号を検出するように構成することができる。いくつかの実装では、信号経路900が、関心スペクトルをカバーする1又は2以上のRFインターフェイス910を含むことができる。このような信号経路の実装例については、図8に関して説明した。
図9に示す例では、RFインターフェイス910が、1又は2以上のアンテナ922と、RFマルチプレクサ920又は電力結合器(例えば、RFスイッチ)と、1又は2以上の信号処理経路(例えば、「経路1」930〜「経路M」940)とを含む。アンテナ922は、例えばマルチポートアンテナ又はシングルポートアンテナとして実装することができる。アンテナ922は、全方向性アンテナ、指向性アンテナ、又は各アンテナのうちの1つ又は2つ以上のアンテナの組み合わせを含むことができる。アンテナ例922は、RFマルチプレクサ920に接続される。いくつかの実装では、RFインターフェイス910を、1又は2以上のアンテナ922を用いて、単入力単出力(SISO)、単入力多出力(SIMO)、多入力単出力(MISO)、又は多入力多出力(MIMO)技術に基づいてRF信号を検出するように構成することができる。
いくつかの実装では、アンテナ922が、センサデバイスの局所環境内のRF信号を捕捉してRFマルチプレクサ920に入力することができる。RFマルチプレクサ920から出力された信号902は、RF信号の周波数に応じて処理経路(すなわち、「経路1」930〜「経路M」940)のうちの1つに経路指定することができる。ここでのMは整数である。各経路は、異なる周波数帯を含むことができる。例えば、「経路1」930は、1GHz〜1.5GHzのRF信号に使用することができ、「経路M」は、5GHz〜6GHzのRF信号に使用することができる。複数の処理経路は、それぞれの中心周波数及び帯域幅を有することができる。複数の処理経路の帯域幅は、同じであることも、又は異なることもできる。2つの隣接する処理経路の周波数帯は、重複することも、又はバラバラであることもできる。いくつかの実装では、処理経路の周波数帯を異なる無線通信規格(例えば、GSM(登録商標)、LTE、WiFiなど)の割り当て周波数帯に基づいて割り当て、又は別様に構成することができる。例えば、処理経路は、各処理経路が特定の無線通信規格のRF信号を検出する役割を担うように構成することができる。一例として、「経路1」930を用いてLTE信号を検出することができ、「経路M」940を用いてWiFi信号を検出することができる。
各処理経路(例えば、「処理経路1」930、「処理経路M」940)は、1又は2以上のRF受動素子及びRF能動素子を含むことができる。例えば、処理経路は、RFマルチプレクサと、1又は2以上のフィルタと、RFデマルチプレクサと、RF増幅器と、その他のコンポーネントとを含むことができる。いくつかの実装では、RFマルチプレクサ920から出力された信号902、902mを、処理経路内のマルチプレクサ(例えば、「RFマルチプレクサ1」932〜「RFマルチプレクサM」942)に付与することができる。例えば、信号902の処理経路として「処理経路1」930が選択された場合には、信号902を「RFマルチプレクサ1」932に供給することができる。RFマルチプレクサは、第1のRFマルチプレクサ920からの信号902、又はスペクトル解析サブシステム905によって供給されたRF較正(cal)トーン938のいずれかを選択することができる。「RFマルチプレクサ1」932の出力信号904は、フィルタ(1,1)934a〜フィルタ(1,N)934nのうちの1つに進むことができ、ここでのNは整数である。これらのフィルタは、処理経路の周波数帯を関心狭帯域にさらに分割する。例えば、信号904に「フィルタ(1,1)」934aを適用してフィルタ処理信号906を生成し、このフィルタ処理信号906を「RFデマルチプレクサ1」936に付与することができる。いくつかの例では、RFデマルチプレクサにおいて信号906を増幅することができる。その後、増幅信号908をスペクトル解析サブシステム905に入力することができる。
同様に、信号902mの処理経路として「処理経路M」940が選択された場合には、信号902mを「RFマルチプレクサM」942に供給することができる。RFマルチプレクサは、第1のRFマルチプレクサ920からの信号902m、又はスペクトル解析サブシステム905によって供給されたRF較正(cal)トーン948のいずれかを選択することができる。「RFマルチプレクサM」942の出力信号は、フィルタ(M,1)944a〜フィルタ(M,N)944nのうちの1つに進むことができ、ここでのNは整数である。いくつかの例では、フィルタの出力信号をRFデマルチプレクサM 946において増幅することもできる。その後、増幅信号908mをスペクトル解析サブシステム905に入力することができる。
スペクトル解析サブシステム905は、検出されたRF信号をデジタル信号に変換し、検出されたRF信号に基づいて動きを検出するデジタル信号処理を実行するように構成することができる。スペクトル解析サブシステム905は、1又は2以上の無線受信(RX)経路(例えば、「無線RX経路1」950a、「無線RX経路M」950m)と、DSPスペクトル解析エンジン960と、RF較正(cal)トーン生成器970と、フロントエンド制御モジュール980と、I/O990とを含むことができる。スペクトル解析サブシステム905は、さらなる又は異なるコンポーネント及び機能を含むこともできる。
図示の例では、増幅信号908が「無線RX経路1」950aに入力され、ここでベースバンド信号にダウンコンバートされて利得が適用される。その後、アナログデジタル変換器を介して、このダウンコンバートされた信号をデジタル化することができる。このデジタル化された信号をDSPスペクトル解析エンジン960に入力することができる。いくつかの実装例では、DSPスペクトル解析エンジン960が、(コアがインスタンス化されたフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)のような)プログラマブルロジック、プログラムコード命令を実行するように構成された汎用プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)など、又はこれらの組み合わせを含むことができる1又は2以上のプロセッサとして実装される。例えば、DSPスペクトル解析エンジン960は、FFTアルゴリズムを用いて、デジタル化されたベースバンド信号をフーリエ変換済み信号に変換することができる。FFTアルゴリズムは、例えば図2A及び図2Bに関して上述したようにそれぞれの周波数成分におけるベースバンド信号の大きさ及び位相オフセットを示すことができる、それぞれの周波数成分を表す複素値を生成することができる。
