JP2009176103A - 仮想ネットワークシステムのnic接続制御方法とシステムおよびプログラム - Google Patents

仮想ネットワークシステムのnic接続制御方法とシステムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仮想ネットワークのロードバランシングによるネットワークインタフェースの有効活用を図る。
【解決手段】NIC使用率監視・割当て処理部1104は、仮想マシン実行サーバの識別子に、実行している仮想マシンの識別子と各仮想マシンの優先度を対応付け、物理NIC使用率監視部は、仮想マシン実行サーバ上の各物理NICの使用率が所定上限値より高い物理NICを検出し、仮想NIC使用率監視部は、物理NIC使用率監視部が検出した物理NICを搭載した仮想マシン実行サーバが実行している各仮想マシンで優先度が最も低いものを特定し、物理NIC使用率が上限値より低い物理NICを抽出し、NIC切替え部は、仮想NIC使用率監視部が抽出した物理NICに、同仮想NIC使用率監視部が特定した仮想マシンに接続されている仮想NICの接続先を切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、「VMware(登録商標) ESX Server」等、一つ以上の仮想マシンを実行する仮想マシン実行サーバ環境における、仮想マシンの稼動状態を管理するシステムに係り、特に、仮想ネットワークのロードバランシングによるネットワークインタフェースの有効活用を図るのに好適な技術に関するものである。
従来の仮想マシン実行サーバ環境における仮想ネットワーク技術では、事前モニタリングによって、仮想NICの使用率を決定し、物理NICの割当を固定的に決定していた。
このような技術では、物理NICの割当を固定的に決定しているため、予期しない使用率増加が発生し、一部の物理NICで使用率の高い状態となった場合に、使用率の低い物理NICに割当を振り分ける等して有効活用することができない。
これに対して、例えば、特許文献1に記載の技術では、仮想マシンのOS上から観測された負荷計測結果と負荷に関する知識に基づき、ネットワーク負荷の変動に応じて自動的に物理NICに関するリソース割当変更を行っている。
しかし、この技術では、仮想NICを他の物理NICへ動的に割当て変更することは考慮していないため、特定の仮想マシンで仮想NIC使用率が高くなった場合の調整を行うことはできない。
特開2003−157177号公報
解決しようとする問題点は、従来の、物理NICの割当を固定的に決定する技術では、予期しない使用率増加が発生し、一部の物理NICで使用率の高い状態となった場合でも、使用率の低い物理NICを利用することができず、また、従来の、ネットワーク負荷の変動に応じて自動的に物理NICに関するリソース割当変更を行う技術では、特定の仮想マシンで仮想NIC使用率が高くなった場合に調整を行うことができないので、一つ以上の仮想マシン実行サーバを構成している場合に、物理NIC使用率に余裕のある仮想マシン実行サーバが存在している場合でも、その物理NICを利用することができない点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、仮想ネットワークのロードバランシングによるネットワークインタフェースの有効活用を図ることである。すなわち、物理NICの予期しない使用率増加に対応して動的に物理NICと仮想NICの割当変更を行うことにより、ネットワークインタフェースの有効活用を可能とし、さらに、一つ以上の仮想マシン実行サーバ間で物理NIC使用率に余裕のある仮想マシン実行サーバが存在している場合、その物理NICの有効活用を可能とすることである。
上記目的を達成するため、本発明においては、(1)仮想マシンを実行するサーバに搭載されている一つ以上の物理NICの使用率を収集して順次に記憶装置に格納し(物理NIC管理テーブル1108)、収集した物理NIC使用率と、予め設定され記憶装置に登録された物理NIC使用率の上限値とを読み出してそれぞれを比較し、上限値より高い使用率の物理NICを検出した場合、記憶装置に格納された仮想マシン管理テーブル(1101)において該当する物理NICに対応付けて登録された個々の仮想マシンについて、予め設定された仮想マシン優先度を判断し、最も優先度の低い仮想マシンに接続されている仮想NICを特定すると共に、他の物理NICに関して、物理NIC管理テーブル(1108)において登録されている各物理NICの使用率情報を検索することによって使用率に余裕のある物理NICを、特定した優先度の最も低い仮想NICの接続変更先として特定し、それぞれを接続することを特徴とする。(2)さらに、仮想NICの接続先(物理NIC)を変更した後も、上述の手順を繰返して実行し、監視および仮想NICの接続先変更を繰返し実行することにより、仮想マシン実行サーバ上の物理NIC使用率を平均化する。(3)また、仮想マシン管理テーブル(1101)に、収集した物理NICの使用率を監視するスケジュールを設定可能とし、設定した監視スケジュール毎に優先順位を変更したロードバランシング処理を実施する。(4)また、単一の仮想マシン実行サーバ上で仮想NICの接続先(物理NIC)変更ができないと判断した場合、他の仮想マシン実行サーバに対して物理NICの使用率情報の収集および検索を行い、物理NIC使用率に余裕のある仮想マシン実行サーバおよび対象物理NICを特定し、該当する仮想マシン実行サーバへ、最も優先度の低い仮想マシンを移動し、移動先の仮想マシン実行サーバ上で、仮想NICの接続先振分けを実施することにより、一つ以上の仮想マシン実行サーバに搭載された、一つ以上の物理NICに関し、物理NIC使用率増加および使用率監視スケジュールと連動したロードバランシングを行う。
