JP6580734B2 - バッテリ残存容量表示システム、及び、状態量表示方法 - Google Patents

バッテリ残存容量表示システム、及び、状態量表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、バッテリ残存容量表示システム、及び、状態量表示方法に関する。
フォークリフトなどの車両の中には、充電可能なバッテリを搭載し、そのバッテリをエネルギー源として動作するものがある。また、それらのバッテリには、バッテリの残存容量を表示する残存容量表示メータを備えるものがある。
特許文献1には、電池と、電池の残容量を演算する演算回路と、電池電圧に対する仮SOC(充電状態)を記憶している記憶回路とを備えるパック電池に関する技術が記載されている。
特許文献2には、充電、放電時に段階的に変化する電池の端子電圧を検出することにより、電池の残存容量を検出する技術が記載されている。
特開2001−313088号公報 特開平2−133038号公報
ところで、残存容量表示メータとしては、使用するバッテリの種類に特化して設計されている(カスタム設計されている)ものがある。例えば、鉛蓄電池で操作するフォークリフトに設けられる残存容量表示メータは、鉛蓄電池の電圧とSOC(充電状態)との関係を示すデータテーブルを有している。そのため、例えば、鉛蓄電池をリチウムイオン電池に置き換えた場合に、鉛蓄電池に特化して設計された残存容量表示メータで、鉛蓄電池と同様にリチウムイオン電池の残存容量を表示すると、電池の種類の違い(おもに、出力電圧の違い)によって、所望の残存容量が表示されない場合がある。
そのため、使用するバッテリを変更した場合であっても、残存容量表示メータを変更せずに、使用するバッテリに応じた所望の残存容量を表示することのできる技術が求められている。
本発明は、上記の課題を解決することのできるバッテリ残存容量表示システム、及び、状態量表示方法を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、バッテリ残存容量表示システムは、状態量推定装置と残存容量表示メータとを備えるバッテリ残存容量表示システムであって、前記状態量推定装置は、車両におけるエネルギー源として使用される第1の電池の電気の状態量を取得する状態量取得部と、前記電気の状態量から、前記第1の電池と同一のSOCを含む予め定められた範囲内のSOCにおいて前記第1の電池と材料の違いによって電池の種類が異なる第2の電池に係る電圧を推定する推定部と、を備え、前記残存容量表示メータは、前記第2の電池の出力電圧に基づいて、前記第2の電池の残存容量を正しく表示する残存容量表示メータであって、前記推定部が推定した前記第2の電池に係る電圧に基づいて、前記第1の電池の残存容量を表示する
本発明の第2の態様によれば、第1の態様におけるバッテリ残存容量表示システムにおいて、前記状態量推定装置は、前記推定部が推定した前記第2の電池に係る電圧を出力する出力部、を備えるものであってもよい。
本発明の第の態様によれば、第1の態様またはの態様のバッテリ残存容量表示システムにおいて、前記状態量推定装置は、ユーザによる操作に基づいて、前記第1の電池の種類を特定する種類特定部、を備え、前記推定部は、前記種類特定部が特定した種類の前記第1の電池のSOCから、前記種類特定部が特定した種類の前記第1の電池と同一のSOCを含む予め定められた範囲内のSOCにおける前記第2の電池に係る電圧を推定するものであってもよい。
本発明の第の態様によれば、第1の態様から第の態様の何れか1つのバッテリ残存容量表示システムにおいて、前記状態量推定装置は、識別子に基づいて前記第1の電池の種類を判定する種類判定部、を備え、前記推定部は、前記種類判定部が判定した種類の前記第1の電池のSOCから、前記種類判定部が判定した種類の前記第1の電池と同一のSOCを含む予め定められた範囲内のSOCにおける前記第2の電池に係る電圧を推定するものであってもよい。
本発明の第の態様によれば、第の態様から第4の態様の何れか1つのバッテリ残存容量表示システムにおいて、前記残存容量表示メータは、動作のための電圧を受けるための第1端子と、前記第2の電池に係る電圧を受ける第2端子と、を備え、前記第1端子が前記第2端子に接続されるものであってもよい。
本発明の第の態様によれば、状態量表示方法は、状態量推定装置と、材料の違いによって第1の電池と電池の種類が異なる第2の電池の出力電圧に基づいて前記第2の電池の残存容量を正しく表示する残存容量表示メータと、を備えるバッテリ残存容量表示システムによる表示方法であって、車両におけるエネルギー源として使用される前記第1の電池の電気の状態量を取得することと、前記電気の状態量から、前記第1の電池と同一のSOCを含む予め定められた範囲内のSOCにおいて前記第2の電池に係る電圧を推定することと、推定した前記第2の電池に係る電圧に基づいて、前記第1の電池の残存容量を表示することと、を含む。
本発明の実施形態によるバッテリマネジメントユニットによれば、使用するバッテリを変更した場合であっても、残存容量表示メータを変更せずに、使用するバッテリに応じた所望の残存容量を表示することができる。
