JP5084532B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電の残容量を算出する電子機器に関する。
従来、電子機器の電源として使用されるバッテリーパックには、公称電荷容量値及び残存電荷容量値を記憶するメモリを備えるものがある。このようなバッテリーパックが装着される電子機器には、現在の残存電荷容量値と負荷電流から使用可能時間を算出するように構成されているものがある。
また、各温度及び一定%おきの放電容量に対応する電池電圧値の放電特性データを記憶するメモリと、電池の電圧及び周囲温度をデジタル信号に変換するA/D変換器とを備える電池残量認識装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電池残量認識装置は、バッテリーパックの電圧情報を電池内部抵抗の影響を受けないように負荷情報により補正すると共に、メモリに記憶された放電特性データから電池残量を算出するに構成されている。
特公平7−120536号公報
しかしながら、上記従来の技術では、電池残容量を算出する場合、電子機器が消費電力量を計算してバッテリーパックの充電状態を更新していることから、動作モードと動作時間を瞬時に把握して算出する必要があるが、実現が困難である。
また、バッテリーパックの電圧情報を電池内部抵抗の影響を受けないように負荷情報により補正するためには負荷電流の検出が必須条件となっている。そのため、ラッシュ電流が頻繁に発生するような電子機器の場合、バッテリーパック電圧の正確な補正が困難である。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、消費電力量の計算をしたり、負荷情報による電池電圧の補正をしたりしなくても電池残容量を算出することができるようにすることを目的とする。
発明に係る電子機器の一つは、二次電池とメモリを有する電源手段が接続される電子機器であって前記二次電池の残容量に関する情報を表示する表示手段と、前記表示手段の明るさに対応する電力値を記憶する記憶手段と、前記メモリから前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データと、前記放電特性データを設定する際の基準電力値を読み出す読出手段と、前記記憶手段に記憶されている前記表示手段の明るさに対応する電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定手段と、前記測定された出力電圧と前記読み出された放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出手段とを有する
発明に係る電子機器の一つは、二次電池を有する電源手段が接続される電子機器であって前記二次電池の残容量に関する情報を表示する表示手段と、前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データと、前記放電特性データを設定する際の基準電力値を含むデータとを記憶する第1の記憶手段と、前記表示手段の明るさに対応する電力値を記憶する第2の記憶手段と、前記電源手段を識別する識別手段と、前記識別手段により識別された電源手段に対応する放電特性データを前記第1の記憶手段から選択して読み出す読出手段と、前記第2の記憶手段に記憶されている前記表示手段の明るさに対応する電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定手段と、前記測定された出力電圧と前記読み出された放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出手段とを有する
発明に係る電子機器の一つは、二次電池を有する電源手段が接続される電子機器であって前記二次電池の残容量に関する情報を表示する表示手段と、前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ、前記放電特性データを設定する際の基準電力値と、前記表示手段の明るさに対応する電力値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記表示手段の明るさに対応する電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定手段と、前記測定された出力電圧と前記放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出手段とを有する
本発明によれば、消費電力量の計算をしたり、負荷情報による電池電圧の補正をしたりしなくても電池残容量を算出することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては、本発明に関連する構成要素のみを説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器とそのバッテリーパックの電気的な構成を示すブロック図である。
