JP2009171321A - 立設装置およびそれを装着する支持装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】立てた状態に支持固定される立設装置は、上記立設装置の背面筐体の下位部に設けられた突起状のガイド部と、上記ガイド部に隣接した位置に上記立設装置を仮に固定するシャフトを挿入する案内孔とを有し、上記立設装置を立てた状態で支持装置に装着するとき、上記ガイド部を用いて上記支持部の案内溝に位置合わせする。
【選択図】図7
Description
スタンド220は、スタンド台221とこのスタンド台221と垂直方向に中空の支柱222を備え、さらにこの支柱222はネジでディスプレイ部210の背面筐体211と固定するために貫通孔223が形成されている。
また、ディスプレイ部210の筐体は前面筐体212と背面筐体211で構成され、分離できるように形成されている。スタンド220はディスプレイ部210に取り付けおよび取り外しできる構成になっている。
ディスプレイ部210の転倒防止及び安定性を得るために、背面筐体211の支柱222の挿入位置近傍の大きい領域の特に上下方向にビスで固定する必要がある。
ディスプレイ部210をスタンド220に装着するとき、ディスプレイ部210の底面部に設けられたガイド(孔)213が外から見えないために、ディスプレイ部210を横にした状態でスタンド220の支柱222を嵌合部213に挿入する必要があり、ディスプレイ部210を立たせた状態で装着することが困難であった。
さらに、奥行きのあるディスプレイ部(210)の場合は、スタンド220にディスプレイ部を1方向で固定するだけでは不安定で、少なくとも2方向以上で固定する必要があった。
また、家庭でディスプレイ部をスタンドに乗せ換えるときの作業性や製品の安全性を向上することができる。また本発明の立設装置と支持装置は、製品の外観を損なわず、省スペースで設計でき、さらに重量のある製品または形状の大きい製品にも適用することができる。
またこのディスプレイ部10は前面筐体11と背面筐体12の筐体により構成され、軽量のため壁掛けまたはスタンド(支持装置)20により支持固定される。
ディスプレイ部10を立てた状態に設置するためにスタンド20を用い、このスタンド20の一部をディスプレイ部10の底面部と嵌合しさらに背面筐体の一部と当接し、その後固定手段を用いて装着する。
また、ディスプレイ部10の背面筐体12の下位部(100)にスタンド20と容易に装着できるように、案内部(ガイド手段)を設ける。さらにディスプレイ部10をスタンド20に装着した直後にネジなどで固定する前にシャフト(107)を背面筐体12の外部から上述したL字凸部(21a、21b)の貫通孔(ガイド孔)21a−1、21b−1を貫通してディスプレイ部10の前面筐体11の下位部(100)近傍にあるシャフト取付部(104)に挿入するために、このシャフト取付部(104)の後方側面に案内(ガイド)孔(105)が設けられる。これらの具体構成については、後で構成図を用いて詳細に説明する。
側面部30bは、ディスプレイ部10がこの背面筐体12の下位部100に設けられた案内部102が容易に所定位置に装着できるようにするための案内(ガイド)溝22と、さらに装着直後にシャフト107をディスプレイ部10の背面後部からディスプレイ部10の前面筐体11に向かって挿入してディスプレイ部10をスタンド20に仮止めする貫通孔23a、23bが設けられている。
底面部30aは、該底面部30aの略中央部に例えば断面はL字型を成し正面は矩形状をしたL字凸部(案内部:ツメ状の切り欠)21a、21bが設けられ、さらに、このL字凸部21a、21bにはシャフト107を貫通するための貫通孔21a−1、21b−1がそれぞれ設けられている。
ディスプレイ部10の背面の下位部100に案内部102が設けられ、さらにシャフト107を挿入する挿入孔101、103が設けられている。図3に示すように、側面部30bの案内溝22にディスプレイ部10の案内部102が当接され、また、スタンド20の側面部30bの外部すなわちディスプレイ部10の後方から側面部30bに設けられた挿入孔101、103を介して2本のシャフト107が挿入された状態を示す。これらの詳細な説明は後述する。
矩形状に形成された下位部100の略中央部に案内部102が設けられ、またこの案内部102から所定距離離れた左右の位置にシャフト107を挿入するための挿入孔101、103が設けられる。
