JP2009171688A - 適正電圧管理方法及び適正電圧管理システム - Google Patents

適正電圧管理方法及び適正電圧管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】低圧配電線の電圧を適正に管理する。
【解決手段】まず、各ノードの所定時間帯の電圧降下幅を計算する(S202)。次に、送出し電圧、ノード及び高圧側の基準タップ電圧をパラメータとして逐次設定する(S203〜S205)。当該ノードの電圧降下幅及び当該基準タップ電圧に基づいて、高圧側の適正電圧範囲を計算し、当該送出し電圧が適正電圧範囲に含まれるか否かを判定し、判定結果を記録する(S206)。パラメータの全組み合わせに関してS203〜S206を行うようにする(S207〜S209)。さらに、必要な時間帯に関してS202〜S209を行うようにする(S211、S212)。必要な時間帯及びパラメータの全組み合わせの判定結果に基づいて、必要な時間帯を通じて送出し電圧が適正電圧範囲に含まれる基準タップ電圧を特定し、当該基準タップ電圧に基づいて各時間帯の適正な送出し電圧を特定する(S213)。
【選択図】図2

Description

本発明は、配電線における適正電圧の管理方法及びそのシステムに関する。
従来の電圧管理方法において、変圧器タップの適正電圧範囲は、統計的な手法により決められている。例えば、特許文献1に開示された方法では、日負荷データの取得可能な需要家からデータを収集し、想定対象需要家と日負荷計測あり需要家との間の形状及び絶対量について、相関関係を調査する。そして、形状及び絶対量の両方の相関係数がともに高く、かつ、閾値以上となる類似需要家の日負荷計測データに基づいて、契約種別及び使用電力量による負荷予想を行う。
特開2005−237187号公報
従来の電圧管理方法では、低圧配電線路における電圧降下幅を予測することが困難であったため、その電圧降下幅として、統計学的に決められた(例えば、サンプル調査の結果による)値を一律に設定していた。このため、低圧配電線の亘長や需要家の位置が考慮されず、高圧配電線における適正電圧範囲を適正化することが困難であった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、低圧配電線の電圧を適正に管理することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、高電圧を高圧配電線に送り出す変電所と、前記高圧配電線上に設けられ、配下に前記高電圧を供給するノードと、変圧比を調整する変圧器タップを備え、前記ノードから前記高電圧を受けて低電圧に変圧し、当該低電圧を低圧配電線に出力する変圧器と、を備える配電系統について、各ノードで適正電圧を確保するための適正電圧管理方法であって、次のステップ(I)及び(II)を実行することを特徴とする。すなわち、
(I)設定された複数の時間帯のそれぞれについて、次のステップ(A)及び(B)を実行する。
(A)各ノードにおける該当する時間帯での前記低電圧における負荷推定結果による電圧降下幅の最大値及び最小値を計算する。
(B)前記変電所からの送出し電圧と各ノードの負荷推定結果による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果、前記ノード及び前記変圧器の基準タップの、設定された複数の組み合わせそれぞれについて、次のステップ(a)及び(b)を実行する。
(a)該当する組み合わせにおける前記ノードにおける前記電圧降下幅の最大値及び最小値、並びに、該当する組み合わせにおける前記変圧器の基準タップに基づいて、前記高圧配電線側の適正電圧範囲の上限値及び下限値を計算する。
(b)該当する組み合わせにおける前記送出し電圧が、計算された前記適正電圧範囲の上限値及び下限値の間に含まれるか否かを判定し、当該判定結果を記録する。
(II)前記複数の時間帯及び前記複数の組み合わせに関して記録された前記判定結果に基づいて、前記複数の時間帯の全体を通じて前記送出し電圧と各ノード負荷による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果が前記適正電圧範囲の上限値及び下限値の間に含まれるような変圧器の基準タップを特定し、当該変圧器の基準タップに基づいて各時間帯における適正な前記送出し電圧を特定する。
この方法によれば、ノードごとに低圧配電線の亘長や、当該ノードから電力供給を受ける所定時間帯の負荷の状況等を考慮して電圧降下幅の最大値及び最小値を計算し、それらの値に基づいて高圧配電線側の適正電圧範囲を求め、その適正電圧範囲に変電所からの送出し電圧と各ノード負荷による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果が含まれるか否かを判定する。これによれば、ノードごとに低圧配電線の亘長や当該ノードから給電を受ける負荷の状況に応じて、適正に低圧配電線の電圧管理を行うことができる。