図1において、電子機器101は、着脱可能に構成されたバッテリーパック(以下、「BP」と略する。)116を電源として動作するデジタルカメラ等の電子機器である。電子機器101は、BP116と電気的に接続する+端子102、通信(D)端子103、温度(T)端子104、及び−端子105を備える。また、電子機器101は、レギュレータ(REG)106、抵抗器107,108,112,113、制御マイコン109、電子負荷110、トランジスタ111、及び表示部114を備える。
抵抗器107は、プルアップ抵抗である。抵抗器108は、バッテリーパック116の装着検出と、後述するサーミスタ122の温度測定を行うための分圧抵抗である。抵抗器112,113は、BP116の出力電圧を測定するための分圧抵抗である。電子負荷110は、動作モード毎に変化する電子機器101の負荷を表している。動作モードとは、再生、録画、表示部の明るさの設定等の電子機器の動作状態のことである。動作モードは一般に、ユーザがキー操作やメニュー設定等により設定される。
制御マイコン109は、不揮発性のRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を備える制御回路である。トランジスタ111は、制御マイコン109がBP116の出力電圧を測定する際にONするスイッチである。なお、図示では、トランジスタ111が使用されているが、より精度の高い測定が必要な場合にはFETスイッチが使用される。表示部114は、バックライトを備えるLCD(Liquid Crystal Display)等から成る。表示画面115は、表示部114に表示される画面の一例である。表示画面115には、BP116の残容量、連続使用可能時間や実使用可能量が表示される。実使用可能量としては、撮影可能枚数や再生可能時間等が表示される。
BP116は、+端子117、通信(D)端子118、温度(T)端子119、−端子120、メモリ121、サーミスタ122、及び二次電池123を備える。メモリ121は不揮発性メモリ等から成る。サーミスタ122は、温度変化を抵抗値に変換して温度情報を外部に伝達する温度検出素子である。なお、サーミスタ122は、BP116内に設置されているが、電子機器101内であってBP116の近傍に設置されていてもよい。二次電池123は、繰り返し充電が可能なリチウムイオン二次電池等から成る。
電子機器101にBP116が装着されると、BP116から電子機器101の+端子102及び−端子105間に電圧が供給され、電子機器101に電力が供給される。レギュレータ106は、制御マイコン109に安定した電圧を供給する。同時に、電子機器101の通信端子103がBP116の通信端子118に接続され、電子機器101の温度端子104がBP116の温度端子119に接続される。
制御マイコン109は、電子負荷110の動作モードを制御する。また、制御マイコン109は、温度端子104,119を介してサーミスタ122に接続し、BP116の温度を測定する。さらに、制御マイコン109は、通信端子103,118を介してメモリ121と通信可能で、メモリ121に記憶されているBPのデータを受信する。BP116内のメモリ121に記憶されているBPのデータの一例を図2に示す。
図2に示すように、メモリ121には、放電特性データ、放電サイクル劣化特性データ、基準電力値、放電温度負荷特性データ、放電量積算データ、及び満充電容量データが記憶されている。放電特性データは、温度毎の二次電池123の出力電圧と残容量(満充電容量比率)の関係を表すデータである。放電サイクル劣化特性データは、1放電サイクルあたりの満充電容量の劣化量を表すデータである。基準電力値は、放電特性データを設定する際の負荷電力値のことである。放電温度負荷特性データは、動作温度(放電温度)に対する満充電容量を補正するためのデータである。放電量積算データは、放電サイクルを管理するためのデータである。満充電容量データは、BP116の満充電に対する残容量を示すデータである。
電子機器101は、内蔵するメモリ(例えば、ROMやRAM)に後述する図5(a)に示す動作モード毎の電力値(消費電力値)を記憶し、基準電力値となるように動作モードを自動設定した状態でBP116の出力電圧を測定する。例えば、電子機器101の消費電力がメモリ121から読み出した基準電力値となるように、制御マイコン109が表示部114の明るさ(以下、「バックライトの輝度」と称する。)を設定(又は調節)した状態でトランジスタ111をONし、抵抗器112,113を介してBP116の出力電圧を測定する。