本発明によれば、一つ以上の仮想マシン実行サーバ上で稼動する仮想マシン環境において、物理NICの予期しない使用率増加が発生した場合、一つ以上の仮想マシン実行サーバ間で、それぞれの仮想マシン実行サーバに搭載された一つ以上の物理NICに対し、仮想NICの割当変更を動的に行うことにより、使用率の低い物理NICの有効活用が可能になり、ネットワークがボトルネックになっている仮想マシンのパフォーマンスを向上させることができる。
以下、図を用いて本発明を実施するための最良の形態例を説明する。図1は、本発明に係る仮想マシンシステムの構成例を示すブロック図であり、図2は、図1におけるNIC使用率監視・割当て処理部の構成例を示すブロック図である。
図1において、1150,1750は、仮想マシンプログラムを実行するコンピュータ装置としてのサーバであり、ここでは、仮想マシン実行サーバ1150、仮想マシン実行サーバ1750と呼ぶ。
仮想マシン実行サーバ1150,1750は、CPU(Central Processing Unit)や主メモリ、表示装置、入力装置、外部記憶装置等を具備したコンピュータ構成からなり、光ディスク駆動装置等を介してCD−ROM等の記憶媒体に記録されたプログラムやデータを外部記憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPUで処理することにより、各処理部の機能を実行する。
コンピュータ装置のプログラムによる処理実行手段として、仮想マシン実行サーバ1150,1750には、仮想マシン実行プログラム処理部(図中「仮想マシン実行プログラム」と記載)1178,1778と、仮想マシン(図中「仮想マシン−vm」と記載)1160,1164,1760,1764、仮想NIC(図中「仮想NIC−vn」と記載)(1)1162,(2)1166,(3)1762,(4)1766、仮想スイッチ(図中「仮想スイッチ−vs」と記載)(1)1170,(2)1172,(3)1770,(4)1772が設けられ、本例では、さらに、仮想マシン実行サーバ1150に、ロードバランシング処理システム1100が設けられている。
また、この仮想マシン実行サーバ1150におけるロードバランシング処理システム1100には、仮想マシン管理テーブル1101、仮想NIC管理テーブル1106、物理NIC管理テーブル1108の各管理情報を記憶装置内に生成して管理する機能を含み、本発明に関わる仮想マシン環境におけるネットワークのロードバランス(負荷制御)に関しての処理を実行するNIC使用率監視・割当て処理部1104が設けられている。
また、このNIC使用率監視・割当て処理部1104は、図2に示すように、物理NIC使用率監視部2106、仮想NIC使用率監視部2108、NIC切替え部2110からなる。
そして、仮想マシン実行サーバ1150,1750は、具備したNIC(Network Interface Card)としての物理NIC(図中「物理NIC−pn」と記載)(1)1180,(2)1182,(3)1780,(4)1782により物理ネットワーク1190に接続され、相互のデータ送受信等を行う。
このように本例では、仮想マシン実行サーバ1150,1750からなる2つの仮想マシン実行サーバ上で稼動する仮想マシン環境となっている。そして、本例では、仮想マシン実行サーバ1150に設けたロードバランシング処理システム1100により、物理NIC(1)1180,(2)1182,(3)1780,(4)1782のいずれかに予期しない使用率増加が発生した場合、仮想マシン実行サーバ1150,1750間で、それぞれの仮想マシン実行サーバに搭載された一つ以上の物理NICに対し、仮想NICの割当変更を動的に行う。
以下、本発明に係る構成およびその動作の詳細を説明する。
図1において、仮想マシン実行サーバ1150上の仮想マシン実行プログラム処理部1178は、物理NIC(1)1180および物理NIC(2)1182の2つの物理NICによって物理ネットワーク1190との接続処理を行う。
また、仮想マシン実行プログラム処理部1178は、仮想マシン(1)1160および仮想マシン(2)1164の2つの仮想マシンを実行することと、それぞれの仮想マシンに搭載した仮想NIC(1)1162および仮想NIC(2)1166に対して行われたネットワーク通信を、仮想スイッチ(1)1170および仮想スイッチ(2)1172の2つの仮想スイッチを経由し、物理NIC(1)1180および物理NIC(2)1182によって物理ネットワーク1190に接続することにより行う。
また、仮想マシン実行サーバ1750上の仮想マシン実行プログラム処理部1778は、仮想マシン実行サーバ1150上の仮想サーバ実行プログラム処理部1178と同等のプログラムを実行するものであり、仮想マシン(3)1760および仮想マシン(4)1764を実行し、仮想NIC(3)1762および仮想NIC(4)1762を使用して行った通信は、仮想スイッチ(3)1770および仮想スイッチ(4)1772を経由して物理NIC(3)1780および物理NIC(4)1782によって、仮想マシン実行サーバ1150と同一の物理ネットワーク1190に接続することにより通信を行う。
尚、本例のロードバランシング処理システム1100で実行するプログラムは、CD−ROMまたはフレキシブルディスク等からなる記録媒体1810に格納され、仮想マシン実行サーバ1150上に搭載されるCD−ROM装置またはFDDなどのディスク鼓動装置1800から仮想マシン実行サーバ1150上に読み込んで搭載する。
