JP2009179464A - 縦向きコイル搬送用吊り具および吊り上げ搬送方法 - Google Patents

縦向きコイル搬送用吊り具および吊り上げ搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 テレスコープのある縦向きコイルを安定して保持し搬送する吊り具および吊り具を使用した搬送方法を提供する。
【解決手段】 長辺と短辺とからなる平面視矩形のフレームと、該フレームの長辺に対し、コイルの外周部および下端部を保持するように、フレーム長辺に沿い互いに接近離反可能に設けられた1対の爪部と、該爪部の上部に下端部をピン結合され、上端部を互いにピン結合された1対の吊りリンクを持つ爪部開閉機構と、定置されたフレームに対する爪部の開限位置で開状態が固定され、該開限位置から更に僅かな距離だけ開いたときに、開状態固定が解除されるように作動するロック手段とを備えた吊り具である。また、もう1つの吊り具は、爪部を上下に伸縮可能としたものである。この吊り具を使用した搬送方法は、下面に吊具下爪が挿入可能な溝を有した運搬用置台にコイルを載せて使用する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、縦向きコイルを吊り上げて搬送するコイル吊り具とその吊り具を使用してコイルを搬送する方法に関するものである。
縦向きコイルを吊り上げて搬送する吊り具として、第1例は、リフマグと呼ばれるもので、コイル上方端面を電磁石で吸着保持し吊り上げ搬送するものである。また第2例は、コイルトングと呼ばれるもので、コイル内周部および外周部を側方より爪により挟み込み、爪と接触するコイルとの摩擦により保持し、吊り上げ搬送するものである。なお、横向きコイルの吊り具として、特許文献1,2がある。
特開平11-189391号 特開2000-281274
従来、縦向きコイル吊り上げに際し、コイル端部にテレスコープ(巻き不良によりコイル端面が不揃いになったもの)がある場合はリフマグによる吊上げ搬送を行うとすると、次のような問題がある。即ち、コイルのテレスコープ部が先にリフマグ吸着面に接触し、コイル端面とリフマグ吸着面の接触面積が少なくなる。このため、電磁石での吸着力不足が生じ、吊り上げできないか、または、吊り上げできた場合でもコイルの保持が不安定で途中落下する危険性があった。
また、テレスコープのあるコイルでは特に内周側に巻き緩みを伴うことが多く、コイル内、外周を挟み込んで保持するコイルトングを使用する場合、次のような問題がある。即ち、充分な摩擦保持力が得られず、吊り上げできないか、または、吊り上げできた場合でもコイルの保持が不安定となり、コイル内周部の巻が途中でずれることで落下する危険性があった。
従来の吊具で吊り上げできない場合は、コイルの縦向きから横向きにし、コイルを巻き直してテレスコープのない状態にし、再度横向きから縦向きとし、吊り上げ搬送せざるを得なかった。このため、コイルの反転(縦向きから横向きへの変更および横向きから縦向きへの変更)や巻き直し工程への搬送途中にテレスコープ部の折れ疵や、コイル内、外周部に取り扱いに伴う疵が発生することがあった。
本発明はこのような問題を解決し、テレスコープのある縦向きコイルを安定して保持し搬送する吊り具および吊り具を使用した搬送方法を提供することを目的とする。
本発明の課題解決手段の第1である縦向きコイル搬送用吊り具は、長辺と短辺とからなる平面視矩形のフレームと、該フレームの長辺に対し、コイルの外周部および下端部を保持するように、フレーム長辺に沿い互いに接近離反可能に設けられた1対の爪部とを持つ。また、該爪部の上部に下端部をピン結合され、上端部を互いにピン結合された1対の吊りリンクを持つ爪部開閉機構と、定置されたフレームに対する爪部の開限位置で開状態が固定され、該開限位置から更に僅かな距離だけ開いた時に開状態固定が解除されるように作動するロック手段とを備える。