本発明の第1の実施形態によるバッテリ残存容量表示システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるバッテリマネジメントユニットの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態による電圧生成部を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態による残存容量表示メータの表示を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態によるバッテリ残存容量表示システムの処理フローを示す図である。 本発明の第2の実施形態によるバッテリ残存容量表示システムの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるバッテリ残存容量表示システムの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるバッテリマネジメントユニットの構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態によるバッテリ残存容量表示システムの処理フローを示す図である。 本発明の第4の実施形態によるバッテリ残存容量表示システムの構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態によるバッテリマネジメントユニットの構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態によるバッテリ残存容量表示システムの処理フローを示す図である。 本発明の別の実施形態によるバッテリ残存容量表示システムの構成を示す第1の図である。 本発明の別の実施形態によるバッテリ残存容量表示システムの構成を示す第2の図である。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施形態に関連するバッテリ残存容量表示システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に関連する残存容量表示メータを説明するための図である。 本発明の実施形態に関連する残存容量表示メータの表示例を示す図である。
まず、本発明の各実施形態によるにバッテリ残存容量表示システムの比較対象となるバッテリ残存容量表示システムについて説明する。
比較対象のバッテリ残存容量表示システム1eは、図16に示すように、鉛蓄電池10b(第2の種類の電池の一例)、残存容量表示メータ20、コントローラ30、電力源50を備える。
鉛蓄電池10bは、リチウムイオン電池10aと異なる種類のバッテリである。
コントローラ30は、鉛蓄電池10bの出力する電圧をエネルギー源として動作し、車両を制御する。
電力源50は、残存容量表示メータ20に電力を供給する。
残存容量表示メータ20は、鉛蓄電池10bの残存容量を表示する。例えば、残存容量表示メータ20は、図17に示したように、49.4[V]以上の場合にレベル6、48.7[V]以上49.4[V]未満の場合にレベル5、48.0[V]以上48.7[V]未満の場合にレベル4、47.3[V]以上48.0[V]未満の場合にレベル3、46.6[V]以上47.3[V]未満の場合にレベル2、46.6[V]未満の場合にレベル1の残存容量を表示するメータである。この場合、残存容量表示メータ20は、49.4[V]以上の電圧を受けると、レベル6の残存容量を表示する。また、残存容量表示メータ20は、48.7[V]以上49.4[V]未満の電圧を受けると、レベル5の残存容量を表示する。また、残存容量表示メータ20は、48.0[V]以上48.7[V]未満の電圧を受けると、レベル4の残存容量を表示する。また、残存容量表示メータ20は、47.3[V]以上48.0[V]未満の電圧を受けると、レベル3の残存容量を表示する。また、残存容量表示メータ20は、46.6[V]以上47.3[V]未満の電圧を受けると、レベル2の残存容量を表示する。また、残存容量表示メータ20は、46.6[V]未満の電圧を受けると、レベル1の残存容量を表示する。
なお、残存容量表示メータ20による残存容量の表示は、例えば、図18に示す表示である(図18はレベル4の残存容量の表示例である)。残存容量表示メータ20は、鉛蓄電池10bの出力する電圧を直接読み取り、読み取った電圧に対して適切な残存容量が表示されるに設計されている。以下に示す本発明の各実施形態によるバッテリ残存容量表示システムでは、比較対象のバッテリ残存容量表示システム1eが備える残存容量表示メータ20と同様の残存容量表示メータが使用される。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1aの構成について説明する。
バッテリ残存容量表示システム1aは、異なる電圧を出力する電池を使用した場合に、残存容量を表示するメータを変更することなく、その電池の残存容量を適切に表示するシステムである。バッテリ残存容量表示システム1aは、例えば、フォークリフトなどの車両に搭載される。バッテリ残存容量表示システム1aは、図1に示すように、リチウムイオン電池10a(第1の種類の電池の一例)、残存容量表示メータ20、コントローラ30、バッテリマネジメントユニット40a(状態量推定装置の一例、以下、バッテリマネジメントユニットを「BMU」と記載)、電力源50を備える。
リチウムイオン電池10a、コントローラ30、電力源50のそれぞれは、第1端子、第2端子を備える。残存容量表示メータ20、BMU40aのそれぞれは、第1端子、第2端子、第3端子を備える。リチウムイオン電池10aの第1端子は、コントローラ30の第1端子、BMU40aの第1端子それぞれに接続される。リチウムイオン電池10aの第2端子は、残存容量表示メータ20の第1端子、コントローラ30の第2端子、BMU40aの第2端子、電力源50の第1端子それぞれに接続される。残存容量表示メータ20の第2端子は、電力源50の第2端子に接続される。残存容量表示メータ20の第3端子は、BMU40aの第3端子に接続される。