また、ロードバランシング処理システム1100は、仮想マシン実行プログラム処理部1178およびこの仮想マシン実行プログラム処理部1178上で実行する仮想マシン(1)1160と仮想マシン(2)1164、さらに、物理ネットワーク1190を経由して接続される、仮想マシン実行サーバ1750上に実装された仮想マシン実行プログラム処理部1778およびこの仮想マシン実行プログラム処理部1778上で実行される仮想マシン(3)1760と仮想マシン(4)1764と通信を行うことによって動作するものであり、NIC利用率監視・割当て処理部1104、および、このNIC利用率監視・割当て処理部1104の動作に必要となる情報を格納した仮想マシン管理テーブル1101、仮想NIC管理テーブル1106、物理NIC管理テーブル1108からなる。
図2に示すように、NIC利用率監視・割当て処理部1104は、物理NIC使用率監視部2106、仮想NIC使用率監視部2108、およびNIC切替え部2110から構成され、以下の各図3〜図9に基づき説明する処理動作を行う。
図3は、図1におけるNIC使用率監視・割当て処理部の処理動作例を示すフローチャートであり、図4は、図2における物理NIC使用率監視部の処理動作例を示すフローチャート、図5は、図2における仮想NIC使用率監視部の処理動作例を示すフローチャート、図6は、図2におけるNIC切替え部の処理動作例を示すフローチャート、図7は、図1における物理NIC管理テーブルの構成例を示す説明図、図8は、図1における仮想NIC管理テーブルの構成例を示す説明図、図9は、図1における仮想マシン管理テーブルの構成例を示す説明図である。
図7に示すように、物理NIC管理テーブル1108は、仮想マシン実行サーバ1150,1750のそれぞれに搭載されている一つ以上の物理NIC(1)〜(4)1180,1182,1780,1782に関する情報を保持することを目的としており、それぞれの仮想マシン実行サーバを特定する識別子を格納する仮想マシン実行サーバ識別子1300、各仮想マシン実行プログラム処理部を特定する識別子を格納する仮想マシン実行プログラム識別子1305、各物理NICを特定する識別子を格納する物理NIC識別子1310、各仮想スイッチを特定する識別子を格納する仮想スイッチ識別子1316、物理NICの使用率上限値を格納する物理NIC使用率上限値1312、NIC使用率管理・割当て処理部1104が収集した各物理NICの使用率を格納する物理NIC使用率1314のそれぞれの項目を行列で対応付けた構成である。
また、図8に示すように、仮想NIC管理テーブル1106は、仮想マシン実行サーバ1150,1750の内において構成している仮想マシン(1)〜(4)1160,1164,1760,1764の各仮想NIC(1)〜(4)1162,1166,1762,1766に関する情報を保持することを目的としており、それぞれの仮想マシン実行サーバを特定する識別子を格納する仮想マシン実行サーバ識別子1400、各物理NICを特定する識別子を格納する物理NIC識別子1412、各仮想NICを特定する識別子を格納する仮想NIC識別子1410、各仮想マシンを特定する識別子を格納する仮想マシン識別子1414、NIC使用率管理・割当て処理部1104が収集した各仮想NICの使用率を格納する仮想NIC使用率1416のそれぞれの項目を行列で対応付けた構成である。
また、図9に示すように、仮想マシン管理テーブル1101は、仮想マシン実行サーバ1150,1750内において構成している仮想マシン(1)〜(4)1160,1164,1760,1764に関する情報を保持することを目的としており、それぞれの仮想マシン実行サーバを特定する識別子を格納する仮想マシン実行サーバ識別子1500、各仮想マシンを特定する識別子を格納する仮想マシン識別子1510、各仮想マシンの名称を格納する仮想マシン名1512、各仮想マシンの実行開始時刻を格納する開始時刻1514、各仮想マシンの実行終了時刻を格納する終了時刻1516、各仮想マシンに付与された優先度を格納する仮想マシン優先度1518のそれぞれの項目を行列で対応付けた構成である。
図1において、NIC使用率監視・割当て処理部1104は、仮想マシン実行サーバ1150および仮想マシン実行サーバ1750とネットワーク通信可能な環境を構築し、仮想マシン実行プログラム処理部1178および仮想マシン実行プログラム処理部1778を介して、それぞれの仮想マシン実行サーバ1150,1750に搭載されている物理NIC(1)1170〜(4)1772の使用率を入手すると共に、仮想マシン実行プログラム処理部1178,1778により構成されている仮想スイッチ(1)1170〜(4)1772や仮想マシン(1)1160〜(4)1764に関する情報を入手し、入手した情報を用いて、それら仮想マシン(1)1160〜(4)1764の構成の変更を行い、また、各仮想マシン(1)1160〜(4)1764の動作を停止することなく、同一のネットワーク環境に存在している複数の仮想マシン実行サーバ(1150,1750)間で仮想マシン((1)1160〜(4)1764)の実行インスタンスを移動する。尚、このような処理は、仮想マシン実行プログラム処理部1178,1778が実行する仮想マシン実行プログラムに予め用意されているプログラムインタフェースを使用して実行される。
また、NIC使用率監視・割当て処理部1104は、仮想マシン実行プログラム処理部1178および仮想マシン実行プログラム処理部1778を介して、各仮想マシン(1)1160〜(4)1764を構成するOS(Operating System)に予め用意されているプログラムインタフェースを使用し、各仮想マシン(1)1160〜(4)1764上に構成されている仮想NIC(1)1162〜(4)1766の使用率を入手する。
