JP2009168696A - 電圧検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定対象体の電圧を簡易に非接触で測定する。
【解決手段】測定対象体4に対向可能な検出電極12と、参照電圧Vrを発生させる電圧生成部26と、一端に検出電極12を介して測定対象体4の電圧V1が印加されると共に他端に参照電圧Vrが印加される可変容量回路19と、静電容量変化時における可変容量回路19に発生する電流iを検出して検出信号S3として出力する電流検出器15と、検出信号S3を検波することにより測定対象体4の電圧V1と参照電圧Vrとの電位差に応じて振幅が変化するアナログ信号S5を出力する検波回路24と、電圧生成部26に対して参照電圧Vrを段階的に変更させつつ各段階でのアナログ信号S5のレベルを測定する電圧変更・測定処理を実行すると共に、検出したレベルが最小となる参照電圧Vrを示す電圧情報D1を出力する処理部25とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、測定対象体の電圧を非接触で検出する電圧検出装置に関するものである。
本願出願人は、測定対象体の電圧を非接触で測定する種々の電圧測定装置を既に提案している(一例として下記特許文献1,2に開示されている電圧測定装置)。
これらの電圧測定装置は、測定対象体の電圧を非接触で測定可能に構成された電圧検出装置であって、測定対象体に対向可能な検出電極と、検出電極とケース(基準電位)との間に接続されてその静電容量を周期的に変化可能に構成された可変容量回路と、基準電位の電圧となるフィードバック電圧を生成する電圧生成回路と、制御部とを備えている。これらの電圧測定装置では、可変容量回路が静電容量を変化させているきに、制御部が電圧生成回路を制御して、可変容量回路に流れる電流が減少するようにフィードバック電圧の電圧値を変化させる。この場合、可変容量回路に流れる電流は、検出電極が対向する測定対象体の電圧と基準電位との電位差に応じたものとなるため、フィードバック電圧は測定対象体の電圧に収束する。したがって、フィードバック電圧を測定することにより、測定対象体の電圧が非接触で測定される。
特開2007−132926号公報(第7−12頁、第1図) 特開2007−163415号公報(第9−14頁、第1図)
ところで、上記の電圧測定装置のように測定対象体の電圧を非接触で正確に測定する測定装置についての本願出願人の提案に対して、商用電源ラインのように電圧の種類が数種類に限定されている測定対象体の電圧を簡易に非接触で測定し得る安価な電圧測定装置(検電器のような電圧検出装置)の実現に対する要望も多く存在していることが判明した。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、測定対象体の電圧を簡易に非接触で測定し得る安価な電圧検出装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の電圧検出装置は、測定対象体に対向可能な検出電極と、参照電圧を発生させる電圧生成部と、静電容量を変化可能に構成され、一端に前記検出電極を介して前記測定対象体の電圧が印加されると共に他端に前記参照電圧が印加される可変容量回路と、静電容量変化時における前記可変容量回路に発生する電流または前記可変容量回路の両端間電圧を検出して検出信号として出力する検出部と、前記検出信号を検波することにより前記測定対象体の前記電圧と前記参照電圧との電位差に応じて振幅が変化するアナログ信号を出力する検波回路と、前記電圧生成部に対して前記参照電圧を段階的に変更させつつ各段階での前記アナログ信号のレベルを測定する電圧変更・測定処理を実行して、当該検出したレベルが最小となる前記参照電圧を示す電圧情報を出力する処理部とを備えている。
また、請求項2記載の電圧検出装置は、請求項1記載の電圧検出装置において、前記電圧生成部は、前記参照電圧としての交流電圧をその振幅およびその周波数を変更して生成可能に構成され、前記処理部は、前記電圧生成部に対して前記参照電圧を前記アナログ信号に同期させた後に前記電圧変更・測定処理を実行する。
また、請求項3記載の電圧検出装置は、請求項1または2記載の電圧検出装置において、前記処理部は、前記電圧情報を表示装置に出力して表示させる。
