JP2009165752A - 集塵機 - Google Patents

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久美雄 高橋
Masahiro Inaba
雅裕 稲庭
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Daisuke Kakegawa
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Abstract

【課題】水面検出機能が働かない状態での水の吸い込みを防ぎ、フィルタが水に浸って目詰まりを起こすという不具合の発生を防ぐことができる集塵機を提供すること。
【解決手段】ON/OFFスイッチ17がON状態のときに吸気装置を運転状態とする制御回路と、一対の電極27a,27b間に流れる電流が閾値を超えたときに吸気装置を停止状態とする水面検出回路(水面検出手段)28を有する集塵機において、前記一対の電極27a,27bを少なくともフィルタの底か底より低い位置に先端があるようにフィルタハウジングに設け、メインモータベースに制御回路と接続された一対の接触子25a,25bを設け、該一対の接触子25a,25bと一対の電極27a,27bに接続された接触子26a,26bとを接触させ、予め定めた電流より小さな電流が一対の電極27a,27b間に流れるよう該電極27a,27b間に抵抗器33を接続する。
【選択図】図2

Description

本発明は、丸鋸やジグソー等の木材切断用電動工具や、ハンマードリルや石材カッター等のコンクリートや石材への穴あけや切断、研磨等に用いられる電動工具の切削粉塵や研削粉塵を水と共に吸引して分離するための乾湿両用の集塵機に関するものである。
丸鋸やジグソー等の木材切断用電動工具や、ハンマードリルや石材カッター等のコンクリートや石材への穴あけや切断、研磨等に用いられる電動工具の切削粉塵や研削粉塵を集塵するための集塵機は、微細な粉塵と空気とを分離するための目の細かいフィルタを用いているが、フィルタが水に浸ると目詰まりしてその機能を失う。
一方、ハンマードリルや石材カッター等のコンクリートや石材への穴あけや切断、研磨等の作業では、切削粉塵の飛散防止や刃物の冷却のために切削箇所に水を滴下させたり、被切削材を水で洗浄することが行われる。このため、乾いた粉塵も水を含んだ粉塵も吸引する乾湿両用の集塵機では、フィルタが水に浸らないように、フィルタが水に浸る直前の位置に一対の電極を設けて電極間に電圧を印加し、水溶液の導電性により電流が流れることを利用し、電極間の電流が予め設定した値以上になったときに吸気装置を停止する水面検出機能を設けている。
上記水面検出機能を備えた集塵機においては、タンク内の底部に或る程度の水が溜まると、集塵機本体を動かしたときにタンク内の水が波打ち、電極間に短時間だけ電流が流れる現象が発生するため、1秒前後以上の時間に亘って電流が流れたときに吸気装置を停止し、一旦水位検出機能が動作すると、集塵機のON/OFFスイッチをOFFしない限り集塵機として動作しない構成が採用されている。
そして、フィルタが水に浸る直前の位置に設けた一対の電極と、制御回路の水面検出回路を接続するのに、一対の電極を少なくともフィルタの底か底よりも低い位置に先端があるように配置し、フィルタハウジングを貫通してモータベースと対向する側に接触子を設け、制御回路のリード線を、モータベースを貫通してフィルタハウジングと対向する側に設けた接触子に接続している。そして、この接触子とフィルタハウジングに設けた接触子は、タンクにフィルタ装置とメインモータベースが上乗せされて組み立てられた後、互いに接触して水面検出用電極と制御回路の水面検出回路とを接続している。これは、フィルタ装置をメインモータベースから分離できるようにしてフィルタを清掃したり、フィルタを交換したりするメンテナンス作業をやり易くするためである。
水面検出用電極と制御回路の水面検出回路とをリード線で直接接続すると、フィルタ装置をメインモータベースから分離したときに水面検出用電極がリード線で繋がってしまい、フィルタの清掃やフィルタの交換等のメンテナンス作業を行いづらい。このため、2つの一対の接触子の代わりに接続用コネクタを使用する場合もある。
ところで、特許文献1には、乾湿両用掃除機において、フロートスイッチの誤動作を防ぐために、有底筒状のフロートスイッチ装着体の先端部にフロートスイッチのスイッチ部を内設するとともに、フロートを昇降自在に外設する構成が提案されている。
又、特許文献2には、フィルタに目詰まりが生じた場合に除塵装置を自動で運転してフィルタの除塵を行う集塵機が提案されている。
特開平5−228076号公報 特開2007−245019号公報
ところで、乾いた粉塵も水を含んだ粉塵も吸引する従来の乾湿両用の集塵機では、フィルタが水に浸る直前の位置に設けた一対の電極と制御回路の水面検出回路とを接続するのに、メインモータベースに設けた接触子とフィルタハウジングに設けた接触子は、タンクにフィルタ装置とメインモータベースが上乗せされて組み立てられたときに互いに接触して水面検出用電極と制御回路の水面検出回路とを接続しているが、接触子に接触不良が生じると水面検出の機能が働かなるという問題があった。そして、水面検出機能が働かない状態で水を吸い込むと、フィルタが水に浸って目詰まりを起こしていた。