案内部102は、図4に示すように下位部100から後方に突起した状態で、略多角形の鞍状またはこれと類似した形状の筒が2個用いて構成される。第1の鞍状の筒が第1の距離でディスプレイ部10の後方に突起し、第2の鞍状の筒は第1の筒より内側に第1の筒よりも外形寸法が小さくかつ第1の距離より後方に長く設定された第2の距離を有する構成となっている。
このように、案内部102は、ディスプレイ部10の後方向に突起するとともに、輪郭が類似しかつその大きさが互いに異なり、さらにその突起距離が異なる大小の2段の鞍状の筒で構成される。スタンド20側の案内溝22の輪郭は上述した案内部102の輪郭と同じ形状に形成されているので、ディスプレイ部10をスタンド20側に降ろすと、ディスプレイ部10の案内部102は、スタンド20の側面部30bに設けられた案内溝22に案内され、スタンド20の所定位置に装着される。
したがって、ディスプレイ部10をスタンド20の設置位置に厳密に設定した状態で降下する必要がなく、従来と比較して装着が容易にできる。
上述した案内部102は上述した形状に限定されるものでなく、V字型の突起した形状などでも良い。
案内部102を案内溝22に案内するとともに、L字凸部21a、21bを案内孔14a、14bに挿入することで、ディスプレイ部10をスタンド20に容易に位置決めすることができるとともにディスプレイ部10が転倒することを防止することができる。またディスプレイ部10をスタンド20に取り付た直後に、シャフト107で仮固定するのでディスプレイ部10がスタンド20から外れたり、また仮設置の状態でディスプレイ部10の位置がずれたり、転倒することも防止することができる。
なおL字凸部21a、21bの形状は、上述した構成以外にV字形状、U字形状の案内孔とすることもでき、これに限定されるものでなく、種々の変形例が考えられる。
図6に示すように、ディスプレイ部10がスタンド台40と支持固定部30を介して支持固定され、さらにシャフト107を貫通孔21a−1、21b−1を貫通してディスプレイ部10を仮固定される。また、このシャフト107の先端部はディスプレイ部10の前面筐体11の下位部に設けられたシャフト取付部104の固定用の案内孔105に挿入され仮固定される。
ディスプレイ部10の背面筐体12の下位近傍にシャフト取付部108と、前面筐体11の裏面の下位近傍にシャフト取付部104が形成される。このシャフト取付部104の奥行き方向の側面106に、スタンド20の底面部30aに設けられたL字凸部21a、21bの貫通孔21a−1、21b−1に対向した位置に案内孔105が形成される。
ディスプレイ部10を持ち上げスタンド20の上部位置に持って来る。このとき、ディスプレイ部10の凸形状の案内孔14a、14bがスタンド20の底面部30aの略中央部に設けられたL字凸部21a、21bに対向した位置に設定する。
そして、ディスプレイ部10の背面筐体12の下位部100の設けられた案内部102の突起部をスタンド20の側面部30bの略中央部の案内溝22の位置に概略合わせる。
次に、ディスプレイ部10をスタンド20側に徐々に降下し、案内部102の突起部が案内溝22に当接するまで降ろす。
またこのとき、スタンド20の底面部30aの略中央部に設けられたL字凸部21a、21bが、ディスプレイ部10の案内孔14a、14bに挿入されるようにする。
次に、背面筐体12の下位部100に設けられた挿入孔101、103にそれぞれシャフト107を挿入し、底面部30aの貫通孔21a−1、21b−1を貫通してさらにディスプレイ部10の前面筐体11のシャフト取付部104の案内孔105に挿入する。
シャフト107によりディスプレイ部10がスタンド20に仮固定が終わると、ネジなどで背面筐体12に設けられたネジ孔を介してディスプレイ部10をスタンド20の側面部30bに固着する。
また、シャフト等を用いてスタンド20とディスプレイ部10のシャフト取付部104,108を仮取付でき、取付時にディスプレイ部10が倒れることを防止することができる。
この他、額縁などのケースに入れた寸法の大きい絵画や書を壁に掛ける以外に特定場所に立てて設置するときにも同様な構造とすることにより、スタンドに容易に装着することができる。
ディスプレイ部側の筐体の前後に設けられたシャフト取付部にスタンド側のL字凸部の貫通孔を介して、シャフトが挿入されることにより固定される。固定方法はネジなどで行う。この際、スタンド側のL字形状の案内部(L字凸部)とシャフトとのクリアランスを詰めることで、ディスプレイ部とスタンドのガタ(緩み)がなくなり、装着後の安定性を向上することができる。