なお、図1に示すバッテリ残存容量表示システム1aでは、リチウムイオン電池10aの第2端子、残存容量表示メータ20の第1端子、コントローラ30の第2端子、BMU40aの第2端子を基準電位(図1では、「グラウンド」と記載)としている。
リチウムイオン電池10aは、コントローラ30のエネルギー源となる電力を生成する電池である。リチウムイオン電池10aは、生成した電圧を、コントローラ30、BMU40aそれぞれに出力する。
残存容量表示メータ20は、鉛蓄電池10bのバッテリ残存容量を表示するように設計されたメータである。残存容量表示メータ20は、電力源50から電力を受ける。残存容量表示メータ20は、電力源50から受けた電力をエネルギー源として動作する。
また、残存容量表示メータ20は、BMU40aの出力電圧を受ける。
残存容量表示メータ20は、受けた電圧に応じた残存容量を表示する。残存容量表示メータ20は、比較対象のバッテリ残存容量表示システム1eで使用される残存容量表示メータと同様のものである。
コントローラ30は、車両を制御する制御部である。コントローラ30は、リチウムイオン電池10aの出力電圧を受ける。コントローラ30は、受けた電圧をエネルギー源として動作し、車両を制御する。
電力源50は、残存容量表示メータ20に電力を供給する。
BMU40aは、リチウムイオン電池10aから受ける電圧に基づいて、残存容量表示メータ20がリチウムイオン電池10aの所望の残存容量を表示できる電圧(第2の種類の電池に係る状態量の一例)を生成する。なお、BMU40aは、リチウムイオン電池10aのセル電圧のばらつきを補正するために予め設けられている装置であり、リチウムイオン電池10aから受ける電圧に基づいて、残存容量表示メータ20がリチウムイオン電池10aの所望の残存容量を表示できる電圧を生成する機能は、BMU40aにプログラムを追加して実現する。BMU40aがリチウムイオン電池10aから受ける電圧は、リチウムイオン電池10aのSOC(第1の種類の電池の状態量の一例)に対応する電圧である。BMU40aは、図2に示すように、記憶部401、電圧生成部402(状態量取得部の一例、推定部の一例、出力部の一例)を備える。
記憶部401は、バッテリ、すなわちリチウムイオン電池10aの種類に応じて定まる情報であって、電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を生成するための情報を予め記憶する。ここで、受けた電圧から出力する電圧を生成するための情報とは、例えば、受ける電圧と出力する電圧との関係を示す数式、受ける電圧と出力する電圧との対応関係を示すデータテーブルなどである。
電圧生成部402は、リチウムイオン電池10aの出力電圧を受ける。
電圧生成部402は、記憶部401がリチウムイオン電池10aの種類に応じて予め記憶する電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を生成するための受けた電圧と出力する電圧との対応関係を示す情報に基づいて、受けた電圧を、リチウムイオン電池10aの種類に応じた電圧に変換する(受けた電圧からリチウムイオン電池10aの種類に応じた電圧を推定する)。そして、電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する。
例えば、残存容量表示メータ20が、上述した図17に示す残存容量を表示するメータであるものとする。この場合、電圧生成部402は、図3に示すように、充電状態(図3では、「SOC」と記載)が80[%]以上100[%]以下であることを示す電圧を受けると、受けた電圧を、残存容量表示メータ20のレベル6に対応するメータ検出電圧49.4[V]以上の電圧に変換する。そして、電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する(図3に示すBMU出力電圧49.8[V]はメータ検出電圧49.4[V]以上の電圧の一例である)。また、電圧生成部402は、充電状態が62[%]以上80[%]未満であることを示す電圧を受けると、受けた電圧を、残存容量表示メータ20のレベル5に対応するメータ検出電圧48.7[V]以上49.4[V]未満の電圧に変換する。そして、電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する(図3に示すBMU出力電圧49.1[V]はメータ検出電圧48.7[V]以上49.4[V]未満の電圧の一例である)。また、電圧生成部402は、充電状態が45[%]以上62[%]未満であることを示す電圧を受けると、受けた電圧を、残存容量表示メータ20のレベル4に対応するメータ検出電圧48.0[V]以上48.7[V]未満の電圧に変換する。そして、電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する(図3に示すBMU出力電圧48.4[V]はメータ検出電圧48.0[V]以上48.7[V]未満の電圧の一例である)。また、電圧生成部402は、充電状態が28[%]以上45[%]未満であることを示す電圧を受けると、受けた電圧を、残存容量表示メータ20のレベル3に対応するメータ検出電圧47.3[V]以上48.0[V]未満の電圧に変換する。そして、電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する(図3に示すBMU出力電圧47.7[V]はメータ検出電圧47.3[V]以上48.0[V]未満の電圧の一例である)。