JP2009171055A - 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、背景画像の方向と合成する画像の方向とを合わせたまま、円の中心を基準に回す動作を、直感的に行うことができ、また画像の回転と画像の移動とを、独立に操作することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】背景画像と、少なくとも1つのオブジェクトとを合成する合成手段と、上記合成手段によって合成された画像をプレビューするプレビュー画像を表示する画像表示手段と、上記画像表示手段に表示されているオブジェクトを円移動させるためのダイヤル型操作手段と、上記ダイヤル型操作手段の回転量に応じて、合成画像の中心点からオブジェクトまでの長さを半径とし、上記背景画像の方向と上記オブジェクトの方向とを保持したまま、上記オブジェクトを上記画像表示手段で円移動するように制御する制御手段を有する画像処理装置である。
【選択図】図3(c)

Description

本発明は、画像処理装置に関する。
家庭向けの印刷装置は、画像や文書等を印刷するが、DVD/CD等の円形状の記憶媒体が家庭に浸透するにつれて、DVD/CD等の円形状の記憶媒体面に印刷する需要が増えている。また、従来のPCで行っていた印刷が、PC無しで印刷装置本体のみで行うことができるようになっている。このために、印刷装置での印刷の操作についての要求が増えている。特に、円形状の記憶媒体に印刷する画像(以下、「円形画像」という)に、テキストデータやスタンプ等のオブジェクトを合成して印刷する等の需要が増えることによって、その操作も、重要となっている。
従来、上記合成を行う際に、合成するオブジェクトを上下左右ボタンで位置を移動することが通常の方法である。しかし、これでは、円形状の記憶媒体印刷を行う際に、オブジェクトの移動が煩雑かつ直感的に扱い難いという問題がある。
一方、タッチパネルでのプレビューで、タッチパネルを使い、オブジェクトの移動や回転を行わせていることが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、画像とフレームやスタンプ等とを合成する際に、上下左右キーで、画像の位置を変更し、画像を回転させることによって、画像に対するオブジェクトの合成の位置を決定する発明が知られている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2004−282439号公報 特開2003−289430号公報
しかし、従来の十字キーでオブジェクトを移動させる方法では、円形画像の印刷を行う際に、移動が煩雑であり、また、直感的に扱い難いという問題がある。
また、タッチパネルでのプレビューで、合成する画像を移動する場合でも、回転動作と移動動作とを簡単に切り分けて操作させることはできず、回転動作を直感的に行うことは難しい。特に、表示サイズが小さい製品等においては、細かい移動、特に回転等の操作を実行することが非常に困難であり、ユーザビリティが低い。このために、タッチパネルでの操作のブレ等から、円移動を綺麗に行うことが困難である。
さらに、ジョグホイール等の回転デバイスによって、画像を回転させる方法にも課題がある。画像を回転させるだけでは、DVD/CD等の円形状の記憶媒体に印刷する場合における合成において、背景のみ、又は画像オブジェクトのみが回転しても、オブジェクトと円形画像との方向を合わせることができない。つまり、図3(e)に示すように、背景画像のみが回転するようになる。このために、円形画像の方向とその円形画像に合成する画像の方向とを保持したまま、円形画像の中心からオブジェクトの半径を固定した移動、つまり観覧車のような移動方法で円の中心を基準に移動する動作を、直感的に行うことができない。
本発明は、円形画像の方向と円形画像に合成するオブジェクトの方向とを合成したまま、円の中心を基準に回す動作を、直感的に行うことができ、また画像の回転と画像の移動とを、独立に操作することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、背景画像と少なくとも1つのオブジェクト画像とを合成する合成手段と、上記合成手段によって合成された画像をプレビューするプレビュー画像を表示する画像表示手段と、上記画像表示手段に表示されたオブジェクト画像を円移動させるためのダイヤル型操作手段と、上記ダイヤル型操作手段の回転量に応じて、合成画像の中心点からオブジェクト画像までの長さを半径とし、上記背景画像の方向と上記オブジェクト画像の方向を保持したまま上記オブジェクト画像を上記画像表示手段で円移動するように制御する制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置である。
本発明によれば、円形画像の方向と円形画像に合成するオブジェクトの方向とを保持したまま、プレビュー表示のうち1点を中心点として基準に回す動作を、直感的に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、画像の回転と画像の移動とを独立に操作することができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である画像処理装置100を含む画像処理システムを示すブロック図である。
画像処理装置100は、CPU1と、ROM2と、RAM3と、画像メモリ4と、データ変換部5と、読取制御部6と、読取部7と、操作部8と、通信制御部9と、解像度変換処理部10と、符号復号化処理部11と、記録制御部12とを有する。また、画像処理装置100は、記録部13と、給紙部14と、USBファンクション制御部15と、データ蓄積部16と、USBホスト制御部17と、CPUバス18とを有する。
CPU1は、システム制御部であり、画像処理装置100の全体を制御する。
