JP2009175259A - 組み立て設置式大画面表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】折り畳む必要がなく、運搬性も良好で、さらに、画面の良好な連続性を得ることができる組み立て設置式大画面表示システムを提供する。
【解決手段】大画面1を、複数の切り離された小画面パネルからなる表示用パネルユニット22−1〜22−4で構成し、表示用パネルユニットとして現場に運び込み、現場で大画面表示パネルに組み立てられるよう構成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ユニット構成された表示用パネルを複数並べて一体化して、大画面表示可能な表示パネルとする組み立て設置式大画面表示システムに関する。
従来、単純ドットマトリックス表示方式の表示用パネルに設けたくし型ライン電極を、可とう性導電材で接続して構成した折り畳み可能な大画面画像表示板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。上記従来の大画面画像表示板はあらかじめ所定の大画面として作製し、出来上がっている大画面を折り畳んで設置現場に運んで設置していた。
特開2006−58611号公報
上記従来の大画面画像表示板では、黒板やホワイトボード程度の大画面の場合には、折り畳み代とする部分も少ないので、大画面を折り畳んで現場に運んで設置することはできたが、より大きな画面表示が求められた場合には折り畳むことが難しくなる上に、大重量となることから運搬性の面でも問題があった。特に、パネル枚数が多くなると折り畳み代の占める割合が大きくなり、このことは、非表示領域を増大させることになり、分割された画面の接続部分が目立つようになり、連続画面表示の妨げになっていた。
本発明の目的は上述した問題点を解消して、折り畳む必要がなく、運搬性も良好で、さらに、画面の良好な連続性を得ることができる組み立て設置式大画面表示システムを提供しようとするものである。
本発明の組み立て設置式大画面表示システムは、大画面を、複数の切り離された小画面パネルからなる表示用パネルユニットで構成し、表示用パネルユニットとして現場に運び込み、現場で大画面表示パネルに組み立てられるよう構成したことを特徴とするものである。
本発明の組み立て設置式大画面表示システムの好適例は、表示用パネルユニットは、所定数の表示単位(画素)をもって構成され、この表示用パネルユニットの並べ方によって、大画面表示システムの画素数および画素配置が設計されること、表示用パネルユニットは、ライン電極を設けた2枚の基板を、ライン電極が直交交差するように対向させた基板間に表示媒体を封入して構成され、双方のライン電極端部には、別の表示用パネルユニットのライン電極と接続可能にする接合端子が設けられていること、大画面表示パネルの端部(ライン電極引き出しを画面の2方向、例えば下側の1辺と右側の1辺の2端部)に、駆動装置との接続回路が形成されたユニット基板を配置して大画面表示パネルを構成し、この接続回路ユニット基板は1枚の長尺基板で、一方の長尺辺側からもう一方の長尺辺に向かってライン電極からの引き出し線を絞るような配線が配置され、この絞られた配線の先が、それぞれ駆動回路配線と接続されること、2方向出しで接続する場合は、2枚の接続回路ユニット基板をともに、フレキシブル回路基板(FCP)として構成すること、表示用パネルユニットが、少なくとも一方が透明である2枚の対向する基板間に、隔壁により互いに隔離されたセルを形成し、セル内に表示媒体を配置する構造を有すること、がある。
本発明によれば、大画面を、複数の切り離された小画面パネルからなる表示用パネルユニットで構成し、表示用パネルユニットとして現場に運び込み、現場で大画面表示パネルに組み立てられるよう構成することで、折り畳む必要がなく、運搬性も良好で、さらに、画面の良好な連続性を得ることができる組み立て設置式大画面表示システムを得ることができる。
具体的には、小画面の表示用パネル(表示用パネルユニット)を現場に運び込み、現場で大画面表示パネルに組み立てられるので、大画面の表示パネルを運び込むよりも運搬性が容易になる。また、ライン電極部の接続部分をパネル裏側に引き出し、隣接表示用パネルユニット同士の接続を、パネル裏側で、ネジやクリップ等の簡単な治具で行えるので、現場で大画面表示パネルの組み立てが容易な表示用パネルユニットが得られる。さらに、表示用パネルユニットと、接続回路ユニット基板とで大画面表示パネルを組み立てて構成するので、駆動装置と、表示用パネルとの電気的接続が容易になる。