また、電圧生成部402は、充電状態が10[%]以上28[%]未満であることを示す電圧を受けると、受けた電圧を、残存容量表示メータ20のレベル2に対応するメータ検出電圧46.6[V]以上47.3[V]未満の電圧に変換する。そして、電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する(図3に示すBMU出力電圧47.0[V]はメータ検出電圧46.6[V]以上47.3[V]未満の電圧の一例である)。また、電圧生成部402は、充電状態が0[%]以上10[%]未満であることを示す電圧を受けると、受けた電圧を、残存容量表示メータ20のレベル1に対応するメータ検出電圧46.6[V]未満の電圧に変換する。そして、電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する(図3に示すBMU出力電圧46.2[V]はメータ検出電圧46.6[V]未満の電圧の一例である)。電圧生成部402の出力電圧であるBMU出力電圧が図3に示す電圧である場合、残存容量表示メータ20は、それぞれのBMU出力電圧について図4に示す充電状態に対応するレベルの残存容量を表示する。
なお、電圧生成部402が行う変換とは、所望の電圧が最終的に得られれば、処理の過程はどのようなものであってもよい。電圧生成部402が行う変換は、例えば、予め記憶された受ける電圧と出力する電圧との関係を示す数式に基づいて、電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を算出するものであってもよい。また、電圧生成部402が行う変換は、例えば、受ける電圧と出力する電圧との対応関係を示すデータテーブル予め記憶し、そのデータテーブルを用いて受けた電圧を出力する電圧に変換するものであってもよい。
次に、本発明の第1の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1aの処理について説明する。ここでは、図5に示すバッテリ残存容量表示システム1aの処理フローについて説明する。
リチウムイオン電池10aは、生成した電圧を、コントローラ30、BMU40aそれぞれに出力する。
コントローラ30は、リチウムイオン電池10aの出力電圧を受ける。コントローラ30は、受けた電圧をエネルギー源として動作し、車両を制御する。
電圧生成部402は、リチウムイオン電池10aの出力電圧を受ける(ステップS1)。電圧生成部402は、記憶部401がリチウムイオン電池10aの種類に応じて予め記憶する電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を生成するための受けた電圧と出力する電圧との対応関係を示す情報に基づいて、受けた電圧を、リチウムイオン電池10aの種類に応じた電圧に変換する(ステップS2)。電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する。
残存容量表示メータ20は、電圧生成部402の出力電圧を受ける。残存容量表示メータ20は、受けた電圧、すなわち、電圧生成部402によって変換された変換後の電圧に応じたリチウムイオン電池10aの残存容量を表示する(ステップS3)。
以上、本発明の第1の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1aについて説明した。
本発明の第1の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1aでは、電圧生成部402は、リチウムイオン電池10aの出力電圧を受ける。電圧生成部402は、記憶部401がリチウムイオン電池10aの種類に応じて予め記憶する電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を生成するための受けた電圧と出力する電圧との対応関係を示す情報に基づいて、受けた電圧を、リチウムイオン電池10aの種類に応じた電圧に変換する。残存容量表示メータ20は、電圧生成部402によって変換された変換後の電圧に応じたリチウムイオン電池10aの残存容量を表示する。
こうすることで、バッテリ残存容量表示システム1aは、使用するバッテリを変更した場合であっても、残存容量表示メータ20を変更せずに、使用するバッテリに応じた所望の残存容量を表示することができる。
なお、残存容量表示メータ20がリチウムイオン電池10aの所望の残存容量を表示できる電圧を生成する電圧生成部402は、リチウムイオン電池10aのセル電圧のばらつきを補正するために予め設けられているBMU40aのプログラムを書き換えることによって実現される。よって、この場合には、電圧生成部402の機能を実現するための新たなハードウェアを追加する必要はない。
<第2の実施形態>
鉛蓄電池10bの出力電圧に対して適切な残存容量が表示された設計されている残存容量表示メータ20の中には、鉛蓄電池10bの出力電圧と同電位の電源電圧で動作するものがある。このような残存容量表示メータ20を用いて、リチウムイオン電池10aの電圧を読み取り残存容量を表示させた場合にも、残存容量表示メータ20が読み取った電圧に対して適切な残存容量を表示できないことがある。
以下、本発明の第2の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1bの構成について説明する。
本発明の第2の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1bは、図6に示すように、リチウムイオン電池10a、残存容量表示メータ20、コントローラ30、BMU40b(状態量推定装置の一例)、電力源50を備える。
本発明の第2の実施形態による残存容量表示メータ20は、バッテリ側から入力される電圧と同電位の電圧が電源電圧に供給された状態で動作可能なメータである。
BMU40bは、第1端子、第2端子、第3端子を備える。リチウムイオン電池10aの第1端子は、コントローラ30の第1端子、BMU40bの第1端子それぞれに接続される。リチウムイオン電池10aの第2端子は、残存容量表示メータ20の第1端子、コントローラ30の第2端子、BMU40bの第2端子それぞれに接続される。残存容量表示メータ20の第2端子は、残存容量表示メータ20の第3端子、BMU40bの第3端子に接続される。
なお、本発明の第2の実施形態によるリチウムイオン電池10a、残存容量表示メータ20、コントローラ30のそれぞれは、本発明の第1の実施形態によるリチウムイオン電池10a、残存容量表示メータ20、コントローラ30のそれぞれと同様の処理を行う。また、本発明の第2の実施形態によるBMU40bは、本発明の第1の実施形態によるBMU40aと同様の処理を行う。
以上、本発明の第2の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1bについて説明した。
本発明の第2の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1bでは、リチウムイオン電池10aの第1端子は、コントローラ30の第1端子、BMU40bの第1端子それぞれに接続される。リチウムイオン電池10aの第2端子は、残存容量表示メータ20の第1端子、コントローラ30の第2端子、BMU40bの第2端子それぞれに接続される。残存容量表示メータ20の第2端子は、残存容量表示メータ20の第3端子、BMU40bの第3端子に接続される。
こうすることで、バッテリ残存容量表示システム1bでは、鉛蓄電池10bの出力電圧に対して適切な残存容量が表示された設計され、バッテリ側から入力される電圧と同電位の電源電圧で動作する残存容量表示メータ20を変更せずに、使用するバッテリを変更した場合であっても、使用するバッテリに応じた所望の残存容量を表示することができる。
<第3の実施形態>
以下、本発明の第3の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1cの構成について説明する。
本発明の第3の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1cは、ユーザによる操作に応じてリチウムイオン電池10aの種類を特定する機能を有するシステムである。バッテリ残存容量表示システム1cは、図7に示すように、リチウムイオン電池10a、残存容量表示メータ20、コントローラ30、電圧生成装置40c(状態量推定装置の一例)、電力源50を備える。
電圧生成装置40cは、第1端子、第2端子、第3端子を備える。なお、バッテリ残存容量表示システム1cにおけるリチウムイオン電池10a、残存容量表示メータ20、コントローラ30、電圧生成装置40c、電力源50それぞれの接続は、バッテリ残存容量表示システム1aにおけるリチウムイオン電池10a、残存容量表示メータ20、コントローラ30、BMU40a、電力源50それぞれの接続と同様である。
電圧生成装置40cは、ユーザがリチウムイオン電池10aの種類を指定することにより、リチウムイオン電池10aの種類を特定することができる。電圧生成装置40cは、図8に示すように、記憶部401、電圧生成部402、種類特定部403を備える。
記憶部401は、リチウムイオン電池10aの種類に応じて定まる情報であって、電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を生成するための受けた電圧と出力する電圧との対応関係を示す情報をリチウムイオン電池10aの種類ごとに予め記憶する。また、記憶部401は、ユーザ操作によって指定可能なリチウムイオン電池10aの種類を示す項目とリチウムイオン電池10aの種類とを関連づけた情報を記憶する。
種類特定部403は、ユーザによるリチウムイオン電池10aの種類を指定する操作を受け付ける。例えば、専用のアプリケーションプログラムによって、リチウムイオン電池10aの種類を表示し、ユーザに指定を促す。ユーザがリチウムイオン電池10aの種類を示す項目を指定する操作を行うと、種類特定部403は、その操作によって指定された項目に関連付けられたリチウムイオン電池10aの種類を記憶部401の記憶する情報において特定する。
電圧生成部402は、種類特定部403が特定したリチウムイオン電池10aの種類に応じた情報であって、電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を生成するための受けた電圧と出力する電圧との対応関係を示す情報に基づいて、受けた電圧を、リチウムイオン電池10aの種類に応じた電圧に変換する。そして、電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する。
次に、本発明の第3の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1cの処理について説明する。ここでは、図9に示すバッテリ残存容量表示システム1cの処理フローについて説明する。
ユーザは、種類特定部403に対して、リチウムイオン電池10aの種類を示す項目を指定する操作を行う。