ROM2は、CPU1が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。実施例1では、ROM2に格納されている各制御プログラムは、ROM2に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウエア制御を行う。
RAM3は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、オペレータが登録した設定値や画像処理装置100の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。画像メモリ4は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、画像データを蓄積する。データ変換部5は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、キャラクタデータのCG(computer graphics)展開等、画像データの変換を行う。
読取部7は、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)によって、原稿を光学的に読み取る。電気的な画像データに変換した画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。なお、実施例1では、読取制御部6は、原稿を搬送しながら読み取りを行うシート読取制御方式と、原稿台にある原稿をスキャンするブック読取制御方式との両制御方式に対応している。
操作部8は、ホームキー、ナビキー、決定キー、戻るキー等を備え、ユーザが画像印刷データの決定や登録値の設定データ設定の登録動作を行うための操作部であり、各種キー、LED(発光ダイオード)とLCD(液晶ディスプレイ)とを有する。この結果、オペレータによる各種入力操作や、画像処理装置100の動作状況、ステータス状況の表示等を行うことができる。
通信制御部9は、MODEM(変復調装置)や、NCU(網制御装置)等によって構成されている。
解像度変換処理部10は、画像データのミリ−インチ解像度変換等の解像度変換制御を行う。なお、解像度変換処理部10において、画像データの拡大縮小処理も可能である。
符号復号化処理部11は、画像処理装置100で扱う画像データ(MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等)を符号復号化処理や、拡大縮小処理を行う。
記録制御部12は、印刷される画像データに対し、図示しない画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施し、高精細な画像データに変換し、記録部13に出力する。また、記録部13を制御することによって、定期的に記録部13の状態情報を取得する役割も果たす。
記録部13は、レーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等からなる印刷装置であり、カラー画像データ、又はモノクロ画像データを印刷部材に印刷する。また、上記実施例では、円形画像とオブジェクトとの合成画像を、円形状の記憶媒体に印刷する。
給紙部14は、印刷のための用紙を保持する部位である。記録制御部12からの制御で給紙部14から給紙する。特に、給紙部14は、複数種類の用紙を1つの装置に保持するために、複数の給紙部を用意することができる。そして、記録制御部12によって、どの給紙部から給紙を行うかを制御する。
USBファンクション制御部15は、USBインタフェースの通信制御を行う。USB通信規格に従って、プロトコル制御を行い、CPU1が実行するUSB制御タスクからのデータを、パケットに変換し、外部の情報処理端末に、USBパケット送信を行う。逆に、外部の情報処理端末からのUSBパケットを、データに変換し、CPU1に対し送信する。
データ蓄積部16は、データを蓄積するための部位である。画像メモリ4としてのDRAMは、データバックアップ用の領域を用意していないので、実施例1では、データ蓄積部としてデータ保存領域を用意している。画像メモリ4と共有する場合もある。データ蓄積部16にデータのバックアップ等を行うことができる。実施例1では、DRAMを用いているが、DRAMの代わりに、ハードディスクや揮発性メモリ等を使用するようにしてもよい。
USBホスト制御部17は、USB通信規格で定められているプロトコルで通信を行うための制御部である。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に行うことができる規格であり、1台のホスト(マスター)に対し、複数のハブ又はファンクション(スレーブ)を接続することができる。
メモリカードMC1は、データ記憶媒体であり、画像処理装置100に接続することができる。実施例1では、USBホスト制御部17との間でインタフェースで接続されている。USBホスト制御部17を通じて、メモリカードMC1内の画像データ、その他電子データにアクセスすることができる。上記実施例においては、背景画像又はオブジェクトを、このメモリカードMC1から取得することができる。
実施例1においては、記録機能のUSB通信は、1対1の接続形態を用いる。
上記構成要素1〜6、8〜14は、CPU1が管理するCPUバス18を介して、相互に接続されている。
実施例1において、読取部7と読取制御部6とが、文書原稿を読み取り、解像度変換処理部10やデータ変換部5を経て、データ蓄積部16に文書データを保存する。そして、操作部8からの操作によって、文書を検索することができる。
図2は、画像処理装置100の操作部8の具体例を示す図である。