また、制御マイコン109は、BP116の満充電容量データ、検出された温度、放電特性データ、及び出力電圧から残容量を算出する。制御マイコン109は、内蔵するメモリに電子負荷110の動作モード毎の電力値と実使用可能時間補正係数を記憶している。また、制御マイコン109は、BP116の残容量と現在の動作モードの電力値と放電温度負荷特性データと実使用時間補正係数と検出された温度から連続使用可能時間及び実使用可能時間を算出する。そして、制御マイコン109は、表示部114にBPの残容量、連続使用可能時間、及び実使用可能時間(量)を表示する。
また、制御マイコン109は、メモリ121から読み出した使用前の初期残容量と、使用後(例えば、Power Off後の終了設定時)の最新残容量を記憶し、初期残容量から最新残容量を減算することにより消費容量を算出する。制御マイコン109は、算出された消費容量から放電量データを算出し、BP116内のメモリ121に記憶されている放電量積算データに加算して放電量積算データを更新する。
次に、メモリ121に記憶されているBPの各種データについて説明する。
図3は、メモリ121に記憶されている放電特性データの一例を示す図であり、(a)は温度25℃時、(b)は温度5℃時、(c)は温度35℃時のものである。
図3では、基準電力値が2.0〔W〕の条件における25℃、5℃、35℃での出力電圧と残容量(満充電容量比率)の関係を表す放電特性データである。例えば、25℃で出力電圧が3.55〔V〕の場合、満充電容量比率が51〜60〔%〕の範囲であると判断される。そして、満充電容量が2800〔mWh〕で動作モードの電力値が2.0〔W〕、動作温度が25℃の場合、放電温度負荷特性データが0.93であることから残容量は下式により求められる。
残容量=2800×0.93×(0.51〜0.6)=1328〜1562〔mWh〕
なお、図示の放電特性データの出力電圧(満充電容量比率)を細分化することにより、詳細な残量表示を行うことが可能である。
図4は、メモリ121に記憶されているデータの一例を示す図であり、(a)は放電サイクル劣化特性データ、(b)は放電温度負荷特性データを示す。
図4(a)において、1サイクルとは、満充電容量分の消費容量が発生することであり、1サイクルに満たない消費容量を管理するために、放電量データが使用される。放電量データは、満充電容量の1/50の消費容量が発生した場合に1加算する。図示例では、放電量積算データが50に達した場合に1サイクルとしている。例えば、1サイクルから50サイクルまでの1サイクルあたりの満充電容量の低下量は1.7〔mWh〕である。51サイクルから100サイクルまでは2.8〔mWh〕、101サイクルから150サイクルまでは3.9〔mWh〕である。
図4(b)に示す放電温度負荷特性データでは、動作温度(放電温度)25℃で0.5〔W〕放電時の放電電力効率を1とし、動作温度と放電電力効率との関係が表されている。図示例では、動作温度が5℃で動作負荷が2〔W〕の場合、放電電力効率は0.8である。例えば、満充電容量が2800〔mWh〕で満充電の場合、2800×0.8=2240〔mWh〕の残容量があることを示している。
次に、電子機器101が内蔵するメモリに記憶されているデータについて説明する。
図5は、電子機器101が内蔵するメモリに記憶されているデータの一例を示す図であり、(a)は動作モード毎の電力値(量)、(b)は実使用可能時間補正係数を示す。
図5(a)では、再生モード時の消費電力値(量)が2.0〔W〕、撮影モードの1枚あたりの消費電力量が1.7〔mWh〕であることを示している。例えば、再生モードでの連続使用可能時間を求める場合、残容量が1400〔mWh〕と判断されたときは下式となる。
連続使用可能時間=(1400/2000)×60=42〔分〕
同様に、撮影モードでの残り連続撮影枚数を求める場合、残容量が1400〔mWh〕と判断されたときは下式となる。
残り連続撮影枚数=1400/1.7=824〔枚〕
図5(b)において、再生モード時の実使用可能時間補正係数は0.9、撮影モード時の実使用可能時間補正係数は0.6である。再生モードでは、メニュー操作、画像検索等の消費電力の増加分が考慮されており、撮影モードでは、ズーム操作、撮影待機、フラッシュ設定等の消費電力の増加分が考慮されている。例えば、再生モード時の連続使用可能時間が42分である場合は、実使用可能時間補正係数0.9を乗算して、実使用可能時間を38分となる。同様に、撮影モード時の連続撮影枚数が824枚である場合は、実使用可能時間補正係数0.6を乗算して、実撮影枚数を494枚となる。
図6は、電子機器101が内蔵するメモリに記憶されているデータの一例を示す図であり、(a)は温度/電圧データ、(b)はバックライト輝度毎の電力値を示す。
図6(a)では、5℃のサーミスタ122の抵抗値が22.0〔kΩ〕であり、温度端子119の電圧が2.2〔V〕であることを示している。同様に、25℃のサーミスタ122の抵抗値が10〔kΩ〕であり、温度端子119の電圧が1.7〔V〕、35℃のサーミスタ122の抵抗値が7.0〔kΩ〕であり、温度端子119の電圧が1.4〔V〕であることを示している。
