JP2009166468A - 軟質プラスチック・パイプ材による緩衝体用の球形体の連続的な形成方法。 - Google Patents

軟質プラスチック・パイプ材による緩衝体用の球形体の連続的な形成方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】軟質プラスチック・パイプ材を使用して球形体を形成し、しかも球形体の形成頭初から一定の上昇内部空気圧を封じ込めた一定形状の緩衝体用の球形体を連続的に形成しようとするものである。
【解決手段】軟質プラスチック・パイプ材の一定長さごとにパイプ材を閉塞してパイプ材に密封空間部を形成し、その密封空間パイプ部の閉塞部からのある長さ部分ごとに平行加圧を加えて加圧部内の密封空気を残余の密封空間パイプ部内に移動させて残余密封空間パイプ部内の空気圧が上昇して膨張した膨張パイプ部を設け、更にその膨張パイプ部の中間位置で挟み圧縮と電熱接着とを行って一定球形体形状で一定内部空気圧を有する緩衝体用の球形体が連続的に形成されるようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、軟質プラスチック・パイプ材による緩衝体用の球形体の連続的な形成方法に関するものである。
従来からの軟質プラスチック材による緩衝体用の球形体の形成には、小球形体のものでは軟質プラスチック材の半球形に形成したものを、又大球形体のものでは幾枚かの舟底形に形成した同質材を接着剤で貼り合わせて作る多大な手数を要する欠点があり、又貼り合わせ頭初から一定の上昇内部空気圧を有するものが形成できない等の欠点があった。
そこで発明は従来からの半球形や舟底形の軟質プラスチック材の接着剤の貼り合わせ方法を改め、軟質プラスチック・パイプ材を使用し、しかも球形体の形成頭初から一定の上昇内部空気圧を封じ込めた一定形状の緩衝体用の球形体が連続的に形成されるようにしようとするものである。
接着形成ずみの球形体の先端部に連結し構造内に引き込まれたパイプ材の一定長さごとにパイプ材を閉塞してパイプ材に密封空間部を形成し、その閉塞部からのある長さ部分に平行加圧を加えて加圧部内の密封空気を非加圧部の残余の密封空間パイプ部内に移動させて残余密封空間パイプ部内の内部空気圧を上昇させ、更にその内部空気圧が上昇して膨張した膨張パイプ部の中間位置で膨張パイプ部に挟み圧縮と電熱接着とを行うが、先ず挟み圧縮を行って挟み圧縮による内部空気圧の上昇分を膨張パイプ部内の上昇内部空気圧に上のせした最終上昇内部空気圧に到達するのと同時に膨張パイプ部を相似形の2室に分割し、分割後も挟み圧縮を継続したまゝ2室が相似形で同一最終上昇内部空気圧状態にあるもとで次の電熱接着を行って、形成中の球形体の後端部の接着と連結偏平部を含む次期球形体用の先端部の接着とを行うようにして同一形状で同一最終上昇内部空気圧の球形体が連続的に形成できるようにしたものである。
上記のように構造内に引き込まれた一定長さのパイプ材の閉塞部よりのある長さ部分に平行加圧を加えて非加圧部の残余密封空間パイプ部に内部空気圧が上昇して膨張した膨張パイプ部を形成し、更にその膨張パイプ部の中間位置に加える挟み圧縮・電熱接着の先ず挟み圧縮を行って挟み圧縮による内部気圧の上昇分を上のせした最終上昇内部空気圧に到達するのと同時に膨張パイプ部を相似形の同一最終上昇内部空気圧の2室に分割することができ、分割後も挟み圧縮を継続したまゝ次の電熱接着を行って成形中の球形体の後端部の接着と連結偏平部を含む次期球形体用の先端部の接着とを行って同一形状で同一最終上昇内 部空気圧の球形体が連続的に形成できる効果がある。
