JP2009168863A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置本体(U1)の排出媒体積載部(TRh)に支持される媒体搬送装置(U2)は、媒体(S)の搬送方向の長さが排出媒体積載部(TRh)の媒体搬送方向の長さに比べて短く形成され、排出媒体積載部(TRh)の上方且つ媒体搬送装置(U2)の後処理装置向け排出口(2)の排出方向下流側に後処理装置連結空間(U2a)が形成され、後処理装置(U3)は、後処理装置(U3)の前記画像形成装置本体側壁面(H1)に対して画像形成装置本体(U1)側に突出し、且つ、後処理装置連結空間(U2a)に食い込むように配置される後処理装置搬入部(H2)を有し、後処理装置搬入口(3)と前記媒体搬送制御部材(4)とが、後処理装置搬入部(H2)に配置された画像形成装置(U)。
【選択図】図1
Description
媒体に画像を記録する画像記録部と、前記画像記録部で記録された媒体が排出される媒体排出口と、前記媒体排出口から排出された媒体が積載される排出媒体積載部と、を有する画像形成装置本体と、
前記媒体排出口から排出された画像が記録された媒体が搬入される搬送装置搬入口と、媒体が搬送される媒体搬送路と、搬送された媒体が排出される後処理装置向け排出口と、を有し、前記排出媒体積載部に支持される記録済み媒体搬送装置と、
前記後処理装置向け排出口から排出された媒体が搬入される後処理装置搬入口と、搬入された媒体が搬送される媒体搬送路と、前記媒体搬送路に配置され且つ前記媒体搬送路における媒体の搬送を制御する媒体搬送制御部材と、前記媒体搬送路に配置され且つ前記媒体に後処理を行う第1の後処理部と、前記媒体搬送路の搬送方向下流側に配置され且つ前記媒体搬送路を搬送された媒体が積載される媒体積載部と、前記媒体積載部に積載された媒体に後処理を行う第2の後処理部と、前記第2の後処理部で後処理された前記媒体が排出されて積載される後処理済み媒体積載部と、を有する後処理装置と、
を備え、
前記媒体搬送装置は、前記媒体の搬送方向の長さが前記排出媒体積載部の前記媒体搬送方向の長さに比べて短く形成され、
前記排出媒体積載部の上方且つ前記後処理装置向け排出口の排出方向下流側に後処理装置連結空間が形成され、
前記後処理装置は、前記後処理装置の前記画像形成装置本体側壁面に対して前記画像形成装置本体側に突出し、且つ、前記後処理装置連結空間に食い込むように配置される後処理装置搬入部を有し、
前記後処理装置搬入口と前記媒体搬送制御部材とが、前記後処理装置搬入部に配置された
ことを特徴とする。
少なくとも前記第1の後処理部の一部が前記後処理装置搬入部に配置された
ことを特徴とする。
前記第1の後処理部は、前記媒体に折り筋を形成する折り筋形成装置により構成された
ことを特徴とする。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例であるプリンタUは、画像形成装置本体U1を備えている。前記プリンタUに電気的に接続された画像情報送信装置の一例としての情報処理装置PCから送信された画像情報は、制御部Cに入力される。前記制御部Cに入力された画像情報は、所定の時期に潜像形成用の黄色Y、マゼンタM、シアンC、黒Kの画像情報に変換され、潜像形成装置駆動回路DLに出力される。
なお、原稿画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒Kのみの画像情報が潜像形成装置駆動回路DLに入力される。
前記潜像形成装置駆動回路DLは、図示しない各色Y,M,C,Kの各駆動回路を有し、入力された画像情報に応じた信号を所定の時期に、各色毎に配置された潜像形成装置LHy,LHm,LHc,LHkに出力する。
図1、図2において、前記プリンタUの重力方向中央部に配置された可視像形成装置Uy,Um,Uc,Ukはそれぞれ、Y、M、C、およびKの各色の可視像を形成する装置である。
潜像形成装置LHy〜LHkの各潜像書込光源から出射したY,M,C,Kの潜像書込光Ly,Lm,Lc,Lkは、それぞれ、回転する像保持体PRy,PRm,PRc,PRkに入射する。なお、実施例1では、前記潜像形成装置LHy〜LHkは、いわゆる、LEDアレイにより構成されている。
前記Yの可視像形成装置Uyは、回転する像保持体PRy、帯電器CRy,潜像形成装置LHy、現像装置Gy、一次転写器T1y、像保持体清掃器CLyを有している。なお、実施例1では、前記像保持体PRy、帯電器CRy、像保持体清掃器CLyが、画像形成装置本体U1に対して一体的に着脱可能な像保持体ユニットとして構成されている。
前記可視像形成装置Um,Uc,Ukはいずれも前記Yの可視像形成装置Uyと同様に構成されている。
その現像されたトナー像は、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配置された1次転写器T1y,T1m,T1c,T1kには、制御部Cにより制御される電源回路Eから所定の時期にトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。