図6(b)では、バックライト輝度が設定1の場合の電力値は1.8〔W〕であり、バックライト輝度が設定5の場合の電力値は2.2〔W〕であることを示している。なお、バックライトの輝度は、一般に、ユーザがメニュー操作を行うことにより、手動で所望の明るさに設定可能となっている。
図7は、BP116装着後の電子機器101における動作処理を示すフローチャートである。
電子機器101にBP116が装着されると、制御マイコン109は、メモリ121に記憶されている放電特性データ、放電サイクル劣化特性データ、基準電力値、放電量積算データ、及び満充電容量データを読み出す(ステップS102)(第1の読出工程)。次に、電子機器101の動作が開始されると(ステップS103)、制御マイコン109は、バッテリーパック(BP)の温度検出を行う(ステップS104)。
次に、制御マイコン109は、動作モードが撮影待機又は再生モードか否かを判断する(ステップS105)。この判断の結果、撮影待機又は再生モードでないときは、ステップS111へ進む一方、撮影待機又は再生モードであるときは、バッテリーパック(BP)の電圧測定を行う(ステップS106)。次に、制御マイコン109は、ステップS104で検出されたBPの温度とステップS106で測定されたBPの出力電圧からステップS102で読み出した放電特性データによりBP116の残容量を算出する(ステップS107)。
次に、制御マイコン109は、現在の動作モードの電力値と算出した残容量からBP116の連続使用可能時間(量)を算出する(ステップS108)。次に、算出した連続使用可能時間に図5(b)に示す実使用可能時間補正係数を乗算し、実使用可能時間又は実使用枚数を算出する(ステップS109)。そして、制御マイコン109は、LCD等の表示部114に、連続使用可能時間/実使用可能時間/残容量等が表示された表示画面115を表示する(ステップS110)。
次に、ステップS111では、制御マイコン109は、電子機器101がPower Offされたか否かを判断し、Power Offされていない場合は、ステップS103へ戻る一方、Power Offされた場合は、ステップS112へ進む。
ステップS112では、制御マイコン109は、BP116の使用前の初期残容量と、Power OFF時の最新の残容量を比較して放電量データを算出する。次に、制御マイコン109は、放電量データが更新条件(1以上)に一致するか否かを判断し(ステップS113)、更新条件に一致しないときは、本処理を終了する。一方、放電量データが更新条件である場合は、制御マイコン109は、メモリ121に記憶されている放電量積算データを更新し(ステップS114)(第1の更新工程)、ステップS115へ進む。
次に、ステップS115では、制御マイコン109は、ステップS114で、更新された放電量積算データがサイクル劣化補正の条件に一致するか否かを判断する。例えば、放電量積算データが2550を越えた場合、図4(a)の放電サイクル劣化特性データを参照すると放電サイクル数が51サイクルとなり、サイクル劣化補正の条件に一致する。このときの放電サイクル劣化データ(量)は2.8〔mWh〕である。
ステップS115の判断結果、サイクル劣化補正の条件に一致しない場合は、本処理を終了する一方、サイクル劣化補正の条件に一致する場合は、満充電容量データの更新を行った後(ステップS116)(第2の更新工程)、本処理を終了する。
図8は、図7のステップS102におけるBPデータ読出し処理の詳細を示すフローチャートである。
図8において、制御マイコン109は、メモリ121に記憶されている読出しデータアドレスを設定する(ステップS801)。次に、制御マイコン109は、メモリ121に要求データを送信し(ステップS802)、メモリ121から返信されたデータをRAM等に格納して(ステップS803)、リターンする。
図9は、図7のステップS104におけるバッテリーパック温度検出処理の詳細を示すフローチャートである。
図9において、制御マイコン109は、温度端子104に接続された温度端子119の電圧を測定する(ステップS901)。温度端子119はサーミスタ122に接続されており、電子機器内で制御マイコン109の電源に固定抵抗器で接続されている。サーミスタ122は、温度により抵抗値が変化するため、一般に、温度を電圧値に変換することで温度を測定する。
次に、制御マイコン109は、図6(a)に示す温度/電圧データを読み出して参照し(ステップS902)、ステップS901で測定した温度端子119の電圧と、ステップS902で参照した温度/電圧データからサーミスタ温度を特定する。これにより、BP116の温度を検出して(ステップS903)、リターンする。
図10は、図7のステップS106におけるバッテリーパック電圧測定処理の詳細を示すフローチャートである。