又、タンクに水が許容量溜って吸気装置が停止したとき、使用者は、何が原因で吸気装置が停止したか分からない場合があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、水面検出機能が働かない状態での水の吸い込みを防ぎ、フィルタが水に浸って目詰まりを起こすという不具合の発生を防ぐことができる集塵機を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の集塵機は、
粉塵を吸引する吸気装置と、
該吸気装置によって吸込口から吸引される塵埃を収納するタンクと、
該タンクの水位を検出する水面検出手段とを有し、
前記水面検出手段の故障を検知する検知手段を設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記水面検出手段は、一対の電極及び水面検出回路と、前記一対の電極側と前記水面検出回路側とを分離可能に接続する接触子とを有し、前記検出手段は前記接触子の接触不良を検知することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記接触子から見て前記一対の電極側に前記一対の電極間を接続する抵抗器を設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記水面検出手段の故障を検知したときに警告を発する警告手段を設けたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記タンク内の水位が予め定めた閾値を超えたときに警告を発する水位警告手段を設けたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記警告手段を前記水位警告手段とは別に設けたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何れかに記載の発明において、前記水面検出手段の故障を検知した状態で、前記吸気装置が運転状態にならないようにする制御手段を設けたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何れかに記載の発明において、前記吸気装置が運転状態にあるとき、前記水面検出手段の故障を検知して前記吸気装置が停止状態となることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何れかに記載の発明において、前記水面検出手段は一対の電極を有し、該水面検出手段の故障は、前記一対の電極間に流れる電流と予め定められた閾値との比較により検出されることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記水面検出手段は、前記一対の電極間を流れる電流が予め定めた閾値を超えることで前記タンクの水位の上昇を検出する水位検出用の閾値を有し、前記水面検出手段の故障は、前記水位検出用の閾値とは別の閾値により検出されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、検出手段によって水面検出手段の故障を検知することができる。
請求項2記載の発明によれば、検出手段によって接触子の接触不良を検知することができる。
請求項3記載の発明によれば、安価な構成で接触子の接触不良を検知することができる。
請求項4記載の発明によれば、使用者は、警告手段が発する警告によって接触子の接触不良を知ることができる。
請求項5記載の発明によれば、タンク内に予め定めた閾値以上の水位まで水が溜まることを防ぐことができる。
請求項6記載の発明によれば、使用者は、吸気装置が停止した原因を正確に認識することができる。
請求項7記載の発明によれば、接触子が接触不良の状態でスイッチをオンにしてしまった場合であっても、水面検出機能が働かない状態での集塵機の使用を防ぐことができる。
請求項8記載の発明によれば、集塵機の使用中に接触子が接触不良となった場合であっても、水面検出機能が働かない状態での集塵機の使用を続けることがないようにすることができる。
請求項9記載の発明によれば、一対の電極間に流れる電流と予め定められた閾値とを比較することによって水面検出手段の故障を検知することができる。
請求項10記載の発明によれば、水面検出手段の故障を水面検出手段と同じ検出手段を用いて行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る集塵機の側断面図、図2は同集塵機の制御装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、集塵機1は、塵埃を収納するための円筒状のタンク2を備えており、このタンク2の側部には吸込口3が開口し、タンク2の上側開口部には、メインモータベース4と一体のメインモータカバー5及びヘッドカバー6がクランプされており、メインモータベース4とメインモータカバー5の間には吸気装置7が内蔵されている。
