JP2009170442A - 電子部品移載装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型のディスプレイ装置を開閉カバーや他の装置との干渉を避けながら装備した電子部品移載装置を提供する。
【解決手段】箱状に形成された装置カバー2と、装置カバー2の外であって装置前側の上部に位置付けられたディスプレイ装置3とを備える。装置カバー2は、その一部に前側上部が斜め後上方に向けて開く開閉カバー5を有する。ディスプレイ装置3に、前記開閉カバー5が開閉するときに表示面3aが装置の側方を指向する退避位置に回転させ当該位置に位置付ける回転装置23を設ける。前記回転装置23に、開閉カバー5を開く操作を検出するキースイッチ15と、前記ディスプレイ装置3を退避位置方向に回転させるモータ24とを備えさせた。
【選択図】 図1
【解決手段】箱状に形成された装置カバー2と、装置カバー2の外であって装置前側の上部に位置付けられたディスプレイ装置3とを備える。装置カバー2は、その一部に前側上部が斜め後上方に向けて開く開閉カバー5を有する。ディスプレイ装置3に、前記開閉カバー5が開閉するときに表示面3aが装置の側方を指向する退避位置に回転させ当該位置に位置付ける回転装置23を設ける。前記回転装置23に、開閉カバー5を開く操作を検出するキースイッチ15と、前記ディスプレイ装置3を退避位置方向に回転させるモータ24とを備えさせた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、装置前側の上部に開閉カバーとディスプレイ装置とを備えた電子部品移載装置に関するものである。
従来、電子部品をプリント配線板に実装するための表面実装機や、電子部品を検査用ソケットに移載するためのICハンドラーなどの電子部品移載装置は、運転状態やエラーの内容などを表示するためにディスプレイ装置を備えている。このディスプレイ装置は、液晶ディスプレイによって構成されている。
近年の電子部品移載装置は、動作の制御が複雑になり、ディスプレイ装置に表示する情報量が増大したために、大型のディスプレイ装置を装備するようになってきている。
一方、近年の電子部品移載装置は、工場内などにおける専有面積を可及的小さくするために小型化されている。このため、従来では、このような小型の電子部品移載装置に相対的に大型のディスプレイ装置が取付けられていることになる。
一方、近年の電子部品移載装置は、工場内などにおける専有面積を可及的小さくするために小型化されている。このため、従来では、このような小型の電子部品移載装置に相対的に大型のディスプレイ装置が取付けられていることになる。
従来の電子部品移載装置は、略箱状の装置カバーによって装置全体が覆われている。この装置カバーの前側上部の一部は、メンテナンス時に装置カバー内を露出させるために、開閉カバーになっている。この開閉カバーは、斜め後上方に向けて開くように形成されている。
この開閉カバーは、例えば特許文献1に記載されているように、装置カバーの上面の一部と前面の一部とを形成しており、装置の上端部であって後側を揺動中心として上下方向に揺動することによって開閉する。特許文献1に開示されている装置においては、開閉カバーの前方のディスプレイ装置が配設されている。
特開2005−216885号公報
上述したような開閉カバーを有する装置カバーにディスプレイ装置を設けるに当たっては、ディスプレイ装置を設ける位置如何によっては問題が生じる。すなわち、前記特許文献1に開示されているように、開閉カバーの前方にディスプレイ装置を設けると、開閉カバーを開閉させるときにディスプレイ装置が作業の邪魔になる。しかも、ディスプレイ装置が装置の前方に突出することになるから、装置の前後方向に大型化してしまう。
装置の前後方向を小型に形成するためには、ディスプレイ装置を開閉カバーの横に並べて設けることが考えられる。しかし、この構成を採ると、開閉カバーとの干渉を避けるためには大型のディスプレイ装置を装置の側方に大きく突出させなければならない。
一般に、電子部品移載装置は、前工程を実施するための装置と、後工程を実施するための装置との間に介装された状態で使用されている。このため、上述したようにディスプレイ装置が側方に突出していると、前工程や後工程を実施する装置とディスプレイ装置が干渉してしまう。このため、従来より小型の電子部品移載装置に大型のディスプレイ装置を開閉カバーや他の装置との干渉を避けながら装着できるようにすることが要請されている。