本発明の組み立て設置式大画面表示システムの特徴は、大画面を、複数の切り離された小画面パネルからなる表示用パネルユニットで構成し、表示用パネルユニットとして現場に運び込み、現場で大画面表示パネルに組み立てられるよう構成した点にある。以下、表示用パネルユニットの説明をした後、システム全体の説明を行う。
<表示用パネルユニットの説明>
ます、本発明のシステムで用いる表示用パネルユニットを構成する一例である帯電粒子移動方式の情報表示パネルの基本的な構成について説明する。前記情報表示パネルでは、対向する2枚の基板間に配置、封入した帯電性粒子を含んで構成した表示媒体に電界が付与される。付与された電界方向にそって、表示媒体が電界による力やクーロン力などによって引き寄せられ、表示媒体が電界方向の変化によって移動することにより、画像等の情報表示がなされる。従って、表示媒体が、均一に移動し、かつ、繰り返し表示を書き換える時あるいは表示情報を継続して表示する時の安定性を維持できるように、情報表示用パネルを設計する必要がある。ここで、表示媒体を構成する粒子にかかる力は、粒子同士のクーロン力により引き付けあう力の他に、電極や基板との電気鏡像力、分子間力、液架橋力、重力などが考えられる。
本発明のシステムで用いる表示用パネルユニットの例を、図1〜図6に基づき説明する。ここでは、帯電性粒子を含んだ粒子群を表示媒体として基板間に配置し、対向電極間に形成させた電界で表示媒体を移動させて画像をドットマトリックス表示をする例を示している。
図1に示す例では、少なくとも光学的反射率と帯電性とを有する粒子を含んだ粒子群として構成される、互いに光学的反射率および帯電特性の異なる表示媒体3を2種(ここでは白色表示媒体用粒子の粒子群からなる白色表示媒体3Wと黒色表示媒体用粒子の粒子群からなる黒色表示媒体3Bを示す)を、少なくとも一方が透明な基板1、2間に封入し、隔壁4で形成された各セル7において、基板1に設けた電極5(ライン電極)と基板2に設けた電極6(ライン電極)との間に電圧を印加することにより発生する電界に応じて、基板1、2と垂直に移動させる。そして、図1に示すように白色表示媒体3Wを観察者に視認させて白色ドット表示を行うか、あるいは、その逆に黒色表示媒体3Bを観察者に視認させて黒色ドット表示を行っている。
図2に示す例では、図1に示す黒色表示媒体3Bに変えて赤色表示媒体3Rをセル7内に配置、封入している。そして、図2に示すように白色表示媒体3Wを観察者に視認させて白色ドット表示を行うか、あるいは、その逆に赤色表示媒体3Rを観察者に視認させて赤色ドット表示を行っている。
なお、図1および図2に示す例ではセル7内は気体空間とした例を示したが、セル7内を絶縁液体空間とすることもできる。
図3および図4に示す例では、それぞれ、白色表示媒体3Wと黒色表示媒体3Bとを(図3)、あるいは、白色表示媒体3Wと赤色表示媒体3Rとを(図4)、絶縁液体8とともにマイクロカプセル9に封入し、電界で表示媒体を移動させて画像を、対向ライン電極が直交交差して形成する対電極を1画素(1ドット)として、ドットマトリックス表示している。
図5(a)、(b)に示す例では、白色表示媒体3Wと黒色表示媒体3Bとをセル7内に封入して構成した図1に示すパネルにおいて、図5(a)に示すように3ピクセル(各ピクセルがセル7に対応)を1表示単位として、そのA−A線に沿った断面を含む断面を示す図5(b)のように、各ピクセルに赤色カラーフィルター11R、緑色カラーフィルター11G、青色カラーフィルター11BLを配置して、カラー表示を可能としている。また、図6(a)、(b)に示す例では、白色表示媒体3Wと黒色表示媒体3Bとをセル7内に封入して構成した図1に示すパネルにおいて、図6(a)に示すように4ピクセル(各ピクセルがセル7に対応)を1表示単位として、そのA−A線に沿った断面を含む断面を示す図6(b)のように、各ピクセルに赤色カラーフィルター11R、緑色カラーフィルター11G、青色カラーフィルター11BL、無色透明カラーフィルター11Tを配置して、カラー表示を可能にしている。なお、図5(a)、(b)および図6(a)、(b)に示す例ではセル7内は気体空間とした例を示したが、セル7内を絶縁液体空間とすることもできる。
上述した表示用パネルユニットを構成する情報表示パネルにおける好適例について、以下にまとめて説明する。
情報表示パネルの表示部は、表示媒体3を一方が透明な2枚の基板1、2間空間に封止した構成のドットマトリックス表示方式で構成する。基板間空間には隔壁4を設けて空間を複数の小部屋(セル)7に仕切り、帯電性粒子を含んだ粒子群として構成した表示媒体3をセル7内に配置するのが好ましい。これにより封入した粒子群(表示媒体)が偏ることを防止できる。マイクロカプセル9に封止した場合には、このマイクロカプセルがセル(小部屋)の機能を有するので、さらにセル(小部屋)を設けなくても良い。
