JP2009180548A - 電子機器及びその電池残容量算出方法 - Google Patents
電子機器及びその電池残容量算出方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】電子機器201では、制御マイコン109が、BP116内のメモリ121から二次電池123の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ及び放電特性データを設定する際の基準電力値を読み出す。そして、電子機器101が所定の動作モード時すなわち撮影待機又は再生モード時に、バックライト輝度毎の電力値に基づきバックライト輝度を基準電力値に合わせて設定し、二次電池123の出力電圧を測定する。そして、測定された出力電圧と読み出された放電特性データから二次電池123の残容量を算出する。
【選択図】図10
Description
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器とそのバッテリーパックの電気的な構成を示すブロック図である。
なお、図示の放電特性データの出力電圧(満充電容量比率)を細分化することにより、詳細な残量表示を行うことが可能である。
連続使用可能時間=(1400/2000)×60=42〔分〕
同様に、撮影モードでの残り連続撮影枚数を求める場合、残容量が1400〔mWh〕と判断されたときは下式となる。
図5(b)において、再生モード時の実使用可能時間補正係数は0.9、撮影モード時の実使用可能時間補正係数は0.6である。再生モードでは、メニュー操作、画像検索等の消費電力の増加分が考慮されており、撮影モードでは、ズーム操作、撮影待機、フラッシュ設定等の消費電力の増加分が考慮されている。例えば、再生モード時の連続使用可能時間が42分である場合は、実使用可能時間補正係数0.9を乗算して、実使用可能時間を38分となる。同様に、撮影モード時の連続撮影枚数が824枚である場合は、実使用可能時間補正係数0.6を乗算して、実撮影枚数を494枚となる。
図16は、本発明の第2の実施形態に係る電子機器とそのバッテリーパックの電気的な構成を示すブロック図である。なお、上記第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。
図19は、本発明の第3の実施形態に係る電子機器とそのACアダプタの電気的な構成を示すブロック図である。なお、上記第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。
109 制御マイコン
110 電子負荷
114 表示部
116,224 バッテリーパック
121 メモリ
122 サーミスタ
123 二次電池
434 二次電池ユニット
438 ACアダプタ
440 AC−DCコンバータ
Claims (20)
- 二次電池とメモリを備えた電源手段と、前記二次電池の残容量を表示する表示手段とを備える電子機器において、
前記表示手段の明るさ毎の電力値を記憶する記憶手段と、
前記メモリから前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ及び前記放電特性データを設定する際の基準電力値を読み出す読出手段と、
前記記憶手段に記憶される前記表示手段の明るさ毎の電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定手段と、
前記測定された出力電圧と前記読み出された放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出手段とを備えることを特徴とする電子機器。 - 二次電池を備えた電源手段と、前記二次電池の残容量を表示する表示手段とを備える電子機器において、
前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ及び前記放電特性データを設定する際の基準電力値を含むデータを前記電源手段毎に記憶する第1の記憶手段と、
前記表示手段の明るさ毎の電力値を記憶する第2の記憶手段と、
前記電源手段を識別する識別手段と、
前記識別手段により識別された電源手段に対応する放電特性データを前記第1の記憶手段から選択して読み出す読出手段と、
前記第2の記憶手段に記憶される前記表示手段の明るさ毎の電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定手段と、
前記測定された出力電圧と前記読み出された放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出手段とを備えることを特徴とする電子機器。 - 二次電池を備えた電源手段と、前記二次電池の残容量を表示する表示手段とを備える電子機器において、
前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ、前記放電特性データを設定する際の基準電力値、及び前記表示手段の明るさ毎の電力値を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶される前記表示手段の明るさ毎の電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定手段と、
前記測定された出力電圧と前記放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出手段とを備えることを特徴とする電子機器。 - 前記電源手段の温度を検出するための温度検出手段を更に備え、
前記算出手段は、前記測定された出力電圧と前記温度検出手段により検出された温度に対応する前記放電特性データから前記二次電池の残容量を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記測定手段は、前記電子機器が撮影待機又は再生モード時に前記測定を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記電源手段は、前記電子機器に着脱可能なバッテリーパックで構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記電源手段は固有の識別情報を有し、
前記識別手段は、前記電源手段から前記識別情報を検出し、前記読出手段は、前記検出された識別情報に基づいて前記放電特性データを選択することを特徴とする請求項2記載の電子機器。 - 前記二次電池の初期残容量と前記算出された残容量から放電量データを算出し、算出した放電量データを加算して前記メモリに記憶された放電量積算データを更新する第1の更新手段と、
前記更新された放電量積算データと前記メモリに記憶された放電サイクル劣化特性データから放電サイクル劣化量を算出し、算出した放電サイクル劣化量を満充電容量データから減算して前記メモリに記憶された満充電容量データを更新する第2の更新手段とを更に備えることを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記二次電池の初期残容量と前記算出された残容量から放電量データを算出し、算出した放電量データを加算して前記第1の記憶手段に記憶された放電量積算データを更新する第1の更新手段と、