以下、図3に従って、NIC使用率監視・割当て処理部1104の処理内容について説明する。
まず、NIC使用率監視・割当て処理部1104は、設定した時間間隔で処理を繰り返して実行するために、ATコマンドなどの一般的なOS上に搭載されている機能を利用して実行スケジュールを設定し(ステップS2010)、実行スケジュールで設定した時間経過後にステップS2050以降の処理を実行する(ステップS2020)。
すなわち、実行スケジュールで設定した時間経過後、物理NIC使用率監視部2106の処理を実行し、仮想マシン実行サーバ1150および仮想マシン実行サーバ1750に搭載されている、それぞれの物理NIC(1)1180〜(4)1782の使用率を収集するとともに、収集したそれぞれの物理NIC使用率について、図7に示す物理NIC管理テーブル1108を参照して、予め物理NIC使用率上限値1312に設定されている値(上限値「80」)を上回る物理NICが存在するか否かを調べる(ステップS2050)。
ここで、この物理NIC使用率監視部2106の処理内容の詳細を、図4を用いて説明する。
図4に示すように、物理NIC使用率監視部2106は、まず、図7の物理NIC管理テーブル1108において予め設定された、仮想マシン実行サーバ識別子1300で特定される仮想マシン実行サーバ1150および仮想マシン実行サーバ1750に搭載された物理NIC(1)1180〜(4)1782に関し、仮想マシン実行プログラム識別子1305で特定される仮想マシン実行プログラム処理部1178,1778により、そのプログラムインタフェースを使用し、その使用率の問合せを行い、入手した結果を物理NIC使用率1314の項目に格納する(ステップS4030)。
次に、物理NIC使用率監視部2106は、入手したそれぞれの物理NIC使用率に関し、物理NIC管理テーブル1108を参照して、各物理NIC使用率が物理NIC使用率上限値1312に設定されている値を上回るか否かを判別する(ステップS4050)。
もし、入手した物理NIC使用率の中に、物理NIC使用率の上限値を上回るものが無ければ、検索結果件数として「0」をリターン値として設定し、図3のステップS2050の処理に戻るが、上限値を上回る物理NIC使用率が1件以上存在する場合には、検索の結果件数、および、検索結果のうち入手した物理NIC使用率と設定上限値との差が最も大きい物理NICの識別子を物理NIC識別子1310から読み取り、その物理NICの識別子と、物理NIC使用率とをリターン値として設定し、図3のステップS2050の処理に戻る(ステップS4060)。
図3のステップS2060において、ステップS2050での処理の実行結果が、物理NIC管理テーブル1108における物理NIC使用率1314での各値が物理NIC使用率上限値1312での値を上回る物理NIC識別子1310の件数が「0」件の場合、ステップS2010の処理に戻るが、「1」件以上の場合には、次のステップS2100の処理を行う。
ステップS2100の処理では、ステップS2050の処理で入手して図7の物理NIC管理テーブル1108における物理NIC識別子1310に登録した物理NICの識別子と、物理NIC使用率1314に登録した物理NICの使用率、および、仮想マシン実行サーバ番号1300に登録した仮想マシン実行サーバの番号をパラメタとして仮想NIC使用率監視部2108に渡し、この仮想NIC使用率監視部2108による、仮想NICの有無の判別処理を含む処理を実行する。
図7の物理NIC管理テーブル1108に示す例では、物理NIC識別子1310の1行目に格納された識別子が「1180」の物理NIC、すなわち、図1における仮想マシン実行サーバ1150上の仮想マシン実行プログラム処理部1178で用いている物理NIC1180の使用率が、物理NIC使用率1314に示されるように「82」となっており、物理NIC使用率上限値1312に設定されている上限値「80」を越えており、この物理NIC識別子「1180」と共に、図7の物理NIC管理テーブル1108においてこの物理NIC識別子「1180」に対応付けられている、物理NIC使用率「82」と仮想マシン実行サーバの識別子「1150」をパラメタとして図2に示す仮想NIC使用率監視部2108に渡す。
以下、この仮想NIC使用率監視部2108による処理動作の詳細を、図5を用いて説明する。
図5に示すように、仮想NIC使用率監視部2108は、まず、図3のステップS2100での処理においてパラメタとして設定された図7に示す物理NIC管理テーブル1108の物理NIC識別子1310と物理NIC使用率1314および仮想マシン実行サーバ番号1300における各値(本例では、「1180」と「82」および「1150」)を入手する(ステップS5060)。
次に、仮想NIC使用率監視部2108は、ステップS5060の処理で入手した物理NIC識別子1310の値(「1180」)をキーとして図8に示す仮想NIC管理テーブル1106を検索し、物理NIC識別子1412においてキー値(「1180」)が格納された一つ以上の仮想マシンの識別子を仮想マシン識別子1414の列項目を参照して選択する(ステップS5070)。ここでは「1160」と「1164」が識別子の仮想マシンを選択することになる。