シャフトは、ディスプレイ部側のシャフト取付部に挿入されていれば、シャフトのネジを完全に締めていない場合でも、ディスプレイ部の転倒を防ぐことができる。
さらに、液晶テレビ以外で軽量の薄型オーディオ装置、絵画、その他掛け軸などの薄型で寸法が大きい立設装置は、前面のシャフト取付部は必ずしも必要でない。さらに、場合によっては、スタンド側に設けられたL字凸部も省略するができる。
このように、本発明はスタンド取付け構造を設けることにより、省スペースで外観を損なうことなく、安全性と作業効率の向上、ディスプレイ部とスタンドの容易な着脱が可能となる。
Claims (14)
- 立てた状態に支持固定される立設装置であって、
上記立設装置は、
上記立設装置の背面筐体の下位部に設けられた突起状のガイド部と、
上記ガイド部に隣接した位置に上記立設装置を仮に固定するシャフトを挿入する案内孔と
を有する
立設装置。 - 上記ガイド部は、鞍状の輪郭をして筒状に形成された
請求項1記載の立設装置。 - 上記立設装置は、上記背面筐体の下位部に上記シャフトが挿入される第1のシャフト取付部を有する
請求項1記載の立設装置。 - 上記立設装置は、前面筐体の下位部に上記シャフトが挿入される第2のシャフト取付部を有する
請求項1記載の立設装置。 - 上記立設装置はディスプレイ部を有し、該ディスプレイ部の背面筐体に該ディスプレイ部を支持固定する支持装置の案内溝に対向した位置に突起状の案内部を有する
請求項1記載の立設装置。 - 上記ディスプレイ部の突起状の案内部は、鞍状の輪郭で筒状に形成された
請求項5記載の立設装置。 - 上記ディスプレイ部は前面筐体を有し、該前面筐体の下位部に上記シャフトを挿入し該ディスプレイ部を固定する第2のシャフト取付部を有する
請求項5記載の立設装置。 - 上記ディスプレイ部は背面筐体に上記シャフトを案内し該シャフトを貫通させる第1のシャフト取り付け部を有する
請求項5記載の立設装置。 - 上記支持部の案内部は、該スタンドの側面部に鞍状の輪郭で溝状に形成された
請求項5記載の立設装置。 - 上記支持部は、底面部に上記シャフトを貫通する案内部を有する
請求項5記載の立設装置。 - 上記支持部の底面部に形成された案内部は、上記ディスプレイ部の底面に形成された案内穴に挿入される
請求項10記載の立設装置。 - 底面部と、
上記底面部に対してL字型に一体成型された側面部と、
上記側面部に、立設装置の背面筐体から外部に突起した筒状の案内部に対向する位置に、該ガイド部の輪郭に対応する輪郭を有した案内溝と
を有する
支持装置。 - 上記底面部はL字型の案内部を有し、該案内部にシャフトを貫通するガイド孔を有する
請求項12記載の支持装置。 - 上記L字型の案内部は該支持装置に装着される立設装置の底面部に設けた案内孔に挿入する
請求項13記載の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008008198A JP2009171321A (ja) | 2008-01-17 | 2008-01-17 | 立設装置およびそれを装着する支持装置 |
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WO2010013752A1 (ja) | 2008-07-29 | 2010-02-04 | ヤマハ株式会社 | 演奏関連情報出力装置、演奏関連情報出力装置を備えるシステム、及び電子楽器 |
WO2011040323A1 (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-07 | 三洋電機株式会社 | 画像表示装置 |
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JPH03116087U (ja) * | 1990-03-14 | 1991-12-02 | ||
JPH05324123A (ja) * | 1992-05-20 | 1993-12-07 | Pfu Ltd | ディスプレイ収納型パソコン |
-
2008
- 2008-01-17 JP JP2008008198A patent/JP2009171321A/ja not_active Ceased
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