なお、本発明は、コンピュータシステムによる適正電圧管理方法及ぶそのコンピュータシステムである適正電圧管理システムを含む。その他、本願が開示する課題及びその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、低圧配電線の電圧を適正に管理することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明の実施の形態に係る適正電圧管理方法では、既存の技術(例えば、特許文献1に開示された技術)を用いて、まず、高圧配電線に沿った電圧の変動を推定する。そして、推定した高圧配電線の電圧変動(変圧器の電源側)に基づいて各ノードの変圧器の基準タップを決定する。具体的には、変圧器の低圧配電線上に設けられた需要家までの距離や需要家の負荷の状況に応じて、各ノードにおける電圧降下幅を推定し、その電圧降下幅及び変圧器の基準タップに基づいて高圧配電線側の適正電圧範囲を計算する。そして、変電所からの送出し電圧と各ノード負荷による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果が適正電圧範囲に含まれるか否かを判定し、その判定結果に基づいて、低圧配電線の電圧(変圧器の負荷側)が適正になるように変圧器の基準タップを特定し、その変圧器の基準タップに従って送出し電圧を特定する。
≪配電系統の構成≫
図1は、本実施の形態の適正電圧管理方法に係る配電系統の構成及び高圧配電線の電圧変動の例を示す図である。図1(a)は、配電系統の構成を示す。同図に示すように、配電系統1は、配電用変電所(変電所)2、高圧配電線3、ノード4、変圧器5及び低圧配電線6を備える。配電用変電所2は、高圧配電線3に接続され、高圧配電線3及びノード4を通じて各変圧器5に高電圧の電力を供給する。なお、配電用変電所2の供給する電圧を送出し電圧という。ノード4は、高圧配電線3上に設けられる給電箇所であり、当該ノード4の配下にある変圧器5に高電圧の電力を供給する。変圧器5は、ノード4から受けた高電圧を低電圧に変圧し、その低電圧を、低圧配電線14を通じて需要家の負荷に供給する。変圧器5には、変圧比を調整するために1次側(電源側)のコイルの巻線数を選択する機構であるタップ(変圧器の基準タップ)が設けられていて、そのタップによって2次側(負荷側)の定格電圧である105[V]に対する1次側の基準タップ電圧が決定される。
配電用変電所2は、送電線21、変圧器22及び遮断機23を備える。送電線21は、送電用変電所からの電力を変圧器22に供給する。変圧器22は、送電線21から供給された電力を受けて、所定の高電圧に変圧し、さらに高電圧の電力を遮断機23に供給する。遮断機23は、変圧器22から受けた高電圧の電力を高圧配電線3に供給する。
≪適正電圧管理方法の概要≫
各ノード4における配電用変電所2からの電圧降下幅は、配電用変電所2から当該ノード4までの高圧配電線3の線路亘長や、当該ノード4の配下にある変圧器5から電力の供給を受ける負荷の仕様、状況等に応じて変化する。そこで、公知の技術(例えば、特許文献1に開示された技術)により、電圧降下の最大値ΔVmax及び最小値ΔVminを計算する。図1(a)には、その例がノード4(ノード番号1〜5)ごとに示されている。ノード4では、電圧降下があったとしても、相応の電圧を配下の変圧器5に供給可能とする必要がある。例えば、ノード4が配電用変電所2から離れたところにある場合には、電圧降下が大きいと考えられる。その場合、低圧配電線6を介して変圧器5につながる負荷が定格電圧を受けるためには、定格電圧に電圧降下分を上乗せした電圧が変圧器5の2次側に必要になるので、1次側の基準タップを小さく設定して、変圧比を大きくする。
そこで、ノード4における電圧降下の最大値ΔVmax、最小値ΔVmin及び基準タップから、各ノードにおける適正電圧範囲(上限値及び下限値)を計算する。そして、送出し電圧と各ノード負荷による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果が適正電圧範囲に含まれるか否かを判定し、その判定結果を記録する。以上によれば、配電用変電所2からの送出し電圧、高圧配電線3上のノード4及び変圧器5の基準タップの3つのパラメータの各組み合わせについて、当該ノード4において適正電圧を確保できるか否かが明らかになる。
図1(b)は、19時〜20時の高圧配電線の電圧変動を示すグラフである。このグラフは、高圧配電線3における電圧降下幅を基に計算した、ノード4及び変圧器5の基準タップごとの適正電圧範囲を示すとともに、配電用変電所2からの送出し電圧ごとに電力系統の潮流計算を行うことによって求めた高圧配電線3における電圧変動を示したものである。なお、適正電圧範囲の計算の詳細は、後記する。