前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kで一次転写器T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトB上に順次重ねて転写された単色または多色のトナー像は、前記2次転写領域Q4に搬送される。
前記一次転写器T1y〜T1k、中間転写ベルトBおよび二次転写器T2等により、実施例1の転写装置T1+T2+Bが構成されている。また、前記可視像形成装置Uy〜Ukおよび転写装置T1+T2+Bとにより、実施例1の画像記録部Uy〜Uk+T1+T2+Bが構成されている。
前記ピックアップロールRp、さばきロールRs等により、実施例1の給紙装置Rp+Rsが構成されている。
また、前記最上段の給紙トレイTR1の左方には、手差し給紙部の一例としての手差しトレイTR0が設置されている。前記手差しトレイTR0に支持された記録シートSは、手差し給紙部材の一例としての手差し給紙ロールRp0により給紙され、手差し搬送路SH0を搬送され、レジロールRrに送られる。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、中間転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbにより清掃される。
前記定着装置Fの搬送方向下流側である上方には、記録シートSを排出媒体積載部の一例としての排紙トレイTRhに向けて搬送する搬送路の一例としての排紙路SH3が配置されている。したがって、排紙トレイTRhに向けて搬送される場合には、定着された記録シートSが排紙路SH3を搬送され、媒体排出口の一例としてのシート排出口SH3aから排紙ロールRhにより搬送される。
前記各搬送路SH1〜SH4により実施例1の搬送路SHが構成されており、前記搬送路SH、給紙装置Rp+Rs、シート搬送ロールRa、レジロールRr、排紙ロールRh等により媒体搬送装置SH+Ra〜Rhが構成されている。
図1において、実施例1の前記プリンタUは、前記排紙トレイTRhに着脱可能に装着された記録済み媒体搬送装置の一例としてのシート搬送ユニットU2を有する。前記シート搬送ユニットU2は、前記画像形成装置本体U1のシート排出口SH3aに接続する一側面に、前記排紙ロールRhから排出された記録シートSが搬入される搬送装置搬入口の一例としてのシート搬入口1が設けられている。前記シート搬入口1から搬入された前記記録シートSは、前記シート搬送ユニットU2内部に配置された記録済媒体搬送部材の一例としての記録済媒体搬送ロールRa2により、媒体搬送路の一例としての連絡用搬送路SH5を搬送される。前記連絡用搬送路SH5を搬送された記録シートSは、シート搬送ユニットU2の他側面に形成された後処理装置向け排出口の一例としてのシート排出口2から排出される。
図3は本発明の実施例1の後処理装置の要部拡大図であり、排出用クランプローラの上下動を示す説明図である。
図4は本発明の実施例1の後処理装置の要部拡大図であり、サブパドルの上下動を示す説明図である。
また、図1、図3、図4において、実施例1のプリンタUは、前記シート搬送ユニットU2に接続され、前記シート排出口2から排出された前記記録シートSに、後処理を行う後処理装置U3を有する。実施例1の後処理装置U3は、画像形成装置本体U1の右側壁に対向して配置される画像形成装置本体側壁面の一例としての本体左側壁H1と、本体左側壁H1の上端部に配置され且つ本体左側壁H1に対して画像形成装置本体U1側に突出して形成された後処理装置搬入部の一例としての搬入凸部H2とを有する。
前記搬入凸部H2には、シート排出口2に接続される後処理装置搬入口の一例としてのシート搬入口3が形成されており、後処理装置U3が画像形成装置本体U1に連結される際に、前記後処理装置連結空間U2aに食い込むように配置される。
前記折り筋形成搬送路SH6において、後処理レジロール4の媒体搬送方向下流側には、第1の後処理部の一例としての折り筋形成装置U4が配置されている。なお、実施例1の折り筋形成装置U4は、後処理装置U3に対して着脱可能な折り筋形成ユニットU4により構成されており、前記後処理レジロール4と折り筋形成装置U4の左側部分が前記搬入凸部H2の内部に配置されている。
図5は実施例1の折り筋形成装置の斜め前方からみた斜視図である。
図6は図5の矢印VI方向から見た図である。
図7は実施例1の折り筋形成ユニットの案内部材の要部斜視図である。
図8は実施例1の折り筋形成ユニットにおいて案内部材を取り外した状態の説明図である。
図9は実施例1の折り筋形成部材の説明図である。
図10は実施例1の折り筋形成ユニットの折り筋形成部材の分解説明図である。
図11は実施例1の折り筋形成ユニットの動作を説明する断面説明図であり、図11Aは下死点に移動した状態の説明図、図11Bは上死点と下死点の中間の位置に移動した状態の説明図、図11Cは上死点に移動した状態の説明図、図11Dは図11Cの折り筋形成刃部分の要部拡大図である。