さらに、仮想NIC使用率監視部2108は、ステップS5070の処理で選択した仮想マシン識別子(「1160」,「1164」)を使用して、図9に示す仮想マシン管理テーブル1101を参照し、仮想マシン識別子1510の列項目において当該仮想マシン識別子の値(「1160」,「1164」)が格納された行項目における仮想マシン名1512に格納された各仮想マシンの名称を特定して選択し(「Server1」,「Server2」)、選択した名称の各仮想マシンで用いている仮想NICの使用率を問合せる(ステップS5080)。
そして、仮想NIC使用率監視部2108は、ステップS5080の問合せ処理により入手した仮想NIC利用率を、図8に示す仮想NIC管理テーブル1106における仮想NIC使用率1416の項目欄に格納する(ステップS5090)。
図8に示す例では、仮想マシン実行サーバ識別1400が「1150」(2行あり)で仮想マシン識別子1414が「1160」と「1164」で仮想NIC識別子1410が「1162」と「1166」のそれぞれに対して仮想NICの使用率が入手され、仮想NIC使用率1416において、その値「50」と「32」が格納されている。
その後、仮想NIC使用率監視部2108は、ステップS5070の処理で図8の仮想NIC管理テーブル1106における仮想マシン識別子1414を参照して選択した一つ以上の仮想マシン識別子(「1160」,「1164」)と、OS機能で入手できる現在時刻とをキーにして、図9に示す仮想マシン管理テーブル1101における仮想マシン識別子1510と仮想マシン優先度1518の項目に関しての検索を行い、仮想マシン優先度1518における値(優先度)が最も低い仮想マシン識別子1510における仮想マシンの識別子と仮想マシン実行サーバ識別子1500における仮想マシン実行サーバの識別子を選択する(ステップS5100)。
ここでは、図9に示す仮想マシン管理テーブル1101における仮想マシン優先度1518における値(優先度)が最も低いものとして、仮想マシン識別子1510における仮想マシンの識別子「1164」と仮想マシン実行サーバ識別子1500における仮想マシン実行サーバの識別子「1150」を選択する。
次に、仮想NIC使用率監視部2108は、ステップS5100の処理で選択した仮想マシンの識別子(「1164」)をキーに、図8に示す仮想NIC管理テーブル1106を検索し、対応する行にある仮想NIC識別子1410と仮想NIC使用率1416における値(「1166」と「32」)を選択する(ステップS5110)。
さらに、仮想NIC使用率監視部2108は、ステップS5120での処理により、図7に示す物理NIC管理テーブル1108における物理NIC使用率1314の列項目の各値と、ステップS5090の処理で選択した図8における仮想NIC使用率1416の列項目の値(「32」)との合計が、物理NIC使用率上限値1312に登録された値未満(「80」)となる物理NICの識別子(物理NIC識別子1310)を検索する。
この際、仮想NIC使用率監視部2108は、まず、仮想マシン実行サーバ識別子1300における識別子が、物理NIC使用率が上限値を超えた仮想マシン実行サーバと同一の識別子の仮想マシン実行サーバに対して検索を行い、該当が無い場合に、全ての仮想マシン実行サーバを対象に検索を行い、該当する仮想マシン実行サーバの識別子(仮想マシン実行サーバ識別子1300)と物理NICの識別子(物理NIC識別子1310)を選択する。
その後、仮想NIC使用率監視部2108は、ステップS5130の処理を行う。まず、ステップS5120の処理で、複数の仮想マシン実行サーバの識別子(仮想マシン実行サーバ識別子1300)と物理NICの識別子(物理NIC識別子1310)を入手した場合、仮想NIC使用率監視部2108は、図7に示す物理NIC管理テーブル1108を参照し、それぞれの物理NICの識別子(物理NIC識別子1310)に対する物理NICの使用率(物理NIC使用率1314)と物理NIC使用率の上限値(物理NIC使用率上限値1312)との差が最も大きい物理NIC(物理NIC識別子1310)を移行先として特定する。
そして、特定した識別子の物理NIC(物理NIC識別子1310)と対応する仮想マシン実行サーバ(仮想マシン実行サーバ識別子1300)を移行先として特定し、特定した移行先物理NICの識別子(移行先物理NIC識別子1310)、および、ステップS5100の処理で入手した移行元の仮想マシンの識別子(図9の仮想マシン管理テーブル1101における仮想マシン識別子1510)とステップS5110の処理で入手した移行元の仮想マシン実行サーバの識別子(移行元仮想マシン実行サーバ識別子1500)と移行元の仮想NICの識別子(図8の仮想NIC管理テーブル1106における移行元仮想NIC識別子1410)をリターン値として返すと共に、図2における仮想NIC使用率監視部2108のリターン値として「0」を設定して、図3におけるステップS2130の処理に戻る。
しかし、該当なしの場合、仮想NIC使用率監視部2108のリターン値として「−1」を設定して図3におけるステップS2130の処理に戻る。
図3のステップS2130の処理においては、図2における仮想NIC使用率監視部2108のリターン値が「−1」の場合、図7に示す物理NIC管理テーブル1108に格納されている全ての物理NIC(物理NIC識別子1310)について、仮想NICの接続先を変更することができないため、ステップS2010に戻る。
しかし、リターン値が「−1」以外の場合には、ステップS2140での処理を実行する。すなわち、ステップS2100の処理で入手した情報、つまり、図9の仮想マシン管理テーブル1101の移行元仮想マシン識別子1510と移行元仮想マシン実行サーバ識別子1500における各値、図8の仮想NIC管理テーブル1106の移行元仮想NIC識別子1410における値、図7の物理NIC管理テーブル1108の移行先仮想マシン実行サーバ識別子1300と移行先物理NIC識別子1310における各値のそれぞれをパラメタとして、次の図6に詳細を示す図2におけるNIC切替え処理部2110での処理を実行する。
