JP2009169956A6 - 測定システムおよび測定システムの監視方法 - Google Patents

測定システムおよび測定システムの監視方法 Download PDF

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Abstract

【課題】センサの電気エネルギー供給の停止に起因して誤って求められた位置を認識することを可能にする。
【解決手段】運動可能な要素(20)の位置を求めるためのセンサ(14)と、第1の電気エネルギー蓄積器(13)とを備え、第1の電気エネルギー蓄積器(13)が、センサ(14)の外部供給電圧(U)の異常低下時に、記憶されているセンサ(14)のカウント内容が外部供給電圧(U)の異常低下時に維持されたままであるように、センサ(14)の少なくとも一部に電気エネルギーを供給し、第1の電気エネルギー蓄積器(13)が第1の補助供給電圧(UH1)を発生し、第1のデータ(12)がセンサ(14)の基準マーク(3)の最初の検出時にセンサ(14)内に記憶され、センサの外部供給電圧(U)の異常低下およびセンサ(14)の第1の補助供給電圧(UH1)の異常低下の際に第1のデータ(12)が消去される。
【選択図】図1

Description

本発明は、運動可能な要素の位置を求めるためのセンサを有する測定システムの監視方法に関する。
更に、本発明は、運動可能な要素の位置を求めるためのセンサを有する測定システムに関する。
とりわけ自動化技術の技術分野においては、例えば機械軸を駆動するための駆動装置のモータ軸のような運動可能な要素の位置を求めるために、測定システム、特に増分測定システムが使用される。センサが基準マークを有する増分測定システムにより、基準マーク通過に基づいて次によって絶対位置が検出可能である。すなわち、基準マーク(零位置)の通過に基づいて、通過された増分がカウンタにより完全に考慮されることによって、絶対位置が検出可能である。この場合に、通過された増分のカウント内容は概略位置に相当し、更に補間法によって微細位置が求められる(例えば、特許文献1参照)。概略位置および微細位置は共に絶対位置である。
とりわけ工作機械、生産機械および/またはロボットの場合に、このような測定システムは、一般に機械の運動可能な要素を制御および/または調節するために用いられる制御および/または調節装置から、通常動作時に電気エネルギーを供給される。制御および/または調節装置が遮断された際に、多くのこの種の測定システムの場合には、通過された増分についてのカウント内容が失われ、および/または遮断後には通過される増分がもはや考慮されない。制御および/または調節装置の再投入後に、このような測定システムにおいて、絶対位置を決定することができるためには、先ず、最初に再び基準マークが通過されなければならない。
しかしながら、従来技術によれば、この問題は、制御および/または調節装置の遮断後も測定システムに給電するバッテリを備えさせることによって解決することができる。このような測定システムは公知である(例えば、特許文献2参照)。これにおいては、例えばセンサの電気的構成部分の全体がエネルギーを供給されるのではなくて、センサの一部のみが電気エネルギーを供給される。センサは、このようにして通常動作におけるよりもエネルギー節約モードにて動作させられる。場合によっては、例えばカウント内容の記憶のための単一のRAMのみが給電される(この場合には、制御および/または調節装置の遮断時において場合によって起こり得る運動可能な要素の運動は、もちろん検出不可能である)。場合によっては、例えばそうでなければ連続的に動作させられる光学的センサの発光ダイオードもパルス状にしか動作させられず、補間電子ユニットは全く動作させられないので、微細位置は、もはや全く検出されないか、または、さもなければ普通は依然として通過増分を計数するに十分であるのと同じように良好には検出されない。更に、他の文献からセンサが公知である(例えば、特許文献3および特許文献4参照)。