図10において、制御マイコン109は、図6(b)に示すバックライト輝度毎の電力値を読み出して参照する(ステップS1001)(第2の読出工程)。次に、制御マイコン109は、図7のステップS102で読み出した基準電力値を参照し(ステップS1002)、バックライトの輝度を基準電力値に合わせて設定する(ステップS1003)。例えば、基準電力値が2.0〔W〕の場合、制御マイコン109は、図6(b)に示すバックライト輝度毎の電力値を参照し、バックライトの輝度を設定3に合わせる。
次に、制御マイコン109は、バックライト輝度を基準電力値に合わせて設定されたときのBP116の出力電圧を測定して、リターンする。なお、ユーザにより設定された設定値が設定3以外の場合は、出力電圧を測定した後にバックライトの輝度をユーザの設定値に戻す。これにより、バックライトの輝度を、制御マイコン109による設定値ではなく、ユーザにより設定された設定値に合わせることが可能となる。
図11は、図7のステップS107における残容量算出処理の詳細を示すフローチャートである。
図11において、制御マイコン109は、ステップS104で検出されたBPの温度(すなわち図9のステップS903で特定されたサーミスタ温度)を参照する(ステップS1101)。次に、制御マイコン109は、検出されたBPの温度に対応する放電特性データを参照し(ステップS1102)、ステップS106で測定されたBP116の出力電圧から残容量を算出し(ステップS1103)、リターンする。
図12は、図7のステップS108における連続使用可能時間算出処理の詳細を示すフローチャートである。
図12において、制御マイコン109は、図11のステップS1103で算出された残容量を参照し(ステップS1201)、ステップS104で検出されたBPの温度を参照する(ステップS1202)。次に、制御マイコン109は、図5(a)に示す動作モード毎の電力値(量)を読み出して参照し(ステップS1203)、図7のステップS102で読み出した放電温度負荷特性データを参照する(ステップS1204)。次に、制御マイコン109は、ステップS1201〜S1204で求めた各種データに基づいて連続使用可能時間を算出し(ステップS1205)、リターンする。
連続使用可能時間=(残容量×放電温度負荷特性データ)/動作電力値で求める。詳細の算出方法については前述の通りである。
図13は、図7のステップS112における放電量データ算出処理の詳細を示すフローチャートである。
図13において、制御マイコン109は、BP116の使用前の初期残容量からPower OFF時の最新残容量を減算して消費容量を算出し(ステップS1301)、消費容量から放電量データを算出して(ステップS1302)、リターンする。
図14は、図7のステップS114における放電量データ更新処理の詳細を示すフローチャートである。
図14において、制御マイコン109は、放電量積算データに、図13のステップS1302で算出された放電量データを加算して放電量積算データを更新し(ステップS1401)、更新後の放電量積算データをメモリ121に書き込む(ステップS1402)。そしてリターンする。
図15は、図7のステップS116における満充電容量データの更新処理の詳細を示すフローチャートである。
制御マイコン109は、図4(a)に示す放電サイクル劣化特性データを参照し(ステップS1501)、ステップS1401で更新された放電量積算データから放電サイクル劣化量(放電サイクル劣化データ)を特定する(ステップS1502)。次に、制御マイコン109は、満充電容量データからステップS1501で特定された放電サイクル劣化量を減算して満充電容量データを更新し(ステップS1503)、更新後の満充電容量データをメモリ121に書込み(ステップS1504)、リターンする。
上記第1の実施形態によれば、BP116内のメモリ121から二次電池123の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ及び放電特性データを設定する際の基準電力値を読み出す。そして、電子機器101が所定の動作モード時すなわち撮影待機又は再生モード時に、図6(b)のバックライト輝度毎の電力値に基づきバックライト輝度を基準電力値に合わせて設定し、二次電池123の出力電圧を測定する。そして、測定された出力電圧と読み出された放電特性データから二次電池123の残容量を算出する。これにより、撮影待機又は再生モード時に残量表示を行う場合であっても、電池残容量を算出する際に消費電力量を求めず且つ負荷情報による電池電圧の補正が不要で、正確な残量表示を行うことができる。
[第2の実施形態]
図16は、本発明の第2の実施形態に係る電子機器とそのバッテリーパックの電気的な構成を示すブロック図である。なお、上記第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。
