JP2009177584A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被写体に応じて、最適な露出調節および暗部階調の補正を行うこと。
【解決手段】 被写体を複数の領域に分割して測光する測光部と、測光部の測光結果に基づいて、第1の露出制御値を演算する第1演算部と、第1の露出制御値と、複数の領域における測光値の最大値とを比較する比較部と、比較部による比較結果に応じて、第1の露出制御値を補正して第2の露出制御値を演算する第2演算部と、第2の露出制御値に従って被写体を撮像し、画像データを生成する撮像部と、比較部による比較結果に応じて、画像データの暗部階調の補正を行う際の明度の向上量を演算する第3の演算部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被写体を撮像して画像データを生成する撮像装置に関する。
従来より、撮像装置の露出調節に関する様々な技術が考えられている。例えば、特許文献1の発明では、階調変換特性を切り替えたときに、選択した階調特性に応じて露出制御の目標値を切り替えることにより出力レベルを一定に保っている。
また、輝度差の大きな被写体を撮影することにより、画像データの暗部階調が暗くつぶれるという現象が知られている。そこで、特許文献2の発明では、暗部階調のゲインを上げることで階調を圧縮し、暗部階調の黒つぶれを改善している。
特開2002−84455号公報 特許2663189号
特許文献1の発明では、被写体の輝度パターンによらず、階調変換特性に応じた一定の露出目標値を採用している。そのため、特許文献2の発明における階調圧縮のように、被写体の輝度パターンに応じて最適な露出調節が異なる場合に、適切な露出調節を行うことができない。
本発明の撮像装置は、被写体に応じて、最適な露出調節および暗部階調の補正を行うことを目的とする。
本発明の撮像装置は、被写体を複数の領域に分割して測光する測光部と、前記測光部の測光結果に基づいて、第1の露出制御値を演算する第1演算部と、前記第1の露出制御値と、前記複数の領域における測光値の最大値とを比較する比較部と、前記比較部による比較結果に応じて、前記第1の露出制御値を補正して第2の露出制御値を演算する第2演算部と、前記第2の露出制御値に従って前記被写体を撮像し、画像データを生成する撮像部と、前記比較部による比較結果に応じて、前記画像データの暗部階調の補正を行う際の明度の向上量を演算する第3の演算部とを備える。
本発明の別の撮像装置は、被写体を複数の領域に分割して測光する測光部と、前記測光部の測光結果に基づいて、第1の露出制御値を演算する第1演算部と、前記第1の露出制御値と、前記複数の領域における測光値の最大値とを比較する第1比較部と、前記第1比較部による比較結果に応じて、前記第1の露出制御値を補正して第2の露出制御値を演算する第2演算部と、前記第2の露出制御値に従って前記被写体を撮像し、画像データを生成する撮像部と、前記第2の露出制御値と、前記複数の領域における測光値の最小値とを比較する第2比較部と、前記第2比較部による比較結果に応じて、前記画像データの暗部階調の補正を行う際の明度の向上量を演算する第3の演算部とを備える。
本発明の別の撮像装置は、被写体を複数の領域に分割して測光する測光部と、前記測光部の測光結果に基づいて、第1の露出制御値を演算する第1演算部と、前記第1の露出制御値と、前記複数の領域における測光値の最大値とを比較する第1比較部と、前記第1の露出制御値と、前記複数の領域における測光値の最小値とを比較する第2比較部と、前記第1比較部による比較結果と、前記第2比較部による比較結果とに応じて、前記第1の露出制御値を補正して第2の露出制御値を演算する第2演算部と、前記第2の露出制御値に従って前記被写体を撮像し、画像データを生成する撮像部と、前記第1比較部による比較結果と、前記第2比較部による比較結果とに応じて、前記画像データの暗部階調の補正を行う際の明度の向上量を演算する第3の演算部とを備える。
なお、好ましくは、前記第3の演算部により演算された前記明度の向上量に従って、前記撮像部で生成された前記画像データの暗部階調の明度を向上する補正を行う補正部と、前記補正部による補正後の前記画像データを記録する記録部とをさらに備えても良い。
また、好ましくは、前記第3の演算部は、前記撮像部における撮像感度に応じて、前記明度の向上量に上限を設けても良い。
また、好ましくは、被写体を照明する発光部と、前記発光部による発光を行う際の発光量を演算する発光量演算部とを備え、前記発光量演算部は、前記第3の演算部により演算された前記明度の向上量に応じて、前記発光量を補正しても良い。
また、好ましくは、前記第3の演算部は、前記撮像部による撮影時の撮影条件に応じて、前記明度の向上量を所定の固定量としても良い。
また、好ましくは、前記測光部は、中央重点測光モードとスポット測光モードとの少なくとも一方を含む複数の測光モードの何れかを選択的に実行し、前記第3の演算部は、前記撮像部による撮影時に、前記測光部において前記中央重点測光モードと前記スポット測光モードとの何れかが実行された場合には、前記明度の向上量を前記固定量としても良い。
また、好ましくは、被写体を照明する発光部を備え、前記第3の演算部は、前記撮像部による撮影時に、前記発光部による照明が行われた場合には、前記明度の向上量を前記固定量としても良い。
また、好ましくは、前記発光部は、デイライトシンクロモードとスローシンクロモードとの少なくとも一方を含む複数の発光モードの何れかを選択的に実行し、前記第3の演算部は、前記撮像部による撮影時に、前記発光部において前記デイライトシンクロモードと前記スローシンクロモードとを除く発光モードが実行された場合には、前記明度の向上量を前記固定量としても良い。
また、好ましくは、前記第1の比較部において比較に用いる前記測光値と、前記第2の比較部において比較に用いる前記測光値とは、前記測光部において異なる分割領域により得られた測光値であっても良い。
本発明の撮像装置によれば、被写体に応じて、最適な露出調節および暗部階調の補正を行うことができる。
