JP2009165670A - ズボン乾燥機 - Google Patents

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trousers
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Hiroshi Kurose
洋 黒瀬
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KUROSE TECHNICAL KK
PAVONINE INTERNATL CORP
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KUROSE TECHNICAL KK
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Abstract

【解決手段】 加熱手段を内蔵した加熱収容容器2内に、複数のズボン支持フレーム3を出し入れ可能に収容してなり、前記ズボン支持フレーム3が略四角形状の枠体5であって、当該枠体5の上辺下部にズボン7の裾を挟持して垂下するクリップ6を摺動可能に取り付けてなる。
【効果】 加熱収容容器の外における作業は簡単であり、複数のズボン支持フレームにズボンを装着することができ、それらを加熱収容容器内に収容して乾燥するので、極めて効率よくズボンを乾燥することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明はズボン乾燥機に関するものであって、特にクリーニング後のズボンを効率よく乾燥するための装置に関するものである。
従来ズボンのしわを伸ばして乾燥するには、アイロンやプレス機を使用することが多かった。また特開2001−87599号公報や特開2003−135899号公報に示されるように、ズボンの上部を吊り下げてその中に温風を吹き込んで乾燥するものが知られている。
しかしながらこれらはいずれも、家庭などにおいて単一のズボンを乾燥するためのものであり、大量のズボンを取り扱うクリーニング工場などにおいては、必ずしも作業効率が良いものとはいえなかった。
またこれらの装置では、個々の装置にズボンの上部の形を整えた状態でセットしなければならないのであり、これらの乾燥機を多数併設しても、さほど作業効率を向上させることはできない。
特開2001−87599号公報 特開2003−135899号公報
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、加熱収容容器内に複数のズボンを同時にセットして、効率よく乾燥することのできる、ズボン乾燥機を提供することを目的とするものである。
而して本発明は、加熱手段を内蔵した加熱収容容器内に、複数のズボン支持フレームを出し入れ可能に収容してなり、前記ズボン支持フレームが略四角形状の枠体であって、当該枠体の上辺下部にズボンの裾を挟持して垂下するクリップを摺動可能に取り付けてなることを特徴とするものである。
本発明においては、前記加熱手段が、加熱収容容器内に熱風を送入する熱風送風機であることができる。また前記加熱手段を、前記複数のズボン支持フレームの間の位置に設けられた熱板とすることもできる。また前記枠体の両側辺の内側に、垂下したズボンに向かって熱風を放出する手段を設けることも好ましい。
また本発明における前記クリップは、前記枠体に対して複数取り付けられていることが好ましい。また当該クリップの構造としては、一対の挟持片を有し、その一方の挟持片の内側面にばね手段が設けられ、当該ばね手段と他方の挟持片との間にズボンの裾を挟持せしめたものとするのが好ましい。またこのとき、前記挟持片の間隔が調節可能であることが好ましい。
本発明によれば、加熱収容容器からズボン支持フレームを引き出した状態で、当該ズボン支持フレームに濡れた状態のズボンを垂下し、この状態でズボン支持フレームを加熱収容容器内に挿入し、加熱されて乾燥される。
従って加熱収容容器の外における作業は、ズボンの裾をクリップで挟持して垂下するだけであって簡単であり、複数のズボン支持フレームにズボンを垂下することができ、それらを加熱収容容器内に挿入して同時に乾燥するので、極めて効率よくズボンを乾燥することができる。
以下本発明を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明のズボン乾燥機1を示すものであって、2は加熱収容容器であり、3は当該加熱収容容器2内に伸縮レール4に沿って出し入れ可能に設けられたズボン支持フレームであり、加熱収容容器2に対して複数のズボン支持フレーム3が設けられている。
各ズボン支持フレーム3は図1に示すように略四角形状の枠体5であって、加熱収容容器2の下部に設けられた伸縮レール4に摺動自在に載置されており、その枠体5の摺動に伴って伸縮レール4は伸縮し、又はズボン支持フレーム3が加熱収容容器2内に収容された状態で折り畳まれるようになっている。
そしてその枠体5の上辺の下面には、クリップ6が枠体5の上辺に沿って摺動自在に取り付けられており、当該クリップ6にズボン7の裾を挟持して垂下するようになっている。
図3は枠体5に対するクリップ6の取り付け状態を示すものであって、枠体5は少なくともその下面に凹溝8を有する棒状の型材よりなっており、クリップ6の上端に突設された摺動片9が前記凹溝8に嵌合し、当該摺動片9が凹溝8に沿って枠体5の長さ方向に摺動するようになっている。
またクリップ6は、一対の挟持片10、11を有しており、その一方の挟持片10の内側面にばね手段12が設けられ、挟持片10、11の間に下方からズボン7の裾を差し込むことにより、当該ズボン7の裾はばね手段12と他方の挟持片11との間に挟持されて垂下するようになっている。また挟持片10、11の間隔を調節可能とすることにより、ズボン7の生地の厚薄に対応することができる。
図面においてはズボン7は二つのクリップ6で垂下するように描かれているが、これに限らず一つのクリップ6で垂下することもでき、また三つ以上のクリップ6で垂下しても差し支えない。
また図面では一つのズボン支持フレーム3にズボン7を二本取り付けているが、加熱収容容器2やズボン支持フレーム3の大きさによっては、一本又は三本以上のズボン7を取り付けるものであってもよい。
そしてこのズボン支持フレーム3は、前記芯縮レール4に沿って摺動して加熱収容容器2の前面開口部14から加熱収容容器2に出し入れ可能に設けられている。なお15は加熱収容容器2の前面扉である。
而して本発明のズボン乾燥機1を使用するには、先ず図1に鎖線で示すようにズボン支持フレーム3を加熱収容容器2の前面開口部14から前方に引き出し、前記クリップ6にズボン7の裾を挟持して垂下する。
この状態でズボン支持フレーム3をレール4に沿って移動させて、図1に実線で示すように加熱収容容器2内に収容する。このとき伸縮レール4は収縮し又は前端部を折り畳んで、これも加熱収容容器2内に収容する。
加熱収容容器2に設けられた複数のズボン支持フレーム3について、このようにしてズボン7を装着して加熱収容容器2内に収容し、前面扉15を閉じて加熱手段によりズボン7を加熱して乾燥する。
加熱手段としては、加熱収容容器2内に熱風を送入する熱風送風機(図示せず)を使用することができ、また図2に示すように加熱収容容器2内のズボン支持フレーム3の間の位置に熱板16を設け、当該熱板16からの輻射熱によりズボン7を乾燥せしめることもできる。またこれらの加熱手段と併せて、前記枠体5の両側辺の内側面からズボン7に向かって熱風を放出せしめる手段を設けることも好ましいことである。
ズボン7が十分に乾燥したならば、前面扉15を開いて伸縮レール4を前方に向かって伸張させ、当該伸縮レール4に沿って加熱収容容器2の前面開口部14からズボン支持フレーム3を図1に鎖線で示すように再度引き出し、ズボン7をズボン支持フレーム3から取り外す。
ズボン7を取り外したあとのズボン支持フレーム3には、新たにズボン7を装着して加熱収容容器2内に収容して乾燥することにより、繰り返してズボン7を乾燥することができる。
本発明によれば、ズボン支持フレーム3にズボン7を装着して加熱収容容器2内に収容することにより、効率良く加熱収容容器2内に収容することができ、また加熱収容容器2に複数のズボン支持フレーム3を同時に収容してズボン7を乾燥することができ、作業効率がきわめて良好である。
本発明のズボン乾燥機の縦断面図 本発明のズボン乾燥機における加熱収容容器の正面から見た図 本発明におけるクリップ6の取り付け状態を示す拡大断面図
符号の説明
1 ズボン乾燥機
2 加熱収容容器
3 ズボン支持フレーム
5 枠体
6 クリップ
7 ズボン
10、11 挟持片
12 ばね手段
16 熱板

