JP2009174131A - 建具 - Google Patents
建具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009174131A JP2009174131A JP2008011373A JP2008011373A JP2009174131A JP 2009174131 A JP2009174131 A JP 2009174131A JP 2008011373 A JP2008011373 A JP 2008011373A JP 2008011373 A JP2008011373 A JP 2008011373A JP 2009174131 A JP2009174131 A JP 2009174131A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- lower frame
- building
- joinery
- outdoor side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Abstract
【解決手段】建具枠1の下枠3に被規制部3bを形成し、建物躯体5の開口部5bの下内面に施工治具10を取付け、前記建具枠1を取付ける際に、その下枠3の被規制部3bを施工治具10の規制部10aよりも室内側に位置させるとともに、下枠3に固着した下枠固定金具30を建物躯体5の開口部5bの下内面に載置することで、建具枠1を左右方向に移動可能に仮支持できるようにして、建具枠1を建物躯体5の室外側面5aに簡単に取付けできるようにする。
【選択図】図5
Description
例えば、特許文献1に開示されたように、建具枠(サッシ枠)の上枠、下枠、縦枠を建物躯体の室外側面(屋外側面)にネジで固着して取付ける建具(サッシ)が提案されている。
このようであるから、建具枠を建物躯体の室外側面に取付ける作業が難しい。特に、建具枠が大型で重量が重い場合に難しい。
前記建物躯体に、上向きの規制部を有した施工治具を固着し、
前記建具枠の下枠は、前記規制部によって室外側への移動が規制される下向きの被規制部を有し、且つ、下枠とは別体の下枠固定金具が固着され、
前記下枠固定金具は、前記下枠に固着される固着部と、建物躯体の開口部の下内面に載置する載置部を有し、
前記下枠の被規制部を施工治具の規制部よりも室内側に位置させた状態で建物躯体の開口部の下内面に下枠固定金具の載置部を載置して建具枠を建物躯体に仮支持し、前記下枠固定金具を建物躯体に固定したことを特徴とする建具である。
施工治具は、建物躯体の開口部の下内面に固着され、その規制部は建物躯体の室外側面よりも室外側に突出しているようにできる。
このようにすれば、下枠の被規制部が建物躯体の室外側面よりも室外側に位置しているため、建具枠の少なくとも一方の縦枠が開口部よりも側方に位置する場合でも、下枠の被規制部の一部分を除去せずに建具枠を簡単に建物躯体の室外側面に取付けできる。
建物躯体の室外側面に垂下部を接し、取付部を開口部の下内面に接して固着することで建物躯体に取付けるようにできる。
このようにすれば、施工治具を室内外側方向に位置決めして建物躯体に取付けできるので、その施工治具の立上り部は室内外側方向に位置決めされる。
前記下枠固定金具の固着部は、この下向き凹部に嵌まり合うように上向きに突出して形成されて、前記被規制部に固着することができる。
このようにすれば、下枠の被規制部を下枠固定金具を固着する箇所として兼用できる。
このようにすれば、下枠の形状を単純とすることができる。
したがって、建物躯体に対して下枠を左右方向において位置決め時に室外側への倒れを防止するための施工治具と、建物躯体に対して下枠を固定するための下枠固定金具とを別体で構成した為、下枠に対して施工治具を固定する必要がなくなる。よって、位置調整後に建物躯体に下枠を固定する際、位置ズレが生じ難くなり、建具枠を建物躯体の室外側面に簡単に取付けできる。
前記建具枠1には建具体、例えば内障子6aと外障子6bがスライド自在に装着されている。
前記建具枠1は、前述の内・外障子6a,6bを装着する障子取付部1aと、この障子取付部1aの左右一側方の障子収納部1bを有している。
前記障子取付部1aは建物躯体5の開口部5bと対向し、障子収納部1bは開口部5bよりも側方に延出して内・外障子6a,6bを障子収納部1bに収納することで前記開口部5bの略全開口幅を開放でき、全開口タイプの建具(サッシ)としてある。
この実施の形態では、上枠2と下枠3とに亘って竪中骨7を取付けて障子取付部1aと障子収納部1bに区画してある。
また、網戸8がスライド自在に装着してある。
前述した図1、図2は建具の全体構成を理解し易いように概略的に図示してあり、後述する具体形状とは形状、寸法等が相違する。
前記上枠2は図3に示すように上向きの取付片2aを有し、下枠3は下向きの取付片3aを有している。
前記左右の縦枠4は図4に示すように側方向きの取付片4aを有している。
そして、前記各取付片2a,3a,4aが建物躯体5の室外側面5aにそれぞれ接し、ネジ9でそれぞれ固着してある。