発明の軟質プラスチック・パイプ材による緩衝体用の球形体の連続的な形成構造及び形成方法を図面について詳述すると、先ず図1の立面図及び図2のその平面図に示す如き球形体イロハ‥‥を順次入れ代りながら保持し直線状に移送する移送用の保持具A‥‥のA組及びB‥‥のB組は、相対して向い合う直長方形立方体の長方形の向い合い面双方の両側に設けた相似形の窪み部分で球形体を保持し直線状に移送する保持具であり、また保持具Cは保持具A・B組と同一形状でその向い合い面両側の夫々の窪み部分に挟まれた双曲線状の平面部の一方か或は双方に電熱線のSが配線されていて形成中の球形体の後端部の接着と連結偏平部を含む次期球形体用の先端部の接着とを行う挟み圧縮・電熱接着専用の保持具であり、また平行加圧プレスDは保持具C側にだけ同様の窪み部分を有し構造内に引き込まれたパイプ材Pを平行状に加圧するものであり、以上の保持具A・B組と保持具C及び平行加圧プレスDとを等間隔の2列に配列し、更に平行加圧プレスDに隣接してその位置でパイプ材Pを閉塞する閉塞プレスEとよりなる構造である。なお図1図2では、既に閉塞プレスEを作用させた状態を示している。
また、図3図4は発明構造の諸作用の実施状況を示す平面図であり、図3は球形体ハの先端部と閉塞プレスEの閉塞部との間の密封空間パイプ部に平行加圧プレスDの加圧作用を施して平行加圧範囲内の密封空気が非加圧の残余の密封空間パイプ部内に移動し内部空気圧が上昇して膨張した膨張パイプ部Qに等間隔配置の挟み圧縮・電熱接着専用の保持具Cの先ず挟み圧縮の作用を施してその挟み圧縮による内部空気圧の上昇分を上のせした最終上昇内部空気圧に到達するのと同時に膨張パイプ部Qを相似形の球形体ハ用と球形体ニ用との2室に分割し、分割後も挟み圧縮を継続したまゝ2室が相似形の同一最終上昇内部空気圧状態にあるもとで次の電熱接着作用を施して球形体ハの後端部の接着と連結偏平部はを含む次期球形体ニ用の先端部の接着とを行うようにして常に同一形状で同一最終上昇内部空気圧の球形体が連続的に形成できるようにしたのを特徴とする軟質プラスチック・パイプ材による緩衝体用の球形体の連続的な形成方法である。
また、図4は球形体ハの形成が終了し、各プレス・挟み圧縮・電熱接着の諸作用が解除され、移送用の保持具A・B組が順次入れ代りながら新規に球形体ニの先端部に連結するパイプ材Pを引き入れて球形体ニの形成に移る直前の状態を示した平面図である。
また、移送用の保持具A・B組が順次入れ代りながら球形体を移送するのには、保持具A・B組を別々の板リンクチェーンの板部分に上記の等間隔配置の間隔に取り付け、板リンクチェーンを図4に示す保持具A組では左回転を、又保持具B組では右回転をする夫々同一直径で同一歯数のチェーン歯車に掛けて同時回転・同時停止するようにして行うものである。
このような本発明の軟質プラスチック・パイプ材による緩衝体用の球形体の形成方法は、構造の諸作用の実施順序・時間的間隔等をコンピューターに記憶させれば自動的に球形体を形成でき、又使用するパイプ材の軟質程度・パイプ材の径の大小・パイプ材の肉厚の相違それに平行加圧部と非加圧の残余パイプ部との長さ割合の変更等から楕円回転球形体から限りなく真円球形体近くまで自由に選び形成できる。
また、電熱接着が不可能な肉厚のパイプ材の球形体には保持具Cの電熱配線に替え向い合い面一方の双曲線状平面の中央部に背面にまで貫通する縦溝孔を設け、保持具Cの挟み圧縮は継続したまゝ切断刃を縦溝内に挿入してパイプ材を切断するのと同時に弱レーザー等で切断面を熔着凝固させ、たゞちに冷風を吹きつけてパイプ材と金属類との収縮率の相違から保持具Cへのパイプ材の粘着を防止して容易に球形体を形成することができる。