表示方式としては、帯電性粒子を気体中空間で駆動する帯電粒子気中移動方式(例えば、電子粉流体方式)や、帯電性粒子を絶縁液体中で駆動する電気泳動方式(例えば、マイクロカプセル内で絶縁液体とともに帯電粒子を移動させる方式)や、半分ずつ帯電極性および色が異なる部分で構成した帯電性粒子を絶縁液体とともにマイクロカプセル中で駆動(回転)する回転ボール方式や、コレステリック液晶方式等の表示メモリー(bistable)性を有する表示媒体を用いた表示方式を適用できる。
駆動方式としては、表示媒体をドットマトリックス配置させて形成した画素を、ライン電極が対向直交交差して形成する対電極を用いて駆動するパッシブマトリックス駆動方式が好ましい。
セル内に配置する表示媒体の色組み合わせを、例えば、白/黒とした表示用パネルユニットと白/赤とした表示用パネルユニットとを組み合わせて大画面表示パネルとすることで、エリアカラー表示型の大画面表示パネルとすることもできる。
表示用パネルユニットは、画素数、画素配置、画素サイズを揃え規格化し、表示領域およびその周囲の非表示領域(いわゆる額縁)の配置についても規格化することで、互いに自由に組み合わせて接合できる。駆動装置を含む駆動回路周辺装置を搭載した回路基板は、複数枚の表示用パネルユニットを組み合わせて構成した表示パネルに合わせて設計され、表示パネルの裏側に搭載する。
観察側基板に設ける電極は透明なものを用いるが、背面側基板に設けるセル対応電極は透明でなくてもよい。透明導電材料としては、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム、亜鉛ドープ酸化インジウム(IZO)、アンチモン錫酸化物(ATO)、導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等の透明導電金属酸化物類、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン等が挙げられる。透明であることを要しない導電材料としては、銅、アルミニウム、銀、ニッケル、金、クロム、およびこれらを主成分とする合金(例えば、Nd-Cr)等の金属が挙げられ、前記透明導電材料として挙げたものも含めて背面側基板に配置することができる。前記透明電極材料は金属材料に比べて断線しやすいため、透明電極を貫くようにした金属細線と組み合わせた構成にして、基板に設けることもできる。金属細線は視認性の妨げにならない1〜10μm幅が好ましく、モアレが生じないように間隔をランダムにすることが好ましい。電極の形成方法としては、上記例示の材料をスパッタリング法、真空蒸着法、CVD(化学蒸着)法、塗布法等で薄膜状に形成する方法や金属箔(例えば、圧延銅箔)をラミネートする方法、導電剤を溶媒や合成樹脂バインダーに混合して塗布したりする方法などが用いられる。パターン形成可能で導電性である上記材料を好適に用いることができる。
透明導電材料で形成する電極の厚みは、導電性が確保でき光透過性に支障がなければ良く、0.05〜10μm、好ましくは0.05〜5μmである。また、背面側基板に形成する電極の厚みは、導電性が確保できれば良く、0.05〜10μmである。電気抵抗を小さくするには電極厚みは大きい方が良いが、生産性、コストや光透過性との兼ね合いで上記範囲で設計する。接続部分に設ける配線電極は、金属電極が耐曲げ性、耐損傷性に優れるので好ましく用いられるが、表示面側電極に用いた透明電極材料(ITO等の透明金属酸化物が代表的)をそのまま延長して引き出して用いることもできる。
基板としては、ガラス、石英等の無機シートや、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルサルフォン(PES)、アクリル等の有機高分子系シートを用いるが、観察側表示面となる基板には透明なものを用いる。 背面側基板を折り曲げて、隣接する表示用パネルユニットとの接合部とすることが好ましいので、背面側基板には折り曲げ可能で絶縁性のある材料が好ましく用いられる。
<組み立て設置式大画面表示システムの説明>
図7は本発明の組み立て設置式大画面表示システムの一例を説明するための図である。図7に示す例では、大画面21を、4枚の切り離された小画面パネルからなる表示用パネルユニット−1(22−1)、表示用パネルユニット−2(22−2)、表示用パネルユニット−3(22−3)、表示用パネルユニット−4(22−4)で構成した例を示している。本例では、4枚の表示パネルユニット22−1〜22−4を各別に現場に運び込み、現場で大画面表示ユニットに組み立てることで、大画面21を得ることができる。