図5、図6、図8において、前記前端壁U4aの上端部および右下部には、取り付けネジN1が貫通する上側被支持部U4a1および下側被支持部U4a2が形成されており、折り筋形成ユニットU4を後処理装置U3に取り付ける際に、前記位置決めピンPN1で後処理装置U3に位置決めされた状態で、取り付けネジN1により固定される。また、前記前端壁U4aには、前記後側ガイド溝U4b1に対応して、上下方向にのびる移動案内部の一例としての前側ガイド溝U4a3が形成されている。
図5、図8において、前記回転軸6の前端には、被駆動歯車の一例としての被駆動ギアG1が固定支持されている。前記前端壁U4aの下端には、折り筋形成用駆動源の一例としての折り筋形成モータMU4が支持されており、折り筋形成モータMU4の回転は、折り筋形成モータMU4の軸に固定された駆動歯車G2から、駆動歯車G2に噛み合う駆動伝達部材の一例としての中間ギアG3を介して、被駆動ギアG1に伝達される。
図5、図6、図7において、前記前後両端壁U4a,U4bの上端部には、前後方向にのびる媒体案内部材U4dが支持されている。図7、図11において、前記媒体案内部材U4dは、前後方向に延びる板状の上端壁U4d1を有する。前記上端壁U4d1の下面には、媒体搬送方向上流側に支持された上流側上ガイドU4d2と、媒体搬送方向下流側に支持された下流側上ガイドU4d3とを有する。図7、図11において、前記上流側上ガイドU4d2と下流側上ガイドU4d3との間には、窪みが形成されており、この窪みによって折り筋先端収容部V1が構成されている。なお、実施例1では、前記上流側上ガイドU4d2の厚みは、下流側上ガイドU4d3の厚みに比べて、厚く形成されている。
なお、実施例1では、上流側スペーサSP1の厚みは、下流側スペーサSP2の厚みに比べて薄く形成されており、図11に示すように、上流側下ガイドU4d4の上面のガイド面と、下流側下ガイドU4d5の上面のガイド面とがほぼ面一となるように設定されている。したがって、図11に示すように、前記上ガイドU4d2,U4d3と下ガイドU4d4,U4d5との間の隙間によって、折り筋形成搬送路SH6の一部が構成されている。
前記支持部材本体8b1,8c1には、左右外側面に、媒体押さえ部材9が支持されており、媒体押さえ部材9は、上流側押さえ部材9aおよび下流側押さえ部材9bとを有する。前記上流側押さえ部材9aおよび下流側押さえ部材9bは、押さえ部材案内孔8fを貫通する取り付け部材9cにより上下方向に移動可能な状態で支持されている。前記押さえ部材9a,9bの下面と、カムフォロア支持部8b2,8c2の上面との間には、荷重付加バネ9dが複数装着されており、押さえ部材9a,9bは荷重付加バネ9dにより常時上方に付勢されている。
図11Aに示す初期位置の一例としてのホーム位置において、偏心カム7が下死点に移動した状態では、上ガイドU4d2,U4d3と下ガイドU4d4,U4d5との間に折り筋形成刃8aおよび押さえ部材9a,9bが進入しない位置に保持されている。
図11Cに示す折り筋形成位置おいて、図11Bに示す状態から回転軸6が90°回転して、偏心カム7が上死点に移動すると、荷重付加バネ9dが圧縮されて、押さえ部材9a、9bが記録シートSに張力が作用した状態で確実に保持すると共に、折り筋形成刃8aが折り筋先端収容部V1に進入する。このとき、前記折り筋形成刃8aにより、記録シートSに折り筋を形成する後処理が実行される。なお、実施例1では、図11C、図11Dに示すように、記録シートSが折り筋形成刃8で切断されることを防止するために、偏心カム7が上死点に移動しても、折り筋形成刃8aが折り筋先端収容部V1の壁面に接触しないように設定されている。
図12は実施例1の端綴じ装置のシート排出方向後端部の要部拡大説明図である。
図13は図12の矢印XIII方向からみた図である。
図3、図4、図12において、前記折り筋形成搬送路SH6を搬送された記録シートSは、折り筋形成搬送路SH6の下流端に配置された媒体搬入部材の一例としてのコンパイルトレイ排出ローラ13によって、媒体積載部の一例としてのコンパイルトレイ14に排出される。なお、前記コンパイルトレイ排出ローラ13の近傍には、前記折り筋形成搬送路SH6を搬送される前記記録シートSを検出する媒体搬入検出部材の一例としてのコンパイルトレイ排出シートセンサSN5が配置されている。なお、実施例1では、前記後処理レジロール4による記録シートSを停止させる位置の検出にコンパイルトレイ排出シートセンサSN5が使用されている。
図12、図13において、前記タンパ移動用凹部16には、前記コンパイルトレイ14に搬入された前記記録シートSの前後両側縁を揃えるための媒体束移動部材の一例としての前後一対の前側タンパ21および後側タンパ22が配置されている。前記前側タンパ21は、上面がコンパイルトレイ本体15の上面とほぼ面一に形成され且つ後端部が下方に傾斜する媒体載置部の一例としてのタンパベース21aと、前記タンパベース21aの前端から上方に立ち上がる媒体側端揃え壁21bとを有する。また、前記媒体側端揃え壁21bの上端には、内側に向かって突出する媒体側縁係止部21cが形成されており、前記媒体側縁係止部21cにより前記コンパイルトレイ14上の記録シートSのシート前側縁が前側タンパ21の上方に乗り上げたり、カールしたシート側縁が上方に滑ったりすることが防止される。