本発明はこのような要請に応えるためになされたもので、大型のディスプレイ装置を開閉カバーや他の装置との干渉を避けながら装備することができる電子部品移載装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る電子部品移載装置は、箱状に形成された装置カバーと、前記装置カバーの外であって装置前側の上部に位置付けられたディスプレイ装置とを備え、前記装置カバーの一部に前側上部が斜め後上方に向けて開く開閉カバーを有する電子部品移載装置において、前記ディスプレイ装置に、前記開閉カバーが開閉するときに表示面が装置の側方を指向する退避位置に回転させ当該位置に位置付ける回転装置を設け、前記回転装置に、開閉カバーを開く操作を検出する第1の検出部と、開閉カバーを開く操作を前記第1の検出部が検出したときに前記ディスプレイ装置を退避位置方向に回転させるアクチュエータとを備えさせたものである。
本発明は、前記発明において、前記回転装置に、前記開閉カバーが全開位置に位置していることを検出する第2の検出部をさらに備えさせ、前記アクチュエータに、前記第2の検出部が検出状態にあるときは前記ディスプレイ装置をその表示面が装置の前方を指向する表示位置に回転させ当該位置に位置付けるものである。
本発明によれば、開閉カバーが開閉するときには、前記回転装置による駆動によってディスプレイ装置を開閉カバーの開閉範囲の外に出すことができる。このため、本発明によれば、ディスプレイ装置の表示面が装置の前方を指向する使用状態において、ディスプレイ装置の一端部が開閉カバーの上方に臨みかつ他端部が電子部品移載装置の側方に突出することがないように、ディスプレイ装置を装備することができる。
したがって、本発明によれば、開閉カバーや、隣接する他の装置との干渉を避けながら、大型のディスプレイ装置を装備した電子部品移載装置を提供することができる。
また、本発明によれば、回転装置に第1の検出部とアクチュエータとを備えさせたから、作業者が開閉カバーを開く操作を行うことによってディスプレイ装置が自動的に前記退避位置方向に回転する。このため、開閉カバーの開閉時には作業者の意思とは無関係にディスプレイ装置が必ず退避位置に位置付けられるから、開閉カバーがディスプレイ装置に当たることを確実に防止することができる。
第2の検出部が検出状態にあるときにディスプレイ装置を表示位置に回転させる発明によれば、例えばメンテナンス時に開閉カバーを開いた状態でディスプレイ装置の表示面が装置の前方を指向する。このため、メンテナンスを行う作業者がメンテナンス中にディスプレイ装置の表示を見ることができる。
以下、本発明に係る電子部品移載装置の一実施例を図1〜図6によって詳細に説明する。この実施例では、電子部品移載装置の一つである表面実装機に本発明を適用する場合の例について説明する。
図1は本発明に係る表面実装機の正面図、図2は表面実装機の装置前側の半部を示す側面図、図3は開閉カバーの断面図、図4は開閉カバーの前端部の一部を破断して示す断面図で、同図においてはカバーロック装置に開閉カバーの係合片を係合させた状態で描いてある。図5は本発明に係る表面実装機の斜視図、図6は回転装置の動作を説明するための図である。
図1は本発明に係る表面実装機の正面図、図2は表面実装機の装置前側の半部を示す側面図、図3は開閉カバーの断面図、図4は開閉カバーの前端部の一部を破断して示す断面図で、同図においてはカバーロック装置に開閉カバーの係合片を係合させた状態で描いてある。図5は本発明に係る表面実装機の斜視図、図6は回転装置の動作を説明するための図である。
これらの図において、符号1で示すものは、この実施例による表面実装機である。この表面実装機1は、図1および図5に示すように、装置外側の略全域が装置カバー2によって覆われている。また、この表面実装機1の装置前側の端部には、図1および図2に示すように、後述するディスプレイ装置3とキーボード4とが装備されている。
前記装置カバー2は、表面実装機本体(図示せず)を前後方向、左右方向および上方から囲む箱状に形成されており、装置前側の上部に開閉カバー5を有している。開閉カバー5は、図3および図5に示すように、斜め後上方に向けて開くことができるように形成されている。
この開閉カバー5は、図3に示すように、装置カバー2の前面2aの一部を構成する前面パネル6と、装置カバー2の上面2bの一部を構成する上面パネル7とによって断面L字状に形成されている。この開閉カバー5は、前記上面パネル7の後端部に取付けられたヒンジ8を介して装置カバー2のフレーム9に上下方向に回動自在に支持されている。この開閉カバー5を開くことによって、装置カバー2の前側上部が開口し、装置カバー2内の表面実装機本体が前方と上方とに向けて露出する。
開閉カバー5の上面パネル7と前記フレーム9との間には、開閉時の速度を減速させたり、開閉カバー5を全開位置に保持するためのダンパー11が設けられている。また、開閉カバー5の前面パネル6と上面パネル7との接続部分であって、開閉カバー5の左側端部には、図3および図4に示すように、後述するカバーロック装置12に係合する板状の係合片13が設けられている。この開閉カバー5は、前記係合片13がカバーロック装置12に係合している状態では開くことができず、この係合状態が解除されることによって、開くことができるようになる。