図7に示す例では、表示用パネルユニット−1(22−1)と表示用パネルユニット−2(22−2)との間および表示用パネルユニット−3(22−3)と表示用パネルユニット−4(22−4)との間で表示面側の透明ライン電極6同士を接続するとともに、表示用パネルユニット−1(22−1)と表示用パネルユニット−3(22−3)との間および表示用パネルユニット−2(22−2)と表示用パネルユニット−4(22−4)との間で背面側のライン電極5同士を接続している。また、表示用パネルユニット−1(22−1)と表示用パネルユニット−4(22−4)との側面(図中右側面)、および、表示用パネルユニット−2(22−2)と表示用パネルユニット−4(22−4)との側面(図中下側面)、の電極端は駆動回路に接続される。
図8(a)〜(c)はそれぞれ図7に示す大画面21を得るための表示用パネルユニットの組み立ての一例を説明するための図である。ここで、図8(a)は1つの表示用パネルユニットの例を示し、図8(b)は表示用パネルユニット−1(22−1)と表示用パネルユニット−2(22−2)との間の表示面側のライン電極6同士の接続状態の一例を示し、図8(c)は表示用パネルユニット−1(22−1)と表示用パネルユニット−3(22−3)との間の背面側のライン電極5同士の接続状態の一例を示している。
図8(a)に示すように、両基板1、2(ここでは図示せず)間に表示面側のライン電極6と背面側のライン電極5とを直交交差して設けた1つの表示用パネルユニット22において、図8(b)に示す表示面側のライン電極6同士の接続の一例では、表示用パネルユニット−1(22−1)の側面全体に設けたフランジ部23−1上にライン電極6を延長したライン電極端部26−1を設けるとともに、表示用パネルユニット−2(22−2)の側面全体に設けたフランジ部23−2上にライン電極6を延長したライン電極端部26−2を設け、ライン電極端部26−1とライン電極端部26−2とを加圧接続して、表示面側のライン電極6を接続している。
また、図8(c)に示す背面側のライン電極5同士の接続の一例では、表示用パネルユニット−1(22−1)の側面全体に設けたフランジ部23−1上にライン電極5を延長したライン電極端部25−1を設けるとともに、表示用パネルユニット−3(22−3)の側面全体に設けたフランジ部23−3上にライン電極5を延長したライン電極端部25−3を設け、ライン電極端部25−1とライン電極端部25−3とを加圧接続して、背面側のライン電極5を接続している。なお、ライン電極端部は金属電極が好ましい。また、ライン電極端部同士の加圧接続は、後述するように、ネジ締め固定、クリップ留め固定などの固定方法を用いることができる。
図9(a)、(b)、図10(a)、(b)および図11(a)、(b)は、それぞれ、表示用パネルユニット−1(22−1)と表示用パネルユニット−2(22−2)との間における表示面側のライン電極6の接合の一例を説明するための図である。ここで、図9(a)、(b)はそれぞれ表示面側のライン電極6の接合状態の一例を示し、図10(a)、(b)はそれぞれネジ締めによる固定の一例を示し、図11(a)、(b)はそれぞれクリップ式接合治具による固定の一例を示している。
本例では、図9(a)に示すように、ライン電極端部26−1とライン電極端部26−2とを位置決めして対向させた状態で、ライン電極端部26−1とライン電極端部26−2と加圧接続することで、図9(b)に示すように、表示用パネルユニット−1(22−1)のライン電極端部26−1と表示用パネルユニット−2(22−2)のライン電極端部26−2とが一体になるように接合している。加圧接続の方法としては、図10(a)、(b)に示すように、表示用パネルユニット−1(22−1)のフランジ部23−1と表示用パネルユニット−2(22−2)のフランジ部23−2とをネジ31およびナット32により固定する方法や、図11(a)、(b)に示すように、表示用パネルユニット−1(22−1)のフランジ部23−1と表示用パネルユニット−2(22−2)のフランジ部23−2とをクリップ式接合治具33で固定する方法を、好適に用いることができる。
図12(a)、(b)、図13(a)、(b)および図14(a)、(b)は、それぞれ、表示用パネルユニット−1(22−1)と表示用パネルユニット−3(22−3)との間における背面側のライン電極5の接合の一例を説明するための図である。ここで、図12(a)、(b)はそれぞれ背面側のライン電極5の接合状態の一例を示し、図13(a)、(b)はそれぞれネジ締めによる固定の一例を示し、図14(a)、(b)はそれぞれクリップ式接合治具による固定の一例を示している。