<第1実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第1実施形態について説明する。第1実施形態では、本発明の撮像装置の一例として、一眼レフタイプの電子カメラを用いて説明する。
図1は、第1実施形態の電子カメラ1の構成を示す図である。図1に示すように、電子カメラ1は、撮影レンズ2、絞り3、クイックリターンミラー4、サブミラー5、拡散スクリーン6、コンデンサレンズ7、ペンタプリズム8、ビームスプリッタ9、接眼レンズ10、結像レンズ11、測光センサ12、シャッタ13、撮像素子14、焦点検出部15の各部を備える。
測光センサ12は、図2Aに示す24分割の測光センサである。そして、この測光センサ24を用いた測光に関しては、「分割測光モード」、「中央重点測光モード」、「スポット測光モード」などの複数の測光モードを有し、何れかの測光モードを選択的に実行する。また、撮像素子14は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの半導体デバイスである。焦点検出部15は、例えば、位相差方式の焦点検出を行い、撮影レンズ2の焦点状態を検出する。
また、電子カメラ1は、撮像により生成された画像などを表示する液晶モニタなどのモニタ16、被写体を照明する発光部17、発光部17を制御する発光制御部18、各部を制御する制御部19をさらに備える。発光部17による発光のON/OFFはユーザの指示に基づくマニュアル設定でも良いし、制御部19によるオート設定でも良い。また、マニュアル設定とオート設定とをユーザ指示に基づき切換可能とすると良い。制御部19は、内部に不図示のメモリを備え、各部を制御するためのプログラムを予め記録する。
非撮影時、すなわち撮影を行わない場合には、クイックリターンミラー4は、図1に示すように、45°の角度に配置される。そして、撮影レンズ2および絞り3を通過した光束は、クイックリターンミラー4で反射され、拡散スクリーン6、コンデンサレンズ7、ペンタプリズム8、ビームスプリッタ9を介して接眼レンズ10に導かれる。ユーザは、接眼レンズ10を介して被写体の像を目視することにより構図確認を行う。一方、ビームスプリッタ9により、上方に分割された光束は、結像レンズ11を介して測光センサ12の撮像面上に再結像される。また、クイックリターンミラー4を透過した光束は、サブミラー5を介して焦点検出部15に導かれる。
一方、撮影時には、クイックリターンミラー4が、破線で示す位置に退避してシャッタ13が開放し、撮影レンズ2からの光束は撮像素子14に導かれる。
図3は、第1実施形態の電子カメラ1の機能ブロック図である。図3に示すように、電子カメラ1は、図1の構成に加えて、タイミングジェネレータ20、信号処理部21、A/D変換部22、バッファメモリ23、バス24、カードインターフェース25、圧縮伸長部26、画像表示部27の各部を備える。タイミングジェネレータ20は、撮像素子14に出力パルスを供給する。また、撮像素子14で生成される画像データは、信号処理部21(撮像感度に対応するゲイン調整部を含む)およびA/D変換部22を介して、バッファメモリ23に一時記憶される。バッファメモリ23は、バス24に接続される。このバス24には、カードインターフェース25、図1で説明した制御部19、圧縮伸張部26、および画像表示部27が接続される。カードインターフェース25は、着脱自在なメモリカード28と接続し、メモリカード28に画像データを記録する。また、制御部19には、電子カメラ1のスイッチ群29(不図示のレリーズ釦などを含む)、タイミングジェネレータ20、および測光センサ12が接続される。さらに、画像表示部27は、電子カメラ1の背面に設けられたモニタ16に画像などを表示する。
また、電子カメラ1は、画像データの暗部階調の補正を行わない階調非圧縮モードと、暗部階調の補正を行う階調圧縮モードとを備える。何れのモードにより撮影を実行するかは、ユーザによりスイッチ群29を介して予め選択される。
以上説明した構成の電子カメラ1の撮影時の動作について、図4から図6に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS1において、制御部19は、測光センサ12による測光結果に応じて測光演算を行う。測光演算について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS11において、制御部19は、測光センサ12から24分割の測光結果を取得する。測光センサ12は、入射した光を光電変換し、図2Aに示すように、分割されたそれぞれの領域に対応する24分割の輝度値Bv[1,1]からBv[6,4]を出力する。
ステップS12において、制御部19は、ステップS11で取得した24分割の測光結果に基づいて、15分割の測光結果を取得する。制御部19は、ステップS11で取得した24分割の輝度値Bv[1,1]からBv[6,4]を4つずつまとめて、15分割の輝度値RBv[1]からRBv[15]を取得する。15分割の輝度値RBv[1]からRBv[15]は、以下の式1から式15により演算される。また、図2Bに15分割の領域の一部(RBv[1],RBv[3],RBv[5],RBv[11],RBv[13],RBv[15])を例示する。
RBv[1]=(Bv[1,1]+Bv[2,1]+Bv[1,2]+Bv[2,2])/4…(式1)
RBv[2]=(Bv[2,1]+Bv[3,1]+Bv[2,2]+Bv[3,2])/4…(式2)
RBv[3]=(Bv[3,1]+Bv[4,1]+Bv[3,2]+Bv[4,2])/4…(式3)
RBv[4]=(Bv[4,1]+Bv[5,1]+Bv[4,2]+Bv[5,2])/4…(式4)
RBv[5]=(Bv[5,1]+Bv[6,1]+Bv[5,2]+Bv[6,2])/4…(式5)
RBv[6]=(Bv[1,2]+Bv[2,2]+Bv[1,3]+Bv[2,3])/4…(式6)
RBv[7]=(Bv[2,2]+Bv[3,2]+Bv[2,3]+Bv[3,3])/4…(式7)
RBv[8]=(Bv[3,2]+Bv[4,2]+Bv[3,3]+Bv[4,3])/4…(式8)