上記吸気装置7は、吸込ファン8と、該吸込ファン8を回転駆動するメインモータ9で構成されており、メインモータベース4の下部に設けられた吸気口4aから吸い込まれた空気を排気口4bに排気する排気経路をメインモータベース4とメインモータカバー5及びヘッドカバー6で構成している。
前記メインモータカバー5の吸込口3の上に位置する部分には、操作パネル15と制御回路14及び絶縁トランス23が設置されている。そして、図2に示すように、制御回路14の水面検出回路28の入力の一対のリード線は、メインモータベース4を貫通してメインモータベース4の下部に設けられた一対の接触子25a,25bに接続されている。
一方、図1に示すように、タンク2の上側開口部とメインモータベース4の間には、フィルタハウジング11が挟み込まれ固定されており、該フィルタハウジング11には、塵埃を排除して空気だけを通過させるフィルタ13と、該フィルタ13が内部の負圧で潰れないように保持するフィルタカバー12が取り付けられ、これらのフィルタ13とフィルタカバー12はフィルタ装置10を構成している。
そして、上記フィルタ13の下方に先端が位置する一対の電極27a,27bは、図2に示すように、フィルタハウジング11を貫通して該フィルタハウジング11のメインモータベース4側に設けられた一対の接触子26a,26bに接続されている。そして、一対の接触子26a,26bの間には固定抵抗器33が接続されている。
メインモータベース4の下部に設けられた一対の接触子25a,25bとフィルタハウジング11のメインモータベース4側に設けられた一対の接触子26a,26bは、対向して接触しており、前記一対の電極27a,27bと制御回路14の水面検出回路28の入力とを接続している。
水面検出回路28の2つの入力端の間には、水面検出回路28から例えば電極27a側がプラス、電極27b側がマイナスのDC電圧が印加されているため、このとき、水面検出回路28の2つの入力端子の間に流れる電流は、前記固定抵抗器33を流れる電流と電極27a,27bの間を流れる電流との和となる。
図3に電極27aと27bの間に固定抵抗器33を接続し、その抵抗値を変化させたときの水面検出回路28の2つの入力端の間に流れる電流の一例を示す。ここで、固定抵抗器33の抵抗値を1MΩとしている。
図3に示す例では、電極27aと27bの間に抵抗器を接続しないときの水面検出回路28の2つの入力端の間に流れる電流は3.36μA程度であり、メインモータベース4の下部に設けられた一対の接触子25a,25bとフィルタハウジング11のメインモータベース4側に設けた一対の接触子26a,26bの接触が断線等の不具合が生じたかどうかは、余裕を持たせて2.0μA程度より小さい電流しか流れないことによって判断される。これは、固定抵抗器33の抵抗値が2MΩ程度になったときに相当する。
電極27aと27bが水に浸されていないときは、電極27aと27bの間は空気によって絶縁されている。このため、電極27aと27bの間には電流は殆ど流れず、水面検出回路28の2つの入力端の間に流れる電流は固定抵抗器33を流れる電流だけである。図3に示す例では約3.36μA程度である。
双方の電極27aと27bが水に浸されると、水に含まれるプラスイオンとマイナスイオンの働きで、電極27aと27bの間に電流が流れる。このとき、水面検出回路28の2つの入力端の間に流れる電流は、前記固定抵抗器33を流れる電流と、電極27aと27bの間に流れる電流の和となる。
図3に示す例では、水面検出回路28の2つの入力端の間に流れる電流は、電極27aと27bの間を短絡状態にしたときで10μA程度である。
そして、電極が水に浸ったかどうかの閾値は、印加するDC電圧が5Vで、電極27a,27b間の等価抵抗値が1MΩ程度のときに5.05μA程度より大きい場合に電極27a,27bが水に浸ったと判断する。普通の水道水の電気抵抗率が約0.004〜0.015×106 Ω・cm程度であるため、電極27a,27b間の等価抵抗値の1MΩは十分余裕をもった値となっている。
コンセント32は操作パネル15に取り付けられており、該コンセント32に流れる電流は、電流検出器30とコンセント電流検出回路31によってマイクロコンピュータ22のアナログ入力ポートAin1に接続されている。そして、操作パネル15に取り付けられたコンセント32に電動工具を接続し、該コンセント32から電動工具に電源を供給して該電動工具を運転すると、マイクロコンピュータ22が電動工具を運転したことを感知して集塵機1が自動的に運転状態になり、該電動工具を停止させると、集塵機1を自動的に数秒間運転状態にした後に停止させる連動運転モード機能と、集塵機1の運転状態と停止状態を操作スイッチで切り替えて床掃除を行う単動運転モード機能を持たせている。尚、連動運転モードと単動運転モードの切り替えは単/連動切替スイッチ29によって行われる。
図示しないが、メインモータ駆動回路19の電力制御素子は、フォトトライアック或はフオトカプラと呼ばれる光絶縁カプラによって電気絶縁がなされている。
警告灯20は、警告灯駆動回路21によって点灯と消灯或は点滅とマイクロコンピュータ22の出力ポートD1の信号で制御され、例えば、電極27a,27b間に流れる電流が予め定めた閾値を超えたときに点灯する警告を発する。そして、水面検出用電極27a,27bに断線等の不具合が生じたときには警告灯20を点滅させ、電極27a,27b間に流れる電流が予め定めた閾値を超えたときと区別している。