請求項1記載の電圧検出装置では、処理部が、電圧変更・測定処理を実行することにより、電圧生成部に対して参照電圧を段階的に変更させつつ各段階でのアナログ信号のレベルを検出して、この検出したレベルが最小となる参照電圧を示す電圧情報を出力する。この場合、レベルが最小となる参照電圧は、段階的に変更させた参照電圧のうちで測定対象体の電圧に最も近い電圧となる。したがって、この電圧検出装置によれば、電圧の種類が限定されている測定対象体の電圧を非接触で、しかも参照電圧を測定対象体の電圧に収束させてこの電圧を検出するフィードバック方法と比較して簡易な構成で検出することができる。これにより、電圧検出装置の製品コストを十分に安価にすることができる。
また、請求項2記載の電圧検出装置では、参照電圧としての交流電圧をその振幅およびその周波数を変更して生成可能に電圧生成部が構成され、処理部が、この電圧生成部に対して参照電圧をアナログ信号に同期させた後に、電圧変更・測定処理を実行して、参照電圧を段階的に変更させてアナログ信号のレベルを検出する。したがって、この電圧検出装置によれば、参照電圧を交流電圧である測定対象体の電圧に同期させることができるため、アナログ信号の振幅を参照電圧と測定対象体の電圧との電位差に正確に比例させることができる結果、アナログ信号の振幅に基づく測定対象体の電圧の検出精度を十分に向上させることができる。
また、請求項3記載の電圧検出装置によれば、アナログ信号のレベルが最小となる参照電圧についての電圧情報が表示装置に表示されるため、検出した測定対象体の電圧を目視にて確実に認識することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る電圧検出装置の最良の形態について説明する。
最初に、本発明に係る電圧検出装置1について、図面を参照して説明する。
電圧検出装置1は、図1に示すように、プローブユニット2および本体ユニット3を備え、測定対象体4の電圧V1(一定周期の交流電圧)を非接触で測定可能に構成されている。
プローブユニット2は、図1に示すように、ケース11、検出電極12、可変容量回路19、電流検出器15およびプリアンプ16を備えている。ケース11は、導電性材料(例えば金属材料)を用いて構成されている。検出電極12は、例えば、平板状に形成されると共に、その一方の面側がケース11の外表面に露出し、かつ他方の面側がケース11の内部に露出するようにしてケース11に固定されている。一例として、検出電極12は、ケース11に設けられている孔(図示せず)に、この孔を閉塞し、かつケース11に対して電気的に絶縁された状態で取り付けられている。また、本例では、一例として、ケース11は、その表面が樹脂材などで形成された絶縁被膜で覆われている。この場合、検出電極12は、この絶縁被膜で覆われていてもよいし、絶縁被膜から露出していてもよい。
可変容量回路19は、図1に示すように、1つの容量変化機能体13および1つの駆動回路14を備えている。また、容量変化機能体13は、第1の構成単位31、第2の構成単位32、第3の構成単位33および第4の構成単位34がこの順に環状(ブリッジ状)に接続されて、いわゆるブリッジ回路に構成されている。具体的には、各構成単位31,32,33,34は、図2に示すように、第1電気的要素E11,E12,E13,E14(以下、特に区別しないときには「第1電気的要素E1」ともいう)をそれぞれ1つずつ含んで構成されている。
この場合、各第1電気的要素E1は、一端が他端に対して高電位のときに抵抗体として機能し、かつ他端が一端に対して高電位のときに容量体としてそれぞれ機能する一対の第1素子41a,41b(以下、特に区別しないときには第1素子41ともいう)をそれぞれ1つずつ含み、各第1素子41が互いに逆向きに直列接続されて構成されている。これにより、各第1電気的要素E1は、直流信号の通過を阻止しつつ印加電圧の絶対値の大きさに応じて容量が変化するように構成されている。本例では、一例として、各第1素子41は、1つのダイオード(一例として可変容量ダイオード。バリキャップやバラクタダイオードともいう。)で構成され、各第1電気的要素E1は、これら2つのダイオードが逆向きに直列接続されて(アノード端子同士が接続されて)構成されている。また、各第1素子41a,41bには同一またはほぼ同一の特性の可変容量ダイオードが使用されて、第1の構成単位31および第3の構成単位33の各インピーダンスの積と、第2の構成単位32および第4の構成単位34の各インピーダンスの積とが同一またはほぼ同一(一例として数%程度の範囲内で相違する状態)に設定されている。