RBv[9]=(Bv[4,2]+Bv[5,2]+Bv[4,3]+Bv[5,3])/4…(式9)
RBv[10]=(Bv[5,2]+Bv[6,2]+Bv[5,3]+Bv[6,3])/4…(式10)
RBv[11]=(Bv[1,3]+Bv[2,3]+Bv[1,4]+Bv[2,4])/4…(式11)
RBv[12]=(Bv[2,3]+Bv[3,3]+Bv[2,4]+Bv[3,4])/4…(式12)
RBv[13]=(Bv[3,3]+Bv[4,3]+Bv[3,4]+Bv[4,4])/4…(式13)
RBv[14]=(Bv[4,3]+Bv[5,3]+Bv[4,4]+Bv[5,4])/4…(式14)
RBv[15]=(Bv[5,3]+Bv[6,3]+Bv[5,4]+Bv[6,4])/4…(式15)
ステップS13において、制御部19は、ステップS11およびステップS12で取得した測光結果に基づいて、平均輝度値BvMean、15分割の輝度値RBvの最大輝度値BvMax15、最小輝度値BvMin15、中央部輝度値BvC、24分割の輝度値Bvの最大輝度値BvMax24を特徴量として演算する。各値は、以下の各式により求められる。
Figure 2009177584
BvMax15=MAX(RBv[1]〜RBv[15])…(式17)
BvMin15=MIN(RBv[1]〜RBv[15])…(式18)
BvC=RBv[8]…(式19)
BvMax24=MAX(Bv[1,1]〜Bv[6,4])…(式20)
ステップS14において、制御部19は、ステップS13で演算した各値に基づいて、露出制御値BvCntl0を演算する。露出制御値BvCntl0は、次式により求められる。
BvCntl0=k1・BvMean+k2・BvMax15+k3・BvMin15+k4・BvC+k5…(式21)
式21において、k1からk4は、各項の重みを示す係数である。また、k5は、定数項である。k1からk5は、平均輝度値BvMeanに応じた数であり、様々なサンプルシーンでより良い画像となるように予め決定される。k1からk5の例を以下の表1に示す。
Figure 2009177584
ステップS15において、制御部19は、ステップS14で演算した露出制御値BvCntl0と、24分割の輝度値Bvの最大輝度値BvMax24とを比較する。制御部19は、露出制御値BvCntl0と24分割の輝度値Bvの最大輝度値BvMax24との差が所定値thHiをこえる値dHiを、次式を用いて求める。
dHi=BvMax24−BvCntl0−thHi…(式22)
式22において、所定値thHiは、画像のハイライト部分が飽和を起こすと推定される量で、例えば、2Evから3Ev程度である。この所定値thHiは、撮像センサである撮像素子14の飽和レベルや、測光センサ12の画素の大きさなどにより最適な値とする。
ステップS16において、制御部19は、ステップS15における比較結果に基づいて、ハイライト復元量HiRcvを演算する。制御部19は、ハイライト復元量HiRcvを、次式を用いて求める。
Figure 2009177584
式23において、thdHiは撮像センサである撮像素子14のダイナミックレンジの大きさに依存するハイライト復元可能な量を示す所定の閾値である。
式23に示すように、制御部19は、ステップS15で求めた、露出制御値BvCntl0と24分割の輝度値Bvの最大輝度値BvMax24との差が所定値thHiをこえる値dHiを、0から閾値thdHiの間へクリップしてハイライト復元量HiRcvとする。
ただし、撮像素子14が高ISO感度に設定されている場合には、ノイズが増加してダイナミックレンジが不足するおそれがある。そのため、撮像素子14が高ISO感度に設定されている場合には、式23により求めたハイライト復元量HiRcvに上限を設け、小さめに補正すると良い。または、撮像素子14が高ISO感度に設定されている場合には、上述した閾値thdHiを小さくしても良い。
さらに、撮像時のノイズ発生予想量を適宜検出し、検出結果に応じて、ハイライト復元量HiRcvに上限を設けたり、上述した閾値thdHiを小さくする構成としても良い。
ステップS17において、制御部19は、ステップS16で演算したハイライト復元量HiRcvに基づいて、ステップS14で演算した露出制御値BvCntl0を補正する。露出制御値BvCntl0の補正は、次式により行われる。
補正後の露出制御値BvCntl1=BvCntl0+HiRcv…(式24)
ただし、測光モードが「分割測光モード」以外の「中央重点測光モード」や「スポット測光モード」である場合には、通常の露出制御値を採用し、ハイライト復元量HiRcvに関しては、固定値HiRcvConstを用いるものとする。
以上説明した測光演算を行うと、制御部19は、図4のステップS2に進む。
ステップS2において、制御部19は、ユーザによりスイッチ群29を介して撮影開始が指示されたか否かを判定する。そして、制御部19は、撮影開始が指示されたと判定するまで、ステップS1で説明した測光演算を繰り返し、撮影開始が指示されたと判定するとステップS3に進む。
ステップS3において、制御部19は、発光部17による発光がONであるか否かを判定する。そして、制御部19は、発光部17による発光がONであると判定するとステップS4に進む。一方、発光部17による発光がONでない(発光部17による発光がOFFである)と判定すると、制御部19は後述するステップS5に進む。
ステップS4において、制御部19は、発光量を演算する。発光量の演算について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS21において、発光制御部18を制御して発光部17によるモニタ発光を行う。この時の発光量は、所定の小発光量である。
ステップS22において、制御部19は、測光センサ12から測光結果を取得する。この測光結果は、定常光成分を含む。測光センサ12は、入射した光を光電変換し、図2Aに示すように分割されたそれぞれの領域に対応する24分割の輝度値Bv[1,1]からBv[6,4]を出力する。なお、制御部19は、24分割の輝度値Bv[1,1]からBv[6,4]に代えて、15分割の輝度値RBv[1]からRBv[15]を取得しても良い。