図16において、電子機器201は、着脱可能に構成されたBP224を電源として動作するデジタルカメラ等の電子機器である。電子機器201は、図1の電子機器101と同様に、BP224と電気的に接続する+端子102、通信(D)端子103、温度(T)端子104、及び−端子105を備える。また、電子機器201は、図1の電子機器101と同様に、レギュレータ(REG)106、抵抗器107,108,112,113、制御マイコン109、電子負荷110、トランジスタ111、及び表示部114を備える。
BP224は、図1のBP116と同様の構成であるが、メモリ121に代えて抵抗器225を備える。抵抗器225は、BP224の固有の抵抗値を有している。
制御マイコン109は、レギュレータ106の出力電圧と抵抗器207,225により、BP224を識別することが可能である。制御マイコン109は、BP224の識別結果に基づき、内蔵するメモリ(例えば、ROMやRAM)(第2の記憶手段)から対応するBPのデータを選択し、読み出して使用する。内蔵するメモリに記憶されているBPのデータの一例を図17に示す。なお、図示していないが、制御マイコン109が内蔵するメモリには、上述した図6(a)に示す温度/電圧データ及び図6(b)に示すバックライト輝度毎の電力値も記憶されている。
制御マイコン109内のメモリには、上述した放電特性データ、放電サイクル劣化特性データ、基準電力値、放電温度負荷特性データ、放電量積算データ、及び満充電容量データを含むBPデータがBPの種類毎(電源手段毎)に記憶されている(第1の記憶手段)。BPデータは、BPの種別毎に割り当てられた固有のID(ID1,ID2,・・・)により識別することも可能である。
BP224の識別方法としては、識別が可能であればどのような手段を用いてもよい。例えば、抵抗器225に代えて設置されたメモリに識別情報を記憶させておき、制御マイコン109が当該メモリから識別情報を取得する方法であってもよいし、図示はしないが機械的構造を検出して識別してもよい。
電子機器201のその他の構成要素については図1の電子機器101と共通である。なお、サーミスタ122は、BP224の温度を測定することが可能であれば、電子機器201に内蔵してもよい。
図18は、第2の実施形態におけるBP224装着後の電子機器201における動作処理を示すフローチャートである。なお、図示のステップS203〜ステップS216では、図7のステップS103〜ステップS116と同じ処理が行われる。
図18において、電子機器201にBP224が装着されると、制御マイコン109は、装着されたBP224を識別する(ステップS218)。識別方法は、上述したように、制御マイコン109が、レギュレータ106の出力電圧と抵抗器207,225により識別したり、識別情報を検出したりすることで行われる。
次に、制御マイコン109は、ステップS218での識別結果(識別情報)に対応するデータを、内蔵するメモリに記憶されているBPのデータから選択し、当該データをメモリから読み出して(ステップS219)、ステップS203以降の処理を実行する。
なお、ステップS214では、制御マイコン109は、内蔵するメモリに記憶されている放電量積算データを更新する。同様に、ステップS216では、制御マイコン109は、更新後の満充電容量データをメモリに書き込む。
上記第2の実施形態によれば、装着されたBP224を識別し、その識別結果に基づいて放電特性データを選択して読み出す。そして、電子機器101が所定の動作モード時すなわち撮影待機又は再生モード時に、バックライト輝度毎の電力値に基づきバックライト輝度を基準電力値に合わせて設定し、二次電池123の出力電圧を測定する。そして、測定された出力電圧と読み出された放電特性データから二次電池123の残容量を算出する。これにより、上記第1の実施形態と同様の効果を得ると共に、電子機器の電源として着脱が容易なバッテリーパックを使用する場合においても、バッテリーパックを識別し当該バッテリーパックに適応した正確な残量表示が可能になる。また、電圧測定時にのみ表示手段の明るさを設定することで、正確な電池残容量を算出することが可能となる。
[第3の実施形態]
図19は、本発明の第3の実施形態に係る電子機器とそのACアダプタの電気的な構成を示すブロック図である。なお、上記第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を用いてその説明を省略する。
図19において、電子機器426は、機械的に固定された二次電池ユニット434又は外部のACアダプタ438を電源として動作するデジタルカメラ等の電子機器である。電子機器426は、レギュレータ(REG)106、抵抗器108,112,113、制御マイコン109、電子負荷110、トランジスタ111、及び表示部114を備える。また、電子機器426は、DCジャック427、抵抗器428、サーミスタ122、スイッチ430、ダイオード431、+端子432、及び−端子433を備える。
