JP2009171120A - 遠隔会議管理システム、遠隔会議管理方法及び遠隔会議動作確認プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】TV会議端末10Aの制御部11は、遠隔地会議における送信元端末として音声・画像を取得し、オリジナル音声・画像として記録する。次に、TV会議端末10Aの制御部11は、オリジナル音声・画像をTV会議端末10Bに転送する。そして、TV会議端末10Aの制御部11は、TV会議端末10Bからの音声・画像を取得し、この音声・画像の中から、オリジナル音声・画像のエコー信号を抽出する。そして、TV会議端末10Aの制御部11は、オリジナル音声・画像の信号レベルとエコー信号のレベルとを比較し、比較値が基準値に達していない場合には、アラームを出力する。
【選択図】図1
Description
・ 各出席者の発言が相互に他の出席者に正確かつ完全に聞きとられており、その確証を得ることができること。
確実な遠隔会議を実現することができない。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載の遠隔会議管理システムにおいて、前記第1、第2の実況データは画像データを含むことを要旨とする。
憶手段とを備えた遠隔会議管理システムを用いて、遠隔会議時の動作確認を行なうためのプログラムであって、前記動作確認制御手段を、前記第1の会議端末において取得した第1実況データを送信データ記憶手段に記録する記録手段、前記第2の会議端末に対して第1実況データを送信する送信手段、前記第2の会議端末において取得した第2実況データを受信する受信手段、前記第2実況データから、前記送信データ記憶手段に記録された第1実況データのエコー信号を抽出するエコー抽出手段、前記エコー信号の大きさが基準値以下である場合には、アラームを出力するアラーム出力手段として機能させることを要旨とする。
請求項1、7又は8に記載の発明によれば、動作確認制御手段が、第1の会議端末において取得した第1実況データを送信データ記憶手段に記録し、第2の会議端末に対して第1実況データを送信する。そして、第2の会議端末において取得した第2実況データを受信し、第2実況データから、送信データ記憶手段に記録された第1実況データのエコー信号を抽出する。このエコー信号の大きさが基準値以下である場合には、アラームを出力する。これにより、エコー信号を用いて、第2の会議端末における、第1の会議端末からの実況データの出力状態を確認することができる。そして、問題がある場合にはアラームを出力することにより、確実に会議を実施することができる。
請求項6に記載の発明によれば、第1、第2の実況データは画像データを含む。これにより、画像の伝達を確認することができる。
入力部13は、自端末側の音声データや画像データを取得する処理を実行する。具体的には、マイクや撮像カメラから構成される。
制御部11は、後述するように、入力部13を介して取得した音声データや画像データを会議管理サーバ20や他のTV会議端末(10A,10B)に送信する処理を実行する。更に、他のTV会議端末(10A,10B)から受信した音声データや画像データを、出力部14を介して出力する処理を実行する。
音声・画像取得手段11aは、自端末の入力部13を介して、自端末側の音声データや画像データを取得する処理を実行する。
音声・画像転送手段11cは第1実況データを送信する送信手段として機能する。具体的には、自端末の入力部13を介して、取得した音声データや画像データを、ネットワークを介して、相手端末であるTV会議端末(10A,10B)や会議管理サーバ20に送信する処理を実行する。
記録手段11hは、相手端末から取得した音声データや画像データからエコー信号を消去したデータを音声・画像データ記憶部15に記録する処理を実行する。
音声・画像出力手段11iは、エコー信号が消去された音声データや画像データを、出力部14を介して出力する処理を実行する。
開始予定日時データ領域には、この会議が開始される予定日時に関するデータが記録される。
参加フラグデータ領域には、この会議に参加した利用者を特定するためのフラグが記録される。
事前登録認証データ領域には、本人認証を行なうために予め登録された認証データが記
録される。事前登録認証データ領域には、本人の顔画像や音声の特徴量に関するデータが記録される。なお、本実施形態の参加者確認処理においては、顔認証を用いる。
逐次認証データ領域には、継続認証処理により算出した現在の顔画像の特徴量に関するデータが記録される。
実況データ記録手段21bは、各TV会議端末(10A,10B)から取得した音声データや画像データを、逐次、実況データ記憶部24に記録する処理を実行する。
本人認証手段21eは、各TV会議端末(10A,10B)から取得した実況データと事前登録認証データとを用いて、参加者の本人認証を行なう。本実施形態では、画像データに含まれる顔画像を用いて本人認証を行なう。
音声認識手段21hは、発言者を特定するとともに、音声認識処理により、音声データからテキストデータを生成する処理を実行する。
参加者画像追跡手段21iは、画像解析技術を用いて、本人認証された利用者の画像を追跡する処理を実行する。