ステップS23において、制御部19は、ステップS22で取得した輝度値Bv[1,1]からBv[6,4]に基づいて、上述した定常光成分を除いた反射受光量を演算する。
ステップS24において、制御部19は、ステップS23で演算した反射受光量に基づいて、発光部17における発光量ILを演算する。発光量ILの演算の具体的な方法は、公知技術と同様である。
ステップS25において、制御部19は、階調圧縮モードであるか否かを判定する。そして、制御部19は、階調圧縮モードであると判定するとステップS26に進む。一方、階調圧縮モードでない(階調非圧縮モードである)と判定すると、制御部19は発光量の演算の処理を終了して、図4のステップS5に進む。
ステップS26において、制御部19は、上述した測光演算時に求めたハイライト復元量HiRcv(図5ステップS16参照)に基づいて、ステップS24で演算した発光量ILを補正する。発光量ILの補正は、次式により行われる。
Figure 2009177584
式25によりステップS24で演算した発光量ILを補正することにより、ハイライト復元量HiRcvに基づいて発光量ILを減少させる補正が行われることになる。
ただし、手ぶれ防止などを目的として、シャッタ速度が自動的に制限されていると、実際の露出制御値が上述した測光演算(図5ステップS17参照)した露出制御値BvCntl1とは異なる場合がある。そこで、このような場合には、式25中のハイライト復元量HiRcvに代えて、固定値HiRcvConstを用いる。また、手ぶれによる制限や、発光部17のストロボスピードによるストロボX接点制限の際にも同様である。
以上説明した発光量の演算を行うと、制御部19は、図4のステップS5に進む。なお、ステップS25において階調圧縮モードでない(階調非圧縮モードである)と判定した場合には、ステップS24で演算した発光量ILを補正することなくそのまま以降の処理に用いる。
発光量の演算を終了すると、ステップS5において、制御部19は、各部を制御し、ステップS1で行った測光演算の結果に基づいて、撮像素子14により被写体像を撮像して画像データを生成する。なお、ステップS3において発光ONであると判定した場合には、制御部19は、発光制御部18を制御し、撮像と同期して発光部17を発光させる。この発光は、ステップS4で行った発光量の演算結果に基づいて行われる。そして、撮像素子14により生成された画像データは、信号処理部21およびA/D変換部22を介して、バッファメモリ23に一時記憶される。
ステップS6において、制御部19は、バッファメモリ23から画像データを読み出し、通常の画像処理を行う。通常の画像処理とは、ホワイトバランス調整、補間処理、色調補正処理、階調変換処理などである。各処理の具体的な方法は公知技術と同様であるため説明を省略する。
ステップS7において、制御部19は、階調圧縮モードであるか否かを判定する。そして、制御部19は、階調圧縮モードであると判定するステップS8とに進む。一方、階調圧縮モードでない(階調非圧縮モードである)と判定すると、制御部19は後述するステップS9に進む。
ステップS8において、制御部19は、ステップS6で通常の画像処理を施した画像データに対して階調圧縮処理を行う。
図7は、階調圧縮のゲイン向上関数fgを示す図である。ゲイン向上関数fgは、図7に示すように、画像の輝度Yに応じたゲインを有する。そして、輝度Yが小さいほど(処理画素を含む近傍範囲が暗いほど)、ゲイン向上関数fgは大きくなる。逆に、輝度Yが大きいほど(処理画素を含む近傍範囲が明るいほど)、ゲイン向上関数fgは1に近づく。
制御部19は、上述した測光演算時に求めたハイライト復元量HiRcv(図5ステップS16参照)に基づいて、ゲイン向上関数fgを求め、注目画素x、y付近の明度に応じて暗部領域を後述する方法でゲインアップする。
なお、図7には、ハイライト復元量HiRcvが大きい場合とハイライト復元量HiRcvが小さい場合とのゲイン向上関数fgを例示した。ゲイン向上関数fgはハイライト復元量HiRcvに応じて予め数本用意しても良いし、ゲインアップ量が最大のゲイン向上関数fgのみを用意し、ゲインアップ量が最大のゲイン向上関数fgとゲイン1との間を適宜補間して無段階としても良い。
また、ステップS7において階調圧縮モードでない(階調非圧縮モードである)と判定した際に、制御部19内の処理回路の構成上、階調圧縮処理をスキップできない場合には、図7のHiRcv=0に示すゲイン向上関数fgを用いる。
各画素R[x,y],G[x,y],B[x,y]における階調圧縮演算は以下の式26から式29により行う。
Figure 2009177584
式26から式29中のYは、Yは注目画素の輝度値を示す。また、式26中のkr,kg,kbは所定の係数である。また、式27から式29中のLpwは、注目画素周りのローパスフィルタであり、このローパスフィルタは、図8に示す特性を有する。また、式27から式29中のfgは、上述したゲイン向上関数fgに対応する。
ステップS9において、制御部19は、ステップS8で階調圧縮処理を施した画像データ、またはステップS6で通常の画像処理を施した画像データを、カードインターフェース25を介してメモリカード28に記録し、一連の処理を終了する。なお、画像データをメモリカード28に記録する前に、圧縮伸長部26を介して、必要に応じて画像圧縮処理(JPEG圧縮処理など)を施しても良い。
以上説明したように、第1実施形態によれば、被写体を複数の領域に分割して測光し、測光結果に基づいて、第1の露出制御値を演算する。そして、第1の露出制御値と、複数の領域における測光値の最大値とを比較し、比較結果に応じて、第1の露出制御値を補正して第2の露出制御値を演算する。さらに、第2の露出制御値に従って被写体を撮像し、画像データを生成するとともに、上述した比較結果に応じて、撮像により生成した画像データの暗部階調の補正を行う際の明度の向上量を演算する。したがって、被写体に応じて、最適な露出調節を行うことができるとともに、最適な暗部階調の補正を行うための明度の向上量を求めることができる。