次に、本発明に係る集塵機1の制御動作を図4及び図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
電源プラグ16を電源に接続して制御回路14に電源が供給され、マイクロコンピュータ22が動作状態になると、図4に示すように、イニシャライズ処理100がなされ、レジスタやRAM、入出力ポート等が初期状態になる。
次に、Aから始まる指示待ち入力スキャン110の処理に入る。
指示待ち入力スキャン110の処理では、ON/OFFスイッチ17、水面検出回路28、単/連動切替スイッチ29、コンセント電流検出回路31の状態をスキャンしている。そして、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が水位検出閾値より小さく、且つ、水位検出断線閾値よりも大きく、且つ、単/連動切替スイッチ29がONのとき、Bから始まる単動動作処理に移行し、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が水位検出閾値より小さく、且つ、水位検出断線閾値よりも大きく、且つ、単/連動切替スイッチ29がOFFでコンセント電流が閾値より大きいとき、Cから始まる連動動作処理に移行し、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が1秒を超えて水位検出閾値より大きいときには、Dから始まる水位検出処理のD1に移行する。尚、図2において、18はON/OFFスイッチ検出開路である。
Bから始まる単動動作処理では、メインモータONの処理121を行い、B1から始まる単動入力スキャン120の処理に入る。
単動入力スキャン120の処理では、ON/OFFスイッチ17、水面検出回路28、単/連動切替スイッチ29及びコンセント電流検出回路31の状態をスキャンしている。そして、ON/OFFスイッチ17がOFFのとき、及び、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が水位検出閾値より小さく、且つ、単/連動切替スイッチ29がOFFでコンセント電流が閾値より小さいときには、メインモータOFFの処理126を行い、Aから始まる指示待ち入力スキャン110の処理に移行し、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が水位検出閾値より小さく、且つ、単/連動切替スイッチ29がOFFでコンセント電流が閾値より大きいときには、Cから始まる連動動作処理C1に推移し、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が1秒を超えて水位検出閾値より大きいときには、Dから始まる水位検出処理に移行する。
Cから始まる連動動作処理では、メインモータONの処理131を行い、C1から始まる連動入力スキャン130の処理に入る。
図5に示す連動入力スキャン130の処理では、ON/OFFスイッチ17、水面検出回路28、単/連動切替スイッチ29及びコンセント電流検出回路31の状態をスキャンしている。そして、ON/OFFスイッチ17がOFFのとき、メインモータOFFの処理147を行い、Aから始まる指示待ち入力スキャン110の処理に移行し、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が水位検出閾値より小さく、且つ、単/連動切替スイッチ29がONのとき、Bから始まる単動動作処理B1に移行し、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が水位検出閾値より小さく、且つ、単/連動切替スイッチ29がOFFでコンセント電流が閾値より小さいときには、5秒タイマONの処理141を行い、C2から始まる5秒運転入力スキャンの処理140に移行し、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が1秒を超えて水位検出閾値より大きいときには、Dから始まる水位検出処理に移行する。
C2から始まる5秒運転入力スキャンの処理140では、5秒タイマのオーバーフローのチェックと、ON/OFFスイッチ17、水面検出回路28、単/連動切替スイッチ29及びコンセント電流検出回路31の状態をスキャンしている。そして、5秒タイマのオーバーフローが生じたとき、及び、ON/OFFスイッチ17がOFFのとき、メインモータOFFの処理147を行い、Aから始まる指示待ち入力スキャンの処理110に移行し、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が水位検出閾値より小さく、且つ、単/連動切替スイッチ29がONのときには、Bから始まる単動動作処理B1に移行し、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が水位検出閾値より小さく、且つ、単/連動切替スイッチ29がOFFでコンセント電流が閾値より大きいときには、Cから始まる連動動作処理C1に移行し、ON/OFFスイッチ17がONで、且つ、水面検出回路28からの入力が1秒を超えて水位検出閾値より大きいときには、Dから始まる水位検出処理に移行する。