なお、図示はしないが、各第1電気的要素E1は、一対のダイオードのカソード端子同士を接続して構成することもできる。また、可変容量ダイオードは、電圧を逆方向に印加したときにダイオードのPN接合における空乏層の厚みが変化することによる静電容量(接合容量)の変化を利用したものであり、この静電容量の変化を大きくしたものをいう。他方、PN接合で構成される一般的なダイオード(シリコンダイオード)においても、可変容量ダイオードと比べて少ないものの、上記した静電容量(接合容量)の変化は発生する。このため、可変容量ダイオードに代えて、一般的なダイオードで各第1電気的要素E1を構成することもできる。
また、可変容量回路19は、図1に示すように、検出電極12と参照電圧Vrとなる部位(本例ではケース11)との間に、容量変化機能体13における第1の構成単位31および第4の構成単位34の接続点Aが検出電極12側に接続されると共に第2の構成単位32および第3の構成単位33の接続点Cがケース11側に接続された状態で配設されている。具体的には、可変容量回路19は、容量変化機能体13の接続点Aが検出電極12に直接接続されると共に、容量変化機能体13の接続点Cが電流検出器15を介してケース11に接続されて検出電極12とケース11との間に配設されている。また、第1の構成単位31および第2の構成単位32の接続点Bと、第3の構成単位33および第4の構成単位34の接続点Dとが駆動回路14に接続されている。また、可変容量回路19は、ケース11の外部に露出しない状態で、ケース11内部に配設されている。
駆動回路14は、例えば、トランスおよびフォトカプラなどの絶縁用電子部品を用いて構成されて、本体ユニット3から入力した駆動信号S1を、この駆動信号S1と電気的に絶縁されると共に駆動信号S1と同一の周波数f1の駆動信号S2に変換して容量変化機能体13に出力(印加)する。本例では、一例として、駆動回路14は、図1に示すように、一次巻線Tr1aおよび二次巻線Tr1bを備えた絶縁型のトランスTr1を用いて構成されている。この場合、二次巻線Tr1bの各端部が容量変化機能体13の接続点B,Dに接続されている。駆動回路14では、入力した駆動信号S1に基づいて一次巻線Tr1aが励磁されることで、トランスTr1が二次巻線Tr1bに駆動信号S2を発生させる。この構成により、駆動回路14は、駆動信号S1を低歪みで駆動信号S2に変換し、この駆動信号S2を容量変化機能体13の各接続点B,D間に印加する。本例では、後述するように一例として駆動信号S1として正弦波信号を用いているため、駆動信号S2も正弦波信号として出力される。また、上記の駆動回路14に代えて、本体ユニット3から駆動信号S1を入力することなく駆動信号S2を単独で出力するフローティング信号源(図示せず)をプローブユニット2内に配設することもできる。
電流検出器15は、一例として絶縁型のトランスTr2で構成されてプリアンプ16と共に本発明における検出部として機能する。また、電流検出器15は、トランスTr2の一次巻線Tr2aの一端部が可変容量回路19(具体的には可変容量回路19における容量変化機能体13の接続点C)に接続され、かつ他端部がケース11に接続されて、可変容量回路19とケース11との間に接続されている。これにより、電流検出器15(つまりトランスTr2)は、可変容量回路19と直列に接続された状態で検出電極12とケース11との間に配設されて、可変容量回路19の容量変化機能体13に流れている電流iを検出すると共に、この電流iの電流値(振幅)に比例した振幅の電圧V2を二次巻線Tr2bに誘起(発生)させる。プリアンプ16は、トランスTr2の二次巻線Tr2bに誘起される電圧V2を増幅して、検出信号S3として出力する。この場合、電圧V2は電流iの値に比例して変化するため、この電圧V2を増幅して生成された検出信号S3も電流iの値に比例して変化する。また、上記した電流検出器15およびプリアンプ16は、可変容量回路19と共にケース11内部に配設されている。
本体ユニット3は、図1に示すように、発振回路21、フィルタ回路22、増幅回路23、検波回路24、処理部25、電圧生成部26および出力部27を備えて構成されている。この場合、発振回路21は、一定の周期T1(周波数f1)の駆動信号S1を生成してプローブユニット2に出力する。本例では、発振回路21は、駆動信号S1として正弦波信号を生成する。フィルタ回路22は、プローブユニット2から入力した検出信号S3に含まれている容量変化機能体13の容量変調周波数f2と同じ周波数の信号S3aを選択的に通過させる。増幅回路23は、フィルタ回路22から入力した信号S3aを増幅して、検出信号S4として出力する。本例では、容量変化機能体13の容量変調周波数f2は、駆動信号S2の周波数f1の2倍であるため、容量変化機能体13の静電容量C1の変化によって生じる電流iの周波数も駆動信号S1の周波数f1の2倍となり、プリアンプ16で生成される検出信号S3中には周波数f1,f2の各信号成分が含まれるものの、増幅回路23から出力される検出信号S4の周波数はフィルタ回路22によるフィルタリングによってf2となる。