≪適正電圧管理方法の詳細≫
図2は、適正電圧管理方法の詳細な手順を示すフローチャートである。本実施形態の記載上は、適正電圧管理方法を主に人による運用方法として説明するが、コンピュータシステムによって実現することも可能である。
初めに、適正電圧管理方法を実施する上で前提となる解析条件を設定する(S201)。例えば、低圧配電線6の亘長や、低圧配電線6から低電圧の電力を受ける需要家の負荷の仕様等を設定する。次に、S202〜S210の手順は、1時間ごと(0〜1時、1〜2時、2〜3時、・・・、23〜24時のいずれか一つの時間帯)の高圧配電線3の電圧変動に関して行われる。まず、各ノード4における当該時間帯の電圧降下幅を計算する(S202)。これは、当該変圧器5から低電圧の電力を受ける複数の需要家において、当該変圧器から需要家までの電圧降下幅が最も大きい最大電圧降下幅ΔVmax及び最も小さい最小電圧降下幅ΔVminを計算するものである。この場合、負荷予測(例えば、特許文献1に記載の「負荷想定」)によって各需要家の負荷を想定するのが望ましいが、負荷予測が困難な場合には、契約種別及び電力使用量の実績値(例えば、顧客台帳や線路台帳等のデータ)によりモデルを作成し、計算してもよい。これによれば、ノード4の配下にある需要家の位置等を考慮した日負荷データの変動を新たにパラメータとすることにより、各ノード4の適正電圧範囲が適切に設定可能となる。
S203〜S209の手順は、配電用変電所2からの送出し電圧、高圧配電線3上のノード4及び変圧器5の基準タップの3つのパラメータを変えながら、各パラメータの組み合わせの下で、各ノードの高圧配電線電圧の推定結果が適正電圧範囲内にあるか否かを判定し、その判定結果を記録するものである。まず、送出し電圧を設定する(S203)。送出し電圧は、配電用変電所2によって供給される電圧であり、例えば、6810、6720、6600、・・・[V]のような離散した値をとる。その中の1つの値をパラメータとして設定する。次に、ノード4を設定する(S204)。具体的には、ノード番号を設定するのであるが、結果的には、当該ノード番号のノード4における最大電圧降下幅ΔVmax及び最小電圧降下幅ΔVmin(S202の計算結果)を特定することになる。続いて、基準タップを設定する(S205)。基準タップは、変圧器13に備わるタップによって調整できる1次側の基準タップ電圧であり、例えば、6750、6600、6450、6300[V]のような離散した値をとる。その中の1つの値をパラメータとして設定する。
そして、適正電圧範囲について判定及び記録を行う(S206)。具体的には、まず、設定したノード4における最大電圧降下幅ΔVmax、最小電圧降下幅ΔVmin及び設定した基準タップ(Trタップ)から、次の式1及び式2を用いて適正電圧の上限値V及び下限値Vを計算する。式1及び式2では、特に、ΔVmax=8.2[V]、ΔVmin=0.2[V]及びTrタップ=6600[V]の場合の具体値を含めて示している。
Figure 2009171688
Figure 2009171688
ここで、105[V]は、変圧器5における低圧配電線6側(2次側)の定格電圧である。107[V]は、ノード4から変圧器5を介して低圧配電線6に接続される需要家において最も電圧降下幅の小さい需要家の負荷に供給すべき電圧である。95[V]は、ノード4から変圧器5を介して低圧配電線6に接続される需要家において最も電圧降下幅の大きい需要家の負荷に供給すべき電圧である。Trタップ[V]は、低圧配電線6側(2次側)の定格電圧に対する変圧器5における高圧配電線3側(1次側)の基準タップ電圧である。従って、「107+ΔVmin」が変圧器5の2次側電圧の最大値になる。また、「95+ΔVmax」が変圧器5の2次側電圧の最小値になる。そして、2次側電圧の最大値及び最小値に、1次側の基準タップ電圧と2次側の定格電圧との比をかければ、1次側の電圧、すなわち、各ノードにおける適正電圧範囲の上限値V及び下限値Vを求めることができる。
続いて、S203で設定した送出し電圧と各ノード負荷による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果が各ノードの適正電圧範囲に含まれるか否かを判定し、その判定結果を記録する。図3は、送出し電圧、ノード番号及び基準タップの各組み合わせについて適正電圧となるか否かの判定結果(○又は×)を例示する図である。左側縦方向の欄には、送出し電圧が順に示され、上側横方向の欄には、ノード番号ごとに基準タップが順に示されている。そして、送出し電圧及びノード番号ごとに高圧配電線電圧の推定結果が示され、さらに基準タップごとの適正電圧範囲(上限値及び下限値)並びに当該推定結果に対する判定結果が示されている。例えば、ノード番号1の基準タップ=6750[V]の欄では、送出し電圧が6810[V]の場合は○(OK)になっていて、送出し電圧が6780、6630及び6600[V]の場合は×(NG)になっている。