いくつかの例では、DSPスペクトル解析エンジン960が、周波数成分を表す複素値を出力することができる。DSPスペクトル解析エンジン960の出力(例えば、複素数)は、I/O990に付与してI/O990に合わせてフォーマットし、例えば図8のCPU840などの別のプロセッサに送信することができる。CPU840は、これらの複素値をその後に求められた複素値と比較できるようにバッファ又はキャッシュなどのメモリ850に記憶することができる。その後、CPU840は、第1の期間からの複素値を後続期間の複素値と比較し、これらの数字が閾値を上回る量だけ異なる時に、動きが生じたことを検出することができる。CPU840は、これらの複素値又は複素値間の差分を、メモリ850に記憶されている痕跡とさらに比較することができる。痕跡を用して一致が識別された場合、CPU840は、検出された動きを識別することができる。CPU840からは、図8で上述したような無線インターフェイス832又は有線インターフェイス846を介して、検出された動きの指示と、いくつかの例では動きの識別とを通信することができる。他の例では、CPU840によって行われる説明した動作のうちの1つ又は2つ以上をDSPスペクトル解析エンジン960又は別のプロセッサが実行することもできる。
また、他の無線経路では、デジタル化された信号をDSPスペクトル解析エンジン960に入力することができ、DSPスペクトル解析エンジン960が、例えばデジタル信号に含まれているパケット及びフレームを識別し、(例えば、無線通信規格の仕様に基づいて)プリアンブル、ヘッダ、又はデジタル信号に埋め込まれてい他の制御情報を読み取って(Bluetooth、WiFi又はその他の無線通信を用いて通信を実行できる)様々なソースデバイスを識別することができる。この情報は、DSPスペクトル解析エンジン960から出力し、I/O990に合わせてフォーマットし、例えばセンサデバイスの1又は2以上の通信インターフェイスを介してデータ集約システムに送信することができる。この情報を用いて、センサデバイスが存在する環境内にどのようなデバイスがどれほど存在するかを特定することができる。
RF較正(cal)トーン生成器970は、無線RX経路(例えば、「無線RX経路1」950a〜「無線RX経路M」950m)の診断及び較正を行うためのRF較正(cal)トーンを生成することができる。無線RX経路は、例えば線形性及び帯域幅を較正することができる。
説明したいくつかの例の一般的態様では、無線信号を用いて空間内の動きが検出される。
第1の例は、動き検出方法である。空間内の無線センサデバイスにおいて、第1の時点に、送信無線信号の第1の送信に基づく第1の受信無線信号を受け取る。第1の送信は、ソースデバイスによって行われる。プロセッサの動作により、第1の信号の帯域幅における周波数成分の第1の特性を判別する。第1の信号は、第1の受信無線信号に基づく。無線センサデバイスにおいて、その後の第2の時点に、送信無線信号の第2の送信に基づく第2の受信無線信号を受け取る。第2の送信は、ソースデバイスによって行われる。プロセッサの動作により、第2の信号の帯域幅における周波数成分の第2の特性を判別する。第2の信号は、第2の受信無線信号に基づく。第1の特性と第2の特性との比較に基づいて空間内の物体の動きを検出する。
いくつかの例では、第1の例の実装が、以下の特徴のうちの1つ又は2つ以上を含むことができる。空間は密閉空間とすることができ、ソースデバイスは密閉空間内に存在することができる。第1の特性及び第2の特性を判別するることは、第1の信号及び第2の信号をそれぞれ周波数領域に変換することを含むことができ、第1の特性及び第2の特性は、第1の信号及び第2の信号の帯域幅における周波数成分の大きさ及び位相をそれぞれ表す第1の複素値の組と第2の複素値の組とをそれぞれ含むことができる。動きを検出することは、第1の特性と第2の特性との間の差分が閾値を上回ることを検出することを含むことができる。送信無線信号は、送信無線周波数(RF)信号とすることができる。ソースデバイスは、空間内の第2の無線センサデバイスを含むことができる。第1の受信無線信号及び第2の受信無線信号から第1の複素値の組及び第2の複素値の組をそれぞれ求め、第1の複素値の組と第2の複素値の組との間の差分に基づいて物体の動きを検出することができる。第1の複素値の組と第2の複素値の組との間の差分は、周波数成分のうちの1又は2以上の周波数成分の位相の差分又は大きさの差分のうちの少なくとも1つを含むことができる。第1の受信無線信号及び第2の受信無線信号をフィルタ処理して第1の出力信号及び第2の出力信号をそれぞれ生成し、第1の出力信号及び第2の出力信号をダウンコンバートして第1の信号及び第2の信号をそれぞれ生成することができる。
第2の例は、動き検出方法である。空間内の無線センサデバイスにおいて、ソースによって繰り返される無線送信に基づく無線信号を受け取る。プロセッサの動作により、受け取った無線信号を解析して空間内の物体の動きを検出する。この解析は、受け取った無線信号の各々のそれぞれの周波数成分の大きさ及び位相を表す複素値を求め、複素値の変化に基づいて空間内の物体の動きを検出することを含む。
いくつかの例では、第2の例の実装が、以下の特徴のうちの1つ又は2つ以上を含むことができる。動きは、変化が閾値を上回った時に検出することができる。複素値を求めることは、高速フーリエ変換(FFT)アルゴリズムを使用することを含むことができる。無線送信は、無線周波数(RF)信号を含むことができる。