本発明の課題解決手段の第2である縦向きコイル搬送用吊り具は、前記第1の吊り具における前記1対の爪部は、鞘部とその内側に昇降自在に挿入されて下端に下爪を持つ伸縮部と、前記鞘部と伸縮部との相対位置を変更できる調節部材とを備えたものである。そして、前記フレームの長辺の長さ方向の中心に一端を、他端を前記吊りリンクの一方の長さ方向の中心に、各々ピン結合された中心リンクとを備えてもよい。前記爪部開閉機構は、前記各爪部の上部にフレーム長さ方向に間隔を存して設けられた複数個の車輪を持つものでもよい。
前記ロック手段は、前記吊リンクの上部に取り付けられた取付部材と、該取付部材の下端に取り付けられ、下端に引っ掛け片を持つキー本体がケース内で90度の範囲で回動しつつ昇降するようにされた引っ掛け部材と、前記中心リンクの側面に設けられた引っ掛け孔を持つ係止部材と、該係止部材の直下に設けられた当たり片とを備えるものでもよい。前記フレームの下面中央に設けられ、コイル孔の内周面と僅かな間隔を存してコイル孔に挿入されるコイル孔案内具を備えたものでもよい。前記フレームに設けられて上方に延びる昇降ガイドと、該ガイドに沿って昇降するように、前記コイル孔案内具に設けられて上方に延びたスライド部材と、前記昇降ガイドとスライド部材との相対位置を変更できる調節部材とを備えたものでもよい。
本発明の課題解決手段の第3である縦向きコイル吊り上げ搬送方法は、前記吊り具と、下面に吊具下爪が挿入可能な溝を有した運搬用置台とを使用する。即ち、吊り上げられたコイルを、運搬用置台に置かれたスペーサーの上部まで搬送し、次いで、爪部がスペーサーの上溝内に挿入されたのを確認し、更に巻き下げて、ロック手段を解除する。続いて巻き下げ、爪がスペーサーの上溝から退出したとき、巻き下げを止め、その後、爪部の伸縮部を下方に伸ばして固定し、次に巻き上げて、爪を運搬用台の下溝内に進入させる。この状態で吊り上げ搬送し、目的の場所に置き、巻き下げて爪部を開限位置でロック機構を作動させ、次に、爪部伸縮部を上方に収縮さて固定し次の作業に備える。
テレスコープおよび巻き緩みのある縦向きコイルを安定保持し、安全に吊り上げ搬送することが可能となる。従って、テレスコープ修正または巻き緩み修正のためのコイル巻き直しが不要となり、吊り上げ搬送中のテレスコープ部の折れ疵や、コイル内、外周部のコイル反転、搬送時の取り扱いに伴うズレ疵などを防止することが可能となる。
以下に本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図1,2において、本発明のコイル搬送用吊り具は、長辺11と短辺12とからなる平面視矩形のフレーム10と、該フレームの長辺に対し、コイルの外周部および下端部を保持するように、フレーム長辺に沿い互いに接近離反可能に設けられた左右1対の爪部20,20と、該爪部の上部に下端部をピン結合され、上端部を互いにピン結合された1対の吊りリンク33a,33bを持つ爪部開閉機構30とを備える。吊りリンク33,33の上端にクレーンフックBの吊環34がピン結合される。また、ロック手段50は、爪部を開状態で固定する。
図2,3,4において、フレーム10の長辺11には後記車輪32が転動できる長孔11a(下面がレール11bとなる)が設けられる。爪部20はフレーム長辺間に位置してフレーム中心側に延びた基部21と、その端部から垂下した爪部腕22と、その下端からフレーム中心側に延びた下爪23とよりなる。
爪部開閉機構30において、爪基部21には、フレーム長さ方向に間隔を存した2本の軸31が、フレーム幅方向に貫通して設けられ、それらの両端に車輪32が取り付けられる。これにより、爪部20は一定の姿勢を保持して開閉する。また、軸31には車輪と爪基部との間で、吊りリンク33の下端が回動自在に接続されている。
前記フレームの長辺11の長さ方向の中心に一端を、他端を前記吊りリンク33の一方の長辺の長さ方向の中心に、中心リンク40が各々ピン結合される。これにより、前記フレームの長辺11の長さ方向の中心を通る鉛直線上に、クレーンフックBの吊環34が常に位置する。このように、フレーム10の内側で、前後1対のリング33aの間に前後1対のリング33bが、リング33bの間に前後1対の中心リンク40が位置している。