Dから始まる水位検出処理では、メインモータOFFの処理151を行い、D1を経て、警告灯点灯の処理152を行い、水位検出キースキャン処理150に入る。
水位検出キースキャン処理150では、ON/OFFスイッチ17がOFFになるまでループを繰り返す。このため、水位検出電極27a,27bを流れる電流が1秒を超えて水位検出閾値より大きい状態になった後は、ON/OFFスイッチ17を一旦OFFにしないと集塵機1を運転状態にはできない。
ON/OFFスイッチ17がOFFになると、警告灯消灯の処理154を行い、Aから始まる指示待ち入力スキャン処理110に移行する。
以上のように、タンク2に溜まった水の量が許容量より少なく、一対の水位検出電極27a,27b間を流れる電流が1秒を超えて水位検出閾値より大きい状態にならないときには、電源プラグ16を電源に接続し、ON/OFFスイッチ17をONし、単/連動切替スイッチ29もONにしたとき、メインモータ9がONとなって集塵機1は運転状態になる。そして、ON/OFFスイッチ17をOFFするか、又は単/連動切替スイッチ29をOFFにしたとき、メインモータ9がOFFとなって集塵機1は停止状態になる単動運転モードになる。
一方、ON/OFFスイッチ17をONし、単/連動切替スイッチ29はOFFで、コンセント32に接続した電動工具を運転したとき、メインモータ9がONとなって集塵機1は運転状態になる。そして、コンセント32に接続した電動工具の運転を停止させると、集塵機1は5秒程度運転された後に停止する連動運転モードとなる。
単動運転モード及び連動運転モードの双方の運転モードにおいて、メインモータ9がONであって吸気装置7が運転状態のとき、タンクに水が溜まり、水位検出電極27a,27bを流れる電流が1秒を超えて水位検出閾値より大きい状態になったときには、メインモータ9がOFFとなって吸気装置7は停止状態になる。このときは、警告灯20が点灯し、ON/OFFスイッチ17を一旦OFFにしないと集塵機1を運転状態にはできない。
而して、Aから始まる指示待ち入力スキャン処理110に入ったとき、先ず、水面検出断線閾値より小か否かの判断116がなされる。普通は固定抵抗器33に流れる電流がこれより大きいため、警告灯消灯の処理118を行い、次のステップ111に進む。
しかし、水面検出用の一対の電極27a,27bからの接続が、メインモータベース4の下部に設けられた一対の接触子25a,25bとフィルタハウジング11のメインモータベース4側に設けた一対の接触子26a,26bで断線等の不具合が生じていると、水面検出断線閾値より小かの判断116がYesとなり、警告灯点滅の処理117を行い、Aに戻るため、水面検出断線閾値より小かの判断116と警告灯点滅の処理117を繰り返すループになり、ON/OFFスイッチ17の状態を判断する処理111に移行しないために集塵機1は動作しない。そして、警告灯20が点滅し、水位検出の不具合を使用者に警告する。
水面検出回路28と水面検出用電極27a,27bの接続が良好のとき、水面検出断線閾値より小か否かの判断116がなされると、固定抵抗器33に流れる電流がこれより大きいため、警告灯消灯の処理118を行い、次のON/OFFスイッチ17がONか否かの判別処理111になる。このとき、既に水面検出用電極27a,27bが水に浸っていてON/OFFスイッチ17がONになると、水面検出回路28の出力が閾値より大きいか否かの判断112がなされ、水面検出回路28の出力が閾値より大きいときには、水面検出回路28の出力が閾値より大きい時間が1秒を超えたかの判断113を行い、未だ1秒以下のときAに戻るため、水面検出断線閾値より小か否かの判断116と、警告灯消灯の処理118と、ON/OFFスイッチ17がONか否かの判別処理111と、水面検出回路28の出力が閾値より大きいかの判別処理112と、水面検出回路28の出力が閾値より大きい時間が1秒を超えたか否かの判別処理113のループを繰り返す。
そして、水面検出回路28の出力が閾値より大きい時間が1秒を超えたとき、Dから始まる水位検出処理のD1に移行し、警告灯点灯処理152で警告灯20を点灯し、水位検出キースキャン処理150に入り、ON/OFFスイッチ17がONか否かの判別処理153のループに入る。このため、水面検出電極27a,27bが既に水に浸っている状態でON/OFFスイッチ17をONにしても集塵機1が運転状態になることはない。このとき、使用者は、警告灯20の点灯状態によってタンク2に水が許容量溜まっていることを知ることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、乾いた粉塵も水を含んだ粉塵も吸引することができる乾湿両用の集塵機1において、一対の電極27a,27bを少なくともフィルタ13の底か底より低い位置に先端があるようにフィルタハウジング11に設け、メインモータベース4に水面検出回路28と接続された一対の接触子25a,25bを設け、該一対の接触子25a,25bと前記一対の電極27a,27bに接続された接触子26a,26bとを接触させ、予め定めた電流より小さな電流が一対の電極27a,27b間に流れるよう該電極27a,27b間に固定抵抗器33を接続し、該固定抵抗器33を流れる電流より小さい電流しか流れていないことを検出したときに水面検出回路28の故障を検出する手段を設けたため、接触子25a,25bと接触子26a,26bに接触不良が生じて水面検出の機能が働かない状態で吸気装置7が運転されることがなく、水面検出機能が働かない状態での水の吸い込みが防がれ、フィルタ13が水に浸って目詰まりを起こすという不具合の発生が確実に防がれる。