この従来技術における欠点は、バッテリの電圧喪失時におけるエネルギー供給不足の際に、通過される要素のカウント内容が消去または変更され得ることにある。これは、特に通常動作においてセンサへのエネルギー供給を保証するセンサ外部からのエネルギー供給の長すぎる停止の際に発生する。その際に、制御および/または調節装置の再投入後およびそれにともなうセンサ通常動作のための外部電源電圧の回復後において、センサによって求められた位置がなおも実際に運動可能な要素の本当の位置に一致していることがもはや保証されない。なぜならば、その間においてバッテリによって発生させられる補助供給電圧が、少なくともセンサの重要な電気構成部分に十分なエネルギーを供給するには、あまりにも大幅に低下しているからである。
更に、カウント内容の記憶のために不揮発性メモリを使用し、独立のエネルギー源として電気機械的なスナップ機構を用いるセンサが公知である(例えば、特許文献5参照)。この場合は、とりわけ比較的高価な機械装置が欠点である。
独国特許出願公開第2729697号明細書 欧州特許出願公開第0362407号明細書 独国特許出願公開第3586937号明細書 欧州特許出願公開第0158781号明細書 独国実用新案登録出願公開第202004000413号明細書
本発明の課題は、センサの電気エネルギー供給の停止に起因して誤って求められた位置を認識することにある。
この課題は、測定システムが、運動可能な要素の位置を求めるためのセンサと、第1の電気エネルギー蓄積器とを有し、第1の電気エネルギー蓄積器が、センサの外部供給電圧Uの異常低下時に、記憶されているセンサのカウント内容が外部供給電圧の異常低下時に維持されたままであるように、センサの少なくとも一部に電気エネルギーを供給し、第1の電気エネルギー蓄積器が第1の補助供給電圧を発生し、第1のデータがセンサの基準マークの最初の検出時にセンサ内に記憶され、センサの外部供給電圧の異常低下およびセンサの第1の補助供給電圧の異常低下の際に第1のデータが消去される測定システムの監視方法によって解決される。
更にこの課題は、運動可能な要素の位置を求めるためのセンサと、第1の電気エネルギー蓄積器とを備え、第1の電気エネルギー蓄積器が、センサの外部供給電圧の異常低下時に、記憶されているセンサのカウント内容が外部供給電圧の異常低下時に維持されたままであるように、センサの少なくとも一部に電気エネルギーを供給し、第1の電気エネルギー蓄積器が第1の補助供給電圧を発生し、第1のデータがセンサの基準マークの最初の検出時にセンサ内に記憶可能であり、センサの外部供給電圧の異常低下およびセンサの第1の補助供給電圧の異常低下の際に第1のデータが消去可能である測定システムによって解決される。
本発明の有利な実施態様は従属請求項に記載されている。
方法の有利な実施態様は測定システムの有利な実施態様に類似してもたらされ、またその逆も同様である。
外部供給電圧の回復後に第1のデータがセンサから監視ユニットに伝達され、監視ユニットによって第1のデータが第2のデータと比較され、第1のデータと第2のデータとの不一致時に誤って求められた位置であるとの判定がなされると有利であることが分かった。これによって、誤って求められた位置の信頼性のある認識が可能にされる。
更に、外部供給電圧の回復後に、消去された第1のデータが存在する場合に、求められた位置が、誤りのあるチェックサムと共に監視ユニットに伝達され、チェックサムが監視ユニットによって検査され、誤りとして認識されたチェックサムの場合に、誤って求められた位置であるとの判定がなされると有利であることが分かった。これによって簡単にセンサの誤って求められた位置が認識される。
更に、第1のデータがビットの形で存在すると有利であることが分かった。ビットの形での第1のデータの構成はデータの特に簡単な構成である。
更に、第2のデータがセンサに伝達され、センサの基準マークの最初の検出時に第1のデータとしてセンサ内に記憶されると有利であることが分かった。この措置によって第1のデータおよび第2のデータの例えば機械の最初の使用開始時における調整が保証される。この場合に第2のデータが、例えば制御および/または調節装置のシリアルナンバーの形で存在するとよい。