種類特定部403は、ユーザによる操作を受け付ける。種類特定部403は、ユーザがリチウムイオン電池10aの種類を示す項目を指定する操作に応じて、ユーザが指定したリチウムイオン電池10aの種類を特定する(ステップS4)。
リチウムイオン電池10aは、生成した電圧を、コントローラ30、電圧生成装置40cそれぞれに出力する。
コントローラ30は、リチウムイオン電池10aの出力電圧を受ける。コントローラ30は、受けた電圧をエネルギー源として動作し、車両を制御する。
電圧生成部402は、リチウムイオン電池10aの出力電圧を受ける(ステップS1)。電圧生成部402は、記憶部401がリチウムイオン電池10aの種類ごとに予め記憶する電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を生成するための受けた電圧と出力する電圧との対応関係を示す情報に基づいて、受けた電圧を、種類特定部403が特定したリチウムイオン電池10aの種類に応じた電圧に変換する(ステップS5)。電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する。
残存容量表示メータ20は、電圧生成部402の出力電圧を受ける。残存容量表示メータ20は、受けた電圧、すなわち、電圧生成部402によって変換された変換後の電圧に応じたリチウムイオン電池10aの残存容量を表示する(ステップS3)。
以上、本発明の第3の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1cについて説明した。
本発明の第3の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1cでは、種類特定部403は、受け付けた操作に基づいて、ユーザが指定したリチウムイオン電池10aの種類を特定する。電圧生成部402は、リチウムイオン電池10aの出力電圧を受ける。電圧生成部402は、記憶部401がリチウムイオン電池10aの種類ごとに予め記憶する電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を生成するための受けた電圧と出力する電圧との対応関係を示す情報に基づいて、受けた電圧を、種類特定部403が特定したリチウムイオン電池10aの種類に応じた電圧に変換する。残存容量表示メータ20は、電圧生成部402によって変換された変換後の電圧に応じたリチウムイオン電池10aの残存容量を表示する。
こうすることで、バッテリ残存容量表示システム1cでは、種類特定部403によってユーザがリチウムイオン電池10aの種類を容易に特定することができ、使用するバッテリを変更した場合であっても、残存容量表示メータ20を変更せずに、使用するバッテリに応じた所望の残存容量を表示することができる。
<第4の実施形態>
以下、本発明の第4の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1dの構成について説明する。
本発明の第4の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1dは、本発明の第3の実施形態によるバッテリ残存容量表示システムとは異なり、ユーザによる操作なしにリチウムイオン電池10aの種類を特定する機能を有するシステムである。バッテリ残存容量表示システム1cは、図10に示すように、リチウムイオン電池10a、残存容量表示メータ20、コントローラ30、電圧生成装置40d(状態量推定装置の一例)、電力源50を備える。
電圧生成装置40dは、第1端子、第2端子、第3端子を備える。なお、バッテリ残存容量表示システム1dにおけるリチウムイオン電池10a、残存容量表示メータ20、コントローラ30、電圧生成装置40d、電力源50それぞれの接続は、バッテリ残存容量表示システム1aにおけるリチウムイオン電池10a、残存容量表示メータ20、コントローラ30、BMU40a、電力源50それぞれの接続と同様である。
電圧生成装置40dは、リチウムイオン電池10aの識別子を取得することによって、リチウムイオン電池10aの種類を特定することができる。ここで、識別子とは、例えば、リチウムイオン電池10a固有の番号であり、リチウムイオン電池10a内に記憶されている。電圧生成装置40dは、リチウムイオン電池10aがバッテリ残存容量表示システム1dにおいて接続されたときに、リチウムイオン電池10aから識別子を読み取る。電圧生成装置40dは、図11に示すように、記憶部401、電圧生成部402、種類判定部404を備える。
記憶部401は、リチウムイオン電池10aの種類に応じて定まる情報であって、電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を生成するための受けた電圧と出力する電圧との対応関係を示す情報をリチウムイオン電池10aの種類ごとに予め記憶する。また、記憶部401は、リチウムイオン電池10aのそれぞれの識別子と、リチウムイオン電池10aの種類との対応関係を示す情報を記憶する。
種類判定部404は、リチウムイオン電池10aの識別子を取得する。種類判定部404は、記憶部401が記憶するリチウムイオン電池10aのそれぞれの識別子と、リチウムイオン電池10aの種類との対応関係を示す情報に基づいて、取得したリチウムイオン電池10aの識別子に対応するリチウムイオン電池10aの種類を判定する。
電圧生成部402は、種類判定部404が判定したリチウムイオン電池10aの種類に応じた情報であって、電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を生成するための受けた電圧と出力する電圧との対応関係を示す情報に基づいて、受けた電圧を、リチウムイオン電池10aの種類に応じた電圧に変換する。そして、電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する。