カバーロック装置12は、装置カバー2における前記開閉カバー5の前記前面パネル6と隣接する前パネル部14に支持されている。このカバーロック装置12の内部には、図示してはいないが、前記係合片13に接近する方向にばねによって付勢されて係合片13に係合するフックと、このフックを前記ばねの弾発力に抗して係合が解除される方向(ロックが解除される方向)へ動作させるロック解除機構とが設けられている。
前記フックは、開閉カバー5を閉じることによって自動的に係合片13に係合するように構成されている。前記ロック解除機構は、この実施例においては、ソレノイドの押圧力によって前記フックを係合が解除される方向へ移動させる構成のものが用いられている。ソレノイドは、表面実装機1の前面部に設けられたキースイッチ15(図1参照)を操作することによって動作する。
このカバーロック装置12は、図1に示すように、開閉カバー5を閉じることにより、前記フックが係合片13に係合し、開閉カバー5の開動作を規制するロック状態になる。また、このカバーロック装置12は、前記キースイッチ15にキー(図示せず)を挿入してロック解除方向に回すことによって、前記ソレノイドがフックを係合が解除される方向へ移動させ、開閉カバー5の開動作を許容するロック解除状態になる。
前記ディスプレイ装置3は、この表面実装機1の運転状態、各種の入力データ、アラームの内容などを表示するためのものである。このディスプレイ装置3は、図1および図2に示すように、液晶ディスプレイ21と支柱22とを備え、後述する回転装置23を介して前記装置カバー2に取付けられている。ディスプレイ装置3が設けられる位置は、装置カバー2における装置前側の上端部であって装置右側の端部である。
前記回転装置23は、前記支柱22に連結された減速機付きのモータ24と、前記キースイッチ15と、開閉カバー5が全開位置に位置していることを検出するためのリミットスイッチ25(図3参照)と、図示していない制御回路などによって構成されている。この実施例においては、前記モータ24によって請求項2に記載した発明でいうアクチュエータが構成され、前記キースイッチ15によって第1の検出部が構成されている。また、前記リミットスイッチによって、請求項4に記載した発明でいう第2の検出部が構成されている。
前記モータ24は、前記支柱22を上下方向の軸線回りに90°回動させる。詳述すると、このモータ24は、図1に示すように、ディスプレイ装置3の表示面3aが表面実装機1の前方を指向する表示位置と、図1中に二点鎖線で示すように、前記表示面が例えば表面実装機1の左方を指向する退避位置との間でディスプレイ装置3を回動させる。
ディスプレイ装置3は、図1に示すように、表示面3aが表面実装機1の前方を指向するようにして液晶ディスプレイ21の右端を表面実装機1の右端と略同じ位置に位置付けた状態で、液晶ディスプレイの左側端部が開閉カバー5の上方に臨むような大きさのものが使用されている。このため、このディスプレイ装置3が前記表示位置に位置している状態では、開閉カバー5を開くとこれがディスプレイ装置3に当たってしまう。
前記モータ24の動作は、前記制御回路によって制御される。たとえば、このモータ24は、前記キースイッチ15が操作されたとき、換言すればカバーロック装置12をロック状態からロック解除状態に切換えるためにキースイッチ15が操作されたときに、ディスプレイ装置3が前記退避位置に位置付けられるように支柱22を回転させる。また、モータ24は、キースイッチ15が初期位置に戻されたときまたはキースイッチ15からキーが抜かれたときに、ディスプレイ装置3を前記退避位置から前記表示位置に位置付けられるように回転させる。
なお、ディスプレイ装置3が待避位置方向に回転するまでは開閉カバー5を開くことができないようにするためには、下記の2通りの手法を採ることができる。第1の手法は、キースイッチ15に検出位置を複数設ける。すなわち、キーを回転させて第1の検出位置に達したときにモータ24を回転させ、さらにキーを回してキーが第2の検出位置に達したときに、カバーロック装置12をロック解除状態に切換える。
第2の手法は、キースイッチ15の検出位置を一つとし、キーが操作されることにより最初にモータ24が回転し、このモータ24の回転が終了した後にカバーロック装置12をロック解除状態に切換える。このような構成を採ることにより、モータ24の回転後にカバーロック装置12をロック解除状態にすることができるから、ディスプレイ装置3が退避位置に位置付けられる以前に開閉カバー5が開くのを防ぐことができる。