次に、S203で設定した送出し電圧及びS204で設定したノードに対して、すべての基準タップの判定が終了したか否かを確認する(S207)。すべての基準タップの判定が終了していなければ(S207のNO)、基準タップ電圧の設定を更新して(S205)、適正電圧範囲の判定、記録を行う(S206)。すべての基準タップの判定が終了していれば(S207のYES)、S203で設定した送出し電圧に対して、すべてのノード4の判定が終了したか否かを確認する(S208)。すべてのノード4の判定が終了していなければ(S208のNO)、ノード4の設定を更新して(S204)、S205及びS206の手順を行う。すべてのノード4の判定が終了していれば(S208のYES)、すべての送出し電圧の判定が終了したか否かを判定する(S209)。すべての送出し電圧の判定が終了していなければ(S209のNO)、送出し電圧の設定を更新して(S203)、S204〜S206の手順を行う。
すべての送出し電圧の判定が終了していれば(S209のYES)、判定結果を集約する(S210)。図3は、その判定結果を集約した一例であるということができる。この場合、各ノード(ノード番号)において、いずれかの基準タップ(複数可)で適正範囲内となったときの送出し電圧及び基準タップを○(OK)として記録する。そして、1日分の時間(24時間)について判定結果の集約が済んだか否かをチェックする(S211)。ここで、1日分とは、ある1ヶ月のうち、代表となる日の24時間分である。1日分の判定結果の集約が済んでいなければ(S211のNO)、先に記録した送出し電圧及び基準タップの組み合わせの中で、未使用であり、不要なタップを削除する(S214)。例えば、図3では、ノード番号1の基準タップ=6300[V]、ノード番号2の基準タップ=6750、6450及び6300[V]並びにノード番号nの基準タップ=6750及び6300[V]は、適正電圧になることなく不要であるので、当該タップの欄を削除する。そして、次の時間についてS202〜S210の手順を行う。
1日分の判定結果の集約が済んでいれば(S211のYES)、1年分の判定結果の集約が済んだか否かをチェックする(S212)。ここで、1年分とは、先の1日分を各月から抽出した12ヶ月分(正確には、12日分)のことである。1年分の判定結果の集約が済んでいなければ(S212のNO)、次の月のうち、代表となる日の各時間についてS202〜S210の手順を行う。1年分の判定結果の集約が済んでいれば(S212のYES)、解析結果を出力する(S213)。具体的には、最終的に残った各基準タップを、当該ノードにおける適正基準タップ(複数可)とし、その適正タップを基にして各時間帯の適正送出し電圧(複数可)を決定する。なお、配電用変電所2は、送出し電圧を時間ごとに変えることができる。また、最終的に残った各ノードにおける基準タップは、1年分の時間帯の全体を通じていずれかの送出し電圧による各ノードの到達電圧が当該ノードの適正電圧範囲内に含まれていると言える。
≪コンピュータを用いた実施形態≫
図2に示した手順は、人によって運用されるものとして記載したが、コンピュータによって実行されるようにしてもよい。図4は、コンピュータの構成を示す図である。コンピュータ9は、通信部91、表示部92、入力部93、処理部94及び記憶部95を備える。通信部91は、ネットワークを介して他の装置とIP通信を行う部分であり、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。表示部92は、処理部94からの指示によりデータを表示する部分であり、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)等によって実現される。入力部93は、オペレータがデータ(例えば、解析条件)を入力する部分であり、キーボードやマウス等によって実現される。処理部94は、各部間のデータの受け渡しを行うととともに、コンピュータ9全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)が所定のメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現される。記憶部95は、処理部94からデータを記憶したり、記憶したデータを読み出したりするものであり、フラッシュメモリやハードディスク装置等の不揮発性記憶装置によって実現される。なお、コンピュータ9は、スタンドアロンの装置(PC(Personal Computer)やサーバ等)であってもよいし、複数の装置がネットワークを介して通信可能となっているシステムであってもよい。