すなわち、図6に示すように、まず、図2のNIC切替え部2110は、移行元の情報として、図9の仮想マシン管理テーブル1101の仮想マシン識別子1510における移行元の仮想マシンの識別子(例として「1164」)と、仮想マシン実行サーバ識別子1500における移行元の仮想マシン実行サーバの識別子(例として「1150」)、および、図8の仮想NIC管理テーブル1106の仮想NIC識別子1410における移行元の仮想NICの識別子(例として「1166」)を、また、移行先の情報として、図7の物理NIC管理テーブル1108の仮想マシン実行サーバ識別子1300と物理NIC識別子1310における、移行先の仮想マシン実行サーバの識別子(例として「1150」もしくは「1750」)と移行先の物理NICの識別子(例として「1182」もしくは「1782」)のそれぞれをパラメタとして入手する(ステップS6120)。
次に、NIC切替え部2110は、パラメタとして入手した移行元と移行先のそれぞれの仮想マシン実行サーバの識別子(仮想マシン管理テーブル1101の仮想マシン実行サーバ識別子1500の項目内の値)の比較を行う(ステップS6140)。
両者が同じであれば、そのままステップS6160の処理に移行するが、両者が異なっている場合には、ステップS6150の処理を実行した後にステップS6160の処理に移行する。本例では、移行元の仮想マシン実行サーバの識別子が「1150」であり、移行先の仮想マシン実行サーバの識別子が「1150」であれば、そのままステップS6160の処理に移行し、移行先の仮想マシン実行サーバの識別子が「1750」であれば、先に、ステップS6150の処理を実行する。
このステップS6150の処理では、ステップS6120の処理で入手した移行先の仮想マシン実行サーバの識別子「1750」を用いて、図9に示す仮想マシン管理テーブル1101の仮想マシン実行サーバ識別子1500および図8に示す仮想NIC管理テーブル1106の仮想マシン実行サーバ識別子1400のそれぞれにおける当該箇所の値(識別子)を書き替える。
具体的には、ステップS6120の処理で入手した移行先の仮想マシン実行サーバの識別子「1750」を、図9に示す仮想マシン管理テーブル1101の仮想マシン実行サーバ識別子1500における移行元の仮想マシン実行サーバの識別子(「1150」)が格納されていた箇所、および、図8に示す仮想NIC管理テーブル1106の仮想マシン実行サーバ識別子1400における移行元の仮想マシン実行サーバの識別子(「1150」)が格納されていた箇所(行)のそれぞれに格納する。
ステップS6160の処理では、ステップS6120の処理で入手した移行先の物理NIC識別子(「1182」もしくは「1782」)を用いて、図8に示す仮想NIC管理テーブル1106の物理NIC識別子1412における当該箇所の値(識別子)を書き替える。
具体的には、ステップS6120の処理で入手した移行先の物理NIC識別子(「1182」もしくは「1782」)を、図8に示す仮想NIC管理テーブル1106の物理NIC識別子1412における、移行元の仮想マシンの識別子「1164」が格納されていた箇所(行)に格納する。
そして、NIC切替え部2110は、ステップS6170の処理を実行して、使用率が上限値を超えている物理NICに接続されている仮想NICの内、優先度の低い仮想マシンに接続されている仮想NICの接続先を切り替える。すなわち、ステップS6120の処理で入手した移行元の仮想マシン実行サーバの識別子(「1150」)および移動先の仮想マシン実行サーバの識別子(「1150」もしくは「1750」)に関し、移行元の仮想マシンの識別子(「1164」)に対する仮想マシン実行サーバおよび物理NIC接続先を、仮想マシン実行プログラムインタフェースにより発行する。
このステップS6170での処理が終了すれば、NIC切替え処理部2110の処理を終了し、ステップS2010の処理に戻る。
NIC使用率監視・割当て処理部1104は、これらの処理を繰返し実行することにより、時間とともに変化するNIC使用率に対応して、適切なロードバランシング(負荷制御)を行うことができる。
以上、図1〜図9を用いて説明したように、本例では、仮想ネットワークシステムにおける物理NICと仮想NICの接続を制御するための、プログラムを用いたコンピュータ装置の処理実行機能として、物理NIC使用率監視部2106、仮想NIC使用率監視部2108、NIC切替え部2110、および、これらの各処理部からなるNIC使用率監視・割当て処理部1104を具備する。
そして、NIC使用率監視・割当て処理部1104は、まず、図示していないプログラムされたコンピュータ処理実行機能により、仮想マシン実行サーバの識別情報(1150,1750)に、当該仮想マシン実行サーバで実行している仮想マシンの識別情報(1160,1164,1760,1764)と当該仮想マシンに対して予め設定された優先度を対応付けた仮想マシン管理テーブル1101を生成して記憶装置に格納する。
次に、NIC使用率監視・割当て処理部1104は、物理NIC使用率監視部2106により、仮想マシン実行サーバ(1150,1750)に搭載されている一以上の物理NIC(1180,1182,1780,1782)の各使用率を収集し、収集した物理NIC使用率を当該物理NICの識別情報に対応付けた物理NIC管理テーブル1108を生成して記憶装置に格納し、さらに、この物理NIC管理1108を参照して物理NIC使用率が予め定められた上限値より高い物理NICを検出する。