第3の例は、動き検出システムである。動き検出システムは、ソースデバイスとセンサデバイスとを含む。ソースデバイスは、送信無線信号を繰り返し送信することができる。センサデバイスは、複数回送信された送信無線信号に基づく無線RF信号を受け取ることができる。センサデバイスは、受け取った無線RF信号に基づいてそれぞれの信号の周波数成分の大きさ及び位相を表す複素値を求めるように構成されたプロセッサを有する。センサデバイスは、これらの複素値の比較に基づいて物体の動きを検出するように構成されたプロセッサを有する。
いくつかの例では、第3の例の実装が、以下の特徴のうちの1つ又は2つ以上を含むことができる。ソースデバイス及びセンサデバイスは、同じデバイスとすることができる。プロセッサは、高速フーリエ変換(FFT)アルゴリズムを用いて複素値を求めるように構成することができる。プロセッサは、少なくとも2つの複素値間の差分が閾値を上回った時に物体の動きを検出するように構成することができる。センサデバイスは、フィルタを含む無線経路とダウンコンバージョン回路とを含むことができる。センサデバイスは、受け取った無線RF信号の電気信号を無線経路に入力するように構成することができ、無線経路の出力部は、ダウンコンバージョン回路の入力部に結合することができる。ダウンコンバージョン回路は、RF信号をベースバンド信号にダウンコンバートできるとともに、受け取った無線RF信号に基づいてそれぞれの信号を出力することができる。
本明細書は多くの詳細を含むが、これらの詳細は、特許請求できるものの範囲を限定するものとして解釈すべきではなく、むしろ特定の例に固有の特徴の説明として解釈すべきである。本明細書において別個の実装の文脈で説明したいくつかの特徴は組み合わせることもできる。これとは逆に、単一の実装の文脈で説明した様々な特徴は、複数の実施形態において別個に、又はいずれかの好適な部分的組み合わせの形で実装することもできる。
複数の例について説明した。それでもなお、様々な修正を行うことができると理解されたい。従って、以下の特許請求の範囲には他の実施形態も含まれる。
300 空間内のソースから無線信号を送信
302 空間内のセンサにおいて、送信無線信号に基づく無線信号を受信
304 受信無線信号の周波数成分の特性を判別
306 複数の受信無線信号の周波数成分の特性に基づいて空間内の物体の動きを検出

Claims (17)

  1. 動き検出方法であって、
    空間内の無線センサデバイスにおいて、第1の時点に、ソースデバイスによって送信される送信無線信号の第1の送信に基づく第1の受信無線信号を受け取るステップと、
    プロセッサの動作により、前記第1の受信無線信号に基づく第1の信号の帯域幅における周波数成分の、該第1の信号の該帯域幅における該周波数成分の第1の複素値の組を含む第1の特性を判別するステップと、
    前記無線センサデバイスにおいて、その後の第2の時点に、前記ソースデバイスによって送信される前記送信無線信号の第2の送信に基づく第2の受信無線信号を受け取るステップと、
    前記プロセッサの動作により、前記第2の受信無線信号に基づく第2の信号の前記帯域幅における周波数成分の、該第2の信号の該帯域幅における該周波数成分の第2の複素値の組を含む第2の特性を判別するステップと、
    前記第1の特性と前記第2の特性との比較に基づいて前記空間内の物体の動きを検出するステップであって、前記第1の特性と前記第2の特性との間の差分が閾値を上回ることに応じて前記動きが生じたことを検出することを含むステップと、
    を含むことを特徴とする動き検出方法。
  2. 前記空間は密閉空間を含み、前記ソースデバイスは前記密閉空間内に存在する、
    請求項1に記載の動き検出方法。
  3. 前記第1の特性及び前記第2の特性を判別するステップは、前記第1の信号及び前記第2の信号をそれぞれ周波数領域に変換するステップを含み、前記第1の複素値の組は、前記第1の信号の前記帯域幅における前記周波数成分の大きさ及び位相を表し、前記第2の複素値の組は、前記第2の信号の前記帯域幅における前記周波数成分の大きさ及び位相を表す、
    請求項1に記載の動き検出方法。
  4. 前記送信無線信号は、送信無線周波数(RF)信号である、
    請求項1に記載の動き検出方法。
  5. 前記ソースデバイスは、前記空間内の第2の無線センサデバイスを含む、
    請求項1に記載の動き検出方法。
  6. 前記第1の特性と前記第2の特性との比較に基づいて前記空間内の物体の動きを検出するステップは、前記第1の複素値の組と前記第2の複素値の組との間の差分に基づいて前記物体の動きを検出するステップを含む、
    請求項1に記載の動き検出方法。
  7. 前記差分は、前記周波数成分のうちの1又は2以上の周波数成分の位相の差分又は大きさの差分のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項に記載の動き検出方法。
  8. 前記第1の受信無線信号をフィルタ処理して第1の出力信号を生成するステップと、
    前記第1の出力信号をダウンコンバートして前記第1の信号を生成するステップと、
    前記第2の受信無線信号をフィルタ処理して第2の出力信号を生成するステップと、
    前記第2の出力信号をダウンコンバートして前記第2の信号を生成するステップと、
    をさらに含む、請求項1に記載の動き検出方法。
  9. 動き検出方法であって、
    空間内の無線センサデバイスにおいて、ソースによって繰り返される無線送信に基づく無線信号を受け取る受信ステップと、
    プロセッサの動作により、前記受け取った無線信号を解析して前記空間内の物体の動きを検出する解析ステップと、
    を含み、前記解析ステップは、
    前記受け取った無線信号の各々のそれぞれの周波数成分の複素値を求めるステップと、
    前記複素値の変化が閾値を上回ったことに応じて前記空間内の物体の動きを検出するステップと、
    を含む、
    ことを特徴とする動き検出方法。
  10. 前記複素値を求めるステップは、高速フーリエ変換(FFT)アルゴリズムを使用するステップを含む、
    請求項に記載の動き検出方法。
  11. 前記無線送信は、無線周波数(RF)信号を含む、
    請求項に記載の動き検出方法。
  12. 動き検出システムであって、