更に、監視ユニットは運動可能な要素を制御および/または調節するための制御および/または調節装置の構成部分であると有利であることが分かった。なぜならば、監視ユニットの実現のための付加的なハードウェアが省略できるからである。
更に、第1のデータは求められた位置と一緒に伝達されると有利であることが分かった。なぜならば、データが求められた位置と一緒に1つのデータ電信内で伝達できるからである。
更に、センサの外部供給電圧の異常低下時にセンサの少なくとも一部は、通過される増分がカウントされるように、第1の電気エネルギー蓄積器から付加的に電気エネルギーを供給されると有利であることが分かった。なぜならば、供給電圧喪失中に運動可能な要素が運動した場合にもカウント内容が正しいからである。
更に、外部供給電圧の回復後に、第1のデータがセンサから監視ユニットに伝達可能であり、監視ユニットによって第1のデータが第2のデータと比較可能であり、監視ユニットが、第1のデータと第2のデータとの不一致時に、誤って求められた位置であるとの判定をなすと有利であることが分かった。これによって、誤って求められた位置の信頼性のある認識が可能にされる。
更に、外部供給電圧の回復後に、消去された第1のデータが存在する場合に、求められた位置が、誤りのあるチェックサムと共に監視ユニットに伝達可能であり、チェックサムが監視ユニットによって検査可能であり、監視ユニットが、誤りとして認識したチェックサムの場合に、誤って求められた位置であるとの判定をなすと有利であることが分かった。これによって簡単にセンサの誤って求められた位置が認識される。
測定システムが第2のエネルギー蓄積器を有し、第2のエネルギー蓄積器が、第1のデータを消去するためのエネルギーを供給すると有利であることが分かった。これによって簡単に第1のデータの消去過程のためのエネルギー供給が保証される。
更に、本発明による測定システムを有する工作機械、生産機械および/またはロボットを構成すると有利であることが分かった。
本発明の実施例を図面に示し、以下において更に詳細に説明する。図1は本発明による測定システムを示す。
図1には概略図の形で本発明による測定システムが示されている。分かり易さのために、本発明の理解に必要な要素のみが示されている。センサ14は円板1を有し、その円板1の回転軸18が、実施例の枠内ではモータ軸20の形で存在する運動可能な要素に接続されている。センサ14は、このようにして位置を、すなわち実施例の枠内ではモータ軸20の回転角を検出する。センサ14は、このために円状に配置された増分からなる増分トラックを有する。図1には模範的に増分が参照符号2を付されている。円板1は更に基準マーク3を備えている。感応手段4により円板1の回転運動時に基準マーク3の通過および増分の通過が記録され、評価回路7に伝達され、このことが矢印6によって示されている。連続する増分はカウンタ21によってカウントされ、カウント内容はメモリ8に保存される。カウント内容に基づいてモータ軸20の位置が決定され、例えば接続線16を介して、運動可能な要素の位置の制御および/または調節に用いられる制御および/または調節装置9に伝送される。
センサの通常動作におけるエネルギー供給のために、測定システムは電圧発生装置10を有する。電圧発生装置10は、センサ14へのエネルギー供給のために、外部供給電圧Uを発生し、電圧供給線11を介してセンサ14に外部からエネルギーを供給する。電圧供給装置10は、実施例の枠内では、制御および/または調節装置9の構成部分である。しかしながら、これは必ずしも必要ではなく、制御および/または調節装置9とは関係なく制御および/または調節装置9の外側に配置されていてもよい。
更にセンサ14は第1のエネルギー蓄積器13を有する。第1のエネルギー蓄積器13は、例えばバッテリまたはコンデンサまたは両者の組み合わせの形で構成されている。第1のエネルギー蓄積器13は第1の補助供給電圧UH1を発生する。外部供給電圧Uの異常低下時に、メモリ8に記憶されているセンサ14のカウント内容が維持されたままであるように、第1のエネルギー蓄積器13によって或る時間にわたってセンサ14の少なくとも一部分に電気エネルギーが供給される。第1のエネルギー蓄積器13は減結合(分離)ダイオード5を介して電圧発生装置10から電気的に減結合(分離)されている。外部供給電圧Uの異常低下時に第1の補助電圧UH1が供給線11に印加され、その際における減結合ダイオード5における電圧降下は無視できる。