次に、本発明の第4の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1dの処理について説明する。ここでは、図12に示すバッテリ残存容量表示システム1dの処理フローについて説明する。
リチウムイオン電池10aは、生成した電圧を、コントローラ30、電圧生成装置40dそれぞれに出力する。
種類判定部404は、リチウムイオン電池10aからリチウムイオン電池10aの識別子を取得する(ステップS6)。種類判定部404は、記憶部401が記憶するリチウムイオン電池10aのそれぞれの識別子と、リチウムイオン電池10aの種類との対応関係を示す情報において、取得したリチウムイオン電池10aの識別子に対応するリチウムイオン電池10aの種類を判定する(ステップS7)。
コントローラ30は、リチウムイオン電池10aの出力電圧を受ける。コントローラ30は、受けた電圧をエネルギー源として動作し、車両を制御する。
電圧生成部402は、リチウムイオン電池10aの出力電圧を受ける(ステップS1)。電圧生成部402は、記憶部401がリチウムイオン電池10aの種類ごとに予め記憶する電圧生成部402が受けた電圧から出力する電圧を生成するための受けた電圧と出力する電圧との対応関係を示す情報に基づいて、受けた電圧を、種類判定部404が判定したリチウムイオン電池10aの種類に応じた電圧に変換する(ステップS8)。電圧生成部402は、変換後の電圧を残存容量表示メータ20に出力する。
残存容量表示メータ20は、電圧生成部402の出力電圧を受ける。残存容量表示メータ20は、受けた電圧、すなわち、電圧生成部402によって変換された変換後の電圧に応じたリチウムイオン電池10aの残存容量を表示する(ステップS3)。
以上、本発明の第4の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1dについて説明した。
本発明の第4の実施形態によるバッテリ残存容量表示システム1dでは、種類判定部404は、リチウムイオン電池10aのそれぞれの識別子と、リチウムイオン電池10aの種類との対応関係を示す情報に基づいて、取得したリチウムイオン電池10aの識別子に対応するリチウムイオン電池10aの種類を判定する。電圧生成部402は、受けた電圧を、種類判定部404が判定したリチウムイオン電池10aの種類に応じた電圧に変換する。残存容量表示メータ20は、電圧生成部402によって変換された変換後の電圧に応じたリチウムイオン電池10aの残存容量を表示する。
こうすることで、バッテリ残存容量表示システム1dでは、種類判定部404によってユーザがリチウムイオン電池10aの種類を指定することなくリチウムイオン電池10aの種類を判定することができ、使用するバッテリを変更した場合であっても、残存容量表示メータ20を変更せずに、使用するバッテリに応じた所望の残存容量を表示することができる。
なお、本発明の実施形態におけるバッテリ残存容量表示システム1a、1c、1dでは、残存容量表示メータ20の第2端子は、電力源50に接続されるものとして説明した。しかしながら、本発明の別の実施形態では、残存容量表示メータ20が必要なエネルギーを取得できる限り、エネルギー源は何であってもよい。例えば、残存容量表示メータ20の第2端子は、図6に示したように、残存容量表示メータ20の第3端子に接続され、BMU40a、40b、40cからエネルギーを得るものであってもよい。また、例えば、残存容量表示メータ20の第2端子は、図13に示すように、リチウムイオン電池10aの第1端子に接続され、リチウムイオン電池10aからエネルギーを得るものであってもよい。また、例えば、残存容量表示メータ20の第2端子は、図14に示すように、リチウムイオン電池10aの第1端子と残存容量表示メータ20との間に設けられたLDO(Low DropOut)などのレギュレータ60に接続され、レギュレータ60からエネルギーを得るものであってもよい。
なお、本発明の実施形態においてBMUや電圧生成装置が残存容量表示メータ20へ出力する電圧は、直流電圧に限定するものではない。BMUや電圧生成装置が残存容量表示メータ20へ出力する電圧は、バッテリの残存容量に対応する電圧値を情報(信号)として示した電圧であってもよい。
なお、本発明の実施形態における処理は、適切な処理が行われる範囲において、処理の順番が入れ替わってもよい。
本発明の実施形態における記憶部401、その他の記憶装置のそれぞれは、適切な情報の送受信が行われる範囲においてどこに備えられていてもよい。また、記憶部401、その他の記憶装置のそれぞれは、適切な情報の送受信が行われる範囲において複数存在しデータを分散して記憶していてもよい。
本発明の実施形態について説明したが、上述のバッテリ残存容量表示システム1a、1b、その他の制御装置は内部に、コンピュータシステムを有していてもよい。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。コンピュータの具体例を以下に示す。
図15は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ5は、図15に示すように、CPU6、メインメモリ7、ストレージ8、インターフェース9を備える。