操作部8は、LCD21と、電源キー22と、用紙切換キー23と、ナビキー24と、ホームキー25と、ホイールデバイス26と、OKキー27と、上下左右キー28と、プラスマイナスキー29とを持つ。更に、操作部8は、モノクロスタートキー30と、カラースタートキー31と、STOPキー32と、ファンクションキー33と、戻るキー34とを有する。
LCD21は、メッセージやオペレーションプロンプト、各種情報を表示するディスプレイである。本実施例では、印刷内容のプレビューで画像表示を行う。画像は、データ蓄積部16から呼び出され、CPU1によって制御され、表示される。また、ユーザによってオブジェクトの選択やオブジェクト移動等、本件で行う画像表示を、全てLCD21において行う。表示方法としては、座標位置(X,Y)を、それぞれ縦横座標とし、表示したい画像に対して(X,Y)値を与え、CPU1が制御し、LCD21に表示する。
電源キー22は、装置の電源をON/OFFするためのキーである。用紙切換キー23は、給紙部14の給紙部が複数の給紙部位を持つ際に、使用する給紙部に切り換えを行う場合に使用するキーである。
ナビキー24は、装置の操作を簡単に行うナビモードへ入るためのキーである。
ホームキー25は、コピー、スキャン、カード印刷、DVD/CD印刷や設定等のジョブへ入るための入り口であるホーム画面に行くためのキーである。
ホイールデバイス26は、時計回りや反時計回りに回すことによって、たとえば印刷するための画像を選択し、印刷部数を増減することができるダイヤル型操作部である。
さらに、ホイールデバイス26は、オブジェクトを円移動するために用いられる。つまり、円形画像の方向と合成するためのオブジェクトの方向とを保持したまま、LCD21に表示されている円形画像のプレビュー画像の中心とオブジェクトの中心との距離を半径とし、背景画像の中心からの半径を保持して、オブジェクトを円移動する。
OKキー27は、選択された項目や処理に対して決定するためのキーである。
上下左右キー28は、円形画像に合成する複数のオブジェクトのうちで、少なくとも1つを選択していることを示すフォーカス位置の移動や数値の変更等、上下左右で変更が可能なものを変更する。また、上下左右キー28は、円形画像とオブジェクトとの半径を調整する際にも用いられる。
プラスマイナスキー29は、メニューやユーザ登録等、ユーザが複数の選択肢から選択を行う際に使用されるキーである。また、値を増減する場合にも、プラスマイナスキー29を使用し、サイズの大小でも、プラスマイナスキー29を使用する。本実施例において、オブジェクトのサイズを拡大縮小する場合にも、プラスマイナスキー29を使用する。マイナス、プラスはそれぞれ逆順、正順である。
モノクロスタートキー30は、白黒ファクシミリ送信、白黒コピー等を開始するキーである。
カラースタートキー31は、カラーファクシミリ送信、カラーコピー、その他カードからの印刷等、カラーの内容の印刷を開始するキーである。円形画像のカラー印刷等もカラースタートキー31によって、開始することができる。
STOPキー32は、ファクシミリ送受信、コピーやその他のオペレーション操作を停止させるキーである。
ファンクションキー33は、画面と対応しているキーである。LCD21の下部にファンクションキー33に対応した表示がなされ、その表示に基づいてユーザがボタンを押す仕組みである。画面によって、その機能は変わるのでマルチな機能で使用可能である。
戻るキー34は、操作フロー等の途中で戻る動作を行う場合に押下するキーである。戻るキー34を押下することによって、1つ前の動作に戻ることができる。
操作部8は、上記のようなキーやデバイスを持ち、ユーザが装置の操作を行うことができる。実施例1において、上記のようなデバイスを使用しているが、本件の効果を実現する手段であれば、操作部はこの限りではない。
図3は、DVD/CD印刷のプレビュー時における実施例1と従来例との動作を説明する図である。
実施例1では、DVD/CDに円形画像を印刷する場合におけるプレビューを、LCD21に表示することができる。その際に、スタンプ画像やテキストデータ等のオブジェクトをプレビュー上で円形画像に合成する際に、ホイールデバイス26の回転動作に合わせて、オブジェクトが回転移動する。回転移動する際に、円形画像と合成するオブジェクトの上下方向を保持したまま、プレビュー表示の中心点に合わせて円移動させることが特徴である。
図3(a)は、DVD/CDに印刷する円形画像に、スタンプやテキストデータのオブジェクトを合成する様子を示す図である。
次に、実施例1の説明において、スタンプやテキストデータ等のオブジェクトに対して円形画像を、背景画像という。
図3(a)において、背景画像41は、円形にクロップされ、印刷のイメージとして、LCD21に表示される。スタンプ42は、背景画像41へ合成する画像である。テキスト43は、背景画像41に合成するテキストデータである。
DVD/CD印刷のプレビュー時に、背景画像41と合成するスタンプ42やテキスト43等を貼り付け、位置合わせ等を行い、合成操作を行う。
図3(b)は、背景画像41にスタンプ42とテキスト43とを合成した例を示す図である。
図3(c)は、スタンプ42とテキスト43とをLCD21に表示したプレビュー表示領域の中心を中心点として円移動する例を示す図である。
図3(b)の位置から、ホイールデバイス26を回すと、図3(c)に示すように、スタンプ42とテキスト43とが、円移動している。ここでは、ホイールデバイス26を時計回りした場合を示す。LCD21に表示しているプレビュー表示領域の中心を軸に、円周を描くように移動する。プレビュー表示には背景画像41も表示されている。また、その際に、スタンプ42やテキスト43の画像自体を回転させずに(自転せずに)、円移動させる(円周上を移動させる)。