電圧発生装置10が長い時間にわたって異常低下または遮断され、それにより第1のエネルギー蓄積器13がますます空になっていくと、第1の補助電圧UH1が時間にともなって低下する。第1の補助供給電圧UH1が臨界値以下に低下したとき(第1の補助供給電圧UH1の臨界値以下への低下は、第1の補助供給電圧UH1の喪失を意味する。)、メモリ8内のカウント内容が失われ、すなわち消去または変更される。これは誤って求められた位置となり、このことが、通常の測定システムにおける制御および/または調節装置9によっては気づかれない。これは運動可能な要素の運動の誤りのある制御および/または調節をもたらし得る。
制御および/または調節装置9はセンサ14と共に、接続線16を介してデータ交換のために互いに接続されている。本発明によれば、センサの感応手段4による基準マークの最初の検出時における第1のデータ12がメモリ8に記憶され、センサ14の外部供給電圧Uの異常低下およびセンサ14の第1の補助供給電圧UH1の異常低下の際に第1のデータ12が消去される。実施例の枠内では第1のデータ12が不揮発性メモリ28に記憶されている。不揮発性メモリ28における第1のデータ12の消去を可能にすべく、第1の補助供給電圧UH1の異常低下後もなおもエネルギー蓄積を有するようにするために、センサ14は、第2の補助供給電圧UH2を発生する第2のエネルギー蓄積器26を、例えばコンデンサの形で有する。しかしながら、第1のデータ12は代替として揮発性メモリに記憶されていてもよい。この場合に第2のエネルギー蓄積器26は必要でない。なぜならば、第1の補助供給電圧UH1の異常低下にともなって同時に揮発性メモリも消去され、したがって第1のデータ12も消去されるからである。ここで指摘しておくに、本発明の枠内において、データの消去とはエネルギー喪失時におけるデータ変化であるとも理解される。
制御および/または調節装置9は計算装置19を有し、この計算装置19により制御および/または調節装置9は運動可能な要素を相応に運動させる。計算装置19は、例えば機械の数値制御装置(NC制御装置)の形で構成されているとよい。更に、制御および/または調節装置9は、実施例の枠内では計算装置19上で動作するソフトウェアの形で構成されている監視ユニット15を有する。しかし、監視ユニット15は、制御および/または調節装置9上において単独のハードウェアの形で実現されていてもよい。
制御および/または調節装置9は例えば遮断後再び投入され、それにともなって外部供給電圧Uが回復されたときには、第1のデータがセンサ14から監視ユニット15に伝達され、引続いて監視ユニット15によって第1のデータ12が、計算装置19内に記憶された第2のデータと比較され、第1のデータと第2のデータとの不一致の場合には、誤って求められた位置であるとの判定がなされる。
最も簡単な場合には第1のデータは2進数「1」からなる。この場合にセンサの最初の投入時に第1のデータが2進数「0」に規定されてセットされる。感応手段4が基準マーク3を最初に検出したときに、第1のデータ12は「1」にセットされることによってセンサ内に記憶される。センサ14の外部供給電圧Uの異常低下後に、センサ14の第1の補助供給電圧UH1の異常低下時に第1のデータ12は2進数「0」にセットされることによって消去される。外部供給電圧UVの回復後に、第1のデータ12、すなわち2進数「0」は、センサ14から監視ユニット15に伝達され、監視ユニット15によって、第1のデータ12が2進数の値「0」であるかそれとも「1」であるかをチェックすることによって第2のデータ17と比較される。ここで指摘しておくに、本発明の枠内では、第1のデータが2進数「1」を有するかそれとも2進数「0」を有するかのチェックも、本発明のこの実施例では2進数の値「1」を有する第2のデータ17との比較として理解される。第1のデータ12と第2のデータ17とが一致しない場合、誤って求められた位置であるとの判定がなされる。