さらに、NIC使用率監視・割当て処理部1104は、仮想NIC使用率監視部2108により、仮想マシン管理テーブル1101を参照し、物理NIC使用率監視部2106が検出した物理NICを搭載した仮想マシン実行サーバが実行している各仮想マシンから優先度が最も低い仮想マシンを特定し、さらに、物理NIC管理テーブル1108を参照し、物理NIC使用率が上限値より低く且つ他に比べて相対的に低い物理NICを抽出する。
そして、NIC使用率監視・割当て処理部1104は、NIC切替え部2110により、仮想NIC使用率監視部2108が抽出した物理NICに、同仮想NIC使用率監視部2108が特定した仮想マシンに接続されている仮想NICの接続先を切り替える。
尚、仮想NIC使用率監視部2108は、NIC切替え部2110による上記仮想NICの切り替え後の使用率が上限値を越えない物理NICを抽出する。
また、仮想NIC使用率監視部2108は、NIC切替え部2110による仮想NICの切り替え後の使用率が上限値を越えない物理NICを当該仮想NICを搭載している仮想マシン実行サーバ上で抽出することができなければ、他の仮想マシン実行サーバから、切り替え先の物理NICを抽出し、NIC切替え部2110は、仮想NIC使用率監視部2108が特定した仮想マシンを、同仮想NIC使用率監視部2108が抽出した切り替え先の物理NICを搭載した仮想マシン実行サーバに移動し、移動した仮想マシンに接続されている仮想NICを、仮想NIC使用率監視部2108が抽出した移動先仮想マシン実行サーバ上の物理NICに接続する。
また、NIC使用率監視・割当て処理部1104は、NIC切替え部2110による仮想NICの物理NICへの接続先の切り替え処理を実行した後に、物理NIC使用率監視部2106の物理NIC使用率の収集処理からの各処理を繰り返し実行する。
また、NIC使用率監視・割当て処理部1104は、図示していないプログラムされたコンピュータ処理実行機能により、予めスケジュール情報で定められた時間になると、仮想マシン管理テーブル1101における各仮想マシンに対する優先度の設定を変更すると共に物理NIC使用率監視部2106による処理を開始し、この物理NIC使用率監視部2106が上限値を超えた使用率の物理NICを検出すると、仮想NIC使用率監視部2108とNIC切替え部2110による処理を実行する。
このことにより、従来技術の課題、すなわち、『従来の、物理NICの割当を固定的に決定する技術では、予期しない使用率増加が発生し、一部の物理NICで使用率の高い状態となった場合でも、使用率の低い物理NICを有効活用することができず、また、従来の、ネットワーク負荷の変動に応じて自動的に物理NICに関するリソース割当変更を行う技術では、特定の仮想マシンで仮想NIC使用率が高くなった場合に調整を行うことができないので、一つ以上の仮想マシン実行サーバを構成している場合に、物理NIC使用率に余裕のある仮想マシン実行サーバが存在している場合でも、その物理NICを有効活用することができない』との課題を解決し、物理NICの予期しない使用率増加に対応して動的に物理NICと仮想NICの割当変更を行うことにより、ネットワークインタフェースの有効活用を可能とし、さらに、一つ以上の仮想マシン実行サーバ間で物理NIC使用率に余裕のある仮想マシン実行サーバが存在している場合、その物理NICの有効活用が可能となる。
尚、本発明は、図1〜図9を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、2つの仮想マシン実行サーバ1150,1750からなる仮想マシン環境での説明を行っているが、3以上の仮想マシン実行サーバからなる仮想マシン環境であっても良い。
また、本例では、NIC使用率監視・割当て処理部1104が仮想マシン実行サーバ1150の内部に設置される例を示したが、物理NIC使用率監視・割当て処理部1104が物理ネットワーク1190を通じて仮想マシン実行サーバ1150および仮想マシン実行プログラム処理部1178と通信できる別のサーバに搭載して実行するように構成しても良い。
また、本例のコンピュータ構成例に関しても、キーボードや光ディスクの駆動装置の無いコンピュータ構成としても良い。また、本例では、光ディスクを記録媒体として用いているが、FD(Flexible Disk)等を記録媒体として用いることでも良い。また、プログラムのインストールに関しても、通信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウンロードしてインストールすることでも良い。
本発明に係る仮想マシンシステムの構成例を示すブロック図である。 図1におけるNIC使用率監視・割当て処理部の構成例を示すブロック図である。 図1におけるNIC使用率監視・割当て処理部の処理動作例を示すフローチャートである。 図2における物理NIC使用率監視部の処理動作例を示すフローチャートである。 図2における仮想NIC使用率監視部の処理動作例を示すフローチャートである。 図2におけるNIC切替え部の処理動作例を示すフローチャートである。 図1における物理NIC管理テーブルの構成例を示す説明図である。 図1における仮想NIC管理テーブルの構成例を示す説明図である。 図1における仮想マシン管理テーブルの構成例を示す説明図である。
符号の説明