このように、ホイールデバイス26を回転させるだけで、合成されたスタンプ42やテキスト43を、それらの方向と背景画像41の方向とを保持させたまま、プレビューの中心を軸に円移動させることができることが、実施例1の効果である。また、移動対象を複数選択しておけば(たとえばスタンプ42とテキスト43等)、ホイールデバイス26で同時に移動させることができる。本動作の詳細は、図8〜図12に示すフローチャートについての説明で記述する。
一方、図3(d)は、従来例において、背景画像を回転した場合を示す図である。
従来例では、たとえば、図3(d)に示すように、背景画像41に対してスタンプ42を移動先まで移動する場合、上下左右キー28等を使用して、目的の移動先まで移動させる必要があり、操作が煩雑である。さらに、DVD/CDの中心からの距離を維持せずにスタンプ42を移動する。つまり移動方法として、少しだけ上下左右にずらすような動作には向いているが、スタンプ42を、円周上に配置する等の操作が、非常に煩雑であるという問題がある。たとえば、上キーを操作してスタンプ42を上方向に移動させ、さらに右キーを用いて右方向に移動させる等、2段階の操作が必要である。つまり図3(c)がオブジェクトを回転移動させるために直感的操作であることがわかる。
また、図3(e)は、他の従来例を示す図である。
図3(e)では、ホイールデバイス26を用いて、背景画像41を回転することによって、スタンプ42の位置を変更することができる。しかし、この場合、背景画像41とスタンプ42との方向が異なる。
このように、背景画像41と、スタンプ42やテキスト43との方向が合わないので、背景画像41の方向と、スタンプ42やテキスト43等との方向とを保持したまま合成したい場合、正しい手法にならない。つまりオブジェクトの位置変更には、図3(c)に示す本件が有効であることがわかる。
ただし、ユーザが写真とスタンプとを実際に合成操作する場合、ユーザが撮影した写真自体が傾いている場合がある。この場合には、背景画像の傾きを修正する必要がある。図3(e)に示す方法は、背景画像の傾きを修正する用途には有効である。つまり、ユーザは、最初にスタンプと背景画像との方向を合わせるために、背景画像の方向を、図3(e)に示す方法で合わせこみ、その後に、上記説明のようなスタンプの移動方法によって、スタンプの移動を直感的に行うことができる。
なお、以下の説明において、オブジェクトは、スタンプやテキストデータ等、背景画像に合成する画像であるが、スタンプ、テキストデータ以外でも、合成する画像であれば、オブジェクトとして扱う。そして、背景画像とオブジェクトとの合成画像を、記録部13が、円形状の記憶媒体等に印刷することができる。
図4(a)は、DVD/CD印刷のプレビュー時における半径長調整の例を示す図である。
半径長を調整する場合、実施例1では、上下左右キー28を使用して、半径長を調整する。本実施例では、上下左右キー28を実施手段として使用しているが、長さを調整する方法であれば、上下左右キー以外のものを、半径長調整用に使用するようにしてもよい。半径長の調整の詳細な処理を、図12に示すフローチャートで説明する。
基本的には、図4(a)において、スタンプ44を移動させる場合、上下左右キー28を介して、半径の調整を行う。上下左右キー28を操作することによって、その半径に応じて、矢印に示す移動を行うことができる。そして、上下左右キー28で半径を調整した後に、ホイールデバイス26を操作すれば、現在、調整後の半径長で、スタンプ44移動することができる。
プレビュー表示領域の中心からスタンプまでの距離を半径としたスタンプの座標位置を、水平方向及び垂直方向へ変化させるように、CPU1が検出するホイールデバイス26の回転量に応じて制御することによって、スタンプを移動する。
図4(b)は、上下左右キー28を介して、半径長を調整する例を示す図である。
スタンプ45が、上半分に存在している場合、上キーは、半径を伸ばし、下キーは、半径を短くする。一方、スタンプ46のように、下半分に存在している場合、上キーは、半径を短くし、下キーは、半径を長くする。つまり、上下左右キー28を介して、半径を直感的に調整することができる。
図4(c)は、上下左右キー28で半径長を調整する例を示す図である。
スタンプ47が左半分に存在している場合、左キーは、半径を伸ばし、右キーは、半径を短くする。一方、スタンプ48のように,右半分に存在している場合、左キーは、半径を短くし、右キーは、半径を長くする。つまり、上下左右キー28を介して、半径を直感的に調整することができる。
上記動作で、スタンプの位置によって半径長の長短に上下左右をそのまま当てはめるのではなく、スタンプの移動方向とあわせて、半径の長短を行わせることができる。このために、上下左右キー28とスタンプの半径長とを、より直感的に調整することができる。
図5は、DVD/CD印刷のプレビュー時に、ホイールデバイス26を操作して背景画像に合成するオブジェクトを、それが配置された位置において回転する場合の説明図である。
図5(a)は、スタンプ51のみを回転対象のオブジェクトとして選択し、回転させる場合を示す図である。
図5(b)は、スタンプ52とテキスト53とを回転対象のオブジェクトとして複数選択した場合に、回転を示す図である。
スタンプ51、52やテキスト53のオブジェクトは、それが配置されている位置において、ホイールデバイス26を回転させることによって、その中心又は重心を軸に回転する。
回転量は、選択した複数のオブジェクトが同時に、同じ方向に、同じ角度だけ回転する。この動作の詳細を、図10のフローチャートに示す。
図6は、DVD/CD印刷のプレビュー時において、オブジェクトのデフォルト位置の例を示す図である。
図6(a)は、スタンプ61が既に存在しているときに、次のスタンプ62を追加した場合を示す図である。
図6(b)は、スタンプ61の対角線上にスタンプ62を配置した例を示す図である。
このように、スタンプをおくときのデフォルトの位置が、既に置かれているオブジェクトと重なる場合、既に置かれているオブジェクトの位置に対して遠くに配置することによって、スタンプの数や配置をわかりやすくすることができる。