例えば、上述のバッテリ残存容量表示システム1a、1b、その他の制御装置のそれぞれは、コンピュータ5に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式でストレージ8に記憶されている。CPU6は、プログラムをストレージ8から読み出してメインメモリ7に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU6は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域をメインメモリ7に確保する。
ストレージ8の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。ストレージ8は、コンピュータ5のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インターフェース9または通信回線を介してコンピュータ5に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ5に配信される場合、配信を受けたコンピュータ5が当該プログラムをメインメモリ7に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、ストレージ8は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現してもよい。さらに、上記プログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるファイル、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例であり、発明の範囲を限定しない。これらの実施形態は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の追加、省略、置き換え、変更を行ってよい。
1a、1b、1c、1d、1e・・・バッテリ残存容量表示システム
5・・・コンピュータ
6・・・CPU
7・・・メインメモリ
8・・・ストレージ
9・・・インターフェース
10a・・・リチウムイオン電池
10b・・・鉛蓄電池
20・・・残存容量表示メータ
30・・・コントローラ
40a、40b・・・バッテリマネジメントユニット
40c、40d・・・電圧生成装置
50・・・電力源
60・・・レギュレータ
401・・・記憶部
402・・・電圧生成部
403・・・種類特定部
404・・・種類判定部

Claims (6)

  1. 状態量推定装置と残存容量表示メータとを備えるバッテリ残存容量表示システムであって、
    前記状態量推定装置は、
    車両におけるエネルギー源として使用される第1の電池の電気の状態量を取得する状態量取得部と、
    前記電気の状態量から、前記第1の電池と同一のSOCを含む予め定められた範囲内のSOCにおいて前記第1の電池と材料の違いによって電池の種類が異なる第2の電池に係る電圧を推定する推定部と、
    を備え
    前記残存容量表示メータは、
    前記第2の電池の出力電圧に基づいて、前記第2の電池の残存容量を正しく表示する残存容量表示メータであって、前記推定部が推定した前記第2の電池に係る電圧に基づいて、前記第1の電池の残存容量を表示する、
    バッテリ残存容量表示システム
  2. 前記状態量推定装置は、
    前記推定部が推定した前記第2の電池に係る電圧を出力する出力部、
    を備える請求項1に記載のバッテリ残存容量表示システム
  3. 前記状態量推定装置は、
    ユーザによる操作に基づいて、前記第1の電池の種類を特定する種類特定部、
    を備え、
    前記推定部は、
    前記種類特定部が特定した種類の前記第1の電池のSOCから、前記種類特定部が特定した種類の前記第1の電池と同一のSOCを含む予め定められた範囲内のSOCにおける前記第2の電池に係る電圧を推定する、
    請求項1または請求項に記載のバッテリ残存容量表示システム
  4. 前記状態量推定装置は、
    識別子に基づいて前記第1の電池の種類判定する種類判定部、
    を備え、
    前記推定部は、
    前記種類判定部が判定した種類の前記第1の電池のSOCから、前記種類判定部が判定した種類の前記第1の電池と同一のSOCを含む予め定められた範囲内のSOCにおける前記第2の電池に係る電圧を推定する、
    請求項1から請求項の何れか一項に記載のバッテリ残存容量表示システム
  5. 前記残存容量表示メータは、
    動作のための電圧を受けるための第1端子と、
    前記第2の電池に係る電圧を受ける第2端子と、
    を備え、
    前記第1端子が前記第2端子に接続される、
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載のバッテリ残存容量表示システム。
  6. 状態量推定装置と、材料の違いによって第1の電池と電池の種類が異なる第2の電池の出力電圧に基づいて前記第2の電池の残存容量を正しく表示する残存容量表示メータと、を備えるバッテリ残存容量表示システムによる表示方法であって、
    車両におけるエネルギー源として使用される前記第1の電池の電気の状態量を取得することと、
    前記電気の状態量から、前記第1の電池と同一のSOCを含む予め定められた範囲内のSOCにおいて前記第2の電池に係る電圧を推定することと、
    推定した前記第2の電池に係る電圧に基づいて、前記第1の電池の残存容量を表示することと、
    を含む状態量表示方法。
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