まず、図4を用いて参加者確認処理を説明する。
ここでは、会議管理サーバ20の制御部21は、会議開始依頼の取得処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、会議の主催者は、TV会議端末(例えば、TV会議端末10A)を用いて、会議管理サーバ20にアクセスする。この場合、制御部21の会議進行管理手段21dは、現在の日時を用いて、テレビ会議が可能な会議を会議管理データ記憶部22において特定する。そして、会議進行管理手段21dは、特定した会議を一覧表示させるための画面を生成し、TV会議端末10Aに送信する。
。
次に、図5を用いて、会議の継続性確認処理について説明する。会議が開始された場合、各TV会議端末(10A,10B)の入力部13において取得された音声データや画像データを、ネットワークを介して、会議管理サーバ20に送信する。この場合、会議管理サーバ20の制御部21は、実況データの記録処理を実行する(ステップS2)。具体的には、制御部21の実況データ取得手段21aは、実況データ記録手段21bを介して、各TV会議端末(10A,10B)から取得した音声データや画像データを実況データ記憶部24に記録する。そして、本実施形態では、継続性確認処理として、継続認証処理(ステップS3−1〜S3−4)や、後述する画像追跡処理(ステップS4)、発言確認処理(ステップS5)を実行する。
ここでは、図5を用いて、継続認証処理を説明する。この継続認証処理は、後述するように、所定のタイミングで定期的に実行される。
次に、図6を用いて、画像追跡処理を実行する。
ここでは、会議管理サーバ20の制御部21は、画像追跡による所在検知処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御部21の参加者画像追跡手段21iは、認証管理手段21fにおいて認証された参加者の画像の所在を、各TV会議端末(10A,10B)から取得した画像データにおいて画像解析技術により特定する。これにより、一つの画像に複数の参加者が撮影されている場合にも、各参加者を特定することができる。
入力部13から取得した画像データの撮影範囲内に存在するかどうかを判定する。ここで、顔画像を追従できている場合(ステップS4−2において「YES」の場合)には、画像追跡による所在検知(ステップS4−1)を継続する。
次に、図7を用いて、発言確認処理を説明する。
ここでは、まず、会議管理サーバ20の制御部21は、参加者による発言を検知したかどうかについて判定処理を実行する(ステップS5−1)。具体的には、制御部21の発言確認手段21gは、参加者の発言を、実況データ記憶部24に逐次記録された音声データから取得する。音声データにおいて参加者の発言が記録されていない場合(ステップS5−1において「NO」の場合)には、発言確認手段21gは待機する。
判定処理を実行する(ステップS5−5)。ここで、発言と口元の動きとが同期(リップシンクロ)している場合(ステップS5−5において、「YES」の場合)には、会議管理サーバ20の制御部21は、次の発言を待機する(ステップS5−1)。
次に、図8を用いて、動作確認処理について説明する。この処理は、各TV会議端末(10A,10B)において、それぞれ独立に実行される。ここでは、送信元端末(第1の会議端末)であるTV会議端末10Aから、送信先端末(第2の会議端末)であるTV会議端末10Bに対して、音声データや画像データを送信する場合を想定する。
ラーム出力手段11fは、エコー抽出手段11eから取得したエコー信号レベルを算出する。更に、アラーム出力手段11fは、音声・画像データ記憶部15を用いて、オリジナル音声・画像の信号レベルを算出する。そして、オリジナル信号レベルとエコー信号レベルとを比較する。ここでは、アラーム出力手段11fは、エコー信号レベルをオリジナル信号レベルで除算した比較値を算出する。
一方、比較値が基準値に達していない場合(ステップS6−6において「NO」の場合)には、TV会議端末10Aの制御部11は、アラームの出力処理を実行する(ステップS6−7)。具体的には、制御部11のアラーム出力手段11fは、各TV会議端末(10A,10B)に対して、音声データや画像データが送信先端末(ここでは、TV会議端末10B)に適切に届いていないことを通知する。以上の処理は、TV会議端末10Bにおいても、同様に実行される。
・ 本実施形態では、会議管理サーバ20の制御部21は、参加者画像の取得処理(ステップS1−3)、参加者の認証情報の取得処理(ステップS1−4)、認証処理(ステップS1−5)を実行する。そして、会議開催条件を満足しているかどうかの判定処理を実行する(ステップS1−6)。そして、認証ができた人数が必要数に達している場合(ステップS1−6において、「YES」の場合)、会議管理サーバ20の制御部21は、アクション許可処理を実行する(ステップS1−9)。これにより、参加者が会議開催地から離れた遠隔地にいる場合でも、会議開催条件を確認して、厳格に会議を実施することができる。