また、第1実施形態によれば、演算された明度の向上量に従って、撮像により生成された画像データの暗部階調の明度を向上し、補正後の画像データを記録する。したがって、被写体に応じて、最適な暗部階調の補正を行うことができる。
また、第1実施形態によれば、撮像部における撮像感度に応じて、上述した明度の向上量に上限を設ける。したがって、画質の劣化を招くほどの過剰な暗部階調の補正を行うことを防ぐことができる。
また、第1実施形態によれば、被写体を照明する発光部と、発光部による発光を行う際の発光量を演算する発光量演算部とを備え、上述した明度の向上量に応じて、発光量演算部により演算した発光量を補正する。したがって、発光部による発光時に、暗部階調の補正に応じた最適な発光量で撮像を行うことができる。
また、第1実施形態によれば、撮影時の撮影条件に応じて、明度の向上量を所定の固定量とする。したがって、撮影条件に応じて、適切な明度の向上量を求めることができる。
また、第1実施形態によれば、撮影時に、測光部において中央重点測光モードとスポット測光モードとの何れかが実行された場合には、明度の向上量を固定量とする。したがって、測光モードに応じて、適切な明度の向上量を求めることができる。
また、第1実施形態によれば、撮影時に、発光部による照明が行われた場合には、明度の向上量を固定量とする。したがって、発光部による発光の有無に応じて、適切な明度の向上量を求めることができる。
なお、第1実施形態において、発光ONである場合(図4ステップS3YESの場合)に、ハイライト復元量HiRcvとして、固定値HiRcvConstを用いる構成としても良い。ただし、発光モードが、「デイライトシンクロモード」や「スローシンクロモード」である場合には、上述した方法でハイライト復元量HiRcvを演算するのが好ましい。このように、発光の有無や発光モードに応じて明度の向上量を固定量とすることにより、発光モードに応じて、適切な明度の向上量を求めることができる。
<第2実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形の変形例である。また、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明し、第1実施形態と同様の部分に関しては、第1実施形態と同様の符号等を用いて説明する。
第2実施形態の電子カメラは、第1実施形態で説明した電子カメラ1と同様の構成(図1〜図3参照)を備える。
第2実施形態の電子カメラ1の撮影時の動作は、基本的に第1実施形態と同様である。以下、異なる点について説明する。
図9は、測光演算時の動作を示すフローチャートである。
ステップS31からステップS37において、制御部19は、図5のステップS11からステップS17と同様の処理を行う。
ステップS38において、制御部19は、ステップS37で演算した露出制御値BvCntl1と、15分割の輝度値Bvの最小輝度値BvMin15とを比較する。制御部19は、露出制御値BvCntl1と15分割の輝度値Bvの最小輝度値BvMin15との差が所定値thLoをこえる値dLoを、次式を用いて求める。
dLo=BvCntl1−BvMin15−thLo…(式30)
式30において、所定値thLoは、画像のシャドー部分がつぶれを起こすと推定される量で、例えば、2Evから3Ev程度である。この所定値thLoは、撮像センサである撮像素子14のレベルや、測光センサ12の画素の大きさなどにより最適な値とする。
ステップS39において、制御部19は、ステップS38における比較結果に基づいて、シャドー再現量LoRcvを演算する。制御部19は、シャドー再現量LoRcvを、次式を用いて求める。
Figure 2009177584
式31において、thdLoは撮像センサである撮像素子14のノイズの大きさに依存するシャドー再現可能な量を示す所定の閾値である。
式31に示すように、制御部19は、ステップS38で求めた、露出制御値BvCntl1と15分割の輝度値Bvの最小輝度値BvMin15との差が所定値thLoをこえる値dLoを、0から閾値thdLoの間へクリップしてシャドー再現量LoRcvとする。
ただし、撮像素子14が高ISO感度に設定されている場合には、ノイズが増加してダイナミックレンジが不足するおそれがある。そのため、撮像素子14が高ISO感度に設定されている場合には、式31により求めたシャドー再現量LoRcvに上限を設け、小さめに補正すると良い。または、撮像素子14が高ISO感度に設定されている場合には、上述した閾値thdLoを小さくしても良い。
また、測光モードが「分割測光モード」以外の「中央重点測光モード」や「スポット測光モード」である場合には、シャドー再現量LoRcvとして、固定値LoRcvConstを用いるものとする。
以上説明した測光演算を行うと、制御部19は、第1実施形態の図4のステップS2およびステップS3と同様の処理を行い、次にステップS4(図6のフローチャート)で説明した発光量演算を行う。
発光量演算において、制御部19は、第1実施形態の図6のステップS1からステップS25と同様の処理を行い、その後に、ステップS26の処理に代えて、以下の処理を行う。
制御部19は、上述した測光演算時に求めたシャドー再現量LoRcv(図9ステップS29参照)に基づいて、ステップS24で演算した発光量ILを補正する。発光量ILの補正は、次式により行われる。
Figure 2009177584
式32によりステップS24で演算した発光量ILを補正することにより、シャドー再現量LoRcvに基づいて発光量ILを減少させる補正が行われることになる。
ただし、手ぶれ防止などを目的として、シャッタ速度が自動的に制限されていると、実際の露出制御値が上述した測光演算(図9ステップS37参照)した露出制御値BvCntl1とは異なる場合がある。そこで、このような場合には、式32中のシャドー再現量LoRcvに代えて、固定値LoRcvConstを用いる。また、手ぶれによる制限や、発光部17のストロボスピードによるストロボX接点制限の際にも同様である。
以上説明した発光量演算を行うと、制御部19は、第1実施形態の図4のステップS5からステップS9と同様の処理を行う。
ただし、ステップS8の階調圧縮処理においては、図7に示したゲイン向上関数fgに代えて、図10に示すゲイン向上関数fgを用いる。
なお、図10には、シャドー再現量LoRcvが大きい場合とシャドー再現量LoRcvが小さい場合とのゲイン向上関数fgを例示した。ゲイン向上関数fgはシャドー再現量LoRcvに応じて予め数本用意しても良いし、ゲインアップ量が最大のゲイン向上関数fgのみを用意し、ゲインアップ量が最大のゲイン向上関数fgとゲイン1との間を適宜補間して無段階としても良い。
また、ステップS7において階調圧縮モードでない(階調非圧縮モードである)と判定した際に、制御部19内の処理回路の構成上、階調圧縮処理をスキップできない場合には、図10のLoRcv=0に示すゲイン向上関数fgを用いる。
以上説明したように、第2実施形態によれば、被写体を複数の領域に分割して測光し、測光結果に基づいて、第1の露出制御値を演算する。そして、第1の露出制御値と、複数の領域における測光値の最大値とを比較し、比較結果に応じて、第1の露出制御値を補正して第2の露出制御値を演算する。さらに、第2の露出制御値に従って被写体を撮像し、画像データを生成する。そして、第2の露出制御値と、複数の領域における測光値の最小値とを比較し、比較結果に応じて、撮像により生成した画像データの暗部階調の補正を行う際の明度の向上量を演算する。したがって、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、第2実施形態によれば、第1の露出制御値と複数の領域における測光値の最大値との比較に用いる測光値と、第2の露出制御値と複数の領域における測光値の最小値との比較に用いる測光値とは、測光部において異なる分割領域により得られた測光値である。したがって、ハイライト側に関しては狭めの領域における白飛びを想定した処理を実現し、シャドー側に関しては広めの領域における黒つぶれを想定した処理を実現することができる。
<第3実施形態>
以下、図面を用いて本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第1実施形の変形例である。また、第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明し、第1実施形態と同様の部分に関しては、第1実施形態と同様の符号等を用いて説明する。
第3実施形態の電子カメラは、第1実施形態で説明した電子カメラ1と同様の構成(図1〜図3参照)を備える。
第3実施形態の電子カメラ1の撮影時の動作は、基本的に第1実施形態と同様である。以下、異なる点について説明する。
図11は、測光演算時の動作を示すフローチャートである。
ステップS41からステップS45において、制御部19は、図5のステップS11からステップS17と同様の処理を行う。
ステップS46において、制御部19は、ステップS44で演算した露出制御値BvCntl0と、15分割の輝度値Bvの最小輝度値BvMin15とを比較する。制御部19は、露出制御値BvCntl0と15分割の輝度値Bvの最小輝度値BvMin15との差が所定値thLoをこえる値dLoを、次式を用いて求める。
dLo=BvCntl1−BvMin15−thLo…(式33)
式33において、所定値thLoは、画像のシャドー部分がつぶれを起こすと推定される量で、例えば、2Evから3Ev程度である。この所定値thLoは、撮像センサである撮像素子14のレベルや、測光センサ12の画素の大きさなどにより最適な値とする。
ステップS47において、制御部19は、ステップS45およびステップS46における比較結果に基づいて、ダイナミックレンジ拡大量DrRcvを演算する。制御部19は、まず、ステップS45で求めたdHiとステップS46で求めたdLoとを比較し、大きい方をdDrとする。
そして、このdDrを用いて、ダイナミックレンジ拡大量DrRcvを、次式を用いて求める。
Figure 2009177584
式34において、thdDrは撮像センサである撮像素子14のダイナミックレンジの大きさに依存するダイナミックレンジ拡大可能な量を示す所定の閾値である。
式34に示すように、制御部19は、ステップS38で求めた、dDrを、0から閾値thdDrの間へクリップしてダイナミックレンジ拡大量DrRcvとする。
ただし、撮像素子14が高ISO感度に設定されている場合には、ノイズが増加してダイナミックレンジが不足するおそれがある。そのため、撮像素子14が高ISO感度に設定されている場合には、式34により求めたダイナミックレンジ拡大量DrRcvに上限を設け、小さめに補正すると良い。または、撮像素子14が高ISO感度に設定されている場合には、上述した閾値thdDrを小さくしても良い。
また、測光モードが「分割測光モード」以外の「中央重点測光モード」や「スポット測光モード」である場合には、ダイナミックレンジ拡大量DrRcvとして、固定値DrRcvConstを用いるものとする。
ステップS48において、制御部19は、ステップS47で演算したダイナミックレンジ拡大量DrRcvに基づいて、ステップS44で演算した露出制御値BvCntl0を補正する。露出制御値BvCntl0の補正は、次式により行われる。
補正後の露出制御値BvCntl1=BvCntl0+DrRcv…(式35)
ただし、測光モードが「分割測光モード」以外の「中央重点測光モード」や「スポット測光モード」である場合には、通常の露出制御値を採用し、ダイナミックレンジ拡大量DrRcvに関しては、固定値DrRcvConstを用いるものとする。
以上説明した測光演算を行うと、制御部19は、第1実施形態の図4のステップS2およびステップS3と同様の処理を行い、次にステップS4(図6のフローチャート)で説明した発光量演算を行う。
発光量演算において、制御部19は、第1実施形態の図6のステップS1からステップS25と同様の処理を行い、その後に、ステップS26の処理に代えて、以下の処理を行う。
制御部19は、上述した測光演算時に求めたダイナミックレンジ拡大量DrRcv(図10ステップS47参照)に基づいて、ステップS24で演算した発光量ILを補正する。発光量ILの補正は、次式により行われる。