また、この配置の際に、スタンプ61の半径と、スタンプ62の半径とは同じになるように配置される。
図6(c)は、実施例1において、スタンプを配置する順番を示す図である。
数字1〜7に示す場所が、スタンプを追加する際にスタンプが配置される順番である。更に数が増えると、配置位置を更に分けて配置する。
実施例1では、スタンプの数が7個追加される例を示しているが、スタンプが追加される数は、7個以外でもよい。また、図6(c)に示す場所以外に配置するようにしてもよい。
図6に示す方法によって、オブジェクトを追加した際に、オブジェクトの数や位置関係をわかりやすく追加することができる。
図7は、DVD/CD印刷におけるプレビュー時に、オブジェクトを拡大縮小する例を示す図である。
図7(a)は、LCD21に表示されているプレビュー画像に、スタンプ71が配置されていることを示す図である。
スタンプ71は、プラスマイナスキー29によって、それが配置された位置において拡大縮小することができる。このスタンプの拡大縮小の動作を、図10のフローチャートで後述する。
図7(b)は、図7(a)に示すスタンプ71を、プラスキーによって拡大したスタンプ72を示す図である。また、同じような方法でマイナスキーを使用して、縮小することができる。
このように、プラスマイナスキー29を使用して、拡大縮小することができる。
図7(c)は、スタンプ73を回転移動によって配置させた位置に応じて、拡大縮小した状態を示す図である。
図7(c)に示すように、ホイールデバイス26によって、プレビュー画像の中心を軸に、スタンプ73を回転移動させるときに、スタンプ73がプレビュー画面の幅をはみ出る場合は縮小する。また、更に移動し、また元のサイズのスタンプ73がプレビュー画像の表示に収まる場合、拡大を再度行い、元のサイズ間で拡大する。つまり、オブジェクトの回転移動に伴うオブジェクトの配置位置に応じて、オブジェクトが背景画像の範囲に収まるように、オブジェクトの変倍率を変更する。最初に、オブジェクトを配置したときの大きさを、所望の大きさと考えた場合、配置時の縮小率を1とする。そして、回転移動に伴う縮小後に再度拡大する場合、倍率が1を超えないようにする。ここで、オブジェクトがスタンプではなくテキストデータである場合、プレビュー画面からはみ出さないようにするために、フォントサイズを変更するように制御すればよい。
図8は、実施例1において、DVD/CD面へ印刷する動作を示すフローチャートである。
記録部13が、DVD/CD印刷機構を持っている。まず、S1で、操作部8を介してDVD/CD印刷が選択され、S2で、DVD/CDを印刷する画像を選択し、S3で、DVD/CD印刷を、LCD21でプレビューする。背景画像は、メモリカードMC1からユーザが選択したものでもよく、読取部7が読み取った画像でもよい。
さらに、DVD/CD面へ印刷するために選択された背景画像を、LCD21に表示するときに、図示しない画像処理部が、背景画像の中心を軸として、円形にクロップする。そして、このクロップされた円形画像を、プレビュー画像としてLCD21に表示する。
S4で、背景画像に合成するテキストデータ、スタンプ画像を、操作部8を介してユーザが選択するための編集操作が選択される。テキストデータの追加が選択されると、S5で、テキストデータを追加する。テキストデータを追加すると、S8に進む。同様に、S4で、操作部8を介してスタンプの追加が選択されると、S6で、スタンプを追加する。S6でスタンプを追加する場合、追加されるスタンプの配置は、図6(c)に示してある。S6でスタンプを追加したら、S8へ進む。S4でオブジェクトの移動が選択されると、S7へ進む。ここで、上記オブジェクトは、S5やS6で追加したスタンプやテキストデータであることを意味する。S7で、ホイールデバイス26の操作に応じて、オブジェクトを移動する。S7で行うオブジェクト移動の詳細を、図9に示す。
図9は、実施例1において、DVD/CDへ印刷する背景画像及びオブジェクトをLCD21にプレビューする際に、操作部8を使用してオブジェクトや背景を配置、移動する動作(S7)を示すフローチャートである。フローチャートで示す選択動作等は、全てLCD21に、選択操作等の操作画面として表示され、操作部8のキーを介して、ユーザが操作する。
オブジェクトの移動の概要は、図3、図4等に記載されている。S8で、プレビューでの編集が終了したかどうかを判断する。終了していなければ、S4に戻る。終了していれば、S9へ移動する。S9で、DVD/CD面へ印刷する。
S11で、操作部8を介して、移動させる対象を選択する。移動させる対象は、S2で選択した背景画像か、S5、S6で追加したテキストデータ、スタンプのオブジェクトである。図3に示す所では、背景画像41、スタンプ42、テキスト43が、移動させる対象である。S11で、オブジェクトが移動対象として選択されると、S12で、オブジェクトを選択する。選択の手段を、上下左右キー28やホイールデバイス26で選択する。なお、オブジェクトを選択する場合、オブジェクトを1個でも複数でも選択することができるようにしてもよい。
オブジェクトを移動、回転する概念を、図3、4等に示してある。S13にて、操作部8を介して、オブジェクト操作を行う。オブジェクト操作後に、S14で移動が確定したかどうかを判断する。移動が確定していなければ、S13で、引き続き移動と回転とを行う。移動が確定していれば、S15で、他のオブジェクトも移動するかどうかを判断する。S13のオブジェクトを移動、回転する動作は、図10のフローチャートを用いて後述する。他のオブジェクトも移動する場合、S12で、オブジェクトを選択する。他のオブジェクトを移動しない場合、フローチャートを終了する。
S11で移動対象を背景画像とした場合、S16で、操作部8を介して、背景画像を移動、回転する。