検波回路24は、例えば包絡線検波方式によって検出信号S4を検波することにより、アナログ信号S5を生成する。この場合、アナログ信号S5は、その振幅(電圧値)が可変容量回路19を流れる電流iの電流値に比例して変化する。したがって、検出信号S3も電流iの振幅(電流値)に比例して変化する信号であるため、アナログ信号S5と検出信号S3とは、周波数および位相が互いに同期し、かつ比例した信号となる。処理部25は、例えばCPUとメモリとで構成されて、アナログ信号S5の零クロス点を検出してこの零クロス点に同期したタイミングパルスStpを出力する零クロス検出処理、切替信号Ssを出力して電圧生成部26内の後述する切替スイッチ53を切り替える切替処理、アナログ信号S5のレベル測定処理、アナログ信号S5のレベルに基づいて電圧V1を示す電圧情報を特定する電圧特定処理、および特定した電圧情報を出力部27に出力させる出力処理を実行する。
電圧生成部26は、電圧生成回路51、トランス52および切替スイッチ53を備えている。この場合、電圧生成回路51は、一定振幅の交流信号S6(本例では、測定対象体の電圧V1に対応させて正弦波)を、立ち上がりの零クロス点が処理部25から出力されるタイミングパルスStpに同期するように生成して出力する。トランス52は、絶縁型のトランスであって、一次巻線52a、および複数(本例では一例として3つ)のタップが設けられた二次巻線52bを備えて昇圧トランスとして構成されている。この場合、一次巻線52aおよび二次巻線52bは、それぞれの一端部が接地(グランドに接続)されている。また、一次巻線52aの他端部は電圧生成回路51に、二次巻線52bの各タップは切替スイッチ53にそれぞれ接続されている。この構成により、トランス52は、一次巻線52aに入力した交流信号S6を昇圧して切替スイッチ53に出力する。本例では一例として、トランス52は、第1タップからAC100ボルトの交流電圧Vr1を出力し、第2タップからAC120ボルトの交流電圧Vr2を出力し、第3タップからAC220ボルトの交流電圧Vr3を出力する。
切替スイッチ53は、一例として4入力1出力型であって、各入力端子にグランド(電圧Vr0)、およびトランス52の第1〜第3タップが接続され、かつ出力端子がプローブユニット2のケース11に接続されている。また、切替スイッチ53は、処理部25から出力される切替信号Ssによって内部接点が切り替えられて、各入力端子に入力されている電圧(Vr0〜Vr3)のうちの任意の1つを出力端子から参照電圧Vrとして出力して、プローブユニット2のケース11に印加する。なお、本例では一例として1つの入力端子を上記のようにグランドに接続しているが、グランド電位以外の電位であっても、固定電位(直流定電位)であればよい。出力部27は、本例では一例として表示装置(ディスプレイ装置)で構成されて、処理部25から出力された電圧情報D1を入力して表示画面上に表示させる。この場合、出力部27は、「AC100V」、「AC120V」および「AC220V」の文字のうちのいずれかを電圧情報D1として表示する。なお、出力部27は、LEDなどの表示装置で構成することもできるし、プリンタなどの印字装置などで構成することもできる。
次いで、電圧検出装置1の検出動作について説明する。
まず、電圧V1の測定に際して、検出電極12が非接触な状態で測定対象体4に対向するように、プローブユニット2を測定対象体4の近傍に配設する。これにより、図1に示すように、検出電極12と測定対象体4との間に静電容量C0が形成された状態となる。この場合、静電容量C0の容量値は、検出電極12と測定対象体4の距離に反比例して変化するが、プローブユニット2を配設し終えた後は、湿度などの環境条件が一定のもとでは一定となる(変動しない)。なお、静電容量C0は、湿度等の環境条件が変化したときには変動するが、その変動は、電圧検出装置1による電圧V1の検出時間と比べたときにゆっくりとしたものであるため、実質的に一定とみなすことができる。
次いで、電圧検出装置1の起動後において、処理部25は、図5に示す電圧検出処理100を実行する。この電圧検出処理100では、処理部25は、まず、切替処理を行ってプローブユニット2のケース11を固定電位(本例ではグランド電位)に規定する(ステップ101)。具体的には、処理部25は、切替信号Ssを切替スイッチ53に出力して切替スイッチ53の接点を切り替えることにより、切替スイッチ53の出力端子をグランド(Vr0)に接続する。これにより、切替スイッチ53から参照電圧Vrとして電圧Vr0が出力されるため、プローブユニット2のケース11がグランド電位に規定される。
電圧検出装置1の起動状態においては、本体ユニット3では、発振回路21が駆動信号S1の生成を開始して、駆動信号S1をプローブユニット2に出力する。プローブユニット2では、可変容量回路19の駆動回路14が、入力した駆動信号S1を駆動信号S2に変換して容量変化機能体13の各接続点B,D間に印加(出力)する。容量変化機能体13では、各接続点B,D間に印加された駆動信号S2が分圧されて、第1の構成単位31、第2の構成単位32、第3の構成単位33および第4の構成単位34にそれぞれ印加される。
この場合、図3に示すように、駆動信号S2の1周期T1のうちの期間Ta(接続点Dを基準として接続点Bの電位が高電位になり、かつ相互間の電位差が徐々に大きくなる期間)では、各第1電気的要素E1における逆電圧が印加されて(逆バイアスされて)コンデンサとして機能する各第1素子41の各静電容量が徐々に減少する。具体的には、各第1電気的要素E11,E14では、逆バイアスされている各第1素子41bの静電容量が、また各第1電気的要素E12,E13では、逆バイアスされている各第1素子41aの静電容量が徐々に減少する。また、駆動信号S2の1周期T1のうちの期間Tb(接続点Dを基準として接続点Bの電位が高電位になり、かつ相互間の電位差が徐々に小さくなる期間)では、逆バイアスされている各第1素子41、具体的には各第1電気的要素E11,E14では各第1素子41b、また各第1電気的要素E12,E13では各第1素子41aの各静電容量が徐々に増加する。
また、駆動信号S2の1周期T1のうちの期間Tc(接続点Dを基準として接続点Bの電位が低電位になり、かつ相互間の電位差が徐々に大きくなる期間)では、逆バイアスされてコンデンサとして機能する各第1素子41、具体的には各第1電気的要素E11,E14では各第1素子41a、また各第1電気的要素E12,E13では各第1素子41bの各静電容量が徐々に減少する。また、駆動信号S2の1周期T1のうちの期間Td(接続点Dを基準として接続点Bの電位が低電位になり、かつ相互間の電位差が徐々に小さくなる期間)では、逆バイアスされている各第1素子、具体的には各第1電気的要素E11,E14では各第1素子41a、また各第1電気的要素E12,E13では各第1素子41bの各静電容量が徐々に増加する。なお、各第1電気的要素E1に含まれている第1素子41a,41bのうちの順電圧が印加されている(順バイアスされている)第1素子41a,41bは等価的に抵抗として機能している。このため、各第1電気的要素E1の静電容量は、駆動信号S2の1周期T1内において、減少および増加を2回繰り返す。
このようにして、駆動信号S2の1周期T1内において、各構成単位31〜34に含まれている各第1電気的要素E1の静電容量が増加および減少を2回ずつ繰り返すため、これらの静電容量を合成してなる容量変化機能体13の静電容量C1(接続点A,B間の静電容量)も増加および減少を2回繰り返す。つまり、可変容量回路19は、入力した駆動信号S2の周期T1に同期して、かつ周期T1の二分の一の周期T2(周波数f2=2×f1)でその静電容量C1を連続的(本例では周期的)に変化させる動作を実行する。この場合、上記したように、可変容量回路19は電流検出器15を介在させた状態でケース11と検出電極12との間に直列に接続されているため、その静電容量C1と、測定対象体4および検出電極12の間に形成される静電容量C0とは、測定対象体4とケース11との間に直列に接続された状態になっている。このため、静電容量C1が周波数f2(容量変調周波数)で周期的に変化することにより、測定対象体4とケース11との間の静電容量C2(各静電容量C0,C1の直列合成容量)も、図3に示すように、駆動信号S2の周期T1に同期して、かつ周期T1の二分の一の周期T2(周波数f2)で変化する。