しかし、第1のデータおよび第2のデータは、必ずしも上述のようにビットの形で存在しなければならないわけではなく、複数の数および/または文字からなっていてもよい。例えば、第2のデータ17が計算装置19のシリアルナンバーの形で存在していてよい。計算装置19には第2のデータ17が記憶されている。第2のデータ17はセンサ14に伝達され、そこにおいてセンサ14の基準マーク3の最初の検出時に第1のデータ12として記憶される。例えば、引続いて制御および/または調節装置9が遮断され、その後に再び投入された場合に、先ず第1のデータ12が制御および/または調節装置9に伝達され、そして特に監視ユニット15に伝達され、そこにおいて第2のデータ17と比較される。第1のデータ12と第2のデータ17とが一致しない場合、誤って求められた位置であるとの判定がなされる。なぜならば、外部供給電圧の電圧喪失期間中に第1の補助供給電圧UH1が喪失状態に至り、それによって評価ユニット7内のカウント内容が変化してしまうからである。この場合に第1のデータ12は、求められた位置と一緒にセンサ14から制御および/または調節装置9および特に監視ユニット15に、例えば1つのデータ電信内で伝達されると好ましい。
しかし、上述の評価に対する代替として、第1のデータ12が既にセンサ14において評価されてもよい。本発明のこの構成の場合には、評価ユニット7が外部供給電圧UH1の回復後に第1のデータ12をチェックし、消去された第1のデータが存在する場合には、求められた位置が評価ユニット7から意図的に誤りのあるチェックサムと共に監視ユニット15に伝達され、チェックサム(check sum)が監視ユニットによって検査され、誤りとして認識されたチェックサムの場合には誤って求められた位置であるとの判定がなされる。
この場合にチェックサムは、例えば各伝達される位置値と一緒に制御および/または調節装置9に伝達されるCRCチェックサムであってよい。
基準マークの最初の検出は、例えば機械の納入および設置後における最初の使用開始時に行なわれるとよい。
ここで指摘しておくに、図1には理解のためにセンサ14の主たる要素しか示されていない。センサ14は、例えば複数の増分トラックを持つこと、および/または例えば微細位置(正弦/余弦トラック信号)の検出のための複数の感応手段4を持つこと、ならびに連続する増分の検出のための複数のカウンタおよび複数のカウント内容を持つことも可能である。エネルギー蓄積器13は、外部供給電圧の異常低下時に個々のカウント内容が維持されるようにメモリ8に相応に給電する。
更に個々で指摘しておくに、エネルギー蓄積器13はセンサ14の外部に配置されていてもよい。
本発明による測定システムの実施例を示す概略図
1 円板
2 増分
3 基準マーク
4 感応手段
5 減結合ダイオード
6 矢印
7 評価ユニット
8 メモリ
9 制御および/または調節装置
10 電圧発生装置
11 電圧供給線
12 第1のデータ
13 第1のエネルギー蓄積器
14 センサ
15 監視ユニット
16 接続線
17 第2のデータ
18 回転軸
19 計算装置
20 モータ軸
21 カウンタ
26 第2のエネルギー蓄積器
28 不揮発性メモリ

Claims (13)

  1. 測定システムが、運動可能な要素(20)の位置を求めるためのセンサ(14)と、第1の電気エネルギー蓄積器(13)とを有し、第1の電気エネルギー蓄積器(13)が、センサ(14)の外部供給電圧(U)の異常低下時に、記憶されているセンサ(14)のカウント内容が外部供給電圧(U)の異常低下時に維持されたままであるように、センサ(14)の少なくとも一部に電気エネルギーを供給し、第1の電気エネルギー蓄積器(13)が第1の補助供給電圧(UH1)を発生し、第1のデータ(12)がセンサ(14)の基準マーク(3)の最初の検出時にセンサ(14)内に記憶され、センサの外部供給電圧(U)の異常低下およびセンサ(14)の第1の補助供給電圧(UH1)の異常低下の際に第1のデータ(12)が消去されることを特徴とする測定システムの監視方法。