二次電池ユニット434は、二次電池123、+端子435、及び−端子436で構成される。二次電池ユニット434は、+端子435が電子機器426の+端子432に、−端子436が電子機器426の−端子433にそれぞれ接続するように、電子機器426に対して取り外しが容易でない方法で機械的に固定されている。また、二次電池ユニット434は、電子機器426により充電/放電制御が行われる。
ACアダプタ438は、AC入力部439と、AC−DCコンバータ440と、電子機器側のDCジャック427に接続するDCプラグ441とを備える。ACアダプタ438内のAC入力部439に外部からAC電力が供給されると、AC−DCコンバータ440でAC電力がDC電力に変換される。また、AC−DCコンバータ440は、定電流/定電圧制御を行い、二次電池123の充電に適した出力を制御する。DCプラグ441は、電子機器426側のDCジャック427に接続可能に構成されている。ACアダプタ438は、DCジャック427に接続されたDCプラグ441を介して、電子機器426側に駆動電力を供給すると共に、充電時には二次電池ユニット434の充電電力を供給する。
DCジャック427は、DCプラグ441の検出スイッチ(不図示)を内蔵し、DCプラグ441の接続を検出すると、抵抗器428でプルアップされた出力により、制御マイコン109にDCプラグ441の有無を伝達する。DCジャック427にDCプラグ441が接続されていない場合、二次電池ユニット434からダイオード431又はスイッチ430を介して駆動電力が供給される。
制御マイコン109は、二次電池ユニット434の充電時には、スイッチ430を閉じて充電電力を二次電池ユニット434に供給する。制御マイコン109が内蔵するメモリ(例えば、RAMやROM)には図2に示すデータが記憶されている。制御マイコン109は、上記第1の実施形態における電子機器101と同様に、出力電圧を測定して二次電池ユニット434の残容量を算出すると共に、放電サイクルをカウントして放電劣化補正を行う。
図20は、図19の電子機器426における動作処理を示すフローチャートである。なお、図示のステップS03〜ステップS316では、図7のステップS103〜ステップS116と同じ処理が行われる。
図20において、電源がONされるか又は残量表示スイッチ(不図示)が押されると、制御マイコン109は、内蔵するメモリから図2に示すデータを読み出し(ステップS320)、ステップS303以降の処理を実行する。
上記第3の実施形態によれば、二次電池123の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ、放電特性データを設定する際の基準電力値、及びバックライト輝度毎の電力値を記憶する。そして、電子機器426が所定の動作モード時すなわち撮影待機又は再生モード時に、バックライト輝度毎の電力値に基づきバックライト輝度を基準電力値に合わせて設定し、二次電池123の出力電圧を測定する。そして、測定された出力電圧と放電特性データから二次電池123の残容量を算出する。これにより、上記第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上記第1〜第2の実施形態における電子機器とBPの組み合わせに対して、上記第3の実施形態における電子機器を介したBPへの充電ではなく、BP専用の充電装置を加えたシステムに本発明を適用しても、本発明の効果を得られることは言うまでもない。また、上記第1〜第2の実施形態における電子機器が、BPが装着された状態で不図示のACアダプタから充電電力の供給を受けるモード(本体内充電)と、BPから電力の供給を受けるモードとを有する仕様であってもよい。
上記第1〜第3の実施形態では、電子機器としてデジタルカメラを例示したが、これに限定されず、上述した構成を有する電子機器であれば本発明の効果を期待することができる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の第1の実施形態に係る電子機器とそのバッテリーパックの電気的な構成を示すブロック図である。 図1のBP116内のメモリ121に記憶されているデータの一例を示す図である。 メモリ121に記憶されている放電特性データの一例を示す図であり、(a)は温度25℃時、(b)は温度5℃時、(c)は温度35℃時のものである。 (a)はメモリ121に記憶されている放電サイクル劣化特性データを示す図であり、(b)は放電温度負荷特性データを示す図である。 電子機器101が内蔵するメモリに記憶されているデータの一例を示す図であり、(a)は動作モード毎の電力値(量)、(b)は実使用可能時間補正係数を示す。 電子機器101が内蔵するメモリに記憶されているデータの一例を示す図であり、(a)は温度/電圧データ、(b)はバックライト輝度毎の電力値を示す。 BP116装着後の電子機器101における動作処理を示すフローチャートである。 図7のステップS102におけるBPデータ読出し処理の詳細を示すフローチャートである。 図7のステップS104におけるバッテリーパック温度検出処理の詳細を示すフローチャートである。 