図13(a)は、背景画像を移動させる場合、背景画像を移動した場合の例を示す図である。
プレビュー表示に対して、上下左右キー28の操作によって、背景画像を移動した場合を示す。図13(a)に示すように、背景画像を移動することによって、プレビュー画像に対して背景画像の位置を合わせることができる。
図13(b)は、背景画像を回転させる場合の例を示す図である。
ホイールデバイス26を回転操作することによって、ホイールデバイス26の回転に合わせて、背景画像が回転する。この動作は、図3(e)に示す方法と同一であるが、図3(e)に示す方法では、スタンプの移動が煩雑である例として取り上げている。しかし、図13(b)に示す例は、背景画像のみを回転させる場合に有効である。S11で背景画像を回転させる場合、S16で、ホイールデバイス26にあわせて背景画像を回転する。
背景画像を移動、回転する動作は、図11のフローチャートを用いて後述する。
S17で、移動が確定したかどうかを判断する。確定していなければ、S16で、移動と回転とを再び行う。移動が確定していれば、フローチャートを終了する。
図13(a)、図13(b)は、背景の回転の概要を示す図である。
このように、DVD/CD印刷のプレビューをLCD21に表示する際に、オブジェクトや背景を配置、移動することができる。
図10は、実施例1において、プレビュー画面上で背景画像に対してオブジェクトを移動、回転する動作(S13)を示すフローチャートである。
このフローチャートに示す選択動作等の操作画面は、全て、LCD21に表示され、操作部8のキーによって、ユーザが、移動モード又は回転モードに設定する。
S21で、操作部8によるユーザのモード設定に基づいて、オブジェクトを移動する移動モード、又は、オブジェクトを回転する回転モードが選択される。操作部8を介して各モードを選択した後に、ホイールデバイス26や上下左右キー28をユーザが操作することによって、各モードに対応する移動や回転を適宜実行することができる。S21で、操作部8を介して移動モードを選択すると、オブジェクトを移動させるモードになり、S22で、次の処理動作を選択する。入力としては、ホイールデバイス26を回転させる回転移動と、プラスマイナスキー29を押下する拡大縮小と、また、上下左右キー28を押下する半径調整と、OKキー27で決定する確定とがある。
まず、S22で、ホイール回転がされると、S23で、ホイールデバイス26の回転にあわせて、オブジェクトを回転移動する。図3(c)に示すように、ホイールデバイス26を時計回りに回すと、オブジェクトの方向を保持したまま、上下の方向を変えずに、LCD21に表示されているプレビュー表示の中心を軸に、オブジェクトが、時計回りに移動する(公転する)。また、ホイールデバイスを、反時計回りに回すと、オブジェクトの方向を保持したままで、LCD21に表示されているプレビュー表示の中心を軸に、オブジェクトが反時計回りに移動する(公転する)。また、S22でプラスマイナスキー29を押下すると、拡大縮小操作が行われたと判断され、S24でオブジェクトを拡大縮小する。なお、オブジェクトの拡大縮小に関して、図7(a)、図7(b)に概要を示してある。
S22で上下左右キー28が押下されると、半径調整操作が行われたと判断され、S25で半径を調整する。この半径は、LCD21に表示されているプレビュー表示中心と、オブジェクトの中心との距離である。この半径を調整することによって、オブジェクトのLCD21に表示されているプレビュー表示の中心からの距離を調整することができる。図4に概要を示してある。
S23〜S25の処理が終われば、S26で、オブジェクトの移動を確定するかどうかを判断する。移動を確定しなければ、S22で入力を選択する。移動を確定すると、フローチャートを終了する。
一方、S21で、回転モードが選択されると、S27で、次の処理動作を選択する。S27では、処理動作として回転、拡大縮小、確定を選択することができる。ホイールデバイス26によって回転が入力されると、S28で、オブジェクトの中心を軸として、選択されているオブジェクト自体を回転する。オブジェクトの回転についての概要を、図5(a)、図5(b)に示してある。ホイールデバイス26を時計回りに回転したら、オブジェクトが時計回りに回転し、ホイールデバイス26を反時計回りに回転すると、オブジェクトが反時計回りに回転する。
また、図5(b)に示すように、ホイールデバイス26の回転にあわせて、複数のオブジェクトを同時に回転することもできる。図9のS12で、操作部8を用いて、複数のオブジェクトが選択されていれば、複数のオブジェクトを同時に回転する。また、S27でプラスマイナスキー29を介して、拡大縮小操作が行われると、オブジェクトを拡大縮小する。オブジェクトの拡大縮小の概要を、図7(a)、(b)に示してある。S28、S29の処理が終了したら、S30で、回転を確定するかどうかを、ユーザが操作する。ユーザがOKキーを操作すると、回転が確定されれば、フローチャートを終了する。また、回転が確定されなければ、S27で、入力を再び選択する。
上記のようにして、合成するオブジェクトを回転及び移動する。
図11は、実施例1において、合成する背景画像を移動、回転する動作を示すフローチャートである。
フローチャートで示す選択動作等の操作画面は、全て、LCD21に表示され、操作部8のキーを介してユーザが操作する。
図11に示す動作は、背景画像を回転させる動作であり、図3(e)に示す方法で実現するが、背景画像の回転操作としては有効であり、ここでは、図3(e)の方法を示す。
S41で、操作部8を介して、入力操作を受け付ける。入力操作は、回転、拡大縮小、位置調整である。ホイールデバイス26を介して回転操作を入力すると、S42で、ホイールデバイスの回転に基づいて、背景画像を回転する。背景画像の回転の概要を、図3(e)に示してある。