  2. 外部供給電圧(U)の回復後に第1のデータ(12)がセンサ(14)から監視ユニット(15)に伝達され、監視ユニット(15)によって第1のデータ(12)が第2のデータ(17)と比較され、第1のデータ(12)と第2のデータ(17)との不一致時に、誤って求められた位置であるとの判定がなされることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 外部供給電圧(U)の回復後に、消去された第1のデータ(12)が存在する場合に、求められた位置が、誤りのあるチェックサムと共に監視ユニット(15)に伝達され、チェックサムが監視ユニット(15)によって検査され、誤りとして認識されたチェックサムの場合に、誤って求められた位置であるとの判定がなされることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 第1のデータ(12)がビットの形で存在することを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載の方法。
  5. 第2のデータ(17)がセンサ(14)に伝達され、センサ(14)の基準マーク(3)の最初の検出時に第1のデータ(12)としてセンサ(14)内に記憶されることを特徴とする請求項2又は4記載の方法。
  6. 監視ユニット(15)は運動可能な要素を制御および/または調節するための制御および/または調節装置(9)の構成部分であることを特徴とする請求項1乃至5の1つに記載の方法。
  7. 第1のデータ(12)は求められた位置と一緒に伝達されることを特徴とする請求項2、4、5および6の1つに記載の方法。
  8. センサ(14)の外部供給電圧(U)の異常低下時にセンサ(14)の少なくとも一部は、通過される増分がカウントされるように、第1の電気エネルギー蓄積器(13)から付加的に電気エネルギーを供給されることを特徴とする請求項1乃至7の1つに記載の方法。
  9. 運動可能な要素(20)の位置を求めるためのセンサ(14)と、第1の電気エネルギー蓄積器(13)とを備え、第1の電気エネルギー蓄積器(13)が、センサ(14)の外部供給電圧(U)の異常低下時に、記憶されているセンサ(14)のカウント内容が外部供給電圧(U)の異常低下時に維持されたままであるように、センサ(14)の少なくとも一部に電気エネルギーを供給し、第1の電気エネルギー蓄積器(13)が第1の補助供給電圧(UH1)を発生し、第1のデータ(12)がセンサ(14)の基準マーク(3)の最初の検出時にセンサ(14)内に記憶可能であり、センサ(14)の外部供給電圧(U)の異常低下およびセンサ(14)の第1の補助供給電圧(UH1)の異常低下の際に第1のデータ(12)が消去可能であることを特徴とする測定システム。
  10. 外部供給電圧(U)の回復後に、第1のデータ(12)がセンサ(14)から監視ユニット(15)に伝達可能であり、監視ユニット(15)によって第1のデータ(12)が第2のデータ(17)と比較可能であり、監視ユニット(15)が、第1のデータ(12)と第2のデータ(17)との不一致時に、誤って求められた位置であるとの判定をなすことを特徴とする請求項9記載の測定システム。
  11. 外部供給電圧(U)の回復後に、消去された第1のデータ(12)が存在する場合に、求められた位置が、誤りのあるチェックサムと共に監視ユニット(15)に伝達可能であり、チェックサムが監視ユニット(15)によって検査可能であり、監視ユニット(15)が、誤りとして認識したチェックサムの場合に、誤って求められた位置であるとの判定をなすことを特徴とする請求項9記載の測定システム。
  12. 測定システムが第2のエネルギー蓄積器(26)を有し、第2のエネルギー蓄積器(26)が、第1のデータ(12)を消去するためのエネルギーを供給することを特徴とする請求項9乃至11の1つに記載の測定システム。
  13. 請求項9乃至12の1つに記載の測定システムを有する工作機械、生産機械および/またはロボット。
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