図7のステップS106におけるバッテリーパック電圧測定処理の詳細を示すフローチャートである。 図7のステップS107における残容量算出処理の詳細を示すフローチャートである。 図7のステップS108における連続使用可能時間算出処理の詳細を示すフローチャートである。 図7のステップS112における放電量データ算出処理の詳細を示すフローチャートである。 図7のステップS114における放電量データ更新処理の詳細を示すフローチャートである。 図7のステップS116における満充電容量データの更新処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器とそのバッテリーパックの電気的な構成を示すブロック図である。 図16の電子機器201が内蔵するメモリに記憶されているデータの一例を示す図である。 第2の実施形態におけるBP224装着後の電子機器201における動作処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器とそのACアダプタの電気的な構成を示すブロック図である。 図19の電子機器426における動作処理を示すフローチャートである。
符号の説明
101,201,426 電子機器
109 制御マイコン
110 電子負荷
114 表示部
116,224 バッテリーパック
121 メモリ
122 サーミスタ
123 二次電池
434 二次電池ユニット
438 ACアダプタ
440 AC−DCコンバータ

Claims (4)

  1. 二次電池とメモリを有する電源手段が接続される電子機器であって
    前記二次電池の残容量に関する情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段の明るさに対応する電力値を記憶する記憶手段と、
    前記メモリから前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データと、前記放電特性データを設定する際の基準電力値を読み出す読出手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記表示手段の明るさに対応する電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定手段と、
    前記測定された出力電圧と前記読み出された放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出手段とを有する電子機器。
  2. 二次電池を有する電源手段が接続される電子機器であって
    前記二次電池の残容量に関する情報を表示する表示手段と、
    前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データと、前記放電特性データを設定する際の基準電力値を含むデータとを記憶する第1の記憶手段と、
    前記表示手段の明るさに対応する電力値を記憶する第2の記憶手段と、
    前記電源手段を識別する識別手段と、
    前記識別手段により識別された電源手段に対応する放電特性データを前記第1の記憶手段から選択して読み出す読出手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶されている前記表示手段の明るさに対応する電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定手段と、
    前記測定された出力電圧と前記読み出された放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出手段とを有する電子機器。
  3. 二次電池を有する電源手段が接続される電子機器であって
    前記二次電池の残容量に関する情報を表示する表示手段と、
    前記二次電池の出力電圧と残容量との関係を表す放電特性データ、前記放電特性データを設定する際の基準電力値と、前記表示手段の明るさに対応する電力値を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記表示手段の明るさに対応する電力値に基づいて前記表示手段の明るさを前記基準電力値に合わせて設定し、前記二次電池の出力電圧を測定する測定手段と、
    前記測定された出力電圧と前記放電特性データから前記二次電池の残容量を算出する算出手段とを有する電子機器。
  4. 前記電源手段の温度を検出するための温度検出手段を有し
    前記算出手段は、前記測定された出力電圧と前記温度検出手段により検出された温度に対応する放電特性データから前記二次電池の残容量を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
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