Claims (7)

  1. 加熱手段を内蔵した加熱収容容器(2)内に、複数のズボン支持フレーム(3)を出し入れ可能に収容してなり、前記ズボン支持フレーム(3)が略四角形状の枠体(5)であって、当該枠体(5)の上辺下部にズボン(7)の裾を挟持して垂下するクリップ(6)を摺動可能に取り付けてなることを特徴とする、ズボン乾燥機
  2. 前記加熱手段が、加熱収容容器(2)内に熱風を送入する熱風送風機であることを特徴とする、請求項1に記載のズボン乾燥機
  3. 前記加熱手段が、前記複数のズボン支持フレーム(3)の位置に設けられた熱板(16)であることを特徴とする、請求項1に記載のズボン乾燥機
  4. 前記枠体(5)の両側辺の内側に、垂下したズボン(7)に向かって熱風を放出する手段を設けたことを特徴とする、請求項1に記載のズボン乾燥機
  5. 前記クリップ(6)が、前記枠体(5)に対して複数取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載のズボン乾燥機
  6. 前記クリップ(6)が、一対の挟持片(10、11)を有し、その一方の挟持片(10)の内側面にばね手段(12)が設けられ、当該ばね手段(12)と他方の挟持片(11)との間にズボン(7)の裾を挟持せしめたことを特徴とする、請求項1に記載のズボン乾燥機
  7. 前記挟持片(10、11)の間隔が調節可能であることを特徴とする、請求項6に記載のズボン乾燥機
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220162650A (ko) * 2022-10-25 2022-12-08 주식회사 케이비에프씨 의류 치수 측정 장치 및 이를 이용한 의류 치수 측정 및 검사 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220162650A (ko) * 2022-10-25 2022-12-08 주식회사 케이비에프씨 의류 치수 측정 장치 및 이를 이용한 의류 치수 측정 및 검사 장치
KR102493580B1 (ko) 2022-10-25 2023-01-31 주식회사 케이비에프씨 의류 치수 측정 장치 및 이를 이용한 의류 치수 측정 및 검사 장치

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