このような発明の球形体は肉厚の薄いものでは極めて柔軟性に富み、従来網材やスプリング材等の上にウレタンホーム・シートをのせ布や皮革等で覆い作られてきた椅子・ソファー等の「柔かいウレタンホーム・シートでは対体感触はよいものゝ形くずれしやすく硬めのウレタンホーム・シートでは形くずれはしないものゝ対体感触が悪くて」のはざまを模索してきたウレタンホーム・シートに発明の球形体を組み込んで、柔かくしかも球形体の密封内部空気圧の反発力ですばやく原形に復元するすばらしいウレタンホーム・シートを造ることができ、椅子・ソファー・ベッドから自動車・鉄道・航空機・船舶等の長時間使用の座席シートを一変させうることが期待できる。
また、発明球形体の肉厚のものでは緩衝力・反発力に富み、これをスポーツ用品等に使用すれば、マラソンシューズを始めより早くより高くの各種運動靴類から野球のキャッチャーミットやプロテクター剣道用具やボクシング用具等のあらゆる格闘競技の防護用具等広汎な用途が見込まれる。
また、発明の球形体は比較的に広い面積のものに使用する場合には連結偏平部に連結のまゝの球形体を使用して面積内での球形体の移動を防止するのが良策であり、靴類や野球ミット等単体のものへの使用には連結偏平部の一部を残して使用するのが良策である。
発明構造の2列配列構造の手前側1列を除去した立面図である。 同構造の水平断面を示す平面図である。 同構造の諸作用の実施状況を示す平面図である。 同構造の新規球形体の形成に移る直前の状態を示す平面図である。 移送用保持具の正面図及び側面図である。 挟み圧縮・電熱接着専用保持具の正面図及び側面図である。
符号の説明
イ、ロ、ハ、ニ ‥‥ 球形体
い、ろ、は ‥‥ 連結偏平部
、A 、A ‥‥ A組保持具
、B 、B ‥‥ B組保持具
、C 挟み圧縮・電熱接着専用保持具
、D 平行加圧プレス
、E 閉塞プレス
P パイプ材
Q 膨張パイプ部
S 電熱線

Claims (2)

  1. 相対して向い合う直長方形立方体の長方形の向い合い面双方の両側に設けた相似形の窪み部分で球形体(イ)(ロ)(ハ)‥‥を保持し直線状に移送する移送用の保持具(A)(A)‥‥のA組及び(B)(B)‥‥のB組と、保持具A・B組と同一形状で向い合い面両側の夫々の窪み部分に挟まれた双曲線状の平面部の一方か或は双方に電熱線(S)が配線されて球形体の後端部の接着と連結偏平部を含む次期球形体の先端部の接着とを行う挟み圧縮・電熱接着専用の保持具(C)(C)と、保持具(C)(C)の側に同様の窪み部を有しパイプ材(P)を平行状に加圧する平行加圧プレス(D)(D)とを等間隔の2列に配列し、更に平行加圧プレス(D)(D)に隣接してパイプ材(P)を閉塞する閉塞プレス(E)(E)を設けた軟質プラスチック・パイプ材による緩衝体用の球形体の連続的な形成構造。
  2. 「請求項1」記載の構造に於て、構造内に引き込まれた接着形成ずみの球形体(ハ)の先端部に連結するパイプ材(P)に先ず閉塞プレス(E)(E)を作用させて密封空間パイプ部を形成し、次に隣接する平行加圧プレス(D)(D)を作用させてその加圧範囲内の密封空気を非加圧の残余の密封空間パイプ部内に移動させて内部空気圧が上昇し膨張した膨張パイプ部(Q)を設け、膨張パイプ部(Q)に等間隔配置の保持具(C)(C)の挟み圧縮作用を施して上昇している内部空気圧に更に挟み圧縮による内部空気圧の上昇分を上のせした最終上昇内部空気圧に到達するのと同時に膨張パイプ部(Q)を球形体(ハ)用と球形体(ニ)用との2室に分割し、分割後も挟み圧縮を継続したまゝ電熱接着を施して球形体(ハ)の後端部の接着と連結偏平部(は)を含む次期球形体(ニ)の先端部の接着とを行うようにして常に同一形状で同一内部空気圧を有する球形体が形成されるようにしたのを特徴とする軟質プラスチック・パイプ材による緩衝体用の球形体の連続的な形成方法。
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