ホイールデバイス26を時計回りすると、背景が時計回りされ、ホイールデバイス26を反時計回りすると、背景画像が反時計回りされる。S41でプラスマイナスキー29を操作することによって、拡大縮小操作が入力されると、S43で、背景画像を拡大縮小する。S41で位置調整が入力されると、S44で、背景画像の位置を調整する。S42〜S44が終了すると、S45で、移動が確定したかどうかを、ユーザが操作する。OKキー27の押下によって、移動が確定すると、フローチャートを終了する。移動操作が確定していなければ、S41で、入力操作を再び受け付ける。
上記のようにすることによって、合成する背景画像を移動、回転することができる。
図12は、実施例1において、合成するオブジェクトの半径長を調整する動作(S25)を示すフローチャートである。
このフローチャートに示す選択動作等の操作画面は、全て、LCD21に表示され、操作部8のキーを介して、ユーザが選択操作する。
図13(a)は、背景画像を移動させた場合を示す図であり、上下左右キー28の操作によって、背景画像が移動した場合の例を示す図である。
図13(b)は、背景画像を移動させた場合を示す図であり、ホイールデバイス26の操作によって、背景画像が回転した場合の例を示す図である。
S51で、操作部8のどのキーが入力されたかを判断する。上下左右キー28のうちで、上キーが入力されると、S52で、LCD21に表示されている印刷プレビュー表示内で、印刷するプレビュー表示のどの位置にオブジェクトが存在しているかを判断する。オブジェクトの位置が、プレビュー表示の上半分にあれば、S53で、プレビュー表示の中心からオブジェクトまでの距離(すなわち半径)を伸ばす動作を実行する。S52でオブジェクトがプレビュー表示の下半分にあると判断されれば、S54で、プレビュー表示の中心からオブジェクトまでの半径を縮める動作を実行する。
上下左右キー28のうちで、下キーが入力されると、LCD21に表示されている印刷プレビュー表示内で、S55で、印刷するプレビュー表示のどの位置にオブジェクトが存在しているかを判断する。オブジェクトの位置がプレビュー表示に対して上半分にあれば、S56で、プレビュー表示の中心からオブジェクトまでの半径を縮める動作を行う。S55でオブジェクトがプレビュー表示に対して下半分にあると判断されると、S57で、プレビュー表示の中心からオブジェクトまでの距離(すなわち半径)を伸ばす動作を行う。
上下左右キー28のうちで、右キーが入力されると、S58で、印刷するプレビュー表示のどの位置にオブジェクトがあるかを判断する。オブジェクトの位置が、プレビュー表示に対して左半分にあれば、S59で、プレビュー表示の中心からオブジェクトまでの距離(すなわち半径)を縮める動作を行う。S58で、プレビュー表示に対してオブジェクトが右半分にあると判断されれば、S60で、プレビュー表示の中心からオブジェクトまでの半径を伸ばす動作を行う。
上下左右キー28のうちで、左キーが入力されると、S61で、印刷するプレビュー表示のどの位置に、オブジェクトがあるかを判断する。オブジェクトの位置がプレビュー表示に対して左半分にあれば、S62で、プレビュー表示の中心からオブジェクトまでの半径を伸ばす。S61でオブジェクトがプレビュー表示に対して右半分にあると判断されれば、S63で、プレビュー表示の中心からオブジェクトまでの半径を縮める。
S53、S54、S56、S57、S59、S60、S62、S63の処理の後に、S64で、移動が終了しているかどうかを判断する。移動が終了していなければS51で、再び上下左右キー28を入力し、半径を調整することができる。移動が終了していれば、フローチャートを終了する。
上記方法によって合成するオブジェクトの半径長を調整することができる。
上記実施例によれば、背景画像の方向と合成する画像の方向とを保持したままで、プレビュー表示の中心を基準に回転する動作を直感的に実行することができる。また、上記実施例によれば、画像自体を回転することと、画像を回転させずに円周上の位置を移動する(公転する)こととを、互いに独立に動作させながら、直感的に操作を行うことができる。
また、その際に、移動中の拡大縮小や半径の伸縮について、画像の位置等に応じて判別し、より直感的な操作を実現することができる。
なお、実施例1におけるスタンプ、テキストデータ等は合成する対象であるが、スタンプ、テキストデータ以外を、合成対象としてもよい。
実施例1では、テキストデータを使用して、回転、円移動を行っているが、テキストデータ以外のオブジェクト(合成するオブジェクト)を、回転、円移動するようにしてもよい。
また、本実施例では、円形の記憶媒体へ印刷する例を実施例としているが、上記説明のように、オブジェクトの移動方法を用いている場合であれば、円形の記憶媒体への印刷に限る必要はない。
本発明の実施例1である画像処理装置100を含む画像処理システムを示すブロック図である。 画像処理装置100の操作部8の具体例を示す図である。 実施例1の概要図である。 背景画像41にスタンプ42とテキスト43とを合成した例を示す図である。 実施例1において、スタンプ42とテキスト43とを円移動する例を示す図である。 従来例において、背景画像を回転した場合を示す図である。 合成画像を十字キーで動かした場合における従来例の概要を示す図である。 DVD/CD印刷のプレビュー時における半径長調整の例を示す図である。 上下左右キー28を介して、半径長を調整する例を示す図である。 上下左右キー28で半径長を調整する例を示す図である。 図5(a)は、スタンプ51のみを回転させ、スタンプ51のみを回転の候補として選択した場合を示す図である。 スタンプ52とテキスト53とを複数選択した場合に、回転を示す図である。 スタンプ61が既に存在しているときに、次のスタンプ62を追加した場合を示す図である。 スタンプ61の対角線上に、スタンプ62を配置した例を示す図である。 実施例1において、スタンプを配置する順番を示す図である。 スタンプ71を示す図である。 図7(a)に示すスタンプ71を、プラスキーによって拡大した結果であるスタンプ72を示す図である。 スタンプ73を拡大縮小した状態を示す図である。 実施例1において、DVD/CD面へレーベル印刷する動作を示すフローチャートである。 実施例1において、DVD/CDプレビュー画像時に、オブジェクトや背景を配置、移動する動作(S7)を示すフローチャートである。 実施例1において、オブジェクトを移動、回転する動作(S13)を示すフローチャートである。 背景画像を移動、回転する動作を詳細に示すフローチャートである。 実施例1において、合成するオブジェクトの半径長を調整する動作(S25)を示すフローチャートである。 背景画像を移動した動作の例を示す図である。 背景画像を回転した動作の例を示す図である。