また、前記後側タンパ22も、前記前側タンパ21と同様に、2本の被ガイドピン26が、後側のタンパガイド溝16bを貫通して下方に延びている。また、前記被ガイドピン26の下端部には、ラックギア27が支持されており、前記ラックギア27には、後側媒体束移動部材駆動部材の一例としての後側タンパ駆動モータMA7bによって回転駆動するピニオンギア28が噛み合っている。したがって、前記後側タンパ駆動モータMA7bを正回転または逆回転させることにより、後側タンパ22を前後方向に移動できる。
前記各タンパ駆動モータMA7a,MA7b、前記各タンパ21,22、前記被ガイドピン26、前記ラックギア27、前記ピニオンギア28等により、シート側縁揃え部材33が構成されている。なお、シート側縁揃え部材の構成は、前記構成に限定されず、従来公知の種々の構成、例えば、特開平8−81111号公報、特開平8−108965号公報等を採用可能である。
図12、図13において、前記コンパイルトレイ本体15のシート排出方向後端側には、媒体後端位置決め部材の一例としてのシート後端位置決め部材41が固定支持されている。前記シート後端位置決め部材41は、前記コンパイルトレイ14に搬送された記録シートSのシート排出方向後端を位置決めするために上方に立ち上げて形成された後端位置決め壁41a、いわゆる、エンドウォール、またはシート端位置決め部、あるいは一端揃え部と、前記後端位置決め壁41aの上端から前記コンパイルトレイ本体15側に延びる媒体案内壁の一例としてのシートガイド壁41bとを有する。なお、図13に示すように、前記後端位置決め壁41aは、後述する移動側端綴じ部材の一例としての移動ステープル部材70、いわゆる、ステープラにより前記記録シート束S1を綴じるステープル作業が行われるステープル位置以外の部分に設けられている。前記シート後端ガイド壁41bは、シート揃えのために前記シート後端位置決め壁41aに向かって移動する前記記録シートSの後端が上方にカールしている場合に、前記記録シートSの後端を下方にガイドして、カール量を減少させる機能を有している。
前記コンパイルトレイ本体15及び前記シート後端位置決め部材41等により前記コンパイルトレイ14が構成されている。
なお、実施例1の前記シート後端位置決め部材41は、前記コンパイルトレイ本体15に固定支持されているが、これに限定されず、例えば、従来公知、例えば、特開平8−192951号公報等の回動可能な媒体後端位置決め部材を採用することも可能である。
図14はシート後端揃え部材の説明図であり、図14Aはメインパドルの説明図、図14Bは円錐パドルの説明図、図14Cは回転ブラシの説明図である。
図13、図14において、前記シート後端位置決め部材41の上方には、後端揃え部材支持軸46が後処理装置U3の図示しないフレームに回転可能に支持されている。前記後端揃え部材支持軸46は、後方に配置された図示しないモータにより回転駆動される。前記後端揃え部材支持軸46には、前記シート後端位置決め部材41に対応する位置に前後方向に間隔を置いて配置された媒体後端揃え部材の一例としての3個のメインパドル47、いわゆる、シート端揃え部材、または一端揃え用媒体搬送部材が固定支持されている。前記メインパドル47は、図17Aに示すように3枚の可撓性の媒体接触部の一例としてのシート接触部47aを有しており、前記コンパイルトレイ14上の記録シートSの上面、または、前記記録シート束S1の最上面に当接して前記記録シートSを前記シート後端位置決め壁41a側に搬送する。
なお、実施例1の前記メインパドル47では、前記コンパイルトレイ14に収容された前記記録シート束S1が多い場合に、前記シート接触部47aと前記記録シートSとの接触圧が適切な圧力になるように、前記メインパドル47と前記コンパイルトレイ14との距離が設定されている。
なお、本発明においては、前記円錐パドル48および前記回転ブラシ49は省略することが可能である。
図12、図13において、前記シート後端位置決め部材41の左下方には、媒体束側端綴じ部材案内部材の一例としてのステープラガイド部材61が後処理装置U3の図示しないフレームに固定支持されている。前記ステープラガイド部材61には、前後方向に直線状に延び且つ前後両端部では内側に円弧状に湾曲する媒体束側端綴じ部材案内部の一例としてのステープラガイド部62が上方に突出して形成されている。前記ステープラガイド部62には、ステープラガイド部62に沿って媒体束側端綴じ部材案内溝の一例としてのステープラガイド溝62aが形成されている。前記ステープラガイド溝62aの一方の内面には、図12に示す、歯車の一例としてのギア歯62bが形成されている。
なお、前記ステープラガイド溝62の前端及び後端には、後述する移動ステープル部材がそれ以上前端側または後端側に移動しないようにするための図示しないスナップフィット係合部が設けられている。
なお、実施例1のステープル位置遮光部63は、前後方向の長さが12.6mmに設定されている。また、実施例1の前記ホーム位置遮光部64はステープル位置遮光部63よりも十分長く、例えば、50mm程度に形成されており、基準位置の一例としてのホーム位置の検出に使用されると共に、シート束の角、いわゆる、コーナーを綴じるコーナー綴じを実行する角綴じ位置の一例としてのコーナー綴じ用ステープル位置の検出にも使用される。
図12、図13において、前記ステープラガイド部材61上には前記移動ステープル部材70が配置されている。前記移動ステープル部材70は、移動台車71を有しており、前記移動台車71の右端部には軸支持部の一例としてのシャフト支持部71aが形成されている。前記移動台車71には、回転部材の一例としてのローラ72が回転可能に支持されており、前記移動台車71は前記ステープラガイド部材61上を移動可能に構成されている。前記移動台車71の下面には、案内歯車の一例としてのガイドギア73が回転可能に支持されている。前記ガイドギア73は、前記ステープラガイド溝62aに嵌合しており、前記ギア歯62bにかみ合っている。前記ガイドギア73の回転軸73aは、前記ステープラガイド溝62aを貫通しており、下端部には移動側端綴じ部材駆動部材の一例としてのステープラ駆動モータMA8が連結されている。前記ステープラ駆動モータMA8には、駆動部材支持板の一例としてのモータ支持プレートMA8aが支持されている。前記モータ支持プレートMA8aの右端部と、前記シャフト支持部71aとの間には駆動部材支持軸の一例としてのモータ支持用シャフトMA8bが連結されている。したがって、前記ステープラ駆動モータMA8は、前記移動台車71と一体的に移動可能に構成されている。
前記符号71〜79を付した各部材等により前記移動ステープル部材70が構成されている。
図15はクランプローラ及びサブパドルの説明図であり、図15Aは平面図、図15Bは図15Aの矢印XVB方向から見た図である。
図3、図4、図15において、前記コンパイルトレイ14のシート排出方向前方には、後処理装置U3の枠部材の一例としての前端フレームU3aおよび後端フレームU3bの間に回転可能に支持された排出部材用軸部材の一例としての排出ローラ軸81、いわゆる、スタッカトレイ排出ローラ軸が設けられている。前記排出ローラ軸81は、図示しない電磁クラッチを介して正逆回転可能な媒体束積載部排出部材駆動部材の一例としての排出ローラ駆動モータMA2から駆動力が伝達されており、電磁クラッチのオン・オフにより前記排出ローラ軸81は回転する。
図15において、前記排出ローラ軸81には、前後方向に間隔を空けて媒体束積載部排出部材の一例としての2つの排出ローラ82、いわゆる、スタッカトレイ排出ローラ、または排出部材が回転可能に支持されており、前記各排出ローラ82は、媒体束積載部排出部材本体の一例としての排出ローラ本体82aと、前記排出ローラ本体82aの前端面に固定支持された排出部材用歯車の一例としてのローラギア82bとを有している。
なお、前記下側シート搬送羽82c,82dは、前記排出ローラ本体82aと、後述する挟持部材の一例としてのクランプローラ91とが前記記録シートS、または、前記記録シート束S1を挟持する範囲、すなわち、前記排出ローラ本体82aの中央部を避けて配置されている。
さらに、前記排出ローラ軸81には、間隔を空けて配置された媒体下面支持部材の一例としての3つのシェルフ84が設けられている。前記シェルフ84には、シート排出方向に沿って延び且つ前記排出ローラ軸81が貫通する被案内長孔の一例としての被ガイド長孔84aが形成されている。また、前記シェルフ84には、シート排出方向に沿って延びる円弧状の円弧状歯車の一例としてのラックギヤ84bが形成されている。
図3、図15において、前記排出ローラ82の上方には、媒体束上面押さえ部材の一例としてのクランプローラ91が配置されている。前記クランプローラ91は、板バネ状の媒体束上面押さえ部材支持部材の一例としてのクランプローラ支持部材92に回転可能に支持されている。前記クランプローラ支持部材92の左端部は、前記フレームU3a、U3bに回転可能に支持された媒体束上面押さえ部材昇降軸の一例としてのクランプローラ昇降軸93に固定支持されている。前記クランプローラ昇降軸93の後端には、クランプローラ昇降部材94が設けられている。前記クランプローラ昇降部材94は、媒体束上面押さえ部材昇降部材の一例としてのクランプローラ昇降軸93の後端に連結された昇降軸の一例としての昇降バー94aと、昇降バー94aの右端部に連結された媒体束上面押さえ部材昇降部材本体の一例としてのクランプローラ昇降用ソレノイド94bと、昇降バー94aの左端部に連結された引張り弾性部材の一例としての引張りバネ94cとを有する。
前記クランプローラ昇降部材94は、ソレノイド94bとバネ94cに限定されず、例えば、モータや偏心カムを使用して昇降させる構成等を使用することも可能である。また、前記クランプローラ支持部材92は板バネ状の構成に限定されず、例えば、剛性の高いクランプローラ支持部材とクランプローラ支持部材を排出ローラ82側に押圧するコイルバネを有する構成とすることも可能である。
図4、図15において、前記クランプローラ昇降軸93の左下方には、第2一端揃え用媒体搬送部材支持軸の一例としてのサブパドル支持軸101がフレームU3a、U3bに回転可能に支持されている。前記サブパドル支持軸101には、前後方向に間隔を空けて右方に延びる第2一端揃え用媒体搬送部材支持部材の一例としてのサブパドル支持部材102が複数固定支持されている。前記サブパドル支持部材102の右端部には、第2一端揃え用媒体搬送部材支持軸の一例としてのサブパドル支持アーム102aが形成されている。前記サブパドル支持アーム102aには、前記メインパドル47と同様に構成され、前記コンパイルトレイ14上の記録シートをメインパドル47側に搬送する第2一端揃え用媒体搬送部材支持軸の一例としてのサブパドル103、いわゆる、第2シート端揃え部材が回転可能に支持されている。前記サブパドル103の回転軸103aには、従動側帯状部材回転支持部材の一例としてのプーリ104が支持されている。前記サブパドル支持軸101には、前記プーリ104に対応する位置に駆動側帯状部材回転支持部材の一例としての駆動側プーリ105が回転可能に支持されている。前記駆動側プーリ105は回転支持部の一例としてのプーリ部105aと歯車部の一例としてのギア部105bとを有し、前記プーリ104とプーリ部105aとの間には、第2一端揃え用媒体搬送部材駆動帯状部材の一例としてのサブパドル駆動ベルトSBが装着されている。
なお、実施例1の前記後処理装置U3では、前記サブパドル支持軸101と前記クランプローラ支持軸93とを別個に設けたが、例えば、前記クランプローラ支持軸93に前記サブパドル支持部材102や前記駆動側プーリ105を回転可能に支持し、前後方向に延び且つ複数の前記サブパドル支持部材102と一体的に移動可能な昇降バーと昇降バーに連結されたサブパドル昇降用ソレノイドおよび引張りバネを有する構成として、前記サブパドル支持軸101を省略することも可能である。
図3、図4において、前記後処理装置装置U3の右側壁には、前記コンパイルトレイ14で整合されて前記排出ローラ82により搬出された記録シート束S1、または、前記移動ステープル部材70により側端綴じされた前記記録シート束S1、または、後述する中綴じ装置NTSにより中端綴じされた前記記録シート束S1を受けるスタッカトレイTH1、いわゆる、端綴じ排出トレイが外側に突出して設けられている。前記スタッカトレイTH1は、前記後処理装置U3の右側面に支持された積載部案内部の一例としてのトレイガイド121と、前記トレイガイド121に上下方向にスライド可能に支持された積載部支持部材の一例としてのスライダ122と、前記スライダ122にネジにより連結された媒体束積載部本体の一例としてのスタッカトレイ本体123とを有する。なお、前記スライダ122及び前記スタッカトレイ本体123は、図示しない従来公知の昇降機構、例えば、特開平7−49082号公報、特開平7−300270号公報等に記載の昇降機構等により上下動可能に構成されており、図示しない高さセンサによりスタッカトレイ本体123上の記録シート束の量、すなわち、シート束の上面の高さに応じて上下動するように構成されている。なお、上記の構成については、例えば、特開2003−089463号公報等に記載されている。
図16は実施例1の中綴じ装置の要部拡大説明図であり、媒体束綴じ部材が第1綴じ位置に移動した状態の要部断面説明図である。
図17は図16を矢印XVII方向からみたときの説明図である。
図3、図4において、前記後処理装置U3の右側壁上端部には、前記コンパイルトレイ14で整合された前記記録シート束S1のシート搬送方向中央部を綴じる、いわゆる、中綴じ処理を実行する第3の後処理部材の一例としての中綴じ装置NTSが配置されている。実施例1の前記中綴じ装置NTSは、前記後処理装置U3に対して着脱可能な中綴じユニットにより構成されている。
図16、図17において、前記中綴じ装置NTSの上端壁F1には、回転軸131が回転可能に支持されている。実施例1の前記回転軸131は、前記中綴じ処理を行うために搬送された前記記録シート束S1の幅方向中央部に配置されている。
前記各幅方向被案内長孔137a,138aを貫通する前記各歯車案内軸139,140の下端部には、前記各歯車案内軸139,140よりも大径で円板状の前記幅方向移動用ラックギア支持部139a,140aがそれぞれ形成されている。すなわち、前記各幅方向移動用ラックギア137,138は、前記各歯車案内軸139,140により、前記記録シート束S1の幅方向に対して移動可能に支持されると共に、前記幅方向移動用ラックギア支持部139a,140aにより支持されている。
また、前記前側幅方向移動積載部支持部材141の後方には、下方に延びる前側幅方向移動針打出部支持部材146が支持されている。前記前側幅方向移動針打出部支持部材146の下端部には、前記媒体束積載面142cに積載された前記記録シート束S1を綴じる綴じ針を打ち出す前側幅方向移動針打出部147が前記前側幅方向移動針折曲部144に対向して支持されている。前記左側幅方向移動用ラックギア137と、前側の前記各部材141〜147とにより、実施例1の前側媒体束綴じ部材137+141〜147が構成されている。
図19は図18の状態から媒体束綴じ部材が媒体束落下位置に移動した状態の説明図である。
実施例1では、前記幅方向移動用駆動モータMA11の回転駆動により、前記幅方向移動用駆動部材回転軸132、前記幅方向移動用駆動ギア133、前記幅方向移動用従動ギア134を介して、前記前記幅方向移動用ピニオンギア136が回転する。よって、前記幅方向移動用駆動モータMA11を正回転または逆回転させることにより、前記各幅方向移動用ラックギア137,138が互いに前後逆方向に移動する。したがって、前記各幅方向移動用ラックギア137,138の移動に伴って、前記前側媒体束綴じ部材137+141〜147と前記後側媒体束綴じ部材138+151〜157とが互いに接近・離間する方向、すなわち、前記記録シート束S1の幅方向に移動する。
前記符号MA11,131〜157を付した各部材等により移動式の媒体束綴じ部材161が構成されている。
前記構成要件を備えた実施例1のプリンタUでは、画像形成動作により記録シートSが搬送され、前記記録シートSに画像が記録され、前記排紙ロールRhおよび前記シート搬送ユニットU2によって、前記後処理装置U3のシート搬入口3に搬入される。このとき、情報処理装置PCから送信された画像情報に含まれる設定情報により、記録シートSを二つ折りするための折り筋を形成する設定がされている場合、後処理レジロール4により記録シートSの搬送が制御され、記録シートSの搬送方向中央部が折り筋形成刃8aの位置に移動した状態で停止される。この状態で折り筋形成装置U4が作動して、記録シートSに折り筋が形成され、コンパイルトレイ14に排出される。コンパイルトレイ14に収容された記録シートSに対して、端綴じや中綴じ、あるいは整合のみ等の後処理の設定がされている場合、各後処理が実行された記録シート束がスタッカトレイTH1に排出される。
また、例えば、特開2001−10759号公報や特開平11−115166号公報等に記載されている従来技術のように、記録シートの中央部を一対のローラで加圧しながら挟み込んで、一度中央部を二つ折りにして折り筋を形成する技術では、挟み込み時の力が過大で、記録シートの紙の繊維の端が外部に露出する、いわゆるバリが発生して、記録シートが整合時や積載時に乱れやすくなるのに対して、実施例1では折り筋形成刃8aが押し当てられて折り筋が形成され、バリの発生が低減される。また、ローラで挟み込む従来技術では、ローラで加圧しながら挟み込むため、駆動系が高価格になりやすいが、実施例1では一つのモータMU4による一度の昇降で、記録シートSの押さえと、折り筋の形成が可能となっており、小型化、低価格化されている。
さらに、実施例1では、小型化された折り筋形成装置U4の一部と後処理レジロール4が搬入凸部H2に配置されていると共に、搬入凸部H2が画像形成装置本体U1の上部の後処理装置連結空間U2aに食い込むように配置されており、後処理装置U3が画像形成装置本体U1に装着された状態での全体の左右方向の大きさが小型化されている。
また、前記後処理レジロール4と折り筋形成装置U4が同じ搬入凸部H2に配置されており、例えば、後処理レジロール4をシート搬送ユニットU2に設け、折り筋形成装置U4を後処理装置U3に設ける場合に比べて、公差や取り付け誤差等によるユニットU2,U3どうしのずれが少なく、記録シートSの用紙アライメントを正確に補正されるようになっている。
図21は実施例2の折り筋形成装置の斜め後ろ方向からみた斜視説明図であり、実施例1の図6に対応する図である。
図22は実施例2の折り筋形成装置において案内部材を取り外した状態の説明図であり、実施例1の図8に対応する図である。
図23は図22において折り筋形成部材を取り外した状態の説明図である。
図24は折り筋形成部材の斜視説明図である。
図25は折り筋形成部材を下方から見た説明図である。
図26は実施例2の折り筋形成ユニットの動作を説明する断面説明図であり、図26Aは下死点に移動した状態の説明図、図26Bは図26Aの折り筋形成刃部分の要部拡大図、図26Cは上死点と下死点の中間の位置に移動した状態の説明図、図26Dは図26Cの折り筋形成刃部分の要部拡大図、図26Eは上死点に移動した状態の説明図、図26Fは図26Eの折り筋形成刃部分の要部拡大図である。
図20〜図23において、実施例2では回転軸6は、前後方向に長い前後一対の2つの軸受け部材Br′により支持されている。
図20において、実施例2では、ホーム位置検出センサSNr′は、回転軸6の後端部に配置された実施例1の場合に替えて、回転軸6の前端に配置されている。
また、実施例2では、荷重付加バネ9dは、押さえ部材9a,9bと軸受け部材Br′との間に装着されている。
さらに、実施例2では、カムフォロア11′は、上端部が刃支持部8b′,8c′を挟み込む挟み込み部11b′を有し、前記挟み込み部11b′でネジ止めされている。
前記構成要件を備えた実施例2の前記プリンタUでは、折り筋形成装置U4′は、実施例1の折り筋形成装置U4と同様に、折り筋形成モータMU4が回転して、回転軸6が回転し、偏心カム7が下死点から上死点に移動すると、押さえ部材9a′、9b′で記録シートSを保持した状態で、折り筋形成刃8aで折り筋が形成される。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H07)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としてのプリンタを例示したが、これに限定されず、FAXや複写機あるいはこれらすべてまたは複数の機能を備えた複合機とすることも可能である。また、4色分の像保持体PRy〜PRkおよび現像装置Gy〜Gk、潜像形成装置LHy〜LHkを有する画像形成装置を例示したが、これに限定されず、単色の画像形成装置や、像保持体および潜像形成装置が1つで4つの現像装置が回転して順次像保持体に対向する回転式の画像形成装置にも適用可能である。また、いわゆるLEDアレイにより構成された潜像形成装置に限定されず、回転多面鏡を使用する潜像形成装置等の従来公知の潜像形成装置を使用可能である。
(H03)前記実施例において、第1の後処理部として折筋形成装置U4,U4′を例示したが、この構成に限定されず、綴じ用の孔、いわゆるパンチ孔を形成する綴じ孔形成装置を第1の後処理部として有する後処理装置とすることも可能である。
(H05)前記実施例において、折り筋形成装置U4,U4′により、記録シートSの媒体搬送方向中央部分に折り筋を形成する場合、すなわち、二つ折りする場合の折り筋の形成について例示して説明したが、この構成に限定されず、例えば、後処理レジロールRrを制御して、記録シートSの停止位置を制御することで、媒体搬送方向に沿って前端から1/3程度、2/3程度の位置にそれぞれ折り筋を形成して、三つ折りが可能なように折り筋を形成することも可能である。
2…後処理装置向け排出口、
3…後処理装置搬入口、
4…媒体搬送制御部材、
14…媒体積載部、
H1…画像形成装置本体側壁面、
H2…後処理装置搬入部、
HTS…第2の後処理部、
S…媒体、
SH3a…媒体排出口、
SH5…媒体搬送路、
SH6…媒体搬送路、
TH1…後処理済み媒体積載部、
TRh…排出媒体積載部、
U…画像形成装置、
U1…画像形成装置本体、
U2…記録済み媒体搬送装置、
U2a…後処理装置連結空間、
U3…後処理装置、
U4,U4′…第1の後処理部,折り筋形成装置、
Uy〜Uk+T1+T2+B…画像記録部。
Claims (3)
- 媒体に画像を記録する画像記録部と、前記画像記録部で記録された媒体が排出される媒体排出口と、前記媒体排出口から排出された媒体が積載される排出媒体積載部と、を有する画像形成装置本体と、
前記媒体排出口から排出された画像が記録された媒体が搬入される搬送装置搬入口と、媒体が搬送される媒体搬送路と、搬送された媒体が排出される後処理装置向け排出口と、を有し、前記排出媒体積載部に支持される記録済み媒体搬送装置と、
前記後処理装置向け排出口から排出された媒体が搬入される後処理装置搬入口と、搬入された媒体が搬送される媒体搬送路と、前記媒体搬送路に配置され且つ前記媒体搬送路における媒体の搬送を制御する媒体搬送制御部材と、前記媒体搬送路に配置され且つ前記媒体に後処理を行う第1の後処理部と、前記媒体搬送路の搬送方向下流側に配置され且つ前記媒体搬送路を搬送された媒体が積載される媒体積載部と、前記媒体積載部に積載された媒体に後処理を行う第2の後処理部と、前記第2の後処理部で後処理された前記媒体が排出されて積載される後処理済み媒体積載部と、を有する後処理装置と、
を備え、
前記媒体搬送装置は、前記媒体の搬送方向の長さが前記排出媒体積載部の前記媒体搬送方向の長さに比べて短く形成され、
前記排出媒体積載部の上方且つ前記後処理装置向け排出口の排出方向下流側に後処理装置連結空間が形成され、
前記後処理装置は、前記後処理装置の前記画像形成装置本体側壁面に対して前記画像形成装置本体側に突出し、且つ、前記後処理装置連結空間に食い込むように配置される後処理装置搬入部を有し、
前記後処理装置搬入口と前記媒体搬送制御部材とが、前記後処理装置搬入部に配置された
ことを特徴とする画像形成装置。 - 少なくとも前記第1の後処理部の一部が前記後処理装置搬入部に配置された
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1の後処理部は、前記媒体に折り筋を形成する折り筋形成装置により構成された
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
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JP2006264869A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成システム |
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