又、本実施の形態では、水面検出回路28の故障を検出したときには、水面検出用電極27a,27bに断線等の不具合が生じたときには警告灯20を点滅させ、電極27a,27b間に流れる電流が予め定めた閾値を超えたときと区別するようにしたため、使用者は、吸気装置が停止した原因を正確に認識することができる。
本発明に係る集塵機の側断面図である。 本発明に係る集塵機の制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る集塵機の電極間抵抗値と水位検出器入力間電流との関係を示す図である。 本発明に係る集塵機の制御動作を示すフローチャートである。 本発明に係る集塵機の制御動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 集塵機
2 タンク
3 吸込口
4 メインモータベース
4a メインモータベースの吸気口
4b メインモータベースの排気口
5 メインモータカバー
6 ヘッドカバー
7 吸気装置
8 吸込ファン
9 メインモータ
10 フィルタ装置
11 フィルタハウジング
12 フィルタカバー
13 フィルタ
14 制御回路
15 操作パネル
16 電源プラグ
17 ON/OFFスイッチ
18 ON/OFFスイッチ検出回路
19 メインモータ駆動回路
20 警告灯
21 警告灯駆動回路
22 マイクロコンピュータ
23 絶縁トランス
24 DC電源
25a,25b 接触子
26a,26b 接触子
27a,27b 電極
28 水面検出回路
29 単/連動切替スイッチ
30 電流検出器
31 コンセント電流検出回路
32 コンセント
33 固定抵抗器

Claims (10)

  1. 粉塵を吸引する吸気装置と、
    該吸気装置によって吸込口から吸引される塵埃を収納するタンクと、
    該タンクの水位を検出する水面検出手段とを有し、
    前記水面検出手段の故障を検知する検知手段を設けたことを特徴とする集塵機。
  2. 前記水面検出手段は、一対の電極及び水面検出回路と、前記一対の電極側と前記水面検出回路側とを分離可能に接続する接触子とを有し、前記検出手段は前記接触子の接触不良を検知することを特徴とする請求項1記載の集塵機。
  3. 前記接触子から見て前記一対の電極側に前記一対の電極間を接続する抵抗器を設けたことを特徴とする請求項2記載の集塵機。
  4. 前記水面検出手段の故障を検知したときに警告を発する警告手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の集塵機。
  5. 前記タンク内の水位が予め定めた閾値を超えたときに警告を発する水位警告手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の集塵機。
  6. 前記警告手段を前記水位警告手段とは別に設けたことを特徴とする請求項5記載の集塵機。
  7. 前記水面検出手段の故障を検知した状態で、前記吸気装置が運転状態にならないようにする制御手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の集塵機。
  8. 前記吸気装置が運転状態にあるとき、前期水面検出手段の故障を検知して前記吸気装置が停止状態となることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の集塵機。
  9. 前記水面検出手段は一対の電極を有し、該水面検出手段の故障は、前記一対の電極間に流れる電流と予め定められた閾値との比較により検出されることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の集塵機。
  10. 前記水面検出手段は、前記一対の電極間を流れる電流が予め定めた閾値を超えることで前記タンクの水位の上昇を検出する水位検出用の閾値を有し、前記水面検出手段の故障は、前記水位検出用の閾値とは別の閾値により検出されることを特徴とする請求項9記載の集塵機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013000303A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Hitachi Koki Co Ltd 集塵機
CN108836200A (zh) * 2018-06-14 2018-11-20 宁波富佳实业有限公司 具有进水自我断电保护装置的拖地机

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