図2,3,5で前記ロック手段50は、定置されたフレーム10に対する爪部20の開限位置で開状態が固定され、該開限位置から更に僅かな距離だけ開いた時に開状態固定が解除されるように作動する。前記吊りリンク33bの上部に取り付けられた取付部材51と、該取付部材の下端に取り付けられ、下端に引っ掛け片を持つキー本体がケース内で90度の範囲で回動しつつ昇降するようにされた引っ掛け部材52と、前記中心リンク40の側面に設けられた引っ掛け孔53aを持つ係止部材53と、該係止部材の直下に設けられた当たり片54とを備える。
引っ掛け部材52において、円筒体の外ケース52aは先端側に小径孔、末端側に段を介して大径孔をもち、大径孔内に内ケース52bが進退自在に挿入されている。そして、外ケースの段部と内ケースの先端面との対向面には、軸線に対し傾斜した細長窓52cが形成されるように、歯部が形成され、細長窓の両端部が円弧谷となっている。円柱キー本体52dが両ケースの孔に回動自在に挿入され、先端に引っ掛け片52eがネジで取り付けられる。そして、キー本体の直径上を貫通したピン52fの両端が細長窓52c内に入り、これによって、キー本体52dがケース内で90度の範囲で回動しつつ昇降するようになる。
図2,3,6でコイル孔案内具60は、前記フレーム10の下面中央に設けられ、コイル孔の内周面と僅かな間隔を存してコイル孔に挿入される円筒芯部61は下端にテーパー部を持ち、上端に端板62が固定されている。これにより、コイルの円中心に対してフレームの中心を容易に一致させることができる。
このコイル孔案内具60はコイルの高さに応じて、フレームの取り付け高さが調節できるようになっている。即ち、前記フレーム10に設けられて上方に延びる昇降ガイド63a(左右1対、前後1対)と、該ガイドに沿って昇降するように、前記コイル孔案内具端板62に設けられて上方に延びたスライド部材63bと、前記昇降ガイドとスライド部材との相対位置を変更できる調節部材63cとを備えている。そして、昇降ガイド63aには高さ方向に間隔を存して複数の孔が設けられると共に、スライド部材63bにも孔が設けられ、これらの孔を貫通できるピン63cが設けられる。
図7に示すものは、爪部を上下に伸縮自在として、コイルを運搬用置き台2に載せたまま搬送する場合のものである。前記1対の爪部20は、基部21Aと、鞘部22Aとその内側に昇降自在に挿入されて下端に下爪23Aを持つ伸縮部24Aと、前記鞘部と伸縮部との相対位置を変更できる調節部材(ピン)25Aとを備えたものである。
図9で巻き緩みのあるコイルと一緒に搬送する運搬用置き台2は、コイルと同様の円盤形状をした円盤本体2aからなり、大きさもコイルの最大外径と同様の寸法である。また、下部に吊り具下爪23Aを挿入可能な爪挿入溝2bを有し、溝上面に吊り具下爪23Aを引っ掛けて、運搬用置き台2を吊具で吊上げ可能である。図8のものはスペーサー1で、上面に爪挿入溝1aを有する。
以上において、テレスコープのある縦向きコイルを吊り上げ搬送する場合には、次のように実施される。図1でまず、吊具置き台3に置かれている爪部20が開限位置で固定された吊環34をクレーンフックBで把持し吊り上げる。そして、図10aで地面のスペーサー1の上に置かれているコイルAの上部まで搬送する。次いで図10bで、コイル孔案内具60の芯部61をコイル内周部に挿入可能な位置に合わせた後に巻き下げを行う。芯部が充分にコイル内周部に挿入されたのを確認し、更に巻き下げると、ロック手段50が作用し爪部20の開限位置の固定を解除する。
即ち図2,図5,図10bで、コイル案内具の端板62がコイル上面に接したとき、ピン52fが外ケース52aの歯谷部に位置し、キー52dが最下位に位置している。引っ掛け片52eが係止部材53の引っ掛け孔53aの下側で引っ掛け孔の外側に係止されており、当たり片54からは離れている。このとき、車輪32とレール11b端との間に僅かな間隔Sが残されている。