また、可変容量回路19では、上記したように、容量変化機能体13の各第1素子41には同一またはほぼ同一の特性の可変容量ダイオード(または一般的なダイオード)が使用され、この結果、第1の構成単位31および第3の構成単位33の各インピーダンスの積と、第2の構成単位32および第4の構成単位34の各インピーダンスの積とが同一またはほぼ同一に設定されている。したがって、ブリッジ回路でもある容量変化機能体13は、ブリッジ回路としての平衡条件を満足しているため、駆動信号S2の電圧成分(駆動信号S1と同じ周波数f1の電圧信号)が各接続点A,C間にほとんど発生しない状態で、その静電容量C1を周期T2で変化させている。また、接続点Aに接続されている各構成単位31,34に含まれている各第1電気的要素E11,E14の組、および接続点Cに接続されている各構成単位32,33に含まれている各第1電気的要素E12,E13の組のうちの少なくとも一方の組に含まれている2つの第1電気的要素E1が共に常時コンデンサとして機能しているため、検出電極12とケース11とは、可変容量回路19を介して交流的に接続されているものの直流的には短絡されない状態に維持されている。
このため、静電容量C1の周期T2での周期的な変化に基づいて測定対象体4とケース11との間の静電容量C2が周期T2で周期的に変化することにより、可変容量回路19には、測定対象体4およびケース11の各電圧V1,Vrの電位差(V1−Vr)に応じた振幅の電流i(周期T2)が流れる。具体的には、電流iは、電位差(V1−Vr)が大きいときにはその振幅(電流値)が大きくなり、電位差(V1−Vr)が小さいときにはその電流値が小さくなる。プリアンプ16は、この電流iに起因して電流検出器15を構成するトランスTr2の二次巻線Tr2bに誘起される電圧V2を増幅して、検出信号S3として出力する。この場合、検出信号S3には、電流iの周波数f2と同一の周波数成分が主として含まれると共に、駆動信号S2の周波数f1と同一の周波数成分も若干含まれている。
本体ユニット3では、フィルタ回路22が、検出信号S3に含まれている周波数f2の信号成分を信号S3aとして選択的に出力し、増幅回路23は、この信号S3aを所定の増幅率で増幅して検出信号S4を生成して検波回路24に出力する。次いで、検波回路24は、入力した検出信号S4を検波してアナログ信号S5を生成して処理部25に出力する。この場合、アナログ信号S5は、その振幅が電位差(V1−Vr)の値に比例して変化する信号となるが、上記したように参照電圧Vr(プローブユニット2のケース11の電圧)がグランド電位に規定されているため、その振幅が測定対象体4の電圧V1に比例して変化すると共に、周波数および位相が電圧V1に同期した信号となっている。すなわち、アナログ信号S5および電圧V1は、各々の立ち上がりおよび立ち下がりが互いに一致した状態となっている。
この状態において、処理部25は、零クロス点検出処理を実行する(ステップ102)。この零クロス点検出処理では、処理部25は、検波回路24から出力されているアナログ信号S5の零クロス点を検出すると共に、零クロス点を検出したタイミングに同期してタイミングパルスStpを生成して出力する。本例では、処理部25は、アナログ信号S5の立ち上がり時における零クロス点を検出してタイミングパルスStpを出力する。処理部25は、この零クロス点検出処理を継続する。これにより、タイミングパルスStpが継続して処理部25から電圧生成部26の電圧生成回路51に出力されるため、電圧生成回路51は、立ち上がりの零クロス点がタイミングパルスStpに同期する一定振幅の交流信号S6の生成を開始する。また、トランス52は、交流信号S6を昇圧して各交流電圧Vr1〜Vr3を出力する。
次いで、処理部25は、電圧変更・測定処理を実行する。この電圧変更・測定処理では、処理部25は、まず、切替処理を実行して切替スイッチ53から出力される参照電圧Vrを交流電圧Vr1,Vr2,Vr3のうちのいずれかに変更する(ステップ103)。続いて、処理部25は、この変更状態においてレベル測定処理を実行する(ステップ104)。このレベル測定処理では、処理部25は、アナログ信号S5の振幅を測定し、測定した振幅を参照電圧Vrの電圧(交流電圧Vr1,Vr2,Vr3)に対応させてメモリに記憶する。処理部25は、レベル測定処理の回数が所定回数(トランス52のタップ数と同数。本例では3回)を完了したか否かを判別しつつ(ステップ105)、上記ステップ103,104を繰り返し実行し、所定回数のレベル測定を完了したとき(すべての交流電圧Vr1,Vr2,Vr3でのレベル測定が完了したとき)に、切替処理およびレベル測定処理を終了させる。これにより、参照電圧Vrを段階的に変更させたときの各段階(交流電圧Vr1,Vr2,Vr3)でのアナログ信号S5のレベルが、交流電圧Vr1,Vr2,Vr3に対応してメモリに記憶される。これにより、電圧変更・測定処理が完了する。
続いて、処理部25は電圧特定処理を実行する(ステップ106)。この電圧特定処理では、処理部25は、メモリに記憶されている交流電圧Vr1,Vr2,Vr3での各アナログ信号S5のレベル同士を比較して、レベルが最小となる交流電圧を検出(特定)してメモリに記憶する。これにより、電圧特定処理が完了する。
上記のステップ103が所定回数(3回)実行されたときには、参照電圧Vr(プローブユニット2のケース11の電圧)が図4に示すように、段階的(本例では交流電圧Vr1,Vr2,Vr3の3段階)に変化する(変更される)。この場合、各交流電圧Vr1,Vr2,Vr3は、電圧生成回路51においてタイミングパルスStpに同期して生成される交流信号S6を昇圧したものであるため、同図に示すように、周波数および位相が電圧V1と同期した状態(立ち上がりおよび立ち下がりが一致した状態)となっている。このため、交流電圧Vr1,Vr2,Vr3のうちの電圧V1との電位差(V1−Vr)が最小となる交流電圧(すなわち、電圧V1に最も近い交流電圧。図4では交流電圧Vr2)でのアナログ信号S5のレベルが最小となる。したがって、上記の電圧特定処理により、測定対象体4の電圧V1に最も近い交流電圧が検出(特定)される。
最後に、処理部25は、交流電圧Vr1,Vr2,Vr3のうちの特定した交流電圧を示す電圧情報D1を出力部27に出力する出力処理を実行する(ステップ107)。これにより、表示装置で構成された出力部27の表示画面上に、特定した交流電圧を示す電圧情報が表示される。例えば、各交流電圧Vr1,Vr2,Vr3と電圧V1との関係が図4の関係になっているときには、出力部27の表示画面上には、電圧V1に最も近い交流電圧Vr2についての電圧情報として「AC120V」の文字が表示される。これにより、電圧検出処理が完了する。
このように、この電圧検出装置1では、処理部25が電圧生成部26に対して参照電圧Vrを段階的に変更させつつ各段階でのアナログ信号S5のレベルを検出して、この検出したレベルが最小となる参照電圧Vr(つまり、交流電圧Vr1,Vr2,Vr3のうちの測定対象体4の電圧V1に最も近い交流電圧)を示す電圧情報を出力する。したがって、この電圧検出装置1によれば、電圧の種類が限定されている測定対象体4の電圧V1を非接触で、しかも参照電圧Vrを電圧V1に収束させて電圧V1を検出(測定)するフィードバック方法と比較して簡易な構成で検出することができる。これにより、電圧検出装置1の製品コストを十分に安価にすることができる。
また、この電圧検出装置1では、参照電圧Vrとしての交流電圧をその振幅およびその周波数を変更して生成可能に電圧生成部26が構成され、処理部25が、この電圧生成部26に対して参照電圧Vrをアナログ信号S5に同期させた後に参照電圧Vrを段階的に変更させてアナログ信号S5のレベルを検出する。したがって、この電圧検出装置1によれば、参照電圧Vrを交流電圧である測定対象体4の電圧V1に同期させることができるため、アナログ信号S5の振幅を参照電圧Vrと電圧V1との電位差に正確に比例させることができる結果、アナログ信号S5の振幅に基づく電圧V1の検出精度を十分に向上させることができる。
また、この電圧検出装置1によれば、参照電圧Vrとして電圧生成部26から出力される交流電圧Vr1,Vr2,Vr3のうちのアナログ信号S5のレベルが最小となる交流電圧(参照電圧Vr)についての電圧情報が表示装置で構成された出力部27に表示されるため、検出した電圧V1を目視にて確実に認識することができる。
なお、上記の構成に限定されるものではなく、電圧生成部26については、タップを備えたトランス52を使用する構成に代えて、交流電圧Vr1を生成する電源、交流電圧Vr2を生成する電源、および交流電圧Vr3を生成する電源を備え、これらの電源を切替信号Ssによって切り替えて作動させる構成を採用することもできる。また、可変容量回路19は、上記の容量変化機能体13等を使用する構成に代えて、公知の種々の構成を採用することもできる。
また、図6に示す電圧検出装置1Aのように、電流検出器15を配設せずに、容量変化機能体13の両端間電圧V3をプリアンプ16で検出して検出信号S3として出力するプローブユニット2Aを採用することもできる。ここで、容量変化機能体13の両端間電圧V3とは、容量変化機能体13における検出電極12側の端部(接続点A)と、容量変化機能体13におけるケース11側の端部(接続点C)との間に発生する電圧をいう。この場合、プリアンプ16における一対の入力端子のうちの一方の入力端子は、同図に示すように、コンデンサ17を介して容量変化機能体13における検出電極12側の端部に接続され、他方の入力端子は、容量変化機能体13におけるケース11側の端部に接続されている。なお、この構成以外の構成については、電圧検出装置1Aは電圧検出装置1と同一のため、同図では、電圧検出装置1の各構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して重複する説明を省略する。この電圧検出装置1Aにおいても、電圧検出装置1と同様にして電圧V1を検出することができると共に、トランスTr2のような電流検出器15を省略できる分だけ、構成を一層簡易にすることができ、装置コストを一層安価にすることができる。
また、交流電圧である測定対象体4の電圧V1を検出する電圧検出装置1,1Aについて上記したが、例えば、電圧検出装置1,1Aの構成のうちの処理部25および電圧生成部26の構成に変更を加え、かつ処理部25および電圧生成部26以外の構成は同一とすることにより、直流電圧である測定対象体4の電圧V1を検出し得る電圧検出装置を実現することができる。以下、この電圧検出装置の概要について、一例として電圧検出装置1の構成を変更した例を挙げて説明する。この電圧検出装置では、電圧生成部26は、上記構成に代えて、処理部25の制御により、予め設定された複数の電圧値の直流電圧のうちの任意の1つを参照電圧Vrとして出力する構成とする。例えば、電圧生成部26は、切替信号Ssに基づいて複数の直流電圧の1つを参照電圧Vrとして出力する構成とする。この場合、電圧V1が直流電圧であり、参照電圧Vrも直流電圧であるため、検波回路24から出力されるアナログ信号S5も直流電圧となる。このため、この電圧検出装置での処理部25は、電圧検出装置1,1Aの構成とは異なり、アナログ信号S5の零クロスを検出する必要がない。したがって、この電圧検出装置での処理部25は、図5に示す電圧検出処理のうちの切替処理101と零クロス検出処理102は行わずに、切替信号Ssを出力して電圧生成部26から出力される参照電圧Vrを段階的に切り替える切替処理103から出力処理107までを実行する構成とする。これにより、このように構成された電圧検出装置によれば、簡易な構成を維持しつつ、直流電圧である測定対象体4の電圧V1を非接触で検出することができる。
電圧検出装置1のブロック図である。 図1の容量変化機能体13の回路図である。 容量変化機能体13の動作を説明するための駆動信号S2と静電容量C2との関係図である。 電圧V1および参照電圧Vr(交流電圧Vr1〜Vr3)の関係を示す波形図である。 電圧検出処理100のフローチャートである。 電圧検出装置1Aのブロック図である。
符号の説明
1,1A 電圧検出装置
4 測定対象体
12 検出電極
15 電流検出器
16 プリアンプ
19 可変容量回路
24 検波回路
25 処理部
26 電圧生成部
S3 検出信号
S6 アナログ信号
V1 測定対象体の電圧
Vr 参照電圧

Claims (3)

  1. 測定対象体に対向可能な検出電極と、
    参照電圧を発生させる電圧生成部と、
    静電容量を変化可能に構成され、一端に前記検出電極を介して前記測定対象体の電圧が印加されると共に他端に前記参照電圧が印加される可変容量回路と、
    静電容量変化時における前記可変容量回路に発生する電流または前記可変容量回路の両端間電圧を検出して検出信号として出力する検出部と、
    前記検出信号を検波することにより前記測定対象体の前記電圧と前記参照電圧との電位差に応じて振幅が変化するアナログ信号を出力する検波回路と、
    前記電圧生成部に対して前記参照電圧を段階的に変更させつつ各段階での前記アナログ信号のレベルを測定する電圧変更・測定処理を実行して、当該検出したレベルが最小となる前記参照電圧を示す電圧情報を出力する処理部とを備えている電圧検出装置。
  2. 前記電圧生成部は、前記参照電圧としての交流電圧をその振幅およびその周波数を変更して生成可能に構成され、
    前記処理部は、前記電圧生成部に対して前記参照電圧を前記アナログ信号に同期させた後に前記電圧変更・測定処理を実行する請求項1記載の電圧検出装置。
  3. 前記処理部は、前記電圧情報を表示装置に出力して表示させる請求項1または2記載の電圧検出装置。
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