符号の説明
100…画像処理装置、
1…CPU、
2…ROM、
3…RAM、
4…画像メモリ、
5…データ変換部、
6…読取制御部、
7…読取部、
8…操作部、
9…通信制御部、
10…解像度変換処理部、
11…符号復号化処理部、
12…記録制御部、
13…記録部、
14…給紙部、
15…USBファンクション制御部、
16…データ蓄積部、
17…USBホスト制御部、
18…CPUバス、
MC1…メモリカード、
DC1…デジタルカメラ、
L1…通信回線、
21…LCD、
22…電源キー、
23…用紙切換キー、
24…ナビキー、
25…ホームキー、
26…ホイールデバイス、
27…OKキー、
28…上下左右キー、
29…プラスマイナスキー、
30…モノクロスタートキー、
31…カラースタートキー、
32…STOPキー、
33…ファンクションキー、
34…戻るキー。

Claims (12)

  1. 背景画像と、少なくとも1つのオブジェクトとを合成する合成手段と;
    上記合成手段によって合成された画像をプレビューするプレビュー画像を表示する画像表示手段と;
    上記画像表示手段に表示されているオブジェクトを円移動させるためのダイヤル型操作手段と;
    上記ダイヤル型操作手段の回転量に応じて、合成画像の中心点からオブジェクトまでの長さを半径とし、上記背景画像の方向と上記オブジェクトの方向とを保持したまま、上記オブジェクトを上記画像表示手段で円移動するように制御する制御手段と;
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    上記背景画像を円形に切り取る画像処理手段を有し、
    上記画像表示手段は、上記画像処理手段が円形に切り取った画像を表示する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1において、
    上記中心点は、上記プレビュー画像の中心点であることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1において、
    上記オブジェクトが複数である場合、上記制御手段は、複数の画像を、同時に円移動させるように制御する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1において、
    上記オブジェクトと上記中心点との距離である上記半径を調整する半径調整手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項5において、
    上記半径調整手段は、上記プレビュー画像において上記オブジェクトが配置されている位置に応じて、上記半径を伸縮させる手段であることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項において、
    移動するモードと回転するモードとを設定するモード設定手段を有し、
    上記制御手段は、オブジェクトの位置を変えずに回転するように処理することを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1において、
    上記背景画像、上記オブジェクトを拡大縮小する操作手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項1において、
    上記制御手段によって上記オブジェクトを回転する際に、上記プレビュー画像の表示領域にあわせて、上記オブジェクトがはみださないようにサイズを変更する変更手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項9において、
    上記オブジェクトが、テキストデータに対応した画像である場合、上記変更手段は、テキストデータのフォントサイズを変更する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  11. 請求項1において、
    上記合成手段が合成した画像を印刷する印刷手段を有し、
    上記印刷手段は、円形状の記憶媒体へ印刷することを特徴とする画像処理装置。
  12. 背景画像と少なくとも1つのオブジェクトとを合成する合成工程と;
    合成画像をプレビューするプレビュー画像を表示手段に表示する画像表示工程と;
    上記画像表示工程で表示されたオブジェクトを円移動させるためのダイヤル型操作部による入力を検出する検出工程と;
    上記検出工程で検出された上記ダイヤル型操作部の回転量に応じて、背景画像の中心からオブジェクトまでの長さを半径とし、上記背景画像の方向と上記オブジェクトの方向とを保持したまま上記オブジェクトを円移動するように制御する制御工程と;
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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