−1において「YES」の場合)、会議管理サーバ20の制御部21は、音声認識処理を実行する(ステップS5−2)。これにより、議事録の作成負担を軽減することができる。更に、会議管理サーバ20の制御部21は、発言時の顔画像を取得し(ステップS5−3)、リップシンクロ確認処理を実行する(ステップS5−4)。これにより、音声と画像とを用いて、確実に発言を記録することができる。そして、音声と画像との同期状況に問題がある場合には、会議を中断させることができるので、厳格に会議を運営することができる。
○ 上記実施形態では、会議開始依頼の取得時に参加者確認処理を実行する。参加者確認処理の実行のタイミングは、これに限定されるものではなく、議決段階に実行するように構成することも可能である。
タや画像データのいずれ一方のみを利用することも可能である。
Claims (8)
- 遠隔地に設置された第1、第2の会議端末との間で遠隔会議の動作確認を行なう動作確認制御手段と、エコー信号の基準値を記憶した基準値データ記憶手段とを備えた遠隔会議管理システムであって、
前記動作確認制御手段が、
前記第1の会議端末において取得した第1実況データを送信データ記憶手段に記録する記録手段、
前記第2の会議端末に対して第1実況データを送信する送信手段、
前記第2の会議端末において取得した第2実況データを受信する受信手段、
前記第2実況データから、前記送信データ記憶手段に記録された第1実況データのエコー信号を抽出するエコー抽出手段、
前記エコー信号の大きさが基準値以下である場合には、アラームを出力するアラーム出力手段
を備えたことを特徴とする遠隔会議管理システム。 - 前記動作確認制御手段は、前記第2の会議端末において、前記第1実況データの出力状況の確認完了通知を受信した場合、このときのエコー信号の大きさを基準値として前記基準値データ記憶手段に記録する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の遠隔会議管理システム。
- 前記動作確認制御手段は、前記第1の会議端末において、前記第2実況データから前記第1実況データのエコー信号を消去して、前記第1の会議端末から出力する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔会議管理システム。
- 遠隔会議の実況データを記録する実況データ記憶手段を更に備え、
前記動作確認制御手段は、前記エコー信号を消去した第2実況データを前記実況データ記憶手段に記録する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の遠隔会議管理システム。 - 前記第1、第2の実況データは音声データを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の遠隔会議管理システム。
- 前記第1、第2の実況データは画像データを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の遠隔会議管理システム。
- 遠隔地に設置された第1、第2の会議端末との間で遠隔会議の動作確認を行なう動作確認制御手段と、エコー信号の基準値を記憶した基準値データ記憶手段とを備えた遠隔会議管理システムを用いて、遠隔会議の管理を行なうための方法であって、
前記動作確認制御手段が、
前記第1の会議端末において取得した第1実況データを送信データ記憶手段に記録する記録段階と、
前記第2の会議端末に対して第1実況データを送信する送信段階と、
前記第2の会議端末において取得した第2実況データを受信する受信段階と、
前記第2実況データから、前記送信データ記憶手段に記録された第1実況データのエコー信号を抽出するエコー抽出段階と、
前記エコー信号の大きさが基準値以下である場合には、アラームを出力するアラーム出力段階と
を実行することを特徴とする遠隔会議管理方法。 - 遠隔地に設置された第1、第2の会議端末との間で遠隔会議の動作確認を行なう動作確認制御手段と、エコー信号の基準値を記憶した基準値データ記憶手段とを備えた遠隔会議管理システムを用いて、遠隔会議時の動作確認を行なうためのプログラムであって、
前記動作確認制御手段を、
前記第1の会議端末において取得した第1実況データを送信データ記憶手段に記録する記録手段、
前記第2の会議端末に対して第1実況データを送信する送信手段、
前記第2の会議端末において取得した第2実況データを受信する受信手段、
前記第2実況データから、前記送信データ記憶手段に記録された第1実況データのエコー信号を抽出するエコー抽出手段、
前記エコー信号の大きさが基準値以下である場合には、アラームを出力するアラーム出力手段
として機能させることを特徴とする遠隔会議動作確認プログラム。
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JP2008005789A JP4728357B2 (ja) | 2008-01-15 | 2008-01-15 | 遠隔会議管理システム、遠隔会議管理方法及び遠隔会議動作確認プログラム |
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