この施工治具10は上向きの規制部10aを有し、下枠3の室内側部分の被規制部3bを規制部10aよりも室内側に位置させるとともに、建物躯体5の開口部5bの下内面に後述する下枠固定金具30の載置部(横向部33)を載置して建具枠1を建物躯体5に仮支持させることで、下枠3が建物躯体5に左右方向(面内方向)に移動可能で、少なくとも室外側に外れないように仮支持される。また、左右方向の位置調整後に下枠3を建物躯体5側(見込み方向室内側)へ寄せることで各取付片2a,3a,4aを建物躯体5の室外側面5aに接することができる。
したがって、建具枠1を建物躯体5の室外側面5aに簡単に取付けできる。
なお、図3の拡大倍率は図4の拡大倍率よりも大きく図示してある。
前記下枠3の被規制部3bは、前記取付片3aよりも上方で、取付片3aよりも室外側寄りに位置している。
前記施工治具10は、建物躯体5の開口部5bの下内面に固着され、その規制部10aは建物躯体5の室外側面5aよりも室外側に突出している。
したがって、下枠3の被規制部3bが建物躯体5の室外側面5aに接しないようにできるから、建具枠1の一方の縦枠4が開口部5bよりも側方に位置する前述した全開口タイプの建具であっても、その建具枠1を建物躯体5の室外側面5aに簡単に取付けできる。
前記下枠3の被規制部3bは図5に示すように、下枠3の室内側から垂下して形成された縦向部21である。
好ましくは、垂下片22を有した横向部20の室内側端から下方に伸びて縦向部21(被規制部3b)が形成され、垂下片22と横向部20と縦向部21とで下向き凹部23を形成している。この下向き凹部23の縦向部21よりも室外側に施工治具10の規制部10aが位置することで、下枠3が施工治具10に対して左右方向には移動可能(位置調整可能)な状態で室外側へは倒れないようにしてある。
例えば、1枚の板材を加工して前記取付部11となる横向板の一端縁に、前記立上り部12となる上向き片と前記垂下部13となる下向片を有する形状としてある。
前記取付部11を建物躯体5の開口部5bの下内面に接すると共に、前記垂下部13を建物躯体5の室外側面5aに接して室内外側方向(見込み方向)に位置決めし、前記取付部11をネジ14で下内面に固着して取付ける。
図5においては、下枠3の下向き凹部23と立上り部12が離れているが、これは左右方向の位置調整後に下枠3を建物躯体5側(見込み方向室内側)へ引き寄せたことで建具枠1が室内側に僅かに動いたためである。また、立上がり部12の上端が横向部20や垂下片22と離れているため、左右方向の位置調整時においてこれらが金属接触することがなく、調整し易くなっている。
この下枠固定金具30の載置部(横向部33)を建物躯体5の開口部5bにおける下内面に接してネジ31で固着してある。
このようであるから、下枠3を建物躯体5に強固にしっかりと取付けできる。
前記下枠3の取付部3cは、取付片3aの上方で、建物躯体5の室外側面5aよりも室外側寄りである。
そして、前述の被規制部3bの下向き凹部23に縦向部32を嵌め合わせ、縦向部21の室外側面に接してネジ34で固着される。
このように、下枠3の取付部3cと被規制部3bが同一であるから下枠3の形状を単純にできる。
また、前述の施工治具10と下枠固定用金具30をピース(下枠3の長手方向に向かう寸法が短いもの)とし、開口部5bの下内面に左右方向に間隔を置いて固着し、相互に干渉しないようにしてある。
また、図3、図4においては内・外障子6a,6b、網戸8が省略してある。
また、内・外障子6a,6bをスライド自在に装着した建具としたが、これに限ることはなく、障子を室内外側方向に回動自在に装着した建具などでも良い。
また、下枠3の被規制部3bと取付部3cを同一としたが、被規制部3bと取付部3cを別々としても良い。
Claims (5)
- 建具枠を建物躯体の室外側面に固着して取付ける建具であって、
前記建物躯体に、上向きの規制部を有した施工治具を固着し、
前記建具枠の下枠は、前記規制部によって室外側への移動が規制される下向きの被規制部を有し、且つ、下枠とは別体の下枠固定金具が固着され、
前記下枠固定金具は、前記下枠に固着される固着部と、建物躯体の開口部の下内面に載置する載置部を有し、
前記下枠の被規制部を施工治具の規制部よりも室内側に位置させた状態で建物躯体の開口部の下内面に下枠固定金具の載置部を載置して建具枠を建物躯体に仮支持し、前記下枠固定金具を建物躯体に固定したことを特徴とする建具。 - 建具枠の下枠は、建物躯体の室外側面における開口部よりも下方に接する取付片と、この取付片よりも上方で取付片よりも室外側寄りに位置する被規制部を有し、
施工治具は、建物躯体の開口部の下内面に固着され、その規制部は建物躯体の室外側面よりも室外側に突出している請求項1記載の建具。 - 施工治具は、取付部と、この取付部よりも上方に突出して規制部となる立上り部と、前記取付部よりも下方に突出した垂下部を有し、