図2のフローチャートの各ステップの処理を、コンピュータ9が実行した場合における、各部の処理分担について説明する。まず、解析条件の設定(S201)では、通信部91がネットワーク経由で、又は、入力部93がオペレータの入力操作に伴って、解析条件データを取得し、処理部94に受け渡す。処理部94は、通信部91又は入力部93から解析条件データを受け付け、記憶部95に記憶する。S202〜S212の処理である、適正電圧範囲についての判定、記録及び判定結果の集約は、処理部94が記憶部95に格納されたデータを参照、更新しながら処理する。解析結果の出力(S213)では、処理部94が通信部91からネットワーク上に解析結果データを送信するか、又は、表示部92に解析結果データを表示するかである。なお、S202〜S213の各処理は、処理部94を構成し、個々のステップ又は複数のステップに対応して分割されたモジュール(手段)によって実行されると考えてもよい。
以上本発明の実施の形態について説明したが、コンピュータによる実施形態では、図4に示すコンピュータ9内の各部を機能させるために、処理部94で実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係る適正電圧管理システムが実現されるものとする。なお、プログラムをインターネット等のネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップ等をコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、各ノード4の配下にある変圧器5から低電圧の電力を受ける需要家の負荷までの低圧配電線6の亘長や、各変圧器5から電力供給を受ける所定時間帯の負荷の状況等を考慮して電圧降下幅の最大値及び最小値を計算し、それらの値に基づいて高圧配電線3側の適正電圧範囲を求め、その適正電圧範囲に配電用変電所2からの送出し電圧と各ノード負荷による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果が含まれるか否かを判定する。これによれば、低圧配電線6の亘長やノード4から給電を受ける負荷の状況に応じて、適正に低圧配電線6の電圧管理を行うことができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
適正電圧管理方法に係る配電系統の構成及び高圧配電線の電圧変動を示す図であり、(a)は配電系統の構成を示し、(b)は19時〜20時の高圧配電線の電圧変動を示す。 適正電圧管理方法の詳細な手順を示すフローチャートである。 送出し電圧、ノード番号及び基準タップ電圧の各組み合わせについて適正電圧となるか否かの判定結果を例示する図である。 コンピュータの構成を示す図である。
符号の説明
1 配電系統
2 配電用変電所(変電所)
3 高圧配電線
4 ノード
5 変圧器
6 低圧配電線
9 コンピュータ(適正電圧管理システム)
94 処理部

Claims (3)

  1. 高電圧を高圧配電線に送り出す変電所と、
    前記高圧配電線上に設けられ、配下に前記高電圧を供給するノードと、
    変圧比を調整する変圧器タップを備え、前記ノードから前記高電圧を受けて低電圧に変圧し、当該低電圧を低圧配電線に出力する変圧器と、
    を備える配電系統について、各ノードで適正電圧を確保するための適正電圧管理方法であって、次のステップ(I)及び(II)を実行することを特徴とする適正電圧管理方法。
    (I)設定された複数の時間帯のそれぞれについて、次のステップ(A)及び(B)を実行する。
    (A)各ノードにおける該当する時間帯での前記低電圧における負荷推定結果による電圧降下幅の最大値及び最小値を計算する。
    (B)前記変電所からの送出し電圧と各ノードの負荷推定結果による各ノードの高圧配電線電圧の電圧推定結果、前記ノード及び前記変圧器の基準タップの、設定された複数の組み合わせそれぞれについて、次のステップ(a)及び(b)を実行する。
    (a)該当する組み合わせにおける前記ノードにおける前記電圧降下幅の最大値及び最小値、並びに、該当する組み合わせにおける前記変圧器タップの基準タップに基づいて、前記高圧配電線側の適正電圧範囲の上限値及び下限値を計算する。
    (b)該当する組み合わせにおける前記送出し電圧と各ノードの負荷推定結果による各ノードの高圧配電線電圧の電圧推定結果が、計算された前記適正電圧範囲の上限値及び下限値の間に含まれるか否かを判定し、当該判定結果を記録する。