    空間内の物体の動きを検出するように構成されたセンサデバイスを備え、該センサデバイスは、
    ソースデバイスからの送信無線信号の反復送信に基づく前記空間内の無線信号を受け取るように構成されたアンテナシステムと、
    1又は2以上のプロセッサと、
    を含み、前記プロセッサは、
    前記受け取った無線信号に基づいてそれぞれの信号の周波数成分の複素値を求め、
    前記複素値間の差分が閾値を上回ったことに応じて前記物体の動きを検出する、
    ように構成される、
    ことを特徴とする動き検出システム。
  13. 前記1又は2以上のプロセッサは、高速フーリエ変換(FFT)アルゴリズムを用いて前記複素値を求めるように構成される、
    請求項2に記載の動き検出システム。
  14. 前記センサデバイスは、フィルタを含む無線経路と、ダウンコンバージョン回路とを含むとともに、前記受け取った無線RF信号の電気信号を前記無線経路に入力するように構成され、前記無線経路の出力部は、前記ダウンコンバージョン回路の入力部に結合され、前記ダウンコンバージョン回路は、RF信号をベースバンド信号にダウンコンバートするように構成されるとともに、前記受け取った無線RF信号に基づいて前記それぞれの信号を出力するように構成される、
    請求項12に記載の動き検出システム。
  15. 前記反復送信を送信するように構成されたソースデバイスをさらに備える、
    請求項12に記載の動き検出システム。
  16. 前記センサデバイスは、前記反復送信を送信するように構成されたソースデバイスをさらに含む、
    請求項12に記載の動き検出システム。
  17. 前記センサデバイスから動き検出に関する情報を受け取るように構成されたデータ解析システムをさらに備える、
    請求項12に記載の動き検出システム。
JP2018548905A 2016-04-15 2016-10-24 反復無線送信に基づく動き検出 Active JP6690009B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/099,833 2016-04-15
US15/099,833 US9523760B1 (en) 2016-04-15 2016-04-15 Detecting motion based on repeated wireless transmissions
PCT/CA2016/051229 WO2017177303A1 (en) 2016-04-15 2016-10-24 Detecting motion based on repeated wireless transmissions

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019513985A JP2019513985A (ja) 2019-05-30
JP6690009B2 true JP6690009B2 (ja) 2020-04-28

Family

ID=57538617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018548905A Active JP6690009B2 (ja) 2016-04-15 2016-10-24 反復無線送信に基づく動き検出

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9523760B1 (ja)
EP (2) EP4280640A3 (ja)
JP (1) JP6690009B2 (ja)
KR (1) KR102000241B1 (ja)
CN (1) CN108780145B (ja)
CA (1) CA3016018C (ja)
WO (1) WO2017177303A1 (ja)

Families Citing this family (55)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10361585B2 (en) 2014-01-27 2019-07-23 Ivani, LLC Systems and methods to allow for a smart device
US9474042B1 (en) 2015-09-16 2016-10-18 Ivani, LLC Detecting location within a network
US10665284B2 (en) 2015-09-16 2020-05-26 Ivani, LLC Detecting location within a network
US11533584B2 (en) 2015-09-16 2022-12-20 Ivani, LLC Blockchain systems and methods for confirming presence
US10321270B2 (en) 2015-09-16 2019-06-11 Ivani, LLC Reverse-beacon indoor positioning system using existing detection fields
US10382893B1 (en) 2015-09-16 2019-08-13 Ivani, LLC Building system control utilizing building occupancy
US10455357B2 (en) 2015-09-16 2019-10-22 Ivani, LLC Detecting location within a network
US11350238B2 (en) 2015-09-16 2022-05-31 Ivani, LLC Systems and methods for detecting the presence of a user at a computer
US10129853B2 (en) * 2016-06-08 2018-11-13 Cognitive Systems Corp. Operating a motion detection channel in a wireless communication network
US9927519B1 (en) * 2017-03-16 2018-03-27 Cognitive Systems Corp. Categorizing motion detected using wireless signals
US9743294B1 (en) * 2017-03-16 2017-08-22 Cognitive Systems Corp. Storing modem parameters for motion detection
US9989622B1 (en) 2017-03-16 2018-06-05 Cognitive Systems Corp. Controlling radio states for motion detection
US10111228B2 (en) 2017-03-16 2018-10-23 Cognitive Systems Corp. Selecting wireless communication channels based on signal quality metrics
US10056129B1 (en) 2017-08-10 2018-08-21 Micron Technology, Inc. Cell bottom node reset in a memory array
US10051414B1 (en) * 2017-08-30 2018-08-14 Cognitive Systems Corp. Detecting motion based on decompositions of channel response variations
US10109167B1 (en) 2017-10-20 2018-10-23 Cognitive Systems Corp. Motion localization in a wireless mesh network based on motion indicator values
US10228439B1 (en) 2017-10-31 2019-03-12 Cognitive Systems Corp. Motion detection based on filtered statistical parameters of wireless signals
US10048350B1 (en) * 2017-10-31 2018-08-14 Cognitive Systems Corp. Motion detection based on groupings of statistical parameters of wireless signals
US9933517B1 (en) * 2017-11-03 2018-04-03 Cognitive Systems Corp. Time-alignment of motion detection signals using buffers
US10605908B2 (en) * 2017-11-15 2020-03-31 Cognitive Systems Corp. Motion detection based on beamforming dynamic information from wireless standard client devices
US10109168B1 (en) 2017-11-16 2018-10-23 Cognitive Systems Corp. Motion localization based on channel response characteristics
US10264405B1 (en) 2017-12-06 2019-04-16 Cognitive Systems Corp. Motion detection in mesh networks
US10852411B2 (en) * 2017-12-06 2020-12-01 Cognitive Systems Corp. Motion detection and localization based on bi-directional channel sounding
US10108903B1 (en) * 2017-12-08 2018-10-23 Cognitive Systems Corp. Motion detection based on machine learning of wireless signal properties
US10393866B1 (en) 2018-03-26 2019-08-27 Cognitive Systems Corp. Detecting presence based on wireless signal analysis
US10318890B1 (en) 2018-05-23 2019-06-11 Cognitive Systems Corp. Training data for a motion detection system using data from a sensor device
US11579703B2 (en) 2018-06-18 2023-02-14 Cognitive Systems Corp. Recognizing gestures based on wireless signals
US10506384B1 (en) 2018-12-03 2019-12-10 Cognitive Systems Corp. Determining a location of motion detected from wireless signals based on prior probability
US11403543B2 (en) 2018-12-03 2022-08-02 Cognitive Systems Corp. Determining a location of motion detected from wireless signals
US10499364B1 (en) 2019-01-24 2019-12-03 Cognitive Systems Corp. Identifying static leaf nodes in a motion detection system