建物躯体の室外側面に垂下部を接し、取付部を開口部の下内面に接して固着することで建物躯体に取付けるようにした請求項2記載の建具。 - 前記下枠は、垂下片を有した横向部と、この横向部の室内側端に被規制部を設け、前記垂下片と横向部と被規制部で下向き凹部を有する形状とし、
前記下枠固定金具の固着部は、この下向き凹部に嵌まり合うように上向きに突出して形成されて、前記被規制部に固着されている請求項1〜3いずれか1項に記載の建具。 - 施工治具と下枠固定金具をピースとして相互に干渉しないようにした請求項4記載の建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008011373A JP4868415B2 (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008011373A JP4868415B2 (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | 建具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009174131A true JP2009174131A (ja) | 2009-08-06 |
JP4868415B2 JP4868415B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=41029501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008011373A Expired - Fee Related JP4868415B2 (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | 建具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4868415B2 (ja) |
-
2008
- 2008-01-22 JP JP2008011373A patent/JP4868415B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4868415B2 (ja) | 2012-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011099205A (ja) | 位置決め部品および建具 | |
JP2007113217A (ja) | 建具 | |
WO2018090762A1 (zh) | 一种阀门支架的安装结构、阀门支架及空调室外机 | |
KR101452968B1 (ko) | 칸막이 시공용 하부 구조체 | |
JP4868415B2 (ja) | 建具 | |
JP5701226B2 (ja) | 面材支持装置及び障子 | |
JP5298052B2 (ja) | 建具 | |
JP6622454B2 (ja) | 日射遮蔽装置の補助部材 | |
KR101526758B1 (ko) | 수평조절이 가능한 창틀 | |
JP6831076B2 (ja) | 建具 | |
JP4799617B2 (ja) | バルコニーを囲うのに使用するためのフレーム・デバイス | |
JP6392609B2 (ja) | カーテンウォール | |
JP2005282042A (ja) | 改装サッシ及びサッシの改装方法 | |
JP5263827B2 (ja) | 網戸付き建具 | |
JP4994348B2 (ja) | 障子の取付構造及び建具 | |
JP2011153429A (ja) | 軒樋吊具 | |
JP5704041B2 (ja) | カメラの角度調整構造 | |
JP3132984U (ja) | レベリングブロック | |
KR100888870B1 (ko) | 천장형 에어컨의 설치 지그 | |
JP2009232614A (ja) | 配線ボックスの固定部材 | |
JP2015108224A (ja) | 窓シャッターのシャッターケースの取付構造 | |
JP4003970B2 (ja) | ドア | |
KR20170001415U (ko) | 창호 시공용 고정 브래킷 | |
JP2007032096A (ja) | シャッター装置 | |
JP5507486B2 (ja) | 閉鎖維持装置および建具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100218 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110629 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111109 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111109 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4868415 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |