JP2009166211A - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、良好な耐摩耗性と給電線接続部の良好な給電特性が得られる等のワイヤ放電加工装置を得る。
【解決手段】この発明に係るワイヤ放電加工装置は、ガイドローラのそれぞれに巻き掛けることによって被加工物を複数片に切断する複数の切断ワイヤ部、及び複数の給電子ワイヤ部を含むワイヤ電極と、前記給電子ワイヤ部に摺接した給電子7と、各前記切断ワイヤ部に個別に給電する加工電源とを有し、給電子7は、複数の給電子ユニット71が積層されて構成され、各給電子ユニット71は、前記加工電源から導出された給電線に電気的に接続された溶接導体74と、前記給電子ワイヤ部と摺接した硬質の硬導体72と、隣接した硬導体72間を絶縁する絶縁体73とを備えている。
【選択図】図2

Description

この発明は、被加工物と、間隔をおいて配設された複数本のガイドローラに1本のワイヤ電極を巻き掛けることによって形成された複数の切断ワイヤ部との間に電圧を印加して、被加工物を複数片に放電切断するワイヤ放電加工装置に関するものである。
従来、複数のガイドローラにワイヤ電極を巻き掛けることにより切断ワイヤ部を形成し、各切断ワイヤ部と被加工物の間に電圧を印加しながら被加工物を加工方向に送って放電加工を行って、被加工物から複数の複数加工片を同時に形成するワイヤ放電加工装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このワイヤ放電加工装置では、複数の切断ワイヤ部にそれぞれ加工電圧を印加するためには複数の給電子が必要となる。この給電子は、各切断ワイヤ部と連続的に接続された給電子ワイヤ部と摺接した複数の導体が絶縁体を介して相互に絶縁した状態で一体化されている。
特開2000−94221号公報
しかしながら、上記構成のワイヤ放電加工装置では、次のような問題点がある。
イ.上記特許文献1では給電子は導体と絶縁体を相互に絶縁した状態で一体化するとしか記述されていないが、給電子の導体は給電子ワイヤ部で摺接するために著しく磨耗する。
ロ.給電子ワイヤ部と摺接する導体の面は平面であり、給電子ワイヤ部の走行が不安定である。
ハ.互いに平行は複数の切断ワイヤ部間の間隔(ピッチ)を狭くして切り出す加工片を薄くしたいという用途に対して、給電子の導体の薄肉化には限界があり、一般に切断ワイヤ部のピッチを数百μm以下に狭くすることは不可能である。
これは、給電子の導体に半田付けなどにより加工電源から導出される給電線が接続されるが、給電線には加工電流が流れるためにある程度の太さが必要であり、この給電線と給電子の導体を接続する箇所もある程度の厚さが必要となるためである。
ニ.給電子の保守に関しては、給電子の導体は消耗品となるため定期的に交換する必要がある。特許文献1に記載のワイヤ放電加工装置では導体と絶縁体を一体化させるためにボルトを貫通させることにより締結している。
しかしながら、これでは保守の時に導体を全て分解しなければならず、切断ワイヤ部の数が多い時は、それだけ導体の数も非常も多くなり、分解、組立に大きな労力が必要となる。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、給電子ワイヤ部との摺接により長期間すべり摩擦を受ける箇所には耐摩耗性に優れた硬導体を設け、また給電線との接続箇所には給電媒体を設けたことにより、良好な耐摩耗性と給電線接続部の良好な給電特性が得られる等のワイヤ放電加工装置を得ることを目的とする。
この発明に係るワイヤ放電加工装置は、間隔をおいて配設された複数本のガイドローラと、複数の前記ガイドローラのそれぞれに巻き掛けることによって被加工物を複数片に切断する互いに平行の複数の切断ワイヤ部、及び互いに平行の複数の給電子ワイヤ部を含む1本のワイヤ電極と、前記給電子ワイヤ部に摺接した給電子と、各前記切断ワイヤ部に、前記給電子、前記給電子ワイヤ部を通じて個別に給電する加工電源とを有し、前記給電子は、複数の給電子ユニットが積層されて構成され、各前記給電子ユニットは、前記加工電源から導出された給電線に電気的に接続された給電媒体と、この給電媒体と電気的に接続されているとともに前記給電子ワイヤ部と摺接した硬質の硬導体と、隣接した前記硬導体間を絶縁する絶縁体とを備えている。
この発明のワイヤ放電加工装置によれば、給電子ワイヤ部との摺接により長期間すべり摩擦を受ける箇所には耐摩耗性に優れた硬導体を設け、また給電線との接続箇所には給電媒体を設けたことにより、良好な耐摩耗性と給電線接続部の良好な給電特性が得られる等の効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1のワイヤ放電加工装置の全体斜視図、図2は図1の給電子7を示す斜視図である。
ワイヤ放電加工装置は、ワイヤ電極2を繰り出すワイヤボビン1と、ワイヤ電極2を回収する回収ローラ5と、ワイヤボビン1と回収ローラ5との間で、軸線方向において互いに平行に配置された、第1のガイドローラ3a、第2のガイドローラ3b、第3のガイドローラ3c、第4のガイドローラ3d、第5のガイドローラ3e及び第6のガイドローラ3fとを備え、一本のワイヤ電極2は、第1のガイドローラ3a、第2のガイドローラ3b、第3のガイドローラ3c、第4のガイドローラ3d、第5のガイドローラ3e及び第6のガイドローラ3fの順序で繰り返し巻き掛けられている。
また、ワイヤ放電加工装置は、ワイヤ電極2のうち第5のガイドローラ3eと第6のガイドローラ3fとの間のワイヤ部2cが複数回巻回された高周波絶縁器4と、ワイヤ電極2のうち第2のガイドローラ3bと第3のガイドローラ3cとの間で、互いに平行に張られた複数の給電子ワイヤ部2bにそれぞれ接触した給電子ユニット71を有する給電子7と、各給電子ユニット71と各給電線9を介して電気的に接続され、ワイヤ電極2のうち第1のガイドローラ3aと第2のガイドローラ3bとの間で互いに平行に張られた各切断ワイヤ部2aに電圧を独立に印加する各加工電源ユニット61を有する加工電源6とを備えている。
高周波絶縁器4は、ワイヤ部2cが複数回巻回されることで、各切断ワイヤ部2aは高周波的な絶縁が可能となる。
給電子7は、各給電子ユニット71が積層されて構成されている。各給電子ユニット71は、給電子ワイヤ部2bと接触する超硬合金からなる硬質の硬導体72と、各加工電源ユニット61から導出された給電線9の先端部が穴75でろう材である半田により溶接された直方体形状の溶接導体74と、各硬導体72間を電気的に絶縁した絶縁体73とから構成されている。
給電子7は、各々の切断ワイヤ部2aに各々の加工電源ユニット61から独立して高周波電圧を印加する必要があるので、高周波絶縁器4と各切断ワイヤ部2aとの間に設置されている。
なお、一つの加工電源ユニット61から溶接導体74へは1本以上の給電線9が穴75に半田を用いて電気的に接続されているが、半田以外のろう材を用いてもよい。
要は、給電線9と溶接導体74とを電気的に接続できるものであればよい。
加工電源6は、グランドが共通化された各加工電源ユニット61が積層されている。加工電源6は、各切断ワイヤ部2aと被加工物8の間に電圧を印加するので、加工電源6の共通グランドは被加工物8に接続されている。
被加工物8は、切断ワイヤ部2aと対向し、位置制御装置(図示せず)により適切な極間距離に制御されながら切断方向に送られる。
被加工物8と切断ワイヤ部2aとの間には通常のワイヤ放電加工装置と同様に吹きかけ、もしくは浸漬により加工液が供給される。
次に、上記構成のワイヤ放電加工装置の動作について説明する。
ワイヤボビン1から繰り出されたワイヤ電極2は、第1のガイドローラ3a、第2のガイドローラ3b、第3のガイドローラ3c、第4のガイドローラ3d及び第5のガイドローラ3eの順で走行した後、高周波絶縁器を通り、第6のガイドローラ3fを走行して再び第1のガイドローラ3aを通る。
このようにして、ワイヤボビン1から繰り出された1本のワイヤ電極2は、第1のガイドローラ3a、第2のガイドローラ3b、第3のガイドローラ3c、第4のガイドローラ3d、第5のガイドローラ3e及び第6のガイドローラ3fを繰り返し走行することによって複数の切断ワイヤ部2aが形成される。最後にワイヤ電極2は回収ローラ5を通じて外部に排出される。
各給電子ワイヤ部2bには、加工電源6、給電線9、給電子7を介して高周波パルス電圧が印加されている。被加工物8は、図1の下方に切断ワイヤ部2aとの極間距離を適切に制御されながら送られることによって放電加工が行われる。切断ワイヤ部2aと被加工物8との間で放電火花が飛ぶと、加工電流は加工電源6から給電線9を通って溶接導体74に流れる。
溶接導体74に流れた加工電流は、溶接導体74と電気的に接続された硬導体72を介して硬導体72に摺接する給電子ワイヤ部2bへ、そして切断ワイヤ部2aの放電点から被加工物8へと流れる。
このように、被加工物8が下方に送られることによって、複数の切断ワイヤ部2aでは被加工物8との間で次々と放電火花が発生し、加工電源6から各切断ワイヤ部2aに加工電流が供給され、複数枚の加工薄片が同時に形成される。
上記構成のワイヤ放電加工装置によれば、給電子7において長期間給電子ワイヤ部2bからのすべり摩擦を受ける箇所には耐摩耗性に優れた硬導体72を備え、加工電源6から導出された給電線9と直接接続する箇所には給電媒体である溶接導体74を備えたことにより、ワイヤ摺接部における良好な耐摩耗性と給電線接続部における良好な給電特性とが得られる。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2のワイヤ放電加工装置における各給電子7a,7b,7c,7dの配置関係を示す図であり、給電子ワイヤ部2b及び各給電子7a,7b,7c,7dを給電子ワイヤ部2b側から見た図である。
この実施の形態では、隣接した間隔(ピッチ)が200μmであり、全部で16箇所の各切断ワイヤ部2aへの給電を、隣接した間隔(ピッチ)が800μmである硬導体72を有する4個の給電子7a,7b,7c,7dを用いて可能にするものである。
このワイヤ放電加工装置では、図3に示すように、隣接した間隔が200μmである給電子ワイヤ部2b-1、2b-2、…2b-16が全部で16箇所に形成されている。
なお、図3において、最右側の給電子ワイヤ部2b-1と最左側の給電子ワイヤ部2b-16については符号を付してあるが、途中の給電子ワイヤ部2b-2、…2b-15については符号を省略してある。
また、各給電子7a、給電子7b、給電子7c及び給電子7dは、それぞれ上下に、かつ隣接した切断ワイヤ2a間の寸法である200μmづつ左側にずらして配置されている。
この他の構成は、実施の形態1と同じである。
この実施の形態2のワイヤ放電加工装置では、隣接した間隔が200μmである、全部で16箇所の各切断ワイヤ部2aへの給電は以下のようにして行われる。
給電子ワイヤ部2b-1には給電子7aの硬導体72aから給電される。給電子ワイヤ部2b-2には給電子7bの硬導体72aから給電される。同様に、給電子ワイヤ部2b-3には給電子7cの硬導体72aから給電され、給電子ワイヤ部2b-4には給電子7dの硬導体72aから給電される。
給電子ワイヤ部2b-5へは再び給電子7aに戻り、給電子7aの硬導体72bから給電される。給電子ワイヤ部2b-6〜2b-16までも同様に給電される。
以上のように各給電子7a,7b,7c,7dを切断ワイヤ部2aのピッチだけずらして配置することによって、200μmピッチの各給電子ワイヤ部2b-1〜2b-16全てへの給電が可能となる。
なお、各給電子7a,7b,7c,7dの配置は、このものに限定されない。例えば、図3において上からそれぞれ給電子7a、給電子7aから左側に600μmずれた給電子7d、給電子7aから左側に400μmずれた給電子7c、給電子7aから左側に200μmずれた給電子7bの順で上から順次配置してもよい。
要は、各給電子7a,7b,7c,7dが切断ワイヤ2aのピッチ分だけずらしてあればよい。
また、給電子7の数も4個に限定されないのは勿論である。
この実施の形態のワイヤ放電加工装置によれば、複数の切断ワイヤ部2aに給電可能な各給電子7a,7b,7c,7dをそれぞれずらして配置して、全ての切断ワイヤ部2aに給電する構成とすることにより、切断ワイヤ部2aのピッチが給電子7a,7b,7c,7dの給電可能なピッチ(硬導体72のピッチ)よりも狭い場合でも、各切断ワイヤ部2aに給電が可能となる。
従って、被加工物8を所望の薄さに加工でき、しかも給電子7a,7b,7c,7dのはんだ付け可能な溶接導体74を薄くする必要がないので、十分な太さの給電線9から安定した加工電流を供給できる。
実施の形態3.
図4は実施の形態3のワイヤ放電加工装置における給電子7を示す斜視図で、実施の形態2と同様に、一給電子ユニット71において4本の給電子ワイヤ部2bのうちの1本が給電に供する。
この実施の形態のワイヤ放電加工装置の給電子7では、各絶縁体73の上面に、給電子ワイヤ部2bの直径とほぼ同じ寸法の幅で給電子ワイヤ部2bが通るワイヤ通し溝76が3本平行に形成されている。
また、絶縁体73に形成されたワイヤ通し溝76と同様に、各硬導体72の上面にも、給電子ワイヤ部2bの直径とほぼ同じ寸法の幅で給電子ワイヤ部2bが通るワイヤ通し溝10が形成されている。
この他の構成は、実施の形態1と同じである。
実施の形態2のワイヤ放電加工装置では、一つの給電子7から全ての切断ワイヤ部2aに給電するのではなく、一つの給電子7に対向する給電子ワイヤ部2bには、硬導体72に接触するものと、絶縁体73の上面に沿って走行し、硬導体72に接触しないものがある。
このものの場合、硬導体72に接触しないフリーの給電子ワイヤ部2bが振動等により変動し、その影響により硬導体72に接触する給電子ワイヤ部2bが硬導体72から離間して2次放電が生じ、硬導体72が消耗する。
これに対して、この実施の形態では、硬導体72に接触すべき給電子ワイヤ部2bは、ワイヤ通し溝10を通過するので、給電子ワイヤ部2bは、ワイヤ走行路からずれにくく安定して走行する。
また、硬導体72に接触しない給電子ワイヤ部2bは、ワイヤ通し溝76を通過するので、給電子ワイヤ部2bの変動が規制され、給電子ワイヤ部2bは、さらに安定して走行する。
この結果、2次放電による給電子7の消耗が抑えられ、しかも加工精度も向上する。
実施の形態4.
図5は実施の形態4のワイヤ放電加工装置における給電子7を示す斜視図である。
この実施の形態4のワイヤ放電加工装置では、図2で示した給電子7の左右端の絶縁体73に固定板79が添設されている。この給電子7は、コ字状の締め付け治具78に絶縁治具11を介して載置されている。給電子7の左右両側は、締め付け治具78を貫通した締め付け具77により固定板79を介して押圧されている。
このように、この実施の形態4のワイヤ放電加工装置では、給電子7は、両側から押圧する押圧手段を構成する、固定板79、締め付け治具78及び締め付け具77により一体化されている。
この他の構成は、実施の形態1と同じである。
ワイヤ放電加工装置においては、硬導体72は給電子ワイヤ部2bが長期間、摺接することによって磨耗または2次放電により消耗するため、交換が必要となる。
従来技術のように給電子にボルトを貫通させることによって給電子を固定する形態では、消耗した硬導体を交換する時に給電子を全て分解しなければならず、保守、点検に時間を要する。
これに対して、この実施の形態4のワイヤ放電加工装置によれば、硬導体72を交換するときは、締め付け具77を緩め、消耗した硬導体72のみ引き抜いて交換することが可能となり、保守が容易になる。
この発明の実施の形態1のワイヤ放電加工装置を示す全体斜視図である。 図1の給電子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2のワイヤ放電加工装置の給電子の配置を説明する図である。 この発明の実施の形態3のワイヤ放電加工装置の給電子を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4のワイヤ放電加工装置の給電子を示す斜視図である。
符号の説明
2 ワイヤ電極、2a 切断ワイヤ部、2b 給電子ワイヤ部、3 ガイドローラ、6 加工電源、7 給電子、8 被加工物、9 給電線、10 ワイヤ通し溝、71 給電子ユニット、72 硬導体、73 絶縁体、74 溶接導体(給電導体)、75 穴、76 ワイヤ通し溝、77 締め付け具(押圧手段)、78 締め付け治具(押圧手段)、79 固定板(押圧手段)。

Claims (7)

  1. 間隔をおいて配設された複数本のガイドローラと、
    複数の前記ガイドローラのそれぞれに巻き掛けることによって被加工物を複数片に切断する互いに平行の複数の切断ワイヤ部、及び互いに平行の複数の給電子ワイヤ部を含む1本のワイヤ電極と、
    前記給電子ワイヤ部に摺接した給電子と、
    各前記切断ワイヤ部に、前記給電子、前記給電子ワイヤ部を通じて個別に給電する加工電源とを有し、
    前記給電子は、複数の給電子ユニットが積層されて構成され、
    各前記給電子ユニットは、前記加工電源から導出された給電線に電気的に接続された給電媒体と、この給電媒体と電気的に接続されているとともに前記給電子ワイヤ部と摺接した硬質の硬導体と、隣接した前記硬導体間を絶縁する絶縁体とを備えていることを特徴とするワイヤ放電加工装置。
  2. 前記給電子は、それぞれの前記絶縁体の面に沿って前記給電子ワイヤ部が走行するように構成されており、
    複数の前記給電子は、隣接した前記切断ワイヤ部間の間隔分だけ少なくともずらして配置されることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ放電加工装置。
  3. 前記絶縁体には、前記給電子ワイヤ部が通過する、給電子ワイヤ部の直径とほぼ同じ寸法の幅のワイヤ通し溝が形成されていることを特徴する請求項1または2に記載のワイヤ放電加工装置。
  4. 前記硬導体には、前記給電子ワイヤ部が通過する、給電子ワイヤ部の直径とほぼ同じ寸法の幅のワイヤ通し溝が形成されていることを特徴する請求項1〜3の何れか1項に記載のワイヤ放電加工装置。
  5. 前記給電子は、両側から押圧する押圧手段により一体化されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のワイヤ放電加工装置。
  6. 前記硬導体は、超硬合金で構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のワイヤ放電加工装置。
  7. 前記給電媒体は、前記給電線の先端部とろう材を用いて溶接されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のワイヤ放電加工装置。
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