JP2009180205A - 可変動弁機構用アクチュエータ - Google Patents

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充 江森
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隆之 山形
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Abstract

【課題】 可変動弁機構の駆動軸と電動モータのモータ出力軸とを同軸に接続するカップリングの振動を抑制して摩耗に対する耐久性を高める。
【解決手段】 電動モータ21のモータ出力軸29を可変動弁機構のウオーム軸27に接続するカップリング30を、ウオーム軸27のジャーナル27aの内周に形成した凹凸係合部27cに、モータ出力軸29の外周に形成した凹凸係合部27cを相対回転不能に嵌合して構成し、かつジャーナル27aの外周をアクチュエータハウジング18にボールベアリング24を介して回転自在に支持したので、単一のボールベアリング24でモータ出力軸29およびウオーム軸27の両方をカップリング30の位置で同時に支持することができ、そのカップリング30の振動や摩耗を効果的に抑制することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動モータのモータ出力軸にカップリングを介して同軸に接続した駆動軸で可変動弁機構を作動させることで、内燃機関のバルブリフトおよびバルブタイミングの少なくとも一方を変更する可変動弁機構用アクチュエータに関する。
内燃機関の可変動弁機構の制御軸を回転駆動する駆動機構が、電動モータの駆動シャフトと外周に雄ねじ部が形成された螺子軸とを円筒状の連結部材の両端にセレーション結合し、その連結部材の両側で前記駆動シャフトおよび前記螺子軸をハウジングにそれぞれボールベアリングで支持したものが、下記特許文献1により公知である。
特開2004−76618号公報
ところで上記従来のものは、駆動機構の螺子軸と電動モータの駆動シャフトとを結合する連結部材が直接ハウジングに支持されていないため、前記螺子軸および前記駆動シャフトの軸線に僅かなずれが存在するだけで連結部材に振動や摩耗が発生し、その耐久性を低下させる問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、可変動弁機構の駆動軸と電動モータのモータ出力軸とを同軸に接続するカップリングの振動を抑制して摩耗に対する耐久性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、電動モータのモータ出力軸にカップリングを介して同軸に接続した駆動軸で可変動弁機構を作動させることで、内燃機関のバルブリフトおよびバルブタイミングの少なくとも一方を変更する可変動弁機構用アクチュエータにおいて、前記カップリングは、前記モータ出力軸および前記駆動軸の一方の軸に形成した筒状部の内周に、他方の軸の外周を相対回転不能に嵌合して構成され、前記筒状部の外周がアクチュエータハウジングにベアリングを介して回転自在に支持されることを特徴とする可変動弁機構用アクチュエータが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記筒状部は前記一方の軸に一体に形成されることを特徴とする可変動弁機構用アクチュエータが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記他方の軸の少なくとも一部は、軸直角方向に見て前記ベアリングに重なることを特徴とする可変動弁機構用アクチュエータが提案される。
尚、実施の形態の第1ボールベアリング24は本発明のベアリングに対応し、実施の形態のウオーム軸27は本発明の駆動軸あるいは一方の軸に対応し、実施の形態の第1ジャーナル27aは本発明の筒状部に対応し、実施の形態のモータ出力軸29は本発明の他方の軸に対応する。
請求項1の構成によれば、電動モータのモータ出力軸を可変動弁機構の駆動軸に接続するカップリングを、モータ出力軸および駆動軸の一方の軸に形成した筒状部の内周に、他方の軸の外周を相対回転不能に嵌合して構成し、かつ筒状部の外周をアクチュエータハウジングにベアリングを介して回転自在に支持したので、単一のベアリングでモータ出力軸および駆動軸の両方をカップリングの位置で同時に支持することができ、その接続部の振動や摩耗を効果的に抑制することができる。
また請求項2の構成によれば、筒状部を一方の軸に一体に形成したので、カップリングの部品点数の削減および小型化が可能になる。
また請求項3の構成によれば、他方の軸の少なくとも一部が軸直角方向に見てベアリングに重なるので、単一のベアリングでモータ出力軸および駆動軸の径方向の振れを確実に抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の実施の形態を示すもので、図1は可変動弁機構を備えた多気筒エンジンのシリンダヘッドの平面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図2の5−5線断面図、図6は図2の6−6線断面図、図7は図2の7−7線矢視図、図8は図7の8方向矢視図である。
図1に示すように、直列多気筒エンジンのシリンダヘッド11には、その下面に形成される燃焼室12…を開閉する各2個の吸気弁13…が設けられており、これらの吸気弁13…のバルブリフトおよび/またはバルブタイミングが、各気筒毎に設けられた可変動弁機構14…により制御される。可変動弁機構14…としては種々の構造のものが公知であり、本願発明は任意の構造の可変動弁機構14…を採用することができる。シリンダヘッド11の上面には複数の可変動弁機構14…の配列方向に沿ってコントロールシャフト15が配置されており、コントロールシャフト15に所定間隔で設けられたカム15a…により可変動弁機構14…の作動が制御される。
シリンダヘッド11の長手方向一端部の上面には、コントロールシャフト15を駆動するアクチュエータ16が設けられる。アクチュエータ16は、シリンダヘッド11の上面に4本のボルト17…で固定されたアクチュエータハウジング18を備えており、コントロールシャフト15の一端部はアクチュエータハウジング18の近傍に設けた軸受部19に回転自在に支持される。シリンダヘッド11の端壁から突出するコントロールシャフト15の先端には、その回転位置を検出するレゾルバ20が設けられる。
シリンダヘッド11の側壁には、紙面に垂直な方向に見てコントロールシャフト15と直交する方向に電動モータ21が支持されており、この電動モータ21のモータ出力軸29に設けたウオーム22がコントロールシャフト15に設けたウオームホイール23に噛合することで、電動モータ21の駆動力によってコントロールシャフト15が回転駆動される。
次に、図2、図3、図7および図8に基づいて、コントロールシャフト15を駆動するアクチュエータ16の構造を詳述する。
図2から明らかなように、シリンダヘッド11の上面は水平面に対して傾斜しており、その傾斜方向に沿ってアクチュエータハウジング18が4本のボルト17…で固定される。アクチュエータハウジング18は基本的に円筒状の部材であって、その側部に前記4本のボルト17…が貫通するボス部18a〜18dが形成され、その上面にウオームホイール23の下部が嵌合する開口18eが形成される。開口18eの一方の側縁18fは直線状に形成され、他方の側縁18gはV字状に形成される。
アクチュエータハウジング18の高い方の端部内周面には内径が拡大した段部18hが形成されており、その段部18hに第1ボールベアリング24のアウターレース24aと、電動モータ21のケーシングの結合筒部21aが嵌合される。アクチュエータハウジング18の低い方の端部内周面には内径が拡大した段部18iおよび雌ねじ部18jが形成されており、その段部18iに嵌合する第2ボールベアリング25のアウターレース25aが、その雌ねじ部18jに螺合するロックナット26で固定される。
アクチュエータハウジング18の内部に配置されるウオーム軸27は、その一端側の第1ジャーナル27aが、前記第1ボールベアリング24のアウターレース24aに複数のボール24b…を介して相対回転自在に支持されたインナーレース24cに圧入される。またウオーム軸27は、その他端側の第2ジャーナル27bが、前記第2ボールベアリング25のアウターレース25aに複数のボール25b…を介して相対回転自在に支持されたインナーレース25cに嵌合し、ロックナット28で固定される。
電動モータ21のケーシングの結合筒状21aの内部に延びるモータ出力軸29は、その先端部が各6個の山部および谷部を円周方向に交互に有する凹凸係合部29aを有しており、この凹凸係合部29aは、ウオーム軸27の第1ジャーナル27aの内周に形成した各6個の山部および谷部を円周方向に交互に有する凹凸係合部27cに係合する(図4参照)。カップリング30を構成する電動モータ21のモータ出力軸29の凹凸係合部29aとウオーム軸27の凹凸係合部27cとはスプライン状に係合して回転を伝達するが、その接触面には僅かな隙間が形成されており、モータ出力軸29の軸線とウオーム軸27の軸線との径方向のずれを吸収しながら回転を伝達するようになっている。
ウオーム軸27の第1ジャーナル27aの軸線方向内側に大径部27dが形成されており、この大径部27dの外周にアクチュエータハウジング18の内周面が僅かな隙間α(図2、図3および図5参照)を介して対向する。また前記大径部27dの上部に対向するアクチュエータハウジング18の内周面には、そこをオイルが通過可能な三日月状の切欠き18k(図2および図5参照)が形成される。更に、ウオーム軸27の第2ジャーナル27bの軸線方向内側に大径部27eが形成されており、この大径部27eの外周にアクチュエータハウジング18の内周面が僅かな隙間β(図2および図3参照)を介して対向する。
そしてコントロールシャフト15の軸端に設けたウオームホイール23が、ウオーム軸27の中央部に形成されたウオーム22に、アクチュエータハウジング18の開口18eを介して噛合する。
図2および図7から明らかなように、アクチュエータハウジング18の下面にはオイル供給溝18mおよび集塵室18nか開口しており、オイル供給溝18mはシリンダヘッド11に形成したオイル供給通路11aを介して図示せぬオイルポンプに連通する。オイル供給溝18mのオイル供給通路11aから離れた端部にはオイルジェット18oが形成されており、このオイルジェット18oはアクチュエータハウジング18の内部において、アクチュエータハウジング18と、第1ボールベアリング24のアウターレース24aおよびボール24b…と、ウオーム軸27の大径部27dとにより区画された環状のオイル溜め31に連通する。このオイル溜めの上部の最も高い位置に、前記切欠き18kが開口する。
図3および図6から明らかなように、アクチュエータハウジング18の開口18eを区画する直線状の側縁18fから、アクチュエータハウジング18の内面に沿って突出部18pが形成される。この突出部18pはウオーム22およびウオームホイール23の噛合部に対向するように、ウオーム22の外周面およびウオームホイール23の一方の側面に僅かな隙間γを介して対向する。特に、アクチュエータハウジング18の底壁がウオーム22の外周面に沿うように円弧状断面に形成されていることで、ウオーム22の外周面は、180°以上の範囲に亘って前記隙間γにより囲まれている。
シリンダヘッド11のオイル供給通路11aに対向するアクチュエータハウジング18のオイル供給溝18mから上方に分岐するオイル案内溝18qの上端に、ウオーム22およびウオームホイール23の噛合部の上部を指向するオイルジェット18rが形成される。ウオーム22およびウオームホイール23の噛合部の軸線方向の幅W1よりも、アクチュエータハウジング18の突出部18pが軸線方向の幅W2の方が大きく設定される。
アクチュエータハウジング18の底壁の最も低い側に小径の絞り部18sが形成されており、この絞り部18sが集塵室18nに連通する。シリンダヘッド11の上面には集塵室11bが前記集塵室18nに一体に連なるように形成される。集塵室11bの低い側の側壁から延びるドレン通路11cは、オイルフィルタ32を介してシリンダヘッド11の内部空間に連通する。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
電動モータ21を駆動してモータ出力軸29が回転すると、モータ出力軸29にカップリング30を介して接続されたウオーム軸27に形成したウオーム22からウオームホイール23に回転が減速されて伝達され、コントロールシャフト15が回転して可変動弁機構14…が作動することで、吸気弁13…のバルブリフトおよびバルブタイミングが変化する。
このとき、電動モータ21のモータ出力軸29をウオーム軸27に接続するカップリング30を、ウオーム軸27に一体に形成した筒状の第1ジャーナル27aの内周に、モータ出力軸29の外周を凹凸係合部27c,29aを介して相対回転不能に嵌合して構成するとともに、筒状の第1ジャーナル27aの外周をアクチュエータハウジング18の内周に第1ボールベアリング24を介して回転自在に支持したので、単一の第1ボールベアリング24でモータ出力軸29およびウオーム軸27の両方をカップリング30の位置で同時に支持することができ、その接続部の振動や摩耗を効果的に抑制することができる。
しかも筒状の第1ジャーナル27aをウオーム軸27に一体に形成したので、カップリング30の部品点数の削減および小型化が可能になるだけでなく、モータ出力軸29の少なくとも一部が軸直角方向に見て第1ボールベアリング24に重なるので、単一の第1ボールベアリング24でモータ出力軸29およびウオーム軸27の径方向の振れを確実に抑制することができる。
さて、図示せぬオイルポンプからシリンダヘッド11のオイル供給通路11aを介してアクチュエータハウジング18の下面のオイル供給溝18mに供給されたオイルは、オイル供給溝18mに連なるオイルジェット18oを介してアクチュエータハウジング18のオイル溜め31に噴出し、そのオイル溜め31に臨む第1ボールベアリング24を潤滑する。第1ボールベアリング24を潤滑したオイルは第1オイル貯留室33に流入し、そこに配置されたカップリング30を潤滑し、余剰となったオイルはアクチュエータハウジング18の上部に形成された切欠き18k(図2および図5参照)を通過して第2オイル貯留室34に流入する。第2オイル貯留室34には、前記オイル溜め31からウオーム軸27の大径部27dの外周の隙間αを通過したオイルも流入し、ウオーム22とウオームホイール23との噛合部を潤滑する。
このとき、ウオーム軸27を第1ボールベアリング24を介して回転自在に支持するアクチュエータハウジング18に形成した第2オイル貯留室34の内部でウオーム22およびウオームホイール23を噛合させ、その第2オイル貯留室34に間接的にオイルを供給するオイルジェット18oをアクチュエータハウジング18の第1ボールベアリング24の取付部に開口させたので、第1ボールベアリング24の一部がアクチュエータハウジング18のオイルレベルL(図3参照)よりも高い位置に配置されていても、第1ボールベアリング24を確実に潤滑できるだけでなく、第1ボールベアリング24に摩耗粉の混入が少ない綺麗なオイルを供給して耐久性を高めることができる。
しかも、ウオーム軸27と第1ボールベアリング24とアクチュエータハウジング18とによってウオーム軸27の外周を囲む環状のオイル溜め31を区画し、オイル溜め31の下部にオイルジェット18oを開口させるとともに、オイル溜め31の上部に対向する部分に切欠き18kを形成したので、オイルジェット18oから供給されたオイルをオイル溜め31の保持して第1ボールベアリング24を確実に潤滑した後、余剰のオイルを第1オイル貯留室33から切欠き18kを介して第2オイル貯留室34に供給することができる。
また第2オイル貯留室34の内部において、オイルは高い位置にある第1ボールベアリング24側から低い位置にある第2ボールベアリング25側へと流れるが、図6から明らかなように、ウオーム22とウオームホイール23との噛合部の周囲にはアクチュエータハウジング18の突起18pによって狭い隙間γが形成されているため、その隙間を通過するオイルを前記噛合部に確実に作用させて潤滑効果を高めることができる。しかもアクチュエータハウジング18の下面のオイル供給溝18mに供給されたオイルが、オイル案内溝18qからオイルジェット18rを介してウオーム22とウオームホイール23との噛合部の上部に噴出するので、そのオイルによって前記噛合部の潤滑効果を更に高めることができる。
特に、オイルジェット18rの開口を上方から見てウオーム22と重なる位置に形成し(図6参照)、かつウオーム22およびウオームホイール23の噛合部を、ウオーム22の外周に対向する突出部18pの内周面の軸方向の幅内に設けたので(図3参照)、オイルジェット18rから出たオイルは重力で流下してウオーム22の外周に対向するアクチュエータハウジング18の突出部18pとの間に保持され、ウオーム22およびウオームホイール23の噛合部にオイルを充分に作用させて潤滑効果を高めることができる。
そしてウオーム22とウオームホイール23との噛合部を潤滑したオイルの一部は、ウオーム軸27の大径部27eの外周の隙間βを通過して第2ボールベアリング25を潤滑した後、シリンダヘッド11の上面から重力で図示せぬオイルパンに戻される。また噛合部を潤滑したオイルの他の一部は、第2オイル貯留室34の最も低い位置に設けられた絞り部18sから集塵室18n,11bに流入し、その集塵室18n,11bにオイル中に含まれる摩耗粉等の異物が捕集される。そして集塵室18n,11bのオイルがドレン通路11cに設けたオイルフィルタ32を通過して排出される際に、オイルに含まれる摩耗粉がフィルタ32によって濾過される。そしてオイルフィルタ32から流出する濾過後のオイルは、シリンダヘッド11の上面からオイルパンに戻される。
このように、集塵室18n,11bでオイルに含まれる摩耗粉を捕集するので、摩耗粉の噛み込みによるウオーム22およびウオームホイール23の噛合部の摩耗を抑制し、その耐久性を高めることができる。このとき、第2オイル貯留室34と集塵室18n,11bとの間に絞り部18sを設けたので、絞り部18sでオイルの流量を規制して第2オイル貯留室34に充分な量のオイルを貯留することができ、しかも絞り部18sは集塵室18n,11bの断面積に比べて小径に形成されているため、一旦集塵室18n,11bに捕獲された摩耗粉が絞り部18sを通過して第2オイル貯留室34に戻ることはない。
また集塵室18n,11bからドレン通路11cを介して排出されるオイル量をオイルジェット18o,18rから最終的に第2オイル貯留室34に供給されるオイル量よりも少なく設定したので、第2オイル貯留室34に常に充分な量のオイルを貯留してウオーム22およびウオームホール23の噛合部の潤滑を確実に潤滑することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではカップリング30で結合されるウオーム軸27およびモータ出力軸29のうち、ウオーム軸27を第1ボールベアリング24でアクチュエータハウジング18に支持しているが、ウオーム軸27およびモータ出力軸29の結合関係を内外逆にし、モータ出力軸29を第1ボールベアリング24でアクチュエータハウジング18に支持しても良い。
また本発明のベアリングは実施の形態の第1ボールベアリング24に限定されず、ローラベアリング、ニードルベアリング、プレーンベアリング等の任意のベアリングであっても良い。
可変動弁機構を備えた多気筒エンジンのシリンダヘッドの平面図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3−3線断面図 図2の4−4線断面図 図2の5−5線断面図 図2の6−6線断面図 図2の7−7線矢視図 図7の8方向矢視図
符号の説明
14 可変動弁機構
18 アクチュエータハウジング
21 電動モータ
24 第1ボールベアリング(ベアリング)
27 ウオーム軸(駆動軸、一方の軸)
27a 第1ジャーナル(筒状部)
29 モータ出力軸(他方の軸)
30 カップリング

Claims (3)

  1. 電動モータ(21)のモータ出力軸(29)にカップリング(30)を介して同軸に接続した駆動軸(27)で可変動弁機構(14)を作動させることで、内燃機関のバルブリフトおよびバルブタイミングの少なくとも一方を変更する可変動弁機構用アクチュエータにおいて、
    前記カップリング(30)は、前記モータ出力軸(29)および前記駆動軸(27)の一方の軸(27)に形成した筒状部(27a)の内周に、他方の軸(29)の外周を相対回転不能に嵌合して構成され、前記筒状部(27a)の外周がアクチュエータハウジング(18)にベアリング(24)を介して回転自在に支持されることを特徴とする可変動弁機構用アクチュエータ。
  2. 前記筒状部(27a)は前記一方の軸(27)に一体に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の可変動弁機構用アクチュエータ。
  3. 前記他方の軸(29)の少なくとも一部は、軸直角方向に見て前記ベアリング(24)に重なることを特徴とする、請求項2に記載の可変動弁機構用アクチュエータ。
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