    (II)前記複数の時間帯及び前記複数の組み合わせに関して記録された前記判定結果に基づいて、前記複数の時間帯の全体を通じて前記送出し電圧と各ノード負荷による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果が前記適正電圧範囲の上限値及び下限値の間に含まれるような変圧器の基準タップを特定し、当該変圧器の基準タップに基づいて各時間帯における適正な前記送出し電圧を特定する。
  2. 高電圧を高圧配電線に送り出す変電所と、
    前記高圧配電線上に設けられ、配下に前記高電圧を供給するノードと、
    変圧比を調整する変圧器タップを備え、前記ノードから前記高電圧を受けて低電圧に変圧し、当該低電圧を低圧配電線に出力する変圧器と、
    を備える配電系統について、各ノードで適正電圧を確保するためにコンピュータシステムが行う適正電圧管理方法であって、
    前記コンピュータシステムが次のステップ(I)及び(II)を実行することを特徴とする適正電圧管理方法。
    (I)設定された複数の時間帯のそれぞれについて、次のステップ(A)及び(B)を実行する。
    (A)各ノードにおける該当する時間帯での前記低電圧における負荷推定結果による電圧降下幅の最大値及び最小値を計算する。
    (B)前記変電所からの送出し電圧と各ノードの負荷推定結果による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果、前記ノードに固有のノード番号及び前記変圧器の基準タップの、設定された複数の組み合わせそれぞれについて、次のステップ(a)及び(b)を実行する。
    (a)該当する組み合わせにおける前記ノード番号の前記ノードにおける前記電圧降下幅の最大値及び最小値、並びに、該当する組み合わせにおける前記変圧器の基準タップに基づいて、前記高圧配電線側の適正電圧範囲の上限値及び下限値を計算する。
    (b)該当する組み合わせにおける前記送出し電圧と各ノードの負荷推定結果による各ノードの高圧配電線電圧の電圧推定結果が、計算された前記適正電圧範囲の上限値及び下限値の間に含まれるか否かを判定し、当該判定結果を記憶する。
    (II)前記複数の時間帯及び前記複数の組み合わせに関して記録された前記判定結果に基づいて、前記複数の時間帯の全体を通じて前記送出し電圧と各ノード負荷による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果が前記適正電圧範囲の上限値及び下限値の間に含まれるような変圧器の基準タップを特定し、当該変圧器の基準タップに基づいて各時間帯における適正な前記送出し電圧を特定する。
  3. 高電圧を高圧配電線に送り出す変電所と、
    前記高圧配電線上に設けられ、配下に前記高電圧を供給するノードと、
    変圧比を調整する変圧器タップを備え、前記ノードから前記高電圧を受けて低電圧に変圧し、当該低電圧を低圧配電線に出力する変圧器と、
    を備える配電系統について、各ノードで適正電圧を確保するための適正電圧管理システムであって、
    所定の処理部を備え、
    前記所定の処理部は、当該所定の処理部を構成するモジュールとして、次の手段(I)及び(II)を備える
    ことを特徴とする適正電圧管理システム。
    (I)設定された複数の時間帯のそれぞれについて、次の手段(A)及び(B)を備える。
    (A)各ノードにおける該当する時間帯での前記低電圧における負荷推定結果による電圧降下幅の最大値及び最小値を計算する。
    (B)前記変電所からの送出し電圧と各ノードの負荷推定結果による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果、前記ノードに固有のノード番号及び前記変圧器の基準タップの、設定された複数の組み合わせそれぞれについて、次の手段(a)及び(b)を備える。
    (a)該当する組み合わせにおける前記ノード番号の前記ノードにおける前記電圧降下幅の最大値及び最小値、並びに、該当する組み合わせにおける前記変圧器の基準タップに基づいて、前記高圧配電線側の適正電圧範囲の上限値及び下限値を計算する。
    (b)該当する組み合わせにおける前記送出し電圧が、計算された前記適正電圧範囲の上限値及び下限値の間に含まれるか否かを判定し、当該判定結果を記憶する。
    (II)前記複数の時間帯及び前記複数の組み合わせに関して記憶された前記判定結果に基づいて、前記複数の時間帯の全体を通じて前記送出し電圧と各ノード負荷による各ノードの高圧配電線電圧の推定結果が前記適正電圧範囲の上限値及び下限値の間に含まれるような変圧器の基準タップを特定し、当該変圧器の基準タップに基づいて各時間帯における適正な前記送出し電圧を特定する。
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