この状態から、更に巻き下げると、車輪32がSまで移動して吊リンク33の上端が下がり、引っ掛け部材52も下がってその引っ掛け片52eの下端が当たり片54に当たり、それを内外ケース52a,52bに対し相対的に持ち上げることになる。このとき、ピン52fは内ケース52bの歯の斜面に押されながらその谷部まで90度回動しながら上昇して止まる。この結果、引っ掛け片52eは引っ掛け孔53aに対し同姿勢となる。これでロック機構が解除したことになる。
次に、クレーンフックBを巻き上げ動作させると、吊りリンク33が閉動作を始めると共に、引っ掛け部材52が上昇し、その引っ掛け片52eが引っ掛け孔から上方に抜け出す。その後、キーは自重で下がりながら90度逆回動して、ピンは外ケースの谷部に再び収まる。続いて、図10cで爪部20を閉動させると、爪下部がスペーサー1の上溝内1aに進入し、爪部腕22側部がコイル外周に接触し、下爪23が充分にコイル下部端面を保持した状態にさせる。その後に図10dで、クレーンフックを巻き上げ、コイルを吊り上げると、爪部にコイル重量により閉方向の力が作用し、コイルを保持し搬送できる。
この吊り上げられたコイルを別の置き場に搬送して開放する場合は次のように実施される。図10eで前記コイルを地面のスペーサー1の上部まで搬送する。次いで、図10fで爪部がスペーサーの上溝内に挿入されたのを確認し、更に巻き下げするとロック手段50が作用し、爪部を開限位置で固定する。
即ち、図10f,図2,図5で、コイルの下面がスペーサー上面に接したとき、キー52dは係止部材53から上方に離れており、ピン52fが外ケース52aの歯谷部に位置し、キーが最下位に位置している。この状態から、図10gで、更に巻き下げると、車輪が間隔Sの手前まで移動して吊りリンク33の上端が下がり、キーも下がってその引っ掛け片52eの下端が係止部材53の引っ掛け孔53aの周縁に当たる。
このとき、ピン52fは内ケース52bの歯の斜面に押されながらその谷部まで90度回動しながら上昇して止まる。この結果、引っ掛け片52eは引っ掛け孔53aに対し同姿勢となる。更に巻き下げると、引っ掛け片は引っ掛け孔を下方に通過し、その後、キー52dは自重で下がりながら90度逆回動して、ピン52fは外ケース52aの谷部に再び収まる。この結果、引っ掛け片52eは引っ掛け孔53aの下側で、引っ掛け孔の外側に係止され、当たり片54からは離れている。これでロック機構が作動したことになる。このとき、車輪32とレール11b端との間に僅かな間隔Sが残されている。このように爪部が開限位置で固定された吊り具を再びクレーンフックで把持し吊り上げてコイルから離れ、次の作業に備える。
次に、テレスコープと巻き緩みのあるコイルを運搬用台2と共に吊り上げ搬送する場合は、吊り具の爪は伸縮部22Aを持つもの(図7)が使用され、次のように実施される。図11aで前記吊り上げられたコイルを、地面の運搬用台2に置かれたスペーサー1の上部まで搬送する。次いで、図11bで爪部がスペーサーの上溝内に挿入されたのを確認し、更に巻き下げて、ロック手段50を解除する。
図11cで、続いて巻き下げ、爪がスペーサーの上溝から退出したとき、巻き下げを止める。そして、爪部腕のピン25Aを抜いて伸縮部24Aを下方に伸ばし、再びピンを通す。次に巻き上げると、爪が運搬用台の下溝内に進入する。この状態で吊り上げ搬送し、目的の場所に置く。そして、巻き下げて爪部を開限位置でロック手段50を作動させる。次に、爪部腕のピン25Aを抜いて伸縮部24Aを上方に収縮させ、再びピン25Aを通す。このように爪部が開限位置で固定された吊り具を再びクレーンフックで把持し吊り上げてコイルから離れ、次の作業に備える。
本発明は、縦向きコイル搬送用吊り具および吊り上げ搬送方法に利用される。
に利用されるものである。
本発明の一実施例の概略正面図である。 図1の拡大詳細図である。 図2の右側面図である。 図2のY4―Y4断面図である。 図2の要部拡大図である。 図5aのY5b−Y5b断面図である。 図5aのY5c−Y5c断面図である。 図2の要部分解斜視図である。 爪部の他の実施例の正面図である。 図7aの右側面図である。 図7aのX7c−X7c断面図である。 スペーサーの平面図である。 図8aの断面図である。 運搬用置き台の平面図である。 図9aの断面図である。 コイル搬送状態の説明図である。 コイル搬送状態の説明図である。 コイル搬送状態の説明図である。 コイル搬送状態の説明図である。 コイル搬送状態の説明図である。 コイル搬送状態の説明図である。 コイル搬送状態の説明図である。 コイルを運搬用台と共に搬送する状態の説明図である。 コイルを運搬用台と共に搬送する状態の説明図である。 コイルを運搬用台と共に搬送する状態の説明図である。 コイルを運搬用台と共に搬送する状態の説明図である。
符号の説明
A コイル
B クレーンフック
10 フレーム
11 長片
11a 長孔
11b レール
12 短片
20 爪部
21 基部
22 爪部腕
23 下爪
30 爪部開閉機構
31 軸
32 車輪
33 吊りリンク
34 吊環
40 中心リンク
50 ロック手段
51 取付部材
52 引っ掛け部材
53 係止部材
54 当たり片
60 コイル孔案内具
61 芯部
62 端板
63 高さ調節部
63a 昇降ガイド
63b スライド部材
63c 調節部材(ピン)
1 スペーサー
2 運搬用置き台
2a 円盤本体
2b 爪挿入溝
3 吊り具置き台

Claims (8)

  1. 長辺と短辺とからなる平面視矩形のフレームと、
    該フレームの長辺に対し、コイルの外周部および下端部を保持するように、フレーム長辺に沿い互いに接近離反可能に設けられた1対の爪部と、
    該爪部の上部に下端部をピン結合され、上端部を互いにピン結合された1対の吊りリンクを持つ爪部開閉機構と、
    定置されたフレームに対する爪部の開限位置で開状態が固定され、該開限位置から更に僅かな距離だけ開いたときに、開状態固定が解除されるように作動するロック手段とを備えた縦向きコイル搬送用吊り具。
  2. 前記1対の爪部は、鞘部とその内側に昇降自在に挿入されて下端に下爪を持つ伸縮部と、前記鞘部と伸縮部との相対位置を変更できる調節部材とを備えた、請求項1記載の縦向きコイル搬送用吊り具。
  3. 前記フレームの長辺の長さ方向の中心に一端を、他端を前記吊りリンクの一方の長さ方向の中心に、各々ピン結合された中心リンクとを備えた請求項1または2記載の縦向きコイル搬送用吊り具。
  4. 前記爪部開閉機構は、前記各爪部の上部にフレーム長さ方向に間隔を存して設けられた複数個の車輪を持つ請求項1または2記載の縦向きコイル搬送用吊り具。
  5. 前記ロック手段は、前記吊リンクの上部に取り付けられた取付部材と、該取付部材の下端に取り付けられ、下端に引っ掛け片を持つキー本体がケース内で90度の範囲で回動しつつ昇降するようにされた引っ掛け部材と、前記中心リンクの側面に設けられた引っ掛け孔を持つ係止部材と、該係止部材の直下に設けられた当たり片とを備える請求項1または2記載の縦向きコイル搬送用吊り具。
  6. 前記フレームの下面中央に設けられ、コイル孔の内周面と僅かな間隔を存してコイル孔に挿入されるコイル孔案内具を備えた請求項1または2記載の縦向きコイル搬送用吊り具。
  7. 前記フレームに設けられて上方に延びる昇降ガイドと、該ガイドに沿って昇降するように、前記コイル孔案内具に設けられて上方に延びたスライド部材と、前記昇降ガイドとスライド部材との相対位置を変更できる調節部材とを備えた請求項6記載の縦向きコイル搬送用吊り具。
  8. 請求項2ないし7のいずれか1に記載の吊り具と、下面に吊具下爪が挿入可能な溝を有した運搬用置台とを使用し、吊り上げられたコイルを、運搬用置台に置かれたスペーサーの上部まで搬送し、次いで、爪部がスペーサーの上溝内に挿入されたのを確認し、更に巻き下げて、ロック手段を解除し、
    続いて巻き下げ、爪がスペーサーの上溝から退出したとき、巻き下げを止め、その後、爪部の伸縮部を下方に伸ばして固定し、次に巻き上げて、爪を運搬用台の下溝内に進入させ、この状態で吊り上げ搬送し、目的の場所に置き、巻き下げて爪部を開限位置でロック機構を作動させ、次に、爪部伸縮部を上方に収縮さて固定し次の作業に備える縦向きコイル吊上げ搬送方法。
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