US10498467B1 (en) 2019-01-24 2019-12-03 Cognitive Systems Corp. Classifying static leaf nodes in a motion detection system
US10565860B1 (en) 2019-03-21 2020-02-18 Cognitive Systems Corp. Offline tuning system for detecting new motion zones in a motion detection system
US10600314B1 (en) 2019-04-30 2020-03-24 Cognitive Systems Corp. Modifying sensitivity settings in a motion detection system
US10567914B1 (en) 2019-04-30 2020-02-18 Cognitive Systems Corp. Initializing probability vectors for determining a location of motion detected from wireless signals
US10459074B1 (en) 2019-04-30 2019-10-29 Cognitive Systems Corp. Determining a location of motion detected from wireless signals based on wireless link counting
US10798529B1 (en) 2019-04-30 2020-10-06 Cognitive Systems Corp. Controlling wireless connections in wireless sensing systems
US10404387B1 (en) 2019-05-15 2019-09-03 Cognitive Systems Corp. Determining motion zones in a space traversed by wireless signals
US10743143B1 (en) 2019-05-15 2020-08-11 Cognitive Systems Corp. Determining a motion zone for a location of motion detected by wireless signals
US10460581B1 (en) 2019-05-15 2019-10-29 Cognitive Systems Corp. Determining a confidence for a motion zone identified as a location of motion for motion detected by wireless signals
KR102399067B1 (ko) * 2019-07-29 2022-05-16 주식회사 케이티 위상 보정 방법 및 이를 위한 장치
US11044578B2 (en) 2019-09-30 2021-06-22 Cognitive Systems Corp. Detecting a location of motion using wireless signals that propagate along two or more paths of a wireless communication channel
US11570712B2 (en) 2019-10-31 2023-01-31 Cognitive Systems Corp. Varying a rate of eliciting MIMO transmissions from wireless communication devices
CN114599992A (zh) * 2019-10-31 2022-06-07 认知系统公司 使用mimo训练字段以供运动检测
EP4052066A4 (en) 2019-10-31 2022-12-14 Cognitive Systems Corp. TRIGGERING MIMO TRANSMISSIONS FROM WIRELESS COMMUNICATION DEVICES
CN111175741B (zh) * 2020-01-10 2022-03-18 浙江大学 一种单频连续毫米波多普勒传感微波墙安全空间预警方法
US10928503B1 (en) * 2020-03-03 2021-02-23 Cognitive Systems Corp. Using over-the-air signals for passive motion detection
US12019143B2 (en) * 2020-03-03 2024-06-25 Cognitive Systems Corp. Using high-efficiency PHY frames for motion detection
CN116058071A (zh) 2020-08-31 2023-05-02 认知系统公司 控制标准化无线通信网络中的运动拓扑结构
US11070399B1 (en) 2020-11-30 2021-07-20 Cognitive Systems Corp. Filtering channel responses for motion detection
KR102473714B1 (ko) * 2021-05-07 2022-12-06 현대모비스 주식회사 객체를 감지하기 위한 차량 제어 시스템 및 그에 관한 방법
KR20240008847A (ko) 2021-05-14 2024-01-19 코그니티브 시스템스 코퍼레이션 업링크 직교 주파수 분할 다중 접속(ul-ofdm)를 이용한 wi-fi 감지를 위한 시스템들 및 방법들
EP4348299A1 (en) 2021-05-28 2024-04-10 Cognitive Systems Corp. Analyzing wi-fi motion coverage in an environment