1100:ロードバランシング処理システム、1101:仮想マシン管理テーブル、1104:NIC利用率監視・割当て処理部、1106:仮想NIC管理テーブル、1108:物理NIC管理テーブル、1150,1750:仮想マシン実行サーバ、1160:仮想マシン(1)、1162:仮想NIC(1)、1164:仮想マシン(2)、1166:仮想NIC(2)、1170:仮想スイッチ(1)、1172:仮想スイッチ(2)、1178:仮想マシン実行プログラム処理部、1180:物理NIC(1)、1182:物理NIC(2)、1190:物理ネットワーク、1760:仮想マシン(3)、1762:仮想NIC(3)、1764:仮想マシン(4)、1766:仮想NIC(4)、1770:仮想スイッチ(3)、1772:仮想スイッチ(4)、1778:仮想マシン実行プログラム処理部、1780:物理NIC(3)、1782:物理NIC(4)、1800:ディスク駆動装置、1810:記録媒体。

Claims (7)

  1. プログラムされたコンピュータ装置によって、仮想ネットワークシステムにおける物理NICと仮想NICの接続を制御する方法であって、
    プログラムを用いたコンピュータ装置の処理実行手段として、第1〜第7の手段を具備し、
    上記第1の手段は、
    上記仮想マシン実行サーバに搭載されている一以上の物理NICの各使用率を収集し、
    上記第2の手段は、
    上記第1の手段が収集した物理NIC使用率を当該物理NICの識別情報に対応付けた物理NIC管理情報を生成して記憶装置に格納し、
    上記第3の手段は、
    上記仮想マシン実行サーバの識別情報に、当該仮想マシン実行サーバで実行している仮想マシンの識別情報と当該仮想マシンに対して予め設定された優先度を対応付けた仮想マシン管理情報を生成して記憶装置に格納し、
    上記第4の手段は、
    上記物理NIC管理情報を参照して上記物理NIC使用率が予め定められた上限値より高い物理NICを検出し、
    上記第5の手段は、
    上記仮想マシン管理情報を参照して上記第4の手段が検出した物理NICを搭載した仮想マシン実行サーバが実行している各仮想マシンから優先度が最も低い仮想マシンを特定し、
    上記第6の手段は、
    上記物理NIC管理情報を参照して上記物理NIC使用率が上限値より低く且つ相対的に低い物理NICを抽出し、
    上記第7の手段は、
    上記第6の手段が抽出した物理NICに、上記第5の手段が特定した仮想マシンに接続されている仮想NICの接続先を切り替える
    ことを特徴とする仮想ネットワークシステムのNIC接続制御方法。
  2. 請求項1に記載の仮想ネットワークシステムのNIC接続制御方法であって、
    上記第6の手段は、
    上記第7の手段による上記仮想NICの切り替え後の使用率が上記上限値を越えない物理NICを抽出する
    ことを特徴とする仮想ネットワークシステムのNIC接続制御方法。
  3. 請求項2に記載の仮想ネットワークシステムのNIC接続制御方法であって、
    プログラムを用いたコンピュータ装置の処理実行手段として、第8,第9の手段を具備し、
    上記第6の手段は、
    上記第7の手段による上記仮想NICの切り替え後の使用率が上記上限値を越えない物理NICを当該仮想NICを搭載している仮想マシン実行サーバ上で抽出することができなければ、他の仮想マシン実行サーバから上記第7の手段による切り替え先の物理NICを抽出し、
    上記第8の手段は、
    上記第5の手段が特定した仮想マシンを、上記第6の手段が抽出した切り替え先の物理NICを搭載した仮想マシン実行サーバに移動し、
    上記第9の手段は、
    上記第8の手段が移動した仮想マシンに接続されている仮想NICを、上記第6の手段が抽出した移動先仮想マシン実行サーバ上の物理NICに接続する
    ことを特徴とする仮想ネットワークシステムのNIC接続制御方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の仮想ネットワークシステムのNIC接続制御方法であって、
    上記第7の手段による上記仮想NICの物理NICへの接続先の切り替え処理を実行した後に、上記第1の手段からの各手段による処理を繰り返し実行する
    ことを特徴とする仮想ネットワークシステムのNIC接続制御方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の仮想ネットワークシステムのNIC接続制御方法であって、
    予めスケジュール情報で定められた時間になると、上記仮想マシン管理情報における各仮想マシンに対する優先度の設定を変更すると共に上記第1,第2の手段による処理を開始し、
    上記第4の手段が当該物理NICを検出すると上記第5の手段からの各手段による処理を実行する
    ことを特徴とする仮想ネットワークシステムのNIC接続制御方法。
  6. コンピュータに、請求項1から請求項5のいずれかに記載の仮想ネットワークシステムのNIC接続制御方法における各手段による処理を実行させるためのプログラム。
  7. プログラムされたコンピュータ装置によって、仮想ネットワークにおける物理NICと仮想NICの接続を制御するシステムであって、
    プログラムされたコンピュータ処理手段として、
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の仮想ネットワークシステムのNIC接続制御方法における各処理を実行する手段を具備した
    ことを特徴とする仮想ネットワークのNIC接続制御システム。
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