前記更新された放電量積算データと前記第1の記憶手段に記憶された放電サイクル劣化特性データから放電サイクル劣化量を算出し、算出した放電サイクル劣化量を満充電容量データから減算して前記第1の記憶手段に記憶された満充電容量データを更新する第2の更新手段とを更に備えることを特徴とする請求項2記載の電子機器。 - 前記二次電池の初期残容量と前記算出された残容量から放電量データを算出し、算出した放電量データを加算して前記記憶手段に記憶された放電量積算データを更新する第1の更新手段と、
前記更新された放電量積算データと前記記憶手段に記憶された放電サイクル劣化特性データから放電サイクル劣化量を算出し、算出した放電サイクル劣化量を満充電容量データから減算して前記記憶手段に記憶された満充電容量データを更新する第2の更新手段とを更に備えることを特徴とする請求項3記載の電子機器。 - 二次電池とメモリを備えた電源手段と、前記二次電池の残容量を表示する表示手段と前記表示手段の明るさ毎の電力値を記憶する記憶手段とを備える電子機器の電池残容量算出方法において、
前記メモリから前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ及び前記放電特性データを設定する際の基準電力値を読み出す第1の読出工程と、
前記記憶手段から前記表示手段の明るさ毎の電力値を読み出す第2の読出工程と、
前記表示手段の明るさ毎の電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定工程と、
前記測定された出力電圧と前記読み出された放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出工程とを備えることを特徴とする電池残容量算出方法。 - 二次電池を備えた電源手段と、前記二次電池の残容量を表示する表示手段と、前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ及び前記放電特性データを設定する際の基準電力値を含むデータを前記電源手段毎に記憶する第1の記憶手段と、前記表示手段の明るさ毎の電力値を記憶する第2の記憶手段とを備える電子機器の電池残容量算出方法において、
前記電源手段を識別する識別工程と、
前記第1の記憶手段から前記識別工程にて識別された電源手段に対応する放電特性データを選択して読み出す第1の読出工程と、
前記第2の記憶手段から前記表示手段の明るさ毎の電力値を読み出す第2の読出工程と、
前記表示手段の明るさ毎の電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定工程と、
前記測定された出力電圧と前記読み出された放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出工程とを備えることを特徴とする電池残容量算出方法。 - 二次電池を備えた電源手段と、前記二次電池の残容量を表示する表示手段と、前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ、前記放電特性データを設定する際の基準電力値、及び前記表示手段の明るさ毎の電力値を記憶手段とを備える電子機器の電池残容量算出方法において、
前記記憶手段から前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ、前記放電特性データを設定する際の基準電力値、及び前記表示手段の明るさ毎の電力値を読み出す読出工程と、
前記表示手段の明るさ毎の電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定工程と、
前記測定された出力電圧と前記放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出工程とを備えることを特徴とする電池残容量算出方法。 - 前記電源手段の温度を検出するための温度検出工程を更に備え、
前記算出工程は、前記測定された出力電圧と前記温度検出工程にて検出された温度に対応する前記放電特性データから前記二次電池の残容量を算出することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の電池残容量算出方法。 - 前記測定工程は、前記電子機器が撮影待機又は再生モード時に前記測定を行うことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の電池残容量算出方法。
- 前記電源手段は、前記電子機器に着脱可能なバッテリーパックで構成されていることを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の電池残容量算出方法。
- 前記電源手段は固有の識別情報を有し、
前記識別工程は、前記電源手段から前記識別情報を検出し、前記読出工程は、前記検出された識別情報に基づいて前記放電特性データを選択することを特徴とする請求項12記載の電池残容量算出方法。 - 前記二次電池の初期残容量と前記算出された残容量から放電量データを算出し、算出した放電量データを加算して前記メモリに記憶された放電量積算データを更新する第1の更新工程と、
前記更新された放電量積算データと前記メモリに記憶された放電サイクル劣化特性データから放電サイクル劣化量を算出し、算出した放電サイクル劣化量を満充電容量データから減算して前記メモリに記憶された満充電容量データを更新する第2の更新工程とを更に備えることを特徴とする請求項11記載の電池残容量算出方法。 - 前記二次電池の初期残容量と前記算出された残容量から放電量データを算出し、算出した放電量データを加算して前記第1の記憶手段に記憶された放電量積算データを更新する第1の更新工程と、
前記更新された放電量積算データと前記第1の記憶手段に記憶された放電サイクル劣化特性データから放電サイクル劣化量を算出し、算出した放電サイクル劣化量を満充電容量データから減算して前記第1の記憶手段に記憶された満充電容量データを更新する第2の更新工程とを更に備えることを特徴とする請求項12記載の電池残容量算出方法。 - 前記二次電池の初期残容量と前記算出された残容量から放電量データを算出し、算出した放電量データを加算して前記記憶手段に記憶された放電量積算データを更新する第1の更新工程と、
前記更新された放電量積算データと前記記憶手段に記憶された放電サイクル劣化特性データから放電サイクル劣化量を算出し、算出した放電サイクル劣化量を満充電容量データから減算して前記記憶手段に記憶された満充電容量データを更新する第2の更新工程とを更に備えることを特徴とする請求項13記載の電池残容量算出方法。
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