EP4192041A1 (en) * 2021-12-01 2023-06-07 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Apparatus and method for small-scale motion sensing
EP4220996A1 (en) * 2022-02-01 2023-08-02 Nami Ai Pte Ltd Wifi sensing device
WO2023215992A1 (en) * 2022-05-11 2023-11-16 Cognitive Systems Corp. Utilizing spatial maps for motion localization based on motion-sensing data derived from wireless signals

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4740045A (en) * 1986-07-02 1988-04-26 Goodson & Associates, Inc. Multiple parameter doppler radar
GB9112838D0 (en) * 1991-06-14 1991-10-16 Philips Electronic Associated Fmcw radar range calibration
US5696514A (en) * 1996-02-28 1997-12-09 Northrop Grumman Corporation Location and velocity measurement system using atomic clocks in moving objects and receivers
US6614384B2 (en) 2000-09-14 2003-09-02 Time Domain Corporation System and method for detecting an intruder using impulse radio technology
JP2004286567A (ja) * 2003-03-20 2004-10-14 Mitsubishi Electric Corp 侵入物検知装置及び侵入物検知方法
US20050055568A1 (en) 2003-08-12 2005-03-10 Agrawala Ashok K. Method and system for providing physical security in an area of interest
JP4301080B2 (ja) 2004-05-24 2009-07-22 船井電機株式会社 監視システム
US7342493B2 (en) 2005-04-22 2008-03-11 Ultravision Security Systems, Inc. Motion detector
JP5040237B2 (ja) * 2006-09-29 2012-10-03 株式会社デンソー 車両走行判定装置
GB0719995D0 (en) * 2007-10-12 2007-11-21 Qinetiq Ltd Radar method and apparatus suitable for use in multipath environments
US20100152600A1 (en) * 2008-04-03 2010-06-17 Kai Sensors, Inc. Non-contact physiologic motion sensors and methods for use
EP2259084A1 (de) 2009-06-03 2010-12-08 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren und Funkeinrichtung zur Detektion einer Bewegung
US8305257B2 (en) * 2009-09-02 2012-11-06 Trizna Dennis B Method and apparatus for coherent marine radar measurements of properties of ocean waves and currents
US8138918B2 (en) 2009-09-17 2012-03-20 Raytheon Company Intrusion detection and tracking system
US8836344B2 (en) 2010-07-27 2014-09-16 Raytheon Company Intrusion detection and tracking system
EP2652996A1 (en) 2010-12-13 2013-10-23 Xandem Technology, LLC Systems and methods of device-free motion detection and presence detection
CN103460263B (zh) 2011-04-04 2015-12-09 三菱电机株式会社 在室探测系统、在室探测方法
JP2013072865A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Oki Electric Ind Co Ltd 検出装置、検出方法、およびプログラム
WO2013056731A1 (en) 2011-10-19 2013-04-25 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) A motion detector device
WO2013130067A1 (en) * 2012-02-29 2013-09-06 Intel Corporation Detection of device motion and nearby object motion
US9185528B2 (en) 2012-06-28 2015-11-10 Northrop Grumman Systems Corporation WiFi mapping and motion detection