本例では、図12(a)に示すように、ライン電極端部25−1とライン電極端部25−3とを位置決めして対向させた状態で、ライン電極端部25−1とライン電極端部25−3と加圧接続することで、図12(b)に示すように、表示用パネルユニット−1(22−1)のライン電極端部25−1と表示用パネルユニット−3(22−3)のライン電極端部25−3とが一体になるように接合している。加圧接続の方法としては、図13(a)、(b)に示すように、表示用パネルユニット−1(22−1)のフランジ部23−1と表示用パネルユニット−3(22−3)のフランジ部23−3とをネジ31およびナット32により固定する方法や、図14(a)、(b)に示すように、表示用パネルユニット−1(22−1)のフランジ部23−1と表示用パネルユニット−3(22−3)のフランジ部23−3とをクリップ式接合治具33で固定する方法を、好適に用いることができる。
図15は本発明の組み立て設置式大画面表示システムにおける駆動装置との接合の一例を説明するための図である。図15に示す例では、複数の表示用ユニットパネル22を接合して構成した大画面表示パネル41の一方の側面に、表示面側のライン電極6と駆動回路とを接続するための、パネル裏側へ折り返しができる接続回路ユニット基板42を設けるとともに、大画面表示パネル41の他の側面に、背面側のライン電極5と駆動回路とを接続するための、パネル裏側へ折り返しができる接続回路ユニット基板43を設けている。接続回路ユニット基板42の端部には、表示面側のライン電極6と駆動回路との接続端子配置部44を設け、表示面側のライン電極6を絞るように配線してライン電極6を接続端子配置部44に集合させている。同様に、接続回路ユニット基板43の端部には、背面側のライン電極5と駆動回路との接続端子配置部45を設け、背面側のライン電極5を絞るように配線してライン電極5を接続端子配置部45に集合させている。
<大画面表示パネルの表示例の説明>
図16〜図19はそれぞれ本発明の組み立て設置式大画面表示システムにおける大画面表示パネルの表示例を説明するための図である。
図16に示す例では、白色表示媒体/黒色表示媒体の表示用パネルユニット22WBを横8枚、縦6枚組み立て設置して、白黒表示方式の大画面表示パネル51を形成している。そして、大画面表示パネル51全体で、白地に黒文字の白黒表示を行っている。
図17に示す例では、白色表示媒体/黒色表示媒体の表示用パネルユニット22WBを横8枚、縦3枚組み立て設置して上側半分の画面51Uを形成し、白色表示媒体/赤色表示媒体の表示用パネルユニット22WRを横8枚、縦3枚組み立て設置して下側半分の画面51Lを形成し、エリアカラー表示方式の大画面パネル51を形成している。そして、上側半分の画面51Uでは白地に黒文字の白黒表示を行い、下側半分の画面51Lでは白地に赤文字の白赤表示を行っている。
図18に示す例では、黄色表示媒体/黒色表示媒体の表示用パネルユニット22YBを横4枚、縦1枚組み立て設置して上段の画面51Uを形成し、白色表示媒体/黒色表示媒体の表示用パネルユニット22WBを横4枚、縦1枚組み立て設置して中段の画面51Mを形成し、黄色表示媒体/黒色表示媒体の表示用パネルユニット22YBを横4枚、縦1枚組み立て設置して下段の画面51Lを形成し、エリアカラー表示方式の大画面表示パネル51を形成している。そして、上段の画面51Uでは黄地に黒文字の表示を行い、中段の画面51Mでは白地に黒文字の表示を行い、下段の画面51Lでは黒地に黄文字の表示を行っている。
図19に示す例では、白色表示媒体/黒色表示媒体と三原色カラーフィルタとを配置した図5または図6に示す表示方式の表示用パネルユニット22Cを横8枚、縦6枚組み立て設置して、カラー表示方式の大型表示パネル51を形成している。そして、大画面表示パネル51全体でカラー表示を行っている。
本発明の組み立て設置式大画面表示システムは、大画面を、複数の切り離された小画面パネルからなる表示用パネルユニットで構成し、表示用パネルユニットとして現場に運び込み、現場で大画面表示パネルに組み立てられるよう構成することで、折り畳む必要がなく、運搬性も良好で、さらに、画面の良好な連続性を得ることができるため、屋外でのコンサートや講演会など大画面表示パネルが必要な用途に好適に用いることができる。
本発明のシステムで用いる表示用パネルユニットの一例を説明するための図である。 本発明のシステムで用いる表示用パネルユニットの他の例を説明するための図である。 本発明のシステムで用いる表示用パネルユニットのさらに他の例を説明するための図である。 本発明のシステムで用いる表示用パネルユニットのさらに他の例を説明するための図である。 本発明のシステムで用いる表示用パネルユニットのさらに他の例を説明するための図である。 本発明のシステムで用いる表示用パネルユニットのさらに他の例を説明するための図である。 本発明の組み立て設置式大画面表示システムの一例を説明するための図である。 (a)〜(c)はそれぞれ図7に示す大画面を得るための表示用パネルユニットの組み立ての一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ表示用パネルユニット−1と表示用パネルユニット−2との間における表示面側のライン電極の接合の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ図9(a)、(b)に示す例における接合の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ図9(a)、(b)に示す例における接合の他の例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ表示用パネルユニット−1と表示用パネルユニット−3との間における背面側のライン電極の接合の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ図12(a)、(b)に示す例における接合の一例を説明するための図である。 (a)、(b)はそれぞれ図12(a)、(b)に示す例における接合の他の例を説明するための図である。 本発明の組み立て設置式大画面表示システムにおける駆動装置との接合の一例を説明するための図である。 本発明の組み立て設置式大画面表示システムにおける大画面表示パネルの表示の一例を説明するための図である。 本発明の組み立て設置式大画面表示システムにおける大画面表示パネルの表示の他の例を説明するための図である。 本発明の組み立て設置式大画面表示システムにおける大画面表示パネルの表示のさらに他の例を説明するための図である。 本発明の組み立て設置式大画面表示システムにおける大画面表示パネルの表示のさらに他の例を説明するための図である。
符号の説明
1、2 基板
3W 白色表示媒体
3B 黒色表示媒体
3R 赤色表示媒体
4 隔壁
5、6 ライン電極
7 セル
8 絶縁液体
9 マイクロカプセル
11R 赤色カラーフィルター
11G 緑色カラーフィルター
11BL 青色カラーフィルター
11T 無色透明カラーフィルター
21 大画面
22、22−1〜22−4、22WB、22WR、22YB、22C
表示用パネルユニット
23−1〜23−4 フランジ部
25−1〜25−4 ライン電極端部
26−1〜26−4 ライン電極端部
31 ネジ
32 ナット
33 クリップ式接合治具
41 大画面
42、43 接続回路ユニット基板
44、45 接続端子配置部
51 大画面表示パネル
51U、51M、51L 画面

Claims (6)

  1. 大画面を、複数の切り離された小画面パネルからなる表示用パネルユニットで構成し、表示用パネルユニットとして現場に運び込み、現場で大画面表示パネルに組み立てられるよう構成したことを特徴とする組み立て設置式大画面表示システム。
  2. 表示用パネルユニットは、所定数の表示単位(画素)をもって構成され、この表示用パネルユニットの並べ方によって、大画面表示システムの画素数および画素配置が設計されることを特徴とする請求項1に記載の組み立て設置式大画面表示システム。
  3. 表示用パネルユニットは、ライン電極を設けた2枚の基板を、ライン電極が直交交差するように対向させた基板間に表示媒体を封入して構成され、双方のライン電極端部には、別の表示用パネルユニットのライン電極と接続可能にする接合端子が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の組み立て設置式大画面表示システム。
  4. 大画面表示パネルの端部(ライン電極引き出しを画面の2方向、例えば下側の1辺と右側の1辺の2端部)に、駆動装置との接続回路が形成されたユニット基板を配置して大画面表示パネルを構成し、この接続回路ユニット基板は1枚の長尺基板で、一方の長尺辺側からもう一方の長尺辺に向かってライン電極からの引き出し線を絞るような配線が配置され、この絞られた配線の先が、それぞれ駆動回路配線と接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の組み立て設置式大画面表示システム。
  5. 2方向出しで接続する場合は、2枚の接続回路ユニット基板をともに、フレキシブル回路基板(FCP)として構成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の組み立て設置式大画面表示システム。
  6. 表示用パネルユニットが、少なくとも一方が透明である2枚の対向する基板間に、隔壁により互いに隔離されたセルを形成し、セル内に表示媒体を配置する構造を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の組み立て設置式大画面表示システム。
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