Figure 2009177584
式36によりステップS24で演算した発光量ILを補正することにより、ダイナミックレンジ拡大量DrRcvに基づいて発光量ILを減少させる補正が行われることになる。
ただし、手ぶれ防止などを目的として、シャッタ速度が自動的に制限されていると、実際の露出制御値が上述した測光演算(図10ステップS48参照)した露出制御値BvCntl1とは異なる場合がある。そこで、このような場合には、式36中のダイナミックレンジ拡大量DrRcvに代えて、固定値DrRcvConstを用いる。また、手ぶれによる制限や、発光部17のストロボスピードによるストロボX接点制限の際にも同様である。
以上説明した発光量演算を行うと、制御部19は、第1実施形態の図4のステップS5からステップS9と同様の処理を行う。
ただし、ステップS8の階調圧縮処理においては、図7に示したゲイン向上関数fgに代えて、図12に示すゲイン向上関数fgを用いる。
なお、図12には、ダイナミックレンジ拡大量DrRcvが大きい場合とダイナミックレンジ拡大量DrRcvが小さい場合とのゲイン向上関数fgを例示した。ゲイン向上関数fgはダイナミックレンジ拡大量DrRcvに応じて予め数本用意しても良いし、ゲインアップ量が最大のゲイン向上関数fgのみを用意し、ゲインアップ量が最大のゲイン向上関数fgとゲイン1との間を適宜補間して無段階としても良い。
また、ステップS7において階調圧縮モードでない(階調非圧縮モードである)と判定した際に、制御部19内の処理回路の構成上、階調圧縮処理をスキップできない場合には、図12のDrRcv=0に示すゲイン向上関数fgを用いる。
以上説明したように、第3実施形態によれば、被写体を複数の領域に分割して測光し、測光結果に基づいて、第1の露出制御値を演算する。そして、第1の露出制御値と、複数の領域における測光値の最大値とを比較するとともに、第1の露出制御値と、複数の領域における測光値の最小値とを比較する。さらに、2回の比較結果に応じて、第1の露出制御値を補正して第2の露出制御値を演算し、第2の露出制御値に従って被写体を撮像して画像データを生成する。そして、上述した2回の比較結果に応じて、撮像により生成した画像データの暗部階調の補正を行う際の明度の向上量を演算する。したがって、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、第3実施形態によれば、第1の露出制御値と複数の領域における測光値の最大値との比較に用いる測光値と、第2の露出制御値と複数の領域における測光値の最小値との比較に用いる測光値とは、測光部において異なる分割領域により得られた測光値である。したがって、ハイライト側に関しては狭めの領域における白飛びを想定した処理を実現し、シャドー側に関しては広めの領域における黒つぶれを想定した処理を実現することができる。
なお、第3実施形態において、図11のフローチャートのステップS47でダイナミックレンジ拡大量DrRcvを求める際に、ステップS45で求めたdHiの方が大きかった場合と、ステップS46で求めたdLoの方が大きかった場合とで、異なるゲイン向上関数fgを用いる構成としても良い。例えば、図13Aに示すように、横軸方向の傾向が異なるゲイン向上関数fgを用いる構成としても良いし、図13Bに示すように、縦軸方向の傾向が異なるゲイン向上関数fgを用いる構成としても良い。
また、第2実施形態および第3実施形態において、ハイライト側に関する閾値であるthdHiと、シャドー側に関する閾値であるthdLoとの幅は、必ずしも同じでなくても良い。例えば、ハイライト側に関する閾値であるthdHiを、シャドー側に関する閾値であるthdLoよりも多少大きく設定しても良い。
また、上述した各実施形態では、測光センサ12として、図2に示す24分割の測光センサを例に挙げて説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、上述した各実施形態では、分割数を24と15とに切り替える例を示したが、固定の分割数としても良い。また、上述した各実施形態では、領域を均等に分割する例を挙げて説明したが、不均等に分割しても良い。例えば、中央近傍を比較的狭い領域に分割し、周辺近傍を比較的広い領域に分割することにより、中央部分に関する感度を上げることができる。
また、上述した各実施形態では、本発明の技術を電子カメラ1において実現する例について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、コンパクトタイプの電子カメラや動画撮影を行うムービーカメラなどにも本発明を同様に適用することができる。
また、コンピュータと画像処理プログラムとにより、上述した各実施形態で説明した画像処理をソフトウェア的に実現しても良い。この場合、各実施形態で説明したフローチャートの処理の一部または全部をコンピュータで実現する構成とすれば良い。コンピュータで実現するためには、画像データとともに、階調圧縮モードであるか否かの情報や、階調圧縮量を示す情報などをコンピュータに供給すれば良い。このような情報は画像データのEXIF情報などを利用して供給することができる。このような構成とすることにより、上述した各実施形態と同様の処理を実施することが可能になる。
なお、本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
第1実施形態の電子カメラ1の構成を示す図である。 測光センサ12について説明する図である。 第1実施形態の電子カメラ1の機能ブロック図である。 第1実施形態の電子カメラ1の撮影時の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態の電子カメラ1の撮影時の動作を示すフローチャートである(続き)。 第1実施形態の電子カメラ1の撮影時の動作を示すフローチャートである(続き)。 第1実施形態の階調圧縮のゲイン向上関数fgを示す図である。 ローパスフィルタの特性を示す図である。 第2実施形態の電子カメラ1の撮影時の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態の階調圧縮のゲイン向上関数fgを示す図である。 第3実施形態の電子カメラ1の撮影時の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態の階調圧縮のゲイン向上関数fgを示す図である。 別のゲイン向上関数fgを示す図である。