WO2014021574A1 (ko) * 2012-08-02 2014-02-06 트라텍정보통신 주식회사 스마트폰과 연동되는 usb 메모리 장치
KR101386438B1 (ko) * 2012-08-02 2014-04-22 이수중 스마트폰과 연동되는 usb 메모리 장치
JP2014099857A (ja) 2012-11-15 2014-05-29 buchheim James モバイルデバイス用のロケータービーコン及びレーダーアプリケーション
US8847754B2 (en) * 2012-11-15 2014-09-30 James Buchheim Locator beacon and radar application for mobile device
US9544788B2 (en) 2012-11-16 2017-01-10 Dsp Group Ltd. Method and system for motion detection using digital enhanced cordless telecommunicaiton (DECT) signals
US20140249994A1 (en) 2013-03-04 2014-09-04 Hello Inc. Wearable device with unique user ID and telemetry system for payments
CA2820568A1 (en) * 2013-06-21 2014-12-21 Ninve Jr. Inc. Dual differential doppler motion detection
US9418985B2 (en) * 2013-07-16 2016-08-16 Qualcomm Incorporated Complete system-on-chip (SOC) using monolithic three dimensional (3D) integrated circuit (IC) (3DIC) technology
CN105814450B (zh) * 2013-10-09 2018-08-28 麻省理工学院 通过身体无线电反射的运动跟踪
KR20150134126A (ko) * 2014-05-21 2015-12-01 재단법인대구경북과학기술원 레이더 신호 처리 방법 및 장치
US9143968B1 (en) 2014-07-18 2015-09-22 Cognitive Systems Corp. Wireless spectrum monitoring and analysis
US9143413B1 (en) 2014-10-22 2015-09-22 Cognitive Systems Corp. Presenting wireless-spectrum usage information

Also Published As

Publication number Publication date
CN108780145B (zh) 2020-03-03
KR20180108835A (ko) 2018-10-04
US9523760B1 (en) 2016-12-20
EP3417309B1 (en) 2023-10-11
EP4280640A2 (en) 2023-11-22
CA3016018A1 (en) 2017-10-19
EP4280640A3 (en) 2024-02-21
WO2017177303A1 (en) 2017-10-19
EP3417309A1 (en) 2018-12-26
KR102000241B1 (ko) 2019-07-15
CA3016018C (en) 2019-08-27
CN108780145A (zh) 2018-11-09
JP2019513985A (ja) 2019-05-30
EP3417309A4 (en) 2019-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6690009B2 (ja) 反復無線送信に基づく動き検出
US11405750B2 (en) System and method for detecting and locating contraband devices in a secure environment
KR101980580B1 (ko) 무선 통신 네트워크 내 모션 탐지 채널 작동
US20200371222A1 (en) Detecting Presence Based on Wireless Signal Analysis
EP3320351B1 (en) Radio frequency camera system
Varsamou et al. A bluetooth smart analyzer in iBeacon networks
Pereira et al. Design of a cost-effective multimodal IoT edge device for building occupancy estimation
Savazzi et al. Radio imaging by cooperative wireless network: Localization algorithms and experiments
Rodrigues et al. The Impact of Wireless Sensors in Buildings Automation
WO2022003373A1 (en) Determining proximity

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180914

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190924

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6690009

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250