また、開閉カバー5を開ける操作が行われたことを検出するためには、キースイッチ15を使用する代わりに、カバーロック装置12の近傍に設けたセンサ31(図4参照)を用いることができる。このセンサ31としては、たとえば前記係合片13の有無を光学的に検出するものが挙げられる。この場合は、開閉カバー5が僅かに開いた後にモータ24が回転するようになる。
前記リミットスイッチ25は、たとえば開閉カバー5が全開位置に位置しているときに検出用の回路を閉じる構成のものを用いることができる。この実施例によるモータ24は、このリミットスイッチ25が前記検出状態(開閉カバー5が全開位置に位置しているときの状態)にあるときに、前記ディスプレイ装置3を前記待避位置から前記表示位置方向に回転させる。また、このモータ24は、前記リミットスイッチ25が前記検出状態ではなくなったときにディスプレイ装置3を前記表示位置から前記退避位置方向に回転させる。
次に、上述したように構成された表面実装機1の動作について説明する。この表面実装機1は、図1、図2および図6(A),(B)に示すように、開閉カバー5が閉じられるとともに、ディスプレイ装置3が表示位置に位置している状態で運転する。図6(A),(C),(E)は各工程における要部の正面図、図6(B),(D),(F)は各工程における要部の側面図である。
この表面実装機1において、たとえばメンテナンスを行うときは、先ず、キースイッチ15にキー(図示せず)を挿入し、キースイッチ15を操作する(キーを回す)。このスイッチ操作により、カバーロック装置12がロック状態からロック解除状態に切換えられるとともにモータ24が回転し、図6(C),(D)に示すように、ディスプレイ装置3が表示位置から退避位置方向に回転させ退避位置に位置付ける。
ディスプレイ装置3の回転が終了した後、図6(C),(D)中に二点鎖線で示すように、作業者が開閉カバー5を開く。このときには、ディスプレイ装置3が開閉カバー5の開閉範囲の外に移動しているから、開閉カバー5がディスプレイ装置3に当たることはない。
開閉カバー5が全開位置に達すると、前記リミットスイッチ25が検出状態になり、図6(E),(F)に示すように、モータ24による駆動によってディスプレイ装置3が退避位置から表示位置方向に回転させ当該位置に位置付ける。このため、ディスプレイ装置3の表示を見ながらメンテナンスを行うことができる。
開閉カバー5が全開位置に達すると、前記リミットスイッチ25が検出状態になり、図6(E),(F)に示すように、モータ24による駆動によってディスプレイ装置3が退避位置から表示位置方向に回転させ当該位置に位置付ける。このため、ディスプレイ装置3の表示を見ながらメンテナンスを行うことができる。
この実施例では、メンテナンス終了後、前記リミットスイッチ25を検出状態ではなくなるように、開閉カバー5を全開位置から僅かに閉じることによって、モータ24の駆動によりディスプレイ装置3が表示位置から退避位置方向に回転させ当該位置に位置付ける。ディスプレイ装置3が退避位置に位置付けられた後、作業者が開閉カバー5を全閉状態になるように閉じ、キースイッチ15からキーを抜く。このようにキースイッチ15からキーが抜かれることによって、モータ24がディスプレイ装置3を退避位置から表示位置に位置付けられるから、表面実装機1が運転可能な状態になる。
この実施例による表面実装機1においては、開閉カバー5が開閉するときには、前記モータ24による駆動によってディスプレイ装置3を開閉カバー5の開閉範囲の外に出すことができる。このため、この実施例によれば、ディスプレイ装置3の表示面3aが装置の前方を指向する使用状態において、ディスプレイ装置3の一端部が開閉カバー5の上方に臨みかつ他端部が表面実装機1の側方に突出することがないように、大型のディスプレイ装置3を装備することができる。
したがって、この実施例によれば、大型のディスプレイ装置3を装備しているにもかかわらず、このディスプレイ装置3が前記開閉カバー5や、隣接する他の装置と干渉することがない表面実装機を提供することができる。
この実施例による表面実装機1は、キースイッチ15が操作されたときに回転装置23のモータ24がディスプレイ装置3を回転させるから、作業者が開閉カバー5を開く操作を行うことによって、ディスプレイ装置3が自動的に前記退避位置に位置付けられる。このため、この実施例によれば、開閉カバー5の開閉時には作業者の意思とは無関係にディスプレイ装置3が必ず退避位置に位置付けられるから、開閉カバー5がディスプレイ装置3に当たることを確実に防止することができる。
この実施例においては、カバーロック装置12によるロック状態を解除するときに操作するキースイッチ15を用いてモータ24の回転開始時期を検出しているから、キースイッチ15の操作後にディスプレイ装置3を前記退避位置に位置付けてから、このディスプレイ装置3の回転が終了した後に開閉カバー5を開くことができる。