符号の説明
1…電子カメラ,2…撮影レンズ,14…撮像素子,17…発光部,19…制御部

Claims (11)

  1. 被写体を複数の領域に分割して測光する測光部と、
    前記測光部の測光結果に基づいて、第1の露出制御値を演算する第1演算部と、
    前記第1の露出制御値と、前記複数の領域における測光値の最大値とを比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に応じて、前記第1の露出制御値を補正して第2の露出制御値を演算する第2演算部と、
    前記第2の露出制御値に従って前記被写体を撮像し、画像データを生成する撮像部と、
    前記比較部による比較結果に応じて、前記画像データの暗部階調の補正を行う際の明度の向上量を演算する第3の演算部と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体を複数の領域に分割して測光する測光部と、
    前記測光部の測光結果に基づいて、第1の露出制御値を演算する第1演算部と、
    前記第1の露出制御値と、前記複数の領域における測光値の最大値とを比較する第1比較部と、
    前記第1比較部による比較結果に応じて、前記第1の露出制御値を補正して第2の露出制御値を演算する第2演算部と、
    前記第2の露出制御値に従って前記被写体を撮像し、画像データを生成する撮像部と、
    前記第2の露出制御値と、前記複数の領域における測光値の最小値とを比較する第2比較部と、
    前記第2比較部による比較結果に応じて、前記画像データの暗部階調の補正を行う際の明度の向上量を演算する第3の演算部と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  3. 被写体を複数の領域に分割して測光する測光部と、
    前記測光部の測光結果に基づいて、第1の露出制御値を演算する第1演算部と、
    前記第1の露出制御値と、前記複数の領域における測光値の最大値とを比較する第1比較部と、
    前記第1の露出制御値と、前記複数の領域における測光値の最小値とを比較する第2比較部と、
    前記第1比較部による比較結果と、前記第2比較部による比較結果とに応じて、前記第1の露出制御値を補正して第2の露出制御値を演算する第2演算部と、
    前記第2の露出制御値に従って前記被写体を撮像し、画像データを生成する撮像部と、
    前記第1比較部による比較結果と、前記第2比較部による比較結果とに応じて、前記画像データの暗部階調の補正を行う際の明度の向上量を演算する第3の演算部と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の撮像装置において、
    前記第3の演算部により演算された前記明度の向上量に従って、前記撮像部で生成された前記画像データの暗部階調の明度を向上する補正を行う補正部と、
    前記補正部による補正後の前記画像データを記録する記録部とをさらに備える
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の撮像装置において、
    前記第3の演算部は、前記撮像部における撮像感度に応じて、前記明度の向上量に上限を設ける
    ことを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の撮像装置において、
    被写体を照明する発光部と、
    前記発光部による発光を行う際の発光量を演算する発光量演算部とを備え、
    前記発光量演算部は、前記第3の演算部により演算された前記明度の向上量に応じて、前記発光量を補正する
    ことを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の撮像装置において、
    前記第3の演算部は、前記撮像部による撮影時の撮影条件に応じて、前記明度の向上量を所定の固定量とする
    ことを特徴とする撮像装置。
  8. 請求項7に記載の撮像装置において、
    前記測光部は、中央重点測光モードとスポット測光モードとの少なくとも一方を含む複数の測光モードの何れかを選択的に実行し、
    前記第3の演算部は、前記撮像部による撮影時に、前記測光部において前記中央重点測光モードと前記スポット測光モードとの何れかが実行された場合には、前記明度の向上量を前記固定量とする
    ことを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項7に記載の撮像装置において、
    被写体を照明する発光部を備え、
    前記第3の演算部は、前記撮像部による撮影時に、前記発光部による照明が行われた場合には、前記明度の向上量を前記固定量とする
    ことを特徴とする撮像装置。
  10. 請求項9に記載の撮像装置において、
    前記発光部は、デイライトシンクロモードとスローシンクロモードとの少なくとも一方を含む複数の発光モードの何れかを選択的に実行し、
    前記第3の演算部は、前記撮像部による撮影時に、前記発光部において前記デイライトシンクロモードと前記スローシンクロモードとを除く発光モードが実行された場合には、前記明度の向上量を前記固定量とする
    ことを特徴とする撮像装置。
  11. 請求項2または請求項3に記載の撮像装置において、
    前記第1の比較部において比較に用いる前記測光値と、前記第2の比較部において比較に用いる前記測光値とは、前記測光部において異なる分割領域により得られた測光値である
    ことを特徴とする撮像装置。
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