このため、ディスプレイ装置3の退避位置方向への回転が終了した後に開閉カバー5を開けることができるから、開閉カバー5がディスプレイ装置3に当たるのをより一層確実に防ぐことができる。
この実施例においては、リミットスイッチ25が検出状態にあるときにモータ24がディスプレイ装置3を表示位置に位置付けるから、メンテナンス時に開閉カバー5を開いた状態でディスプレイ装置3の表示面3aが装置の前方を指向する。このため、作業者がディスプレイ装置3の表示を見ながらメンテナンスをすることができる。
この実施例においては、本発明を表面実装機に適用する場合の例を示したが、本発明は、他の電子部品移載装置、たとえばICハンドラーにも適用することができる。
また、この実施例では開閉カバー5が全開位置に位置していることをリミットスイッチ25によって検出する例を示したが、開閉カバー5の位置を検出するためには、リミットスイッチ25に限定されることはなく、他のスイッチやセンサを使用することができる。
また、この実施例では開閉カバー5が全開位置に位置していることをリミットスイッチ25によって検出する例を示したが、開閉カバー5の位置を検出するためには、リミットスイッチ25に限定されることはなく、他のスイッチやセンサを使用することができる。
さらに、この実施例では開閉カバー5が開いた後にディスプレイ装置3を待避位置から表示位置に回転させ位置付ける例を示したが、ディスプレイ装置3は、開閉カバー5が開いている間は待避位置に保持しておくことができる。この場合は、開閉カバー5が閉じた後にディスプレイ装置3が表示位置に位置付けられることになる。この構成を採る場合は、前記リミットスイッチ25は不要になる。
さらにまた、上述した実施例では、ディスプレイ装置3を待避位置方向に回転させるに当たって、表示面3aが装置左側(開閉カバー5側)を指向するように回転方向が設定されているが、ディスプレイ装置3の回転方向は逆方向でもよい。すなわち、ディスプレイ装置3の退避位置は、表示面3aが実施例とは左右逆方向(表面実装機1の右方)を指向する位置でもよい。
加えて、上述した実施例では回転装置23のアクチュエータとしてモータ24を使用する例を示したが、アクチュエータはどのようなものでもよい。たとえば、アクチュエータとしては、モータ24の代わりにエアモータやエアシリンダなど、空気の圧力を利用するものを使用することができる。
1…表面実装機、2…装置カバー、3…ディスプレイ装置、5…開閉カバー、15…キースイッチ、23…回転装置、24…モータ、25…リミットスイッチ、31…センサ。
Claims (2)
- 箱状に形成された装置カバーと、前記装置カバーの外であって装置前側の上部に位置付けられたディスプレイ装置とを備え、前記装置カバーの一部に前側上部が斜め後上方に向けて開く開閉カバーを有する電子部品移載装置において、
前記ディスプレイ装置には、前記開閉カバーが開閉するときに表示面が装置の側方を指向する退避位置に回転させ当該位置に位置付ける回転装置が設けられ、
前記回転装置は、開閉カバーを開く操作を検出する第1の検出部と、開閉カバーを開く操作を前記第1の検出部が検出したときに前記ディスプレイ装置を退避位置方向に回転させるアクチュエータとを備えていることを特徴とする電子部品移載装置。 - 請求項1記載の電子部品移載装置において、前記回転装置は、前記開閉カバーが全開位置に位置していることを検出する第2の検出部をさらに備え、
前記アクチュエータは、前記第2の検出部が検出状態にあるときは前記ディスプレイ装置をその表示面が装置の前方を指向する表示位置に回転させ当該位置に位置付けることを特徴とする電子部品移載装置。
Priority Applications (1)
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JP2008003345A JP2009170442A (ja) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | 電子部品移載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014049832A1 (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | 富士機械製造株式会社 | パネル装置、および作業機 |
WO2015140896A1 (ja) * | 2014-03-17 | 2015-09-24 | 富士機械製造株式会社 | パネル装置、および作業機 |
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2008
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